P「朝起きたら体が縮んで小学生体型になっていた」(881)


 

律子「元がプロデューサーなので、事務仕事は出来ることは分かりました」

小鳥「プロデュース業は社長が引き継ぐ形で今のところ何とかなりそうですが」

律子「……でも帰りはどうするんですか?今の時間帯だと間違いなく補導されますよ?」

P「別に事務所で寝泊まりしてもいいんだけど」

アイドル達「!?」

あとはまかせた

P「……んーっ……」ググッ

P「……」ペタペタ

P「……あれ? 俺の家ってこんなに広かったっけ」

P「洗面台高い……あれ?」

P「あれれ~?」

P「……誰だこいつ……」

P「……」バッババッ

P「……」パタパタ…

P「……俺……だと……」

P「……縮んでる……」

P「……」

P「えっ」

P「夢……じゃないよな」

P「……どうしよう……」

P「……と、とりあえず事務所だ! 事務所にいこう!」

P「定期と、鞄と……」

P「スーツ……」

P「……着れるかぁっ!」

P「と、とりあえず……夏の寝間着に使ってる半ズボンを下に……」

P「……長ズボンだなこれじゃ」

P「上は……どうしよう……」

P「……律子、律子に頼もう」

prrr prrr

律子『はいもしもし?』

P「あ、律子! 大変なんだ!」

律子『……あれ? どちらさま?』

P「どちらさまって……俺だよ、プロデューサーだよ!」

律子『はい? プロデューサーの……弟さんかなにかかな? イタズラは……』

P「本人だ! 信じてくれ!」

律子『ふぅ……いい? プロデューサーは普段優しいだろうけどあんまり度の過ぎたことしちゃダメよ?』

P「……音無さんの!」

律子『……?』

P「秘蔵コレクションはデスクの一番下の引き出し! 内容は……」

律子『ちょっ、子供に何教えてるのよプロデューサー!?』

P「だから本人だってば!」

律子『……』

P「俺しか知らないことも、全部言った……信じてくれ、律子」

律子『……正直、にわかには信じがたいですけれど』

P「本当なんだよ……」

律子『プロデューサーが話している間に調べてみました……数は少ないですが実在する奇病みたいですね』

P「そ、それじゃあ!」

律子『信じましょう。こんな嘘、つく意味もないし手が込みすぎてますしね』

P「あ、ありがとう律子……」

律子『それで、どうしたんですか?』

P「……服が無い」

律子『は?』

P「身体が縮んだから服が無いんだ……買ってきてくれないか……」

律子『……経費じゃおちませんよ?』

P「わかってる、払うから……頼むよ」

律子『はいはい……かしこまりました。』

P「……」

P「……律子、まだかな……」

P「……なんだか無性に不安だなぁ……」

P「……うぅ……」

ピンポーン

P「あ……来た!」トテトテ…

ガチャッ!

P「律子!」

律子「はいはい、お待たせ……」

P「律子……?」

律子「かわ……いい……!?」ドサッ

P「へっ?」

律子「おほん、少々取り乱しました」

P「……少々?」

律子「少々です」

P「頭を思いっきり撫でまわされたんだけど」

律子「……正直、こうも見事に小学生になってると思いませんでした、すみません」

P「……かなりへこんでるんだぞ? こんなになった気持ちも考えてくれ」

律子「確かにどことなくプロデューサーの面影はありますけどかなり雰囲気が違いますね……」

P「うん……律子が来てくれるまで不安で仕方なかったんだ、ありがとう律子……」ニパッ

律子「……いえ、いつもお世話になってますから……みんなは一応、仕事に送っておきましたよ」

P「本当か? ……ありがとう。世話をかけるなぁ」

P「そうだ、服……お金を」トテトテ

律子「……結構です」

P「え?」

律子「普段お世話になってるお礼だと思ってください、大丈夫ですから」

P「でも……」

律子「いいんです。子供用の服を1人で見る恥ずかしさなんて2秒で切り返しました」

P「うん?」

律子「こちらの話です……着替え、大丈夫ですか?」

P「あ、うん。たぶん平気だと思う。サイズもあってるだろうし」

律子「そうですか……それじゃあ、朝ご飯は?」

P「一応食べたけど……」

律子「ちゃんと食べないといけませんよ? 大きくなれませんから」

P「……俺はもう大人だ」ムスッ

律子「あっ……つい」

もしもしじゃじれったい
PCつける

P「着替えたけど……律子」

律子「はい?」

P「……これは正直どうかと思う。よそいきのぼっちゃんみたいじゃないか?」

律子「正直いうと、からかうつもりも少々……」

P「こっちは真剣に困ってるのに、ひどいじゃないか!」プンスカ

律子「あはは、ごめんね」ポンポン

P「頭を撫でるなぁっ!」

律子「おっと……つい。それじゃあ事務所いきましょうか」

P「うん、そうだな」

律子「ハンカチとティッシュは持ちました?」

P「小学生扱いするなってば!」

律子「ただいま戻りましたー」

小鳥「あ、律子さんおかえりなさい。あと……」

P「おはようございます、音無さん」

小鳥「プロ、デューサーさん……?」

P「そうです」

小鳥「……」

P「音無さん?」

小鳥「……小鳥おねーちゃんって呼んでくれませんか?」

P「いやです」

小鳥「ぐっ……」

P「とりあえず……事務仕事ぐらいは手伝いますよ。この身体じゃ車も運転できないし」

小鳥「だ、大丈夫ですか?」

P「中身はいつもの俺のままですってば、平気です」

小鳥「でも……」

P「音無さんも心配症だなぁ、大丈夫ですってば」

小鳥「……」

P「よっこいしょ、えーっと……」

小鳥「……律子さん律子さん」ボソボソ

律子「どうしました?」ボソボソ

小鳥「あんなことになってるなんて私聞いてませんよ」ボソボソ

律子「普通は身体が縮んでしまうだけなはずなんですけど、あそこまで小学生状態になってるとは私も思わなかったんです」ボソボソ

P「……」カタカタ

小鳥「プ、プロデューサーさん。肩とかこってませんかー?」

P「あぁ、平気です。この身体になってから軽くなったみたいで……」

小鳥「へ、へぇ……どれどれ」ムニッ

P「うぁっ!?」

小鳥「……お、おぉ……やわらかい……」ムニムニ

P「く、くすぐったいです! やめてください!」

小鳥「す、すいません……つい……」

P「もう。きちんとしてくださいよ」

小鳥「……はい……」

小鳥(でも……敬語の小学生に注意される……ありだわ!)

P「だいたい音無さん、仕事はできるんですからもっとオンオフを……」

ガチャッ

響「はいさーい! 今日は学校早めに終わったから来ちゃったぞー!」

P「あ、響! おはよう」

小鳥「響ちゃん、おはよう」

響「……あれ? その子は誰?」

P「俺だよ、プロデューサーだよ」

響「プロデューサー? あはは、弟さんか?」

P「本人だってば!」

響「またまた……」

小鳥「響ちゃん、これが本当なのよ……」

響「えっ」

小鳥「身体が縮む奇病があるんだけどね、こう……本当は身体が小さくなるだけ、なんだけど……」

P「?」

小鳥「なぜか。あの通り、見事に小学生状態になってるわけ」

ピヨ助「何故私にかからなかったピヨ・・・でもこれもアリピヨ」

P「え、本当はこんなになる病気じゃないんですか?」

小鳥「あ、説明してませんでしたっけ?」

P「聞いてませんよ?」

小鳥「あー……愛でるのに精いっぱいで……」

P「こっちにとっては死活問題です!」プンスカ

響「まぁまぁ落ちついて」ポンポン

P「頭を撫でるなぁっ!」

響「あ、つい……自分弟はいなかったからなぁ……」

P「むぅ……」

響「……ぴよ子、聞かせてくれるよね?」

小鳥「はい、それじゃあ過去の症例を……」

やよいのお姉ちゃんっぷりをはよ

P「……はぁ……なんだか、今の自分とは別の病気な気がしてならないんですけれど」

小鳥「でもまぁ、数日で治るらしいですから……」

P「本当ですか?」

小鳥「……たぶん?」

P「……」

響「プロデューサー……」

P「あ、響……」

響「だ、大丈夫だぞ。なんくるないさー!」

P「……」

響「も、もし身体が戻らなくたって自分たちは一緒にいるし、大丈夫、ね?」

P「……あぁ」

響「それに! ほら、いざとなったらジュニアタレントみたいなこともできるし、だから」

P「……ありがとう、響」ポンポン

p「バーロー」

響「うっ……」

P「あはは、響は優しいなぁ……そうだな、どうなるかなんてわかんないもんな」ポンポン

響「うぅ……」

P「とりあえず、数日は律子やみんなの負担が増えると思う。だけどその分俺にできることはなんだってするから」ナデナデ

響「……うがーっ!」

P「うわっ!?」

響「もうっ、今はちっちゃくなってるのはプロデューサーなんだから、そうやって余裕な風だとなんだか……」

響「なんだか……」

響「あー、うまく言えないけど! もっと甘えていいんだぞ!」

P「響……うん、ありがとう」

響「ん、ほら……来て?」

P「……いや、でも流石に抱きつくのは」

響「なんくるないさー。お互い様だぞ……」ポンポン

P「ちょ、ちょっと……恥ずかしいんだが……」

P(お日さまのにおいがする……)

P「響、そろそろ……」

響「……あっ。ご、ごめんごめん! プロデューサーの髪が撫で心地いいからつい……」

P「でも、元気が出たよ。ありがとな、響」

響「いつもお世話になってるし、こういう時ぐらい頼ってくれてもいいんだよ?」

P「そうだな……うん、不安なこととか、困ったこととか。相談するよ」

響「そうそう、それでいいんさー」

P「本当にありがとうな。しばらくは迷惑かけるけどよろしくな」

響「うん! じゃんじゃんかけてくれていいぞ! なんてったって自分……」

P「完璧だから、な?」

響「そういうこと!」

P「それじゃあ、移動は大丈夫か?」

響「うん、これならたぶん電車でいけるよ」

P「路線図、印刷しておくから……」

響「ありがと、プロデューサー! いってきます!」

P「いってらっしゃい!」

ガチャッ バタン…


小鳥(いいものを見たわ……)

P「……音無さん」

小鳥「ひゃ、はいっ!?」

P「迷惑、かけちゃうかもしれませんけど。よろしくお願いします」

小鳥「は、はい! 大丈夫です!」

P「……?」

P「ひょっとして音無さん、なにか……」

小鳥「あ、あはは。違いますよぉ! ちょっとその、いいものを見たなって思っただけで」

P「……」ジトッ

小鳥「あぁ、純粋な瞳が痛い……っ!」

P「まぁ、別にいいですけど……えーっと、そろそろ誰か帰ってきますかね」

小鳥「あ、そうですね……そうですね。仕事が終わってそろそろ……」

ガチャッ

やよい「ただいまですーっ!」

小鳥「おかえりなさい、やよいちゃん」

P「お、やよい! おかえりっ!」

やよい「……? えーっと……」

P「あ、やよい。俺は……」

小鳥「やよいちゃん、この子はプロデューサーさんの弟さんよー」

P「はっ!?」

やよい「はわっ、そうだったんですか!?」

P「ちょ、ちょっと音無さん……」

小鳥「まぁまぁ、……ね?」

P「いや、その……」

やよい「私、高槻やよい。あなたは?」ニコッ

P(かわいい)

やよい「p君一緒にお風呂入ろっか」

はよ

P「あ、えっと、俺は……」

やよい「プロデューサーの弟さん、だよね?」

P「え、うん、その、名前は……名前は……」

やよい「……?」

P(どうしよう……)

やよい「緊張してるのかな? 大丈夫……?」

P「いや、その……」

やよい「あのね、私いっつもお兄さんにはお世話になってるから……」

やよい「弟くんにも、おかえししたいなって。見学かな?」

P(罪悪感が……すごい……)チラッ

小鳥「……」グッ

P「音無さん、あなたって人は……」

小鳥「あーあー。pくん? 大好きなやよいちゃんにあえて嬉しいのはわかるけどガチガチになりすぎよー?」

P「は?」

やよい「pくんっていうの? ……えへへ、応援してくれてるんだ、ありがとうっ」

P「え、あの」

やよい「どうしたの?」

P「……うん」

やよい「pくん……?」

P「や、やよい……ちゃん」

やよい「はい、なにかな?」ニコニコ

P(普段、プロデューサーとしては聞けないようなことを聞いてみよう、かな)

やよい「p君タオルで隠してちゃ洗えないよ?」

p「うぅ・・・///」パサッ

やよい(あ・・・おっきくなってる///)

やよい「p君ここ・・・苦しいの?」サスサス


はよ

Pのpはどう表現すれば良いのかね?

p君のq

P「あー、プロデューサー……兄ちゃん? は、普段、どんな感じかな?」

やよい「お兄さん……? えーっと、プロデューサーはね」

P(裏で嫌われてたりとかしたら立ち直れないだろうなぁ……)

やよい「……うーんと、お仕事もすっごくがんばってて、かっこいいよ?」

P「へ、へぇ……」

やよい「私達みーんなの面倒も見てくれてて、本当にすっごいんだよ!」

P「でも、本当にちゃんとできてるの? 結構抜けててアイドル達に訂正されることも多いって聞くけど」

やよい「むっ……」

P「……プライベートは結構ダメだし。アイドル達からは実際どう思われてるのかな?」

やよい「いくら弟くんでも、いっていいことと悪いことがあるよ!」

P「へっ?」

やよい「プロデューサーは、とーってもすごいんだから!」

p君のポークビッツがフランクフルト

動物臭の子とは盛り上がりが違うな

P(『プロデューサーのいいところ』をお説教混じりに聞かされました)

やよい「だから、みんなプロデューサーさんのこと大好きなんだよ?」

P「へぇ……そっかぁ。安心した」

やよい「うん、いいお兄ちゃんだよね」

P「やよいが自分のためにそんなに怒ってくれるなんて。プロデューサー冥利につきるよ」

やよい「……?」

小鳥「うんうん、よかったですね。プロデューサーさん」

やよい「え、えーっと……どういうこと……かな?」

P「やよい、俺……プロデューサーなんだ」

やよい「えっ……」

P「証拠は……そうだなぁ。一昨日に一緒におみやげで買って帰ったクレープの味とか……」

やよい「はわわっ……」

P「ありがとう、やよい。自信出たよ!」

やよい「うっうー……」

>やよい「はわわっ……」

  /\___/\
/ ⌒   ⌒ ::: \

| (●), 、(●)、 |   
|  ,,ノ(、_, )ヽ、,,   |  
|   ト‐=‐ァ'   .::::|   
\  `ニニ´  .:::/
/`ー‐--‐‐―´´\


ふう・・・

やよい「それで、プロデューサーは今子供になっちゃってるんですか?」

P「まぁ、そんな感じだな……」

やよい「それを内緒にして、本当はどう思ってるか聞こうとしたんですか?」

P「……そうだな」

やよい「嘘つきさんは嫌いです」プイッ

P「ご、ごめん……」

やよい「ごめんなさい、でしょ」

P「……ごめんなさい」

やよい「もうっ。そういうのはダメですよ?」

P「はい……」

やよい「お姉ちゃんとのお約束です」

P「いや、お姉ちゃんっていうのは」

やよい「今はプロデューサーよりも私の方がお姉ちゃんですっ」

P「はい……」

やよい「……プロデューサー」

P「……どうした?」

やよい「服、もしもないなら……うちに来ますか?」

P「え……」

やよい「多分浩次の服だったら着れるかなーって……」

P「いやいや、大丈夫! 気持ちだけで嬉しいから!」

やよい「でもでも、そのままだと苦しそうですよ?」

P「平気だってば、大丈夫! ありがとう」

やよい「うー……」

P「ただまぁ……やよい、よかったらなんだけど」

やよい「なんですか?」

P「帰りに服、一緒に選んでもらっていいかな? やよいが一番詳しそうだし」

やよい「……わかりましたぁ!」ニコッ

P「うん、ありがとう!」

やよい「それじゃあ私、別のお仕事いってきまーす!」

P「うん、気をつけてな!」

やよい「うっうー! 平気ですよ!」

P「頼もしいなぁ、流石お姉ちゃん」

やよい「えっへへー。じゃあねっ」

バタンッ


小鳥(……いいものだ。お姉ちゃんなやよいちゃんはとてもいいものだ……)ボタボタ

P「音無さんなにやってるんですか」

小鳥「な、なにもやってませんよ」

P「……カメラ」

小鳥「ぎくっ」

P「はぁ……もう」

P「……」カタカタ

小鳥「……」カタカタ

P「というかですね」

小鳥「どうしました?」

P「俺、病院いかなくていいんですか?」

小鳥「……あっ」

P「そんな今気がついた、みたいなリアクションされても……」

小鳥「でも、実際症例が少なすぎるんですよね……全部自然に治った、って言われてますけれど」

P「うーん……」

小鳥「……ん、お医者さんといえば……」

P「どうしました?」

小鳥「そろそろ2人が来るころかなと」

P「……あぁ。さっきみたいな騙しは無しですからね?」

小鳥「はいはい……」

ガチャッ

亜美「おっはよーっ!」

真美「真美だYO!」

亜美「亜美だYO!」

「ちくわ大明神」

亜美「誰だ今の!?」

真美「私だ」

亜美「お前だったのか」

真美「ヒマを持て余した」

亜美「亜美真美の」

亜美真美「「遊び」」


亜美「ってわけでおはよー!」

真美「おっはよー!」

小鳥「はいはい、おはよう。2人は元気ねぇ……」

亜美「ところがぎっちょん、元気が無くなる出来事があったんだYO……」

小鳥「どうしたの?」

真美「亜美と真美は別のクラスじゃん?」

小鳥「そうね、双子って別々のクラスになるらしいわね……」

真美「かばん間違えちゃって……」

亜美「しかも亜美がずーっと移動教室……」

真美「おかげ様で授業がまともにうけらんなかったんだYO!」

亜美「もー、忘れ物扱いで怒られるし散々だよ!」

小鳥「あらあら……お疲れ様」

亜美「……あれ? そういえば兄ちゃんは?」

P「……ここにいるが?」

真美「えっ?」

亜美「んん?」

真美「……またまたぁ。兄ちゃんの弟かな?」

P「いや、本人だぞ?」

亜美「えーっ、流石にそれはないっしょー」

P「……亜美、律子に内緒で買い食いしたシュークリーム」

亜美「ぎくっ」

P「真美、ツインテールにしてあまみちゃん! って言ってるところを千早に見られた」

真美「ぎくぎくっ」

P「まぁ、縮んでるけど本人だよ」

亜美「うえー……マジ?」

P「おおまじだ」

真美「兄ちゃんが……弟になった……」

P「いや、そのりくつはおかしい」

亜美「……なんで?」

P「よくわからないが、病気……なんだと思う」

亜美「ふーん……」ニヤッ

真美「へぇー……」ニィッ

P「な、なんだよ……」

亜美「ねぇねぇ兄ちゃん。亜美達のおうちってお医者さんなんだぁ」

P「お、おう。知ってるぞ?」

真美「真美達が……シンサツしてあげよっか!」

P「いや、結構だ」

亜美「まぁまぁ」ジリッ

真美「エンリョしないで……」ジリジリ

P「ちょ……音無さん!」

小鳥「……」グッ

P「こらぁっ!」

いいっすか~?(ゲス顔)

亜美「ひゃっほー!」バッ

真美「ふーじこちゃーん!」ピョンッ

P「わぁあっ!?」

ドンガラガッシャーン

亜美「いったった……ちょっと勢いよすぎたかな」

真美「普段の兄ちゃんなら受け止めれるのに……」

P「いったぁ……無茶言わないでくれ……」

亜美「ねぇねぇ兄ちゃん、本当に縮んじゃってるね」

P「あ、あぁ、まぁな」

真美「エンキンホーかと思ったけどやっぱりちっちゃくなってるね……」

P「そりゃあまぁ……なぁ……」

亜美「ほっぺとかぷにぷにだね」プニプニ

P「ちょっ……亜美……」

真美「ほうほう……」プニプニ

P「む、んっ……」

亜美「子供だねぇ……」

真美「小学生だねぇ……」

P「はなせぇっ!」ジタバタ

亜美「非力だなぁ兄ちゃん!」

真美「甘いぜ若いの!」

P「くぅ……もう……」

P「はぁ……満足したらどいてくれ」

亜美「……むー。つまんないなぁ」

真美「もっと相手してよ、兄ちゃん」

P「知らん。もう好きにしろ」プイッ

亜美「んー……」

真美「子供になった兄ちゃんなんてもう見れないだろうしなぁ……」

亜美「あ、真美。耳貸して?」

真美「ん?」

亜美「……」ゴニョゴニョ

真美「ふむふむ……え、でも……」

亜美「だいじょぶだいじょぶ!」

P「……人にのしかかったまま作戦会議するのはどうかと思うんだが」

亜美「まぁまぁ」

P「いいからどいてくれ。お前らだってそろそろ仕事が……」

亜美「いくよ真美!」

真美「了解!」グイッ

P「な、ちょっ……」

真美「抱え込み完了!」

亜美「両足ホールド!」ガシッ

P「いかん! それだけはアイドルとして、プロデューサーとしてダメだ!」

亜美「んっふっふ~、いまさら遅いよ兄ちゃん! この体勢からは抜けられない!」

真美「はいはい力抜いてー」コチョコチョ

P「あふっ、ちょっ……あはっ、あははは!?」

亜美「電気あんまぁー!」ドドドド

P「いやぁぁっ、ああっ、あああああああああ!」

P「……汚された……お嫁にいけない……」シクシク

亜美「ふぃー……いい仕事しましたなぁ」

真美「ですなぁ……」

小鳥「亜美ちゃん、真美ちゃん……」

亜美「あ、ピヨちゃんどったのー?」

小鳥「とっても……よかったわ……」ガクッ

真美「ちょっ、ピヨちゃん!?」

亜美「大変だ、どうしよう!」

真美「心臓マッサージを!」

小鳥「……わが生涯に、一片の悔い無し……!」

P「……」シクシク

地獄絵図やで

●REC

P「……亜美、真美」

亜美「なーに兄ちゃん?」

P「今回の件……覚えてろよ……」

真美「さぁーて、どうかなー?」

P「……亜美のは律子に報告するからな」

亜美「えー? あんなのよくある悪ふざけっしょー」

P「真美も、乙女だったらあんなことしちゃダメだ」

真美「んー、でも今の兄ちゃんはちっこいし大丈夫っしょー?」

P「ダーメーだ。男に……っていうか女の子相手でも。電気あんま禁止!」

亜美「はーい……」

真美「はぁい……」

亜美「ちぇー。兄ちゃんのケチー」

真美「……ねぇねぇ亜美、兄ちゃんに電気あんました時ってさ」

亜美「んー?」

真美「その、かたくとか……」

P「やめいっ!」ビシッ

真美「あうっ!」

P「いいだろもう! やめてくれ! 泣きそうだぞ俺!」

亜美「んー、そういえばちょっと」

P「やめろォ!」

キー

亜美(ちょっとお股がムズムズする・・・)

真美「あ、真美もういかないと……じゃーね兄ちゃん、亜美、ピヨちゃん!」

亜美「いってらー!」

バタンッ

P「はぁ……やっと、ひと段落……」

亜美「兄ちゃん兄ちゃん、さっきの……」

P「……ついてないな」

亜美「ねぇねぇ、兄ちゃん」

P「えぇいくっつくな!」

亜美「おやおやー? おねいさんにドキドキしちゃってるのかなー?」

P「誰がするか誰が」

でも亜美真美ってたっぱは160あるんだよね
逆にでかい方なんだよね765の中では

亜美「またまた照れちゃってー。兄ちゃんも楽しんだんじゃないの?」

P「……あぁもう! 亜美、いいかげんに……」

ガチャッ

律子「ただいま戻りました! 亜美来てるー?」

亜美「げえっ、律っちゃん!」ジャーンジャーン

P「律子! 助かったぁ……」

律子「ちょ、ちょっと。どうしたんですか?」

P「亜美がひどいんだよ……ちょっと助けてくれ」

律子「ほーぅ……?」

亜美「ご、誤解だぜ律っちゃん。亜美は真美といっしょにゴーホーに楽しんだんであって……」

P「合意、な。してないけど」

亜美「楽しんだんじゃないの?」
真美「どうなの?」

笑ってはいけないの続きこないかしら。

P「……」

亜美「兄ちゃんごめんなさい……」

P「もうしないでくれよな……頼むよ」

亜美「……はい……」

律子「はい、それじゃあ亜美借りていきますね!」

P「うん、すまんな律子……負担が……」

律子「いいんですよ、それよりプロデューサーこそ大丈夫ですか?」

P「ちょっと男の子の尊厳が踏みにじられかけたけど平気……たぶん」

律子「それならいいんですけれど……」

P「流石に車運転はできないし……音無さんは……」

小鳥「……」

P「ノびてるしなぁ……」

P「……」

P「音無さんはソファでノびてる」

P「書類整理は終わった……」

P「事務仕事もおおむね終わってて……」

P「営業は……子供にはできないし……」

P「……」

P「ヒマだなぁ……」

P「……ぁ、ふぅ……」

P「ちょっと、寝ようかな……」

P「……」

ガチャッ…

「……あら?」

P「……んぅ……」

「男の子……? どうして事務所に……」

P「……」

「……」

P「……ぁ……?」

「……えーっと……」

P「ちは、や……?」

千早「あ……起こしちゃった、かしら……」

P「……んぅ……」ゴシゴシ

千早「……どうしてこんなところに?」

P「どうして、って……ちょっと疲れてて休憩を……」

千早「……休憩? 迷子かなにか?」

P「え?」

千早「でも勝手に建物に入るなんて……あ。プロデューサーの弟さんとか、従弟くんとかかしら?」

P「ちょ、ちょっと待て……あれ?」

千早「どうしたの?」

P「えーっと……そ、そうだ。俺……」

千早「……?」

P「千早、俺だよ。俺がプロデューサーだよ!」

千早「……プロデューサーの真似? 上手ね」

P「違うってば、本人だ!」

千早「うん、怒ったりしないから大丈夫よ」ポンポン

P「う……」

千早「どうしてここにいるのか、教えてもらってもいいかな?」

P「だ、だから俺は……」

千早「うん?」

P「……っていっても音無さんも起きてないし信じてもらえないか。えーっと……」ペラペラ

千早「あ。プロデューサーと同じ手帳ね。かっこいいものね?」

P「だから……そうだ、千早!」

千早「こーら」コツン

P「いたっ……な、なにをするんだ」

千早「年上の人を呼び捨てにしちゃダメよ? クセになったら大変だもの」

P「いや、そうじゃなくて……んもう!」

P「ほら、この前の練習の時のギャグ!」

千早「……」

P「しょうが無いからわさび持ってきた!」

P「な! あれで千早の緊張がとけてさ!」

千早「あれ、あなたが考えたの? すごいわね」ニコッ

P「母性に満ちた笑みを浮かべないで! 俺がプロデューサーなんだってば!」

千早「うん、プロデューサーに憧れてるのね?」

P「じゃなくてぇっ、もーっ!」

千早「はいはい、落ちついて……スポーツドリンクぐらいしかないだろうけど、なにか飲む?」

P「……うん、欲しいけど」

千早「ちょっと待っててね」

P「……」

P「あ、あれ……?」

P「和んでどうするんだ、いかん……」

千早「はい、お待ちどうさま」

P「あ、ありがとう」

千早「どういたしまして」

P「……」コクコク

千早「……」ジッ

P「……はっ、いかん!」

千早「どうしたの?」

P「乗せられかけたけど、本当なんだよ! 病気で体が縮んだだけで俺はプロデューサーなんだよ!」

千早「まぁ、大変……それで、どうするの?」

P「それをどうするか今困ってるんだけど……」

千早「うーん、そっか。一緒に考えよっか?」

P「……そういう遊びじゃないってばっ!」

千早「……?」

P「うー、音無さん起きてください! 俺が俺だって証明してくださいよ!」ユサユサ

小鳥「も、もう食ったさ……腹ぁ……いっぱいだ……」

P「音無さぁん!」

千早「ほら、起こしちゃダメよ? 私が来るまでいっぱい遊んでもらったんでしょ?」

P「違う、遊ばれたんだぁ! 俺はプロデューサーだってばぁ! 信じてよ!」

千早「うーん……困ったわね……」

P「千早ぁ……俺だよ、プロデューサーだよ……」

千早「……じゃあ、この前」

P「この前?」

千早「プロデューサーと私が一緒に遊びに行った時のこと、わかるかしら?」

P「……そ、そんな覚えないぞ……?」

千早「……」

P「千早……?」

千早「ひっかけにはかからない、か……」

千早「……この質問も、プロデューサーがそう人に話すような内容じゃない、はず……」

P「……も、もう信じてくれるよな?」

千早「……にわかには信じがたいけど……」

P「やっと、やっと信じてくれたぁ……」グスッ

千早「プロデューサー、なんですね?」

P「そうだよ、プロデューサーだよ! 俺言ったぞ! 何回も言った!! プロデューサーだって! 何回言わせんだ!!」

千早「すいません、てっきり弟さんかなにかかと……」

P「だから俺なんだよぉ……もう、亜美真美にはもてあそばれるし散々だよ……」

千早「亜美達が?」

P「あ……うん、ちょっと」

千早「大丈夫ですか? ケガは?」

P「あ、いや……ケガとかじゃなくてちょっと、辱められたというか……」

千早「なっ……!?」

千早「……」

P「千早……?」

千早「ちょっと話をしてきます」

P「ま、待った! ちょっと! 千早すごい顔してるから!」

千早「いえ、問題ありません」

P「問題あるってば! いかないで!」

千早「でも、子供に……いえ、プロデューサーに対して、そういうことをするのは……」

P「いいよ、もう気にしてないから……な。落ちついてくれ」

千早「ですが……」

P「いいから、頼むよ……な?」ギュッ…

千早「……わかりました」

千早(裾を掴む手が、震えてる……プロデューサー……)

千早は激怒した。必ず、かの邪智暴虐の双子を除かなければならぬと決意した。

P「……ふぅ、人心地ついた」

千早「大丈夫ですか?」

P「うん、すまん……はぁ。しかし千早はやっぱりしっかりしてるなぁ」

千早「え?」

P「なんだか……なんというか、その。本当にお姉ちゃんみたいだったというか……」

千早「……お姉ちゃん……」

P「あっ……い、いや! あの、その」

千早「……ふふっ、大丈夫ですよ。プロデューサー」

P「えっ……」

千早「優のこと……お姉ちゃんだってことは、誇りなんですから」

P「ご、ごめんなさい」

千早「謝らなくてもいいですってば」

P「……なぁ、千早」

千早「どうしたんですか?」

P「俺さ……なんか、変なんだ……」

千早「変……?」

P「ちょっと、時々……衝動的になりそうになるというか……」

千早「ふむ……どんな風にですか?」

P「こう……暴れたい、とか。遊びたい、とか」

千早「……身体が子供になった影響でしょうか?」

P「わからないなぁ……はぁ。しばらく迷惑かけちゃいそうだ、ごめんな」

千早「大丈夫ですよ、頼ってください」

P「うん、ありがとう……」

千早「いえいえ……それじゃあ私は電車で移動したほうがよさそうですね」

P「……すまん」

千早「大丈夫ですよ。泣かないでください」

P「な、泣いてないってば」

P「……」

P「精神まで子供に戻ってるのか……?」

P「いや、だが……」

P「……」

P「ぁー……」

P「……」チラッ

小鳥「……むにゃむにゃ……」

P「……この、衝動は……」

P「予定的には、まだ誰も帰ってこないはず……」

P「ちょっとだけ、ちょっとだけ……」

感情のままに行動するのは人として正しい事らしいよ(ゲス顔

P「……」ゴソゴソ

小鳥「……んぅ……」

P「お、っとっと……」

小鳥「……zzZZ」

P「ふぅ、危ない危ない」

P「この、黒くて太いものを……」

P「こうして……」

P「こうして」

P「こうだ!」

P「……」

小鳥「……」テーレッテレー♪

P「……水性ペンだから大丈夫、うん」

P「でも流石にKABUKIスタイルはやりすぎたかな……ちょっと落として……」

小鳥「ん、んん……?」

P「っとっと!?」ビクッ

小鳥「ァ、プロデュゥサァさん……お、はよぉございますっ」カカンッ!

P「あ、音無さん……お、おはようございます」

小鳥「どうしたんですか?」カカンッ!

P(いかん……やりすぎた……なんか背景に桜の花びらが見える……)

小鳥「ァ、よくゥ……寝た」トントントン…

小鳥「なァ」カカカンッ!

P(わかっててやってないか!?)

P「……あの、音無さん」

小鳥「なんですか、プロデューサーさん?」ズイッ

P「そ、その……すいません、でした……」

小鳥「何がですか?」カカンッ

P「……」スッ

小鳥「鏡……?」

小鳥「……」イョォ~! ポン!

小鳥「……プロデューサーさん?」ニコッ

P「は、はい」

小鳥「……覚悟はいいですか?」

P「で、できてません」

小鳥「問答無用!」

P「お、お許しをー!」

P「……」キャピルーン☆

小鳥「罰としてしばらくその格好でお願いします」

P「子供になった上に女装ってどういうことですか……」

小鳥「似合ってますよ、おーらいおーらい」

P「というかなんでこのサイズのが事務所に」

小鳥「……」

P「音無さん?」

小鳥「乙女の秘密ってことにしませんか?」

P「乙女は子供になって困ってる男性に女装させたりしないと思います」

小鳥「でも着替えはみませんでしたし触りませんでしたよ?」

P「当たり前でしょう! アウトですよ、アウト!」

小鳥「大丈夫ですよ、今なら合法です」

P「精神的にアウトですー!」

ガチャッ

真「ただいまー!」

小鳥「あ、真ちゃん! おかえりなさい」

P「真……」

真「……えーっと、どちらさま……?」

P「俺だよ、ぷろ、ムグッ!?」

小鳥「プロデューサーさんの妹さんですよ♪」

P「むーっ!?」

真「あぁ、なるほど……でも今日見かけてませんよ?」

小鳥「そうなのよねー、困ったわー」

P「んー! んんー!」ジタバタ

真「君、プロデューサーの妹さんなんだ?」

P「けほっ……いや、ちが……」

真「フリフリの服でかわいいね、似合ってるよ?」

P「あ……うん。あの、話を聞いてほしいんだけど」

真「……妹さんが着てるってことは、やっぱりプロデューサーはそういう服装が好きってことなのかな……?」

P「誤解だ! 違うよ!」

真「え?」

P「いいか、よく聞いてくれ! 俺は……男だ!」

真「えぇー!?」

真「お、男の子だったなんて……」

小鳥「もう、プロデューサーさんたらせっかちなんだから……」

P「誤解されたまま話を進められてたまりますか!」

真「え、プロデューサー?」

P「あ、そうだ! 真、俺だよ、プロデューサーだよ! 子供になっちゃってるけど、女装させられたけど!」

真「そ、そんな……」

P「言っておくけどこれは趣味じゃなくて償いというか、その」

真「……カワイイ……」ガクッ

P「膝から崩れ落ちたぁー!?」

小鳥「ふっ……発想の常勝無敗。音無小鳥の手にかかればこの程度……」

P「誇ってないで音無さん! 手を貸してくださいよ!」

真「……ぅ……」

P「真、目が覚めたか?」

真「ここは……」

P「事務所だ……その、この格好はだな……」

真「あ、ひょっとして君は新しいアイドル候補の子かな?」

P「えっ」

真「かわいい服だね。とっても似合ってるよ!」

P「ま、真……」

真「うん、どうしたの?」

P「俺が誰かわからないのか……?」

真「君が誰か……うっ!? あ、頭が……」

P「ま、真!?」

小鳥「これは……拒絶反応……!」

P「知ってるんですか!?」

小鳥「えぇ、聞いたことがあります……」

小鳥「本能的に、今のプロデューサーさんの状態を認めてしまうのを拒絶しているんでしょうね……」

P「真……」

「話は聞かせてもらった」

P「あ、あなたは!」

BJ「通りすがりの医者だ」

小鳥「お願いです、真ちゃんを助けてあげてください!」

BJ「では5千万円ほどいただこうか」

P「はい」ドサッ

BJ「えっ」

P「えっ」

BJ「わかった、手術をしよう……」

P「はい」

そして手術は成功し、今ではこのとおり!


真「きゃっぴぴぴぴぴ~ん☆ キューティープリンセス、みんなのアイドル真ちゃんなりよー♪」

P「」

小鳥「」

真「へへっ、プロデューサーもボ、わたしがかわいすぎて声も出ないみたいなりねー♪」


―――

――



真「……ムニャムニャ」

P「な、なんて安らかな顔してるんだ……」

小鳥「疲れてたんでしょう、今は静かに眠らせてあげましょう……」

P「……しかし、やっぱりこの格好はショックが大きかったんじゃないんですか?」

小鳥「似合ってますけど……」

P「個人的に、精神力も削られてかなりキツいです」

小鳥「もったいないなぁ……じゃあせめて資料用に写真を!」

P「資料ってなんのですか……」

小鳥「そりゃあ……ふっへへ」

P「うわぁ、悪い顔……」

小鳥「大丈夫、先っちょだけだから!」

P「何の先っちょなんですか!」

小鳥「お願いしますよぉ、やよいちゃんにも頼めないんですよ!?」

P「アイドルに手をだしたら流石に怒りますよ!?」

P「――で」

小鳥「いいよー、視線こっちおねがいしまーす」パシャパシャ

P「……何枚撮るんですか」

小鳥「もう少し!」

P「……はぁ……」

小鳥「もう少しローから……」

ガチャッ…

雪歩「ただ……」

P「あ」

小鳥「あ」

雪歩「……」パクパク

雪歩「ま、間違えましたぁ!」

P「待って雪歩! 誤解なんだ!」

雪歩「えーっと……それで……」

P「子供になってるけどプロデューサーです」

小鳥「プロデューサーさんに服を着せた事務員です」

真「菊地真ちゃんなりよ~♪」

雪歩「真ちゃん!?」

真「はっ!? 今ボクは何を……」

P「よかった、目が覚めたんだ……」

真「あ……プロデューサー……今、ボクすごくいい夢を見てた気がします……」

P「そうか……」

雪歩「えーっと、本当にプロデューサー、なんですか?」

P「そうだよ……この服のせいか。やっぱり……脱いだほうがいいかな」グッ

脱がなくてもええんやで?

雪歩「だ、ダメですぅ!」ガシッ

P「な、なにを……」

雪歩「お、女の子になってるならそんな簡単に服を脱いだりしたら……」

P「……あ、なるほど」

雪歩「ほぇ?」

P「俺、男のままだぞ?」

雪歩「え、えぇぇ!?」

P「だから別に上を脱ぐぐらい……」

小鳥「……ハァ、ハァ」

P「……着替えてくる」

雪歩「そ、そのほうがいいと思いますぅ」

小鳥「ぐぬぬ」

P「で、だな……」

雪歩「は、はい……何があったんですか?」

P「朝起きたら子供になってた……」

雪歩「……心当たりとか……」

P「無いんだなぁ、これが……」

雪歩「うーん……」

真「でも、なんだかずるいですよ……いいなぁ……」

雪歩「真ちゃんは真ちゃんのままでいいと思うよ?」

真「……うーん」

P「うーん……」

小鳥「うーん……」ピッピッ

P「何写真チェックしてるんですか」バシッ

小鳥「あぁんいけず……」

真「……あっ、ボクそろそろ帰らないと」

P「え、そんな時間か?」

真「ちょっと用事があって……すいません!」

P「いや、こっちこそ……またな!」

真「はい、また明日!」

バタンッ

P「……いや、しかしどうしよう……」

雪歩「あの、プロデューサー」

P「ん、どうした?」

雪歩「今のプロデューサーは、男の子ですよね……?」

P「そうだぞ?」

美味しそうな男の子 じゅるるん♪

なんか面白いことになってた
支援

雪歩「私、最近男の人にも慣れてきたけれど……」

P「うんうん」

雪歩「その、イタズラするような小さな男の子には、あんまり慣れてなくて……」

P「……うん?」

雪歩「よ、よかったら慣れるために……手伝ってくれませんか?」

P「……そうか、確かにそんなにない機会かもしれないなぁ……」

雪歩「は、はい」

P「わかった。何をすればいい?」

雪歩「えっと、まずは……もう少し、近くに座ってください」

P「わかった……隣、座るよ」

雪歩「はい……」

>>348


>>348

地下帝国編きたか

P「それで、次は?」

雪歩「……も、もう少し近くで……」

P「う、うん……?」

雪歩「え、えい」ポフッ

P「え、あ?」

雪歩「……」クシャクシャ

P「……あのー、撫で……」

雪歩「は、はい!」

P「……うん、撫でるのはいいんだけど、この犬みたいな撫で方はちょっと……」

雪歩「す、すみません!」

あずささん来たら第一声はママ!で

雪歩「だ、だいぶ平気になってきましたぁ……」ナデナデ

P「……」

雪歩「プロデューサー?」

P「雪歩……」

雪歩「は、はい?」

P「……」

雪歩「プロデューサー……?」

P「ちょっと、いいかな」

雪歩「え、あの……」

P「……」スッ

雪歩「ひぅ……」

P「えい」ペチ

雪歩「あうっ……?」

雪歩「え、え……?」

P「うーん、こっちから近寄るのは無理か……」

雪歩「あ……」

P「……というか、あれだな。小さい男の子にイタズラされるって?」

雪歩「あの、活発な子だとスカートをめくったりとか……」

P「なん……だと……?」

雪歩「それで、ダメだよって言ってもやめてくれなくて……困っちゃうんですぅ……」

P「ひどいやつもいたもんだ、まったく……」

雪歩「……」

P「……でも、うーん……」

雪歩「……?」

???「おいガキの住所割り出せや」

???「へい兄貴」

P「……わかるかもしれない」

雪歩「え、えぇっ……」

P「雪歩はこう、嗜虐心を煽るんだろうなぁ……」

雪歩「プロデューサーも、するんですか……?」

P「い、いやいや。俺はめくらないけど」

雪歩「……」

P「男の子ってさ、好きなものにはなかなか素直になれないんだよ」

雪歩「……」

P「だからイジワルしてくる男の子っていうのは、雪歩のファンだけど舞い上がっちゃってるんじゃないかな」

雪歩「そう、なんですか……」

P「うん、許してやれとは言わないけど……わかってあげてほしいかな」

雪歩「……プロデューサーも、めくりたいんですよね?」

P「え、いや……」

雪歩「……ふふっ、冗談ですよ」

はい

雪歩「でも、プロデューサーのいうとおりファンの子だって思ったら……」

P(言われたら……なんだか……)

雪歩「恥ずかしいけど、頑張れる気がしますぅ! ありがとうございました、プロデューサー!」スクッ

P「……」

雪歩「プロデューサー?」

P「……」テクテク…

雪歩「どうしたんですか……?」

P「ていっ!」バサッ

雪歩「っ~~~~!?」

P「はっ!?」

雪歩「きゃ、きゃぁあああああああ!」

●REC

P「ごめんなさい」

雪歩「も、もう……何するんですかぁ……」ウルウル

P「本当にごめんな、雪歩……」

雪歩「プロデューサーが、スカートめくりなんて……」

P「本当にごめんなさい」

雪歩「うぅ……」

P「……言い訳もしないよ、つい出来心でってやつだ」

雪歩「……」

P「なんでもするから……許してくれ……」

雪歩「なんでも、ですか……?」

P「俺に出来る範囲なら……」

雪歩「……」

????「今なんでもするって言ったよね」

……ごめんなさい用事ができたんですぅ……

ごまかしてきたけど正直限界っぽいので誰かあとお願いします……

おいおいそれはないぜスティーブ

ほらよ
本スレ用

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内  

誰か代行で続き書いてくれないかなー (チラッ

雪歩「私をトップアイドルにしてくださいぃ~」

保守時間目安3 (休日用)
00:00-02:00 13分以内
02:00-04:00 18分以内
04:00-09:00 35分以内
09:00-16:00 24分以内
16:00-19:00 9分以内
19:00-00:00 5分以内

保守時間目安3 (平日用)
00:00-02:00 14分以内
02:00-04:00 22分以内
04:00-09:00 39分以内
09:00-16:00 30分以内
16:00-19:00 13分以内
19:00-00:00 5分以内

こんなスレ続けても無駄だったよまさに
やめろ無駄無駄やめちまえ無駄やめれば無駄やめ時は今無駄骨終わり
無駄無駄徒労に終わる無理無理終わり終わり駄目駄目先なんかない
やめろやめろやめろ無理やめちまえ


 も う や め ち ま え

だが断る

はよ

P「雪歩……?」

雪歩「……小鳥さん」

小鳥「はいっ!」

雪歩「お願いします」

小鳥「はい!」ガシッ

P「え、雪歩……?」

雪歩「なんでも、してくれるんですよね?」

P「……はい」

小鳥「……これぞパーフェクトハーモニー。完全調和……」

P「……お嫁にいけない……」キャピルルーン☆

雪歩「うん、似合ってますよプロデューサー」

P「素直に喜べないよ……」

雪歩「それじゃあ、動かないでくださいね……」ズイッ

P「え、ちょっ……」

雪歩「プロデューサー。女の子のスカートをめくるのはいけないことですよ?」スルッ…

P「は、はい……」

雪歩「プロデューサーもこうやってゆっくりめくられると恥ずかしいですよね……?」ススッ…

P「……や、やめて……」

雪歩「見えちゃいそうですね……」クスッ

P「お、俺が悪かった! 本当にごめん! 反省してるから!」

雪歩「……」


雪歩「だめ」バッ

P「……あ……」

雪歩「下は普通に男の子のパンツなんですね。かわいい」

P「わぁぁっ!」

雪歩「あ……もう。スカートおさえちゃって……」

P「雪歩ぉ……」

雪歩「どうしたんですか、プロデューサー?」

P「……ひど、いよ……うぇぇ……」

雪歩「」

雪歩「あ、あの……」

P「確かにめくった、けど、でも、こんなの……」グスッ

雪歩「あ、えっと、その……」

P「うぇぇぇ……グスッ、うぐっ……」

雪歩「ど、どうしましょう小鳥さ……」

小鳥「……」ドクドク

雪歩「ひぃっ!? いい笑顔で死んでる!?」

P「うわあぁぁん! ごめんなさいぃぃ……」ポロポロ

雪歩「ど、どうしよう……?」

P「……グスッ……年甲斐もなく……こんな……」

雪歩「プロデューサー、落ち着きましたか……?」

P「うん、本当にごめんなさい……」

雪歩「い、いえいえ。私こそやりすぎちゃいました……」

P「二度とスカートめくりなんてしないよ……」

雪歩「それは約束してくださいね……?」

P「うん……でも、これなら雪歩ももうスカートめくりなんか平気だな……」

雪歩「え、えぇ……そうかな……」

P「うん、余裕をもって対応すれば大丈夫……」

雪歩「……自信はつきました、がんばりますぅ」

P「よかった……うん……よかったよ……」

P「……なんだか、だんだん子供に戻ってる気がする……」

P「精神的にも……なんか……」

P「音無さんはまた気絶したままだし……」

P「……どうしよう。さすがに帰るわけにも……」

ガチャッ

BJ「話は聞かせてもらった」

P「だ、だれだあんた!」

BJ「医者だよ、少々高いがね」

だめだよ
逃げちゃ

BJ「あんたの病気は相当珍しい。このままじゃあ助からないだろうな」

P「……そんな……!」

BJ「だが私なら治せる」

P「お、お願いします!」

BJ「高いぞ……1億だ」

P「そ、そんな……」

ガチャッ!

伊織「話は聞いたわ」

P「伊織!?」

伊織「1億、キャッシュよ。文句ないわね?」ドンッ

BJ「……確かに」

P「伊織……」

伊織「勘違いしないでよ。あんたがいなくちゃこの事務所がまわんないからみんなで共同出資したの」

P「みんな……」

P「みんな……」

春香「プロデューサーさん!」

美希「なの!」

貴音「……」

あずさ「あらあら……」

伊織「……ここにいない他のみんなもよ」

P「……ありがとう……」

伊織「お礼は、仕事で返してよね」

P「あぁ、もちろん!」

P「だって――」

P「俺たちは登り始めたばかりだからな。この長い長いプロデュース坂をよ……」


         完!

帰れるのは相当遅くなるだろうし
書きかけの雪歩だけ完結させたよ……

あとはのっとるなり好きにして

やよい「う、う~・・・い、1万円ならなんとか集まりました~・・・うう・・・」

>>1が逃げて適当に始めただけだろ


         完!



         "完"!



        " 完"!



        "未完"!




P「……はっ!?」

P「な、なんか……変な夢をみた気がする……えっと、雪歩が仕事いって……今……」

P「そうだ、今……」

P「……だんだん子供に戻ってる気がする……」

P「精神的にも……なんだか……」

P「音無さんはまた気絶したままだし……」

P「……どうしよう。さすがに帰るわけにも……」

ガチャッ

春香「おはようございます……あれ?」

P「春香……!」

春香「えーっと……あなたは……」

P「俺はプロデューサーだよ、ここのプロデューサー!」

春香「プロデューサー、さん?」

P「そう、担当プロデューサー!」

春香「そっか、えらいね」ポンポン

P「うあーっ! またこれかぁ!」

春香「……?」

P「本人だよ、張本人! 病気で子供になってるけど!」

春香「えぇー!?」

P「――ってわけなんだ」

春香「なるほど……大丈夫ですか?」

P「うん、たぶん……」

春香「その、だんだん子供に戻ってるっていうのは?」

P「いや、なんだかこう……衝動的になったり、涙もろかったりで……」

春香「ふむふむ……あ、クッキーあげましょうか?」

P「うん! ありがとう!」

春香「……はい、あげたー」ヒョイ

P「あ……」

春香「……」

P「……」ジワッ

春香「!?」

春香「ぷ、プロデューサーさん!」

P「あっ……ご、ごめん……」グシッ

春香「……まさか今ので泣くとは……」

P「自分でもびっくりだよ、うん……」

春香「相当参ってるんじゃないですか?」

P「かもしれない……ごめん……」

春香「無理しちゃだめですよ?」

P「うん、わかってる……」

春香「……よしよし」ポンポン

P「……なでるなよ」ペシッ

春香「あ、ごめんなさい……」

春香「はい、改めてクッキーです」

P「ありがとう……いただきます」パクパク

春香「……ふふっ」

P「……?」モグモグ

春香「口の中詰めすぎじゃないですか?」

P「ん、んんっ……ん!」

春香「はいはい、でも飲み物無いと飲み込めませんよ」

P「んー……」

春香「とりあえず、どうぞ。飲みかけですけど」

P「ん、んんっ……」ペコッ

春香「……あ、これなんだかいいなぁ……」

P「んー?」ゴクゴク

春香「いえ、なんでもありませんよー」

P「ふぅ……」

春香「プロデューサーさん?」

P「うん?」

春香「クッキー美味しいですか?」

P「……うん! 美味しいよ。ありがとう、春香」

春香「よかったです……ふふっ」

P「ん、どうした?」

春香「今のプロデューサーさん、本当に子供みたいですよ?」

P「……う、お恥ずかしい……」

春香「春香おねーちゃんに甘えてもいいのよー、なぁんて」

P「……おとなをからかうもんじゃないぞ」プイッ

春香「あ、ごめんなさい……つい」

P「……でも、お世話にはなると思う。しばらくよろしく……」

春香「それはもちろん!」

春香「それじゃあ、お仕事いってきますね」

P「うん、がんばってな!」

春香「もちろん、大丈夫です! プロデューサーさんこそ気をつけてくださいね?」」

P「気をつける?」

春香「知らないおじちゃんについてっちゃいけませんよー?」

P「わかってるよ、もうっ」

春香「あはは、ごめんなさい。それじゃ!」

P「うん、いってらっしゃい!」

春香「はい……ん」

ガチャッ

あずさ「あら……」

春香「あ。あずささん……」

あずさ「おはようございます~」

きたあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

春香「おはようございます……って、あれ? あずささんだけですか?」

あずさ「えぇ、お仕事にひと段落ついたので私は戻ってきたのよ」

春香「あずささん、だけ?」

あずさ「ほら、プロデューサーさんが1人のままだといけないからって……」

春香「あぁ、なるほど」

あずさ「竜宮のお仕事は終わって、亜美ちゃん真美ちゃんのお仕事と伊織ちゃんのお仕事が残ってたし」

春香「それに、あずささんなら安心ですものね」

あずさ「あら、ありがとう~」

P「春香……時間……」

春香「あっ! ご、ごめんなさい! あずささん、プロデューサーさんお願いします!」

あずさ「はいはい、おまかせください♪」

P「あの、あずささん……」

あずさ「はいはい、なんでしょう~?」

P「あずささんは律子から、聞いてるんですね?」

あずさ「そうですよ?」

P「……子供扱いしたりしませんよね?」

あずさ「うふふ、大丈夫ですよ~」

P「ありがとうございます……」

あずさ「……でも」

P「……なんですか?」

あずさ「本当に子供になっちゃったんですね……」

P「……えぇ、まぁ」

p「ママ~」ダキッ

あずさ「あらあら」

あずさ「身体が小さくなると、大変なことも多いんじゃないでしょうか?」

P「……まぁ、ちょっとは」

あずさ「……私、お手伝いできることありますか?」

P「……それは……うーん」

あずさ「なんでしょう?」

P「……い、いけない。ちょっと、さっきから自分が抑えられなくて……」

あずさ「……?」

P「……あの、あずささん。ヒかないでくれますか?」

あずさ「なんでしょうか~?」

P「ちょ、ちょっとだけでいいので……抱きつかせて、ください」

あずさ「……あらあら」

P「あの、変な意味じゃなくて、その!」

あずさ「うふふ、人肌恋しい気分になることもありますよね」

P「う……」

あずさ「いいですよ~? ほら……」スッ

P「し、しつれいします……」

あずさ「はい、どうぞ」ギュッ

P「……」

あずさ「……」

P「……あ、あの……あずささん……」

あずさ「はい、なんでしょう?」

P「……子供扱いしませんよね、なんて言っておいてこんな子供みたいなこと……ごめんなさい」

あずさ「いいんですよ~、大人だってそういう気分になることはありますから」ニコニコ

P「うぅ……やさしさがいたい……」

P「……あの、あずささん」

あずさ「なんでしょう?」

P「……」

あずさ「……」ニコニコ

P「その、弱音を吐いてもいいですか?」

あずさ「弱音、ですか?」

P「はい……俺、身体が子供になって……」

あずさ「……」

P「それで、なんだか心もだんだん子供っぽくなってるって自覚はあるんですけど……」

P「意地を張って、大丈夫って言いましたけど……なんだか不安に襲われたり、あずささんに抱きつかせてくれなんて言って……」

P「ちぐはぐで、もうダメダメで……」

あずさ「うーん……」

P「……はぁ、もう自分でも何言ってるのかよくわからないです。ごめんなさい、こんなこと聞かせちゃって」グッ

あずさ「……」ギュッ

P「むぐぅっ……!?」

襲うという選択肢

おねショタの素晴らしさ

あずさ「プロデューサーさん、お疲れなんですね~」

P「ぷはっ……あ、あずささん、胸……」

あずさ「あ、すみません……つい……」

P「い、いえ……その、俺だって男なんですから……」

あずさ「今は、甘えたい気分なんでしょう?」

P「……そう、ですけど」

あずさ「なら大丈夫ですよ~」

P「い、いや……でもほら、男は狼で……」

あずさ「あらあら……襲われちゃうのかしら?」

P「お、襲いませんけど」

あずさ「なら、大丈夫です。ね?」

P「……」

ちょっくら2次元に行ってくる

あずさ「きっと、身体が縮んでしまったのはおやすみしなさいっていうことなんですよ」

P「……」

あずさ「それで、困っちゃうようなことが多いのは……周りの人にもっと頼りなさいってこと、じゃないでしょうか?」

P「頼る、ですか……」

あずさ「普段のプロデューサーさんは、1人でがんばりすぎちゃってましたからね」

P「……そう、ですか」

あずさ「えぇ、そうですよ」

P「……あの、あずささん」

あずさ「はい、なんでしょう?」

P「もう少し、こうしていていいですか……?」

あずさ「はい、どうぞ……」

P「ありがとうございます……」ギュゥ

>>539
俺もつれてってくれ

>>542
一度二次元に入ったらもう現実世界には戻れなくなるがいいのか?

P「……zzZ」

あずさ「……うふふ。眠っちゃったのね」

あずさ「本当に、こんなにちっちゃくなっちゃって……」

あずさ「……」

あずさ「ちょっとだけなら……」スッ

ガチャッ

美希「あふぅ……おはよーございます、なの」

あずさ「あらあらあらあら」ザザザザッ

美希「……あれ、どうしたの?」

あずさ「な、なんでもないわよ~?」

美希「アハッ!ちっちゃいハニーのハニーがおっきくなってるの」

美希「ふぅん……あれ、小鳥は?」

あずさ「えーっと、奥できぜ……寝てるんじゃないかしら?」

美希「そっかぁ、他のみんなは?」

あずさ「いろいろ、ね。お仕事だったり、もうあがった子もいるけど……」

美希「そっか……ハニーは?」

あずさ「プロデューサーさんは……」

美希「……どうしたの?」

あずさ「……」チラッ

美希「……?」ジッ

P「……zzZ」

美希「……え?」

貴音は最高のお姉様

美希「……あずさ、これって……」

あずさ「……えーっと、その子は」

美希「た、大変なの! ハニーがちっちゃくなっちゃったの!」

あずさ「……あら?」

美希「どうしたの?」

あずさ「えーっと、美希ちゃん……わかるの?」

美希「当たり前なの!」

あずさ「あらあら……」

美希「どうして!?」

あずさ「その、病気らしいんだけれど……」

美希「ビョーキ!? え、このまま赤ん坊になって死んじゃうの!?」

あずさ「そういうのではない、らしいんだけれど……」

あずさ「――っていう感じ、らしいわ」

美希「……だいたいわかったの」

あずさ「美希ちゃん?」

美希「ここは、スリコミ作戦をケッコーしちゃうの!」

あずさ「すりこみ……?」

美希「そう! あのね、子供のころの経験ってずーっと覚えてるんだって」

あずさ「えぇ、結構そういうものね……」

美希「だから、子供になっちゃったハニーに頼れるお姉さんっぷりを見せつけて……」

美希「元に戻った時に、意識しちゃうように仕向けるの!」

あずさ「うーん、それってできるものなのかしら……」

美希「成せばなるっていうし、なんとかなるって思うな」

美希「あずさには悪いけど、ハニーのお世話はミキに任せて?」

あずさ「うーん……でも……あら?」

あずさ「メール……あらあら、律子さんが……」

美希「どうしたの?」

あずさ「なんだか、竜宮小町の仕事が飛び入りで入りそうで……プロデューサーさん、任せても大丈夫かしら?」

美希「もーまんたいなの!」

あずさ「じゃあ、お願いね?」

美希「任せて!」

あずさ「いってきます」ガチャッ

美希「あ。でも律子、さんが下に着くまでは……ってもういないの……」

美希「うーん、大丈夫かな……」

美希「ちょっぴり心配なの……それに、律子が帰ってくるわけだし……」

美希「ここは、タンキケッセンでいくの!」

P「……んぅ……」

美希「……よし、まずは寝てるハニーを……」

美希「……起こしちゃうとまずいの」

美希「お昼寝を起こされたらきっと嫌いになっちゃうし……」

美希「うーん、うーん……」

美希「どうしよう……」

美希「……」

P「……ムニャ……」

美希「ひらめいたの」

美希「んー」ギュッ

P「……ぅ、んんっ……」

美希「あはっ、お肌ぷにぷになの! かっわいー☆」

P「……むぅ………」グッ

美希「やんっ、えっちー」

P「………くぅ……」

美希「ふふん。このまま添い寝すれば、ハニーが起きた時……」



P『むにゃむにゃ、よくねたぞぉ』

美希『ハニー、おはよーなの!』

P『うわぁ、すごくよくねれたとおもったらみきのおかげだったのかー!』

美希『えへへー、ハニーならいつでも添い寝してあげるの!』

P『さすがはみきだ、もうはなれられないよ』

美希『えっへん!』


美希「ってなるはずなの!」

たしかに

美希「ふふん、こうしてハニーをぎゅってして……」

美希「そのまま、背中をぽんぽんってしてあげるとリラックスしてきっとよく眠れるよね?」ポン…ポン…

P「……ん………」ムニッ

美希「あはっ、おっぱいが欲しいのかな? そこまでちっちゃくはないでしょー」ツンツン

P「……ぅ………」

美希「あ、起こしちゃダメだった……おーよしよしー」

P「……」

美希「ふぅ、危ないところだったの……ハニーが起きるまで、ハニーのお昼寝を全力でサポートしなきゃ」

美希「サポート、しなきゃ……」

美希「サポ……あふぅ……」

美希「……zzZ」

P「……ん、ぅ……あ。俺……寝て……」

ムニムニ

P「……はぇっ……え、あ、う?」

P「こ、これって……っていうか、密着されてるけど……」

美希「……んぅ……」

P「……み、美希……!?」

美希「……んー……?」

P「ちょ、ちょっと美希! どういうことだ!?」

美希「あふぅ……どうしたの……?」

P「ど、どうしたじゃなくて! なんで俺が美希に抱きついて、いや抱きつかれて昼寝をしてるんだ!?」バッ

美希「あれぇ、ハニーが抱き枕みたいな大きさなの……」フラフラ

P「寝ぼけてないで……わっ!?」

美希「じゃあまだ夢の続きだよね……んー、なかなかの抱き心地なの……」ギュッ

P「美希、起きろー! 夢じゃないってば!」ジタバタ

美希「もうっ、生きがよすぎるの……」

P「当たり前だ、生きてるからな!」

美希「……あれ……」

P「美希、いったいどうして添い寝……というか、俺を抱き枕にして昼寝なんかしてたのか説明してもらおうか」

美希「……」

P「美希?」

美希「しまったの……」

P「は?」

美希「星井美希、イッショーのフカクなの……まさか、ハニーが起きる前に寝ちゃうなんて……」

P「え?」

美希「くぅ……スリコミ作戦失敗なの……」ガクッ

P「美希……ど、どうしたんだ?」

貴音は尻枕一択だろ

美希「あ、えっと……あずさがお仕事にいったからミキがハニーの面倒をみるってことになって……」

P「……なるほど……それで?」

美希「ハニーが寝てたから、起こさないようによく寝れるよう、いろいろしてあげようって思って添い寝することになったの」

P「……」

美希「それで、ハニーの寝顔を見てたら……ちょっとウトウトして……」

美希「……後は、記憶にないかな?」

P「はぁ……あのな、美希……」

美希「……」

P「……ぁー、でも。よく寝れるように気を使ってくれたんだな」

美希「う、うん。でも失敗しちゃったの」

P「……その、うん。気持ちは嬉しいよ、ありがとう」

美希「えっ……?」

P「な、なんだよ……」

美希「ハニー、ミキが添い寝してたの嬉しかった?」

P「……ま、まぁ……その。いい夢もみたし……」

美希「夢って、どんなカンジのかな?」

P「……」

美希「ハァーニィー?」

P「……トップシークレットです」

美希「あ、ひょっとしてえっちな夢?」

P「なっ……」

美希「やっぱり、寝ぼけておっぱいを触ったのはそれでなんだね? もー、ハニーったらおませさんなんだから」

P「ち、ちがう! そんなんじゃない!」

美希「どうかなー?」

美希「こっちのハニーは正直さんなの♪」サスサス

P「お、おっぱいなんて別に……」

美希「正直に言ったらちょっとだけ触らせてあげようかなー?」

P「え……」

美希「どうする?」

P「……あ、アイドルに手なんてださない!」

美希「むぅ、ガンコなところはそのままだったの……」

P「当たり前のことだって……でも、美希?」

美希「なぁに?」

P「気持ちは嬉しかったのは本当だ。ありがとう」

美希「ハニーがしたいなら、いつでもいいよ?」

P「いや、寝心地は良かったけど……他のところで頼るから、もういい」

美希「他のところ?」

P「うん、たぶん数日は他の皆の負担が増えるだけじゃなくて……俺自身のことでも頼りにすることが増えると思う」

美希「例えば?」

P「すぐ、感情的になったり……身体も小さくなっちゃったし、そういう面でもかな」

美希「たかいたかいしてあげればいいの?」

P「……そういうのじゃなくてだな」ムスッ

美希「あ、ホントだ」

P「ん?」

美希「いつものハニーよりも、中身もちょっぴりオコサマなんだね?」

P「……まぁ、そうだけど」

美希「あはっ☆ そんなところもカワイイよ?」

P「……褒められてる気がしないんだけど」

美希「えー?」

P「とにかく、その……よく眠らせてくれようとした気持ちは嬉しかった。ありがとう」

美希「どういたしましてなの!」

P「しばらく、負担が増えるだろうけど……頼む」

美希「任せて! でもね、ハニー?」

P「ん?」

美希「貸し、だからね?」

P「それはもう、返すよ……戻ったら」

美希「あはっ、期待して待ってるね?」

P「うん、それじゃあ」

美希「いってきます!」

P「いってらっしゃい」

ガチャッ バタン

P「ん、でも寝て……少し楽になったなぁ」

P「あずささんのアドバイスも……」

P「……素直に人を頼るか。難しいなぁ」

P「でも。確かにこのままじゃ1人でなんでもなんてできそうにないし」

P「素直に……」

P「……そういえばやよいって、仕事……そろそろ終わるかな?」

P「このよそいきぼっちゃんみたいな格好はどうにかしたいよなぁ……」

P「うーん……」

ガチャッ…

P「あ、おかえり、やよ……」

貴音「……おや?」

P「……ごめん、貴音か」

貴音「……どちらさまでしょうか?」

P「あー、その。話せば長くなるんだが……」

貴音「……」

P「あ、怪しいものじゃないんだぞ? 俺はプロデューサーだ!」

貴音「……」

P「プロデューサーっていっても新しいプロデューサーとか、プロデューサーの弟とかじゃなくてだな」

貴音「……」

P「そう、そう! 本人なんだけど病気で縮んじゃって、それで」ワタワタ

貴音「……ふふっ」

P「な、なんだよ! 真剣な話なんだぞ!」

貴音「いえ、すみません……少しふざけ過ぎました。あなた様」

P「え、信じてくれるのか!?」

貴音「えぇ、実は響から話を聞いていたので……」

P「なっ……」

貴音「きっと困っているだろう、と思いまして」

P「そ、そうか……そうだよな。貴音は今日はオフのはず……」

貴音「ご迷惑でしょうか?」

P「いや、助かる……力になってくれるのか?」

貴音「えぇ、わたくしにできることならば」

P「……ありがとう」

貴音「いつもお世話になっていますから、この程度……」

P「っていっても……」

貴音「……?」

P「事務仕事はあらかた片付いてるし……うーん……」

貴音「なんと」

P「いや、気持ちは本当にうれしい。でも貴音に……」

貴音「ふむ、ならばせめて……」

P「ん?」

貴音「今の服は、落ちつかないのでは?」

P「あ、あぁ。まぁそうだな……」

貴音「では……この服はいかがでしょう?」ズルッ

P「え、今どこから出した?」

貴音「……トップシークレットです」

P「……いやいや」

無限に広がる胃袋から

貴音「それより、いかがでしょうか?」

P「あ……でも普通の子供服なんだな」

貴音「おそらく、丈もあっているはずです」

P「あ、本当だ……」

貴音「どうでしょう。お召しになりますか?」

P「……ありがたく頂戴するよ。助かる」

貴音「いえいえ」

P「その、代金とか……」

貴音「結構です。いつものお礼ということで……」

P「……でもなぁ……」

貴音「では……着ている姿をみせてくだされば、それで」

P「……いいのか?」

貴音「えぇ、良いのです」

P「……着てみた」

貴音「……」

P「あの、貴音」

貴音「なんでしょう?」

P「着る前に気付かなかった俺も悪いと思う」

貴音「はい」

P「だけどな、なんで……」

貴音「……?」

P「なんで、このズボン……半ズボンなんだ……?」

貴音「はて、いけませんでしたか?」

P「膝小僧丸見えファッションは成人男性としてはえらく屈辱的だよ……」

貴音「なんと」

貴音「なんと(作戦通り)」

貴音「その年頃の男児としては、一般的な服装を選んだつもりでしたが……」

P「うん、わかってる……そうだよな、今の俺ってそういうお年頃なんだよな……」

貴音「よくお似合いですよ」

P「……あと、貴音」

貴音「はい」

P「何故か服の中にだな……」

貴音「……」

P「これ。組み立て式の虫取り網があった」

貴音「なにか問題が?」

P「問題しかないよ! これじゃ虫取り少年じゃないか!」

貴音「もうすぐ夏も終わり、秋の虫の季節に……」

P「そうじゃなくて!」

貴音「なんと」

P「貴音、正直にいってくれ。からかってないよな?」

貴音「誓ってそのようなことはありません」

P「そうだよな。善意だよな。すっごく嬉しいよ、ありがとう貴音」

貴音「いえいえ……」

P「ただ、な? ほら、中身は俺なんだよ。ちょっと子供っぽい衝動に襲われたりもするけど、見た目が子供でも頭脳は大人なんだよ」

貴音「えぇ、存じております」

P「貴音、この格好どう思う?」

貴音「大変愛らしく、似合っていると……」

P「それだよ……」

貴音「なんと」

P「いや、わかってるんだよ。褒めてくれてるのもわかってるんだ」

貴音「はい」

P「だけどな。この……自分が子供の身体だって自覚はあるけど、ここまで夏休みスタイルな子供になるとな」

貴音「……」

P「なんだか……どうしようもなく無力な気がしてくるんだよ……」

貴音「……あなた様」

P「貴音……」

貴音「わたくしは……あなた様が、如何なる格好であっても。プロデューサーとしての心を失ったりはしないと思っております」

P「……」

貴音「だからこそ、今の自分自身を見直し、本当の自身を見定めるべきなのではないでしょうか」

P「……貴音」

貴音「はい」

P「うん、確かにその通りだ……俺はちょっと自分を見つめ直すべきだと思う」

P「でもな。貴音。すごくいいことをいってたんだが……顔がちょっとニヤけてたぞ」

貴音「なんと」

P「貴音、正直なところ……」

貴音「……」

P「この格好って貴音の趣味、なんじゃないのか?」

貴音「……」

P「貴音?」

貴音「……ふっ」

P「おーい?」

貴音「流石ですね……」

P「……」

貴音「ですが、あなた様」

P「貴音、あのな?」

貴音「わたくしを倒そうと、第二第三のわたくしが……」

P「落ちつこう。まぁこの格好は落ちつかないけど、正直これよりひどいのを着せられたしなんだか慣れてきた」

貴音「なんと」

質量を持った分身(貴音)

貴音「それは、どのような……」

P「女装を、音無さんに」

貴音「面妖な……」

P「面妖だよなぁ……」

貴音「その、写真などは?」

P「ありません、たぶん。……とりあえず、貴音」

貴音「はい、なんでしょう?」

P「半ズボンなのはともかく……服、助かった。ありがとう」

貴音「いえ、この程度……」

P「とりあえず網は返すけど」

貴音「なんと」

P「あたりまえじゃいか……事務所で何を捕まえろっていうんだ」

貴音「……茶色の」

P「いやいやいや……網じゃ無理だろ、あれは……」

貴音「あなた様」

P「どうしたんだ?」

貴音「その服がお気に召さないのならば、別のものを用意することもできますが」

P「……一応、見せてもらっていいかな」

貴音「はい」ズルッ

P「……」

貴音「いかがでしょう?」

P「貴音」

貴音「はい」

P「これ、フリルついてるな」

貴音「なんと」

P「知らなかった、みたいな顔されても困る」

貴音「なんと」

かわいい

>>642の「あたりまえじゃいか」に気付いて

頭の中ではだしのゲンみたいな絵柄のイカが「あたりまえじゃー! あたりまえじゃー!」って叫びながら踊り狂う様子を想像してしまったのでちょっと休憩させてください

休憩代行はよ

おどりゃクソ森

P「……ふぅ、貴音」

貴音「はい、なんでしょう? 別の召物ならば」

P「いや、服はいいんだ。いろいろとお腹いっぱいだから」

貴音「ふむ、では……」

P「貴音なりに、元気づけようとしてくれたんだよな?」

貴音「……はて」

P「うん。確かに子供としての意識は持つべきだって思ったけど……それだけじゃダメだよな」

貴音「……」

P「貴音のおかげで気づけた。まだまだ心は大人だって。頼りきりもダメだってな」

貴音「そうですか……それは何よりです」

P「あぁ、本当にありがとう。貴音」

貴音「いえいえ……ではわたくしはこのあたりで」

P「だから」ガシッ

P「……カメラ、置いていこうか」

貴音「なんと」

P「貴音の意外な趣味に気づけた」

P「……これは収穫なのかな……」

P「……」ブルッ

P「いや、音無さんのアレよりはマシだったか……な」

ガチャッ

伊織「ただいま」

P「あ、伊織。おかえり……ってあれ?」

伊織「なによ?」

P「律子と、亜美と……あずささん、は?」

伊織「あぁ、あずさなら無事に拾えたし仕事にいったわよ」

P「そうか、よかった……」

伊織「しかし……」ジロジロ

P「な、なんだよ」

伊織「見事に縮んでるわね……」

P「……まぁ、な」

伊織「本当にプロデューサーよね?」

P「律子から聞いただろ?」

伊織「正直、ドッキリのネタか何かだと思ったわよ……」

P「あはは、まぁにわかには信じられないよな……」

伊織「……」

P「伊織……?」

伊織「ちょ、ちょっと一回……お姉様って呼んでみない?」

P「はい?」

伊織「あっ……」

P「伊織、お前……・」

伊織「ち、違うわよ!? 今度のドラマで姉役の仕事があるから、呼ばれるのに慣れようと思って……」

P「……そういえばそうだっけ?」

伊織「そうよ。やよいの弟たちにだって頼んだんだから」

P「すごい熱の入り用だな……」

伊織「あたりまえじゃない。なんてったってスーパーアイドル伊織ちゃんは役作りも一流なんだから♪」

P「ん、じゃあ……」

伊織「……」

P「……伊織、お姉ちゃん?」

伊織「ぐっ……!?」ガクッ

P「だ、大丈夫か!?」

伊織「へ、平気よ……」ググッ…

P「だが、今なんで膝から……」

伊織「ふぅ……アンタ、なにやってるの?」

P「え?」

伊織「私はお姉様って呼ばれると思って構えていたのにお姉ちゃんって呼ばれたら……」

伊織「不意打ちの形になるじゃない」

P「……そうなのか?」

伊織「そうよ、常識よ」

P「そうだったのか……」

伊織「私じゃなかったら、危ないところだったわ」

P「ごめんなさい、伊織お姉ちゃん」

伊織「がふっ!?」ガクッ

P「……」

P「伊織、お前……」

伊織「ふふっ……平気よ。大丈夫」

P「だけど、これ以上は……」

伊織「私はまだまだ上を目指さなくちゃならないの……竜宮小町のリーダーとしても、ね」

伊織「この程度で音を上げられないわ!」

P「……わかった、がんばって! 伊織お姉ちゃん!」

伊織「ぐぅっ……!」グラッ…

P「負けないで、伊織お姉様!」

伊織「がっ……」ガクッ

P「ねぇねぇ、ふぁいと!」

伊織「がはっ!」ドサッ

P「……」

伊織「……やるじゃない」フラフラ

P「あの、いまさらなんだけど」

伊織「なに?」

P「なんでダメージが入ってるんだ?」

伊織「水瀬財閥の、新型トレーニングマシンのテストも兼ねてるからよ」

P「テスト……?」

伊織「そう。感情が昂ると身体に衝撃が走る……ように感じるの」

P「へぇ……すごいなぁ……」

伊織「ちょっと、試してみる?」

P「え、うん……」

伊織「お姉ちゃん呼び、なかなかだったわ……それに返してあげる」

P「……あの、伊織」

伊織「こーら、お姉ちゃんでしょ」

P「え、いや……」

伊織「なぁに?」

P「……伊織お姉ちゃん」

伊織「はいはい」

P「その、何するの?」

伊織「何がしたい?」

P「……なにって……」

伊織「決まってないの? もうっ……じゃあ、お姉ちゃんと、ないしょのお話する?」

P「ぐふっ……!?」ガクッ

P「……なるほど……」

伊織「ね。必要以上に昂ればトチる可能性だって高まるわ。これで冷静さを磨いているの」

P「すごいな、水瀬財閥」

伊織「まだ試作だけどね」

P「……でも、伊織」

伊織「なによ?」

P「感情をコントロールするトレーニングなんだよな?」

伊織「えぇ、そうよ?」

P「……確かに役者としては完成度があがるかもしれないが……もったいない、と思う」

伊織「もったいない?」

P「うん、子供の感受性って大人には無いからな」

伊織「私は大人よ」

P「自分でそう言ってるうちは子供なんだよ」ペシッ

伊織「いたっ……な、なによ!」

P「だからさ、伊織はもっと素直になっていいと思うんだ」

伊織「素直に? なってるわよ、そんなの」

P「……意地っ張りはだめだよ、おねえちゃん?」

伊織「……ふんだ」

P「あれ?」

伊織「……アドバイス、ちょっとは聞いてあげるわよ……」

P「う、うん……伊織、マシンってまだついてるんじゃ……」

伊織「アンタからの話なら、弟ぶったりしないでアンタらしく話しなさい。そんなんじゃときめかないわよ」

P「なんと……」

伊織「……アドバイス、覚えとくから。早く治りなさいよね、バカ!」

P「……がはっ……!?」ガクッ

伊織「ちょっ、外したはずじゃ……」

P「いや、純粋にキュンとした……そうだな、大人とか子供とか以前に俺は俺だったか……」

伊織「あったり前じゃない、なにいってるの?」

P「……ありがとう、伊織」ギュッ

伊織「ちょ、手なんか握ったらららららぁぃっ!」ガクガク

P「う、うわっ!?」

伊織「くっ……!」ブチィッ

P「い、伊織……」

伊織「……あ、危ないところだったわ……このマシン、危険ね……」

P「大丈夫か?」

伊織「なんとかね……」

P「伊織……ありがとう。俺、元気出たよ」

伊織「そう? ま、この伊織ちゃんに励まされたんだもの当然よね?」

P「そうだな、うん! 子供の俺として、迷惑かけちゃうけどよろしくな!」

伊織「上等じゃない。アンタの迷惑程度じゃ私の輝きは止められないんだから!」

P「……それじゃあ、その」

伊織「なによ?」

P「……」モジモジ

伊織「急にモジモジしだして……どうしたの?」

P「へいっ!」ペタッ

伊織「きゃっ!?」

P「……ごめん、どうしてもやりたかったんだ……」

伊織「は……? ちょ、ちょっと何貼ったのよ……」ペリペリ…

[シャイニング]

P「……ごめんなさい」

伊織「……今、あんたのことを悪い意味で見直したわ」

P「伊織にすっごくおこられました」

P「……正直、やっちゃった感あるよな……」

P「どうやら、まじめな話をしてると子供らしい衝動がだんだん溜まってくるみたいだ」

P「はぁ……どうしよう。すごくいいアドバイスもらったのに……」

P「戻ったらお詫びの埋め合わせを……」

P「あれ?」

P「今日はやよいで、あと戻った時の埋め合わせの約束が……」

P「で、ここが……んん?」

P「予定、えらく先まで埋まったな……」

P「ははは、戻らなかったらどんどん戻った時の予定が埋まっていきそうだなぁ……」

P「え、無いよね?」

小鳥「……」ズルズル…

P「あ、音無さん……」

小鳥「プロデューサーさん……おはようございます……」

P「……大丈夫ですか?」

小鳥「ちょっと、ヒートアップしすぎましたね」

P「それに巻き込まれたのは俺ですけどね」

小鳥「……てへっ☆」

P「かわいくないです」

小鳥「……やっぱりダメですか」

P「いや、もう少しまじめにしてたらそれだけでいいですよ」

小鳥「それはつまり、女装ショタの資料を」

P「しません」

小鳥「……」

P「普通にしてたら、悪くないんですから……もったいないですよ」

小鳥「えっ?」

P「他意はないですけれど……今度の誕生日。プレゼントとか何が……」クルッ

小鳥「I want 愛!」バッ

P「なっー!?」

ドンガラガッシャーン!



ガチャッ

やよい「ただいまですーっ! って、はわっ!?」

P「へ、へるぷみー!」

小鳥「大丈夫です、今は予約ですから! 将来買うだけですから!」

雪歩「え、えぇっ!? こ、これってどういうことですかぁ!?」

千早「……音無さん、あなたって人は……」ギリッ

小鳥「はっ、殺気!?」

真美「に、兄ちゃんごめんなさい……」

P「え、いや、うん。怒ってないけど……」

律子「……迷子になったあずささんを探して、事務所に戻ったら」


真「わぁ、この服とってもカワイイですね!」

小鳥「それは真ちゃんにはサイズが……」

雪歩「ダメだよ、そんなの誰も得しないよ!」

貴音「あなた様。新たな服を用意しました……真の分も……」

亜美「真美、どったの?」

真美「もう兄ちゃんのことをからかって遊んだりしないよ……」ガタガタ

千早「大丈夫です、プロデューサー。私があなたを守ります」

やよい「うぅー、プロデューサーと服を買いに行く約束が……」

春香「……ワァ、クッキーオイシイナァ」

伊織「……ふぅ、まさか感情コントロールがこんな時に役立つなんてね……」

響「なんだか自分、影が薄い気がするぞ……」



律子「なんだかすごいことになってた」

あずさ「あらあら……」

P「あ、律子……あずささん……」

律子「いったいどうしてこんなことになってるんですか?」

P「……いろいろありまして」

律子「いろいろって、あなた……」

P「……ごめんなさい、律子姉ちゃん?」

律子「……」

P「……」

律子「なるほど、そういうのもありですね」

P「え……」

律子「プロデューサー、治るまでの限定アイドルとかどうですか? 女装で」

P「えぇぇぇー!?」


あずさ「……ちゃんちゃん?」

美希「……納得いかないのー!」


おわり

もう何書いてるかわからなくなってきた
限界っぽいです、ごめんなさい

保守支援ありがとうございました

おつおつ
頑張ったな



美少年ショタになったPに我慢出来なくなってPのチンコしごいて乳首舐めながら上目遣いで見てくる千早の薄い本はよ

>>724
どんだけ千早の首やわらかいんだよ

あ、Pのを舐めるのか




P「……」

P(あれからかなりの時間がたちました)

P(まだ小さいままです)

P(病院にいったら)

P(現代医療ではヘタに手を出すと逆効果の可能性が高い)

P(とか言われました)

P(流石にアイドルデビューは冗談でしたけど)

P(……今、俺は)


響「どうしたんさー?」

P「あ、ひび……ねぇね」

響「もー。お昼ご飯できたよ?」

P「うん、今食べる……」


P(アイドル達の弟やってます)

響「お、美味しい?」

P「うん、とってもおいしい」

響「そっか、よかったー」ニコニコ


P(なんでこんなことになったかというと)

P(……まじめに、プロデューサーとしての振る舞いを続けていると)

P(ふとした拍子の退行現象がひどくなるようなので、ならばあえて年下としてふるまえばどうか?)

P(そんなことを千早達が言ったのが発端でした)

P(今ではこのとおり、交代しながらアイドルの弟としての振る舞いをしています)

P(おかげで、自分らしさを忘れないでいられるのですが)


響「はい、あーん」

P「あ、あーん……」


P(代わりにすごくこっぱずかしい思いをしてます)

響「プロデューサー、また抱っこしてあげようか?」

P「い、いいよそんなの……」

響「……いらないのか……」

P「あ、いや……」

響「……」

P「ちょ、ちょっとだけお願いしてもいいかな」

響「う、うん! ほ、ほら!」

P「……ん」

響「よーしよしよし……」ナデナデ

P「は、恥ずかしいよ……」

響「なんくるないさー」

P「なんくるあるってば……」

P(……響は、結構さびしがりで。姉の振る舞いをしてるのに妹みたいな雰囲気です)

☆別の日


やよい「pくん、起きて?」

P「あ……やよい、姉ちゃん。おはよう」

浩太郎「いってきまーす!」

やよい「あ、浩太郎! 忘れ物!」

長介「え、嘘!? 俺渡してくる!」

P(やよいの家では、何故か『とても困ってる男の子を時々あずかることになった』みたいな扱いで)

P(長介達も困ったことがあればなんでも言ってくれ、と良い兄ちゃんっぷりを発揮してます)

やよい「どうしたの?」

P「な、なんでもないよ……」

やよい「本当?」

P「う、うん」

やよい「悩みとかだったら、お姉ちゃんに相談してね?」

P「わ、わかってるよ……」

やよい「本当に?」

P「うん……」

やよい「じゃあ、元気が出るように……」

P「あ……ハイターッチ!」

やよい「いぇいっ」

P「うん、元気出た。ありがとう……お姉ちゃん」

やよい「えへへー、どういたしまして!」

P(やよいがかがんでくれて、初めてハイタッチができる状況ってなかなかないよなぁ……)

やよい「ちゃんと歯磨きした?」

P「うん、大丈夫」

やよい「ハンカチとティッシュは?」

P「持ってるよ?」

やよい「それじゃあ、はい。お弁当!」

P「あ、ありがとう」

やよい「それじゃあ、今日も一緒にいこっか!」

P「うん」キュッ

やよい「うっうー! 今日もがんばりましょー!」

P「おー!」

P(やよいは、流石お姉ちゃんって感じで。頼りになります)

☆別の日

亜美「へいへいカバディカバディ」タッタッタッタ

真美「へいへいへいカバディカバディカバディ」タッタッタッタッタ

P「……やめてよ、姉ちゃん」

真美「姉ちゃんか……言い響きだなぁ……」

亜美「真美、前々から思ってたんだけどさ」

真美「ん、どしたの?」

亜美「年上だと『兄ちゃん』とか『姉ちゃん』とか言えるじゃん?」

真美「そだねー?」

亜美「年下の人って、どうやって呼べばいいんだろう?」

真美「ふむふむ?」

亜美「だって、おとうとちゃんって変じゃない?」

真美「変だねー」

亜美「どう思う、おとうとちゃん?」

P「……正直その呼ばれ方は嫌かな?」

亜美「だってさー、真美」

真美「んー、じゃあ……おとうと、を縮めて……」

亜美「ふむふむ」

真美「おっちゃん!」

P「おっちゃん!?」

亜美「いいね、おっちゃん!」

P「よくないよ!」

亜美「まぁまぁ、おちつきたまえおっちゃん」

P「急に老けこんだ気分だよ……」

真美「でもほら、だんだんしっくりきたりとか……」

P「しませーん」

亜美「意地っ張りだなぁ……あ。じゃあおとっちゃんっていうのは?」

真美「お、いいんじゃない? おとっちゃん!」

P「やっぱり老けてるじゃないか! いいかげんにしろー!」

亜美「きゃー怒ったー!」

真美「わー怒ったー!」

P「はぁ……もう……」

P(亜美真美とは、年の近い姉妹みたいな気分で触れ合えてすごく楽です……からかわれてる気もするけど)

☆ 別の日


千早「その……ご飯、作ってみたんだけれど……」

P「あ、ありがとう……」

千早「……まだまだ全然、ダメだけど」

P「ううん、すごく美味しそうだよ、ありがとう!」

千早「本当……?」

P「うん!」

千早「よかった……」ホッ

P(本当に、最初のころと比べればかなり……)

P(この弟交代制が始まってから)

P(千早の家に、ものが少しずつ増えてきた)

千早「最近、お菓子も勉強し始めたの。春香ほどうまくはできないけど……」

P「本当? 食べたいなぁ……」

千早「えぇ、いいわよ……はい、どうぞ」

P「……これ、は」

千早「……少し、失敗しちゃって」

P「う、ううん。美味しそうだよ……」

P(ちょっと焦げてるけど……)

P「た、食べてみると結構いけるし! うん!」パクパク

千早「本当? じゃあ私も……」ヒョイッ

P「あ……」

千早「……う、苦い」

P「……」

千早「……ダメならダメ、ではっきり言っていいのよ?」

P「ごめんなさい……」

千早「次こそ、美味しいのが作れるようにがんばるから」

P「うん。……あの、千早、お姉ちゃん」

千早「なにかしら?」

P「……ごめん、やっぱりなんでもない」

千早「……そう?」

P「うん……」

千早「……ふぅ。私から、『プロデューサー』にひとつ言っておくことがあります」

P「え?」

千早「私にとって、あなたも。そして小さくなってしまったあなたも。誰かの代わりなんかじゃありませんから」

P「……」

千早「誤解は、しないでください」

P「……うん、わかった」

P(千早は。お姉ちゃんらしさを思い出していく中で……ゆっくり、自分とも向き合っているようです)

☆別の日


真「……これはどうかな?」

P「あの、お姉ちゃん?」

真「うん、どうしたの?」

P「今日はさ……お買いものだったよね?」

真「そうだよ?」

P「俺、弟だよね?」

真「うん、そうだね」

P「じゃあさ、なんで……」


P「ファンシーな服売り場につれてこられてるの……?」

真「いや、イケるかなーって」

P「イケないし、いけないよ!?」

真「えー……ダメ?」

P「ダメ」

真「お父さんには『服をみてあげるために出かける』って言ってるから……」

P「いやいや……でも、ね?」

真「大丈夫、一緒に着よう!」

P「……」

真「店員さん、試着いいですかー?」

P「……帰りたい……」

真「きゃはっ☆」キャピーン☆

P「……姉ちゃん」キャピリーン☆

真「なんなりか~?」

P「……俺、普段の姉ちゃんのほうがカワイイと思うよ」

真「へっ?」

P「こんなフリフリの服じゃなくても、らしいかわいさっていうのがあると思うし……」

真「も、もーっ、照れちゃうなぁ!」

P「だから、こんな服無くたっていいよね!?」

真「うん、じゃあ今日はプロデューサーの分だけ買っておこうか!」

P「なんでぇ!?」

真「いや、もったいないかなーって」

P「もったいなさよりも俺の精神を考えてよ!」


P(真は。ある意味一番お姉ちゃんらしいのかもしれない……弟を振り回す、意味で。悪意がないから、恐ろしい)

☆ 別の日


雪歩「あの、どうですか?」

P「あ、うん……すごく美味しい」

雪歩「よかったぁ……」

P(雪歩といっしょにいる時間はすごく落ちつく……けど)

雪歩「どうしたんですか?」

P「あ、いや……うん。なんでもないよ。お姉ちゃん……」

P(なんだかこう、大人の方々の視線が落ちつかない……)

雪歩「ふふっ、変なの」

雪歩「……」

P「……そういえば。最近、お姉ちゃんのお茶、飲んでない……」

雪歩「あ……そうだっけ……?」

P「うん。ドタバタしてたし、コーヒー飲もうとしたら苦くてダメだったし……」

雪歩「じゃあ、淹れてきますね」

P「あ、いいの……?」

雪歩「大丈夫ですよ」

P「じゃあ……お願いします」ペコッ

雪歩「はい、おまかせください」ニコッ

スーッ…ピシャッ

P「……」

P「雪歩は普段の俺と変わらない態度で接してくれるから楽、だけど……」

雪歩「お待たせしましたぁ」

P「あ、ありがとう。いただきます」

雪歩「はい、どうぞ」ニコニコ

P「……」ゴクゴク

雪歩「どうですか?」

P「久々に飲んだけど、やっぱり美味しい……あっ」ツルッ

バシャッ

P「……あ……」

雪歩「大丈夫ですか!? やけどは……」

P「う、うん、大丈夫……だけどお茶こぼしちゃった……」

雪歩「いいんですよ、次から気をつけてくれれば……でも」

P「……?」

雪歩「お掃除は手伝ってもらいますね? ……この前みたいに道具で遊んだら、おしおきしちゃいます」ニコッ

P「ひっ……」


P(雪歩お姉ちゃんはなんだか時々、すごく怖いです)

☆ 別の日


春香「今日は一緒にクッキーを作ろう!」

P「おー!」

春香「材料はこちら」

P「……どこに見せてるの?」

春香「あ、つい癖で……」

P「もう、春香姉ちゃんはおっちょこちょいだなぁ」

春香「むぅ……あんまりお姉ちゃんをからかうと、クッキーあげないよー?」

P「えー、ケチー」

春香「ケチじゃありませーん、普通ですー」

春香「で、完成!」

P「上手に焼けましたー!」

春香「冷まして、タッパーにでも入れて持っていくとして……」

P「……」ドキドキ

春香「味見をしましょう!」

P「そうしましょー」

春香「ジュース出しますねー」

P「じゃあコップだすよ」

春香「うん、お願い」

P「……」カチャカチャ

春香「ふんふんふー♪」

P「……普通だ」

春香「どうしたのー?」

P「いや、なんでもなーい」

P「……」モグモグ

春香「……うん、いい感じ」

P「やっぱり、流石だなぁ……」

春香「えっへん、それほどでもありますけど!」

P「こう、仲のいいお姉ちゃんってきっとこんな感じなんだろうなぁ……」

春香「はへ?」

P「うん、元気でた! 明日もがんばるぞー!」

春香「えーっと、よくわからないけど……」

春香「これがお姉ちゃんってことですね、プロデューサーさん!」

P「うん!」


P(なんだかんだいって、春香は一番普通のお姉ちゃん、なのかもしれないなぁ……)

P(一緒にいて、すごく楽です)

☆ 別の日


あずさ「プロデューサーさん、どうしたんですか?」

P「どうって……」

あずさ「……」ニコニコ

P「あずささん、流石に、お風呂は、その……」

あずさ「あらあら……」

P「あらあら、じゃなくてですね……」

あずさ「弟となら、普通じゃないでしょうか~?」

P「ふ、普通じゃないです!」

あずさ「うふふっ、大丈夫ですよ?」

P「だいじょばないです!」

P「もう、あずささんはまったく……」

あずさ『お背中、流しましょうか?』

P「ちょ、ちょっと!? 入らないでください! お願いですから!」

あずさ『嫌、ですか?』

P「いやとかじゃなくてですね……」

あずさ『じゃあ……プロデューサーさん?』

P「はい?」

あずさ『私のことも、お姉ちゃんって呼んでくれませんか?』

P「……あ」

あずさ『……』

P(そうか、そういえば……あずささんのこと、あずささんって呼んでてお姉ちゃん、とは呼んでなかったっけ……)

おばちゃ…

P「あずさ……お姉ちゃん?」

あずさ『はい』

P「……なんだかくすぐったいですね、これ」

あずさ『うふふ、他の人は大丈夫なのにですか?』

P「いや、なんだか妙にリアリティがあるというか……俺の方が本当は年上なのに、変な話ですけれど」

あずさ『あらあら、それは……」ガラッ

P「ちょっ……!?」

あずさ「元に戻っても、お姉さんって呼んでくださるのかしら?」

P「な、なんで入ってきてるんですかぁ!」

あずさ「うふふ、お背中流しますよ?」

P「うぅ……」

あずさ「タオルで隠しているし大丈夫ですよ?」

P「そ、そういう問題じゃないですよ……」

あずさ「そうですか?」

P「そうです……はぁ……」

あずさ「痒いところはございませんか~?」ゴシゴシ

P「無いです……」

あずさ「……うーん、本当に小さな背中……」

P「……」

あずさ「元に戻っても、背中を洗いましょうか?」

P「はひっ!?」

あずさ「お姉ちゃん、みたいなんでしょう?」

P「からかわないでくださいよ……もう……」

あずさ「あらあら……」ニコニコ


P(あずささんはお姉ちゃんとしてリアリティがあるというか、この状態だと姉を通り越して母性を感じるというか……すごく、すごいです)

>あずさ「痒いところはございませんか~?」ゴシゴシ
完全にソープ

☆ 後日


美希「……あふぅ……」

P「美希……お姉ちゃん」

美希「どうしたの? ハニー」

P「いや、昼寝するたびに抱き枕にするのはやめてくれない……かな?」

美希「ヤ!」

P「あのなぁ……」

美希「今はミキの弟なんだよね? だったら言うことを聞くの」

P「……納得いかない……」

美希「まぁまぁ、代わりにいっぱいぎゅってしてあげるから、ね?」

P「……」ムスッ

美希(ハニーはちょっぴりゴキゲンナナメなの)

美希(でも、ミキがずーっと添い寝をしてあげてたらきっと)


P『うぅ、よるによくねむれない。どうしてだろう』

美希『ミキにおまかせなの!』

P『うわぁ、ミキじゃないか! どういうことだ?』

美希『ハニーはもう、1人じゃ眠れないカラダになっちゃったの!』

P『な、なんだってー!』

美希『あはっ、ミキが添い寝してあげるの』

P『うわぁ、あったかい……ぐぅぐぅ、よくねむれそうだ』

美希『もうハニーはミキ無しじゃ生きられないカラダになってしまったの……罪なオンナ……』


美希(こうなるの!)

美希「……すやすや……」

P「……はぁ、もう……お姉ちゃんらしさなのか? これ」

美希「はぁにぃ……」ギュッ

P「……はいはい」ポンポン

美希「……えへへぇ……さくせんはかんぺきなのぉ……」

P(美希は、なんというか……弟としてよりも、小さくなった俺としてみているようで)

P(一緒にいて楽ではあるけれど……疲れます)





美希「……ハニーのいない日にお昼寝してもあんまり眠れなくなっちゃったの……」

美希「また、作戦シッパイ……」ガクッ

美希「はっ!? ハニー無しじゃ生きられないカラダになっちゃったんだからセキニンとってもらえば!」

美希「あはっ☆ 今度こそカンペキなの!」

☆ 数日後


貴音「……」

P「貴音」

貴音「はい」

P「俺の家に来るのは、まぁいいとしよう」

貴音「はい」

P「お土産、ってくれたこれはなんだ?」

貴音「服ですが」

P「……うん、これで何着目かな?」

貴音「40ほど、でしょうか」

P「そろそろ勘弁してください」

貴音「なんと」

P「いや、嬉しいよ。すごく嬉しい」

貴音「はい」

P「だけどな、全体的にすごく、子供っぽいというか……」

貴音「たんくとっぷとは、良いものですね」

P「貴音?」

貴音「はい」

P「あと、この前なんて体操服があったよな」

貴音「動きやすい服を、とのことでしたので」

P「社会的には動きづらくなるんだよ……」

貴音「なんと」

P「せめて膝下にならないか」

貴音「……できかねます」

P「そうか……」

P「……」

貴音「いかがなされたのですか?」

P「お願いです、ねえさま……普通の服にしてください」

貴音「…………!」

P「……このとおり」ペコッ

貴音「……」

P「貴音……?」

P「し、死んでる……」


P「じゃなくて、気絶か……はぁ」

P「貴音ー、貴音ー」

貴音「……」

P「ねえさまー」

貴音「面妖な!」ガバッ

P「起きた……あの、貴音」

貴音「かしこまりました、あなた様」

P「え?」

貴音「あなた様に似合う至上の服。必ずや仕入れて参ります」

P「え、なんで!?」

貴音「和服の着付けならば心得ております、問題ありません」

P「問題しかないよ……貴音……」

貴音「……ねえさま、と」

P「はい?」

貴音「ねえさまと、呼んでいただけるならば。服も考えましょう」

P「わ、わかった。お願いします、ねえさま」

貴音「かしこまりました」ドクドク

P「貴音、鼻血!」

貴音「なんと」


P(貴音とは、なんというか意外な面をみれたというか)

P(前よりも、親しみが持てる関係になりました……)

☆数日後


律子「お疲れ様です」

P「ありがとう、律子……」

律子「いえいえ。プロデューサーこそ、大変ですね」

P「うん……身体が小さいっていうのも楽じゃないなぁ……」

律子「そうですね……」

P「……ん、なにか?」

律子「口元、食べカスついてますよ」ヒョイッ

P「え、あれ……すまん」

律子「もう、気をつけないといけませんよ」パクッ

P「あれ」

律子「はい?」

P「いや、うん。なんでもない」

律子「いいですか、プロデューサー。小さくなっているとはいえ社会人なんですからもっと身だしなみには気を使ってください」

P「うん、わかってる……」

律子「それに、ほら」

P「うん……?」

律子「ズボン、そんなにさげてはいていたらみっともないじゃないですか」グイッ

P「あうっ!?」

律子「うん、せめて腰まではあげないと、ね?」

P「だって膝が……膝小僧が……」

律子「問題ありませんよ」

P「精神的に問題ありなんだよ……」

律子「はい、お弁当です」

P「ありがとう……」

律子「いえいえ。それじゃあ今日も行きますよ」

P「はい……」

律子「はぐれないように手を繋いで」

P「はい」

律子「出発!」

P「はーい……」


P(律子は、なんというか……プロデューサー魂か姉魂か、よくわからないところに火がついたようで)

P(すごくイキイキと、生活に突っ込む……姉さん、みたいな雰囲気です……)

☆ 数日後


伊織「お疲れ様。なにか飲みたいものある?」

P「いや、大丈夫……はぁ、ありがとう伊織……」

伊織「ま、いいってことよ。この伊織ちゃんの懐は海より深いんだから」

P「……谷間は」

伊織「セクハラで訴えるわよ?」

P「ごめんなさい、冗談です許してください……」

伊織「まぁいいけど。他の奴らにオモチャにされて疲れてるんじゃない?」

P「ここ数日は確かにそうかもしれない……」

伊織「まったく、アンタはアンタだっていうのにどいつもこいつも……」

P「ありがとう、伊織お姉ちゃん」

伊織「がはっ……!?」ガクッ

P「ちょ、ちょっと伊織?」

伊織「ふっ……冗談よ。あのマシンはもうやめたわ」

P「なんだ、びっくりした……」

伊織「焦っちゃったかしら? にひひっ♪」

P「焦るよ、もう……」

伊織「ま、ゆっくりしなさいよ。衝動に襲われない程度に素をだして、ね」

P「うん、そうする」

伊織「そうそう、遠慮はいらないんだから♪」

P「やっぱり伊織は頼りになるなぁ……」

伊織「ちょっと、飲み物無くなってるじゃない。持ってこさせるわ」

P「え、いやもういい……」

伊織「遠慮しなくていいのよ?」

P「遠慮はしてないってば……」

伊織「じゃあ……」

P「伊織」

伊織「なによ」

P「俺は、いつも通りの伊織でいてくれたほうが楽だよ?」

伊織「……そう。なら、いつも通りさせてもらうわ」スッ

P「ん?」

伊織「なに? 膝枕してあげるから体こっちにあずけなさいよ」

P「いつも通り、って。された記憶が無いんだけど」

伊織「アンタが事務所で寝てた時にやったことがあるのよ。 あの時は足がしびれて大変だったんだから」

P「なんと……」


P(伊織は、微妙におかしい気もするけど、いいお姉ちゃんであり、いい仕事のパートナーな振る舞いをしてくれてとても楽です)

P「はぁ……いつになったら戻れるのかな……」

P「なんだかこの短パン小僧ルックに抵抗が無くなりつつあるのが怖い……」

P「でも、事務仕事も慣れてきたし」

P「皆の負担を減らせるよう、俺に出来ることはがんばらないと!」

P「弟としても!」



蛇足 終わり









小鳥「……あれれ~? 誕生日なのにプロデューサーさんがこないぞー?」

律子「危険なので中止にしました」

小鳥「なん……だと……」


本当に終わり

寝て起きたらまだ残ってたのでだらだら蛇足。失礼しました

音無さん、ハッピーバースデー! 祝う気持ちはあるよ!

ああ 気付くの遅かった。面白かったですよ 乙でした! 
スレ終わりそうだし、なんとか・・・急遽ラクガキ志宴orz
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3403405.png

pがPに戻ったエピソードはよ

>>856
うわっほーい!ありがとうございます!
大切に保存しますー!

>>861

p「ッホゥ」ポコッ

ブロック「くっ」

キノコ「」ムムムム

p「ハハー」ムシャムシャ

P「イヤッフー」

P「マンマミーヤ!」

全員「」ボコスカ

P「」

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