さやか「ホワイトクリスマス?」まどか「うんっ」 (77)

12月24日
 ~学校~


さやか「はあ~終業式もやっと終わったね~」

杏子「校長の話長すぎだろ」

まどか「うぇひひっ、杏子ちゃんったら」



ほむら「……」

ほむら(相変わらず皆、仲良さそうね…)

ほむら(いいことだわ…まどか…あなたの笑顔が見れるだけで私は十分だから…)

まどか「ねえ、ねえ、今日は予定通り?」

さやか「うん、えっと、6時にマミさんとこ」

杏子「おっしゃ!ケーキ食うぞ!」

まどか「楽しみだな~日本に帰ってきて初めてだよ」

まどか「クリスマスにお友達とパーティーするなんて!」

さやか「もう~、まどかったらはしゃいじゃって!」

まどか「だって、アメリカでは結構パーティって多いけど」

まどか「日本でパーティって珍しいんでしょ?」

さやか「まあ、そうだね」

さやか「あんまり日本じゃしないな、パーティは」

杏子「アタシはケーキさえ食えればなんでもいいんだけどな」

まどか「今日は私とさやかちゃんと杏子ちゃんの三人でマミさんとこに行くの?」

さやか「うん、そうそう」

まどか「ちょっと…人少ないなあ…」

まどか「アメリカじゃもっとたっくさん集まってしてたのになあ…」

さやか「ま、まあ…マミさんとこにあんまり大人数でも押しかけてもさ…」

さやか「あ、でも確か、マミさんの知り合いの『なぎさ』って子も来るんだって」

まどか「うぇひひ、それはいいね、パーティは一人でも多いほうが盛り上がるよっ」


まどか「あ、そうだ!」

…スタスタ

名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2013/11/16(土) 18:24:22.52 ID:G94tVSfni
射精コントロール?になるんでしょうか?
ついにこないだ、プチ実行してみました。

休みの日のSEX後に、「ねえ、来週のお休みまで、自分でシちゃだめだよ」を宣言して開始。
彼は基本、毎日するほどの性欲強男。

その後は毎晩、一時間ほどかけてイジってあげる。
顔をこちらの胸にうずめさせる赤ちゃん抱っこで、手で弄る。もしくは膝を自分で抱えさせて丸見えにさせて、クチで。
でもイカせない。寸止め。
寸止めしては手を離し、寸止めしてはクチを離し…を一時間。

「いっぱいガマンしようね」「ちゃんとガマンできたら、来週のお休みに死ぬほど気持ち良く出させてあげるからね」「いっちゃうの?今ガマンしたら、もっと気持ちよくなるよ?もう今日だしちゃう?」
と攻め続けるのを、がんばって耐えてくれました。

何度もギリギリまで攻めて、彼がヘトヘトになった頃合いで「おーしまい」と終わらせると、頬赤らめてハァハァ切なそうな顔するのが可愛いです。

3日目くらいに、手でしごきながらペロッと乳首を舐めたところ、今までにないくらいの大声をあげて腰から仰け反る彼。
「あぁ、あぁ、なにこれ、なにこれ、だめ、だめ!!!」
もともと乳首も感じまくる人でしたが、我慢週間を経て感度が大幅アップした様子。

5日目くらいからは、キスだけでも爆発しそうなほど下半身をパンパンにさせて、息が荒い。
体のどこを触っても、んああ!!!と喘いで仰け反る敏感さ。

「恥ずかしい……こんなに声でちゃって恥ずかしい……!‼︎」と呻きながらも抗えない様子。

…スタスタ


ほむら「……」

ほむら(ん?まどか…まさか…)


まどか「ねえ、ほむらちゃんも、よかったらパーティに……」


さやか「ちょ、ちょっと、まどか!」

まどか「え?」

さやか「あいつは誘っちゃダメだって…」

まどか「えっ?」

さやか「……だから」

コソコソ…

ほむら「……」

ほむら(ふふっ…まどかは本当に優しい子ね…)

ほむら(こんな悪魔ですら、パーティに呼んでくれようとするんですもの…)

ほむら(それに引き換え…美樹さやかは…)

ほむら(いいえ…でも仕方ないわ…私は一度、あなたたちを貶めようとしたんだから…)

ほむら(でも、今更ながらJKお散歩作戦なんて…馬鹿なことを考えたものね…私も…)

ほむら(だから、いいのよ…私はいかない…)

ほむら(いえ…いけないのよ…)

ほむら(そんな幸せ…私には似合わなさ過ぎる…)

ほむら(そんな幸せ…こんな悪魔が享受していいはずがないのよ…)

~帰り道~

ほむら「……」

ほむら(クリスマスね…悪魔には関係のない行事だわ…)

ほむら(こんなときは一人で街に出て…)

ほむら(クリスマス如きではしゃいでいる愚民どもを高みの見物に行きましょう…)

ほむら(決して私はぼっちなわけではないわ…)

ほむら(ただ、悪魔が神の生誕を祝うなんておかしいでしょ?)

ほむら(そういうことよ…)

…スタスタ

ほむら「ん?」

ほむら「…あれは」

まどか「あっ、ほむらちゃん!」

ほむら「まどか…」


ほむら「今から、巴さんの家に?」

まどか「えっ…う、うん…みんなで買い物してから…」

ほむら「そう、それは楽しそうね…」

まどか「あ、あの…その…よかったら、ほむらちゃんも…!」

まどか「さやかちゃんはあんなこと言ってたけど…私は…ほむらちゃんにも来てほしいよ…」

ほむら「…いいえ」

ほむら「いいのよ、私のことは気にしないで…」

まどか「…で、でも」

ほむら「それに…私が行っても迷惑がる人の方が多いでしょうから…」

まどか「……そ、そっか」

まどか「でも、今日はホワイトクリスマスになるといいね…」

ほむら「え?」

まどか「だって、ホワイトクリスマスにはいいことが起こるんだよっ」

…スタスタ


ほむら「ふふっ…子どもみたいね…まどかは…」

~その後~


さやか「さあて、買い物も済んだし、そろそろマミさんとこに行こっか」

まどか「うんっ」

まどか「今日はホワイトクリスマスにならないかな~」

さやか「ホワイトクリスマス?」

まどか「うんっ」

さやか「…あははっ、まどかったら可愛いね」

杏子「ははっ、まどかは見た目も子どもだけど、中身も子どもなんだな~」

まどか「ええ~ひどいよ~二人とも~」

まどか「私が住んでたとこはよくホワイトクリスマスになってたんだよ」

まどか「それにホワイトクリスマスの日にはね、いいことがあるんだよ!」

杏子「まどかはお子ちゃまだなあ~そんなことまだ信じてるなんて」

さやか「それが、まどかだからね~」

まどか「二人ともひどい~っ!」


~マミの家~


マミ「いらっしゃい、みんな、今日は楽しみましょ!」

さやか「いえーいっ」

杏子「ケーキ食うぞ~っ!」

なぎさ「みんなはしゃぎ過ぎなのですっ!」

まどか「うぇひひっ」

同じ頃
 ~見滝原市内市外中心部~

ガヤガヤ
ワイワイ

子ども「パパ、帰りにケーキ買って~」

父親「おお~いいぞ~」

子ども「やった~」

スタスタ…


ほむら「……」

ほむら(幸せな風景ね…)

ほむら(でも、別に私はさびしくなんてないわ…)

ほむら(私は悪魔…悪魔は孤独…孤独で当然なのよ…)

スタスタ…

ほむら「ん?あれは…」

ほむら「志筑仁美と上条恭介…」


ほむら「あら、あなたたちも街に出てたのね」

恭介「あ、暁美さん!」

仁美「あら、こんばんは、暁美さん」

ほむら「こんばんは、志筑さん」

恭介「は、恥ずかしいとこ見られちゃったね…」

ほむら「…いいえ、いいのよ、私も…今、人を待っているところだから…」

仁美「もしかして、暁美さんにも殿方がおいでですの!?」

ほむら「…想像にお任せするわ」

仁美「ふふっ、暁美さんも隅におけないですわね…」

ほむら「あなたたちもお似合いね」

恭介「そ、そうかなあ」

ほむら「では、私は予定があるので、これで失礼するわ…」

…スタスタ

ほむら「……」

ほむら(幸せそうなバカップルね…滑稽だわ)

ほむら(あなたたちなんて、私の匙加減一つでどうにでもできるのに…)

ほむら「……」

スタスタ…

ホストA「お、クリスマスに一人の女の子発見~」

ホストB「ショウさん、さすがにこの子はマズイんじゃないですか」

ホストA「なんでだよ」

ホストA「ねえ、君、こんなクリスマスに一人でどうしたの?」

ホストA「よかったら、俺たちと遊ばない?」

ほむら「……」

ほむら(はあ…また下衆どもが寄ってきたようね…)

ほむら(今日は私も大人しく高みの見物を決め込むつもりだったのに…)

ホストB「お嬢ちゃん、高校生?夜遊びはよくないぞ」

ホストA「おいおい、いいじゃん!ねえ!?」

ホストA「高校生でも、クリスマスくらい夜遊びしたいよね!」

ほむら「…あの、すいません」

ほむら「待ってる人がいますので…」


ほむら(下衆どもね…本当に…)

ほむら(どうして私が創り変えた世界なのに…こんなのが湧いてるのかしら)

ほむら(これ以上しつこいようなら…手段は選ばないわ…)

ホストA「あーあ、振られちゃったよ~どうする?」

ホストB「いや、彼氏さんいるならダメっしょ、ショウさん」


ほむら「…じゃ、私はこれで…」

…スタスタ



ほむら「……」

ほむら(やはり、こんな日にこんなとこに来るものではないわね)

ほむら(散々な目にあったわ…帰りましょう…)

~帰り道~


ほむら「……」

ほむら(…ホワイトクリスマスね…そう言えば私も…小さい頃憧れていたわ…)

ほむら(今でも憧れているなんて…)

ほむら(ふふっ…思い出すだけでも…可愛いわね…まどか…)


ほむら(そうだわ…!)

ほむら(まどかのその願い叶えてあげましょう)

ほむら(私は悪魔なんですもの…そのくらい簡単だわ…)

ほむら(雪でもなんでも降らせてあげるわ)

同時刻
~マミの家~


杏子「ふう~食った、食った~」

さやか「ちょっと、杏子~あんたも片付け手伝いなさいよ~」

なぎさ「おなかいっぱいなのです!」

マミ「あら、みんな、見て、外!」

さやか「あっ」

杏子「ああん?」

まどか「えっ?」

なぎさ「おお~」

さやか「雪だ!」

杏子「へーすごいじゃん!」

なぎさ「雪なのですっ!」


まどか「ホワイトクリスマスだねっ!」

さやか「すごいっ、まどかの言った通りになったね」

まどか「うんっ!」

~ほむらの家~


ほむら「……」

ほむら(家に帰ってはきたけど…別にすることなんてないわね…)

ほむら(雪は降らせてあげたわ…まどか…)

ほむら(今頃きっと、子どものようにはしゃいでるんでしょうね…ふふふっ)

ほむら(私はそれだけでうれしいわ…たとえ、あなたと一緒じゃなくても…)

~マミの家~


マミ「あら、もう帰るの?」

まどか「はい、ごめんなさい」

さやか「なんだよ~まどか~泊まってかないの?」

まどか「うん、ごめんね、さやかちゃん」

マミ「…そう、残念ね、また遊びに来てちょうだいね、鹿目さん」

まどか「はいっ、もちろんです!マミさん」

なぎさ「バイバイなのです!まどか」

まどか「バイバイ、なぎさちゃん」

まどか「じゃあ、また」

さやか「またね~まどか」

マミ「またね」

…バタン



まどか「…急がなきゃ」



…ダダダダッ!

~ほむらの家~



ほむら「……」

…ピンポーン



ほむら(誰かしら、こんな時間に…)

ほむら(出るのも面倒ね…)

ほむら(居留守でも使おうかしら…)

……

ピンポーン!
ピンポーン!

ほむら「しつこいわね…」

ほむら(もしかしてさっきのホストとかじゃないでしょうね…!)

……

ピンポーン!
ピンポーン!
ピンポーン!


ほむら「っ!!」

ドタドタ!

ほむら(まどかじゃなかったら、顔面に蹴りをくらわせてあげるわ…!)

ガチャ!

ほむら「どなたですか!?」
ギロッ


まどか「あ…あ、ほ、ほむらちゃん…ご、ごめん…」


ほむら「えっ?」

ほむら「ま…まどか…!?」

ほむら「ど、どうして…」

まどか「はあ…はあ…う、うん…」

まどか「…ホワイトクリスマスに…なったら…ほむらちゃんと一緒に…その…」


…ドタッ


ほむら「まどか!!?」

………


まどか「…こ、ここは…」

ほむら「起きたのね…大丈夫…?」

まどか「…ほむらちゃん…」

まどか「あ、あれ…私…」

ほむら「…倒れたのよ…私の家の玄関先で…」

ほむら「とても体温が下がっていたわ…」

まどか「うぇひひ…だって、ほむらちゃん…なかなか出てこないんだもん…くちゅんっ!」

ほむら「ごめんなさい…あなただと気づかなくて…」

ほむら「はい、ティッシュ」

まどか「う、ううん…いきなりおしかけた…私が悪いんだよ…」

ほむら「でも、どうしてまどかが私のところに…?」

ほむら「巴さんの家でパーティしてたんじゃないの…?」

まどか「う、うん…そうだったんだけどね…」

まどか「でも…ホワイトクリスマスになったら、ほむらちゃんと過ごそうって…決めてたの…」

ほむら「ま…まどか…」

まどか「言ったじゃない、ホワイトクリスマスにはいいことが起きるんだよって…」

ほむら「……」

まどか「こんなこと言うのも…へんなことなんだし…お節介かもしれないんだけどね…」

まどか「ほむらちゃん…いつも一人ぼっちで…無理して強がって…」

まどか「みんなと…わざと距離置いてるような…そんな気がしてたの…」

ほむら「……」

まどか「でもね、私と話すときだけ…ほむらちゃんは本当に笑ってくれて…笑顔を見せてくれるの…」

まどか「どうして私だけなのかなって…思ったけど…」

まどか「でも、ほむらちゃんを笑顔にする…それは、きっと私にしかできないことだと思うの…」

ほむら「!!」

ほむら「まどか!ダメ!それ以上は!」

まどか「えっ?」

ほむら「…それ以上は口に出しては…ダメよ…」

まどか「…で、でも」

ほむら「まどか…あなたが思っているほど…私は孤独じゃないわ…」

ほむら「あなたに心配されるようなことは何もないの…」

まどか「……」

ほむら「あなたが幸せなら…私はそれでいい」

ほむら「世界中に誰からから見放されても、忘れられても」

ほむら「あなたが幸せなら…私はそれでいいの…」

まどか「……」

まどか「ううん…ダメだよ…それじゃ…私も幸せになれないよ」

ほむら「えっ」

まどか「だって…私はほむらちゃんと一緒じゃなきゃ…嫌…」

ほむら「…!」

まどか「ほむらちゃんがいなきゃ…私は幸せになれないよ…」

ほむら「…まどか…!」

ほむら「ぐすっ…ひくっ…うわあああんっ!」

ほむら「どうして…どうして…貴女はいつも…!」

まどか「…ごめんね、ほむらちゃん…迷惑だよね…」

まどか「私も…よくわからないの…どうしてほむらちゃんだけ特別なんだろって…」

まどか「前に会ったこと…ないはずなのに…」

ほむら「……まどか…!」

ほむら(どうして、どうしてこの子はこんなにも純粋で)

ほむら(優しすぎるの…!)


まどか「…ねえ、ほむらちゃん…」

まどか「…今日は泊まってってもいいかな…」

ほむら「え…う、うん…もちろん…」

まどか「うぇひひっ…ありがと」

ほむら「ううん…まどか…気にしないで」

まどか「ね、ねえ…ほむらちゃん…」
モジモジ

まどか「ほむらちゃんはさ…その…あの…私のこと…好きなの…かな…」

ほむら「…ええ、もちろんよ…」

まどか「うぇひひっ…だよね…私もほむらちゃんのこと好き…だよ」

ほむら「…まどか…」

まどか「だ、だからね…その…あのね…しよっ…?」

ほむら「う、うん…」カアア…



………

ほむら(この世界はとても不安定で…またいつ壊れるか私にもわからない)

ほむら(でも、まどかと私は今ここにいる…)

ほむら(幸せな世界で暮らしている…)

ほむら(それだけでも…十分じゃないかな…)


ほむら(いつか終わりゆく、この世界でも…私は願っているわ…)

ほむら(ただ、貴女に幸せになってほしいと…)

以上で終わりです。

JKお散歩に続き、クリスマスということで
時事ネタ即興で書いたので雑になってしまって申し訳ないです。

最後まで読んでくださった方
支援してくださった方
ありがとうございました。

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