岡部「Dメールでラボメンの性別を変えてみる」(277)

岡部「Dメールでラボメンの性別を変えてみる」


岡部「フゥーハハハ! これでラボメン全員の親のポケベル番号を特定した!」

ダル「全員じゃなくね? 阿万音氏の母さんはポケベル持ってなかったじゃん。」

岡部「えぇい!細かいことはいい! これよりオペレーション・ロキの概要を説明する!」

ダル「もういいって、要するに全ラボメンの母さんの妊娠してる時期にDメールを送るだけっしょ?
                男の母親には野菜を食え、女の母親には肉を食えってな感じに。」

岡部「うっく…。 まぁつまりはそういうことだ!」


ダル「本当にみんながいないときに勝手に送っていいん?」

岡部「かまわん!どうせ送ったということはなかったことになる!
        それにやばいと思ったらすぐに取り消しのDメールを送る!」


ダル「ま、僕も可愛いおにゃのこになれるかもしれないわけだから大賛成なわけですけどね。うへへ」

岡部「安心しろ、可愛くはならないはずだ」

ダル「それよりさ、本当にオカリンも自分の母さんに送るんだぜ?」

岡部「クッ……。不本意だが俺だけが逃れるなんてこともさすがにできないか。」

ダル「当たり前だお!そんなのずるいってレベルじゃねーぞ!
     リーディング何とかっての持ってるんだから全員に送った後最後に自分に送らないと許さないお!」
                                                         

~~~~~~~~~~~~~~~~


岡部「送るたびにリーディング・シュタイナーが発動したことを考えると何らかの過去改変があったようだが…。」

岡部「さて、最後にこの狂気のマッドサイエンティスト 鳳凰院凶真の母へも送らねばな……。



岡部「『やさいをくうとげんきなこをうめる』っと」



岡部「エル・プサイ・コングルゥ」 ポチッ

岡部「クッ……ハァ、ハァ」



岡部「成功…したのか……?」


岡部「!? このラボ……ここまで広かったか?  
             いや、俺が…縮んだ……?」


岡部「ん?……んんん!?」


岡部「な、ない!」 ペタペタ

岡部「あ、ある!」  モミモミ


岡部「本当に女に……
     自分で送っておいて何だがとんでもないことをしてしまった気がする…。」



???「オカリンどしたん? 頭でも痛いんー?」

岡部「なんだか不覚にも怖くなってきたぞ… 
                って誰だお前は!?」

???「ちょ、急にふらついたと思ったら今日は記憶喪失のパターンで行くんですか?」

岡部(こ、この言葉遣い……もしや…いやしかし服装は帽子まですべて同じだがあまりにも…
                           見た目は若干鈴羽に似ているような気が)


岡部「お前はいったい…。  えぇい! 名を名乗れい!そこの女!」

???「はぁ?なに言ってんだお?」

岡部「お願いします、答えてください。」

???「お前は一体誰と戦ってるんだ」

岡部「ダ……ダル…なのか…?」


橋田「そうですがなにか?」 キリッ

岡部「俺の右腕がこんなに可愛いわけが………。」

岡部(まさか性別が変わっただけではなくこれほどまで見た目に変化が起こるとは…。)




まゆり「トゥットゥルー♪ オカリン!ダルちゃん!今日もかわいいねー」 ムキムキ

紅莉栖「うーっす、岡部、橋田ちゃん」



岡部「やはり早急に取り消しのDメールを送るべきかもしれん……。」

岡部「電話レンジ(仮)が故障だとぅ!?」

紅莉栖「はぁ?そんなことも忘れたのか? まゆりが壊しちゃったろーが!」

まゆり「ごめんねオカリン つい力込め過ぎたらつぶれちゃった♪」 ムキムキ



岡部「……お前は顔は同じなのに首から下はなぜそんな筋肉モリモリマッチョマンなのだまゆりよ!」

まゆり「そりゃあ鍛えてるから当然だよー」 ムキムキ

岡部「限度がある!ミスターブラウンも真っ青の肉体美ではないか!
                いつからこのビルはハッテン場となった!」



橋田「あの、ハッテン場ってオカリンそういうのはちょっとあたし…。
          それにオカリンも女の子なんだからそういうのは自重したほうがいいお?」



岡部「えっ」

岡部「それでダルよ、いったい直すまでにどれくらい時間がかかるんだ?」

橋田「うーん、明日には直せると思うけど…まぁがんばってみるおっ」 ニコニコ

岡部「う、うむ では大急ぎで頼む 
          俺は少し下で頭を冷やしてくる」



紅莉栖「ちょ、おいおい 『俺』って……女なのにそんな下品な一人称やめたほうがいいぞー?」

まゆり「そうだよー!オカリンかわいいのに勿体無いとまゆしぃは思うなぁ。」 ムキムキ

橋田「そーそー、新たな設定か知らんけど
       せっかく見た目は小柄で清楚な黒髪ロングという無敵女子なのに厨二病とかもったいないお」


岡部「ぐぬぬ……。」


ブラウン管工房前


岡部「しかし、全員あだ名が変わってないところを考えると
              性別は変わってもなぜか下の名前は変わってないようだな…。」


\ダルチャンモカワイイネェ!/  \チョ、ヘンタイコウイキンシダオ!!!/



岡部「………。
     やはり窓は閉めておいたほうがいいかもしれん…。」


天王寺裕吾「おう!どうした?倫ちゃん、難しい顔して」

岡部「ブハアッ! り、倫ちゃんんんん!?」


岡部「あ、あのミスターブラウン? 今なんと?」


天王寺裕吾「あん? なんかおかしなこと言ったか?倫ちゃん」


岡部「グハアッ!」



天王寺裕吾「おかしな奴だな、まぁおかしいのはいつものことか!ハハハ」

岡部「あ、あの……俺の名前は倫ちゃんではなく倫太郎……いや、鳳凰院凶真…。」

天王寺裕吾「いいじゃねぇか、倫太郎より倫ちゃんのほうが呼びやすいんだよ」


天王寺綯「あ!凶子お姉ちゃーん!コングルゥー♪」 ムギューッ


岡部「のわっ!コ、コングルゥ!?」


天王寺裕吾「ハハハ、綯は本当に倫ちゃんが好きだな」

天王寺綯「今日も凶子お姉ちゃんと機関との戦いを聞きたいな!」

岡部「き、機関だと? お前にか?」

天王寺綯「うん!いつもたくさん話してくれるでしょ?
         お姉ちゃんが世界で唯一古の書を解読して滅眼を宿す魔剣士、鳳凰院凶子に覚醒したんでしょ!」


岡部「魔剣士だと……鳳凰院凶子…?
        なんだその痛々しい妄想は!」 


天王寺裕吾「まぁまぁ綯、今日は倫ちゃんも何か悩み事があるみたいだから、その話はまた今度してもらおうな」

天王寺綯「うんわかった! お姉ちゃん悩みがあるなら私にも言ってね!」

天王寺裕吾「ハハ、綯も最近は俺より倫ちゃんのほうに懐いてるな、まるで本当の姉妹みたいだ」


岡部「え、えぇ……はは…。」


天王寺裕吾「それはそうと最近、男をいっぱい連れ込んでるんだってな?」

岡部「は、はぁ…。」

天王寺裕吾「俺は心配だぜ 倫ちゃんがわからん男どもに手を出されないかよ」


天王寺裕吾「もし危険を感じたら大声で叫ぶんだぞ?すぐ二階まで駆けつけてやるぜ
              まゆりの野郎以外ならメタメタにできる自信はあるぜ?」

岡部「そ、そのときはお願いします…。」


天王寺綯「お父さんかっこいい!」

天王寺裕吾「もちろんだ! お父さんは倫ちゃんのことを自分の娘だと思ってるからな!
                      綯や倫ちゃんのためなら何だってできるさ!」




岡部(なんなのだこの親子は!性別が変わっただけだというのに俺への接し方がまるで違うではないか!)

~~~~若林公園~~~~~~



岡部「まったく! ろくに落ち着くこともできんぞ」

岡部「全部俺が悪いことはいえまさかDメールの取り消しもできなくなるとは…。」 
 

テーレッテレレー♪テーレッテッテー♪


岡部「む、メール?  いったい誰からだ?」


From 閃光の指圧師
Sub:
本文『今、駅にいるよ 萌郁』


岡部「閃光の指圧師…? なんだこのメールは」


テーレッテレレー♪テーレッテッテー♪


From 閃光の指圧師
Sub:
本文『今、大ビルの前にいるよ 萌郁』

岡部「うーむ、いったい何がしたいのだこの女……いや、今は男になったのか…?」

テーレッテレレー♪テーレッテッテー♪

From 閃光の指圧師
Sub:
本文『今、中央通りにいるよ 萌郁』


岡部「近づいてきてる…のか……?」

テーレッテレレー♪テーレッテッテー♪

From:閃光の指圧師
Sub:
本文『今、武器屋本舗の前にいるよ 萌郁』


岡部「なっ!すぐそこまで!?」

テーレッテレレー♪テーレッテッテー♪


From 閃光の指圧師
Sub:
本文『今、』


岡部「い、今…どこに……。」 ゴクリ








???「あなたの後ろにいるよ」 ボソッ

岡部「ヒエエエエエエ!!!!!って誰だ貴様はアアアア!!!」

岡部(なんだ!?どんな状況だ!   
         指圧師から謎のメールが来たと思ったら謎のスタイル抜群のイイ男が俺の後ろに!!)


???「やっぱり…可愛い……///」 

岡部「な、なななな何奴!?まさか機関の送り出した新たなる刺客!?」

???「びっくり…した? たまたま見かけたから、イタズラしたくなって…。」

岡部「イタズラ? はい?  いや待てよ(もしかしてこの男…。)」

岡部「閃光の指圧師………?」

萌郁「久しぶり…1日ぶりだね…。」

岡部「1日ぶりぃ!?」

萌郁「元気だった?」

岡部「いろいろあって少しばかり混乱している…。」

萌郁「会えてうれしい…。」 ナデナデ

岡部「なっ!何をする!やめんか!」

萌郁「可愛い…///」 パシャパシャ



岡部「撮るんじゃなぁい!!」



萌郁「怒った顔も……可愛い///」

岡部「ぐぬぬぬぬぬぐ……。」

岡部「まったく、写真が拡散すると機関に俺の居場所がばれると何度言えば……。」

岡部「で、なにか用事でもあるのか?」

萌郁「特に用事はないけど…今日のメールが来なかったから…何かあったのかと思って……。」

岡部「メール? 今日の? よくわからんが… (パカッ ピッピッ)
                ってなんだこのメールの量は!」

岡部(まさかこの世界線の俺はいつもこんな大量のメールを全レスしていたというのか?
                            しかもこの俺の文面、痛々しすぎる……。)


岡部「あ、あぁ……なるほど、すまないな 少しばかり立て込んでいた。」

萌郁「いいよ、倫ちゃんになにもなかったなら」 ナデナデ

岡部「えぇい!やめんかーっ!」

萌郁「……。」 パシャパシャ

岡部「無言で撮影するな!!!」

萌郁「せっかく会えたけど……バイトの途中だから…またね。」 ギューッ

岡部「……。」

萌郁「ばいばい」




岡部「しかしあの指圧師がメール以外であそこまで人と接することができるようになっていようとは…。
                       といってもまだまだ人見知りなのはかわっていないが」


岡部「このことについてはDメールがいい方向へ働いたようだな」

~~~柳林神社~~~


岡部「おぉ!いたかルカ子よ! やはりお前は見た目がまったく変わっていないな!」

ルカ子「あ、凶子さん!こんにちは。」


岡部(まぁ今回の実験はルカ子が本当に女になってしまったから思いついたわけだから……。)


ルカ子「? どうかしましたか?」


岡部(見た目が前の世界線と変わっていないのも当然か。)


ルカ子「あ、あの……あんまり見つめられると……///」

岡部「むっ? あぁ、すまない 少し古の記憶を思い出していてな」

ルカ子「古の記憶…ですか?」

岡部「うむ、お前自身は覚えてはいないだろうが ルカ子がその昔、男だった時の記憶だ!フゥーハハハ!」

ルカ子「ぇ………。」

岡部「あっ……。」


岡部(しまった!前世だろうと古の記憶だろうと嘘も本当も関係なくルカ子は大泣き確定…!)


ルカ子「……………。」


岡部「あぁ!いや…すまん! 古の記憶とはだな!要するに……エンシェントのメモリーのことで…。」



ルカ子「ふふっ。」

岡部「ん? なんだ?泣いてるのではないのか?」

ルカ子「あっ……実はボク、男の子になってもいいかもって思ってるんです。 ふふふっ」

岡部「なん…だと?」



ルカ子「といってもそう思うようになったのはつい最近で
           女の子のままだと駄目というかなんというか…。」

岡部「ほう、なにかやりたいことでもあるのか?」

ルカ子「やりたいとかではないんですけど……我慢しなくても大丈夫かな…と思いまして。」

岡部「なるほど……。 いや、よくわからんが… 怒ってはいないのか?」

ルカ子「? 全然怒っていませんけど…
        むしろ凶子さんから古の記憶とはいえそんな風に言われてちょっとうれしかったり……。」

岡部「そうか……だがルカ子よ! お前はたとえ男に戻っ………
                 男になったとしても再び女に戻りたくなると思うぞ」

ルカ子「へっ?」

岡部「フゥーハハハ! これも古の記憶の一つだ!」


ルカ子「そっ そんなことありません!」

岡部「んな!?」


ルカ子「ごめんなさい。 でもこの気持ちだけは男の子になったとしても変わらないと思うんです!」

岡部「お、おう…。」

ルカ子「男の子みたいに強くなって 守ってみせたくて 必死で鍛錬して…奥義を極めて…
                凶子さんに清心斬魔流 歴代最強の継承者として認められて…。」


岡部(継承者……? 素振りをするのも一苦労なルカ子をまだまだ認めた覚えはないのだが……。)


ルカ子「凶子さんのようなかっこいい女性に鍛錬していただいてとっても自信がつきました!
                    でも……こればっかりは男の子にならないとできないんです!」

岡部「そこまでの願いとは一体何なのだ?」


ルカ子「それはその……秘密です…。
           女の子なのにっ、こんなこと思うのおかしいと思いますから。」

岡部「……。」


岡部(取り消しのDメールを送って男に戻してやるのも簡単ではあるが…
             おそらく男になれば以前と同じように女に戻りたいと願うはず)

ルカ子「ごめんなさい、凶子さんに秘密だなんて…。」

岡部「構わん! それより悪かったな! 余計な詮索はよそう。」

ルカ子「あはは、気にしないでください じゃあボク行きますね。まだ仕事が残っているので」

岡部「うむ、だが待て 最後に合言葉を!」

ルカ子「あ、はい! エル・プサイ・コングルゥ」

岡部「コンガリィッではッ!…な…い…?」

ルカ子「?」

岡部「いや、こっちの話だ。 ではさらばエル・プサイ・コングルゥ」


岡部(ルカ子が合言葉を間違えないとは……それに岡部と呼びそうになったこともない…
                どうやらこの世界線の俺は相当教育熱心だったようだな!)

岡部「そういえばダルは今どうなっただろう 確認とってみるか」


岡部『もしもしダルよ。 今の進行状況を聞こう
              なにか必要なパーツがあれば買って来るが』

橋田『進行状況? パーツ? 何のこと?』


岡部(ん?電話番号を間違えたか? 声も女の声だし)


橋田『あぁ、電話レンジの修理か 忘れてたッス』

岡部『そうか、お前は女だったな。 で、修理のことだが……
                    って忘れていただと!?』

岡部『貴様ッ!一体どこで油を売っている!』

橋田『メイキングだよ常考』

岡部『メイキング?』

橋田『そ、フェイリス様に会いに来たんだけど それがさー』

岡部『フェイリ……メイクイーンか!?』

橋田『いやだからメイキング・ニャン2だってば!』

岡部『わかった!フェイリスにも用事があるからそこで待ってるんだぞ?』

橋田『あ、ちょっとオカリン!だからフェイリ……』 ツーツー

橋田「オカリン、無茶しやがって…。」

岡部「やはりメイクイーンがメイキングに変わっている。」

岡部「しかも執事喫茶」

岡部「男なのに執事喫茶に入るのは若干抵抗が…って今は女か紛らわしい」



執事A「お帰りにゃさいませ、お嬢様」

岡部「人と待ち合わせをしているんだが…。」

執事A「かしこまりましたにゃんにゃん」

岡部(執事とにゃんにゃん語、これほどまでかけ離れたものを組み合わせようとするとは…。)

岡部「フェイリスがいないだと!?」

橋田「だから言おうとしたじゃん! でもオカリン切っちゃうんだもん」

橋田「あー… あたしとしたことがまさかフェイリス様のいないときに来てしまうとは…。」

岡部「居場所はわからないのか? まゆりに聞いてみたり」

橋田「それがさぁ、この時間は普段なら居るはずなんだけど 今日は雷ネットの大会なんだよ
              会場のチケットも持ってないしこんな簡単な予定を見落とすとか一生の不覚!」


岡部「そうか、休みということはここにいても仕方がないな 帰る」

橋田「ってもう帰るん? つーかフェイリス様に何の用事?」

岡部「いや、特に用事というわけでもないのだが…気になってな。」

橋田「なにー!? オカリン!
     お前ってやつは数々のフラグを建設しておいて あたしのフェイリス様にまで手を出すつもりなん!?」
                     
橋田「くそー!清楚か!世の中清楚な女にしか誰も興味ないのか!ムキー!」

岡部「………。」


岡部(とてもダルの女になった姿とは思えん、似てるのは髪の色くらいじゃないのか?
        いや、仕草も同じなのかもしれないが見た目が見た目なだけにだらしない感じがほとんどしない…。)

橋田「聞いてるのかお!オカリン!」

岡部「なっ! 落ち着け!俺はなにもそんなつもりじゃ!」

橋田「ムキー! 俺っ娘なんて流行らせない!絶対にだ!」

岡部「別に萌えポイントとして言ってるわけではない!これには複雑な事情があるのだ!」

橋田「別に特に意味はないんですね、わかります。 あーもう!こうなったらやけ食いだお!」

岡部「そんなに肉ばっかり食べて太っても知らんぞ?」


橋田「あたしは今も昔もこれからも油もの一筋! 野菜なんか必要ないのだぜ?」


岡部(どうやら髪の毛の色だけではなく食生活も同じのようだな)


岡部「とにかく俺は行くから! 電話レンジ(仮)の修理に必要なものがあれば連絡してくれ!」


 \マテー!ニゲルナー!/

岡部「ふぅ ダルのフェイリス萌えはこの世界線でも変わっていないのだな。」

岡部「今すぐにフェイリスに会いに行かなければならないというわけでもないのだが…。」

岡部「それにおそらく見た目も変わっているだろうし
       視界に入っても向こうから声をかけてくれない限り気づく可能性は」


???「あー! 岡部倫太郎じゃーん!」

キキーッ!


岡部「そう、このように向こうから声をかけてこない限り……ってうおおおお!? なんだ!?自転車!?」

???「アハハ、びっくりしすぎじゃない?」


岡部「はぁ…はぁ……。」(なんだこの男は…この世界線の俺の知り合いか?)

???「ちょっとー! 聞いてる?」

岡部「こっ! ここここんな乱暴な運転があるか! ぶつかるかと思ったぞ!」

???「大丈夫だって! ボクの自転車テクを知らないなー?」

岡部「知るか! まずお前が誰なのかを教えろ!」

???「んー??どうゆうこと?」

岡部(うむむむ……さすがに唐突過ぎたか)


岡部「ぇー……その、なんだ…どうしたのだ?こんなところで。」

???「うーん、今日は午後からのバイトでさ 
        今から行くとこなんだけど少し時間あったからこの町を見て回ってたんだよね。」

???「それにしてもこの町って不思議だよね、女の子の絵のとかそこら中で沢山見かけるし
                       あーゆうのって女の子的にはどう思うの?」

岡部「いや、特になんとも…それがアキバというものだからな。」


岡部(バイトか 俺がビラ配りしていたときの同僚かもしれんな)


岡部「バイトも大変だな いつも暑いだろう」

???「え? そりゃあいつも暑いけどさ、基本的に店の中にいるんだからそれほどでもないかな?
                     暑さなら君たちのラボのほうがよっぽどだと思うよ?」


岡部(ラボの場所を知っている…?)


???「綯も2階に遊びに行ったらいつも汗だくで帰ってくるもん」

岡部「なえ……? 天王寺綯のことか……?」

???「えっ? うん、そうだけど
      店長も言ってたよ あんな所で寝泊りできる倫ちゃんはすごいなーってさ」

岡部「て、店長は……ミスターブラウンか…?」

???「当たり前じゃん! 他に誰がいるってのさ」

岡部「ま、まてまて お前はその、ブラウン管工房で働いていたのだったか?」

???「えー! なにそれー! そんなことも忘れちゃったの?
           あそこで働いていなかったらボクは何をしにあそこに通ってんのさ!」

岡部「あ、あぁ…そうだな、確かに
        それはそうと…ブラウン管工房にはもう一人バイトがいなかったか?」

???「そんなのいたの? うーん、ボクは聞いたことないかな?」

岡部「そうか……。ん?」



岡部(あれ…この自転車…どこかで……。)


岡部「なっ!!! 
    その自転車!!一体誰からもらったんだ!?」


???「えっ えぇ? この自転車? 元からボクのものだけどそれがどうかした?」

岡部「冗談はよせ! その自転車はバイト戦士の物だったはずだ!」

???「だからそうだってば! ボクのだって言ってるじゃん!」

岡部「はい?」

???「なに? もしかしてバイト戦士ってボク以外にもまだいるの?」

岡部(??? どういうことだ! この男がバイト戦士? たまたま偶然この男にも同様の名前をつけたのか?)


???「もー! 今日のキミちょっと変だよ?」

       
岡部(だがしかしこの名前は鈴羽が自分のことを戦士といったから命名したわけであって……。)


岡部「すまんがバイト戦士よ 最近この名前でばかり呼んでいたから本名を忘れてしまったのだが…。」

???「なにー!? 岡部倫太郎ひどーい! ボクの名前忘れたの!? 」

岡部「お願いします、答えてください。」


鈴羽「阿万音鈴羽だよ!!」


岡部「あっ…あぁ…そうだった…な…。」





岡部(ゲェーッ!!なんで鈴羽まで性別が変わっているのだ!!
          確かに鈴羽の母のポケベル番号はわからなかったはず!!どうしよう!!!)

鈴羽「もー!いくらなんでもショックだよ 仮にもラボメンなのにさ!」


岡部(あわわわわわわ……。)


鈴羽「おーい! 顔真っ青だよ? やっぱり調子悪いんじゃない?」ジーッ

岡部「うわっ! 顔近いぞ!」

鈴羽「アハハ、今度は照れてる? いつもかっこつけてるくせに岡部倫太郎は不意打ちに弱いのかなー?」ジーッ

岡部「やかましい! 
    これは
我が瞳を見つめ過ぎると脳細胞が破壊され、いずれ我が支配下に堕ちるからであって…。」

鈴羽「ふーん そうなんだ」ジーッ

岡部「だ、だから離れてもらおうか……。」


鈴羽「ま、結局いつも通りで安心したよ ボクの名前は覚えてなかったけどさ
                   意外と可愛らしい素の反応も見られたし」

岡部「か、可愛いだと!? この狂気のマッドサイエンティストの俺が可愛いだと!?」

鈴羽「もしかしてキミ自覚ない? その変な言葉遣いをやめたらモテモテじゃないかな?
                 でもまぁモテモテだとキミの周りの人達は困るだろうけどね」

岡部「ど、どういう意味だ…?」

鈴羽「そのままの意味だよ 鈍感だなぁ」

岡部「???」

岡部「とっ、とにかくこの俺のことは可愛いなどという温い対象ではなく恐怖の対象として見ることだ
                        俺はお前にまで手をかけるようなことはしたくない!」

鈴羽「ふーん」

岡部「聞いているのかッ!」

鈴羽「そんな恥ずかしいこと言っても可愛く見えちゃうんだからキミって罪な女だねー」

岡部「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬ…。」



岡部(一体どういうことだ! 女になったとたんルカ子以外のラボメンたちが俺を軽くあしらっているような気がする…!)

鈴羽「それはそうと今からラボに行くの? よかったら乗っけてってあげようか?」

岡部「構わん!」 


鈴羽「あー……
     もしかして怒ってる?」

岡部「そういうわけではない。」 (これ以上まゆりのあんな姿を見たくはないからな!)



岡部「ラボへ行くわけではないのだ
      ただこのあたりをフェイリスを探しながらブラブラしようと思っているところだ」

鈴羽「そっかー…。 じゃあまた今度自転車に乗せてあげるよ」

岡部「誰も乗りたいと言ってないぞ」

鈴羽「でもボクは君と一緒に乗りたいかな?」



岡部「早くしないとバイトに遅れても知らんぞ?」

鈴羽「あー!忘れてた! じゃあボクもう行くね!」

岡部「あぁ、またな」


\マタネー!!/


岡部「行ったか…
      しかし途中から普段通り会話してしまったがなぜ鈴羽まで性別が…。」


テーレッテレレー♪テーレッテッテー♪


岡部「メールか…。」

From 鳳凰院凶子


岡部「なっ! 俺自身からのメールだと!?
         日付は……………一週間後!? Dメールかッ!!」



From 鳳凰院凶子
Sub:
本文『安心しろ鈴羽 の母は男に変 えたフゥーハ』



岡部「まるで意味がわからんぞ!!」

岡部「なぜ鈴羽自身ではなく母親の性別を変える必要があるのだ?  
              一週間待てばそれまでに理由がわかるのだろうか…。」



岡部「それより今まで感じてきた違和感は一体…
         男になったはずのラボメンたちに惹かれるような感覚はなんだ?」

岡部「ルカ子は置いといて指圧師に頭を撫でられたり
       バイト戦士に自転車に乗せると誘われたとき悪い気はしなかった…。」

岡部「もしかして俺には実はそっちの気があって ラボメン達の男の姿を見てそれが開花……。」



岡部「いやいや、そんなはずはない! これはおそらく女になったことに原因があるはずだ!」

~~~~~~~~~~~~~~


岡部「うーむ、フェイリスは一体どこに… 
    雷ネットの大会はすでに終わった後だったし 家に帰っていてもおかしくないのだが家にもいない…。」


ミツケタゾ! テコズラセヤガッテ!


岡部「んっ? こんな人のいないところで一体なんの騒ぎだ?」


モウニガサネェ!


岡部「ふむ、どう見ても中学生をカツアゲしているDQNにしか見えんな
          カツアゲしているのは一人のようだし注意しに行ってやるとするか」

岡部「おい!そこの貴様!こんなところでこっそりカツアゲとは卑怯な奴だな!」

ヴァイラルA「あぁ? なんだこのアマ」

岡部「だがそんな卑劣な手段を使ってもこの俺に見つかるとは運のない男だ
                  俺のこの手が暴走をする前に消えることだ」

岡部「今すぐそこの少年を解放するというのなら俺も手段を選ばずに済む」




中学生?「キョーコ!!」

岡部「ん? お前ももしや俺の知りあ

中学生?「今すぐ逃げるニャ!」 ガシッ

ヴァイラルA「オラ! 待ちやがれ!!」


岡部「うおぉっ! なにをする!」

中学生?「キョーコは女の子なんだからあいつらに囲まれたら一体何をされるかわかったもんじゃないニャ!」


ヴァイラルB「おーっと そうはいかねーぜガキ!」

岡部「なに? もう一人いたのか……。」

中学生?「一人や二人どころじゃないニャ! フェイリスは自分で何とかするから早く逃げるニャ!」

岡部「フェ、フェイリスゥ!? お前が!?」

フェイリス「何わけのわからないこと言ってるニャ! ここはフェイリスが引き付けとくから先に……。」

ゾロゾロ  ゾロゾロ


ヴァイラルC「とうとう追い詰めたぜぇ?」

ヴァイラルD「へっへっ 見ろよアイツ 女に守ってもらってるぜ!」

ヴァイラルE「ギャハハ 情けねぇ野郎だな!」


フェイリス「くぅ……。」


4℃「残念だったな猫ガキ この俺の黒のオーラからは誰も逃れられることはできねーのさ」



岡部(なんてことだ、数は20は軽く超えてると見ていいか……調子に乗って助けようとはしたがどうしたものか
                                   ここは鳳凰院凶真で乗り切るしかないな)

岡部「フェイリスよ 下がっていろ」

フェイリス「な、なに言ってるニャ! いくらなんでも女の子のキョーコに守ってもらうわけには…。」

岡部「いいから下がっていろ ラボメンを守るのは長たる俺の指名でもある」

フェイリス「そんな……。」


4℃「女の後ろに隠れるたぁ流石じゃねーか イカサマも頷けるってもんだぜ」

岡部「おいお前! あまり俺を怒らせないほうがいい 
       この俺に少しでも悪意を持って接しようとすればたちまち存在から消滅するぞ」

4℃「ガイアが俺に囁くぜ じきに俺はお前という影を消し去り
        雷ネットのニュージェネレーションを迎えることになる 俺という生きるロックマイン…

岡部「クッ! グアアアアア!! や、やめろっ!暴れるな! 俺はもう…過去の過ちを繰り返したくはないッ!!」

4℃「な、なんだ? この女」

岡部「はっ……早く!! この俺から離れろ!!! 存在から消されるということがどういうことかわからないのか!!」

4℃「はぁ?」

岡部「も、もう……クッ!…もたないッ! すまないッ!アリエスっ…!」

4℃「アリエス?」

ヴァイラルF「4℃騙されるな! そいつはただ厨二病なだけだ!」

岡部「いやお前らもだろ」

4℃「チッ ふざけやがって…。  んあ?お前…。」


岡部「? 何をジロジロ見ている……。」

4℃「ほう よく見たら悪くねぇツラしてんじゃねぇか、このガキには勿体ねぇな」

岡部「顔を近づけるな 俺にはそんな趣味はない」

4℃「へっ 言ってくれるぜ お前みたいな女もたまにはいいかもな
            お前ら!猫ガキはもういい、見せしめにこの女連れてけ」


岡部「なっ!」

ヴァイラルC「そういうことだ 来い!」 グイッ

岡部「うくっ! 離せ!」


フェイリス「キョーコに手を出すことは許さないニャ!」


ヴァイラルF「邪魔すんじゃねぇ!ガキが!」 ドスッ

フェイリス「ぁっ……ぅ…キョー……コ…」

岡部「フェイリス!! お前らいい加減に…ぅぐっ!」


4℃「うるせぇよ 今ここで犯っちまって構わねぇんだぜ?」


岡部「───ッッ!」 ジワッ

ヴァイラルG「おいおい 今更泣いてもおせーんだよ!」

岡部「なっ………泣いてなど…いない!  俺は男だっ!」

ヴァイラルH「なにわけのわかんねーこと言ってんだ お前みたいな男がいてたまるか」

岡部「へ、変なとこ触るな!」

ヴァイラルG「いいからとにかく連れてこーぜ とりあえず口塞いどくか?」

岡部(くそっ!男と女とではこんなに力が違うのか! まるで歯が立たない……!)


岡部「だ、誰か………!」

ヴァイラルG「誰も来るわけねーだろ 怪我したくないならおとなしくしてろ」
















???「トゥットゥルー♪ まゆしぃの人質に酷い事してるのは誰かなー?」ムキムキムキムキムキ

ヴァイラルG「あん? なんなんだテメ


???「トゥットゥルー♪」 


ドグワッシャァ!!!!!


ヴァイラルG「ポギャアアアアアアアアアア!!!!!!!」


ヴァイラルA「な、なんだぁ!? コイツは!!」


まゆり「もー! オカリンはまゆしぃの人質なのに勝手に危ないことしちゃ駄目だよー」 ザッザッザッ

岡部「ま、まゆ……り…?」

まゆり「待っててねオカリン すぐ助けるから」 ガシッ


ヴァイラルA「ヒッ! ヒィィ!」


ブン!


ヴァイラルA「ぎゃあああああああああああああ!!!」 ガッシャーン!


岡部「……。」ポカーン

ヴァイラルB「ふざけやがって! 全員で行くぞ!」

岡部「まゆり!! 危な―ッ!」



ルカ子「清心斬魔流 奥義!」

ルカ子「参拾弐式・桜暴(さんじゅうにしき・さくらんぼう)!」 シュパパパ!


ヴァイラルB~F「ギャアアアアアアア!!!」


岡部「ル、ルカ子!?」

ルカ子「もう大丈夫ですよ! 凶子さん!」



岡部「なんなのだルカ子! その強さはどうした!」

ルカ子「えっ  もちろんいつも凶子さんが修行を見てくれたからですよ!
              おかげでこうして大切な人を守る力を手に入れることができました!」

岡部「……。」


『  凶子さんに清心斬魔流 歴代最強の継承者として認められて…。  』


岡部(なるほど、認めるわけだ 980円の刀であれほど圧倒できるとは…。)


まゆり「おぉー! ルカちゃんやっぱり強いねぇ でもまゆしぃ一人で大丈夫だったよ?」

ルカ子「ボクも凶子さんを助けたい! 一緒にがんばろう!」



\ワー!/  \ギャー!/ \ヒデブッ!/

4℃「な、何が一体どうなってんだ! ここは逃げるしか…。」


萌郁「逃げるなんて許さない!」 チャカ

4℃「ゲェーッ! け、けけけけけ拳銃!? 本物!?」

萌郁「お前の内臓をすべて引きずり出して! グチャグチャに! 踏み潰してやる!!!」

4℃「ひぇえええええ!」

紅莉栖「まって桐生さん、その前に」


4℃「ぁぁっ……ぁ…」

紅莉栖「コイツの脳すべてに電極ぶっさす!」


4℃「───ッッ!」 ジワッ


岡部「お、おい! もうその辺で!」


まゆり「駄目だよぉ この人はまゆしぃがゲルバナにしないと」



4℃「うわ、うわああああああああああ!!!」


ドゴォオ!!!!!

―――――――――――

――――――――

―――――

~~~ラボ~~~


岡部「まゆりぃいいい! 怖かったよおおおおお!」 ガシッ

まゆり「もう大丈夫だから、オカリン泣かないでー?」 ナデナデ



萌郁「……。」 パシャパシャ

ルカ子「さ、撮影してる…。」


紅莉栖「さっきからずーっとあの調子だな」 

紅莉栖(泣いてる岡部…可愛いすぎ…。)


フェイリス「ごめんニャさい、フェイリスが不甲斐ないばっかりに……。」

橋田「フェイリス様は悪くない!絶対にだ!」

ガチャッ


天王寺裕吾「倫ちゃん! 大丈夫か!?」

岡部「ミスターブラウン?」

天王寺裕吾「どこも怪我してないか? 誰にやられたんだ! 今からメタメタにしてくる!
                       実はこう見えて傭兵部隊に顔が利くんだぜ?」

岡部「も、もうメタメタになってるので結構ですよ」



天王寺綯「せっかく15年遡ってきたのに…数時間届かなかった…
         これじゃあお姉ちゃんを助けられない……あは、あははははは…。」 ブツブツブツ

鈴羽「!?」 ゾクッ

~~~~~~~~~~~~~


まゆり「じゃぁもうまゆしぃ達は帰るけど、オカリンいつでも電話してきていいからね?
     うーぱクッションも好きなだけムギューってしてね」 ムキムキ

岡部「う、うむ」


一同「また明日ー!」



岡部「あの、まゆりよ…。」

まゆり「んー?」

岡部「その、今日は助かった 礼を言うぞ」

まゆり「人質を守るのは当然だよー」

岡部「そういう問題ではない、ルカ子も萌郁も助手も本当にありがとう」

紅莉栖「なんで俺だけ助手なんだ!」

まゆり「まゆしぃはオカリンの役に立てたよね えっへへー」

岡部「もちろんだ」

まゆり「じゃあねー オカリン」


橋田「あれ? 牧瀬氏は帰んないの?」

紅莉栖「あぁ、電話レンジは壊れてるけどタイムリープマシンの組立てはある程度できそうだから残ってく」


紅莉栖(本当は元気のない岡部をもっと見たいからだけど…。)


鈴羽「はっ! もしや元気のない岡部倫太郎に手を出すつもりじゃ…。」

紅莉栖「そっ! そそそんなわけない! いいから帰れ!」

鈴羽「ホントかなー…?」

~~~~~~~~~~~~~



岡部「………。」 グスッ

岡部(俺はこんなにすぐ泣く男だったか……?
            おかしいと感じても涙が止まらないのだが…。)


紅莉栖「なんだ? もしかしてまだ泣いてんの?」

岡部「な、泣いてない!」

紅莉栖「目を真っ赤にしてうーぱクッション抱きしめてる時点で説得力皆無なわけだが」


岡部「うるさい! 力で適わない相手に襲われるのがあんなに恐ろしいとは思わなかったのだ!」

紅莉栖「いつものエラそーな狂気のマッドサイエンティストさんはどこへ行ったんだ?」

岡部「ぅっ……。」



岡部「き、今日は……新月のせいで我が左手の封印が開放できなかっただけだ…
             いつもなら……俺一人で十分だったのだっ………本当だぞっ!」 グズッ

紅莉栖「………。」


紅莉栖(可愛いいいい!!!!!!今すぐ抱きしめてぇええええええええええええええ!!!!!!)

岡部「なんだ、どうかしたか?」

紅莉栖「えっ いやいや!別に何もないから!」

岡部「??」

紅莉栖「……。 それよりなんで一人で助けに行くような無茶したんだ?」

岡部「最初フェイリスに絡んでた相手は一人だったから、それくらいなら追い払えるかと…。」

紅莉栖「ったく… 一人でも相手は男なんだからちょっとは警戒しろよ。」


岡部「男になっても小言ばっかり言いおって…。」

紅莉栖「なんか言ったか?」

岡部「見た目も髪の長さと身長以外ほとんど変わらないし…。」

紅莉栖「はい? 見た目?」

岡部「こっちの話だ」

岡部「少し疑問があるのだがクリスティーナよ」

紅莉栖「な、なんだ?」

岡部「たとえばもしもタイムリープしたとき、記憶データが別人に移ったらどうなると思う?」


紅莉栖「前にも言っただろ、重大な機能障害が…」

岡部「いやそうではなくてだな……なんというか…機能障害は起こらないと考えてくれ」
        
岡部「脳の構造自体は限りなく近い双子の兄妹がいたとして
            兄から妹へ記憶データが入ってしまうと起こりうる事態はないか?」

紅莉栖「なんで兄から妹なんだ?」

岡部「あくまで例えだ 要するに男から女になったらどうなるのかと聞いている」

紅莉栖「ふむん、そうだな……。」

紅莉栖「最初は記憶だけじゃなく振る舞いや性格も男そのものだと思うけど
          脳が変わったわけだから次第に性格自体はもとの女に戻るんじゃないか?」

紅莉栖「男の記憶と癖を持つけど性格自体は女になると思う」


岡部「やはり肉体に依存するということか…。」


岡部(とすると少々まずい事になりそうだな…
       電話レンジ(仮)が直るまでに女の状態に慣れてしまう可能性が出てくるぞ)

紅莉栖「岡部、もしかして何かしたのか?」

岡部「どういうことだ」

紅莉栖「いや、朝もまゆりの体つきを見てびっくりしてたし 電話レンジが壊れたことも忘れてたし」

紅莉栖「おまけに今日はずーっと自分のこと『俺』とか言ってるし
               またDメールの実験で何かしでかしたのかと思ってな」

岡部「……。」


岡部(実験のことは知られたらまずい…ここは鳳凰院凶真でごまかすか)


岡部「流石だなクリスティーナよ!」

岡部「俺に対しての敬意はこもってはいないが、その観察力!まさに我が助手としてふさわしいぞ!
              少々言葉遣いが汚くなったことに関しては見逃してやろう!フゥーハハハ!」


紅莉栖「待て!!!今なんと言った!!」

岡部「なっ!? け、敬意がこもってないと言ったんだ…事実だろう…。」

紅莉栖「その前だ!!!」 バン!

岡部「ひゃっ!」

紅莉栖「クリスティーナと言ったな……!」


岡部「だ、だからなんだ……ラボの長だぞ俺は…。」

紅莉栖「違う!!!」

岡部「―――ッ」 ビクッ

紅莉栖「俺は紅莉栖だ!」  

紅莉栖「以後 俺の名前は……その…紅莉栖と呼ぶようにっ!」




岡部「………。」 ジワッ

紅莉栖「??? どうかしたか?」

岡部(いかん、また涙が……。 だが絶対に泣かんぞ!
               助手に泣かされたとあっては黒歴史決定…。)

紅莉栖「聞いてるか?」

岡部「う、うむ……すまなかったな…紅莉栖……。」

紅莉栖「なっ! ほ、本当に名前で呼んだ…?」

岡部「お前が呼べと言ったんだろ……。」

紅莉栖「そうだけど…まさか本当に呼ぶと思わなくて…動揺した」


岡部(これ以上キレられたら俺の涙腺が持たんからな…。)

紅莉栖「もう一回…。」

岡部「ん?」

紅莉栖「もう一回、名前で呼べ……。」

岡部「なぜだ?」

紅莉栖「いいから」

岡部「く、紅莉栖…。」


紅莉栖「あの岡部が目をウルウルさせて俺の名前を……。」 ブツブツ


岡部「?」

紅莉栖「岡部…。」

岡部「ど、どうした…。」

紅莉栖「……もう無理、我慢できない!!」

紅莉栖「お、おおお岡部ええええええ!!!」 ドタドタドタ!

岡部「はいぃ!?」


ガッシィ!


岡部「ぐえぇ!」

紅莉栖「はうあー! 可愛いよぉおおおおおお!」 スリスリスリスリスリ

岡部「ぬわー! 重い!…づ、潰れ…。」

紅莉栖「オカベー!オカベーー!!!」 スリスリスリ

岡部「ぐるじ…息が……。」

紅莉栖「ほっぺもやわらかあああああい!」 スリスリスリ

岡部「ほ、頬が!摩擦でマサチューセッチュ!」

ガチャン!


紅莉栖「だ、誰だ!?」


一同「させるかあああああああああああ!!!!!!!!


鈴羽「やっぱり! 怪しいと思ったんだよねー、帰ってきて正解だったよ」

天王寺裕吾「テメェ…うちの娘によくも……。」

まゆり「あわわー! 抜け駆けはよくないよー!」 ムキムキ


岡部「………。」 ブクブクブク

橋田「牧瀬氏がHENTAIだったのを忘れてたお!」

天王寺裕吾「コイツは俺が連れて行く、来い!」

紅莉栖「え ちょ タンマ! だってほら……タイムリープマシンの取り付けが……なっ?岡部!」

天王寺裕吾「嘘つくんじゃねぇ! 倫ちゃんに手を出す口実だろ!」

紅莉栖「そんな! 岡部!助けてー!」

岡部「た、確かにクリスティ……紅莉栖にはタイムリープマシンを任せているのでここにいて貰わねば…。」

橋田「で、でもオカリン、牧瀬氏はオカリンを押し倒したんだよ?」

岡部「確かにそうだが…しかし…紅莉栖は大切な助手だしな」

紅莉栖「岡部…。」

岡部「どうしたものか」

天王寺裕吾「よし、決めた。 どうしてもコイツが必要ってんなら俺も泊まっていく」

岡部「はいィ!?」

鈴羽「それならボクも泊まるよ! 店長も男なんだしさ」

橋田「今日のお前が言うなスレはここですか?」

まゆり「じゃあもうみんなで泊まればいいんじゃないかな?」

ルカ子「凶子さんと……お泊り…。」

萌郁「賛成…。」



天王寺綯「お姉ちゃんの隣は譲らない…あはは…。」 ブツブツ

鈴羽「!?」 ゾクッ

紅莉栖「そ、そんな……嫌だあああああ!!!!」



\ギャー!ギャー!/  \ワイワイ/    \アハハハ…/ \ゾクッ/




岡部「ふぅ……。」


岡部(なんか……いろいろあったが楽しい一日だったな…)

次の日


橋田「ふぅー、終わった…。」

橋田「オカリーン! 電話レンジ直ったけどDメール送るん?」


岡部「あぁ、そのことについてだが……」









岡部「今回のDメール実験は少し延期しようと思う。」



おしまい

そしておまけ



8月13日


チーン


橋田「ねぇオカリン なんで今更ゲルバナなんか作るん?」

岡部「わからん、なぜか無性に作りたくなった…」


まゆり「あれー? まゆしぃのかいちゅ~が止まっちゃってるよぉ」 ムキムキ

岡部「また握りつぶしたんじゃないのか?」

まゆり「かいちゅ~にはそんなことしないよぉ
           さっき螺子巻いたばっかりなのにおかしいなぁ…。」

岡部「……。」

ドタドタドタ…


ガチャン!




岡部「!?」




ラウンダーA「動くな、全員両手を挙げろ」


岡部「なっ……!」


ラウンダーB「タイムマシンはSERNの俺たちラウンダーが回収する
             牧瀬紅莉栖 岡部倫太郎 橋田至 三名は一緒に来てもらう」

岡部「まゆりは……?」



萌郁「……。」



紅莉栖「えっ……。」

まゆり「萌郁さん……?」



萌郁「椎名まゆりは必要ない」 チャカ



岡部「おい…やめ、やめてくれ……。」



パンッ

ラウンダーC「グッ! グアアアアアッ! M4! なぜ俺を撃ちやがった!!」



萌郁「……。」



紅莉栖「なっ……!
     桐生さん 貴方一体…。」


萌郁「ついでに牧瀬紅莉栖 橋田至 漆原るか 秋葉留未穂 阿万音鈴羽も必要ない…。」

橋田「えっ」


萌郁「本音を言うと倫ちゃんだけいればそれで構わない…。」 ギューッ


岡部「あ、あの……俺を抱きしめてる場合ではないと思うのだが…。」

ラウンダーD「M4貴様! 裏切る気か!!」

萌郁「裏切る? オレが信頼しているのはFBと倫ちゃんだけ…。」

萌郁「FBからみんなを助けるように必死に頼まれた。 それを断るわけない…
             それに倫ちゃんのためなら頼まれなくても助ける……。」


岡部「萌郁……。」


ラウンダーE「ふざけやがって…。 お前もあの世へ送ってやるよ!」


まゆり「萌郁さん!危ない!!」 バッ


岡部「まゆり――ッ!!!」



パンッ



シュウウウウ……。


まゆり「………。」

              _
            σ  λ
            ~~~~     それがどうした?
           (´・ω・`)
          ノ   . ヽ、_,,,

       /´`''" '"´``Y'""``'j   ヽ
      { ,ノ' i| ,. ,、 ,,|,,. 、_/´ ,-,,.;;l
      '、 ヾ ,`''-‐‐'''" ̄_{ ,ノi,、;;;ノ
       ヽ、,  ,.- ,.,'/`''`,,_ ,,/
        `''ゞ-‐'" `'ヽ、,,、,、,,r'

          ,ノ  ヾ  ,, ''";l
         ./        ;ヽ
        .l   ヽ,,  ,/   ;;;l
        |    ,ヽ,, /    ;;;|
        |   ,' ;;;l l ;;'i,   ;|

        li   /  / l `'ヽ, 、;|
       l jヾノ ,ノ  ヽ  l  ,i|
       l`'''" ヽ    `l: `''"`i

       .l ,. i,'  }     li '、 ;;' |
        l ; j / _, -― ' ̄ ̄`ー‐-、_
 , .--、,,__,,-' ̄;;"`´ ;; __  __, -―- 、;; ̄`l

岡部「まゆ……まゆりいいいいいいい!!!」


まゆり「んー? どうしたのオカリン?」

岡部「へっ?」



ラウンダーE「なっ! 銃弾を指で!?」


岡部「何だよこれ……。」


まゆり「いくらなんでもピストルを人に向かって打っちゃ駄目だよー!」 ムキムキ

                                ,...、

                             _,.-‐---‐''"¨τ三ミ
                     _    ._,.-‐-'´^ー<.... ,.._ 、,/'"π丿
                  σ   λ _,,.._ /`‐、_'´´.._,,./`ヽ', --'ゞ
                    ,.... ~~~~" ,.-、 リ´ ,/´            ̄
              _,,.._-'" _,. (´・ω・`)  ..,,_ノ-''"
           _/´  `ーヽ、ヽ.`ニニ´.λ'´ .{ とぅるっとぅるー♪
       ,. '´ '{′   ;  ,, ' _゙.`ーv''´ , ' ,|
     _/〉-._,人,._,.,.'__≠''´  .',│ ,.. ' / まゆしぃのターンです♪
    ,'´ ヽ_,ィ   /'"λ  `゙  } 、_, .ノ
  /.'"`ー、ノー-‐へ ,ノ 《 ゙ヽ、.__.. ノ , ', リ

  ヽ. 、.  、!_,-'.ー. \ヽ._  - 、._, '",)ノ
   ヽ、ヽ,-'"ニ  ̄}  .ヾミ゙ヽ_,'"´ /,、_〃
     `ヽ._ ヽ '"〉  {ヘ, ,(`ー_,./,.-'/
       ``ー--''

ラウンダーA「クソッ! 食らえバケモノ!」


パンパンパン!


まゆり「もー! 駄目だって言ってるのに!」


シュウウウウウウウ……。


まゆり「………。」

まゆり「そんなピストルじゃ、まゆしぃには届かないよ?」

まゆり「まゆしぃの大好きなラボメンのみんなを傷つけるラウンダーさんは嫌いだなー」 ムキムキムキムキムキムキムキムキ

ラウンダーA「ヒ、ヒィィィッ!」



まゆり「ラウンダーさん♪ラウンダーさん♪
           あそこにゲルバナがあるでしょ~?」

どれだけの唐揚げとバナナを食えば
こんな世紀末覇者な肉体が

                      rf^´´ヾ、´   `ヽ、

                     f´      、     `i
        なん…だと?    (        ト' ´`ヽ、  ',
                    k       /  _ ゝ  !
                     ヾ、 _r‐"  _//^  ヽ f^`',
           __             Y´‐-、  ィェァ=- i i 6 ノ
           i i ヽ       __ヽ_ィェァi      i  .Yヽ _
           i i;;;;;',     r"r´  ̄i;;;;;;', f  ノ   ` -'i   / ヽ_
   r;;‐、‐-、__i i;;;;;;;',___ム ヽ---';;;;;;;i `ー '       i--" f´  ヽ、
   !;;;;;;;j= j;;;;;;;)).i;;;;;iヽヾヾヾヾヽニニニ二`- '  ̄`    / ,, -‐'''    .\
   `ー '---'――、;;;;;ノ i i i i f `ー-、_三ニニニヽ    .イ/  /       ヽ ヽ
           ヽ'ンノノノノヽ_    `ヽニニニー‐イi   i           ヽ
            ヽ、 ̄`‐'^~ `    k、/^ヽ `  i   f´  -―- 、    ヽ i
              `^、‐、_   彡彡  )`、y i   i   i  _      ヽ    i
               〉` ー ‐---‐― ' ミ.ノ ヽ、  i  f^/   ` ヽ   ヽ   .i
             / ̄~~^ iニ三彡ik _ j/   `ヽ、_ i          ' ,   Y  ,'
            .i     /ニ三彡/ 二ヽ 彡彡     ヽ、         i   i  i
           _j i i i i /ニ三彡/,.-‐ーヽ、 彡彡     ヽ      人   i   i
             / ii i i i,-'、::三彡/ ',   i  ヽ、 彡彡     i   /  i  ,'    !
          `ー-‐"ー-‐ヽ三_/.  `- 'i   ヽ、            /ヽ、_i  /    i
                         i    ヽ、       /    `^     i
                        iヽ     ヽ、    /           i

まゆり「お前はもうゲルバナだ」


      , ''二=-― -、 
    /,'"      )'ー、           _
  / /''ー '    /'"`` ' 、        σ   λ
 /:  /    ヽー'ノ::::....  )-、,,   ~~~~~~ 
 l゙::: /     リ:/   ::: ノ::::.... ヽー 、:(  ´・ω・`  )      、 ______
  ', | /   l|//     /::"  ::/ ̄ヽヽ、、、,,,::::  |  ',:::::  `'ー、,、-''"´ 
  ',ノ,'' イ'  ::/ ィ   /    :/ ゙''':::::| ヽ;;;;; `゙;;'''';;ーi、,,、- '''''"彡゙ll|ソ ,
   { | l| /,,;イ   /    /   ::| ::」``ヽ;;;;;  ,、;;;ヽ、ヽ;; 、,,,ッ            数分後の貴様の姿だ
   ヽ  リ '"  }  /ノ l|  /     :|" 三三`' 、( );;  ヾ'、○}   { '
   ヽ  ヽ" :l    l l| /     :}、:::::     `' 、;;; ;;; ', ゙''、   j 、|.
    ヽ  ヽ    {    " /  | リ:: ヽ:::      '' 、从 ',、 ミヽ  ゙' 、.|
    ヽ :: \  '、 ミ         / 、 ゙l:::       ゙ll ゙ll:',ヽ  ゙' 、, ゙{
     ヽ :::  ミ  '、 ミ        |:::  ヾ:::::       ゙ll ゙l|l::::゙、  {  |
     ヽ:::::              リl|l|:::  ',         ゙ll: |::::::゙、人|; /
      ゙l ゙ミ          /:l. :レ'::} ',         ノ、;;;;;;;ヽ l|/ヽ

       |`-、ミ        /:::::::|   } |:::......    ,,、 '",、、゙゙''ー''´  ',
       |゙、::::`' 、,_    _/:::::::/   :} /::::::::::::,,、-''" {○ ゙ll`' 、 ゙l|:  |





ドグワッシャアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!


鈴羽「みんな! 伏せて!  ってあれ?」


終わり

                    _

  どぅるっどぅるー         σ   λ      ,...._
                    ~~~~''"´,.-'´    \
一子相伝まゆ神拳…     (・ω・ ヽr‐'´、.      )、
                   /`ニニ ´,\ -‐‐ 、.,.. 、 / ヽ.
                     __/, ‐'ー-γ      {  リ ヽ.   ',
   とくと味わえ…   / ゙     ヽ     入 '.,}' ヽ  ',

                 /         ヽ‐ャー''´   ゝ.r ´`ヽヽ
             i,. -''ヽ.__,...___,ノ'")r‐' ー、 / , '/´フ.,'′

            /  ,/'" ヘ ハ々 ,-'" ヽ._,.. -< { / '  /
              /  ,ノ'   リー 、._ヘ、 ,.. '" ', ___/   ,ノ′
          人 _,./'´,' /   `{ ⌒ーァ-‐-y'´   /{
        /´ノー7/,ノ‐'´      )ヽ、 }''    ,//´',
       ノ′,'´ )r'/       /,' ハ、ヽ_,.  ノ,/ ,'  i
    ,/´  ノ'"/       / ,'  {  ヘ  ̄ Y   :  .i
   / >、.. -‐'' ´        /′ ノ} ,'  : ヽ ,ノ !      {
  _ノ ,..-イ               / , ' ノ ,' / v }イ  i {     i
 { rァ ,..(           / , '  } ,' イ  / .!   }、゙     |
 {゙{. ( ヽ)          i ,'   i ノ   /   ',  リ ヽ、 ,' |
  ` `′           レ   ノ〃,/     i i   ∨ ,!
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 (´・ω・`)   n
 ⌒`γ´⌒`ヽ( E)
 ( .人 .人 γ ノ
 ミ(こノこノ `ー´
 )にノこ(


とぅっっっっとぅぅるるるるるるぅぅぅ(CV:若本

ここまで読んでくれてありがとう

書いててすごい楽しかったです

ほんとの愛を守るためまゆりは旅っ立つ~♪
とぅるっとぅ(>>1乙)!

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     / ´・ω・) ̄"⌒ヽ  >>1
   / ) ヽ' /     、 ヽ
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  !   、   ヾ    /   }
  !  ノヽ、_, '`` /   ,/
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 ̄ ヽ、__,,.二つ /   IBM  / ̄ ̄
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