澪「奴がくる!隠れろ!」 (2)



唯「はい?」

澪「さっさと隠れろ…!」

梓「唯先輩! ぼーっとしないで隠れてください」

唯「わ、わかったよ」

とりあえずロッカーに隠れた

唯(みんな必死でどうしたんだろ…かくれんぼ?」

律「うぃーす」ガチャ

澪「何してる律!早く隠れろ!」

律「え、何でだ?ってか隠れてないで出てこいよー」

パチッ

律「あれ電気が…」

律「え」

律「い、いや…」

律「きゃあああああああああ」

唯(なに…!?」

パチッ

どうやら電気がついたみたいだ

澪「……もう出てきていいぞ…」

澪は震えた声で言った

梓「律先輩…」

澪「っぐ…ひっく…律…」

律の姿はない

唯「ね、ねえ…どういうこと??」

澪「………」

梓「………」

澪は梓に視線をおくっていた

梓「………」こくっ

澪「あのな唯…今から話すことは本当だ…いいね?」

唯「うん…」

澪「唯が風をひいて休んでる間、とんでもないことが起きたんだ」




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唯「とんでもないこと?」

澪「うん…部室の階段から何かをひきづってる音が聞こえてきたんだ…」

澪「それで…廊下を見たんだ…」

澪「私たちは恐怖のあまり隠れたんだ…そして奴は入ってきたんだ…」

梓「………」

唯「ちょっと待って、私階段登ってるとき何にも見なかったけど…!」

澪「私にもよくわからない」

唯「あの…奴って何!?」

澪「ごめん言えない」

梓「……なんです…」ぐすっ

唯「え?」

梓「紬先輩が和先輩に奴の事を言った瞬間二人とも消えちゃったんです」

唯「そ…そんな」


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