リーフィア「グレイシアが寒いとか言うの？」

グレイシア「気分です気分」

ブースター「寒いなら私の近くにいればどう？」

サンダース「良い案なんだぜそれ。まぁ冬はいつもそんな感じなんだぜ」

シャワーズ「ブーちゃんは暖かいからね！」

ブラッキー「おいエーフィなんだそれ？」

エーフィ「ニンちゃんの新しいリボンよ」

ニンフィア「ホントに！？ありがとおねぇちゃん！！」

イーブイ「明けましておめでとう」

エーフィ「外は寒いわねぇ…」

ニンフィア「こたつに戻りたい…」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

シャワーズ「そんなに寒いかなぁ？ボクは全然平気だけどね！」

ブースター「水タイプだからじゃないの？」

ブラッキー「関係あるのかそれ…？」

ゴーーン……

グレイシア「除夜の鐘ですわね」

リーフィア「煩悩が消えていく～…」

サンダース「うわぁ…結構人もポケモン多いんだぜ…」

エーフィ「はぐれないようにしなくちゃね」

シャワーズ「うっへぇ…除夜の鐘も結構並んでるねぇ」

ブースター「時間もあまりないし今年は諦めましょうか」

ブラッキー「代わりにドータクンにでも体当たりかますか？」

グレイシア「お兄様なんて事を…」

リーフィア「あっ！甘酒あるよ！」

エーフィ「暖まりますわねぇ…」

ブラッキー「酒っていうからアルコールが入ってると思ったが…」

リーフィア「そんなわけないじゃん。ブラにぃ馬鹿なの？」

ブースター「アルコール入ってる甘酒もあるんじゃない？」

サンダース「あちっ！！あっちぃよ馬鹿！！配るならもっと冷ましておくもんだぜ！」

グレイシア「ダースお兄様、私が冷ましましょうか？」

シャワーズ「んん～！！旨い！もう一杯！！」

ブラッキー「おいリーフィアお前さっきから馬鹿にしすぎだろ」

リーフィア「そんなことないよブラにぃ気にしすぎだよ」

サンダース「こんなことならチーゴのみ持ってくるんだったぜ」

ブースター「流石にそこまで暑くなかったでしょうに…」

グレイシア「それはお姉様が慣れているからでは？」

シャワーズ「えぇぇー！？もう甘酒ないのっ？少なすぎるよ！」

エーフィ「…ねぇさっきから気になってるんですけど…ニンちゃんとイーブイがいないわ…」

ブースター「大変！はぐれちゃったのかしら」

ブラッキー「まぁイーブイが一緒だろ心配しなくて良いんじゃないか？」

リーフィア「そうだねブラにぃじゃあるまいし一人で迷子になるなんて事はないよ」

グレイシア「あなたさっきからお兄様に失礼過ぎではないかしら…」

サンダース「リーフィアの毒舌は今に始まった事じゃないんだぜ」

エーフィ「でもまぁ早い内に合流しといた方が良いかもしれないわね」

シャワーズ「よしっ！じゃあ探しに行こう！」

ブースター「ごちゃごちゃしてて全然分からないわね」

サンダース「まぁ分かってた事だぜ」

グレイシア「入口で待っていた方がよろしいのでは？」

ブラッキー「実はもう家に帰ってたりして」

シャワーズ「こたつに戻りたいって言ってたしねぇ」

リーフィア「流石にそれはないんじゃないかなぁ」

エーフィ「もう少し探してみましょうか」

エーフィ「あら？あのリボンは…」

ニンフィア「あぁ！みんなー！やっと見つけたよ～」

サンダース「それはこっちの台詞だぜ…」

ブースター「どこに行ってたの？探したのよ？」

ニンフィア「お守り買ってた！」

シャワーズ「お守り？なんのお守りかな？」

リーフィア「ほら見ろ！家に帰ってるわけないじゃないか」

ブラッキー「へいへい冗談で言っただけだろうに…」

グレイシア「まぁまぁもう良いではないですか」