くるみ「も、揉むんでしゅか~……!?」ビクッ 愛海「揉むよ!!」 (14)

くるみ「うえぇぇぇなんでぇぇぇぇ~……!?」ビクビク

愛海「揉むよ!全力で揉むよ!! 最近の皆のガードがイージス極まりないからね!!
どういうわけか事務所付近の住人の皆さんも!!
ここいらで溜まったものを全部デトックスしないと溜まりに溜まって出家しようか迷ってたところに
のこのこありがとう!!あたしは己の中の仏に勝った!!やったね!!」パンッ

くるみ「やだよぉ~……ぷろでゅーしゃー……助けてぇ……」ポロポロ

愛海「さぁ――大・復・活!!愛海の超☆個人的ドリームフェスティバル!! 新人アイドルを事務所に溶け込ませる為に
豊かなお胸をほぐしてほぐして蕩けさせてしまえスペシャルぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!
もうさいっこう!!君みたいな子をずっと待ってた!!ヒャッホォォォォォォウ!!
アイドルやってて良かったー!!」ダンッ

くるみ「いやぁぁぁぁ……跳ばないでぇ……!!」

愛海「いただきむぁぁぁぁぁぁぁぁぁす!!!!」ワキワキ

くるみ「いやあああああああああああああああああ!!」

バキッ

愛海「――ガハッ……!?」ドンガラガッシャン

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くるみ「うえぇぇぇぇぇん……ぷろでゅーしゃ~……!!」ヒクヒク

愛海「(な、殴られた……? 痛い……何これすごく痛い……真顔になるくらい痛い……あっ、この気持ちあれだ……
仏陀にあった時と同じだ……悟り開くレベルの痛み……しかも打ち付けた体じゃなくて殴られた頬が一番痛い……
やだなにこれ……どうしてこの娘がこんな力を……?)」

こずえ「……やめたほうがいいのぉー……」

愛海「やだこずえちゃん居たの? 声掛けてよ……どうしてかこずえちゃんにあたしのこういうところ見せたくないんだからさー……」

ライラ「わたくしがアイスで宥めますので、愛海殿はしっかりと反省するですよ~」スタスタ

愛海「ライラさんも居たの?というかライラさん手すっごく震えてるよ? 
本当はそのすっごくアイス食べたいんでしょ? 良いよ後で同じ物買ってくるから。
それはくるみちゃんにあげてください」

ライラ「……やっぱり愛海殿は良い人でございます」クスッ

愛海「(良い人は女の子を泣かしたりしないと思うんだけどなー……)」

こずえ「ほっぺ……いたいー……?」

愛海「うん、すっごく痛い……」

こずえ「ふぅーん……」

愛海「あはは、興味ないっかそんなこと……」

こずえ「……くるみおねーちゃんはもっとぉー……こころがいたかったのぉ……」

愛海「……だよねぇ……反省、してます……」

こずえ「ごめんなさい……しないとだめだよぉー……?」

愛海「……うん。解かってる」

こずえ「ふぅーん……」

こずえ「あ、あとぉー……こずえにくまんたべたいのぉー……」

愛海「はいはい」

くるみ「うえぇぇぇん頭痛いよぉ~……」

ライラ「急いで食べるからでございますよ~。アイスはもっと慎みと慈しみを持って食べるのが良いのでございます」

愛海「……くるみちゃん」

くるみ「ふぇっ!?」バッ

床<ベチャッ

ライラ「」

愛海「ちょっと、良いかな……」

くるみ「い、いやだよぉ……あっち行ってよぉ……」ビクビク

愛海「嫌われちゃったよね……まぁ、当然か……」トンッ

くるみ「ぃゃっ……っ!?」ギュッ

ライラ「アイス……アイス……アイス……」プルプル


愛海「ごめんなさい」ドゲザ


くるみ「……うぇっ……?」

愛海「怖がらせて本当にごめんなさい。まさかそこまでとは思わなかったんだ。
あたしとしてはスキンシップの一環つもりだったんだけどそうじゃなかったんだね。
正直大きな胸の人って皆揉まれるのが好きなのかと思ってた。だって触ってくださいって
言ってるようなもんでしょ? そんなはち切れんばかりに主張して。だから一概にあたしだけが
悪いってことも言いきれな――」バシンッ

こずえ「……」

愛海「……」

こずえ「……」

バシンッ

愛海「えっ、なんで二回叩いたの……?」

こずえ「愛、なのぉー……」

愛海「愛、かぁ……そっかぁ……」

こずえ「ちゃんとやらないと、とぶよぉー……」

愛海「な、何が……って、棟方さんちの愛海ちゃんだよなぁ……」

こずえ「……つぎはないのぉー……」

愛海「はい」

くるみ「……?」

愛海「……くるみちゃん、本当にごめんね。ごめんなさい」ドゲザ

くるみ「うっ……もぅ、揉みゃにゃぃ……?」

愛海「うん。それはこれから話し合おう」

愛海「率直に言うね」

愛海「揉ませてください」

くるみ「ぅえっ……?」

愛海「 勝 手 に 揉んだことについては謝る。けど、それとこれとは別問題」

愛海「だってそんな立派なの我慢出来ないもん」

愛海「これからも揉ませてください!!お願いします!!!」

くるみ「な、なんでぇ……?」

愛海「素敵だからだよ。くるみちゃんのおっぱい」

くるみ「――……す、素敵……?」

愛海「そう。素敵なんだ」

くるみ「素敵……くるみが、素敵、なの……?」

愛海「そうだよ。気が付いてなかったの? だからプロデューサーにスカウトされて、アイドルになったんだから。
くるみちゃんは素敵な子だよ」

くるみ「……ありが、とう……くるみバカでなんのとりえもないから、素敵だなんてそんなこと――」

愛海「あ゛あ゛!?゛ 誰だくるみちゃんを無能扱いした奴!!ぶっ殺してやる!!
くるみちゃん、もしも誰かに馬鹿にされたらあたしに言いなよ!!木場さんに言いつけてやるから!!」

こずえ「じぶんでぇー……なんとかー……しよぉーねー……」

くるみ「……ありがとう。そんなこと言ってくれたの……ぷろでゅーしゃーと……あなただけだから……」

愛海「棟方愛海だよ。よろしくね、くるみちゃん」

くるみ「……うん、よろしく!」

こずえ「こずえだよぉー……」

くるみ「こずえちゃんもねっ!」

愛海「そっちでアイスのお墓建ててるのがライラさんね」

くるみ「はわわっ! せ、折角貰ったあいしゅ、ごめんなしゃい!!」ペコッ

ブルンッ

愛海「(おほっ)」

ライラ「……ライラさんですよー……信ずる神はアイスを大事にしない人間を天罰を下す――」

くるみ「今度アイス沢山買ってきますっ!!」

ライラ「くるみ殿は祝福されるべき御方でございます」

愛海「(ライラさんちょろいなぁ)」

くるみ「あ、あの……さっきは、なぐったりしっちゃって……本当に、ごめんなさいっ!!」

愛海「ん?そんなの良いよ良いよ。頭蓋骨締められたりお尻の穴広げられるよりマシだから。
それよりもくるみちゃんは手、大丈夫? 痛くなかった?」

くるみ「手? ううん、全然。だってなぐるよりもなぐられた人の方が痛いもんっ!
だからごめんなさいっ!」

愛海「あはは、そっかぁー」

愛海「(おかしいなぁ。普通両方痛いはずなのになぁ)」

こずえ「……」

愛海「じゃぁまぁ、仲直りってことで」スッ

くるみ「うんっ!これからよろしくお願いしま――」

モミッ

愛海「う~ん……マーベラス」モミモミ

くるみ「――いやあああああああああああああああああああああああ!!」ギュォォォォンッ

愛海「――」ピュー


有香「あ、あれは!!」

こずえ「しっているのぉー……?」

有香「……うん」

有香「(間違いない……!あれは間違いなく……!! でも何故、あんな幼い子があれを……!?)」


愛海「」パリーン

くるみ「うえぇぇぇん……勝手に揉まないって約束したのにぃ……!」ヒクヒク

こずえ「ふぁいとなのぉー……」ナデナデ

ライラ「愛海殿大丈夫でございますでしょうか?アイスの約束がまだなのでございますが……」

こずえ「あれくらいでくたばるならぁー……くろうしないよぉー……」

ライラ「それもそうでございますですね。では拾ってコンビニに行くですよー」

こずえ「おー……」

有香「……貴女、手を見せて……」

くるみ「ふえぇ……?」

有香「(傷一つない……言い伝え通り……だとすれば彼女はまさしく――!!)」


 こうして愛海の超☆個人的ドリームフェスティバルスペシャルは滅んだ。

 戦え愛海。目の前に山があるかぎり。


~姦~

くるみちゃんが処女ならまぁこれくらいないとおかしい
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