銀時「CRお通……へえ、新台入荷ねえ」(135)

パチンコ屋

銀時「……」パチンパチン

長谷川「……」パチンパチン

リーチ!

長谷川「お、きたきたきたー!」

銀時「ああ、ダメだねそりゃあ。全く熱くないダメダメリーチだよ。まるで誰かさんみたいに鳴かず飛ばずだよ」

長谷川「おいおい銀さん、お互い負けがこんでるからってやる気奪うような事は言わないでくれよー」

銀時「んな事言ったってよ……あー、ダメだ。終わり終わり」

ピキーン! ザンネン!

長谷川「ああっ……外れたぁ……」

銀時「だーから言ったろ。ダメダメリーチだって」

長谷川「少しぐらい夢見てもいいだろぉ……」

銀時「んな事言ってもなぁ……」

二人「ハァ……」

銀時「ああっ、ダメだダメだ。こんな時は大人しくションベンして帰るのが一番だ」

長谷川「あ、ま、待ってくれよ銀さん。俺も行く!」

トイレ

銀時「……ちっ、男の股間にはこんな豪華な金の玉が出てるってとによ」チョロロロ

長谷川「銀の玉出す方が難しい、ってな」チョロロロ

銀時「ったく、なんかこうパーッと大勝できる台でもないもんかねぇ」

長谷川「大勝かぁ……お、そういえば明日確か新台入れ替えじゃなかったっけ?」

銀時「新台?」

長谷川「えーっと、ほらそこの壁に貼ってあるポスター。明日の日付だろ?」

銀時「お、ホントだ。何なに……」

『新台入れ替え! ついに出た、CRお通! 大量導入!』

銀時「……ってなんだぁ、CRお通ぅぅ?」

長谷川「そうだそうだ思い出した。確かお通ちゃんがパチンコになるって週刊誌に書いてあったなぁ!」

銀時「アイドルパチンコねぇ」

長谷川「なあ銀さん、これに一勝負掛けてみねえか!?」

銀時「おいおい、さっき盛大に激アツリーチとダメダメリーチ外したの忘れたの? 打ちたくともマネーがなきゃ打てないよちみぃ」

銀時「大体アイドルパチンコなんてのはファンから金搾り取るためだけに作られた台なんだから、まともに当たるわけねーだろ」

長谷川「えぇ、そうかなー? でもほら、スペックだって最近のにしちゃ甘いと思うぜ?」

銀時「ダメダメ、スペックなんてあてになるかっての。おじさんG○ROが399回転に当たってるの見たことないよぉ?」

長谷川「そりゃあ極端な例だろうけどさぁ……」

銀時「まあ、とにかくだ。無い袖は振れねえよ。ほら、行こうぜ」スタスタ

長谷川「うーん、悪い話じゃないと思うけどなぁ……」スタスタ

銀時「まあ、あんなの打ちたいのは新台好きの根っからのパチンカスか、チンコで萌え萌えーしたいオタクくらいじゃねえの?」ポリポリ

長谷川「おいおい、そりゃあ言い過ぎだって。特にオタクがチンカスみたいな塊だなんて」

銀時「いやあ案外有り得るって。たかだかアイドル追っかけたいがためにチンコ打っちゃうオタクだって……」

長谷川「いやぁ、まさかそんな。パチンコたぜ? そんな人種が来るもんでも……」

ウィーン アリガトウゴザイマシター

銀時「だよなあ、そんな人種が……」


新八「おらそこぉ! 並んでいる列を乱すなぁ! 必要以上に道路にはみ出すんじゃねええええ!」

親衛隊「す、すんませーん!」

新八「……ったく。これだから新人は……」ブツブツ


二人(そんな人種一番身近にいたぁぁあああ!)

銀時(ち、ちょっと何あれ。劣悪作っちゃってるよ列! まだ正午過ぎだよ、ランチタイムのマックだってあんな行列つくんないよ!)ヒソヒソ

長谷川(すっげーなー。あれ、もしかして明日のために並んでるの?)ヒソヒソ

銀時(ば、バカ言ってんじゃないよ。新台入れ替えはあ、明日だろ。今からじゃあ開店まで何時間並ぶと思ってんだよ)ヒソヒソ

銀時(き、きっとアレだよアレ。あそこだけドラクエ3の発売日なんだよ。一種のタイムスリップだよ、異空間なんだよ)

新八「明日の午前9時! お通ちゃんのハートをガッチリキャッチすルネッサンス文化ー!」

親衛隊『ぶんかぁああああ!』

二人『ほ、本気だ奴ら……』

銀時「……コホン、ああ、もしもし新八くん」ポン

新八「……ってああ、銀さんじゃないですか。またパチンコ屋の前でウロウロですか。ダメですよお金無駄に使っちゃあ」

銀時「今だけは一番君に言われたくないわー。で、こんなとこで何してるわけよ、え? ま、大体想像つくけどよ」

新八「いやぁ、明日は記念すべきお通ちゃんのパチンコデビューですからね。いの一番にお通ちゃんに会うために親衛隊としてこうして場所取りを……」

銀時「場所取りったってまだ丸一日あるだろ? ぶっちゃけ疲れね?」

新八「いえ、徹夜なんて親衛隊にとっては何ともありませんから。そうだよな、おまえらぁああ!!」

親衛隊『おおおおぉぉお!!』

銀時「……ったく、よくやるよ」

新八「ふふっ、でもこうして並んだお陰で堂々の一番ですからね。あとは明日になれば……このお通ちゃんに会えるんですよぉ!」ビシィ

長谷川「お、なんだもう看板立ってたんだ。さっきは気づかなかったよ」

銀時「なになに……えっと、『CRお通いよいよ明日稼働しマンゴスチ……トッシー予約済』?」

銀時「おぃぃ、なにこの変な張り紙はー?」

新八「トッシーって……まさか……!?」

プークスクス

新八「!」

銀時「お、お前は……!」

トッシー「ふ、ふ、ふひひっ」

トッシー「ちょっと待って欲しいでござるよ志村氏……その張り紙の通り……先頭はこのトッシーが予約済みとなって候」クスクス

新八「な……! ば、バカな! 認めない、こんな張り紙一つで予約なんて!」

トッシー「ブークスクス、吾輩はもう三日も前から店長に交渉済でごさる。その証拠に……ほら」ピラッ

新八「こ、これは店長の『承認』判子……!」

トッシー「ククク……というわけで、今から並ぶので」クスクス

銀時「まぁた面倒な奴が……」

タカチン「し、新ちゃん……どうするよ」

新八「どうするもなにも……先に並ばれていたんじゃどうしようもない。それはマナーであり……掟(ルール)だ」

トッシー「さすが志村氏、では遠慮なく先頭へ……プークスクス」スッ

新八「くそっ! くそっ! くそっ!」ダンダン

銀時「……まあぱっつぁんよ。そんなに怒るなよ。先に並ばれようがなんだろうがようはアタリ引きゃあいいんだからよ」

新八「ダメなんですよ、それだけじゃあ! この店で一番に当たりを引かないと!」

長谷川「へえ、なんでまた?」

新八「……ほら、ここに書いてあるでしょう。限定サイン入り生写真プレゼント……って」

長谷川「へえ、そんなイベントもあんだねぇ」

トッシー「もし僕がそれを当てたら家宝にすらので、クスクスクス」

新八「そうはさせない!! お通ちゃんのサインは僕の物だ!」

トッシー「拙者のでござる!」

新八「僕のだ!」

拙者の!
僕の!

ギャーギャー

銀時「……」

銀時「なあ長谷川さんよ。こいつはいいチャンスかもしれねえぜ」

長谷川「え、何がだよ銀さん?」

銀時「俺たちが先にサイン取っちまえがこいつらに高値で売れるかもしれねえだろ?」

長谷川「ははぁ、確かに。一枚限定なら喉から手が出るほど欲しいだろうからな」

長谷川「だ、だけどよ銀さん。打つ金はどうすんだよ? 俺たちもうスッカラカンのオケラで、とてもとても……」

銀時「なーに簡単だって。要は最初に当たり引けばいいんだ。そんな大層な金額はいらねえよ。最初打てるだけの金でいいんだ って」

長谷川「なるほど……」



銀時「……というわけでだ、チミ達。ちょっとちょっと」

新八「なんですか! 今忙し……」

銀時「まあまあ。時に、チミ達はパチンコの打ち方といものを知っているのかね?」

トッシー「う、打ち方……でござるか?」

銀時「そうとも、どこに金入れて、どうやって遊んで店員呼ぶのか。チミ達素人にはわかるまい、んー?」

新八「た、確かに……言われてみれば細かいやり方はさっぱりだけど」

銀時「大丈夫、銀さんにまっかせなさい。初心者にもわかるパチンコレクチャーをだな……」

新八「ホントですか!」

銀時「まあ、その為には並ぶスペースがあればだな……ほら、あの、アレだ。当たりそうな台教えるから」

……。

……。

銀時「よーし、まずは第一段階突破ー」

長谷川「へへっ、やったな銀さん、あとは明日の朝金もってけばいいだけだろ?」

銀時「おうよ、奴らを出し抜いてサインゲットでウマウマよ。なーに楽勝楽勝」

長谷川「さすがに新台だからな。最悪最初に当たらなくてもなんとか……」

銀時「あっまーい! 甘いよぉ! ジャンボ尾崎のパチンコ、ジャンボRUSHより甘いよぉ!」

銀時「目指すは完全勝利、これあるのみ!」

長谷川「完全勝利ったって……当たるのはあくまで運だからなぁ……」

銀時「だから、少しでもその可能性を高めるためにだな……俺に考えがある」

長谷川「え、なになに!? パチンコ必勝法!?」

銀時「ふふっ、まあ銀さんに任せなさい。素人の奴等に教えてやるのさ……」

パチンコ屋は 戦 場 だということを

長谷川「……」ゴクリ

銀時「明日が楽しみだぜ……なあ、ぱっつぁんよぉ」ニヤ


……。

翌日 8時15分頃

新八「……あ、きたきた。銀さんここですよ」

銀時「ふぁーぁ、ねみ……なに、相変わらずここにいるわけ? ご苦労なこったねえ、全く」

長谷川「おいおい折角場所キープしといてくられたんだから。ありがとよ」

新八「いえ、そんな事よりちゃんと打ち方や当たりそうな台教えて下さいね」

銀時「おうおう、任せなさい。アド○ブも真っ青、万○くんも裸足で逃げ出すくらいの攻略法バッチリ教えてやるって」

沖田「旦那ぁ、そいつぁスロットの話じゃありやせんか?」ヒョコッ

銀時「うおっ! な、なんでぇ、驚かすなぃ……」

新八「あれ、沖田さん。なんでこんなとこに……?」

沖田「なぁに今日がたまたま非番だったってだけの事よ。それよりいいんですかい旦那、朝っぱらからこんな場所にいて」

銀時「そういうテメェはどうなんだよ。ただの通りすがりか、おぉ?」

沖田「なぁにちょっとした酔狂でさぁ。今月はちょいとばかし給料が余ってましてね。たまにはこんな娯楽もいいんでないかと」

銀時「へ、へぇー、そなんだー……」


銀時(……)

長谷川(……)

二人(あ、怪しい……!)

新八「……あれ、でもなんで僕たちの後ろに並んでるんですか? 他の親衛隊がまだいたはずですけど……」

沖田「……ん、親衛隊ってのはこの」ズイッ

沖田「ボロ雑巾みたいに地面に寝ている連中の事かい?」

タカチン「し、新ちゃん……」ボロッ

長谷川「ちょょぉぉおお! なんで、なんかボロボロなんですけどぉ!」

新八「タ、タカチンんんんん!! ど、どうした、何があったんだぁぁあ!」

タカチン「ど、ど、ど……」

タカチン「ど、え、す……」ガクッ

新八「ドエス……ま、まさか!?」バッ

沖田「あらぁ、こいつぁ大変だ。これじゃあせっかく並んでたのに遊戯できねぇやぁ。いやあ、仕方ない仕方ない」

沖田「てわけで、俺が限定サインを転ば……じゃなかった。暇つぶしの遊びのために並びますか」

沖田「……」ニヤニヤ

新八「こ、これは……!」

長谷川「ねえ、今転売って言ったよね、ねえ!」

沖田「さあ、なんのことやら。にしても、親衛隊名乗る割には弱っち過ぎるってもんですぜ」

銀時「競争相手が減ってラッキー。これでサインをゲットするチャンスきたーー(それにしても全滅はひでえ全滅は)」

新八「……銀さん。心の中と本音逆になってますよ、まあ何となくそんな気はしてましまけど」

沖田「……にしても、奴だけはあっしの剣を受け流しやがったい。ま、ぼちぼちの腕ってとこかな」

新八「え、ホントですか? 親衛隊にそんな剣がすごい奴いたかな……」

沖田「何いってんでい。青い羽織を着た……ほら、奴だ」スッ


桂「奴じゃない、カツ銀時「アントニオ猪木闘魂RUSHーーー!!!」」ゴブッ

桂「ぐばぁぁああああ!!」バタバタ


長谷川「ねえ、今転売って言ったよね、ねえ!」

沖田「さあ、なんのことやら。にしても、親衛隊名乗る割には弱っち過ぎるってもんですぜ」

銀時「競争相手が減ってラッキー。これでサインをゲットするチャンスきたーー(それにしても全滅はひでえ全滅は)」

新八「……銀さん。心の中と本音逆になってますよ、まあ何となくそんな気はしてましまけど」

沖田「……にしても、奴だけはあっしの剣を受け流しやがったい。ま、ぼちぼちの腕ってとこかな」

新八「え、ホントですか? 親衛隊にそんな剣がすごい奴いたかな……」

沖田「何いってんでい。青い羽織を着た……ほら、奴だ」スッ


桂「奴じゃない、カツ銀時「アントニオ猪木闘魂RUSHーーー!!!」」ゴブッ

桂「ぐばぁぁああああ!!」バタバタ


桂「なにをする!!」

銀時「うるせー!! んなコスプレして朝っぱらから何やってんだー!」

桂「バカもの、これも立派な変装だ。声を荒げるな正体がバレるではないか」ヒソヒソ

銀時「バレねえ方がどうかしてるぜ、ったく……こんなのバレバレだろうが……」

桂「ふっ、まさかこんな近くに攘夷志士が潜んでるとは思うまい。灯台元暗しというやつだ」

銀時「攘夷志士が朝からパチンコ屋に並んでて世直しが出来るのかよ」

桂「まあ、そう突っかかるな。実は今は完全なるプライベートでな、休息の日々なのだ」

エリザベス【パチンコしたいだけ】

銀時「堅物のお前さんがねぇ……ってえと何、やっぱお通ちゃんのサインが欲しいわけ?」

桂「うむ、不覚にも最近テレビを見ていたらついハマってしまってな。まあ、機会もよかったのでな」


前○『……私の事は嫌いになっても。AK○の事は嫌いにならないでくだ』

銀時「違うー! それ違うアイドルだよ! いや最近出たけどさ、今日の趣旨とは違うよ、うん!」

桂「少女ながらも懸命に生き、何より詫びた姿がなかなか可愛らしい。ちなみに俺の推しメンはももちだ」

銀時「グループちげーよ! てかお前人妻好きじゃなかったのかよ!」

桂「……」

桂「許してにゃん(裏声)」

銀時「ムカつくからそれやめろぉー! イライラする、更年期並にイライラするよぉ!」

エリザベス【上からマリコってどういう意味?】

銀時「俺が知るかぁああ↑↑ 秋○先生にきけぇぇえ」

近藤「ほうほう、君はももち推しか。俺は当然お妙さん推しだなぁ」

沖田「あれ、近藤さん。登場と同時にさらっと気持ち悪いこと言いやしたね」

銀時「おいおいー、ゴリラさんまで集合かあ。いいのかよ、江戸の治安を守る集団がチンコばっかいじってて」

近藤「誰がチンコだ。どっちかと言うと俺はケツ毛だ」

新八「訳分かんねーよ! チンコとかケツとか朝からなんて会話だよ!」

近藤「まあまあ新八君」

新八「……で、なんで近藤さんまで」

近藤「いやあ、トシが最近あの調子だろ? 心配でな……」

トッシー「サイン、サイン、出ふゅふふふ……」

新八「……確かに」

銀時「新八ぃ。人のふり見て我がふり、だぞ。お前も結構ヤバイって」

長谷川「そういう銀さんこそ、サイン転売して儲けようなんて結構セコイんじゃないの?」ニヤニヤ

銀時「俺は違うよ、アレだよアレ、ファンでもないのに間違ってサイン取っちゃったらファンの皆さんに申し訳ないだろ? だから恵まれない子に救いをだな……」

沖田「俺だったら、相場の五倍からスタートで売に出しやすけどね」

銀時「バカ言っちゃいけねえよ。オタクは金持ってんだ。まずは百万くらいからドーンとだな……」

新八「ドエスコンビは黙ってろぉぉお! お通ちゃんのサインを汚させはしないぞ!」

近藤「いやあやっぱお妙さんだよお妙さん」

桂「何を言う。ももちこそあどけなくなかなかに……」

エリザベス【そろそろ開店です】

銀時「……ったく。やってられるか! おい長谷川さんよぉ、そろそろ開店だ。スタンバイするぞスタンバイ」

長谷川「おう!」

トッシー「ふ、ふふっ。坂田氏、先頭は拙者でござるよ。スタンバイもなにも無駄でござるよ」

銀時「……今にわかるさ」



店員「……」スッ

新八「来た……!」

ガチャッ

店員「ただいまよりオープンです。先頭の方から走らずに……」

銀時「走れぇええ! 長谷川わぁあああ! 右のエリアだぁあああ!!」ダダダッ

長谷川「うおおおおお!!」

トッシー「ふっ……」ダダダ

新八「走るなっつってんだろがー!! 右、右か……!」ダダダダ

沖田「あらら、そんな急いじゃって」タタタッ

近藤「お妙さんだ!」

桂「ももちだ!」

近藤「お妙!」

桂「ももち!」

エリザベス【あかん】

新八「右のエリア、右のエリア……お通ちゃん!」キョロキョロ

新八「な、ない! はっ! ま、まさか……!」


銀時「はーっはっは、かかったな新八ぃ! そっちには新台は並んでねーんだよ。あるのはコンバトラー○とシティーハン○ーだけだぁー」

新八「くっ! はかられた!! 銀さんの言葉を鵜呑みにした僕がバカだった……!」

銀時「お前はそっちのコーナーでレッツボルトインかゲットワイルドしてなぁ!!」

新八「って、それボルテス○じゃねえかぁぁああ! 」

CRお通コーナー

銀時「ま、仲良くトッシーとコンバインしてな。へへっ、こういうのはなぁ、端の台がてっぱ……」

キィィイン

銀時「な……! こ、これは……ま、マヨボロの箱だと……」

長谷川「ま、まさかぁ!」

トッシー「デュフデュフ、坂田氏。抜けがけはダメでござるよ」

二人「な、なにぃいいい!」

トッシー「デュフデュフ、オタクを舐めてはいかんでござるよ。坂田氏は僕ちんをパチンコ初心者だと思い込んでいたようでござるが……読みが甘かったでござるな」

銀時「オタク……オタクだと……はっ! し、しまったそういう事か!」


トッシー「そう、社会現象だけに留まらずパチンコ業界に旋風を巻き起こした……あの伝説の……」

長谷川「エ○ァ……か……(渋い声)」

トッシー「その通り。オタクはそこでパチンコの道を通ってるでござるよ! 人によっては念心、合体したり何とか百裂○でデビューしてるでのでふよ」

銀時「南斗じゃねえぇえ! 北斗だ北斗ぉおお!」

新八「北斗って言っちゃってんじゃねぇかぁぁあああ!(遠いツッコミ)」

トッシー「ふふっ、端が出やすいのは学習済みなりよ。さて悠々とお通殿を堪能……」

沖田「かぁー。回んねー、釘締めすぎじゃねえのー?」パチパチ

沖田着席

トッシー「ってちょおおおお!! そ、そこは拙者が場所を……!」

沖田「ん、ああ。そりゃあ隣の台だろ。ほら、そこ」スッ

トッシー「そ、そんな……」

トッシー「で、でも座れるだけいいでござるな。よし」ドカッ

トッシー着席

銀時「ちいっ! おい、俺らも早く座っぞ!」ダダダッ

長谷川「ま、待ってくれよ銀さん!」

近藤「お宝さんだ!」パチパチ

桂「ももちだ!」パチパチ

銀時「ってうおっ! お前らいつの間に!」

長谷川「ぎ、銀さん隣だ隣!」ダッン

銀時「でええぃ、くそっ!」ダンッ


新八「うおおおお!!」ダンッ

新八「な、なんとか座れた……」


沖田「……」パチパチ

トッシー「……デュフ」パチパチ


長谷川「ど、どうする銀さん。出遅れた分あいつらの回転数より不利だぞ」

銀時「慌てんなって。何も端台が絶対的にでるってもんじゃねえ。こういうのは逆に真ん中のが当たるもんだ」

銀時「とにかく打とうぜ、回さにゃ始まねえよ」

長谷川「そ、そうだな。よーし!」スッ

長谷川「……」パチパチ

ピン

図柄グルグルグル

説明演出【ドラムを叩いてるのはKIYOSHIだ!】


長谷川「ああ、あるよなあこんな演出。何か熱いの早くこないかなぁ、銀さん」

銀時「慌てんなって。そのうち来るだろ、新台なんだから。お、また説明か……」

説明演出【KIYOSHIにはホクロがあるぞ!】

新八「……あ、こっちもなんかきた? あ、あれ?」

説明演出【KIYOSHIはたまにめっちゃ落ち込む時がある】


銀時「……」

新八「……」

長谷川「……」

【KIYOSHIはよくコンビニで買い物をする】

【KIYOSHIはローソン派だ!】

【KIYOSHIの給料は事務所の社長にピンハネされている!】


【その事実をKIYOSHIは知らない……】

銀時「知らない、じゃねぇえええ! なにこれ! 何この演出! KIYOSHIなんざどうでもいいんだよ! もっとなんか他に書くことあんだろうよ!」

銀時「しかも何だよ、給料ピンハネってKIYOSHIいいのかそれでー!」

【実はピンハネに気付いて訴訟を考えている……】

【激アツ!】バァン!

銀時 長谷川「なるかぁあああああ!!」

新八「で、でも銀さん! 激アツってことは当たるかもしれないってことですよね!」

銀時「あ、ああ。まあな……リーチの種類にもよるが……ちょっとは期待出来るかもな」

長谷川「これがお通ちゃんの実写リーチとか、ライブ映像だっら当たる可能性が高いんだ」

新八「うわあ、いいなあ銀さん……ねね、ライブだったら僕にも見せて下さいよ!」

銀時「慌てるなって……ほら、今発展先がルーレットで回るかよ」

長谷川「多分、お通ちゃんをデフォルメしたチビキャラがルーレット回したりするんだぜ」

新八「うわあ、なんかいいなあ!」

ルーレットチャンス

新八「くる! きますよお!!」

銀時「騒がなくてもお通ちゃんは逃げやしな……」


KIYOSHI『……ボタンを押してルーレットを止めてね』

銀時 新八「KIYOSHIかよぉぉぉおお!」

銀時「なにこれ! これじゃあ『CR、KIYOSHI』だよぉおお! 」

・訴訟チャンス★★
・裁判所チャンス★★★
・最終判決チャンス★★★★
・敗訴 自殺


長谷川「重いよ! というかなんだよ一番最後の! 敗訴自殺って書いてあるよ、いいのこれ!!」


KIYOSHI『お、お願いします……俺これに負けたら、う、ううっ……』ボロボロ

新八「泣いたぁああー! しかもなんか思いつめてるぅうう!!」

ルーレットスタート
ピピビ

新八「銀さん!」

長谷川「銀さん!」

銀時「……ええーい、ままよぉぉお! でええええい!」バンッ!

【敗訴】ドンッ!!

三人「………………」

KIYOSHI『……』スッ

KIYOSHI『SAYONARA』

新八「おぃいい! なにトドメさしてんだぁあああ! 見たこともねえサヨナラの挨拶して画面から消えてったぞKIYOSHIぃいいいい!」

銀時「俺が知るかぁあああ↑というかだな、文句があるならこんな糞演出にしたメーカーに……」

キュインキュインキュイン!!

銀時「へ……」




刑事『……出ろ、釈放だ』

新八「あれ、なんか場面変わってるんですけど……」

刑事『君の無実が認められた。今日から君は自由だ』

111

KIYOSHI『刑事さん……!』

222

刑事『すまなかったな、今まで』

333

銀時「こいつぁ……全回転演出か」

444

新八「え、なんですかそれ?」

長谷川「図柄が揃いながら回ってるだろ? これでもう当たってるんだ、本来なら滅多に見れないんだが……」






KIYOSHI『……お世話になりました』

555

刑事『達者でな、これからどうする?』

666

KIYOSHI『……』

キュイイイン……!!!

銀時「これで……決まりだァああ!」


死 死 死


バァン!!

三人「……」

死んだああああああ!!

KIYOSHI『……おめでとう』

KIYOSHI『大当たり……』

銀時「へ……」

長谷川「あ、当たった! そ、そうか図柄揃ったから当たりはあたりなんだ!」

銀時「死んで大当たりとか……恐怖○聞かっての。ん、待てよ」

銀時「……当たりってことは!」

新八「お、お通ちゃんのサインが!」

銀時「よっしゃああ! おーい店員さーん、俺当たっちゃったぜー。サインくれサイン!」

店員「……ああ、ダメですねこれは」

長谷川「ええっ、なんでだよお! ちゃん当たっただろお!」

店員「お客様が当てたのはKIYOSHIモード中ですよね?」

新八「KIYOSHIモード……ですか?」

店員「はい、サインはお通モードで当てた方限定になりますゆえ……ご了承下さい」

新八「あ、あの。なんですかそのお通モードって?」

店員「そういうステージがあるのです。そこで当たればお通ちゃんの歌が流れるので、その画面を初めにだした方にサインを……」

銀時「マジかよ……クソッ、せっかく当たり引いたってのによ」

長谷川「こうなったら、さっさとお通モードにするために回すしかない!」パチパチ

新八「そ、そうだ、僕もとにかく打たないと!」



トウキビウンコー

新八「!」

新八「い、いまお通ちゃんの声が……!」

店員「ああ、あちらの四名はみなお通モードに入ってるみたいですから、そのボイスでしょう」

銀時「な!」

沖田「いいから早く当たれぃ」ポチポチポチウンコーウンコーウンコー

トッシー「連打、連打でござるよ!」ウンコーウンコーウンコー

近藤「お、お通ちゃんか、懐かしいなあうんうん」

お通『いくよー、せーの……疑似連一回目玉の親父がいればチャンスー』ガシャーンウンコー


長谷川「や、やばいぞ銀さん。奴等みんなお通モードだぞ」

銀時「……ていうか、いいのアレ? ボタン押すたびにウンコウンコ言ってるけど、仮にもアイドルじゃんん……? それがウンコだのなんだのってさあ、ねえ店員さんよぉ」

店員「監修はお通ちゃん本人です」

銀時「SA○YOさーん、その海みたいなピュアさを分けてあげてえぇえええ!」



ステージチェンジ!

新八「お!」

ステージチェンジ!

長谷川「きたぁ! これで!」

新八台【KIMステージ突入!】

新八「ちょ!」

店員「ああー、KIMステージ入っちゃいましたね。彼は今野球にハマってるんですよ」

新八「そこは楽器(ベース)じゃないんかい!でもそれなら、ホームラン打てば激アツとかそんな感じですよね……!」

店員「いえ……それがですね」

KIM『……フォーク投げてえ』

新八「そんな本格的な知るかぁあああああ!!! 逆にリアクション取りづらいわぁあああ!!」

長谷川「よーし、それなら俺が……!」

ポチッ

長谷川台【お通じモード突入】

長谷川「いよっしゃあきたぁああ! 念願のお通モード……」

店員「いえ、よく見てください。ほら……これ」

【お通じ】

長谷川「……え、なにこれ? お通モードじゃないの?」

店員「お通じモードです。女性の出そうで出ない、そんなもどかしさを演出にしたみたいですよ」

おばさん『……一週間目、はぁ。お腹パンパンね』

長谷川「いや、これお通ちゃん関係ないよね! もうただのおばさんじゃん、誰これ!」

店員「ここに出ているQRコードを読み込むと、おばちゃんのマル秘待受画面がゲット出来ますよ」

長谷川 「いるか そんなのおおお!!!」

長谷川「なんだよ、もぉおおーー」パチパチ

銀時「ち……やべぇなコイツは。おいヅラ、お前はどうなんだよ、ちゃんと打ててるか?」

桂台【お通モード】

桂「ふむ、こんな感じだ」

銀時「……っておいい、なんだよいいモード入ってんじゃねえか! よし、頑張れヅラ! お前が頼りだ!」

桂「……しかし銀時、いつになったらももちが出てくるのだ。いい加減このステージも飽きたぞ」

銀時「だーかーらー! ももちはいねえって言ってんだろがぁあああ! なに、そんなに推したいの!? ええ!?」

桂「……」

桂「ゆるしてにゃ銀時「三国至上主義ぃいいい!!」」ドゴォッ

桂「いたた……銀時、すぐに手をあげるのは感心せんな」

銀時「いい歳の奴がにゃん、なんて言う方が感心出来ねえよ。というか、お前の連れどこ行ったのよ? 何台かCRお通空いてるけど打ってねえみてえだしよ……」

桂「うむ、エリザベスなら向こうの台でな」

セイットセイヤー!!

氷河『オーロラエクスキューション!!』

エリザベス【これがキグナスの凍気だ】スッ

銀時「なんで聖闘士○矢やぁぁあああ!」

桂「安心しろ、甘デジだから糞台ではないぞ」

銀時「どっちでもいいわぁああああ!!」

銀時「……くっ、ヅラはともかく長谷川のおっさんもぱっつあんも微妙……」

沖田「おっ、保留変化……なんでぇ緑かよ」

トッシー「疑似連2! こいこいでござる!」

近藤「トシぃ、このだぶるりぃちってのは良いのか? んー?」

銀時「それに引き換え……」

銀時「……」

銀時「仕方ねえ」

銀時「奴を呼ぶか……」ピッ

銀時「……」



銀時「おう、待たせたな。入ってきていいぞ」

長谷川「……銀さん、誰を呼んだんだ」

銀時「なあに、直にわかるさ」


沖田「旦那ぁ、負けを認めて潔く腹切るのも武士の務めってもんですぜ」

銀時「うるせえ! 勝負は下駄をはくまでお天道様にもわかんねえんだよぉお!」

トッシー「坂田氏、誰を呼ぼうと無駄でござるよ」

銀時「……」

……。

ギャワギャーアルアル

銀時「きたか!」ガタッ

店員「あのお、お客様。こちらのお店ペットは禁止でして……」

神楽「さだはるはペットじゃないアル、家族アル。文句あっかバカヤロー」

長谷川「ええっ、銀さんのスケットって……!」

新八「神楽ちゃん!?」

沖田「へえ……チャイナ娘……」

神楽「よっ、チンカスども。今日も朝からチンチンやってるアルか?」

沖田「ここはガキの来る場所じゃねえぜ。チンチンも握った事ねえような小娘は帰んな」

神楽「失礼な、チンコの扱いくらい心得ているアルよ。まずしわくちゃになった金を穴に入れてアルな、出てきた金玉……あれ、銀だっけ? まあいいや、とになく穴に玉を入れ」

新八「神楽ちゃああああん! それ以上は言っちゃだめぇええええ! アウトだから、色々危ういからぁあああ!」

神楽「うるせーよ、チンコメガネが。さっさと穴に入れておめでたしちゃえよ」

新八「かぐらっちゃあああああんんんん!!」

銀時「はいはーい、そこまで」パンパン

銀時「さて、神楽。打ち合わせとおりだ、状況はかなり厳しいが……頼めるか?」

神楽「任せるアル。そのためにアタシここに来たヨ」スッ

沖田「旦那ぁ、まさかそいつに打たせるつもりですかい?」

銀時「おうよ、パチンコってのはなあ不思議な程に女性に当たりやすいギャンブルなわけよ」

新八「え、そうなんですか? 長谷川さん」

長谷川「女性のが感がいいとか、あとオバチャンがよく当ててる光景をよく見るからなあ……当たりやすい、のかな」

トッシー「オカルトみたいなもんでござるよ」デュフ

銀時「オカルト結構、こう見えても神楽は持っている、と信じてるかな。俺の切り札だ」フンム

神楽「……」パチパチ

沖田「……旦那、旦那」

銀時「なんだーい、沖田くん」

沖田「その切り札が戦ってるの、お通ちゃんじゃなくて黄金聖闘士みたいですぜ」スッ

銀時「へ……」

神楽「死ぬアルよデスマスク、お前には奈落の底がお似合いある」

紫龍『廬、山、昇龍覇ぁあああ!!』

銀時 デスマスク「あじゃぱぁああーー!!」

銀時「おいいぃいい! 誰が十二宮駆け抜けて女神助けろっつったよぉおおおお! お前が打つのはこっちだこっち! CRお通だお通!」

神楽「そんなアイドルパチンコなんか打ちたくないアル。どうせ名前だけで中身は創作のデビュー話だったりよくわかんないダンサーがキャラだったり歌で魔王を倒したりする詐欺内容ネ」

銀時「CR浜○あゆみの事は許してあげてぇえええ! 大人の事情があるのよぉおおお!!」

神楽「ねえ銀ちゃん、どうしてDJOZUMAが魔界で戦ってたあるか?」

銀時「だからあゆの悪口はやめたげてってぇえええええ言ってるでしょおおおがぁああああ!!」

桂「……む、見ろ! 銀時!」パチパチ


キュイイイイン!


銀時「ヅラ! その音、ま、まさか!!」


フェニックス一輝『貴様が見ていたのは幻……次に見るのは、超激アツだ!!』

桂「見ろっ、フェニックスだ! まさしく不死鳥の如く蘇る一輝ならやってくれると銀時「ペガサスローリングクラーッシュ!!!」」ガヅッ

桂「あじゃぱぁぁああー!」

銀時「なんでオメーまで聖○士星矢打ってんだよぉおおお!!」

桂「……ふっ、やはり俺にもアテナを守るための使命が……」ヨロッ

銀時「アテナの代わりに矢を受けて死ねばいいのに……って、待てよ……ヅラがここにいると言う事は……!!」

ガシャーン!

【閃】

銀時「見つけたぜ……勝利への突破口!」

神楽「銀ちゃん?」

新八「銀さん?」

長谷川「ど、どうしたんだよ銀さん」

銀時「……ヅラの席はお通モード! そしてヅラがここにいると言うことは空き台! すなわち移動すればチャンスが……いける!」ダダダッ

銀時「よし、空いてる……好機到来きたぁぁああああああああハタ皇子「うむ、ここが空いとるのお」」スッ

銀時「え……」

パチパチ

お通『よーし、みんな一緒に歌ってねー! 』

キュインキュインキュイン!

ハタ皇子「お、なんじゃ?」

お通『それじゃあ聞いて下さい……パチンコ限定の私の新曲!』

お通『タイトルは……パチンコなんて一時の快楽に身を任せて破産しても知らナイチンゲールも顔に唾吐きかけるレベル! いっくよー!』

お通『ナイ♪ ナイナイ、ナイチンゲール♪ ナイとルを取ったらチンゲー♪』

……。

ブィーブィーブィブィー!!!!!

長谷川「うわっ、なんだこの音!」

近藤「う、うるせえ!!」


パチパチパチパチパチパチパチパチパチ

黒服「 congratulation 」パチパチ

黒服「 congratulation 」パチパチ

黒服「 congratulation 」パチパチ

ハタ皇子「ほ? なんじゃなんじゃ?」

支配人「……おめでとうございます。これが大当たりの商品になります」

銀時「なんか店員名前変わってるよ! 支配人なんてこじゃれた感じにクラスチェンジしてるよ!」

ハタ皇子「こ、これは……?」

支配人「表にはお通ちゃんの限定サインが……そして裏には……」

ペラッ

ハタ皇子「!」

新八「これは、招待状、ですかね?」

銀時「なになに、覇王への試練? 主は……在全……無量?」

沖田「そいつなら、超が三つついても足りないくらいの金持ちでさぁ」

新八「そんな人が……なぜです?」

支配人「世界は王を欲しています、強力な王を……その勝負に是非、あなた様を……」

ハタ皇子「いやじゃ」キッパリ

支配人「な、なぜです! あなたなら王になれるかもしれないのに!」

ハタ皇子「だってワシ皇子だし」ラブアンドピース

銀時「……」

神楽「……」

新八「……」

沖田「……」

トッシー「……」

近藤「……」

桂「……」

エリザベス【……】

支配人「……ふ、ふーん」


神楽「ねえ銀ちゃーん、DJOZUMAって現世で仕事無くなったから魔界行ったアルか? 次は魔戒騎士にでもなってデビュー前のあゆを助けるアルか? 」

銀時「ダメダメ、OZUMAに魔戒RUSHを駆け抜ける力なんてある訳ねーだろ。★1のホラーにキリキリまいに決まってんだろ」

神楽「じゃあ大リーグボールなら打てるアルか? 野球ロボットの底力見せてみるネ」

新八「神楽ちゃん、それオズマ違いだから……」


銀時「一徹のオヤジがちゃぶ台をひっくり返した回数は、実はそんなに無い」


銀魂

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