思いついたので書きながら投下したいと思います。
vault101のアイツ「エンクレイヴを駆除して浄化プロジェクトを起動したり残党を駆除してはや4年」
101「キャピタル・ウェイストランドはもう危険じゃなくなった気がする」
101「なんてったって汚染されてない水があるし」
101「Vault87はヌカランチャーで破壊しつくしてやったし」
101「奴隷商人どもとパラダイスフォールズも焼き払った」
101「平和だよなぁ……」
101「最近は暇を持てあましてキャップにも余裕がなくなってきたし」
101「核の被害を受けなかったって言うモハビで一発稼ぐのもいいよなぁ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1388369142
101「さて、思い立ったが吉日って言うし、さっそく旅支度でもするか」
ロッカーガチャ
101「バックウォーターライフルにテリブルショットガンと……あとはボトルキャップ地雷だけあればいいや」
101「そんでレギュレーター・ロングコートに身を包めばいつもの旅支度完了」
101「……念のためバラモンステーキとウイスキーと薬品も持っていこうかな」
101「レイダーはまだいるし、水と食料が足りなくなるってことはないだろう」
ロッカーバタン
101「さて、そんじゃあ行きますか、モハビ・ウェイストランドへ!」
【数週間後、モハビのはるか北東部】
101「Pip-boyってすげえよな、行ったことや聞いたことのない場所の地図まで入ってるんだもん」
101「ラジオも聴けるし、VATSも使える。話し相手ができればさらによかったんだけどね」
101「おっ、敵の反応……この岩の向こうか」
オマエハシニクノカタマリダー
ターン
ノゾミガタタレター
ターン
イヤダー
101「敵の位置もわかるとか、本当に万能だよなー」
101「レイダー2人か。何持ってるかな」
101「10㎜ピストルと弾薬、ヘアピンとア―マー。うん、儲け儲け」
カサッ
101「ん? 紙切れ?」
クエスト発生:Sierra Madre Grand Opening!
101「シエラ・マドレ?」
101「戦前のカジノか……」
101「戦前の技術とか、金庫に保管されっぱなしの物資があるかもな」
101「まだ食料も水もあるし、行ってみるか、シエラ・マドレ!」
【さらに数日後、放置されたB.O.S.バンカー入口】
101「モハビに近づくにつれて強くなったラジオの信号を頼りに歩いてきたけど、BOSのバンカーだよな、これ」
101「Pip-boyの反応ではこの中からラジオが流れてる」
101「なんでこんなところからラジオが流れてるんだ? それになんでBOSが絡んでる?」
101「……嫌な予感がするけど、やるしかないか」
入る:放置されたB.O.S.バンカー
【放置されたB.O.S.バンカー】
101「……中は綺麗だけど、いくらなんでも綺麗すぎる」
101「小型ロッカーと、この場所には不釣り合いなゴアバッグ」
グチュ…
101「中には『瓶いっぱいの毒雲のカス』? こんなの見たことないぞ」
101「……テリブルショットガンを使うことがないように祈ろうか」
101「階段を下りて扉を開けて……ここは施錠されてるのか」
101「キャピタルで鍛えた開錠技術をなめるなよ」
ベキッ
101「」
ベキッ
101「……」
カチャン
101「やったぜ。」
101「おぉ!戦前の本が!!」
101「儲け儲け、全部回収していこう」
101「パワーヘルメットまである。でもこれはいいかな」
101「さて、前菜はこれくらいにして本命のラジオはこの先――」
カッ
101「ウッ……」
バタッ
「シエラ・マドレ・カジノの話は誰でも聞いたことはあるだろう…」
「その伝説、呪いの話、いくらでもある…」
「くだらない戯言だ、死者の町の中心に、血のように赤い霧に覆われて眠り続ける…」
「トレジャーハンターたちを破滅へと導く、輝かしい記念碑があると…」
「しかし難しいのはその場所を見つけることではない…」
「手放すこと、なのだ…」
【噴水広場】
101「あのクソジジイ絶対[ピーーー]」
101「装備ぶんどられて代わりに爆弾首輪のプレゼントか?ふざけんなよクソジジイ」
101「BOSの拠点だからって警戒せずに探索してた俺が馬鹿だった」
101「って言っても、もう遅いか」
101「まずは俺が死なないために奴の命令に従わなくては」
101「まずは警察署で一人目を探さないと」
今日はこんなところでおしまいです。
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません