司会「クイズ、セイバー300のことー!」(274)

たったらかく

司会「セイバーを、もっと知りたいー!」

司会「クイズ、セイバー300のことー!」

凛「また始まってしまうのね・・・この戦いが・・・」

桜「ええ・・・しかも私、セイバーさんのことなんてそんな知りませんよ・・・」

士郎「前回は控室にいたからなぁ。今回はこっちで楽しませてもらおうかな」

凛「そんな余裕ぶっこいてられるのも今うちよ、士郎」

士郎「?」

司会「これから、皆さんにはセイバーに関する300の質問に答えてもらいます」

司会「そして、正解数が一番多い方が優勝となります」

桜「システム自体はシンプルなんですよね」

凛「質より量で攻めてくるのよ、このクソ神父は」

司会「そして、優勝者には・・・セイバーと二人きりになる権利が与えられまーす!」

凛「いらねー」

士郎「おい遠坂、そりゃないだろ」

桜「セイバーさんと二人きりなんて、いつでもなれますよ」

士郎「まぁそうだけど・・・」

士郎「(もしかして、俺の時もこんな感じだった・・・?)」

ギル「ふん、まぁ優勝は我に決まっているがな、ははは」

凛「あら、あんたいたの」

桜「全然気がつきませんでした」

ギル「なんだと!?」

凛「ってかなにそのだっさい服」

桜「やめましょうよ、姉さん」プププ

ギル「おのれおのれおのれ・・・」

士郎「落ち着けよ、ギルガメッシュ・・・」

ギル「黙れ雑種!!」

三人「(こいつ連れてきたの誰だよ・・・)」

ギル「(ここで我が優勝すればセイバーと・・・ぐふふ)」

ギル「さぁ司会者よ!!問題を出すがい」

司会「それでは、早速始めます」

ギル「なっ!?」

凛「ギル、ここのスタッフは基本的に私たちの発言全無視よ」

司会「第一問、セイバーの誕生日は?」

凛「今回も第一問は普通ね」

桜「ええ、ですが・・・」

士郎「ああ・・・」

ギル「(ぐ・・・知らないだと・・・この我が・・・!!)」

ギル「(いや・・・調べたが・・・わからなかったのだ・・・!!)」

司会「解答オープン」

士郎:わからない

凛:わからない

桜;わからない

ギル:

ギル「貴様ら、なんだその解答は」

士郎「いや、そりゃわかんないだろ」

凛「ええ、伝説上の人物の誕生日なんて、わかるわけないわ」

桜「セイバーさんが覚えていても、現代の日付に直すのは無理では・・・?」

ギル「あっ」

イリヤ「ねぇセイバー、セイバーの誕生日はいつ?」

士郎「おお、セイバーがモニターに!」

凛「こうして見るとかわいいわね、セイバーは」

桜「ええ、アイドルさんみたいです」

ギル「おお・・・これが・・・これが愉悦・・・」

セイバー「は・・・はい・・・」ガチガチ

凛「緊張してる、かわいー」

士郎「セイバー、がんばれー!」

セイバー「た、誕生日ですか・・・」

セイバー「・・・覚えていないわけではないのですが、現代の日付に直すといつなのでしょう・・・」

セイバー「・・・申し訳ない、わかりません」

司会「ギル以外正解~」

ギル「おい司会者!!我は正解ではないのか!!」

凛「正解なわけないでしょ。知らないなら知らないって書きなさいよ」

ギル「そんな情けないこと書けるか!!」

桜「書かないほうが情けないですよ」

ギル「なんだと・・・貴様r」

司会「第二問」

ギル「おい!!!」

士郎「尊厳ゼロ・・・」

司会「セイバーの出身地は?」

士郎「これはなんていうか、常識問題だよな」

凛「そうね、セイバー知らない人でも答えられるわ」

桜「セイバーさんの正体がアーサー王だって知ってればですけど」

司会「解答オープン」

士郎:ブリテン

凛:イギリス

桜:イギリス

ギル:ブリテン

凛「あ、ブリテンじゃないとダメなのかしら」

桜「でも、ブリテンってイギリスのことですよね」

士郎「でもセイバー、ブリテンっていう言葉が好きなところあるしな」

ギル「確かにいつもブリテンと言っているが」

イリヤ「ねぇセイバー、セイバーの出身地はどこ?」

セイバー「出身・・・私がどこの国の英霊かということですね・・・」

セイバー「私は、ブリテンで生まれましたが」

司会「士郎、ギル正解~」

凛「くっそー、そういうばこれがあったわね」

桜「ええ、無駄に正確に答えないといけないんですよね」

士郎「セイバーの気持ちになって答えないといけないんだな」

桜「(そう考えると、ますます先輩有利ですね・・・)」

ギル「(これは優勝を狙えるぞ・・・!)」

司会「第3問、セイバーの本名は?」

凛「さっき桜が言っちゃったわよ」

桜「え、でもあれはちょっと違うんじゃないんですか?」

士郎「まぁ、セイバーがなんて答えるかによるな」

司会「解答オープン」

士郎:アルトリア・ペンドラゴン

凛:アルトリア・ペンドラゴン

桜:アルトリアさん

ギル:アルトリア

桜「ペンドラゴンってないとダメですかね・・・?」

士郎「いや、セイバーならこう答えそうな気がするな」

凛「ええ、『我が名は!!』みたいな感じでね」

ギル「まぁ、そのようなものは我との婚儀が終われば関係ないが」

凛「そんなもん一生終わんないわよ」

ギル「小娘・・・!!」

イリヤ「ねぇセイバー、セイバーの本名ってなんだっけ?」

セイバー「本名ですか・・・」

凛「この聞き返すのなんなのかしら」

桜「セイバーさんのクセじゃないですか?」

ギル「(かわいい・・・)」

セイバー「・・・うむ、いまさら隠すこともない。我が名は『アルトリア・ペンドラゴン』!」

司会「士郎、凛正解~」

桜「あ、やっぱりこれじゃダメなんですね」

ギル「ぐぬぬ・・・」

士郎「遠坂が言った通り答えたな」

凛「あの子好きだもん、「名乗り」」

桜「姉さんもやればいいじゃないですか。『我が名は遠坂凛!!遠坂家の当主!!』」

凛「やらないわよ」

士郎「コンパクト・フルオープン!!」

凛「やめなさい!!!」

・・・・・・・・・・・

司会「第10問、セイバーが暇なときにすることは?」

凛「あの子、最近常時暇だものね・・・」

桜「やめてあげてください、姉さん」

ギル「いや、この前喫茶店で仕事してるのを見たぞ」

士郎「そこのバイトやめちゃったよ、セイバー」

凛「あー、あんたのせいね・・・」

ギル「ははは、セイバーがバイトなどする必要はない」

司会「解答オープン」

士郎:お菓子を食べる

凛:運動

桜:散歩

ギル:昼寝

凛「どこのおばさんなのよあの子」

桜「セイバーさん、趣味とかないですもんね」

士郎「セイバー、食べるの大好きだぞ」

ギル「寝るのも好きだな」

凛「食う寝るが趣味って・・・まぁ王様らしいといえばらしいわね」

イリヤ「ねぇセイバー、セイバーは暇なときなにしてるの?」

セイバー「暇なときですか・・・そうですね・・・」

セイバー「・・・そうですね・・・」

セイバー「お菓子を食べて・・・散歩して・・・帰ったら休息・・・」

セイバー「・・・とんだ怠け者です、私は・・・」ズーン

司会「士郎、桜、ギル正解~」

士郎「セイバー落ち込んじゃったよ!」

ギル「ふん、落ち込む必要はないぞセイバー。お前には不自由のない生活こそふさわしい」

凛「もしかしてあんた、そのためにセイバーのストーカーしてるの?」

ギル「ストーカーなぞしておらんわ!!」

桜「でもさっきから、やたらセイバーさんに詳しい・・・」

士郎「おい、ギルガメッシュ・・・」

ギル「貴様らぁ!!!」

凛「怒んないでよ。あとお金ちょーだい」

ギル「おのれおのれおのれ・・・」ギリギリ

・・・・・・・・・・・・

司会「第16問、セイバーの好きな料理は?」

凛「なんていうか、逆に一択よね」

桜「そうですね、おそらくこう答えます」

士郎「?」

司会「解答オープン」

士郎:なんでも

凛:士郎の作った料理

桜:先輩の作った料理ならなんでも

ギル:ハンバーグ

士郎「そんなこと言うかな、セイバー」

凛「絶対言うわ、賭けてもいいわよ」

桜「命?」

凛「それはお断りします」

ギル「ふん、セイバーが雑種の作るやっすい料理など、好むわけがないわ」

凛「あんたのそれはなんなのよ」

ギル「この前、セイバーを飯に連れて行ったのだ。ガストだぞガスト」

桜「ギルガメッシュさんも世俗に染まりましたね・・・」

凛「セイバーもよく行ったわね・・・」

士郎「まぁセイバーはなんでも美味いっていうけどな」

凛「あんたがそれ言っちゃだめでしょ・・・」

イリヤ「セイバーの好きな料理はなに?」

セイバー「好きな料理ですか・・・正直、現代の料理はどれも美味すぎて選べませんが・・・」

セイバー「強いて言うなら、士郎の作る料理でしょうか」

セイバー「我がマスターこそ、世界最高の料理人であると言ってもいい」

司会「凛、桜正解~」

凛「あんた、セイバーに料理人と思われてるわよ?」

士郎「・・・まぁ、別にいいかな」

桜「いいんですか・・・」

ギル「このような雑種の作る安い料理を好むとは・・・落ちたなセイバー」

凛「あんたのガストも大概よ」

士郎「ギルガメッシュも今度食べに来いよ」

ギル「!・・・ふ、ふん、まぁ極限まで暇かつ空腹だったらな」

凛「士郎・・・あんたほんと、壺とか買っちゃだめよ・・・?」

士郎「?」

・・・・・・・・・・・・・・・・

司会「第40問、セイバーが最近欲しいものは?」

凛「あの子、欲しいものとかあるのかしら」

桜「基本的に無欲ですからね、セイバーさんは」

士郎「まぁお菓子がなくなるとそれとなく伝えてくるけどな」

ギル「ふん、菓子など店ごと買ってやるわ」

士郎「おお、それは助かるな」

ギル「お前に買うのではないわ!!!」

司会「解答オープン」

士郎:とくにない

凛:おっぱい

桜:トリュフ

ギル:金

士郎「遠坂、それセイバーが見たらブチギレるぞ?」

遠坂「見てないもーん」

桜「・・・姉さんのことじゃないんですか」ボソッ

遠坂「聞こえてるわよ?桜」

士郎「トリュフってのは?」

桜「この前食べたいって言ってませんでした?」

凛「「今欲しいのはトリュフです」とか言ったら笑っちゃうわね」

ギル「ふん、まぁ最終的には我の解答にたどり着くのだがな」

凛「あんたね、そこは前回優勝者の席なのよ?もっとがんばりなさいよ」

ギル「なっ・・・」

イリヤ「セイバー、最近欲しいものとかある?」

セイバー「欲しいものですか・・・うーむ・・・」

セイバー「・・・そうですね、この前アーチャーが持っていた・・・あれはなんというのでしょう」

セイバー「遠くの者と連絡をとりあえる・・・あぁ、携帯電話ですか」

セイバー「あれを使えば、いつでも士郎の声を聞くことができますから・・・」

司会「全員不正解~」

士郎「・・・///」

凛「やだ、照れちゃってもう」

桜「ふふっ、可愛いですねセイバーさんは」

士郎「でも俺携帯電話なんて持ってないぞ」

凛「一緒に買えばいいじゃない。恋人割使えるわよ」

士郎「なっ・・・そ、それは・・・か、からかうなよ遠坂・・・」

凛「ふふっ」

ギル「・・・恋人割か・・・」

桜「ギルガメッシュさんは神父さんと買えばいいじゃないですか」

ギル「なぜそうなる!!」

司会「・・・」

・・・・・・・・・・・・・・

司会「第73問、セイバーは何カップ?」

凛「このエロ神父!!セクハラよ!!!」

桜「それはいまさらですけどね」

士郎「セイバーそういうの知ってるのかな?」

凛「セイバーは知らなくても士郎は知ってるんじゃない?」

士郎「し、知るわけないだろ・・・///」

ギル「・・・よくやった、綺礼」ボソッ

司会「解答オープン」

士郎:答えられない

凛:Aカップ

桜:A

ギル:B

凛「士郎ってホントヘタレよね」

士郎「し、仕方ないじゃないか!!」

桜「どうみてもAですけどね、セイバーさんは」

凛「あんたはホントイヤミよね・・・」

ギル「・・・」

桜「私としてはギルガメッシュさんのガチ解答も気になりますね」

凛「ええ、期待してるとこ悪いけど、Bはないわよあの子」

ギル「べ、べ、別にそういうことではない!!」

イリヤ「ねぇ、セイバーは何カップなの?」

セイバー「なっ・・・そ、そのような質問・・・まぁ、あってもおかしくはないですが・・・」

セイバー「・・・前に測ってもらったときは、Aと言われました」

司会「凛、桜正解~」

ギル「・・・ほう」

凛「おまわりさーん」

ギル「!?」

桜「残念でしたね、Bじゃなくて」

ギル「別に、セイバーの胸のサイズなどどうでもよい!!」

凛「おっぱい大きくする薬とかないの?あんたの宝物庫」

ギル「そんなもの!・・・いや、もしかしたら・・・」

士郎「あんのかよ!!」

桜「ゲートオブバビロンすごいですね・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・

司会「第80問、セイバーがこの4人の中で・・・」

凛「うわぁ・・・ついにきたわね」

桜「ええ・・・神父さんも楽しそうです」

司会「一番、不潔だと思っているのは?」

ギル「ははは、これは一択だな」カキカキ

凛「そうね」カキカキ

司会「解答オープン」

士郎:そんな人はいない

凛:ギルガメッシュ

桜:姉さん

ギル:衛宮士郎

ギル「貴様、それはどういうことだ・・・!!」

凛「そんなことより桜、あんたそれどういうことよ」

桜「姉さん、前回選ばれたの覚えてないんですか?」

凛「あれは士郎がアホだからでしょ!!」

士郎「お前が部屋の整理しないから・・・」

凛「なんですって!!?」

ギル「我ともあろうものが!!そこの雑種より不浄なものか!!!」

士郎「お前ら落ち着けって・・・」

イリヤ「ねぇセイバー、あの4人で一番不潔なのは誰かな?」

セイバー「今回もあるのですね、その質問が・・・」

セイバー「不潔ですか・・・うーむ・・・」

セイバー「士郎ほど清潔に気を遣う男もいませんし、桜と凛も清潔です」

セイバー「かといって、ギルガメッシュも見た目だけは気を遣う男ですから・・・」

セイバー「・・・そうですね、中身まで見ればギルガメッシュでしょう。それかこの司会者か」

司会「・・・凛正解~」

凛「ふふ、ザマーミロ言峰」

ギル「・・・」

桜「そんなことより、ギルガメッシュさんショックで無言になっちゃいましたけど」

士郎「ギ、ギルガメッシュ、セイバーも本気で言ってるわけじゃないさ」

ギル「・・・なぜだ・・・この前ガストに連れて行ってやったではないか・・・」

凛「あんたの悪行を相殺できるほどのものがガストにあるとは思えないけど」

・・・・・・・・・・・・・・・・

司会「第100問、セイバーが一番戦いたくないサーヴァントは?」

凛「これは気になるわね」

桜「セイバーさんってすごく強いですけど、苦手なサーヴァントとかいるんでしょうか?」

士郎「マスターが俺じゃなければ、もっと強いはずなんだけどな」

司会「解答オープン」

士郎:戦う時は誰とでも戦う、そうでなければ戦わない

凛:アーチャー

桜:ギルガメッシュさん

ギル:我

士郎「セイバーはアーチャー苦手だもんな」

凛「そういえば、ギルも元はアーチャーだっけ?」

ギル「そうだな。まぁ我に戦いを挑むほど愚かではあるまい」

桜「前負けたじゃないですか」

ギル「あれはたまたまだ。我が本気を出せば、セイバーどころか、この星ごと一撃だぞ」

士郎「お前はフリーザか」

イリヤ「ねぇセイバー、セイバーが一番戦いたくないのはどのサーヴァント?」

セイバー「戦いたくないサーヴァントですか・・・そうですね・・・」

セイバー「戦う必要があるなら、誰とでも戦いましょう」

セイバー「ですが、戦う必要がないなら、誰とも戦いたくはない。血が流れないのが一番ですから」

司会「士郎正解~」

凛「これはさすがって感じね」

桜「はい、セイバーさんを理解していないとできない解答です」

士郎「セイバーだって女の子なんだ、戦いなんてするべきじゃない」

ギル「ふん、雑種風情が」

凛「あんたも偉そうに「我」とか書いてないで、真剣に考えなさいよ」

ギル「極めて真剣にやっているが?」

桜「そうでしょうね・・・」

・・・・・・・・・・・・・

司会「第123問、セイバーの必殺技は?」

凛「必殺技って、宝具のことかしら?」

士郎「そうだろうな。でもセイバー、必殺技とかあんま好きじゃないから、これはどうかな」

桜「エクスカリバーって、必殺技以外の何でもないですけどね」

ギル「ふん、我が宝具に比べたらゴミ同然だがな」

凛「あんたのは反則よ」

司会「解答オープン」

士郎:己の剣技

凛:エクスカリバー

桜:エクスカリバー

ギル:己の実力

凛「あら、士郎が当てに来てると思ったらギルとかぶってるじゃない」

ギル「まぁ、セイバーならこう答える気がするな」

士郎「あいつ、エクスカリバー使うのそんな好きじゃないしな」

桜「エクスカリバーって響きは好きそうですけどね」

イリヤ「ねぇセイバー、セイバーの必殺技はなに?」

セイバー「必殺技ですか・・・」

凛「ああもう、即答しなさいよめんどくさい!」

桜「主従そろって真面目ですからね」

士郎「いや、実際聞かれると結構悩むんだって」

セイバー「・・・私に、必殺技など存在しません」

セイバー「否、相手を必ず倒す技など、この世のどこにも存在しない」

セイバー「頼れるのは、常に己の直感と経験、そして剣技、それだけです」キリッ

司会「士郎、ギル正解~」

ギル「あいつ、我のエヌマ・エリシュを見ていなかったのか」

凛「倒せなかったじゃない」

ギル「だからあれはたまたまだと」

士郎「慢心も実力のうちだぞ、ギルガメッシュ」

ギル「雑種、今ここで塵にしてやってもよいのだぞ?」

士郎「望むところだ、かかってこいよ」

バチバチ

凛「喧嘩はやめなさいよ、あんたらの喧嘩始まったら長いもの」

士郎・ギル「ふん!」

桜「子供・・・」

司会「第142問、セイバーがこの4人の中で・・・」

凛「きたわね」

ギル「愉悦タイムだな」

士郎「愉悦?」

司会「一番、二人きりになりたくないのは?」

凛「でもまぁ、これは一択よね」

桜「ええ、ギルガメッシュさんには悪いですけど」

ギル「おい」

司会「解答オープン」

士郎:ギルガメッシュ

凛:ギル

桜:ギルガメッシュさん

ギル:間桐桜


凛「まぁギル以外の解答はいいとして、ギルはなんで桜なの?」

ギル「おい小娘、さっきから馴れ馴れしいぞ。我の名はギルガメッシュだ」

桜「ギルガメッシュさん、なんで私なんですか?」ゴゴゴゴゴ

ギル「そ、それは・・・い、いや、まぁなんとなくだな」

士郎「お前、自分の答え書いただろ」

ギル「そんなことはない!」

遠坂「そういえばあんたも桜って言ってたわね」

士郎「うっ」

桜「先輩、先輩とならいつ二人きりになっても・・・」

イリヤ「ねぇセイバー、セイバーがあの4人で2人きりになりたくないのは誰?」

セイバー「二人きりにですか・・・そうですね・・・」ムシャムシャ

司会「クイズ、セイバー300のことー!」
司会「クイズ、衛宮切嗣300のことー!」
司会「クイズ、衛宮士郎500のことー!」
さやか「クイズ○○の500のことー!」
まどか「クイズ美樹さやかの500のことー!!」
まどか「クイズ美樹さやかの500のことー!」
さやか「クイズ佐倉杏子の500のことー!」
さやか「クイズ佐倉杏子の500のことー!」
さやか「クイズ暁美ほむらの500のことー!」★2
さやか「クイズ暁美ほむらの500のことー!」        ★2
さやか「クイズ暁美ほむらの500のことー!」
さやか「クイズ巴マミの500のことー!」
さやか「クイズ巴マミの500のことー!」
さやか「クイズ鹿目まどかの500のことー!」
さやか「クイズ鹿目まどかの500のことー!」

きもすぎワロタ

凛「めっちゃお菓子食べてるわね」

桜「まぁそろそろお昼時でお腹が空いたんじゃないですか?」

士郎「まったく、そういうときはお昼まで待てっていつも言ってるのに・・・」

セイバー「まぁ、ギルガメッシュでしょうか」

セイバー「普通に気まずいです」

司会「ギル以外正解~」

ギル「ぐっ・・・」

凛「あんた、気まずいってよ?」

桜「ガストのときも、さぞ気まずかったでしょうね」

ギル「いや、あのときのセイバーの目は輝いていたぞ!!」

士郎「ハンバーグ美味かったからだろ」

ギル「おのれおのれおのれ・・・」

・・・・・・・・・・・・・

司会「第150問」

凛「やっと半分ね・・・」

桜「これが終わったらお昼でしたっけ?」

司会「セイバーの好きな動物は?」

凛「ねぇ士郎、士郎はあのときお昼は何食べたの?」

士郎「あぁ、あのときはイリヤと一緒に食べたよ。麻婆豆腐」

ギル「司会者の趣味全開だな」

司会「解答オープン」

士郎:ライオン

凛:ライオン

桜:ライオン

ギル:ライオン

凛「ねぇギル、あんたなんでそんなこと知ってるの?」

ギル「そんなもの、直接聞いたに決まっているではないか」

桜「え!?」

ギル「何を驚くことがある。そもそもその他のことも、全て直接聞いたのだぞ?」

士郎「ギルガメッシュ、お前意外と真面目だな」

ギル「いや、直接聞く以外にどのような方法があるというのだ」

凛「そりゃあんた、ストーカーとか・・・」

ギル「そんなことせぬわ!!」

イリヤ「セイバーの好きな動物って何?」

セイバー「動物ですか・・・うむ・・・」

セイバー「・・・少し恥ずかしいのですが、私はライオンが好きなのです」

セイバー「士郎に買っていただいたライオンのぬいぐるみは、今でも大切にしています」

司会「全員正解~」

桜「あれ、先輩のプレゼントだったんですね」

士郎「あぁ、大切にしてくれてるなら嬉しいな」

凛「たまにあのぬいぐるみで遊んでるわよね」

士郎「遠坂、それは言っちゃいけない」

ギル「ふん、ライオンくらい、本物を用意してくれるわ」

士郎「やめてくれ・・・頼むからやめてくれ・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・

司会「これから昼休憩に入ります」

司会「各自、昼食をおとりください」

凛「昼食か・・・桜、どっか食べに行く?」

桜「そうですね、先輩も行きますか?」

士郎「いや、今回はお弁当を作ってきたんだ。もちろん、みんなの分もある」

凛「あら、気がきくじゃない」

桜「さすが先輩です!」

ギル「・・・」

士郎「もちろん、ギルガメッシュの分もあるぞ」

ギル「!!・・・ふん、まぁ余っているならもらっておいてやる、ははは」

凛「(嬉しそうね)」

桜「(嬉しそうです)」

ギル「まぁ全然嬉しくないがな!!ははは!!」ムシャムシャ

士郎「ホントはセイバーの分だったんだけど、そういえば優勝しないとセイバーには会えないしな」

凛「今頃、イリヤと一緒に麻婆豆腐食べてるんでしょうね」

桜「神父さん、麻婆豆腐の貯蔵は十分なんでしょうか・・・?」

・・・

セイバー「おかわりです!!」

言峰「貴様、いつまで食うつもりだ・・・!」

セイバー「神父よ、士郎ならこの程度のおかわりでは動じませんよ!」

セイバー「さぁ、早くおかわりを持ってくるのです!!」バンバン

言峰「ぐぬぬ・・・」

・・・

僕もお昼食べます

需要もあまり無いようなので、ここで落としてもらって構いません
ここまで読んでくれた人、申し訳ない


・・・

ここまでの正解数

士郎:38問

凛:27問

桜:20問

ギル:25問

凛「士郎がちょっと抜けてる以外は、全員並んでるわね」

桜「今のところ、先輩以外差がつくような問題は出ていませんね」

士郎「どれくらいセイバーの気持ちになって答えられるか、だな」

ギル「我も精一杯セイバーの気持ちになろうとしているのだが・・・」

凛「嘘つけ金ピカ」

ギル「小娘、いい加減にしないと街ごと吹き飛ばすぞ」

士郎「怖いこと言うなよ・・・」

・・・・・・・・・・・

司会「第167問、2択問題です」

凛「あら、新しい形式できたわね」

桜「神父さんが少し楽しそうなのが不安ですね・・・」

司会「料理ができない衛宮士郎と、衛宮士郎並の料理ができる間桐慎二」

司会「マスターにするならどっち?」

士郎「・・・セイバー、信じてるぞ」

司会「解答オープン」

士郎:衛宮士郎

凛:士郎

桜:先輩

ギル:衛宮士郎

司会「第167問、2択問題です」

凛「あら、新しい形式できたわね」

桜「神父さんが少し楽しそうなのが不安ですね・・・」

司会「料理ができない衛宮士郎と、衛宮士郎並の料理ができる間桐慎二」

司会「マスターにするならどっち?」

士郎「・・・セイバー、信じてるぞ」

司会「解答オープン」

士郎:衛宮士郎

凛:士郎

桜:先輩

ギル:衛宮士郎

凛「あらギル、あんたがそう答えるとは思わなかったわ」

ギル「ふん、単純にセイバーならこう答えるだろうと思っただけだ」

士郎「ありがとな、ギルガメッシュ」

ギル「べ、別にお前のことを思ってではないわ!!」

桜「え、ツンデレ?」

イリヤ「ねぇセイバー、料理ができない士郎と、すっごい料理できる慎二なら、どっちをマスターにする?」

セイバー「新しい質問形式ですね。出題者の悪意を感じます」

セイバー「ですが、思い通りにはなりませんよ。当然士郎です」

司会「全員正解~」

士郎「セイバー・・・」

桜「よかったですね、先輩」

凛「・・・神父があまり残念そうにしないのがちょっと不安だけど・・・」

ギル「ああ、奴がこの程度で終わるとは思えんな」

司会「第168問、2択問題です」

士郎「!!」

司会「料理ができない衛宮士郎と、間桐桜、マスターにするならどっち?」

士郎「・・・セイバー・・・」

凛「桜の料理が美味しいのは知ってるからね、あの子」

桜「こんなに気まずい問題は初めてです」

司会「解答オープン」

士郎:衛宮士郎

凛:士郎

桜:先輩

ギル:まとうさくら

凛「あら、ギルは桜なのね」

ギル「ああ、これはこう答えるだろう」

士郎「俺はセイバーを信じてる・・・!!」

イリヤ「ねぇセイバー、じゃあ料理できない士郎と桜ならどっちがいい?」

セイバー「なっ!!・・・くっ・・・」

士郎「セイバー、頼む・・・」プルプル

桜「お願いします、セイバーさん・・・」

凛「なにこれ・・・」

セイバー「・・・士郎の料理が食べられないなど、考えたくもないですが・・・」

セイバー「・・・私のマスターは、士郎以外にありえません・・・!!」

司会「ギル以外正解~」

士郎「ほっ・・・」

桜「良かったですね、先輩!」

ギル「いや、まだ油断するなよ貴様ら」

凛「えっ?」

司会「第169問、2択問題です」

凛「まさか・・・」

司会「料理のできない衛宮士郎と、遠坂凛、マスターにするならどっち?」

士郎「言峰ぇ!!!!」バン!!

凛「士郎、落ち着いて!!やつの思うツボよ!!」

桜「外道ですね、神父さん」

ギル「まぁ、我がそう教育したからな」

凛「教育?」

司会「解答オープン」

士郎:衛宮士郎

凛:私

桜:姉さん

ギル:遠坂凛

士郎「セイバーは!!お前なんかの思い通りになったりしない!!!」

凛「だから落ち着きなさい、士郎」

桜「あの先輩を激昂させるなんて、神父さんやりますね」

ギル「我としては、お前らの解答もなかなかだと思うが?」

イリヤ「ねぇセイバー、じゃあ凛ならどう?」

セイバー「うっ・・・それは・・・」

セイバー「・・・うぅ・・・それは・・・」

士郎「セイバー・・・!!」

セイバー「・・・り・・・いや・・・」

セイバー「・・・と、当然士郎です・・・」

司会「士郎正解~」

凛「あの子、一瞬凛って言おうとしたわよ?」

桜「少なくとも、当然なんて言えませんね」

士郎「・・・俺は、セイバーを信じていたぞ」キリッ

ギル「ふん、つまらん」

・・・・・・・・・・・・・・・

司会「第200問、セイバーが聖杯戦争中に一番辛かった出来事は?」

士郎「セイバーには、たくさん迷惑かけたからなぁ・・・」

ギル「ふん、貴様のような小僧がマスターでは、セイバーもさぞ辛かったろう」

凛「あんたはそいつらに負けたんだけどね」

ギル「ぐぬぬ・・・」

凛「(単純・・・)」

司会「解答オープン」

士郎:レインコートを着せられたこと

凛:ギルガメッシュに再会してしまったこと

桜:ギルガメッシュさんがまだ現世にいたこと

ギル:マスターが間抜けだったこと

ギル「貴様ら、覚悟はできているのだろうな?」

凛「いや、間違いなくこれでしょ」

桜「ええ、自身ありますよ、私」

士郎「・・・ギルが正解だったらどうしよう・・・」

イリヤ「ねぇセイバー、聖杯戦争で一番辛かったことって何?」

セイバー「辛かったことですか・・・そうですね・・・」

セイバー「・・・私は、士郎のおかげで真の救済を得ることができました」

セイバー「今回の聖杯戦争は、辛いことも多かったですが、得るものの方が大きかったと今でも信じています」

セイバー「・・・辛かったといえば、前回の聖杯戦争でしょうか」

凛「あっ!」

士郎「それがあったか・・・」

セイバー「前回の聖杯戦争における私のマスターは、必ずしも最良といえるものではなかった」

セイバー「今では彼の行動を理解できますが・・・当時は、本当に辛いものでした」

司会「全員不正解~」

凛「士郎、切嗣さんいったい何やらかしたのよ?」

士郎「いや・・・なんか、かなりひどいことしたってのは聞いたんだけど」

桜「ひどいこと?」

士郎「なんでも、ほとんど無視され続けたらしい・・・」

ギル「そういえば、最後の方とか限界ギリギリだったなセイバーは」

凛「あんたのせいじゃないの?」

ギル「いや、我はなにもしておらんぞ?ただ求婚していただけで」

桜「してるじゃないですか」

ギル「えっ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・

司会「第230問、セイバーがこの4人の中で、一番尊敬しているのは?」

凛「これは一択ね!」

ギル「そうだな、ははは!」

士郎「お前ら一択多いな」

桜「そんなことだから肝心なところでミスするんですよ」

凛「なっ!?」

ギル「なんだと!?」

司会「解答オープン」

士郎:桜

凛:遠坂凛(太字)

桜:先輩

ギル:我様

士郎「お前ら恥ずかしくないのかよ・・・」

凛「全然!!」

ギル「我が選ばれるに決まっているわ!!」

桜「我様って・・・」

士郎「お前ら、もしかしたらめっちゃ相性いいんじゃないか?」

凛「ま、財布として使ってやってもいいけど?」

ギル「奴隷としてこきつかってやってもいいが」

桜「相性いいっていうか、似てますよね」

士郎「そうだな」

凛・ギル「そんなことはない!!」

イリヤ「セイバーがあの4人で一番尊敬してるのは誰?」

セイバー「尊敬ですか・・・尊敬・・・」

セイバー「・・・尊敬というわけではないのですが、憧れるのは桜でしょうか」

セイバー「桜の女性らしさは、私では手に入れようのないものですから・・・」

司会「士郎正解~」

凛「女性らしさなら私でもいいじゃない」

桜「寝言は寝てからいってください、姉さん」

凛「あんた、発言に気を使わなくなったわね」

桜「姉さんに似たのかもしれませんね」

凛「・・・ふふふ」

桜「ふふふふふ・・・」

士郎「怖い・・・」ブルブル

ギル「セイバーは、今のままでも十分美しいぞ」

士郎「ギ、ギルガメッシュがかっこいい・・・」

・・・・・・・・・・・・・・

司会「第279問、セイバーがこの4人の中で・・・」

凛「そろそろ疲れたわね・・・」

桜「ええ、最後にこの類の問題で体力削ってくるのもこの前と同じです」

司会「1日だけなれるとしたら、誰になる?」

士郎「これはわかるな」

ギル「さっき似たようなことを言っていたからな」

凛「いや、ワンチャンあるわよ」

司会「解答オープン」

士郎:桜

凛:遠坂凛

桜:姉さん

ギル:まとうさくら

士郎「桜は本当に謙虚だなー」チラッ

凛「なによ!私が選ばれるかもしれないでしょ!?」

桜「そうですね・・・うふふ・・・」

士郎「ギルガメッシュは自分って書くと思ったけど」

ギル「ふん、我以外が我になれるものか、ふはは」

凛「心配しなくても、あんたになりたいなんて思ってる奴いないわよ」

ギル「まぁ、そのようなこと考えるだけで万死に値するが」

桜「姉さんはちょっと思ってるんじゃないですか?」

凛「金だけ使い切ってお返しするわ」

ギル「ふん、小娘ごときに我の財を使い果たせるものか」

イリヤ「セイバーがあの4人の中で、1日なれるとしたら誰になりたい?」

セイバー「一日だけなれるとしたら・・・そうですね・・・」

セイバー「・・・やはり桜ですね。桜になって、学園生活を楽しみたいです」

司会「士郎、ギル正解~」

凛「なんで私じゃないのよ!!」バン!

桜「セイバーさんにとって、姉さんは学生というより魔術師なのかもしれませんね」

ギル「魔術師というか、魔女だな」

士郎「いや、魔法少女だろ」

凛「やめろぉ!!」

・・・・・・・・・・・・・

司会「第290問、セイバーは今、何本鼻毛を抜ける?」

士郎「!?」

凛「!?」

桜「!?」

ギル「ぶーっ!!」

士郎「な、なんだこの質問・・・」

凛「一気に目が覚めたわ・・・」

桜「今までの質問の中でダントツにぶっとんでますね」

ギル「この問題を用意したのは誰なのだ、まさか綺礼・・・」

士郎「いや、多分藤ねぇだ・・・」

司会「解答オープン」

士郎:答えられない

凛:答えられない

桜:答えられない

ギル:答えられない

士郎「頼むから答えないでくれよ、セイバー・・・」

ギル「ああ、セイバーが鼻毛を抜く姿など、想像するに恐ろしい」

イリヤ「ねぇセイバー、セイバーは今鼻毛を何本抜ける?」

セイバー「!?」

イリヤ「いやだから、鼻毛よ鼻毛」

士郎「イリヤに鼻毛連呼させるのやめれくれないかな」

桜「ええ、イリヤさんが汚れます」

凛「今更って感じだけど」

セイバー「鼻毛・・・鼻毛とは・・・」

イリヤ「ねぇ、ちょっと抜いてみてよ」

ギル「!?や、やめろセイバー!!」

士郎「イリヤ、死ぬのが怖くないのか・・・」

セイバー「イ、イリヤスフィール・・・正気ですか?」

イリヤ「もちろん!」

セイバー「・・・申し訳ないが、そのような真似はできません」

司会「全員正解~」

士郎「まぁやろうとしたら令呪使っても止めたけどな」

ギル「当然だな」

凛「まぁ今考えたら、セイバーに鼻毛は生えない気がするけど」

桜「成長止まるって、鼻毛の成長も止まるんでしょうか?」

ギル「セイバーに鼻毛などない!!」

士郎「ギルガメッシュ、それは夢見すぎだ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・

司会「第300問~!」

凛「やっときたか・・・」

桜「ええ、今回も疲れました・・・」

ギル「これでセイバーと二人きりになれなかったら・・・」

士郎「そんときは、またガストに行けばいいじゃないか」

凛「セイバーは気まずいけどね」

ギル「小娘、ここから出たら覚悟しろよ?」

司会「セイバーが聖杯にかける願いは?」

士郎「これは・・・」

凛「最後はいい話で終わろうとするのね、この企画」

桜「いいじゃないですか、すっきりして」

ギル「・・・ふん」

士郎:みんなと一緒にいること

凛:ない

桜:ありません

ギル:ない

凛「士郎、あんた最後にまた当てに来たわね」

桜「これ当てたらすごいですよ」

士郎「セイバーなら・・・こう言いそうな気がするな」

ギル「・・・ふん」

イリヤ「ねぇセイバー、セイバーは聖杯に何をお願いしたい?」

セイバー「!」

セイバー「・・・聖杯に、ですか・・・」

セイバー「・・・・・・そうですね」

セイバー「かつての願いは、もはやありません」

セイバー「私を呪っていた聖杯への願いは、士郎がかき消してくれましたから」

セイバー「・・・もし、聖杯と呼ぶべきものが本当になるのなら、その時は・・・」

セイバー「士郎たちといつまでも一緒にいられるよう、願うかもしれませんね」

司会「士郎正解~」

凛「はぁぁぁぁぁ・・・終わったー!!」

桜「今回も長かったですね・・・まぁ優勝は先輩でしょうか」

士郎「優勝なんてできなくてもいいさ。最後に、すごくいい言葉を聞けたからな」

ギル「ふん、まぁ前の願いよりはマシといったところだな」

凛「あら、あんたにしてはいいこと言うじゃない」

ギル「まぁ我としては、以前の弱々しいセイバーも嫌いではないが」

司会「それでは、優勝者の発表でーす」

凛「これはもう、決まりよね」

桜「ええ、もう諦めてます」

ギル「いや、まだ我は諦めんぞ!!」

司会「優勝は・・・」

士郎「・・・」

司会「・・・・・・・」

司会「衛宮士郎ー!」

士郎「・・・あぁ、よかった」

凛「ま、仕方ないわね。知識ではみんな同レベルだったけど」

桜「先輩がセイバーさんの気持ちを一番理解していましたね」

ギル「まぁ我のような高潔な存在がセイバーの気持ちになるなど、そもそもありえんことだ、ふはは」

凛「いや、最後の方とかかなりガチで答えてたじゃない」

ギル「あれは、たまたまだ」

桜「ギルガメッシュさんたまたま多いですね」

司会「優勝した衛宮士郎には、セイバーと二人きりになる権利が与えられまーす」

士郎「こうしてみると緊張するな・・・」

藤村「セイバーの控え室はこちらです」

士郎「わっ!藤ねぇじゃないか」

凛「あんたはどういうコネでそこにいるのよ」

藤村「こちらです」

桜「やっぱり無視なんですね」

・・・

セイバー「おお士郎、やはりあなたでしたか」

士郎「ま、正直接戦だったけどな。誰が勝ってもおかしくなかったさ」

セイバー「いえ、私は士郎を信じていましたよ」

士郎「そうか・・・ありがとう、セイバー」ニコッ

セイバー「士郎・・・///」

士郎「セイバー・・・///」

セイバー「・・・///」

士郎「・・・な、なんか入れようか?」

セイバー「い、いえ!士郎は優勝者なのですから、座っていてください」

士郎「あれセイバー、コーヒーとか入れられるのか?」

セイバー「ふふ、最近練習しているのですよ」

士郎「へー・・・。それじゃ、いただこうかな」

セイバー「ええ・・・士郎」

士郎「なんだ?セイバー」

セイバー「・・・いえ、なんでもありません」

セイバー「極上の一杯を、我がマスターに」

士郎「ああ、頼むぞセイバー」

・・・

ギル「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬ・・・・」

凛「ああもラブラブだと軽く腹立つわね」

桜「ええ・・・ええ・・・」

ギル「おい綺礼!!もう300問だ!!」

凛「ちょっと!ふざけんな金ピカ!!」

ギル「なんだと小娘!!」

桜「ふ、二人共落ち着いて・・・」

ギル「大体貴様、雑種の分際で生意気だぞ・・・覚悟はできているのだろうな?」ゴゴゴゴゴ

凛「きゃー!士郎たすけてー!!」

ギル「ゲート・オブ・バビロン!!」

桜「キャー!!誰かー!!」

・・・

言峰「・・・ふふ、愉悦」

イリヤ「ねぇ、なんかすごい音聞こえるけど」

言峰「いや、私には何も聞こえんが・・・ふふふ・・・」

おわり

最終結果

士郎:83問

凛:62問

桜:56問

ギル:60問

最後まで読んでくれた人、保守してくれた人、ありがとうございました
このシリーズはこれでおしまいにします

次は慎二と士郎と一成がいちゃいちゃするお話でも書こうかなー

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom