しんのすけ「かーちゃん？」

みさえ「しんちゃん。ひまは、いらない子だと思う？」

しんのすけ「ひまはオラの妹だゾ？かーちゃんボケたの？」

みさえ「そうよね」

ひま｢ｷｬｯｷｬｯ｣ｼﾞｮﾜｧ

みさえ「…」

ひま｢ｵｰｩ…ﾋﾞｴｴｴｴｴｴﾝ」

みさえ「またおもらししちゃったの」

ひま｢ｳｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴﾝ｣ﾋﾞｯﾁｬﾋﾞｯﾁｬ

みさえ「…ないなぁ」

みさえ「あぁもう汚いなぁ汚いなぁ汚いなぁ汚いなぁ汚いなぁ汚いなぁ」

みさえ「ひまわり！！！さっさとそこ綺麗にしなさい！！！」

ひま「おぎゃっ｣ｶﾞｯ

みさえ「ほら！！！もう！！いつまでもオオムツがあると思わないでよ！！もうオムツ買うお金もないの！！！分かる？」

ひま｢ﾋﾞｴｴｴｴｴｴｴﾝ」

みさえ「ひまわり｣ｶﾞｯ

ひま「あぅっ｣ﾊﾞﾀﾝ

みさえ「どうせ今あんたのお尻きたないんだから、あんたのお尻で拭きなさい」

ひま「あー？」

みさえ「ママ手伝ってあげるから｣ｶﾞｯ

ひま｢ｱｵｯ」

みさえ「大丈夫よパンツはあとであらってあげるからね」ずりずりずりずり

ひま「オギャアアアアアアア！！！ウアアアアアアアア！！」

みさえ「次床で漏らしたら許さないから」

みさえ「しんのすけーちょっときてー｣

しんのすけ「いけなーい」

みさえ「なにしてるの？｣

しんのすけ「おえかき」

みさえ「このおバカ！」

夢のエンドはいつ～も～♪

かざま「よし、今日はなにして遊ぶ？」

まさお「あれ、しんちゃんがまだきてないみたいだよ？」

ボー「ホントだ」

ネネ「もー、お昼ご飯食べたら公園に集合ねっていったのに。しょうがないわねぇ」

まさお「じゃあみんなでしんちゃん家に呼びに行こうか」

かざま「いや、ちょっと待って」

一同「え？」

かざま「前々から思ってたんだけど、しんのすけってちょっと絡みづらいと思わない？なんていうか・・・空気読めなかったり、普通ならしないようなことをしたりとか、下品な行動とかもするし、あいつって僕らとはなにか違う感じがしない？」

ネネ「・・・たしかに、私たちとはちょっと違うなって思うこともあるわよ」

まさお「・・・うん」

ボー「ボー」

かざま「今度からさ、しんのすけを遊びに誘うのやめない？」

しんのすけ「たっだいまーの今川焼きー！！」

しんのすけ「かーちゃーん？」

みさえ「…よね…っぱり…」

しんのすけ「…ほっと、とーちゃん、ただいまだゾ」

しんのすけ「かーちゃーん｣ﾊﾟﾀﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

みさえ「おかえりなさいしんちゃん」

みさえ「ねえ、しんちゃん。ひまっていらない子だと思う？」

しんのすけ「ほほ？どしたのかーちゃん」

みさえ「ねえ、いらない子だと思う？」

しんのすけ「…」

みさえ「しんちゃん。しんちゃんは、ママが一人きりで頑張ってる時、いつも応援してくれたり、支えたりしてくれたわよね」

しんのすけ「そうだゾ！お礼はチョコビでいいんだゾー」

みさえ「そうね…チョコビね…また、今度ね」

みさえ「でもね、どうしてだかひまはママの邪魔ばっかりするのよ。忙しい時に限っておもらしするの。それはしんちゃんも知ってるかしら」

しんのすけ「ひまはまだ赤ちゃんだからしょうがないんだゾ」

みさえ「そうかしら、そうよね、そうなのよね」

みさえ「ひまはいいわよね」

しんのすけ「んっほほーい？」

みさえ「だって、おなかがすいたって鳴けば、すぐ誰かがご飯を持ってきてくれるじゃない？おトイレだって、自分からトイレに行かなくたって、垂れ流して泣きわめけば誰かが片付けてくれるじゃない？」

しんのすけ「オラもそうだったの？」

みさえ「さぁ、どうだったかしら」

みさえ「…あぁ、もうしんちゃん寝る時間ね。ママも明日パート早く行かなきゃいけないの。今夜は一緒に寝ましょうか」

しんのすけ「でもひまは」


みさえ「いいの」

みさえ「…｣ｽｰ…ﾊﾟﾀﾝ

みさえ「ひまわり？」

みさえ「ごはんとおまる、置いておくわね。自分の事は、自分でやりなさいね」

みさえ「…」

みさえ「本当に、いらない子」

ﾊﾟﾀﾝ

一同「え？」

かざま「いや、ていうかみんなはどう？しんのすけと一緒に遊んでて楽しい？」

ネネ「・・・正直、しんちゃんってちょっとどころかかなり変わってるところあるし、一緒に遊んでると疲れるわね」

まさお「楽しい時もあるけど、僕も本当はしんちゃんと遊ぶのちょっと嫌だなぁって思ってたんだ」

ボー「みんな・・・」

かざま「そっか。僕も正直に言うとしんのすけのことウザいなぁって思ってたんだ。なんで僕らがあんな空気も読めない馬鹿と一緒に遊ばなきゃいけないんだって、いつもそう思ってた」

しんのすけ「…またお寝坊しちゃったんだゾ！」

しんのすけ「って、今日は幼稚園お休みなんだゾ」

ひま「あーぃ｣ｷｬｯｷｬｯ

しんのすけ「おお？ひまわりも起きてるのかー！」

しんのすけ「かーちゃんはもうお仕事行ったみたいだゾ」

しんのすけ「ひまわりー、一緒にアクション仮面見よー」

ひまわり「きゃっきゃっ｣ｽﾊﾟｯｽﾊﾟｯ

しんのすけ「！？」

しんのすけ「ひま、なんでこんなもの持ってるんだゾ！！！！｣ﾊﾞｯ

ひまわり「だぁあああいやいあああ！！｣ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

しんのすけ「だーめーだーゾ！これはとーちゃんもよく吸っちゃダメだって言ってたんだゾ！！」

しんのすけ「煙がくさいゾ。早く消さないと…」

ひま「だああああいやいやあああい｣ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

しんのすけ(…この火は、誰が付けたんだぞ？)

しんのすけ「ひまわり、これはタバコっていって、大人になるまで吸っちゃダメなんだゾ！！」

ひま「た…ぁお？」

しんのすけ「そそ！これは体に悪いんだゾ！！」

しんのすけ(かーちゃんも最近タバコは吸ってなかったのに…ひまわりはどこからこんなもの見つけてきたんだろ？)

みさえ「ただいまー！」

しんのすけ「おかえりんご味のぐみぐみー！」

みさえ「さぁーごはんにしましょうね！｣ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

ひま「…ぁお｣ﾋﾞｸｯ

みさえ「ひまはこっちね｣ｻﾞﾗｻﾞﾗｻﾞﾗ

"成猫用 プレミアムグルメ"

しんのすけ「かーちゃんこれ猫ちゃん用なんだゾ」

みさえ「あぁ、赤ちゃんはね、大人用のごはんだとお腹に悪いのよ。だからね、ワンちゃんとかのご飯の方が食べやすいのよしんちゃん」

しんのすけ「かーちゃんひまは椅子に乗せてあげないのー？」

みさえ「赤ちゃんはハイハイの体勢が楽なのよー、だからほら、こういうお皿に｣ｻﾞﾗｻﾞﾗｻﾞﾗ

しんのすけ「あ、それシロのお皿だゾー？」

みさえ「シロ、おじいちゃんの家で元気にしてるかしらね」

ひま「ぅ…うあ」

ネネ「そうね、もうしんちゃんを遊びに誘うのやめましょう」

まさお「そうだね、それがいいよ」

かざま「うん。今日からは四人だけで遊ぼう！」

ネネ「じゃあ、リアルおままごとしましょう！今日は不倫が妻にバレた夫と不倫相手
ry」

まさお「えー、今日もリアルおままごとなの？」

ネネ「なによ？なんか文句でもあるの！？」

かざま「せっかくならさ、普段しんのすけがいて出来ないような遊びをしようよ。今日からあの邪魔なやついないんだし」

まさお「さんせーい！」

ネネ「えー？せっかくリアルおままごとの設定考えてきたのに。で、じゃあして遊ぶのよ？」

ボー「・・・みんな、ちょっと待って」

みさえ「最近幼稚園はどう？しんちゃん」

しんのすけ「かざまくん、オーストラリア？に旅行しに行ったって自慢してたゾ」

みさえ「そう…旅行、いいわねぇ」

ひま「あぐー｣ﾑｼｬﾑｼｬ

しんのすけ「オラ…もう一度とーちゃんとかーちゃんとひまとシロでどこかに遊びに行きたいゾ」

みさえ「」

しんのすけ「またみんなでごはんたべたいゾ」

しんのすけ「ねえかーちゃん、もう前みたいにみんなでごはんは食べられないの？」

ひま「…あぐぅ」

みさえ「しんちゃん」

しんのすけ「オラあの頃に戻りたいゾ！！！！！」

ひま「びえええええええええん！！！！！」

みさえ「しんのすけ！！！！！！！！」

みさえ「もう！！！どうしてわたしをおいつめるの！！！？？？？ひまわりも！！！しんのすけも！！！」

しんのすけ「かーちゃんへんだぞ！！！！！落ち着k」

みさえ「ああああああああもおおおおおおおおおおお｣ｶﾞｯ！！！

ひま｢ｷﾞｬｯ｣ｺﾞﾛﾝｺﾞﾛﾝｺﾞﾛﾝ

しんのすけ「ひまわり！」

みさえ「いい！！！？？前みたいな生活は戻ってこないの！！！！二度と！！！！！あの人はもうしんだの！！！体がバラバラになったの！！！もう戻ってこないの！！！わかる！？わかるわよね！！！？分かってるんでしょうなんか言いなさいよ！！！！！？｣ﾊﾞｰﾝ‼

しんのすけ「ひ、ひま大丈夫？」

ひま「ぁ…ああ…びえええ…」

みさえ「どこにいくのしんちゃん」

みさえ「ねえ、ママ頑張ったわよね、しんちゃんもママを応援してくれてたわよね、しんちゃんは」

みさえ「しんちゃんはママを裏切ったりしないわよね」

しんのすけ「…｣ﾋﾞｸｯ

しんのすけ「か、かーちゃんはおかしいんだぞ！！！」

みさえ「しんのすけ！！！！！！」

みさえ「どこにも行かせないからね、ね、ね？」

ﾊﾞｧｰﾝ

むさえ「何やってんの姉ちゃん！！！！」

一同「え？」

ボー「みんな、仲間はずれよくない。しんちゃんかわいそう」

まさお「・・・・」

ネネ「・・・・」

かざま「なにわけわかんないこと言ってんの？ボーちゃん」

ボー「え？」

かざま「仲間はずれだって？僕らがそんなことするわけないじゃないか」

ボー「でも、しんちゃんと遊ぶのをやめるって」

かざま「んー、わかんないかなぁ。僕らはしんのすけと遊ぶのをやめるんじゃないんだよ。しんのすけと『友達のフリをするのをやめる』って言ってるんだよ」

ボー「え・・・」

しんのすけ「む、むさえちゃん！！帰ってきたの！？」

むさえ「ええ！やっと夜の撮影が終わったからね！それより…なんなのこれは！！なんでひまちゃん蹴ってるの姉貴！！！！」

みさえ「むさえまで…どうしてみんなみんなわたしをいじめるの？ああああああ｣ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

むさえ「…？と、とにかくしんちゃん逃げて、あたしはひまちゃんを…」

しんのすけ「ありがとうむさえちゃん！！でもひまはオラが運ぶゾ！！」

みさえ「…｣ｶﾞｻｺﾞｿ

むさえ「なんでこんなことになってんのさ！！！まともな生活してないとは聞いてたけど、いくらなんでもこりゃ昔のあたしの生活以下じゃない！！！」

しんのすけ「ひま、お隣さん家までの辛抱だぞ！｣ｴｯｻﾎｲｻ

みさえ「あなた…｣ﾕﾗｧ

むさえ「…そりゃあさ、旦那さんの事は、本当に…あれは酷い事故だったと思うよ？だからっt」

みさえ「だりゃあああああああああああ」


ｸﾞｻ

ﾄﾞｻｯ

しんのすけ「！？」

しんのすけ「むさえちゃん？」

みさえ「あああああああああああああああああああああ！？あなた！！！ははは？？？｣ﾕﾗｧ

むさえ｢｣ﾄﾞｸﾄﾞｸﾄﾞｸﾄﾞｸ

むさえ(え、何、あたしどうなってるの)

むさえ(どうして、こんな)

しんのすけ「むさえちゃん！！！？？？」

むさえ(やだ…あの子まだ玄関に…)

むさえ「はや…く…に…g」

かざま「僕らは最初から、しんのすけなんかと友達でも仲間でもなかったんだよ。幼稚園で一人浮いてたアイツに話しかけてやったら勝手に勘違いしたしんのすけが一人で調子に乗ってただけ。別に僕らはしんのすけのことをこれっぽっちも友達だと思ったことはないね」

ボー「かざま・・・くん」

ネネ「かざまくんの言うとおり、わたしもしんちゃんのこと友達だなんて思ってなかったわ」

ボー「ネネちゃん・・・」

まさお「僕も、かざまくんやネネちゃんと一緒だよ。しんちゃんに茶化されたり、つまらないギャグに聞かされたりするのはもううんざりなんだよ」

ボー「まさおくんまで・・・」

かざま「だから、仲間はずれだなんて言わないでくれるかい？せめて言うのであれば『区別』と言って欲しいね」

かざま「普通の僕たちと、馬鹿なしんのすけを『区別』してるだけなんだよ。僕たちは」

みさえ「あはははははははは！？ひゃはひ…はひゃ…ぁ…」

ｻﾞｸｯ

…ﾄﾞｻﾘ



しんのすけ「おばちゃん！おばちゃんおばちゃん！！かーちゃんが！！！むさえちゃんが！！あああ！！！！？」

ひま「おぎゃあああああああああ」

ﾁﾘｰ…ﾝ

じいちゃん「…あれから、もう3年も経つのけぇ」

しんのすけ「オラ、もうじいちゃんが長生きしてくれればそれでいいゾ」

じいちゃん「しんのすけ…｣ｷﾞｭｯ

しんのすけ「ひまも、無事で良かった。でもむさえちゃんが…」

じいちゃん「…」

しんのすけ「オラ、むさえちゃんのDVD大好きだったゾ…」

じいちゃん「でーぶいで？」

じいちゃん「未だに、分からないのか？みさえの消息は」

しんのすけ「…｣ｺｸﾘ

じいちゃん「…そうか」

シロ「キャンキャン！！」

じいちゃん「おや、シロがうるさいのー」

シロ「キャンキャンキャン！！！…ｳｰ…」

しんのすけ「おっかしいなー、シロー？わたあめ！」

シロ「キャンキャン！｣ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

じいちゃん「あれ、そういえばひまちゃんはどこいったんかね」

シロ「キャンキャンキャン！！！！｣ﾀｯﾀｯﾀｯ

しんのすけ「山の方に入っていく…」

じいちゃん「どれ、一緒についていってみるかの」

シロ「キャンキャンキャンキャンキャンキャンキャンキャンキャン！！！」

じいちゃん「いやー、久しぶりの山登りは体に堪えるわい｣ﾊｱﾊｱ

しんのすけ「シローどこまで登…」

じいちゃん「ひ、ひまわり！！！！！！！！！！？｣ﾊﾞｯ

しんのすけ「ひ、ひま！！！」

ひま「ぁ…う｣ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

じいちゃん「血だらけだ！！！じいちゃんちょっと医者呼んでくるから待ってろ！！！！」

しんのすけ「ひま！！ひま！もう大丈夫だからな！！オラが…」

ひま「にぃ…ちゃ…ぅ…｣ｶﾞｸｶﾞｸ

シロ｢ﾊﾞｳﾊﾞｳﾊﾞｳﾊﾞｳ！！！！」

しんのすけ「どうしたのシロ、そっちに何か…」










みさえ「しんちゃん、ひまわりは、いらない子よね？」

終わり。
皆さん良い夢を

ボー「そ、それはただのへりくt」

かざま「ねぇ、まさかとは思うけど、もしかしてボーちゃんって、しんのすけのこと友達だなんて思っちゃってる？」

ボー「も、もちろん！しんちゃんは大切な友達」

かざま「そっかー。しょうがないね」

ネネ「えぇ。残念だけど、ボーちゃんも『区別』する必要がありそうね」

ボー「え？」

まさお「え？」

かざま「ボーちゃんがしんのすけのことを友達だと思ってるんじゃしょうがない。ボーちゃんは僕らとは違う、あっち側の人間だね」

まさお「ちょ、ちょっとかざまくん！ボーちゃんまで仲間はずれにすることないじゃない！」

かざま「仲間はずれじゃない、『区別』だよ。なんだいまさおくん？君も『区別』されたいのかい？」

かざまくんが全員区別して風間くんだけバッドエンド落ち

しんちゃん「オラは！風間くんを！区別したりなんかしないぞ！」

風間「しんのすけェ！しんのすけぇ！」

まさお「そ、そうじゃないけどっ。でも、ボーちゃんはしんちゃんとは違っていい人だし」

かざま「だから？ボーちゃんはしんのすけのことを友達だと思ってる」

まさお「だからって、別にそれぐらいで区別することないじゃないか」

かざま「まさおくん、君はもうちょっと賢いと思ってたけど僕の勘違いだったようだね。いいかい？僕らがいくらしんのすけを遊びに誘わなかったとしても、しんのすけを友達だと思ってるボーちゃんを誘えばあいつもついてくる可能性があるってことなんだ」

かざま「ボーちゃんと遊ぶと僕らの情報がしんのすけに漏れるリスクがある。まぁ、ボーちゃんのことだから実際には誘ってもしんのすけを理由に断るだろうけど。どっちにしてもボーちゃんは僕らとはもう遊べないんだよ」

まさお「そんな・・・」

かざま「で、まさおくん。君はどうするの？」

まさお「え？」

かざま「区別される側の人間になるか、する側の人間になるか」

まさお「ぼ、ぼくは・・・」

しんのすけ「おーい、みんなー！おまたー」

一同「！？」

え つまらないんだけど

じゃあ見んなや＾＾；

>>188
おい IPバレとかお前夏厨かよ

かざま「あンの馬鹿！今頃のこのこ現れやがって、お昼ご飯食べ終わるのにどんだけ時間かけてんだまったく」

ネネ「ホントよ、まったく。なに今更やってきてんのよ」

ボー「しんちゃん・・・」

まさお「あ・・・あ・・・」

しんのすけ「いや～ゴメンゴメン。遊ぶ約束してたのすっかり忘れてまして～」

ネネ(チッうぜぇ)

ネネ(約束忘れるとかこいつ人間としてもう駄目だろ・・・)

かざま(まったく、こいつのこういうところがウザいんだよなぁ)

かざま(それによくこんなへらへらしながら平気で約束忘れてたとか言えるよな、こいつ。普通なら張り倒されてるとこだぞ)

しんのすけ「で、今日は何して遊ぶの？」

ネネ「・・・・」

まさお「・・・・」

ボー「・・・・」

しんのすけ「？どしたのみんな？なんか今日のみんなちょっと暗いゾ」

まさお「ぼ、ぼくっ・・・」

しんのすけ「お？」

まさお「かざまくんたちについていくよ」

ボー「まさおくん・・・」

しんのすけ「え？なに？」

かざま「そうか。よし、じゃあ今日は僕んちで遊ぼうか。行こう、ネネちゃん、まさおくん」

ネネ「うん」

まさお(ボーちゃん、ゴメン・・・)

しんのすけ「ほほーい。いやぁ、かざまくんちに行くのは久しぶりですなぁ」

かざま「しんのすけ、お前は来なくていいぞ」

しんのすけ「え？」

しんのすけ「どして？」

かざま「今日からお前はボーちゃんと二人で遊べ。もう僕やまさおくんやネネちゃんに話しかけるな」

ネネ「・・・・」

まさお「・・・・」

しんのすけ「え、ちょっ・・・ど、どうしちゃったのー？トオルちゃん、オラに会えなくて寂しかったの～？」

かざま「・・・・」

しんのすけ「もぉ～トオルちゃんったら照れ屋さんなんだからぁ～まっt」

かざま「うぁああああ！ふっざけるな！お前のっ！そういうっ！調子に乗ったところがっ！僕はっ！大っ嫌いなんだっ！」バシッ！バシッ！

しんのすけ「な！？いッ！いたいっ！イタっ！や、やめて！たッ、叩かないで欲しいゾ！！」

ネネ「ちょっと！」

まさお「かざまくん！」

かざま「ハァ•••ハァ•••」

しんのすけ「うぅ•••なんで•••」

しんのすけ「なんで•••こんな•••」

かざま「なんで？そんな•••そんなこともっ！説明してやらないとっ！わっかんないのかよっ！この馬鹿っ！」バシッ！バシッ！

しんのすけ「いッ！うぁッ！もっ！もう！やめッ！」

ネネ「もうやめて！もういい！わかったから！早くかざまくんちにいきましょう！」

まさお「そ、そうだよ！もうしんちゃんなんて放っておこう！かざまくんちにはやく行こうよ！」

かざま「ハァ•••ハァ•••」

しんのすけ「うぅ•••お顔がジンジンするゾ•••」

ボー「しんちゃん、大丈夫•••？」

しんのすけ「ボーちゃん•••」

かざま「ハァ•••みんな、僕んちまで走ろう」

ネネ「えぇ、早くいきましょう」

まさお「うん•••」

ダッ

しんのすけ「！？み、みんな待って！」

まさお「しんちゃん追っかけてきてる•••」

ネネ「ほっときなさい。気にしちゃダメよ」

しんのすけ「まっ、待って！」ガシッ

かざま「離せよっ！ついてくるな！」

しんのすけ「嫌だ！どうしてこんなことするの！？オラがなにかした！？」

かざま「うるっさい！離せって言ってるだろ！」

ネネ「ちょっと二人とも！こんなところであぶな•••」

かざま「離せよっ！この野郎！！」ブンッ！

しんのすけ「おぉッ！？」

キキーーーッ！！ドンッ！！

かざま「！？」

ネネ「えっ•••」

まさお「あ•••しんちゃん•••」

きゃー！子どもが！きゅ、救急車！誰か！救急車を！

ネネ「・・・・」チラッ

まさお「・・・・」チラッ

かざま「・・・？え、なんだよ？な•••なんなんだよッ！？」

まさお「・・・・」

ネネ「・・・かざまくんのせいで、しんちゃんが•••」

かざま「！？ちっ、ちがう！僕のせいじゃない！あいつが！しんのすけが！」

ネネ「でもかざまくんがしんちゃんを振りほどこうとして•••」

かざま「ちがう！いや、そうだけど•••でもあいつが！僕の腕を掴んで離さないから•••わざとじゃない！わざとじゃないんだ！！」

まさお「•••そんなことわかってるよ」

かざま「わかざとじゃない•••わざとしゃないんだ•••わざとじゃ•••」

ネネ「殺人鬼の友達なんていない」

カザマ「え？」

ネネ「アタシに殺人鬼の友達なんていない！」

カザマ「なにを言ってるのネネちゃん
僕は殺してなんかいない！あれは事故だ！事故なんだ！」

マサオ「........」

ネネ「マサオくん いこっ 殺人鬼なんて知らない！」

マサオ「...でもネネちゃん」

ネネ「早く！」

マサオ「...うん.....」

ﾀｯﾀｯﾀ

カザマ「きさまらぁぁぁぁぁ！」

カザマ「僕は悪くない！悪いのはお前らだぁぁぁぁぁ」
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

ネネ「ひっ ひぃぃ カザマが狂った！」

マサオ「びぇぇぇぇぇん」

カザマ「しねええええええ」
ざしゅっざしゅっ

ネネ「ぐぇっ」
ﾎﾞﾄﾝ

マサオ「ひぃぃぃぃぃぃぃぃ」

カザマ「てめぇぇぇもだ クソおにぎりぃぃぃぃ」
ばきぃぃぃ

マサオ「あがががががががががががががががが｣ﾌﾞｼｭｰ

カザマ「あははははは！頭が割れた！おにぎりの中身は梅干しだあああああああああ！」

ネネ「あ...あぁ....手が...あたしの手が....」

カザマ「あぁ？ 黙れよくそあまああああ」
ﾄﾞｺｫｯ

ネネ「ヘブぶぶうううううううううううう」

カザマ「あはは！目が飛びててるぞ！ あははははは！」

その頃 しんのすけ宅

みさえ「あら？しんのすけ 今日はみんなと遊ぶんじゃなかったの？」

しんのすけ「今日はみんな急用だって
ぼーちゃんだけ暇だってから遊ぶんでるのー」

ぼー「お邪魔してます」

みさえ「あ いーえ～ 今 お菓子用意するわね」

ぼー「どうぞ おかまいなく」

しんのすけ「オラ ロイヤルチョコビとプスライトね～」

みさえ「はいはい 待っててね～ (ぼーちゃんはやっぱり礼儀正しいわね)」

こちら 腹筋するイルカ公園！
ナイフを持った幼稚園児が同じく幼稚園児二人を殺傷、現在 皮をはいでいる！
現場には警察官が二人だが応援を頼む！







おしまい

いちいち夏だなぁって言わなきゃいけないのが辛いよねこの季節