P「風邪ひいたアイドルをお見舞いしよう」(582)
P「ここか」ピンポーン
『はい……』
P「響? 俺だ。だいじょうぶか?」
響『へっ!? ぷ、プロデューサー!?』
P「ああ。ちょっと近くまで来たからな、どうだ?」
響『あ、な、なんくる、ごほごほっ、ない、さ、げほっ』
P「ぜんぜん治ってないじゃないか。すまなかったな。ゆっくりして、ちゃんと治すように」
P「じゃあな。お大事に」
響『ちょ、ちょっと待って! あ、上がっていって!』
P「いや……、響、しんどいんだろ?」
ガタガタッバタンゴトンウギャーッ
P「……響?」
ガチャリ
響「は、はいさいプロデューサー……」
P「お、おう。なんだ今の音」
響「気にしないで! まぁ入ってよ! げほっ」
P「無理すんなって。咳出てるじゃないか」
響「こ、これは、えっと、ハム蔵、そう、ハム蔵のえさを食べたから!」
P「それやめような」
P「それじゃあちょっとだけな。しんどくなったらすぐに言うんだぞ」
響「だいじょうぶさ! なんてったって自分、完璧、ごほごほ」
P「言えてすらいないじゃないか。ほら、響、はやく部屋に戻って休もう」
響「めんそーれ! プロデューサー!」
P「おじゃましまーす」
…
P「おうハム蔵、ヘビ香も元気か? ワニ子、あんまり口開けるなよ」
響「みんなプロデューサーが来てくれて嬉しいんさー」ドサッ
P「響、熱は測ったのか?」
響「朝は38℃くらいだったよ。今はちょっと下がってると思う」
P「そうか。んーと」スッ
響「ひゃっ」
響(プロデューサーの手、すこし冷たいぞ……)
P「うん、ちょっと高いな。でも薬飲んで寝とけばすぐ治るよ」
P「響、風邪薬とか持ってるのか?」
響「実は……買うのを忘れてて……」
P「薬ってけっこうすぐ無くなるのに忘れやすいよな。わかるよ」
P「じゃ、すぐ買ってくるから」
ガチャリ
P「ただいまー、なんてな」
P「響、薬買って来たぞ、おっと」
響「すぅ……すぅ……」
P「寝ちゃったのか。まぁそのほうがいいな」
P「みんなも静かにしてくれてるんだな」
ハム蔵「ヂュイ」コクリ
響「すぅ……すぅ……」
P「薬は、うん、ここに置いておけばいいか。起こさないように帰ろう……」
響「うぅん……ぷろ、でゅうさぁ……」ガシッ
P「!」
P「……寝言か。困ったな、掴まれたら、帰れないじゃないか」
響「えへへぇ……ぷろでゅうさぁと、いっしょ……むにゃむにゃ」
P「しょうがないな」ストッ
P「わかったよ、ちょっとだけだからな」ナデナデ
響「ぷろでゅうさぁ……かなさんどぉ……」
P「うんうん、そうだな。わからんけど」
―――
――
―
P「……ヘビ香は美人だなぁ」コゴエ
ヘビ香「♪」シュルシュル
響「ふあ……あむ……?」ムクリ
P「おっ響。目が覚めたか?」
響「もうちょっとだけ寝かせてくれよ……にぃに……」
P「えっ?」
響「うが? ……! うぎゃあーっ! いっ今のは忘れてほしいさーッ!」バッ
P「お、おい響!」
響「ちむわさわさーするさー……」ドキドキ
おしまい
はいお次どうぞ
雪歩なら書けるかな…
P「大丈夫か?」
やよい「わぁ…プロデューサー…」
やよい「コホッコホッ…うっうー…」
P「すぐ帰るからな、ゆっくり休んでくれ」
やよい「……」ムスッ
やよい「プロデューサー…冷たいです」
P「え」
やよい「お仕事休んだから怒ってるんですよね?」
P「そうじゃないって…」
やよい「うっうー…じゃあ帰らないでくださ…コホッコホッ…」
やよい「うっうー♪」
P「…それ言うのきつくないか?」
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3381546.jpg
最後の元ネタ
>>40
続けろください
落ちてほしくはない
P「仕事の事は心配しなくていいからな」
やよい「はぁい…」
やよい「風邪治ったらもっともっと頑張りますっ」
P「うん、その意気だ」
やよい「……」
やよい「プロデューサー、ありがとうございます」
P「何が?」
やよい「…お見舞いに来てくれて」
やよい「コホッコホッ…うっうー」
P「いや、お見舞いとか大したことじゃないよ、ああ…そうだ」
P「ゼリー食べるか?」
やよい「わぁ♪」
シエーン
続くようなら何かしら書いてみようかな
やよい「……」チュルン
P「ほい」
やよい「あむっ…」チュルン
やよい「えへへ、何だか赤ちゃんみたいです」
P「はは」
やよい「プロデューサー、時間大丈夫ですか?コホッコホッ」
P「大丈夫か…俺は大丈夫だよ」
やよい「もっと居て欲しいけど…うつしちゃうといけないから…」
P「うーん…」
やよい「最後にわがまま言っていいですか?」
P「いいぞ、何だ?」
やよい「…体拭いてください」
P「うっうー…?!」
やよい「汗かいちゃったんです…だから…ダメですか?」
P「…わかった」
P「ちょっと待っててな」
やよい「はぁい」
P「よし、じゃあ…」
やよい「コホッ……///」
P「(なんで…そんな色っぽい表情をするんだっ)」
やよい「あ…プロデューサーも緊張してますか?」
P「もって…やよいもか」
やよい「…はい、けどプロデューサーなら大丈夫ですよ」
やよい「うっうー…恥ずかしいけど…//」
P「!!」
シエーン
やよい「……」
P「……」フキフキ
やよい「プロデューサー、コホッ…気持ちいいです」
P「そ、そうか…そりゃよかった…」
P「(落ち着け落ち着け落ち着け…)」
やよい「うっうー…けど、オッケーしてくれるなんて思いませんでしたぁ…」
P「いいんだ、これもプロデューサーの仕事?だし」
やよい「えへへっ、知りませんでした」
P「……」
P「(綺麗肌だなぁ…ギュッとしたい)」
やよい「今日はありがとうございましたっ」
P「ああ、ゆっくり寝るんだぞ」
やよい「はぁい……」
P「(寂しそうだな…)」
P「ほら」
やよい「?」
P「いつものやろう」
やよい「あはっ…はいっ」
やよい「うっうー!はいターッチ」
パチン
P「よし!じゃあおやすみ」
やよい「おやすみなさいっ、プロデューサー」
やよい「コホッコホッ…うっうー…♪」
P「それ言わなくてもいいよ…」
おしまい
よし!次だ次!
お願いします書いてください
ぅゎゃょぃヵゎぃぃ
乙なんだぜ
乙
やよいは可愛いなぁ!
雪歩書いていい?
>>68
はよはよ
P「お邪魔します……」
「どうぞどうぞ! お嬢のお部屋はこちらです。おいっ、荷物をお持ちしろ」
「はい! お荷物、お持ちいたします」
P「い、いえいえ! たいした荷物じゃないので、お気遣いなく……」
「失礼しました。では、こちらへどうぞ」
P「ありがとうございます……」
…
P「雪歩、俺だ」トントン
雪歩「はっはい! ど、どうぞ」
スラッ
P「おはよう雪歩。メールでも聞いたが、だいじょうぶか?」
雪歩「お、おはようございますぅ。今は、すこし楽になりましたぁ」
P「あ、起きなくていい、寝てていいから」
P「なんか一応薬とか持ってきたんだが、家の人たちがいるなら大丈夫そうだな」
雪歩「はい……ふふっ、でもみんな可笑しいんですよ。ちょっと熱と咳が出ただけなのに、大げさに心配されちゃって……」
P「それだけ雪歩は愛されてるってことだよ」
雪歩「愛されてる……嬉しいですぅ」ニコッ
雪歩「………。あ、あのっ」
P「どうした?」
雪歩「ぷ、プロデューサーも、その、……心配、してくれましたか……?」
P「ん? そりゃもちろん」
雪歩「!」ガバッ
雪歩「じ、じゃあ、プロデューサーも、ごほっごほっ!」
P「おいおい、だいじょうぶか?」サスリサスリ
雪歩「ごめんなさいぃ……けほけほっ」
P「どうしたんだ? 急に。無理したら治るものも治らないぞー」
雪歩「はいぃ……」
ふむ
P「そうだ、雪歩。みかん食べないか?」
雪歩「あ、ありがとうございますぅ」
P「あんまり食べ過ぎると良くないらしいから、はんぶんこしようか」ムイムイ
雪歩「ぷ、プロデューサーと、はっはんぶんこ……!」カァッ
P「すまん、いやだったか? ってオイ雪歩、だいじょうぶか、顔真っ赤だぞ」
雪歩「わひゃあっ! こ、これは違いますぅ!」ブンブンッ
P「わかった、わかったから落ち着け!」
雪歩「ご、ごめんなさい……」
P「ほら、剥けたぞ」
雪歩「いただきますぅ」
P(……なぜ口を開ける?)
雪歩「?」
P「……はい、あーん」スッ
雪歩「あーんっ♪」パクッ
P「まったく、雪歩は甘えん坊だなぁ」
雪歩「えへへっ」
雪歩(プロデューサーは私のこと、愛してるか――なんて、訊けなかったけど……)
雪歩(でも、言葉にしなくても、ちゃんと伝わってくる)
雪歩(今は、それで幸せですぅ……!)
雪歩「ありがとうございます、プロデューサー!」ニコッ
おしまい
乙
乙なんだぜ
ありがとござしたー
誰も居ないようなら投下しても大丈夫?
リレーSS
美希「…ぅ…」
美希「頭…痛いの…」
美希「それに…体、だるい…」
美希「熱、あるのかな…」
美希「お、お姉ちゃーん…体温計、頂戴…」
美希「………」ピピッ
美希「…38.6℃…風邪、ひいてる…の…?」
※この美希は覚醒しています。
美希「今日は…インタビューと、撮影と…」
美希「早く起きないと…ハニーから電話かかってきちゃう」
美希「大丈夫…ちゃんとしてれば、一日くらい…」
美希「…あ」ピリリリ
ピッ
P『おはよう、美希!ちゃんと起きてるかー?』
美希「…っ」
P『…美希?』
美希「お、おはようなの、ハニー!」
P『…!ああ、おはよう』
いやあ俺って流石だわ
美希「えへへ、今日も…ちゃんと、起きれたよ。ミキえらい?」
P『ああ、えらいぞ。…俺個人としては、寝起きの声も捨て難いけどな』
美希「もー。女の子の寝起きの声なんて…楽しみにしちゃ、ダメなの」
美希「えっと…今日もお仕事だよね?確か―――」
P『美希お前―――調子悪いのか?』
美希「え―――」
P『無理して声出してるの、バレバレだぞ』
美希「そ、そんなことないよ?ミキは今日も絶好調なの!」
P『―――なら、今から迎え行くから。ちょっと待ってろ』プツ
美希「あ…」
美希「は、早く用意しないとハニーが来ちゃう…」
美希「着替え…うぅ、シャワー浴びたい…」コンコン
美希「え…お姉ちゃん?それともママ…?」
美希「は、はーい…」ガチャ
P「―――ほれ、やっぱ体調悪いんじゃないか」
美希「え…は、ハニー…!?」
P「分かりやすいんだよ、美希は。無理に演技してたのバレバレだぞ?」
美希「な、何で…来るの、早すぎるの…」
P「…ま、たまたま早く目が覚めて、な」
P「とにかくそんな状態で仕事は無理だ。後日に回してもらうから、今日は寝てろ」
美希「だ、ダメなの!みんなに迷惑かけちゃう!」
P「…美希」
美希「ミキはアイドルだから、もっと頑張らなきゃいけないの!それに、折角ハニーがお仕事取ってくれたのに…」
P「なら、言わせてもらうぞ。体調管理はどんな仕事でも基本中の基本だ」
美希「…う…」
P「…厳しい事言う様だけれど、ちゃんと休むこともアイドルにとっては必要なんだ。闇雲に頑張るだけじゃ、ダメなんだよ」
美希「…ごめんなさい…」
P「謝ることないって。…ま、高い授業料だと思って今日は休むんだ。いいな?」
美希「…うん」
まーたイケメンですか
もっと攻めたれ
P「…はい。では、来週の土曜日に。よろしくお願い致します」ピッ
P「美希、今日明日は仕事空いたぞ。しっかり休んで、また頑張ろうな」
美希「…うん」
P「俺も今日は美希だけだし…菜緒さんが帰ってくるまでは、ココにいるから」
美希「…うん」
P「…ごめんな、美希」
美希「どうして…ハニーが謝るの…?」
P「偉そうな口叩いたけど…俺がちゃんと気づいていれば、こんなことには」
美希「ううん、ハニーは…悪くないよ。ミキがもうちょっとしっかりすれば…よかったの」
P「………」
美希「ごめんね…ミキ、ハニーに迷惑かけてばっかりだね…」ケホ
P「…迷惑なんて思ってない。むしろ、嬉しいよ」
美希「え…?」
P「美希が頑張ってくれることが嬉しいんだ。それに…俺の為にって、時々言ってくれるし」
P「自分の為に頑張ってくれる女の子の事を…迷惑だなんて、思えないよ」
美希「ハニー…」
P「でも美希。急がなくてもいいんだ。確かにこれまでゆっくりし過ぎたかもしれないけれど」
P「だからって、無理する必要はない。焦らず目の前の事をやっていけばいいんだよ」
美希「…うん。またハニーに一つ、大切なこと教わったの」
P「…はは。だから今日はゆっくり休もう。な?」
美希「…うん…」
美希「ね、ハニー。お願いがあるの」
P「なんだ?」
美希「ミキが寝るまで…手、繋いでてほしいな」
P「…いいぞ、それくらいなら。いくらでもやるから」
美希「あはっ、ありがとなの」キュ
P「…熱いな。いつもよりもずっと」キュ
美希「…不思議。手、繋がってるだけで、凄く安心できちゃう…」
P「…そっか」
美希「………」
P「………」
美希「…すぅ…すぅ…」
P「…寝ちゃった、か」
P「奈緒さんが帰ってくるの、お昼過ぎとか言ってたな…」
P「…ま、暫くはこうして待ってるしかないな」
美希「…は…に…」
P「…ん?」
美希「…んぅ…」ギュー
P「…はは、ちゃんと傍にいるって」
美希「…すぅ…すぅ…」
P「…早く治ってくれよ。ずっと傍にいるから」キュ
P「おはよう、美希!」
美希「おはようなの、ハニー!」
P「鞄」
美希「はい!」
P「コンディション」
美希「おかげさまで、絶好調なの!」ビシッ
P「スケジュール」
美希「雑誌の取材が2つと、グラビアが1つ!」
P「最後に、笑顔」
美希「あはっ☆」
P「マーベラスだ…」
マァァァァベラスッ!
美希「ハニー、ありがとね」
P「うん?」
美希「ハニーの元気や気持ちが、ミキの手からふわーって身体中に広がって…」
美希「ミキから風邪を追い出しちゃったの。やっぱりハニーは凄いね!」
P「勘違いするなよ。手がそこにあったから繋いでただけだ」
美希「ふーん?そうなんだ」
P「俺は仕事を早く済ませたかっただけだ。決して美希に元気になってほしかったわけじゃないんだからね!」
美希「じゃ、そういう事にしてあげるの」
P「おう。それで何より」
美希「…ね」ス
P「ん…手?」
美希「そこに手があったら、繋ぎたくなるんだよね?」
P「…繋ぎたくなるからな。しょうがないよな」キュ
美希「うん、しょうがないの」キュ
P「―――それじゃ、美希も治ったことだし。気合い入れていくぞ!」
美希「―――はい!今日も一緒に頑張ろうね、ハニー!」
おわる
はい
はいじゃないが
そんなわけでお終いです。途中の支援ありがとうございました。
覚醒美希とのPはきっと一緒にトップを目指すPであるに違いない。
そんなわけで失礼いたしました。
乙お
一人暮らしで風邪ひいてるときの寂しさは異常
社長「ごほっ…ごほっ…」
社長「………」
社長「……皆…今日オフの子が多かったような…気のせいかな…はっはっはっ…げほっ!げほっ!」
社長編、終了
>>163
食材の買い溜めしてないと軽く死ねるよな…
小鳥「あー私もお見舞いされたいなー!なんて」
コンコン
小鳥「え?ま、まさかこれは!……でも、風邪なんて引いてないし……」
P「どうも小鳥さん!願い叶えに来ましたよ!」
小鳥「え?」
響&雪歩&美希「んーんー!」
小鳥「ちょ、ちょっと三人大丈夫!?な、なんで紐で縛られて顔真っ赤……ってまさか風邪ひいてるんじゃ!」
P「だからこの三人、風邪ひいたアイドルを……お見舞いしにきたんですよっ!」ポ-イ
小鳥「え……わ、わわわわぁああああ!!」
ドンガラガッシャーン
っていうのをスレタイから想像した俺はひねくれ物ですね
伊織「ごほっごほっ……」
伊織「この伊織ちゃんが風邪をひくなんて……不覚だわ」
伊織「……あいつになんて言われるか」
~~~
P『あら?伊織ちゃん風邪ひいちゃったの?かわいそー!』
P『仕方ないから、俺が看病してあげよっか?ん?』
P『ほらほら遠慮せずに~!』
~~~
伊織「こ、来ないでよこの変たゴホッ!ゴホッ……はぁ……」
伊織「……もし来ても無視ね」
ピンポーン
伊織「ほら噂をすれば……」スッ
P「伊織~いるか~?」
伊織「……」スースー
P「おっと、寝てたか……」
伊織「……」スー…
変態Pの予感…っ!
P「……」
伊織「……」スー
P「寝顔、可愛いな」ボソッ
伊織「っ!!ゴ、ゴホッゴホッ!」
P「だ、大丈夫か伊織!?お、おい!」サスサス
伊織「ゴホッ……はぁ、はぁ……だ、大丈夫よ……」
P「おぉ、よかった。って、もしかして起きてた?」
伊織「そ、そんなわけないじゃない!……って、手!い、いつまで触ってんのよ!」
P「え?あ、すまん。苦しそうだったからさ」
伊織「それは……ありが、と……」
P「ん?」
伊織「な、なんでもないわよこのバカ!」
P「ば、バカってなぁ……せっかく人が心配して来てやってんのに」
伊織「そう。別に心配なんてしてもらわなくたってこの通りピンピンしてるわ」
P「まあ確かに、そのくらい元気があったら大丈夫そうか。……どれ」ピトッ
朴念仁Pの予感!
伊織「っ~~~!!ぁ、あんた……な、何を……!」カアァ
P「……んーでも微妙に熱が残ってる感じだな」スッ
伊織「だ、だだ、だからそ、そのな、なんて急に!!」
P「え?いや、熱測るときこうやってもらうだろ?」
伊織「ね、熱?そ、そんなのされたこと……」
P「あぁ、だったら驚かせちゃったか。ごめんな」
伊織「っ……もういいわよっ!」ガバッ
P「な、なんだよもう……。俺なんかしたか?」
伊織「……」ゴソゴソ
P「完全に拗ねられちゃったか。でも布団にくるまってたら暑いだろ?出てこいよ伊織」
伊織「……」
P「はぁ、全く……あ、そうだ」スッ
ガチャバタン
伊織「……」ソー
伊織「……プロデューサー?」
伊織(急にそんな顔、近づけられたら誰だって驚くに決まってるじゃない!)
伊織(そんな、別に風邪だから優しくしてくれるとか期待してたわけじゃないわ……)
伊織(でも……背中をさすってくれた手、暖かかった……なんて)
ガチャッ
伊織「っ!!」ビクッ
P「おぉ、伊織起きてたか!」
伊織「ど、どこいってたのよあんた!」
P「いや、のどが渇いてるかなと思ってさ。ついでに軽い食事ともらってきた」
伊織「な、なんでそんな……別にあんたがわざわざ動かなくたって」
P「だって伊織が大切だからさ」
伊織「なっ!!」
P「もちろんみんな大切だけど、伊織は竜宮のリーダーとして、765プロのなかでもみんなを引っ張ってる」
伊織「……」
P「頑張りすぎたんだよきっと。だからこういう時くらい、甘えてくれたっていいじゃないか」
伊織「……」
P「というわけで、はいあーん」
伊織「は、はぁ!?ちょ、ちょっとあんた何考えて!」
P「いや、ここまできたら徹底的に看病をと」
伊織「い、いいわよ自分で食べられるから!貸しなさい!」
P「わかったよ。ほら」スッ
伊織「……」パクッ
P「……おいしいか?」
伊織「……え、えぇ」
P「そうかそうか」
伊織「……ねぇ、甘えていいって言ったわよね」
P「あぁ、うん」
伊織「それじゃあ……こ、これ!食べさせなさいよ!」
P「え?いやだってさっき……」
伊織「嫌なの?自分で言ったくせに!どうなのよ!」
P「わ、わかったよ……」
伊織「……」
P「はい、あー……」
伊織「ん……んむ」モグモグ
P「どうだ?うまいか?」
伊織「え、えぇ……。そ、それじゃあ次は……飲み物ね!」
P「え、これを飲ませろと……?」
伊織「なっ!!ば、バカじゃないのアンタ!それを取るだけに決まってるじゃないの変態!」
P「何がどうなると変態になるのか……ほら」
伊織「ふん……んぐっ!な、何これ……」
P「体が温まるショウガ湯だ」
伊織「こ、こんなの……今すぐオレンジジュースを持ってきなさいよ!」
P「えぇー……せっかく伊織のためを思って作ったんだがなぁ」
伊織「えっ……私のため……?」
P「まあしょうがない。今日は伊織の言うことを聞くってことになってるしな、実質」スッ
伊織「……ま、待ちなさいよ」ガシッ
P「今度はなんだ?」
伊織「……そ、その」
P「?」
伊織「こ、これでいいわ!気が変わったの!私はこれが飲みたいわ!」
P「え?でも……」
伊織「いいから座んなさいよ!こ、こんなのねぇ……・んっ!……ぶはぁ……はぁ、はぁ……」
P「ど、どうだ?」
伊織「わ、悪くは……ないわねぇ……ゴホッ……」
P「……なんか、気を使わせちゃったか。俺来たせいで」
伊織「え?なんでそうなるのよ」
P「こんな時まで、伊織はそんな固い感じだろ?」
伊織「固いってなによ。私はいつもこんな感じじゃない」
P「ん、まあそうなんだけどさ。もっと素直な伊織っていうのが見れるかなぁ、なんて期待してきたんだけど」
伊織「はぁ?アンタ、病人に何を期待してるの?第一私はこれで十分素直……のはずよ」
P「だから甘えてくれっていったんだけど、それもなんか違ったしな」
伊織「……何が言いたいわけ」
P「素直ってワガママのことじゃないんだよな」
伊織「っ……」
P「でも、ワガママ言える相手って素直に向き合わないとダメだろうし、だからって素直にはなれない……んー難しいな」
伊織「……」
P「まあ何が言いたいかっていうと、率直な伊織の思いが聞きたかったってことさ」
伊織「……」
P「さっきも言ったけど、いつも頑張りすぎてるから。溜めこんでるんじゃないかと思ってさ」
伊織「私……」
P「無理、しなくていいんだぞ?特に病人のときなんかは他人に頼って……」
伊織「じゃあプロデューサー……」
P「ん?なんだ?」
伊織「……」
P「……」
伊織「これはワガママじゃないから。お願いだから、聞いてくれるわよね」
P「あぁ、もちろんさ」
伊織「……これからのことは、今日まで。明日以降忘れること」
P「……わかった」
伊織「それじゃ……ギュッってして」
P「……」
伊織「……早く」
P「……」ギュッ
伊織「ん……」
P「……」
伊織「バカ……」
P「……」ナデナデ
伊織「バカ……バカバカバカ……」ポロポロ
P「伊織……ゆっくり休め」
――
P「風邪引いた本人が一番心配してどうするんだよ全く」
P「竜宮の二人や律子、他のみんなだって心配してるんだから」
P「たまにはこうやって、泣いてくれたっていいんだからな」
P「それじゃ、お休み」
伊織「……ん」
伊織「……」サッ
伊織「いい朝じゃないの」
伊織「……こんな程度で弱音を吐く伊織ちゃんじゃないわ」
伊織「見てなさいよ、今日からまたスーパーアイドルの実力をみせてあげるんだから!」
伊織「でもまた、あんなときは……なんてね」
伊織「期待しないで待ってるといいわ、プロデューサー?にひひっ!」
伊織編 完
お見舞なのに看病してたなまあいいよね!
双子書きたいけどいおりんで使い果たしたから誰か書いててくれたら嬉しいななんて
真美「う゛ー……ゴホッゴホッ!」
真美「亜美のやつー……」
――
亜美「真美~?アイス食べる?」
真美「えっ!?いいの!?」
亜美「うん!これ、亜美もうおなか一杯だからさー!」
真美「やったー!亜美の太っ腹~!」
亜美「ねぇねぇ真美?暑くない?これ、扇風機」
真美「えっ、これマジ?暑かったんだよねーでも、亜美も暑いんじゃない?」
亜美「いーのいーの!亜美は暑がりだからさ!」
真美「うわー!マジ助かるよ亜美~!」
――
真美「そんなこんなで風邪を引いたわけさ……」
真美「なんかおかしいと思ったらあのゲームの発売日だったのかぁ!汚い!たかがゲームで!ちっくしょーうおっほ!ごっほっ!」
真美「う゛ー……何が『ごめーん!本当に風邪ひくと思わなかったからさー!ちょっとおなか壊してくれればよかったのに!』」
真美「……あーもう最悪だー……ゲームは亜美に先に進められるし事務所にもいけないしー……」
コンコン
真美「あー亜美?ゲーム自慢しに来たならお帰り下さ……」
P「よっ」
真美「……兄ちゃん?」
P「おう」
真美「……」
P「……ど、どうした?」
真美「……ちょっと兄ちゃん目つぶってて」
P「え?あ、こ、こうか?」
真美「……うおりゃああ!!」バチコーン
P「ぐふぉあ!」バタッ
真美「お、乙女の部屋に土足で踏み込むとはなんたる不届きもの!」アセアセ
P「い、いやだってノックしたし……」
真美「そういうもんだいじゃないっしょー!もう……」
P「いてて……まあいいじゃないか。というか、こうやっておとなしい真美を見るのも珍しいというか」
真美「くっそー……すぐにでも兄ちゃんたちにしてやりたいイタズラが真美の頭には100個くらいあるというのに……」
P「お、おいおい勘弁してくれよ……でもほら、やっぱりそういうお前らもいいぞ?パジャマ似合ってるし」
真美「ふぇ?……兄ちゃん変態?」
P「ち、違う!断じて違う!そう言う意味で言ったわけじゃなくてそのー……ほら!新鮮というか!」
真美「……まあいいけど。そりゃ、そうっしょ。真美だってピッチピチのJCですし?」
P「JCとか言うなJCとか……なんか元気を取り戻しつつあるが熱とか大丈夫なのか?」
真美「もちろん!真美のしぶとさを甘く見ちゃいけませんぜ!」
P「ゴキブリかお前らは……」
真美「なっ!ゴキブリとは失礼な!ロリコンの変態プロデューサーには言われたく……あ、あれ?」クラッ
P「ちょっ!真美大丈夫か!?」スッ
真美「に、にいちゃ……ご、ごめ……ちょっとくらっと来ちゃっただけで……」
P「何言ってんだ……凄い汗……それにやっぱり熱も結構ありそうだぞ……全くふざけてるから」
真美「元はと言えば兄ちゃんが……ゴホッゴホッ!」
P「はいはい強がりは直してからなー」
真美「むー……」
P「このままだと汗で悪化しそうだな。自分で着替えられるよな?流石に……服は着替えさせられないしな」
真美「兄ちゃん……」
P「わ、悪かった。そういう目で見ないでくれ冗談だ、うん」
真美「はぁ……とりあえず真美喉かわいた」
P「俺見舞に来ただけなんだが……まあそれくらいなら」
真美「あ、ついでに食べ物もー!焼肉!」
P「アホかお前は。誰もいないようならキッチン借りて御粥でも作るか……」
真美「えー……・おかゆ嫌いなんだけどなぁ……」
P「俺が作るんだから、ありがたく思え?」
真美「兄ちゃんの手作り……」
P「気になるだろ?」
真美「べ、別にっ!まあ、どうしてもって言うなら食べてあげなくもないんだからねっ!」
P「何、伊織の真似?似てないから!それじゃ借りるぞ」
真美「べ、別に真似じゃ……もう、兄ちゃんのバカ……」
P「ほい!プロデューサー特製おかゆ定食!」
真美「お粥しかないけどね……」
P「そういえば亜美はどうしたんだ?」
真美「部屋に籠ってゲームやってるよ……はぁ……」
P「なんかあったのか?」
真美「別にー……いただきまー……あちっ!」カチャン
P「お、おいおい大丈夫か?」
真美「あ、熱いよこれ兄ちゃん!」
P「そりゃそうだろうよ作りたてなんだから……んじゃほら」
真美「……まさか」
P「ふーふー……はい、あーん」
真美「……」
P「どうした?食わないのか?」
真美「た、食べるよ……んくんく……」
P「どうだ?」
真美「味ない……」
P「ホント金持ちのガキは……」
真美「しょーがないじゃん!ホントに味ないんだし!それに真美風邪ひいたことないもん!」
P「え?ホントか?まあなんとかは風邪を引かないっていうしなぁ……」
真美「どういう意味それ!とにかくなんか味付ないと食べらんない……」
P「とはいってもなぁ……んじゃ塩で」
真美「えー……」
P「えーとはなんだえーとは!ほら、口開けろ!」
真美「むー……んぐ……んっ!」
P「どうだ?変わるだろ?」
真美「た、確かに美味しくなってる……恐るべきSIO……」
P「なんだそのエセ外国人みたいな発音……まあこれで食べれるだろ」スッ
真美「え……」
P「なんだよ?」
真美「た、食べさせてくれるんじゃ……ないの?」
P「え?」
真美「ち、ちがうよ?塩の分量とかそういう重要なところまでが料理だと真美は思うのです!」
P「な、なんだかわからんが……食べされればいいんだな?」
真美「う、うん」
P「じゃあほら、あーん」
真美「あーん……」
P「全部くったか。お粗末様だ」
真美「なんか食べた気しないけど、ちょっと元気になったかも」
P「よしよし。それじゃああとは……着替……」
真美「……」
P「わー!わかったわかった!じゃあ俺これ片づけてる隙に、着替えておけ?な?」
真美「兄ちゃん……」
P「な、なんだよ?」
真美「……着替えさせてくれても、いいよ?」
P「……ん?」
真美「なーんて、冗談に決まってるっしょ?目がマジだったよあの人……犯罪者だよ……」
P「そ、そんなわけないだろ!このマセガキが!知らん!」バタン
真美「……なんて、本気かわかんないや」
真美「兄ちゃん、時間とか大丈夫なのかな……まだこんな時間だし……」スルスル
真美「みんなのこともあると思うし、風邪で休んでる真美が独り占め……」ヌギッ
真美「ひ、独り占めってそんな!別にそういう意味じゃないし!って……め、めまいが……!」クラッ
ドーン
真美「い、いたた……」
ガチャッ
P「ま、真美!?だ、大丈夫、か……あ……」
真美「に、兄ちゃん……?だい、じょうぶ……って……っ~~~!!!」カアァ
P「あ、いやその……す、すまん真美!!」
真美「バ、バカ!兄ちゃんの変態!」
P「ちょ、ちょっと引っ張るなって真美!わ、わぁあ!」グラッ
バタッ
真美「な、な、な……」
P「ちょ、ちょっと待てとりあえず俺が動く、な?」
真美「……」グイッ
P「なっ!?お、おい真美な、何やって……」
真美「兄ちゃんは、真美にコーフンしちゃってるの?」
P「は?そ、そんなわけ……」
真美「じゃあ、コーフンしないの?」
P「そ、それは……」
真美「兄ちゃんがそういう目で見てるの、真美知ってるんだよ?」
P「……」
真美「兄ちゃんの、好きにしていいよ……?」
P「ま、真美……?」
真美「えへへ……にい、ちゃん……」パタッ
P「え……?真美?……真美!?」ユサユサ
――
真美「ん……あれ?」
P「気が付いたか」
真美「真美……さっき倒れて……それで……っ!!」
P「っとストップ!決して俺は何もしてない!そして何も聞いてなかった!」
真美「……」
P「まあ、熱が出てるとな、ヒートアップしちゃうから……うん。何言ってんだろ俺……」
真美「……って、これ」
P「……服、着せる勇気はなかったからベットに寝かせて布団を掛けるだけ。それ以外は何もしてません!」
真美「……そっか」
P「ほ、ホントだぞ?」
真美「うん……」
P「……もちろんお前は魅力的だ。でも、お前たちは大切だから、な?まあ当たり前のことなんだけどな!あんまり疑われるのも嫌だし!」
真美「……そだね。でも、兄ちゃん結構マジだったっしょ?」
P「は?そ、そんなことないわ!」
真美「ふーん?どうだろうね~?真美が倒れなかったら、そのまま襲われてたかも!キャー!」
P「キャーとか言うな……まあ冗談はさておきだ。……でも真美、お前顔色良くなってる?」
真美「え?そういえば……結構楽になったかも」
P「……変にテンションあがって熱が上がりきった……まさかな」
真美「えっへっへー!こうなった真美はとめられないぜ!」バッ
P「なっ!ちょ、やめろ!せ、背中に乗るな!……ってお前」
真美「んっふっふ~!わかる?何も着てないよ~?」
P「ば、バカ!早く降りろ!ってわぁ!!」バタッ
ドスーン
P「てて……ちょ、ちょっと真美さん?目、目が見えない!目隠しするな!バカ!何をする気だ!」
真美「兄ちゃんの本音を、確かめてみようかなー?ここ、反応しちゃってるんじゃないのー?」ツンツン
P「や、やめろ真美!……それ以上、いけない……!」
真美「んっふっふー!!」すっ
ガチャッ
亜美「ねぇさっきから何の音?真美大丈……夫……兄ちゃん?……お邪魔しました」ガチャッ
P「え?今の?亜美?亜美ー!誤解だー!亜美~!!!」
P「はぁ……一時はどうなることかと思った……」
真美「もとはと言えば兄ちゃんが」
P「お前のせいだ!全く……亜美の誤解も解けたけどしばらくネタにされるよ……」
真美「ジゴージトクだね!」
P「お前なぁ……まあいい。今日は明日に備えてちゃんと休んでおけよ?熱が下がってるの、今だけかもしれないんだからな」
真美「はいはーい!じゃまた明日ね兄ちゃん!」
真美「兄ちゃんもオトコってやつなんですかねー?」
真美「……だったら真美も、オンナになれてたのかな?」
真美「兄ちゃんのおかゆ、また食べたいな……なんて!」
真美「よし!それじゃ明日からまたイタズラで頑張っていくっしょー!……っとその前に」
真美「復讐しなきゃ、いけませんよねぇ……?んっふっふー……!!」
??「よっしゃクリア!……は、はくしゅん!ぶぇー…誰かが噂してるのかな?……もしかして移った?」
真美編 完
このまま亜美書きたいけどお姫ちんも見たいし眠い
貴音書く人いたら任せた!
亜美「んーなんか寒っ」
亜美「……真美が風邪ひいてたし移ったかなぁ」
亜美「早めに寝よっと」
亜美「zzz……」
真美「んっふっふー……」
扇風機ポチッと
――
P「というわけで、風邪をひいていたと」
亜美「はい゛……」チーン
P「だけど亜美は鼻なんだな」
亜美「う゛ー……鼻痛い……熱もちょこっとあるかも」
P「それはそれはお気の毒……真美は?」
亜美「……多分ゲーム、籠ってると思うけど」
P「そうか……」
亜美「で、兄ちゃんは何しにきたの?」
P「そりゃお見舞いに決まってるだろう」
亜美「ふーん……」
P「なんだその顔は……」
亜美「てっきり真美にでも会いにきたのかと思ったけど?」
P「なんで真美に……って亜美!」
亜美「もー!冗談っしょ!そんなに反応すると、余計に怪しいぞー?」
P「くっ……ちょこざいな……」
亜美「それで、何かしてくれるの?」
P「え?あ、そうだな……腹減ってるなら何か作ってこようか?」
亜美「何?」
P「お粥、とか?」
亜美「お粥?亜美食べたことないかも」
P「お前らはそろいもそろっていい生活してますねぇ……」
亜美「あれっしょ?天才は風邪をひかないってやつっしょ?」
P「……まあそれでいいや」
P「ほい、これがお粥」
亜美「……なんかまずそう」
P「そういうこと言うなよ……」
亜美「んじゃ、いただきまー……」
P「あ、まて亜美!」
亜美「へ?……あっつ!」カチャン
P「あーあー言わんこっちゃない……」
亜美「もー!そういうことは早めに言ってよね兄ちゃん!」
P「それじゃあほら、食べさせてやるから」
亜美「え?いいの?」
P「ふーふー……」
亜美「……ふー」
P「え?……ってあっちぃ!ば、ばか!なんでお前まで吹くんだよ!こっちに飛んだじゃんか!」
亜美「なんか、兄ちゃん楽しそうだったからさー」
P「ダメだ……風邪とは思えんこいつ……」
亜美「もー仕方ないなー!はい、あーん!」
P「え?あ、あーん……んぐんぐ、うんうまい。じゃなくて!」
亜美「おお!結構キレが良くなってきましたなプロデューサー殿!」
P「も、もう亜美のペースに乗せられると……」
亜美「んじゃ、次は兄ちゃんが食べさせてよ」
P「え?あ、あぁ……ほら、あーん」
亜美「あーん……んむんむ」
P「どうだ?」
亜美「う、うん……すごく、おいしいよ?これって……間接キッスってやつだよね……兄ちゃん」チラッ
P「っ!バ、バカ!何言い出すんだ急に!」
亜美「あ、亜美は別に……その……気にしないよ?だって……兄ちゃんのだから……」モジモジ
P「や、やめろ……それはなんかもう逆に怖い……」
亜美「えー!こういうのが好きなんじゃないの?兄ちゃん」
P「知らん!いいからさっさと食え」
亜美「むー……ノリ悪いなぁ~」
亜美「ごちそーさまー」
P「はいはいお粗末。それにしても味薄くなかったか?真美は薄いって言って塩を掛けたんだが」
亜美「だって鼻詰まってるから味しないもん」
P「……なんかショック」
亜美「それでそれで?後は何してくれるの?っていうか、真美には何してあげたの?」
P「んー……着替え……はしてない!してないな!」
亜美「え、着替え?あー確かに汗びっちょりかも」
P「……自分で着替えるよな?」
亜美「亜美……恥ずかしいけど、兄ちゃんにだったら……いいよ?」
P「……」
亜美「無視しないでよー」
P「なんか全部そういうノリに見えてきちゃうんだよ……」
亜美「いやだってめんどくさいじゃん」
P「……何、本気で言ってたの?」
亜美「まあねー。別に着替えならいつも見られてるし?」
P「そ、そう開き直られるとなんか……」
亜美「何?もしかして亜美の着替えみてコーフンしちゃうんですか?お兄さん」
P「やめろ、お兄さんはやめろ」
亜美「お兄さんに脱がしてもらいたいんです!」
P「やめろおお!!」ガチャッ
亜美「あー逃げてっちゃった」
亜美「うーん、何があれなんだろ。真美とはもうちょっと楽しそうにしてたのになー」ヌギヌギ
亜美「……そうか。これか!」ポーズ
ガチャッ
P「はぁ……頭を冷やしてきたぞ……どうだ亜美、着替えはすんだがはぁっ!」
亜美「ねぇ兄ちゃん……」
P「な、なんだ……とりあえず服をだな……」
亜美「聞いて欲しいんだけど」
P「わ、わかったから服を……」
亜美「真剣な話なの!」
P「……なんだ」
亜美「亜美、いつも子ども扱いされて。だからあーやってふざけることしかできなかった」
亜美「……でも、兄ちゃんにはもしかしたら意識されてるのかなって」
P「亜美……」
亜美「真美はお姉さんだから、亜美よりちょっとだけ。でも、そのちょっとが亜美には足りないんだよね」
P「……」
亜美「だから、兄ちゃん」
P「なんだ……」
亜美「……亜美を、大人にして?」
P「」
亜美「ねぇ、兄ちゃん……」ススッ
P「あ、亜美……ダ、ダメだ……」
亜美「亜美、昔より成長したんだよ?ちゃんと、見て欲しい」
P「バ、バカ!は、早く服を……」
亜美「……やっぱり、亜美じゃダメなんだ」
P「そ、そんなこと……」
亜美「わかってる……こんなことしたって、ちゃんと年とらなきゃダメだよね」
P「……」
亜美「亜美じゃ、真美には勝てないのかな……」
P「そんなことないさ」
亜美「……え?」
P「逆にどうだ、真美は竜宮に入ってない。ソロだ。これは亜美が勝ってることになる」
亜美「……うん」
P「だからと言って、真美が負けてるか?と言えばそうじゃないさ。真美の方が売り上げが上だったりすることもある」
P「もちろん見た目の魅力もな。それは毎日毎日変わっていくものだ。どっちの方が、って決められるものじゃない」
亜美「……」
P「少なくとも、俺は今の亜美と真美が好きだから、それでいいだろ?大切に思ってるから、それ以上はできないけど」
亜美「……」プルプル
P「……わかってくれたか?亜美」
亜美「……」
亜美「ふふ……ふふっ」
P「亜美……?」
亜美「あはっは!!ひっかかったね兄ちゃん!」
P「なっ!!」
亜美「流石の亜美でも、この格好で演技するのはちと抵抗があったけど、ここまでよいお言葉を聞けたなら安いもんよ!」
P「あ、亜美……お前……」
亜美「まあまあ抑えて抑えて!兄ちゃんのアツーイ亜美達に対するラヴは伝わったから!」
P「はぁ……どこまでもお前は……」
亜美「……だから!」バッ
P「おわぁ!」
ドスン
亜美「んっふっふ~!今度は亜美が、兄ちゃんにラヴを伝えてあげる番っしょ!」
P「ば、バカお前何する気……」
亜美「いつの日かの真似っ子、かな?」
P「そ、それって……」
亜美「真美達、どこまで行ったのか知らないけど~亜美はとことんやっちゃいますぞ!」
P「とことんってお前……な、何をするのかわかって言ってんのか……」
亜美「あれっしょ?この体勢でお馬さんごっこするんでしょ?」
P「……間違ってないけど間違ってる」
亜美「それじゃ、まずここだよねー?」
P「ちょ、やめとけ亜美!」ガシッ
亜美「わぁ!ちょ、ちょっと倒れちゃうよぉ!手、手離してよ兄ちゃん!」グラッ
P「だ、だったらそこを早くどくんだ!」
亜美「あっ……は、は、はくしょっ!」パタッ
チュッ
亜美「……ん?」
P「……ん?……んんん!!!!?」
ガチャッ
真美「さっき大きい音がしたけど亜美大丈……夫……兄ちゃん?……ごゆっくり」バタン
P「んっ!ぶはっ!あ、亜美!?い、いや違う真美も!待ってくれ真美!!違うんだー!!」
亜美「に、兄ちゃんと……キス……しちゃった?」
P「アクシデントだ……真美……頼む返事をしてくれー……」(ロリコンニイチャン…バカ
亜美「……兄ちゃんは、嫌だった?」
P「……何が?」
亜美「そ、その……キ、キス」
P「……いや」
亜美「……そっか」
P「そ、それより真美!おーい!これは違うんだ!アクシデントなんだってばー!」
亜美「……ねぇねぇ兄ちゃん」
P「……」
亜美「ねぇ!兄ちゃんってば!」
P「なんだ亜美……」
チュッ
P「……」
亜美「えへへ~!これはアクシデントじゃないもんね!」
P「あ、亜「ちょっと亜美!」ぐほぉ!」バンッ
亜美「どうしたの真美?ゲームやってたんじゃないの?」
真美「亜美こそ!風邪で寝てると思ったら!そ、そんなキ、キ、キスなんて!」
亜美「悔しかったら真美もすればいいじゃん?ねー兄ちゃん?」
P「てて……え?あ、うん……えぇ!?」
真美「……いいの、兄ちゃん?」
P「い、いや待て待て!そもそも俺はそんな許可した覚えもないし亜美が勝手に……」
亜美「兄ちゃん?レディに恥を欠かせるのは、男として最低だってピヨちゃんか誰かが言ってたよ?」
P「うぅ!な、なんだかすごく心に刺さる……」
真美「とにかく!亜美は寝て!」
亜美「真美こそ!」
P「と、とりあえずそれぞれ部屋に戻ろう?な?」
亜美「むむー……」
真美「むー……」
――
P「はぁ……」
P「……とりあえず俺もう帰っていい?」
亜美「えー……でも、いいよ。結構暇つぶしにはなったし」
P「それもいいけど、早く治せよ?全く……お前らの遊びに付き合うのは、事務所だけで十分だ」
亜美「えっへっへー!そんな楽しみにしてるなら、さっさと直すしかないっしょ!」
P「もう好きにしてくれ……よし、それじゃあな」
亜美「うん!」
亜美「……ね、兄ちゃん」
亜美「亜美がいつまでもふざけてると思った?」
亜美「気が付いたら、亜美に惚れちゃってても知らないかんね?」
亜美「でも、亜美兄ちゃんのことどう思ってるかは……まだわかんないかな」
亜美「さてと……それより決着をつけなきゃいけませんねぇ……」
亜美編 完
その後亜美と真美は互いにわざと風邪を引いては
ひたすらプロデューサーを家に呼んで風邪が悪化するようなハッチャケを繰り返し
ついに見かねた律子が乗り込むまでしばらく続いたそうな
亜美真美「真美・亜美 には絶対負けないかんね!!」
P「も、もう勘弁してください……」
亜美真美編 完!
まさかのさるさんくらうとは思ってなかった
双子書けて満足 支援サンクス おやすみ
やよいは既に書いてなかったっけ?
千早書いてもいい?
ピンポーン
ガチャ
千早「は……はい?」
P「や、千早」
P「お見舞いに来たよ」
千早「ええ!? けほっ……」
P「無理して大声出すなって…」
千早「す、すみません」
P「お邪魔しまーす」
千早「どうぞ…」
P「ささ、千早はベッドで横になっていいぞ」グイグイ
千早「え、あ…はい…」
ポスン
千早「…んぅ……」
P「熱はどのくらいあったんだ?」
千早「さっき測った時は38度くらいでした」
P「まだ安静が必要だな」
P「とりあえずプリンを買って来たから食べていいぞ」
千早「あ、ありがとうございます」
ググッ
千早「ふっ……ぐぐっ」
千早「うぅ…」
P「どうした?」
千早「蓋が、開けられません…」ジワッ
P(こんな時に思うのもアレだが、かわええ)
P「ほれ」
千早「ありが…」
P「あーん」
千早「え?」
P「ほら、口開けて」
千早「あ、あーん」
パクッ
千早「…美味しい」
P「そりゃ良かった」
P「もう一口」
千早「あーん…」
千早…やはりいいな…
シエーン
……
…
P「よし、風邪薬も飲んだし後は大丈夫だな」
P「俺はもう行くけど、安静にしてるんだぞ」
千早「あ…」
キュッ
P「……?」
千早「そ、その…」
P(袖をキュッとされました……)
千早「すみません…なんでもないです」
パッ
P「……そうか」
prrrr
P「はい、小鳥さんですか?」
P「ええ、実は車がエンストしてしまって……はい」
千早「…?」
P「しばらく立ち往生になりますね」
P「ええ、そう伝えておいて下さい……はい、では」
千早「プロデューサー?」
P「困ったな、車がエンストしてしまった」
千早「え、何を…」
P「しばらくは身動きがとれない…」
千早「…?」
P「そんな訳で、しばらくここにいてもいいか?」
千早「…!! はい」
P「すまんな」
千早「いえ、仕方ない事ですから」
P「そうだな、仕方ない事なんだ」
千早「お願いがあります」
P「よし、どんとこい」
千早「私が眠るまで……手を握っていて下さい」
ギュ
千早「ひゃ!?」
P「こうか?」
千早「急すぎます……」
P「ま、ゆっくりお休み」
千早「はい…」
千早「すぅ……すぅ…」
P「…寝たか」
ナデナデ
P「あまり無理するなよ」
千早「んん……ぇへへ」
P(余談だが後日俺が風邪を引いた)
P(千早が甲斐甲斐しく看病してくれた)
おしまい
お目汚し失礼しました
乙
流石に仕事なんだ・・・すまんな
俺も仕事だー
―――小鳥「プロデューサーさん!大変です!貴音ちゃんが現場で倒れちゃったんです!!」―――
P 「 貴音!貴音~!!」
ドンドン ……ガチャ
貴音「…あなた様、騒々しいですよ。」
P 「 あぁ…スマン!!ってそうじゃない!身体は?身体は大丈夫なのか?」
貴音「少し横になり大分楽になりました。…ですが、あなた様がとってきて頂いた仕事に穴を空けてしまった事が心苦しく、申し訳な…」
P 「 それはいいんだ!!俺がいくらでも頭を下げてやる!そんなことより具合は!?具合はどうなんだ!?」
貴重「……フフッ」
P 「!?」
貴音「お気遣い感謝します。大丈夫です、ただの夏風邪ですから」クスクス
P 「 …え?…ただの…風邪?」
貴音「はい。あなた様が顔を見せてくれたのでまた元気になってまいりました」コロコロ
P 「そ…そっかぁ…風邪か…良かったぁ。…いやいや良くは無いけど…ハハッはぁ安心したぁ…」
貴音「申し訳ありません、明日には必ずや復調いたします」
P 「 いやいや、こっちこそ夜分遅くに押し掛けてごめんな。汗かいたらちゃんと着替えるんだぞ?水分補給もわすれずにな?」
貴音「はい。しかと胆に銘じます」
P 「 あぁ、それじゃ今日はゆっくり休んでくれ」
貴重「お見舞感謝致します。それでh」
グゥ~♪
P 「 」
貴音「」
―――トントン、コトコト
貴音「…お恥ずかしい」
P 「 気にするな。そんな事より熱もまだあるんじゃないか。心配させまいと気丈に振る舞ったんだろうが、弱ってる時は頼ってくれよな」
貴音「そんな!!…己の不徳の結果を人に頼るなど」
P 「 己のじゃないだろ…俺達だ。一緒にとっぷあいどる目指してるんだからさ。…ごめんな」
貴音「…あなた様」
P 「 さ、出来たぞ」
パカッ フワ
貴音「これは…初めて見るらぁめん!!」カッ
P 「 いや鍋焼うd」
ずっチュルルルルルルル!!!
貴音「…ハフゥ…麺は太麺、すぅぷは鰹、昆布出汁のせうゆべーす。卵でたんぱく質、ほうれん草で鉄分、葱にて保温と殺菌――――」
P 「 …うん、まぁいいか」
――――ぺたっ
貴音「なんと!あなた様、ひんやりします。おでこがひんやりです」
P「はいはいひえぴた、ひえぴた」
貴音「…面妖な」
P「テンション高いな…薬も飲んだし、もう落ち着いて眠りなさい!」
貴音「…二人きりの時間、舞い上がるなというのが無理難題なのですが」ボソッ
P「ん?何か言ったか?」
貴音「…いいえ、…床に臥せてる時間が勿体無いと思っただけです」
P「…それは俺も貴音の体調を気遣ってなかったからな、以後気を付ける」
貴音「そういう意味では無かったのですが……フフッ
あなた様、手を繋いで下さい…
すぐに良くなる故、またぷろでゅうすお願いします」
P「あぁ、任せてくれ」
貴音「とっぷあいどるの私を夢見るのはいいですが、たまには今の私を見てくださいませ」
P「あぁ、ちゃんと近くで見てるから。だからおやすみ、貴音」
貴音「はい…おやすみなさい、あなた様」
おわれ
小鳥さん書けそうかなと思ったがアイドルじゃ無かったわ
サーセン、ホントサーセン。
誤字脱字だらけホントサーセン。
>>343
乙乙
仕事が終わるまで残ってたら小鳥さん書くわ
おつ
保守点検
保守ついでに質問よろしい?
星井は既に出た
まだ残ってた
何書かれてない?
律子
拙いものでもよろしければ、真さんをいきますが
真「う・・・ゴホッゴホッ」
真(だるい・・・完全に風邪ひいた・・・)
真(昨日水着の撮影が長引いちゃったせいかなあ・・・)
真(でも、可愛い水着だったなあ・・・また着たい・・・うっ)
真「ゴホッゴホッ・・・ゴホゴホッ・・・はあ」
真(今日は舞台の稽古・・・休むことは、一緒に舞台に立つ雪歩に伝えた)
真(監督にも伝えてくれるようにも頼んだ)
真(あとはプロデューサーに・・・でも、わざわざ言うこともないか)
真(心配かけるのも気が引けるし)
撮影の水着って終わった後、本人にあげるんだろうか
それとも回収するんだろうか
ピピッ
真(熱は・・・72.0℃)
真(・・・いやいや、よく見なきゃ。38.9℃だ・・・)
真(思ったより高かった・・・)
真(ああ・・・天井がグルグル回る・・・くらくらする・・・)
真(早く治さないと・・・)
>>370
聞いた話だと新作なり高いものでも気に入ったら安めで売ってもらえるとか
場所によってはそのままもらえたりもするんだろうがいらなかったら回収されるだろうな
……ということは
真(・・・・・)
真(父さんは仕事だし、母さんも大切な用事で出かけてる)
真(誰もいないから、静かだな)
真(・・・・・・)
真(本当に静かだ・・・)
真(やよいは兄弟がたくさんいるし・・・美希はお姉さんがいる・・・亜美と真美は双子だし・・・)
真(一人じゃないって、いいなあ・・・)ウルウル
「おーい、真!風邪、大丈夫かー!」
真(父さん?)
ソーッ(襖をあける音)
P「ああ、いた。まったく連絡もよこさないし、電話には出ないし。何してるんだ」
真「って、プロデューサー?・・・(なんで・・・)」
P「雪歩から連絡がってな。真くんが死んじゃうーって泣き叫ぶもんだから来てみれば・・・」
真「ぜんぜんへっちゃらですよ!こんなの寝てればすぐに・・・ゲホッゲホッ」
P「まったく言ってるそばから。・・・ほら、落ち着いたか」サスリサスリ
真「うう、面目ないです・・・」
P「熱はどのくらいだった?」
P「えっと、さんじゅうは・・・じゃなかった、37℃くらいです」
P(38℃以上か・・・)
P「病気のときくらい頼ってくれよ。俺の顔を立てると思ってさ」バタバタ
真「うう・・・ありがとうございます」
バタバタ
P「さて、たくさん汗をかくために厚着させたし、タオルもたくさん持ってきておいたぞ
P「玉子おかゆも作ったし。ポカリも用意した。薬は症状と段階、体質に合わせていくつか用意したからな」
真「何から何まですみません・・・」
P「他にも何かして欲しかったら言うんだぞ。なんでも聞くから」
真「なんでも・・・」
P「ああ。今日は特別に、お姫様扱いだな」
真(お姫様・・・)
真「ケホッ・・・じゃあ」
真「汗をふいてもらえませんか?」
P「え」
真「もちろん首とか、背中とかだけでいいですから・・・」
P「あ、ああ。当たり前だろ」
P「・・・よし。もういいか?他は・・・」
真「じゃ、じゃあ。お水飲ませてください」
P「よしきた」
真「えっと次は・・・タオルを取り替えてください」
P「おう」
真「・・・じゃあ次はおかゆを食べさせてください」
P「はいはい。ほら、あーん」
真「ふふふ・・・あーん」
パクッ
P「どうだ」
真「おいしいです・・・あーん」
P「ゆっくり食べるんだぞ・・・あーん」
真「はーい」テレテレ
真「ごちそうさまでした。おいしかったです」
P「お粗末さまでした」
P「ん・・・そろそろ戻らないとまずいな」
真「え・・・じゃ、じゃあプロデューサー。最後に、ケホッ・・・ひとつだけいいですか」
P「なんだ?」
真「あの・・・ボクが眠るまででいいんで」
真「手を握っててほしいんです」
P「・・・」
P「まあ、そのくらい構わないが・・・時間がきたら俺は戻らなきゃいけないんだぞ」
真「・・・」ムッ
真「プロデューサーは、なんでもきいてくれるって言いましたー」
真「お姫様扱いしてくれるって言いましたー」プィ
P「はあ・・・分かったよ。真が寝付くまでいるよ」ギュッ
真「えへへ////」ギュッ
P(手、小さ・・・)
真(プロデューサーの手、おっきい・・・)
真(なんだか、安心する・・・)
真「・・・・・・」ウトウト
真「・・・プロデューサー」
P「どうした?」
真「・・・また風邪ひいたら、こうやって頼っても・・・甘えてもいいですか・・・?」
P「ああ。当たり前だろ」
真「そしたら・・・また、プロデューサーを独り占めできちゃいますね・・・」ウツラウツラ
P「・・・はいはい。俺でよければ、いくらでも一緒にいるよ」
真「・・・えへへ////」
真(・・・あーあ)
真(このまま時間、止まらないかな・・・)
真「昨日はご迷惑おかけしました!」
律子「大丈夫よ。こっちこそ配慮が足りなかったわ。ごめんなさい」
真「それに、そのおかげで・・・」ニヤニヤ
律子「?真、どうかした?」
真「え!いやあ、何でもないですよ!アハハ!」
律子「そう?それでね真。そのときの水着なんだけど、あちらがお詫びもかねてって、わざわざ譲ってくれたのよ」
真「え!本当ですか!じゃあ・・・」
律子「そう、これがそうよ」スッ
真「わあ!やったー」
律子「なんでも、今年の流行の大本命らしいわ。よかったわね」
真(えへへ・・・プロデューサーに一番に見てもらおうっと♪)
終了
誤字脱字遅筆申し訳ない
あと超恥ずかしい
もう二度とやらないので勘弁してください
さっき書くって言ってたやついたよな
保守だ
>>390さんがあずささんを書いてくれるそうだ
じゃあ次は・・・
小鳥さんでも書きためとくかー
後ではるるん書かせてくれ
律子くらいか?
残ってるのはあずささんと春香と小鳥さんの4人かな
律子さんだけでは?
あとは りっちゃんはるるんあずささんピヨピヨ
ふおおお! 楽しみだ。睡魔に負けそうだ…ぐぬぬ支援
>>437
負けないで(真顔)
あずさ「コホッコホッ」
ピンポーン
あずさ「はーい」
P『ここであってるんだよな?千早』
千早『えぇ、間違いありません』
律子『病気で寝ていられるのかも知れませんね』
あずさ「あら、プロデューサーさん。それに千早ちゃんと律子さんも。今開けますからね~」
ガチャッ
P「すみません、いきなり来てしまって」
千早「御迷惑…だったでしょうか?」
あずさ「いえ、大丈夫ですよ。一人で暇でしたから。急に賑やかになって…とても嬉しいです。こんな体でおもてなしもできませんけど、ゆっくりしていってください」
律子「思ったより元気そうでほっとしました。あ、これお見舞いに買ってきた雑誌と飲み物です。良かったらどうぞ」
あずさ「まぁ、ありがとうございます。ところで皆さん、お仕事は大丈夫なのですか?」
千早「私はもう今日の分のレッスンは終わりましたので…どうせ帰っても暇なだけですし」
律子「なぁんて言ってますけど、本当は千早ったらあずささんの事が心配でレッスン中ずっと心ここに在らずだったんですよ」
千早「えっ!律子…あれは…あの…その…」
あずさ「あらあら」
P「大人数で行っても迷惑になるだろうから…と言うことで俺以外は代表をじゃんけんで決めたんですけどね。千早の奴、じゃんけんしてる間ずっと震えていて」
律子「そうそう。あのプルプル震えていた千早の姿!あずささんにも見せたかったですよ」
千早「プロデューサーまで!?ち、違います!ただ、あずささんの家に来た事があるのは私しかいないから、道案内がいないと皆が困るかと」
P「俺が担当アイドルの住所くらい把握してないわけが無いだろう?」
律子「履歴書にも書いてありますしねぇ…」
あずさ「ふふっ千早ちゃん、そんなに心配してくれていたのね。ありがとう。」なでなで
千早「あっ…は、はい…」
あずさ「けれど、こんなことでお仕事の方を疎かにするのは良くないわ。プロデューサーさんも律子さんも」
律子「う~ん…それは仰る通りですね」
千早「はい、その点は反省してます」
P「ははっ、これは手厳しいな…」
あずさ「なぁんて…本当は来てくれてとても嬉しいんですけれど…うふふっ」
律子「あっ今日、事務所であったことを報告しておきますね」
――――
―――
――
千早「……で、音無さんがいつもの倍くらい頑張ってる感じですね」
P「今年一番の仕事っぷりじゃないか?あれは」
あずさ「ふふっ小鳥さんはいつも頑張ってますよ」
律子「変な妄想さえしなければ、いつもこのくらい出来るんでしょうけど…おっと!いけない。もう、こんな時間。じゃあ私は帰って事務仕事片付けますね」
あずさ「あら~もっとゆっくりしていけば良いのに…」
千早「そうよ、律子。あずささんもこう仰られているのだから」
律子「何言ってんのよ、千早。あんたも来るの!あずささんが処理してる分の事務仕事、今日は千早がやるのよ」
千早「きゃっ!ちょっ、ちょっと引っ張らないで!」
律子「それじゃああずささん、お大事に。次は事務所で会いましょう。プロデューサー、後のことはよろしくお願いしますね」ずりずり
千早「け、けれど…私、パソコンは全然使えないのだけれど…」
P「お、おう…」
あずさ「え…えぇ、またね。律子さん、千早ちゃん」
ガチャッ
P「ははっ…行っちゃいましたね」
あずさ「えぇ、何だか急に静かになってしまって…」
P「……」
あずさ「……」
P「あの…そうだ。さっき、あずささんが言っていた事ですけど」
あずさ「は、はい?えぇ…と、どれですか?」
P「あずささんの事で仕事を疎かにするのは良くない、というやつです」
あずさ「あっ…はい!それがどうかしましたか?」
P「俺はあずささんの担当プロデューサーですし…それ以上に…あの…いえ、だからこそ心配くらいさせてください」
あずさ「けれど、プロデューサーさんは皆のプロデューサーさんですから…」
P「変な言い方になりますけど、正直、千早に嫉妬してるくらいです」
あずさ「プロデューサーさん?」
P「本当は仕事が手に付かないくらい気にしていたんですけど、同時に他の娘の事に気を取られてしまって…」
あずさ「それでも来てくださって…ありがとうございます。コホッコホッ」
P「あっ…何だか済みません、風邪引いてるのに体力使わせてしまって」
あずさ「いえ、お話してしている方がずっと気分が楽ですから」
P「うーん…そこは安静にしてないとダメです」
あずさ「はーい」しゅん
P「代わりと言っては何ですけど、俺に出来ることなら何でも言ってください」
あずさ「でしたら、もう少しこうしてプロデューサーさんとお話していたいです」
P「それは…ちょっとダメですね」
あずさ「プロデューサーさんの意地悪…」しゅん
P「あずささんはいつもはみんなのお姉さんですから、こういう時くらい俺に甘えてくれないと…何ていうか…俺にも男を立てさせて下さい」
あずさ「そうですか。うふふっ、それじゃあ、まずは…プロデューサーさんが買ってきてくださったこのお粥…『あーん』って、して下さいますか?」
P「の、望む所です!」
おしまい
気が付いたら、みんなのお姉さんあずささん×みんなのお兄さんPのほのぼのを書いてたござるの巻
けど、俺は悪くない。これはネットに出回った恣意的な改竄によりねじ曲げられた映像が原因でどうとかこうとか
病床の色気ムンムンエロエロ看病を期待してた人、マジでごめん。看病シーン重視だと他の人のネタと被るかなぁと思って(言い訳)
うん、マジごめん
言い訳はコピペになるぞ
個人的には>>415みたいなな病気になったのを聞いて久しぶりに会いに来た母親とPが鉢合わせして
あら彼氏?違う違う!みたいなことをやる意外なあずささんの一面が見たかったけどこれはこれで 乙
>>452
君、良い物持ってるじゃないか。続きは任せたよ
飯食ったら春香投下する、期待はするな
自分の場合、SSみたいな長文、連投だと規制かかるんですが・・・
なぜみなさん大丈夫なのでしょう?
素人の質問ですみません
5分間隔で投下したらまず規制されないと思ふ
小鳥さんの予想以上に長くなってきたなぁ・・・後少し書きため頑張るか
そういう仕組みですか・・・
ありがとうございます
春香「ゴホッ、ゲホッ」
春香「……。」ズズッ
コンコン
春香「何ー?お母さん?」
P「なんだ、起きてたのか」ガチャ
春香「」
律子さん編、書き溜めてる方いらっしゃいます?
春香「ちょ!ちょっと待ってください!入らないでください!」バタン!
P「えぇー、ショック…!」
春香「だって、こんな寝起きの姿、プロデューサーさんに見てほしく無い…」
春香「そもそも何でプロデューサーさんがここにいるんですか!?」
P「そりゃあ、親御さんが通してくれたから」
春香「そういうことじゃなくて!」
P「まぁまぁ、そう慌てるな。風邪が悪化するぞ?」
春香「あ、す、すみません…」
P「じゃあ、入るぞ?」
春香「…はい…、どうぞ…」
P「で、調子はどうだ?」
春香「さっき測ったら38.2℃でした…」
P「ん~、えらく本格的だな、食事は?」
春香「お粥を少し食べました…」
P「なんだ、じゃあ俺来た意味あんまり無いな!あははっ!」
春香「そ、そんなことないです!その…来てくれただけでも…、嬉しいっていうか…」
P「そうかそうか、だったら来た甲斐があったよ」
春香「あの、プロデューサーさん」
P「どうした?」
春香「今日ずっと寝てたので、寝れなくて、少しお話相手になってくれませんか?」
P「なぁに、お安い御用だよ」
春香「本当ですか!?」
P「春香の為だからな」
春香「そ、そんなこと言って…、勘違いしちゃうじゃないですか…」
春香「……。」
春香(…そうだ、ボタンを少し外して…)プチップチッ
春香「あー、なんだか暑いですねー。」パタパタ
P「ん?」
春香「ほら、汗とかかいちゃって…」パタパタ
P「春香」
春香「は、はい!(きた!)」
P「服をパタパタするのはやめなさい、熱があって暑いのは分かるが、仮にもアイドルなんだから」
P「あとボタンも閉めなさい」
春香「……。…はい…」シュン
P「あーそうだ、お土産を持ってきたんだった」ゴソゴソ
春香「お土産?何ですか?」
P「はい、この前インタビュー受けた雑誌が出来たから、それの見本」
春香「あ、もう出来たんですか?」パラパラ
P「えーっと…、ここだな、見てみろ春香、すごく可愛く写ってるぞ」
春香「か、かわっ!?それ本当ですか!?」
P「あぁ、可愛いぞ、さすが春香だな」
春香「プロデューサーさんが…可愛いって…、えへへ…」
P「まぁ、病気で弱ってる春香も違った可愛いさがあるけどな」
春香「そ、そんなに褒めないでくださいよ…」カァッ
P「そういえば春香」
春香「はい?」
P「親御さんから聞いた話なんだがな。」
春香「は、はぁ」
P「家で両親にいつも俺ことを話してるとはなぁ!」
春香「」
春香「え!えっと!それはですね!ほ、ほら!なんというか!」
P「え、本当だったのか?冗談のつもりだったんだが」
春香「」
春香「もう!!プロデューサーさんなんて知りません!」ボフッ
P「ちょっと、春香!すまなかったって!」
春香「ダメです!今回ばかりはいくらプロデューサーさんでも悪質過ぎます!」
P「ほら、この通り!」
春香「……。」
春香「…プロデューサーさん」
P「ん?許してくれるか?」
春香「私の風邪がすぐに治る方法があるらしいんですけど、試してみてもいいですか?」
春香「それ承諾してくれたら、許してあげます」
P「すぐに治る?そりゃああれば試してみてほしいけど」
P「はっ!」
P「まさか春香…!尻にネギを…!?」
春香「ち、違います!!空気読んでください!」
P「お、おう、すまない」
春香「…コホン、あ、あのですね?」
P「あぁ」
春香「……。」
P「……。」
春香「キ、キスすれば、風邪が移って治るらしいですよ?」
終わり
仕方ない 俺が風邪を貰ってあげないと春香は治らないから仕方ないな
りっちゃんと小鳥がのこってますよ
冬馬「ぐっ……情けねぇ……」ゲホゲホッ
冬馬「まさかライブ中にぶっ倒れるなんて……」
冬馬「天海の事偉そうに言えねーな……」
冬馬「……くそっ……またボーッと……」
―――――――――――――
冬馬「ん……」
P「ああ、気付いたか」
冬馬「な、何で……あんたが……」
P「そりゃいきなり倒れたら心配になるだろ」
冬馬「余計なおせ……ゴホッ……」
P「だからそんな無理するなって」
P「ほら、このリンゴ食べるか?」
冬馬「何でうさぎ型なんd……ゲホッ」
P「無理して突っ込むなよ。春香が切ったんだよ」
冬馬「……そうかよ」
P「ああ、あいつはいないぞ。まだ仕事があるからな」
冬馬「そんなの聞いてねえって……てか自分の事務所のアイドルの所行けよ」
P「いやだって、春香が心配だから見とけって。それに前に春香が倒れた時来てくれたからな」
冬馬「覚えてねーよ……うっ……ガハッ……」
P「……」ピトッ
冬馬「ふぁっ!?な、何すんだよ……気色悪いな」
P「大分熱あるな」
冬馬「このぐらい、ゲホッ……んともないぜ」
P「こんな時ぐらい強がるのやめたらどうだ?」
冬馬「チッ……」
(あかん)
(あかんのか?)
P「あれ?リンゴ食わないのか?」
冬馬「765プロからの施しは受けねえ」
P「じゃあ無理やり食わせるぞ。あーん」
冬馬「誰がやるかっ」
P「食うまでやる」
冬馬「……分かったよ。食えば良いんだろ」
P「その通り」
冬馬「くっ……あっ、うめえ……」モグモグ
P「だろ?」
冬馬「……何であんたが得意げな顔してるんだよ」
P「何か問題でも?」
冬馬「はぁ……やっぱ調子狂うぜ」
冬馬「しかしお見舞い来てるのが765プロってのが……」
P「なんだ、せっかく来てやったのに」
冬馬「……一応感謝してるけどよ、北斗や翔太がいないのにあんたがいるって変だって」
P「そうか、なら皆出てこい!」
北斗「チャオ☆お目覚めかい?」スルスル
冬馬「ベッドの下から!?ゴホッ……」
翔太「カッコ悪いなー、でもそこそこ元気で良かったよ」シュタッ
冬馬「何で……ゲホッ……天井!?」
黒井「ウィ」パリーン
冬馬「おっさんが窓のゴホッ外ゴホッから……!?」
高木「体調管理はしっかりしないといけないな、天ヶ瀬君」ドゴォン
冬馬「地下オエッからゲホッだとゲホゲホッぉ!?」
涼「ふふっ、イケメンパワー頂きましたよ」モゾモゾ
冬馬「誰オエッか知らガハガハッねえけど何でゴホッ俺の布団から!?てかゴホゴホッ男しかいゴホッね……えっ……ガフッ」バタッ
NINJA END
| │ 〈 !
| |/ノ二__‐──ァ ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
/⌒!| =彳o。ト ̄ヽ '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !
! ハ!| ー─ ' i ! `' '' " ||ヽ l |
_______∧,、_| | /ヽ! | |ヽ i !_ ______
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'`'` ̄ ヽ { | ! |ノ /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ | _ ,、 ! , ′
\ ! '-゙ ‐ ゙ レ'
`! /
ヽ ゙  ̄  ̄ ` / |
|\ ー ─‐ , ′ !
律っちゃんPは現れなかったか
ピピピ、ピピピ、ピピピ
小鳥「うぅ~・・・38.2℃かぁ・・・少し下がったけどまだまだあるわね」ズズー
小鳥「お仕事休んじゃって大丈夫かしら・・・律子さんやプロデューサーさんに迷惑かけちゃったなぁ・・・」
小鳥「ケホッ、ケホッ!!うぁ~・・・頭に響くぅ~・・・」
小鳥「喉乾いたけど動くのもしんどいし、こんな時に誰かお見舞いに来てついでに私を看病してくれないかな~」チラッ
玄関扉『こっち見んなし』
小鳥「しかし現実は非情であ、くしゅんっ!!ぬぐぐ、人肌が恋じい~・・・」ズルズル
小鳥「(あ~あ、漫画とかならここいらで誰かが来てくれるのに)」
小鳥「プロデューサーさん・・・来てくれたりしないかなぁ・・・」
ピンポーン
小鳥「ピヨッ!?」
小鳥「(ま、まさか誰かがお見舞いに来てくれたの!?あ、えっ、部屋の片付け出来てないわ!!ピヨピヨ~・・・)」
ピンポーン、ピンポーン
小鳥「(あぅぅ・・・そ、外で待たせるのも駄目よね!!仕方ないわ、ありのままで勝負よ小鳥!!)」
小鳥「は、はーい!!」ガチャッ
佐○「ウィーamazonカラオトドゥキース」
小鳥「って佐○かよ!!」
安定の小鳥さんクオリティ
佐○「ハンコオナシャース、ウィッ」
小鳥「はぁい・・・(現実って本当に厳しい)」グスッ
佐○「アジャジャース、ウィッ」ガチャン
小鳥「ハァ・・・無駄な労力使ったわぁ・・・ポカリでも飲んで寝てよう。また熱が上がりそうだし」
ピンポーン
小鳥「んもぅ!!今度はクロ○コですか!?それともゆうパ○クですか!?」ガチャッ
P「あ、音無さん。出てくれて良かったです。具合はどうで(ry
バタンッ!!
小鳥「・・・・・・んん?えっ、ちょっ、んんん?今プロデューサーさんらしき人が居たような・・・ああ、熱のせいで幻覚を見ているのね。しっかりしなさい小鳥」ガチャッ
P「ちょっ、何で急に閉めたんですか?危うく巻き込まれて死亡なんてみっともない死に方する所でしたよ音無さん」
小鳥「はれ・・・?プロデューサーさんですか?私の幻覚では無くて本物の?」ゴシゴシ
P「幻覚扱いされるのはちょっと傷つきますが、間違い無く音無さんの知っているプロデューサーです。お見舞いに来ましたが大丈夫ですか?」
小鳥「・・・・・・うぅ、プロデューサーさんありがとうございますぅ~」グスッ
P「ええ!?な、何で泣くんですか!?具合が良くないとか来てほしく無かったとかならすみません!!タイミングミスりました!!」アタフタ
小鳥「違います、その、来てくれて嬉しいんですよぉ~・・・一人は寂しかったんです・・・」グスッ
人肌恋しい三十路かな
P「そ、それは良かった。寝込んでいる時は何か寂しくなりますもんねぇ。とりあえず玄関で話していると悪化しそうなんで部屋に戻った方が良くないですか?」
小鳥「ひくっ、はい、そうします・・・」ヨタヨタ
P「(あ、俺入れなくね?小鳥さんの許可もらって無いから入れなくね?)」
ギュッ
P「!?」
小鳥「プロデューサーさんも一緒に入って下さい・・・」ウルウル
P「は、はい!!失礼します!!(服の袖を掴んで上目遣いとは・・・すばらっ!!)」
~数分後~
小鳥「・・・・・・」
P「・・・・・・」
小鳥「(や、やっちゃったぁ~!!余りの喜びと悲しみと切なさと心苦しさで泣いちゃったよ~!!プロデューサーさんに絶対変な奴だって思われたに違いないわ!!)」チラッ
P「(音無さんの部屋って綺麗だな~。もっと本やら何やらが散らばってるかと思ってたけど・・・)」
小鳥「(うぅ~そりゃプロデューサーさんが来てくれたのは心底嬉しいけど・・・部屋着とか変じゃないかなぁ・・・)」チラッ
P「(それにしても、音無さんが思っていたより元気そうで良かった。まだ熱はありそうだけど酷くはなさそうだ。てか部屋着可愛いなオイ、パジャマ可愛いなオイ)」
小鳥「ぷ、プロデューサーさん」
P「ん?なんですか?」
小鳥「あの、私が泣いた事はナイショでお願いします・・・あれはちょっと感情の爆発が原因でして」
P「ははは、別に誰かに言ったりなんかしませんよ。それより体調はどうですか?」
小鳥「今は大丈夫みたいですね、熱の方も少し下がってましたし」
P「ふむふむ。一応調べてみましょうか・・・」ピトッ
小鳥「ピヨッ!?」
P「ん~・・・まだまだ熱はありますね」
小鳥「(急に触られてびっくりしたけど・・・プロデューサーさんの手、ひんやりしてて気持ち良い・・・)」
P「油断は出来ないな。とりあえず食欲はあります?一応食べ物も少し持って来ましたが・・・」
小鳥「ん~・・・食欲はありますねぇ、まだ何も食べては無いんですけど」
P「マジですか。それじゃ俺が作りますよ、何か食べないと薬も飲めませんからね」
小鳥「え、良いんですか?と言いますかお料理出来るんですか?」
P「ふふん、男の一人暮らしで鍛えた家事スキルを舐めちゃあいかんですよ。てな訳でうどんで良いですか?」
小鳥「シンプルですねぇ・・・でも食べやすそうでとてもありがたいです」ニコッ
P「よっしゃ、それでは台所借りますね!!ちゃちゃっと美味しいうどんを作りますから音無さんはベッドで横になってゆっくりしてて下さい」
小鳥「ふふっ、お言葉に甘えちゃいますね。プロデューサーさんありがとうございます」トスン
P「いえいえ。大事な音無さんの為ならばこの位何ともないですよ。さぁて作りますかぁ~」
小鳥「・・・・・・!?」
小鳥「(だ、大事な音無さんってどう言う意味なのかしら!?ぷ、プロデューサーさんは普通に言ってたけどそう言う意味なの!?)」
小鳥「(でも天然の女たらしっぽいプロデューサーさんの事だからやっぱり意味は無いの!?)」
小鳥「んあー!!モヤモヤするぅ~///」ジタバタ
P「(なんかジタバタしてるけど音無さん、パジャマからの腹チラありがとうございます!!でも熱が上がりそうなので大人しくしていて下さい)」
~十数分後~
P「・・・しさん・・・音無さん・・・」
小鳥「んぅ~・・・ぷろりゅーさーさん・・・?」
P「起こしちゃって申し訳ないですがうどん出来ましたよ。起きれますか?」
小鳥「ん~・・・」スッ
P「腕を伸ばすと言う事は起こせって事ですね。仕方ないなぁ・・・よいしょっと」ニギッ
小鳥「ありがとうございますぅ~・・・あ、良い匂いがする・・・」スンスン
P「うどんに玉子を入れてみました。デザートにリンゴの兎ちゃんもありますよ~」
小鳥「プロデューサーさんは器用ですねぇ~私でも出来ないような事を・・・・・・ハッ!!」
小鳥「(この流れ、何度も何度も妄想した『アーン』をしてもらえるフラグ!?音無小鳥、このチャンス逃しちゃ駄目!!自分から甘えるように自然な流れでガッと行くわよ!!)」
P「はい、あーんして下さいあーん」ニコニコ
小鳥「ふにゅ!?(まさかのプロデューサーさんからキタァー!!はわ、はわわわ・・・)」
P「ん?あ、まだ冷ましてませんでしたね。ふー、ふー」
小鳥「(あ、私幸せすぎる。本当に幸せだわ音無小鳥・・・多分明日死ぬとしても我が生涯に一片の悔いは無いわね)」
P「よし、はいあーん・・・」
小鳥「あ、あーん・・・」
P「味はどうですか?食べやすいようにと薄味にしたんですけど」
小鳥「美味しい・・・プロデューサーさん、お料理上手なんですね」
P「お口にあって良かった。だから言ったでしょう?男の一人暮らしスキルを舐めちゃあいけませんよってね」
小鳥「ふふっ、本当ですね。見直しましたよプロデューサーさん」
P「これで音無さんが元気になれれば更に嬉しいです。音無さんの居ない事務所ってとてつもなく寂しいんですよね」フーフー
小鳥「そ、そうですか?なんかそう言われると照れますね///」
P「だからこのうどんを食べて薬を飲んでゆっくり休みさっさと風邪のウイルスなんてやっつけちゃいましょう!!」
小鳥「ハイッ!!」
P「その意気です!!ではでは・・・あーん」
小鳥「あーん♪」
小鳥「(たまには風邪をひくのも悪くないわね♪)」ニコニコ
P「(笑顔で食べてくれる音無さんマジ女神!!)」
おしまい
まさか書きためが吹き飛ぶとは思わなかったお・・・
もしもしでポチポチ即興だったから駄作ですまない
とりあえず小鳥さんマジ女神
ピロリーン
P「ん?律子からメール?」
『体調を崩しました。休みます。差し迫った仕事はありませんが、~~の竜宮小町の撮影だけ立会いをお願いします』
P「律子が?珍しいな。・・・というか体調崩したのに仕事のことばかり・・・」
P「『大丈夫か?見舞いとかは・・・』」カチカチ
P「よし、送信っと」
みたいのを
もしかして寝たふり書いた人?
>>566
誰かこいつに「はよ」って言ってやれよ
おだててほしそうにこっちみてるぞ
>>568
誰に言うとんの?
早く書けよ!書かないなら書くぞ!
律子「ゴホッ、ゴホッ」
律子(くっ・・・私としたことが)
律子(まさか、いつも通りの声を出すことさえつらい風邪をひくなんて)
律子(こんな情けない姿、プロデューサーに見せられないわ)
律子(それに・・・)
律子(心配もかけたくないわ・・・)
描き始めたwwww
毎レス毎に「みたいな?」っていうお約束はやらないの?
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