ホプキンス「私は子供の頃から日本の侍が大好きでした。いろんな映画やアニメで侍の素晴らしいイメージを膨らましていました。
最近ではインターネットで実際の侍の画像などが手に入るようになった昨今。しかしそれは私にとって好ましくない結果を招きました。
私は新撰組のファンでした。沖田、斎藤、近藤、土方…彼らは私のヒーローでした。
しかし現実はことごとく私の理想を打ち砕きました。
日本のチャット友達から斎藤一といわれる画像を見せられました。そこにはアニメで見たような細面で鋭い目つきの私が思い描いていた
ものとは到底かけ離れたフランケンシュタインがいました。近藤勇はまるでパックマンでした。日本人は土方こそは男前だという。しかしこれも期待はずれでした。
平べったい顔に線のような目。どう見てもハンサムではない。
沖田に至っては何かの間違いではないかとすら思いました。(中略)
どうも私は日本の侍に幻想を抱きすぎてたようです。実際の侍は現代の日本のどこにでもいる冴えない見栄えのしないセックスアピールもまるでない野暮な男が
和服をまとっただけのなんの取るところもない土着民だったのです。」

ホプキンスさんの痛烈な感想はサムライジャパン、サムライブルーとなにかとサムライを掲げる昨今の日本の恥ずかしい風潮に一石投じそうです。