妹「悩み?」
姉「うん、そこまで深刻な悩みってわけじゃないんだけど、
ちょっと相談に乗って貰いたいんだよね」
妹「いいよ、どんな悩みなの?」
姉「ありがと、妹ちゃん。実はね、お姉ちゃん……。全然くすぐりが効かないの」
妹「えーっと……それが悩み?」
姉「うん」
妹「真顔でそんな事言われてもなぁ」
妹「確かにお姉ちゃんは昔からくすぐり強かったけど、コンプレックスだったの?」
姉「いや、コンプレックスっていうかさ、この前友達にお前はくすぐり効かないから面白くないなぁーと言われまして」
姉「それで、そういえばどうして私はくすぐり効かないんだろうって考えてたら、夜も眠れなくなって……ほら隈が」
妹「そ、そんな悩む事かなぁ、それ……」
妹「私は羨ましいと思うんだけどなー」
姉「なして?」
妹「だって、なんかくすぐられても無表情とかクールで格好良いじゃん」
姉「そう? えへへ///」
妹「くすぐり弱いと皆に面白がられてよくくすぐられたりするし散々だよ」
姉「ふーん……それって体験談?」
妹「え、あ、まぁ……」
姉「ほう」ニヤニヤ
妹「ちょ、なにその顔……」
姉「こちょこちょこちょ!」
妹「ひぎゃ!? や、やめ、んはははははははは!!」
姉「弱いね」ニコニコ
妹「い、いきなりくすぐるのやめてよ……。心臓に悪い」
姉「こちょこちょ」
妹「うにゃあああ!?」
姉「弱いね」ニコニコ
妹「うぐ……お姉ちゃんの意地悪」
姉「ごめん、ごめん。それで、悩み事の方なんだけど……」
姉「私もくすぐったがりになりたいから、妹ちゃんどうにかして、私の体をくすぐり効くように開発して」
妹「か、開発って……。そんな無茶な」
姉「お願いお願い。なんか私だけ異端者みたいで嫌だ」
妹「えー……そんな事言われてもなぁ……」
姉「お姉ちゃんがこのまま不眠症になっちゃったらどうするの?」
妹「それは嫌だ」
姉「でしょ?」
妹「でも、だからってどうしたらくすぐったがりになるのかなんて分からないよ……」
姉「ひたすら私をくすぐればいいんじゃない?」
妹「そんな単純な事で問題解決するかな?」
姉「いいからいいから。はい、存分にやっちゃって!」
妹「うーん、まぁ、試してみよっか」
妹「こちょこちょ」
姉「……うん」
妹「こちょこちょこちょ」
姉「……ふむ」
妹「こちょこちょこちょこちょ」
姉「……ふわ~ぁ(欠伸)」
妹「なんかお姉ちゃんくすぐってても反応ないからつまんない」
姉「い、妹ちゃんまでそんな事言うし……」
姉「なんでだろう……。なんで私はくすぐりが全然効かないんだろう……」
妹「妹の私は馬鹿みたいに効くのにね」
姉「もしかして私ってマグロなのかな……」グスン
妹「多分人間ではあると思うんだけど……なんでマグロ?」
姉「妹ちゃんはまだ知らなくていい言葉だよ」グスン
妹「?」
姉「そうだ。妹ちゃんはどこが一番くすぐり弱い?」
妹「え? うーん……腋の下、とか」
姉「そっかー。じゃあちょっと腕上げてくれる?」
妹「や、やだやだ。絶対くすぐるつもりでしょ?」
姉「バレたか」
妹「大体私をくすぐってどうするつもりなの?」
姉「いやー、妹ちゃんをくすぐる事で何かしら鍵が見つからないかなーって」
妹「それはない」
姉「そうだ! 良い事思いついた!」
妹「嫌な予感しかしない」
姉「まず、私があの手この手で妹ちゃんをくすぐります!」
妹「何故に」
姉「妹ちゃんはどこをどうされるとくすぐったいのかを把握します!」
妹「それで?」
姉「そしたら今度は同じ事を私にやります! そしたら私も何か感じるかもしれないでしょ?」
妹「いや、でも、くすぐったいのって個人差あるから……」
姉「私達は姉妹なんだから、大丈夫! 妹ちゃんのウィークポイントと私のそれが重なる可能性だってあるよ!」
妹「ええー……」
姉「そうと決まれば早速とりかかろー」
妹「えー……どうしてもやらなきゃ駄目?」
姉「今度ケーキ奢るからお願い!」
妹「んー……じゃあ、ケーキ+ミスドのドーナツ三種類なら……」
姉「それで了承してくれるの?」
妹「まぁ、良いかな。別にくすぐられるだけだし……。でも、あんまり激しくしちゃいやだからね?」
姉「ありがとう! 妹ちゃん愛してる!」
妹「……はいはい」
姉「よーし、じゃあ縛るから妹ちゃんベッドに横になって」ジャラ
妹「いや待って待って。どこから出したの、その怪しい手錠グッズは」
姉「え、あ、いや、その……落ちてた」
妹「嘘だ」
姉「バレたか」
妹「その手錠を何故持っていたのか、あとで聞かせてもらうからね。お姉ちゃん」
姉「……ご、ごめんなさい」
妹「大体ベッドに縛るだなんてそんな本格的にやるの? どこをどうされるとくすぐったいのか確かめるだけでしょ?」
姉「だって絶対くすぐったら妹ちゃん暴れるじゃん」
妹「そりゃくすぐったいんだから仕方ないと思うけど」
姉「暴れられたら危ないし、くすぐり辛いから縛るの」
姉「そんな過激で妖しい事するわけじゃないんだから別に縛るくらい良いでしょ?」
妹「い、いや、まぁそうだけど……」
姉「ケーキ+ミスドのドーナツ+31。これでどうだ」
妹「……はぁ。分かった分かった分かりました。ベッドに横になって縛られればいいんでしょ? はいどうぞ」
姉「よっしゃ! 妹ちゃん愛してる!」
妹「……はいはい」
姉「はい、完了っと。どう、妹ちゃん? 全然動けないでしょ」
妹「まぁ、そりゃ縛ったから当たり前だと思うけど」
姉「これで妹ちゃんはどんなにくすぐられても笑い悶える事しかできなくなったわけですねー」
妹「や、やめてよ。冗談でも本気でくすぐったりしないでね?」
姉「いや、でもある程度本気でやらないと意味ないし……」
妹「そ、そんなぁ!」
姉「大丈夫、大丈夫。別にくすぐられても死にはしないって」ニコニコ
妹「そういう問題じゃないってば! 私本当にくすぐったがりだから手加減してよ?」
姉「えー、どうしよっかなー」ニヤニヤ
妹「お姉ちゃんはくすぐり効かないからってくすぐったがりの人の気持ちを考えなさすぎなんだよ……」
姉「あはは、そりゃ仕方ない。そんな事より妹ちゃんはちゃんとどうされるとくすぐったいのか、自己分析してよ?」
妹「分かったから、もうさっさと終わらせちゃおうよ……」
姉「はいはい。じゃあ、まずはどっから行こうか……。腋は弱点だっていうから後回しにするとして……」
姉「ここかな」フニッ
妹「ふぁっ!?」
妹「くっ、うあっ、んふふふっ!!」
姉「軽く脇腹つまんだだけなのに、もうくすぐったいの?」
妹「ひゃ、あああっ……」
姉「ほれほれ」コチョコチョ
妹「ひゃっ!? あはははははははははははははっ!!!」
姉「あはは、可愛い。こうされるのがくすぐったいのかな?」
妹「きゃはははははははははっ!! 待って! ストップ!タンマ!」
姉「やめません」
妹「うにゃああああああああああああああ!!」
姉「軽く揉みしだいただけで、こんなに笑うとは……」
妹「はぁ……はぁ……」
姉「脇腹もなかなか弱いんだねー、妹ちゃん」ツンツン
妹「んひゃ!……や、やんっ!」
姉「ふふふ、可愛い可愛い。どうだった、妹ちゃん。脇腹はどうされるのが一番くすぐったかった?」
妹「……もみもみが一番辛い」
姉「そっかー。もみもみかー。ありがとね、妹ちゃん。お次は、足の裏やってみようか」
妹「待って……一旦休憩……」
姉「では靴下失礼しまーす」
妹「聞いてる!?」
姉「おお……綺麗な足の裏ですこと」
妹「じっと見ないでよ。恥ずかしい」
姉「匂い嗅いでいい?」
妹「やだよ! なんでよ!」
姉「つれないなー。つんつん」
妹「あ、ちょ、つっつくのやめ、ふひゃひゃ!」
姉「土踏まずが弱いのかな? どれどれ爪でカリカリしてみよう」
妹「だ、駄目、うあははははははははははっ!! やだ!それやだぁ!」
姉「撫で撫で撫でー」
妹「ひゃははははははははははは!! それもやだってばああっ!」
姉「丸書いて、ちょん。丸書いて、ちょん」
妹「あははははっ! くひゃひゃひゃ!! 遊ぶなあああ!!」
妹「もういい。足の裏はもういいよ、お姉ちゃん……」
姉「そう? どうされるのが一番くすぐったいかは分かった?」
妹「土踏まずを撫でられたり、引っかかれたりするのがくすぐったかった……」
姉「ふむふむ。指の間とかは? ほれ」
妹「っひゃひゃ!? き、急にやるのやめて、本当に。指の間もくすぐったいけど、土踏まずが一番かな」
姉「オッケー把握。いやーそれにしても妹ちゃんの足の裏は角質とかなくてすべすべしてるからいつまでも触っていたくなるなー」スリスリ
妹「だからって、触んないの。あ、ふひゃははは! こら、やめなさい! あははっ!」
姉「次はどこにしましょっか」
妹「もうどこだっていいし……」
姉「じゃあ腋」
妹「あ、後回しにするって言ったじゃん!」
姉「なぁに? どこだって良いとは言いつつ、やっぱり怖いんだ?」
妹「そ、そりゃ、だって……一番くすぐったい場所だし……」
姉「まぁ、大好物は後に食べる派のお姉ちゃんとしてはここで腋行くとかはありえないんですけどね!」
妹「そっか」ホッ
姉「というわけでどこ責めよう……。膝?」
妹「膝はそんなにくすぐったくないかな」
姉「そうなの? まぁやってみよう」
姉「確か、友達が膝はこうされるのが一番くすぐったいと言ってたはず……」
妹「?」
姉「しょわぁぁ」(膝に五本指たてて、しゅわーってやる奴ね、分かるかな)
妹「~~~~~っ!?」
姉「どう?」
妹「……別に」
姉「別に? もっかいやるよ? しょわぁぁ」
妹「っ、んふふっ!!」ビク
姉「もっかい。しょわぁぁ」
妹「く、んあはははっ!! くすぐったい! くすぐったいって!」
姉「はい、正直に言えて偉いねー」
妹「う、うう……」
姉「妹ちゃんはどこもかしこも弱点だらけで可愛いなぁ」
妹「う、五月蠅いな。しょうがないじゃん」
姉「私も早く妹ちゃんみたいにくすぐったがりになりたいなぁ」
妹「くすぐったがりになって、どうするつもりなの?」
姉「うーん、妹ちゃんとくすぐりあいっこするとか」
妹「……そんな子供じゃないんだから」
姉「さて。気を取り直して次はどこいこう。太腿とか弱い?」
妹「か、かなり……。だから優しくお願いします」
姉「ふふっ。そっかそっか。ふふふ」
妹「なにその笑い方怖い」
姉「太腿はこう撫でられるのが駄目って友達がいたから……まずはこう全体的にさわさわ撫でるね」
妹「うくっ……くふふふふふふっ!」
姉「くすぐったい?」
妹「うん……あふふふふっ!」
姉「それじゃあ次は大胆にモミモミっと」
妹「ふひゃはははははははっははははははははははっ!?」ビクビクッ
姉「激しいねぇ。そんなくすぐったいの?」
妹「は、ぁ……はぁ……いきなりやるの禁止ってあれほど言ったのに……」
姉「もみもみ」
妹「だからやだって……ふにゃああはははっははははははっ!!」
姉「どうやら太腿は揉まれるのが駄目みたいだねー」
妹「キツい……これ、すごいキツい……。拷問受けてるみたい……」
姉「実際、昔はくすぐり拷問ってのがあったらしいよー」
妹「うわぁ……想像するだけでも……うわぁ」
姉「まぁ、私には一切通じないわけなんですが。さてと、じゃあ次はどこやって欲しい?」
妹「私が選ぶの?」
姉「うん」
妹「えー……じゃあ……鎖骨……」
姉「鎖骨とはまたマニアックな」
妹「あんまりくすぐったくなさそうだし……ちょっと休憩したいから」
姉「鎖骨はあまり感じないんだ? ふふふ……私の秘技でもって妹ちゃんを爆笑させてあげよう」
妹「休ませてよ」
姉「いざ」ウリウリ
妹「ん……あー、まぁ、ちょっとくすぐったいかな」
姉「余裕そうだね。これはどうだ」コリコリ
妹「う、くふ……」
姉「友達が鎖骨は爪でコリコリするのがベストって言ってたんだけど、どう?」
妹「……ふ、ぐぐ」
姉「ほれほれ」コリコリ
妹「……うく……くふっ……」
姉「……ぺろり」
妹「ひっ!?」
妹「あ、あははっはははっ!? やめ、ちょ、舐めるのはおかしい!」
姉「友達が鎖骨は舐めるのがよろしって言ってたもので。よろしかったみたいだね」ペロペロ
妹「く、くひゃはははははっ!! やめようって! 舐めるのは!」
姉「どうして?」
妹「だって……おかしいよ、舐めるなんて。お姉ちゃんの変態」
姉「もっと言って」
妹「は?」
姉「やっぱりなんでもない。ぺろぺろ」
妹「っ、ひゃひゃひゃひゃひゃっ!!! だからやめてってば~っ!」
姉「ふぅ。妹ちゃんの鎖骨おいしかった」
妹「うう……変態」
姉「///」ビクビク
妹「? なんで悶えてるの?」
姉「べ、別になんでもないよ。次はー、首かな!」
妹「く、首かー。ちょっと苦手」
姉「それは良い事を聞いた。それじゃあいくよー」
姉「ぺろぺろ」
妹「また舐めるの!?」
妹「いやはははははははははっ!! やめて! やだよ! 舐めるのやだぁ!」
姉「妹ちゃんは舐められるのが弱いのかな?」ペロペロ
妹「し、舌がざらざらしてて……うひゃははっはははははははははは!!!」
姉「汗の味がちょっとする。うまー」
妹「いにゃあははははははははははっ! やめてえええええ!」
姉「ぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろ」
妹「いやあああああああああああああ!!」
妹「ふぁ……あぁ……///」グッタリ
姉「妹ちゃんエロい」
妹「な、何言って……! お姉ちゃんが舐めるから……!」
姉「……」ニコニコ
妹「な、何?」
姉「いや、可愛いなぁって」
妹「う、うるさい///」
すまん、ちょっと用事できたんで一旦落ちる
保守頼んます
待たせてすまん
保守サンクス
姉「それじゃあ次はどこがいいかなー? 耳とかどうよ?」
妹「……もう舐めない?」
姉「舐めないでどうやってくすぐれと」
妹「他にもやりようはあるでしょうに」
姉「例えば?」
妹「……筆とかでこしょこしょって」
姉「なるほど。道具を使うのも良いねー。というわけでいただきます」ペロン
妹「ぎにゃあっ!? 結局!? まだ舐め足りないの!?」
姉「妹ちゃんがおいひいのが悪い」ペロペロ
妹「や、ひゃ、うあははははははっ!! 穴ん中いれないでえええっ!」
姉「挿入れられるの嫌?」
妹「だ、だって汚いし、そんなトコ……」
姉「大丈夫。妹ちゃんの身体に汚い所なんてないよ」
妹「え、あ、ありがと……」
姉「引き続きいただきます」
妹「くひゃははははははっ!! だからってもう舐めるのはやめようよ!」
姉「じゃあ噛む」カプ
妹「甘噛みも駄目ええええええ!!」
妹「ぜぇ……はぁ……」
姉「妹ちゃん、汗凄いよ。顔も真っ赤だし、目も潤んじゃって……最高」
妹「誰の所為だと思ってるの……」
姉「私。さて、次は……お腹とお臍いこっか」
妹「どうせまた舐めるんだろうな……」
姉「いえ、次は趣向を変えてこれを試してみようかな、と」ヒョイ
妹「え、なに、耳かき?」
姉「そーそー。この梵天の部分で妹ちゃんのお腹をこしょこしょだ!」
妹「うわ……く、くすぐったそう……」
姉「妹ちゃんのお腹……オープン!」バッ
妹「わぁっ!? ふ、服めくらないで!」
姉「えー、だってそうじゃなきゃ梵天でくすぐれないじゃん」
妹「でも……恥ずかしいよ」
姉「いいじゃん、いいじゃん。別に太ってるわけでもないんだし、お腹晒すくらい我慢我慢」
妹「……うぅ」
姉「そんな恨みがましい上目遣いしても無駄だよ! むしろ嗜虐心をくすぐられて逆効果!」
妹「そ、そうなんだ……」
姉「それでは……参ります」コショ
妹「ゃんっ!!」ビクッ
姉「お腹に梵天乗せただけなのに、敏感だねー」ニヤニヤ
妹「く、んふふふふふっ!! やるなら早くしてよ……!」
姉「そう。ではお言葉に甘えて」コショコショ
妹「ふぎゅ――っ!! ひひゃはははははははははははははははっ!!」
姉「妹ちゃん悶えすぎ……色っぽい」コショコショ
妹「やめてやめてええっ!! きゃはははっははははっははははははははははっ!!」
姉「早くやって欲しいのかやめて欲しいのかどっちなのかなー?」コショコショ
妹「んひゃはははははははははははははっ!! やめて、ちょっとタンマ! あはははははははっ!!」
姉「えー、やだ。お臍直行ー」イエー
妹「んあああっ!? うにゃははっははははははははははっはあはははははっ!!!」
姉「おおー、暴れすぎ暴れすぎ、妹ちゃんそんなにここ駄目なの?」
妹「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ!!! うあああああははははははははっ!!」
妹「ふひゃ……あ、あああ……」
姉「お腹を梵天でやられるのが弱い、と。結構なデータが集まったね、妹ちゃん!」
妹「はぁ……ふわぁ……んあ……」
姉「次で終わりにしてあげるから、もうちょい堪えてね!」
妹「終わり? って事は、腋の下……?」
姉「そうだよ。メインディッシュだよ、ついに!」
妹「……うう、もうくすぐったいのやだ……」
姉「ふふっ。もうちょいだから頑張ろうねー」ニコニコ
姉「それじゃあ、袖をまくって……」
妹「ひ、ぃっ……」ビクッ
姉「身体が震えてるよ、妹ちゃん」
妹「だ、だって……わ、腋の下は……」
姉「一番の弱点だもんねー。ふふっ、楽しみだなー」
姉「妹ちゃんの腋、綺麗だね。ちゃんと処理できてるんだ? 偉い偉い」
妹「そんなじっくり見ないでよ……。それに、まだ生えてない……」
姉「え、遅くない? お姉ちゃん、妹ちゃんの頃には既に生えてたなぁ」
妹「へー」
姉「興味ないですか」
妹「うん」
姉「そっか」
姉「さて、この色っぽい腋をどうしてくれよう」ニヤニヤ
妹「だからあんまり見ないでってば」
姉「恥ずかしい?」
妹「誰だってそうだよ」
姉「恥ずかしそうにしてる妹ちゃんが可愛いからもっとじっくり見ちゃおっかなー」
妹「や、やめてって」///
姉「ふふ、まぁ観賞してるだけでもアレだし、そろそろやりますか。梵天で」
妹「そ、それは……!」
姉「二の腕から、腋の下までを……すすーっと」スーッ
妹「いやはははははははははははっ!!?」ビクビクビクッ
姉「撫でただけなのに凄い反応だねー。もういっちょ、すーっ」
妹「やめあひゃははっははははははははああはははははあははっ!!!!」
姉「腋の窪みをこしょこしょこしょ」
妹「~~~~っひゃははははははひゃひゃひゃはははひゃはひゃっ!!!」
姉「ほーれほーれぇ」
妹「きゃひゃひゃひゃはははははははははははっははははっははははっ!!」
姉「一旦ストップしてみよっか」
妹「は、はぁ、はぁ……はぁ……お姉ちゃ……苦し……」
姉「えっろいなー。汗も凄いし……梵天の次は指かな」
妹「ま、まだやるの!?」
姉「うん。メインディッシュはじっくり食べるタイプなんだよね、私!」ツン
妹「くひゃ!?」
姉「つついただけでもくすぐったいんでしょ?」ツンツン
妹「ひひゃ! あはっ、やんっ、くふふっ!」
姉「楽しいなー、これ」ニコニコ
姉「そういえば妹ちゃん、一本橋こちょこちょって知ってる?」
妹「……あの、手の平をくすぐったり、つねったりする遊び?」
姉「そうそう。あれを腋でやったらどうなるんだろうね」
妹「や、やめよ?」
姉「いやだ。それじゃあいくよー、いっぽんばーしー」
妹「うひゅ、やはははっ! うにゃはははあっははははっ!!」
姉「こーちょこちょー」
妹「ゆ、ゆっくりすぎぃひゃはひはははっはっはっはははははははっ!!」
姉「たーたーいーてーこーちょこちょー」
妹「歌詞違あひゃはははははっははははははっ!! あはははははははははははははっ!!」
姉「階段……その場で足踏みこちょこちょこちょー」
妹「んひゃははははっはははははっははははははっはははっはっははははははっ!!!」
姉「オリジナリティ溢れてたけどまぁいっか!」
妹「も、もうおしまいにしない? もう十分だよね……?」
姉「え? なに言ってんの、妹ちゃん。私はまだまだ満足してないよ?」
妹「まだくすぐるの……?」
姉「うん。だってお皿についた出し汁をぺろぺろ舐める作業が残ってるじゃん」
妹「ちょ、待って。まさか……また……」
姉「分かるよねー、妹ちゃん。くすぐられてかなり敏感になっちゃった腋を綺麗に舐めてあげるの」
妹「も、もうやだ! 舐めるのはやだったら!」
姉「泣いたって駄目だよ、妹ちゃん。その涙も全部綺麗に舐め取ってあげるからね!」
ちょっと抜いてきます
悪いな、書いてたらムラムラしてきて……
妹「あ、汗もかいてるし、お姉ちゃんだって嫌じゃないの!?」
姉「ちょうどいい感じに味もついててイイと思うけど」
妹「で、でも……」
姉「必死だねー、妹ちゃん。舐められるの苦手だもんねー」
妹「……意地悪」
姉「その表情ぞくぞくするからもっとやってよー。まぁなんだかんだ言っても妹ちゃんは笑顔が一番可愛いんだけどね」
姉「舐めてると妹ちゃんの可愛い笑顔は見れないけど……妹ちゃん自体を堪能できるわけだから問題ない!」
妹「や、やだ……」
姉「それでは……いただきます」ペロッ
妹「きゃんっ!!」
姉「ん、おいし。ぺろぺろ……」
妹「っひゃひゃひゃははははははははははっはははあははははあはははっ!!!」
姉「妹ちゃんの腋、すべすべしてて舐め心地抜群だよー」
妹「いやあははっはははっはっははははっははははははは!! お願いやめてえええっ!!」
姉「ぺろぺろぺろぺろ」
妹「んははははははははっはははははははひゃひゃひゃっ!! お姉ちゃん! 駄目! 無理! もう無理いいいっ!!」
姉「れろれろれろぉ」
妹「あはははははっはははははははははははははは!!! お姉ちゃんっ、許してぇ!! なんでもっ! なんでもするからくすぐるのはもうやめてえええっ!!」
姉「何でも? 別に妹ちゃんはくすぐられてるだけでいいよ?」レロレロ
妹「それが嫌なの! ふにゃはははっはははははははははははっ! おかしくなっちゃう! 狂っちゃうよおおお!!!」
姉「ふふふ。妹ちゃんがくすぐり大好きになるまで、た~っぷり笑わせてあげるね」
妹「駄目! あははははははっははっははははははっ!!駄目えええええええええええっ!!!」ビクビクビクッ
姉「うわお」
妹「……あ、ん……ふぁ……」グテー
姉「あらら、くすぐられてイっちゃったのか、この子。そんなに気持ち良かったのかな?」
姉「……きゃーお股ぬるぬるー。……どうしよう、やりすぎちゃったかな?」エヘヘ
姉「手錠と足枷はもう外して、しばらく寝かせておいてあげよう……」
姉「私も疲れたし、妹ちゃんの部屋でちょっとやってから休もうかな……」
二時間後
妹「おはよー、お姉ちゃん」
姉「……? あ、れ? おはよ、妹ちゃん。って、あれ、動けな……!? 私、手錠されてる?」
妹「お姉ちゃん私の部屋で寝てたから、さっき私にしたみたいに手錠と足枷してあげたんだ!」ニコニコ
姉「よく眠れたみたいだねー、あはは。ところでどうして手錠を?」
妹「そりゃ当然、お姉ちゃんにやられた事をそっくりそのまま返してあげようかと思って」
姉「え、でも、あの、私くすぐり効かないよ?」
妹「さっきねー、お母さんに聞いたんだけど、お姉ちゃんって、脇腹は全くくすぐり効かないのに、腋の下は激弱なんでしょ?」
姉「ぎくっ」
妹「どうしてお姉ちゃん、くすぐり効かないフリして悩みがどうのこうの言ってたの? 隈だってメイクだよねー?」
姉「ぎくぎくっ」
妹「ねぇ、どうしてかなぁ?」コチョ
姉「にゃはははっ!! ごめん! ごめんね、妹ちゃん!だからそこはやめ……っひゃひゃひゃ!!」
妹「お姉ちゃんだってやめてって言ってもやめてくれなかったじゃん。ねえ、どうして、嘘ついてたの? 教えないともっとくすぐるよ?」
姉「分かった! 言う! 言うから! だから腋だけはやめて!」
妹「じゃ、話してごらん?」
姉「えっと、あの……妹ちゃんをくすぐりたくて……その口実に……」
妹「声が小さい」コチョコチョ
姉「きゃははっははははっ!! やめ、分かったから!分かったからやめて! 悩みを口実に、妹ちゃんをくすぐろうとしたの!」
妹「どういう事?」
姉「脇腹は全くくすぐったくないっていう体質を利用して、妹ちゃんに悩み相談を持ちかけて、妹ちゃんをくすぐる流れにもっていく作戦だったんです……」
妹「へぇ、そうだったんだ。まぁつまり私を騙したって事かな?」
姉「うん……。ごめんなさい」
妹「しかも、私をくすぐりたくて?」
姉「はい……」
妹「変態。三時間はくすぐり地獄だから、いいよね?」
姉「え、や、ちょ」
妹「こちょこちょこちょこちょ」
姉「い、いやあああああああああああああ!!!」
おしまい
このSSまとめへのコメント
らっほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
抜いた