勇者「だから強盗してもゆるされるし女の子にいきなりキスしても許される」
魔法使い「本気で言っているの?」
勇者「本気だよ。まずは>>5しよう」
魔王の墓を建てる
勇者「魔王の墓をたてよう」
魔法使い「勅命で魔族の埋葬が禁止されてるけれど」
勇者「だからいっただろ。何しても許されると」
勇者「早速埋葬地をさがそう」
??「ならばわたしが用意しましょう」
魔法使い「あなたは>>11!」
保険屋
魔法使い「あなたは保険屋!」
勇者「黒いアヒルにしかみえないが」
保険屋「アフラックしか言わないあいつとはちがうぞ」
勇者「そもそも保険で墓地が買えるのか?」
保険屋「はい。魔王の志望保険金で墓を建てたいと受取人が希望しましたので、私どもが手配しました」
魔法使い「受取人?」
受取人「それはわたしです」
勇者「おまえは>>18!」
誤字あったがなおさない
しかしなぜ保険屋なんだろう……
僧侶
勇者「僧侶が受取人かぁ」
魔法使い「あり得ない話ではないわね。魔王に保険かけるくらい、腹黒坊主はやって当然ね」
僧侶「おまえらおれをなんだと思っていたんだ?」
勇者「守銭奴」
魔法使い「出世欲の権化」
僧侶「たしかに勇者に協力した功績で褒美と高い地位をもらったけれど」
保険屋「こちらが魔王埋葬予定地です」
勇者「あなた、たんたんと話進めますね」
魔法使い「墓石には何か言葉を刻んだほうがいいと思います」
僧侶「ならば>>26と書いてください」
ついしん。どーかついでがあったらうらにわのそうりょのおはかにも花束をそなえてやってください。by.ゆうしゃ
勇者「ついしん。以下略」
僧侶「まてまて、私はまだしんでないぞ」
勇者「ははは、冗談だよ」
魔法使い「冗談だったの?」
僧侶「おまえ、本気で私を殺すつもりだったのか?」
勇者「魔法使いの構えは本気以外の何者ではないな」
魔法使い「残念」
僧侶「おまえら……」
??「ふふふ、その冗談を現実のものにしてあげるぞ」
??「勇者たちもまとめて死体にかえてやろう」
勇者「その声は>>32!生きていたのか!」
魔王
勇者「魔王!生きていたのか?」
魔王「あたりまえだ。首を切られて血を拭き出したぐらいで死ぬような軟弱ものではない」
魔法使い「健康優良児なんですね」
僧侶「まずいぞ。受け取った保険金を返さないといけなくなった」
勇者「それどころではないだろ。魔族が俺たちの回りを取り囲んだ」
保険屋「仕方ないですね。業務外ですが手助けしましょう」
魔法使い「保険屋がへんしんした!」
僧侶「保険屋の正体は>>38だったのか!」
喪黒「ドーン」
魔王「ウワー」
勇者「すごい。魔族たちが全滅した」
喪黒「ホーホホホ。私はただのセールスマンですよ。魔王を倒すなんてことはできません」
魔法使い「でもじっさいにいなくなったけれど……あれはなに?」
僧侶「魔族がみんな落とし穴におちている。喪黒さんが魔王の動きを予測して事前に罠を仕掛けてくれたのか」
喪黒「いえいえ、埋葬地造成のために周囲をほっただけてす。魔王たちがおちたのは偶然ですよ、ホーホホホ」
勇者「感謝申し上げる。お礼をしたいが」
喪黒「いいえ、お礼はいりません。その代わりこれを受け取ってください」
魔法使い「これは保険の見積もり?」
僧侶「医療保険三大疾患特約つき?」
喪黒「ご検討をしてください。いつでも連絡を待ってますよ。ホーホホホ」
勇者「喪黒さん、ありがとう」
おわり
喪黒はオーホホホだったような
ちがったかな?
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