貴鬼 「あ、あなたはレオの黄金聖闘士アイオリア!! まさかあなたは死んだはずでは・・・!」
??? 「アイオリアのみではあるまいぞ!」
貴鬼 「あ、あ、あ、あなたがたは~~~~っ!」
ムウ 「牡羊座のムウ!」
アルデバラン 「牡牛座のアルデバラン!」
サガ 「双子座のサガ!」
デスマスク 「蟹座のデスマスク!」
シャカ 「乙女座のシャカ!」
童虎 「天秤座の童虎!」
ミロ 「蠍座のミロ!」
アイオロス 「射手座のアイオロス!」
シュラ 「山羊座のシュラ!」
カミュ 「水瓶座のカミュ!」
アフロディーテ 「魚座のアフロディーテ!」
貴鬼 「ば、馬鹿な! 黄道十二星座の黄金聖闘士が長い年月を経て聖域に蘇るとは・・・!!」
アイオリア 「我らオリジナル黄金聖闘士! 彼奴ら偽黄金聖闘士を始末してくれる! この獅子の牙にかけて!」
貴鬼 「しかしなぜだ~ なぜ彼ら黄金聖闘士が蘇ったのだ~!? 過去の戦いで彼ら全員は息絶えたはずなのでは~~~!」
シャカ 「私が蘇らせた そして見開けその眼を! 彼らはサープリスなどではない! 真の黄金聖衣をその身に纏っているぞ!」
貴鬼 「まさにあれはゴムのような聖衣などではなく真の金色に輝く黄金聖衣!!!」
アイオロス 「皆の者よ! 偽十二宮に乗り込むぞ!!」
星矢 「止まってくれ!」
アイオロス 「むう! 貴様は・・・」
デスマスク 「げえ! 星矢!」
アイオリア 「久しいな! 星矢!見事射手座になったのだな! だが我等の怒りは止まらぬのだ」
星矢 「しかしあなた方は地上での役目を果たされた 後は俺が責任を持ってアテナ軍を良くしていく! この時代のことはこの時代の者に任せてくれ!」
アイオロス 「甘ったれるな! 学校生活と聖闘士の修行を履き違える餓鬼共を見過ごしておけるか!
最も許せぬのは何だあの黄金聖闘士(偽)は!! 神話の時代より脈々と受け継いだ聖闘士の歴史を汚してなるものか! アトミックサンダーボルト!!!」
星矢 「ぐわああああああああああああ!!! なんという威力・・・さすがアイオロスのアトミックサンダーボルト! 黄金聖衣が粉々だと・・・!」
アイロオス 「当たり前だ 胸にお洒落だと思ってるか知らんスカーフを付けて防御力を下げているお前のゴム黄金聖衣など紙キレ同然」
星矢 「ぐぅ・・・」バタリッ
アイオリア 「済まぬな星矢 だがお前らには任せておけんのだ!」
「白羊宮」
貴鬼 「ここはご存知白羊宮です 先代の黄金聖闘士よ どうぞお通りください」
サガ 「久しいな十二宮・・・?!?!? なにぃっ!?」
シュラ 「なんだこの十二宮は!? この天まで届く建造物がわれらの十二宮だというのか!?」
貴鬼 「はい・・・」
デスマスク 「なんて時代だ! じゃあ俺たちの十二宮はどこにいったっていうんだあ!?」
貴鬼 「跡形もなく吹き飛びました」
ムウ 「眩暈がしてきました・・・」
貴鬼 「ご心配なく 二期になってからは何事もなく元通りになりました」
全員 「な、なにぃっ!?!?」
「金牛宮」
ハービンジャー 「がーっははっはっ! 貴様らか! 過去の黄金聖闘士というのは! 久しぶりに骨のなる相手だぜえ!」
アルデバラン 「フッ マルスに怖気づいて戦いを放棄した弱腰が何を言うか」
ハービンジャー 「んだとぉ!?」
アルデバラン 「他の者よ ここは俺に任せて先を行け」
アイオリア 「わかった」タタタタッ セイントバシリ
アルデバラン 「こんな快楽骨折り魔が牡牛座を名乗るとは・・・聖闘士を何だと思っているのだ」
ハービンジャー 「聖闘士が何だってかまわねえ! 俺は骨を折りたいだけだ! さあたっぷり骨を折らせてもらうぜえ! シャドーホーンッッ!!」
アルデバラン 「甘い!」
ハービンジャー 「な、なにい!?」
アルデバラン 「聖闘士に同じ技は二度通用しない しかし! 影から不意をついて相手を殴る卑怯な技など二度見るにも値せぬ! 牡牛座の名が泣くわ!!
食らえ! 本家本元のグレートホーン!!」
ハービンジャー 「ぐわああああああああああああああ! 俺の知ってる技だっていうのに全身の骨が軋みやがる!!」
アルデバラン 「紛い物のグレートホーンなどと一緒にするんじゃない」
ハービンジャー 「黄金聖衣が砕けただと・・・なんてパワーだ! 面白え! 面白ぇぜ! 骨の折りがいがあるな先代はよぉ!」
アルデバラン 「煩い! 一貫性があれば聖闘士としてはともかくキャラとして認めよう! しかしお前はふらふらしすぎている!
快楽骨折男の癖に何でマルスがやられた後も黄金聖闘士に在籍している? 姉妹喧嘩で優しさを見せるような男ではなかっただろう!」
ハービンジャー 「はあ?」
アルデバラン 「百歩譲って聖闘士でい続けるのは認めよう しかし! 牡牛座の黄金聖衣がお前を認めたなどとは絶対にありえん!!」
ハービンジャー 「知るかよ! 俺は俺のやりたいようにやるだけだ オッサンの説教なんて聞く耳持たねえぜ!」
アルデバラン 「ならば拳で語り合おうか・・・な、なにぃ!? 足が動かん!!」
ハービンジャー 「あんたが黄金聖衣を砕いたっていうのなら俺はシャドウホーンでテメーの脚の骨を砕いてやったぜ!」
アルデバラン 「ガッハッハ! やるではないか」
「双児宮」
サガ 「双児宮か・・・」
パラドクス 「はーい!」
サガ 「ギャラクシアンエクスプローション!!」
パラドクス 「ぷえぎ!」
シュラ 「あっという間だな いいのかサガ?」
サガ 「うむ・・・このサガ 胸に秘めし鬱憤を晴らすにはどうやら言葉が尽きぬようでな この一撃を以って終わらせた」
アフロディーテ 「しかし女が黄金聖闘士とはな しかもこの者仮面をつけておらぬではないか・・・う、うぅむ・・・たいして美しくもない面だ」
デスマスク 「一撃で終了とはマンモス哀れなやつ!!」
アイオリア 「先を急ごう」
パラドクス 「待ちなさぁ~~~~~い 私は憎しみのパラド
サガ 「ギャラクシアンエクスプローション!!!」
パラドクス 「ぷえぎ!!!」
「巨蟹宮」
デスマスク 「巨蟹宮か・・・」
シラー 「フフフ僕は蟹座の黄金聖闘士シラー死の臭いが好きで死にたくないあまり黄金聖闘士になった聖闘士だよ」
アイオリア 「・・・」
ミロ 「・・・」
デスマスク 「・・・こいつは何を言っている?」
シラー 「え」
ミロ 「聖闘士は常に死と隣り合わせ 黄金聖闘士ともなれば各々の時代において多数の死者を出す聖闘士だぞ」
シラー 「・・・」
サガ 「それに死の臭いとは何だ? 何か病を患っているのか? そもそもお前の趣向がどうであれ私らには全く興味がない」
シラー 「・・・」
カミュ 「真剣にやれ」
シラー 「・・・」
サガ 「デスマスク、後は任せる」
デスマスク 「マンモス説教だ!」
デスマスク 「積尸気冥界波! 冥界まで着いてきてもらうぜぇ~!」
シラー 「ふっ! 何をするか!? 僕とて積尸気の使い手冥界から戻れることを忘れたか!?」
「黄泉比良坂」
デスマスク 「お互いの技は通用しない! つまり俺たちは拳で戦わにゃならんわけだが・・・
さて、俺は殴るのかな? 蹴るのかな? 予想してみてくれたまえふはーっはっはっは!!」
シラー 「そんなもの知るか!」
デスマスク 「答えは尻だ! 密かに伝わってきた蟹座の奥義ピーチアタック!」
シラー 「ぐえっ! しまった! 飛ばされた先は・・・マグマ!」
デスマスク 「フハハッハー! 俺様の狙いはお前を火口に落として茹で蟹にしてくれることよーっ! そのまま嘆き苦しみ死ぬがいいさーっっ!! 俺様の聖衣をハマーンみたいなダサい格好にした報いだーっ!!」
シラー 「し、しかしだ! 君も道連れにして一緒に溶けて死ね・・・な、なにぃ!?」
(二人一緒にマグマに落ちる)
デスマスク 「無駄だぜーっ!! 過去の黄金聖闘士は生身でマグマに入っても平気だった!! 黄金聖衣を着けながら茹で死んだ間抜けはお前一人って寸法よーっっ!!」
シラー 「ひ・・・ひええええええええええええええ!!! 溶けるぅぅうううううううう!!!」
デスマスク 「フッ マンモス哀れなやつよ・・・」
「獅子宮」
アイオリア 「懐かしいな・・・という気持ちにすらならん!」
ミロ 「それはそうだ 名前だけ同じ別な場所なのだから」
ミケーネ 「待たれよ!」
アイオロス 「貴様も黄金聖闘士か?」
ミケーネ 「いかにも 百獣の王の如き牙を持ち、最も気高きプライドを抱く黄金聖闘士 獅子座のミケーネだ」
アイオリア 「・・・」
アイオリア 「・・・」
アイオリア 「・・・ライトニングプラズマーッ!!」
ミケーネ 「ぐわあああああああああああああああ」
アイオリア 「最も気高きプライドを持つ黄金聖闘士がどこにいる! 言ってみろ!! 貴様は真の獅子の逆鱗に触れたぞ!!!」
ミケーネ 「ぐ、ぐぬう・・・」
アイオリア 「ほう、まだ息があったか それは褒めてやろう 別に俺はお前の生き様を否定する気はない
男なのだからやりたい様にやるがいいさ 良き主に仕えるのも上等ではないが熱い人生だろうさ
だが・・・・・・・・・・・・・・・・黄金聖闘士を名乗るな!!!」
ミケーネ 「な、なんという威圧!! これぞまさに獅子の咆哮・・・! 私のキングスロアーなど足元にも及ばぬ・・・!!」
アイオリア 「最も気高きプライドとは何だ・・・聖闘士としてか? 一個人としてか? どちらにせよ片腹痛いわ!!!
マルスに引っ付いて黄金聖衣を掠め取っただけの盗人が何を言うか!! 我らの誇りを勝手に着ているのだ! 最も気高き・・・? どの口が言うのか!!」
ミケーネ 「全てはマルス様のために・・・」
アイオリア 「最も誇り高きマーシアンでいいだろう!!」
ミケーネ 「しかし」
アイオリア 「何だ!」
ミケーネ 「黄金聖闘士を纏った人間が勢ぞろいすれば映えるだろう」
アイオリア 「ライトニングボルトーッ!!」
ミケーネ 「ぐわああああああああああああ!!」
アイオリア 「まだまだ怒り足りん!! 貴様など男として認めん!!」
ミケーネ 「エデン様、マルス様、そしてソニア様のためならば・・・」
アイオリア 「口答えをするな!! 先に行っていてくれ! ともすると俺は千日間暴れ続けるやもしれん!!」
シャカ 「さすがはアイオリア 彼の拳の前では私とて全神経を集中させねばならぬほどの勇猛さ・・・恐ろしき男よ」
「処女宮」
フドウ 「やあ 私は断罪と救済を司る黄金聖闘士 乙女座のフドウ」
シャカ 「ふむ」
サガ 「ムッ? こやつ・・・人ではないな?」
フドウ 「ほうお気づきになるとはさすが神をも誑かした聖闘士の片割れですね」
シュラ 「・・・人でないのに黄金聖闘士なのか?」
フドウ 「神仏に縁があり、天秤の童虎より年が上です」
カミュ 「身分など目くじらを立てるようなことではい 大事なのは信念だ 奴も同様にマルスの一派なのであろう?」
フドウ 「私は地球を救うという救済の為に火星による断罪が必要であった しかし若き聖闘士の活躍によって断罪は救済となった それだけのことです」
シュラ 「・・・大事な部分をうやむやにするなぁーっっっ!!! エクスカリバーッ!」
フドウ 「ぐわあああああああああああああああ」
シャカ 「あなたがどう思っているかはあなたにしかわからぬ テレビの前の視聴者にはわからぬのだよ」
フドウ 「ふむ」
シャカ 「寝返るのが悪しきことなのではない だが、納得するだけの理由がいるのだ
あの体育座に最強技破られたからって急に理由もなく唐突に改心したようにしか見えないのではみんなわからぬのだよ、心境の変化が」
フドウ 「私もよく形容できぬのです だからこそアテナの元で今人間とは何かを知ろうとしているのです」
シャカ 「ふむ、それはよいことだ 別に乙女座の聖衣が瞬のものと決まっているわけではない 黄金聖闘士になった以上立派な乙女座になるのだ」
フドウ 「ふむ」
シャカ 「・・・」
フドウ 「・・・」
シュラ 「・・・終わったのか?」
シャカ 「彼も今は正義を歩む身・・・無粋な技は要らないだろう」
アフロ 「今回は平和だな」
「天秤宮」
紫龍 「わが師童虎!」
玄武 「和菓子童虎!」
さすがに何回も同じパティーンやってると飽きてきた
ちょっと離れる
ちなみに俺はΩアンチじゃないお
童虎 「ふむ・・・何はともあれ玄武はご苦労じゃったな」
玄武 「有難うございます!」
カミュ 「ん? 天秤座は童虎の弟子である紫龍が継ぐはずだっただろう? 彼は?」
玄武 「俺は天秤座の代理である天秤座の玄武です!」
ミロ 「天秤座の代理である天秤座・・・? 星矢らが黄金聖衣を着たときのようなものか・・・?」
カミュ 「じゃあ紫龍は何をしていたんだ」
玄武 「魔傷によって十年以上正座をしていました!!」
シュラ 「戦え!」
玄武 「小宇宙が燃やせぬのです!」
シュラ 「燃やせなくても戦うのが紫龍という男だろう!」
紫龍 「俺にも何が何やら・・・」
シュラ 「ここにいる紫龍は誰だあああああああああああッッッッ!!!」
デスマスク 「ハーッハッハーッ! 10年間を棒に振るとはマンモス哀れなやつぅーっ!!」
童虎 「玄武もよく戦ってくれたな」
紫龍 「しかし玄武よ! 緊急事態とはいえ黄金聖衣を借りるときは一言申し出ろ!」
玄武 「我が兄弟子紫龍! 済まなかった!」
童虎 「死に方はちと情けなかったが五老峰の聖闘士に恥じぬ戦いをしてくれたようで嬉しいぞ」
玄武 「ありがたきお言葉!」
紫龍 「エーギルには勝っていたんだ あの聖剣は俺のエクスカリバーで両断することを約束しよう」
玄武 「頼む! 紫龍!」
紫龍 「後は俺に任せろ そして次代は龍峰が天秤だな はっはっは」
三人 「はっはっは」
デスマスク 「子供・・・だとォォォォッ 聖闘士が子を作るとは何事かぁぁぁああああーっっ!」
シュラ 「フッ どうやらデスマスクは紫龍を羨ましがっていると見える 哀れな男よ・・・」
アイオロス 「天秤一門は身内で固まりすぎじゃないか」
「天蝎宮」
ミロ 「遂に出番が来てしまったか・・・」
眠い
俺の小宇宙は燃え尽きた
never end
このSSまとめへのコメント
ワロタwww
黄金の魂ってこれのリスペクトだといいな!
腑抜けたゴールドセイントに活を入れるために蘇った!的な
続きをお願いします