P「アイドル達が俺の事大して好きじゃ無かったら」(315)

P「……」

美希「……」ジー

P「……」

美希「……」ペラッ

P「…何読んでるんだ?」

美希「ファッション誌だよ」

P「ふーん」

美希「うん」ジー

P「……」

美希「……」ペラッ

P(なんか気まずい)

P「……」

春香「それでねー」

千早「ふふっ…春香ったら」

P「……」

春香「あ、プロデューサーさんも1つ食べます?」

P「ああ、ありがとう。うん、美味しい」モグモグ

春香「えへへ…あ、それでさっきの続きなんだけど」

千早「へぇ…そんなことがあったのね」

P「……」ポツーン

P「あ、もう仕事終わりましたか?」

小鳥「はい。プロデューサーさんはまだですか?」

P「あとちょっとだけです」

小鳥「そうですか、あまり無理しないで下さいね」

P「ははは…」

小鳥「それではお先に失礼します」

P「あ、はい…」

小鳥「あ!!」

P「な、何ですか?」ドキドキ

小鳥「戸締りお願いしますね」

P「…はい」



P(別に手伝ってくれるとかお茶淹れてくれるとか一緒に帰るとか飲みに行くとか期待してないけど)

あずさ「プロデューサーさん、帰る方向同じだったんですね」

P「はい、俺も初めて知りました」

あずさ「奇遇ですね」

P「あ、あずささんこの道どっちですか?俺右なんですけど」

あずさ「私は左です。と言う事はここでお別れですね~」

P「あ、あの…!家まで送って行きましょうか?こんな時間ですし」

あずさ「大丈夫ですよ~」

P「でもまた迷子になるかもしれないですし…」

あずさ「いえ、流石にここから自分の家に帰るぐらいは出来ますよ~。気持ちだけ受け取っておきますね」

P「そうですか…」

あずさ「はい、それではおやすみなさい」



P「……はぁ」トボトボ

P「……」

伊織「…何よ」

P「いや、レッスン終わったからジュース持って来たんだけど」

伊織「ふーん、ありがとう。受け取っておくわ」

P「……」

伊織「…他に何かあるの?」ゴクゴク

P「……いや」

伊織「あらそう。じゃあね、お疲れ」スタスタ

P「……」

真「はぁ…」

P「どうした、真?」

真「いえ…何でもありません」

P「相談してみろよ。俺はお前のプロデューサーだぞ?」

真「……どうしてボクには王子様系の仕事ばっかりなんだろうって少し思っちゃいまして」

P「嫌か?それは真にしか出来ないことなんだぞ?」

真「でもボクはお姫様になりたいんです!ボクだって女の子なのに!」

P「真はみんなの王子様で…俺だけのお姫様っていうのは…ダメか?」

真「…ワガママかもしれませんが…ボクは皆にお姫様って思われたいです」

P「…そうか」

貴音「さて…参りましょうか」

響「おお!!」

P「どこに行くんだ?」

響「貴音のお勧めのラーメン屋だぞ!」

P「へぇ…俺も丁度昼飯時だし一緒に行こうかな」

貴音「?プロデューサーは昼食を持って来ているのでは?」

P「えっ…あ、うん。あはは」

響「貴音~、早く行こうよー!混んじゃうよ!」

貴音「分かりました。それでは」



P「……おいしいなぁ」モグモグ

真美「に→ちゃん、暇だからゲームの相手お願い!」

P「それじゃ休憩がてらにいっちょやるk」

亜美「たっだいまー!おっ、面白そうなもんやってるじゃん!」

真美「グッドタイミングですな!手合わせ願おう!」

P「……」

亜美「むふふ…小童め!叩き潰してやろう!」

真美「あっ、兄ちゃんごめん。もういいや」

P「あ、そうか。分かった」

P「ふぅ…」

雪歩「あっ…あの…その…お茶淹れてきたんですけど…」

P「あ、ありがとう。助かるよ」

雪歩「い…いぇ…」

P「雪歩も一緒にお茶どうだ?」

雪歩「あ、…だ、大丈夫です…私もう帰りますから」

P「少し体を休めてから帰った方が良いんじゃないか?茶菓子もあるし」

雪歩「い、いえ結構ですぅ…それではお疲れ様でした」



P「うん…雪歩のお茶はうまいなぁ…」ズズー

    __     l

   /凵∞!\    l               お
    ,の | | | 食朝 l               .は
   ( ヮ レ゙し べご l        ∞´ ̄`∞   よ
     / ヽ  よは.l       /凵凵凵 !ヽ  う
   _/   l ヽ うん l       ||の の| | |
   しl   i i  を l       ノ( ワ レ゙し 今
     l   ート   l       / l    ヽ   日
 ̄ ̄¨¨~~ ‐‐‐---─|      / /l   丶 .l  も
      ___    |      / / l    } l  い
 /ニュ トーイ    l    /ユ¨‐‐- 、_  l !  い
 ヽ廿'  .`廿'    l _ /   ` ヽ__  `-{し| 天
   n  .____  l /         `ヽ }/気
  三三ニ--‐‐'  l          / //  だ

 ̄ ̄ ¨¨¨ー─‐‐--- ,,, __ ____/ /_/

      ,, _    |         ̄¨¨` ー──---
モパ  /      \ |
グク ∞      ∞)| モパ   ∞´ ̄`∞  モパ
モパ/ 凵凵凵凵凵.| | グク   /凵凵凵! ヽ  グク

グク| | の  の | || モパ   | |の の| | |  モパ
  ノ ( u ワ u レ| グク  __/=テ ワ ,レ゙し グク
   ̄ >u ──Uィ  l    /キ' ~ __,,-、 ヽ
   /  0    u ヽ |    l  ヘ  ゝ__ノ-' ヽ
.  /   u    0 ヽ|    ~ l   ヽ-┬ '

 テ==tニト      | / て'-、─----‐‐─ヽ
/ ̄) ̄        ト'    ト= -'   <ニ>

やよい「うーん…この問題は…」

P「…あぁ、もうテストの時期か」

やよい「はい…うぅ~…全く分からないです…」

P「…なr」

律子「やよいはちゃんとテスト勉強やるから偉いわね。全くどこかの誰かも見習ってほしいわ…」

やよい「あ、律子さん!…その、分からないところがあるんですけど…よければ教えてもらえませんか…?」

律子「ふふっ、任せなさい!ちゃんと丁寧に教えてあげるわ!」

やよい「あっ、ありがとうございます!」ガルーン

P「……」ポツーン

ドンッ

冬馬「いてっ…大丈夫か?悪いな」

P「あっ、ああ…こちらこそすまない…って冬馬じゃないか。久しぶりだな」

冬馬「?…悪いけど…あんた誰?どこかで会ったっけ?」

P「え?…あ、俺は765プロのp」

翔太「冬馬君何してんのー!早くしなよー!」

北斗「急がないとまた社長に説教されるよ」

冬馬「あっ、やべぇ!じゃあな!」


P「…うん。他事務所のプロデューサーなんて普通覚えてないよな」

美希「香水って普通どこにつけるの?」

P「そりゃここだろ」モミモミ

美希「…えっ?」

P「ん?」

美希「…き…きゃあああああああああああ!!せくはらあああああああああ!!」

P「ちょ、美希!?冗談だって!!」

美希「うわぁぁあああん!!ひどいよおおおおおお!!」ポロポロ

ナンダナンダ ザワザワ

P「」



P「うん、駄目だな。πタッチなんてしたら終わる。妄想だけにしておこう」

高木「君、最近アイドル達の仕事があまり入ってこないみたいだが…」

P「申し訳ありません…」

高木「しっかりしたまえ。竜宮小町の方はしっかり業績を挙げているのだ」

高木「悔しくは無いのか?」

P「……悔しいです」

高木「そう思ってくれているなら良い。…君が大勢プロデュースして苦労している事は分かっている」

P「……」

高木「どうだい?君のストレス解消を兼ねて今日は私のおごりで一杯やらないか?」

P「えっ…?そんなとんでもないです」

高木「良いから来たまえ。これは命令ということにしておこう」

P「…ありがとうございます」


P「社長と飲む機会は多いのになぁ……どうせなら小鳥さんやあずささんが…」

そして特に書くネタも無くなってしまった
誰か何か書いて

ゴウコンイカネー?



P「合コンか……」

P「でも皆ブスに見えて困るんだよな…普段からあの環境にいると」

P「……」

P「目が肥えすぎた…」

P「昔の知り合いも765プロのアイドルに比べたら月とすっぽん…」

P「はぁ…それもこれも皆が可愛すぎるから…」

P(あー…何で俺こんなところにいるんだ。)

A子「P君ってさー、顔はそこまで悪くないよね。中の中って感じ」

P「はは…」

B美「んー、そうだね。普通だね」

P(普通……)



P「はー、そりゃアイドルと付き合うなんて現実的に考えて無理だよなぁ」

P「何を期待してんだか」

ハンバーグ焼いて食して風呂入ってくる
非モテPの日常とか書いてくれたらわっふるする

春香「プロデューサーさんのことどう思う?」

美希「急に何?別に普通に良い人だと思うけど…」

千早「それに真面目ね」

雪歩「うん。後優しいよね」

春香「そういうのじゃ無くて…恋愛感情みたいな?」

美希「プロデューサーと?それって好き嫌い以前に立場が問題だと思うの」

真「良い人だけどそれは流石に無いかなぁ…」

千早「私も。それにアイドルとプロデューサーが付き合うなんてありえないわ」

春香「ちぇー、つまんないなー。年上好きとかいると思ったのに」

雪歩「そういう春香ちゃんはどうなの?」

春香「んー、そういう目線で見た事は無いかなぁ」

亜美「好きな人とかいないのー?」

真美「うーん、彼氏は欲しいけど好きな人ってのは残念ながらいないぜ→」

亜美「いおりんは?」

伊織「私に聞く?もちろんNOよ」

亜美「だよね→、どっかに良い人いないかなー」

真美「先生!長介君とか良い男になりそうだとおもいまーす!」

やよい「えぇーっ!?何言ってるの真美!?」

伊織「あ、それは一理あるかもしれないわね」

やよい「い、伊織ちゃんまでぇ…」

貴音「あずさ、運命の人というものは見つかりましたか?」

あずさ「それが全然なのよ~、難しいわねぇ…」

響「プロデューサーとかどうだ?年も近いし性格と面も結構良いと思うぞ」

あずさ「う~ん、確かに良い人だけど…運命の人って感じじゃ無いわねぇ」

貴音「やはりそう簡単には現れないようですね」

あずさ「そうね~、気長に待つしかないのかしらぁ」

響「とか言って気付いたらぴよ子みたいになってたりして…」

あずさ「響ちゃん?」

響「ごめんなさい」

小鳥「プハァ…ぷろりゅーさーさんって彼女いそうれすよねぇ」

P「いえ、いませんよ?」

小鳥「うそくさーいれす、ほんとのとこどうなんですかぁ?」ヒック

P「いませんって、そういう小鳥さんは?」

小鳥「私に聞きますかぁ…そうですかぁ…」

P「あはは……じゃあ試しに俺と付き合いますか?」

小鳥「ていちょーにおことわりでーす」

P「ははは、ですよねー!」

小鳥「しょっくですかー?」

P「いえ全然」

小鳥「その答えに私がしょっくです!傷ついてください!」

P「……」

P(はぁやっぱり小鳥さんもダメだったか)



??「お願いします!!」

高木「うーん…確かに君たちには光るものを感じるが…内もこれ以上アイドルが増えると…」

??「そこをなんとか…!」

P「どうしたんですか?」

高木「あっ…丁度いい。彼がプロデューサーだ。彼に聞いてみたまえ」

P「はい?」

??「もう手一杯なのは分かっています!だけど私達どうしてもアイドルになりたいんです!」

??「お願いします!私達をプロデュースして下さい!」ウルウル

P「…!」ドキーン

P「俺…この子達をプロデュースします」

高木「な…何!?正気かね!?」

P「はい」

高木「君は今の人数でも手一杯だろう?とても彼女達までプロデュース出来るとは思えないが」

P「やります!やらせて下さい!責任は俺がとります!」

高木「何故そこまで…?」

P「アイドルのプロデューサーとして才能ある彼女達を放っておけないんです」

??「……」

高木「……分かった。先ほどの言葉忘れないように」

P「はい!」

P「お前達の能力は大体把握できた」

P「やっぱり三人はユニットを組んだ方がより魅力的だと思う」

??「はい!私達も三人一緒が良いです!」

??「そうね。最初から皆でトップアイドルになろうって決めてたから」

??「ユニット名とか決まってるんですか?」

P「お前達の名前にちなんで…」

P「『新幹少女』ってのはどうだ?」

P「記念すべき初仕事が終わったな!」

つばめ「はい!」

ひかり「と言ってもラジオのゲストちょこっと出ただけですけど」

のぞみ「またまた~、その仕事でもガチガチになってたの誰かな~?」

ひかり「あ、あれは…別にそういうのじゃ…」

P「まあまあ、とにかくお疲れ様…せーの」

「「「「かんぱーい!!」」」」

春香「最近プロデューサーさん新幹少女につきっきりだね」

真「仕方ないんじゃない?デビューしたてだし」

雪歩「そういえば最近のぞみちゃんが真ちゃんの写真が欲しいって頼んできたんだ」

真「え゛っ?何でボクの写真を?」

美希「真くんってカッコいいもんね。ミキもその気持ち分かるの」

真「はぁ…また王子様?ボクは女だって分かってるのかなぁ…今度聞いてみようかな」

千早「分かってるそうよ。それでも良いらしいわ」

真「え゛」

のぞみ「はぁ…真様……」

つばめ「ちょっとあんた…今日だけで何回それ言ってるのよ」

のぞみ「だってぇ…」

亜美「そんなにまこりんがええんかい?」

のぞみ「当然!!あの気品溢れる優雅さ…そしてクールな眼差し…はぁぁ…」

真美「そのまこりんの入浴シーンがこの携帯に入ってたりしてぇ」

のぞみ「…!!」

真美「欲しい?欲しい?」

のぞみ「何でもしますのでどうかわたくしめにお譲りください」

つばめ「あんた…」

亜美「じゃあ肩でも揉んでもらおうかな→」

のぞみ「はっ!」

つばめ「……」

ひかり「……」イライラ

真美「ほいこれが報酬」

のぞみ「ははー、ありがたく……ん?」

亜美「どったの?」

のぞみ「何このお風呂に浮いてるアヒルのおもちゃ」

真美「まこりんだよ→」

のぞみ「ちょっとふざけないで!!真様の写真は!?」

亜美「そのアヒルちゃんはまこりんって言うんだ→」

のぞみ「はぁ!!?」

真美「真美達は真様の事はまこりんじゃなくてまこちんって呼んでるもんね→」

のぞみ「…許さない!!」ダッ

亜美「ひょえええええええええええ!!?」

つばめ「ちょ、落ち着きなさいよ!!」

ひかり「うるさい!!!!」バンッ

真美「おぅっ!?」ビクッ

響「ただいまー!ん?」

P「ふぃー…ただいま戻り、どうした響?」

ひかり「あんた本当にトップアイドル目指す気あるの!?」

のぞみ「と、当然でしょ!」

ひかり「じゃあ何であんなバカやってんのよ!明日も仕事があるって分かってるの!?」

のぞみ「そんなこと知ってる!だから何なの?」

ひかり「…私たちはデビューしたばかり、どの仕事も完璧にこなさないとすぐに埋もれるわ」

ひかり「だからこんなバカやってる暇無い事ぐらい分かるわよね!?」

つばめ「ど、どうすんの…これ」

亜美「さ、さぁ…」

真美「ちょ、ちょっと真美達には分かんないかな→」


響「うわぁすごく険悪だぞ…」

P「ああ…」

つばめ「も、もうのぞみも反省してるしこのぐらいで…」

ひかり「そんなに真様がいいなら真様とユニット組めば?」

のぞみ「い、言われなくてもこんなユニット出て行ってやるわよ!」ダッ

響「あっ」

亜美「行っちゃった…」

P「…えーっと、何があった?」


P「つまり仕事前日で緊張してイライラしてる時に騒がれてイラッとしたと」

ひかり「はい…」

P(春香達はこんなトラブルほとんど無かったんだがな…組んですぐにこれか)

P「携帯は…まあ繋がらないか」

P(…この三人は前から仲が良かったみたいだな。もしかしたら)

P「…のぞみが良く行く場所とか分かるか?」

つばめ「…そうですね、のぞみは落ち込んだ時には――」



のぞみ「ひかりって口悪い上にすぐに怒るんだから…頑固だし…負けず嫌いだし…」

のぞみ「その癖意外と気が小さくて神経質…」

P「やっぱり友達同士か。お互いの事よく分かってるんだな」

のぞみ「うぇ!?何でプロデューサーが!?」

P「ひかりとつばめにお前がよく行く場所を教えてもらったんだよ。まさか一発目で正解が来るとは思わなかったけどな」

のぞみ「…ひかり怒ってました?」

P「そりゃ結構お怒りのようで」

のぞみ「はぁ……そりゃそうかぁ…」

P「じゃあとりあえず戻るか。皆心配するだろうし」

のぞみ「戻り辛いですよ…あんな事言ったのに」

P「でもいつまでもここにいる訳にはいかないだろ?」

つばめ「そうよそうよ、それにせっかく真様が事務所に戻って来たのに」

のぞみ「真様!?マジで!?…って何であんた当然のようにいるの?」

つばめ「だってひかりが『私も行く』とか言うからさー、私だけ残る訳にもいかないっしょ」

ひかり「……」コソコソ

のぞみ「ひかり…」

のぞみ「あの…その騒いでごめん」

ひかり「…こっちこそ言いすぎたわ。ごめんなさい…」

のぞみ「えと…私…あんな事言ったけど…やっぱり新幹少女が良い」

ひかり「当たり前じゃ無い。私達三人で新幹少女なんだから抜けるなんて許さないわ」

のぞみ「…うん」

P「とりあえず一件落着だな。…ってか早く戻らないと」

つばめ「てかプロデューサー、雪歩を迎えに行かないといけないんじゃないですか?」

P「それなら律子に頼んでるよ」

のぞみ「うわぁあ…私のせいだあああああ。ごめんなさい…」

P「大丈夫だって、気にするな」

P(…どうにもこいつらほっとけないんだよなぁ、ガキ臭いというかなんというか)

のぞみ「真様ああああああああああ!」

真「うわっ!?ちょ、ちょ待っ!落ち着いて!!」

雪歩「真ちゃん、私が抑えるから!逃げて!」

P「帰って早々これかい」

ひかり「はぁ…本当に反省してくれたのかしら」

千早「あなたも苦労してるのね」

春香「『も』ってどういう意味かな」

つばめ「マジでこの先不安…」

美希「最近ミキ達のお仕事減ってる気がするの…」

貴音「やはりこの人数をプロデュースするのは厳しいようですね…」

伊織「あの馬鹿…更に3人プロデュースするとか何考えてるのかしら」

やよい「えーっと…1,2,3,4……」

伊織「竜宮小町除く12人よ」

やよい「…それってやっぱりすごく多いんだよね」

美希「プロデューサーずっと新幹少女につきっきりだもんね」

伊織「そろそろあんた達の方も見ていかないと危ないって分かってる筈だけど…」

貴音「……」

P「お前達も小さい仕事だがそれなりに数が入ってくるようになったな」

のぞみ「はい!このままトップアイドルですね!」

つばめ「のぞみって本当単純ね…」

のぞみ「何ですと」

P「ははは、新幹線みたいにこの勢いで突っ走ってくれよ」

ひかり「……」

つばめ「ひかり、どうしたの?」

ひかり「…プロデューサーは…私達を重点的にプロデュースしていますよね?」

P「ああ、デビューしたてだしな」

ひかり「そのせいで…他の皆のプロデュースまで手が行き届いて無いんじゃないですか?」

P「…そんなことはない」

ひかり「社長に何度か呼び出されているのもそのせいなんですよね?」

P「……違う」

ひかり「……」

P「ぅ……」

つばめ「…そういえば…春香達も…そんなこと言ってたような…」

P「…お前達が気にする事じゃない。俺がなんとかする」

のぞみ「でも…」

P「大丈夫だ。お前たちは今まで通りアイドル活動に集中しておけば良い」

高木「……」

P「はい、責任を取って辞めます」

高木「…本当にこれで良かったのかね?後悔は?」

P「皆には本当に申し訳ない事をしたと思っています。ですが後悔はありません」

高木「そうか…」

P「ふぅ……」

のぞみ「…何を話していたんですか?」

P「ああ、俺が首って話だよ」

ひかり「…!?何でですか…大丈夫だって…」

P「ははは、大丈夫。次のプロデューサーはいるから」

つばめ「そういう問題じゃ…」

ひかり「どうして…首になってまで私達のプロデュースを…」

P「…俺、この事務所に入社したての頃はワクワクしてたんだ。皆をトップアイドルにするって」

P「んで、あわよくばアイドルとお付き合いなんてのも考えてた」

つばめ「え」

P「まあ当然そんなこと不可能で…だんだん毎日が退屈になってきた」

P「いくら必死に仕事をやっても成果は上がらない、アイドルとも何も無い」

P「このままじゃ何れ俺は不要になるって分かってた。そんな時お前達が騒いでる所に出くわしたんだ」

のぞみ「そうだったんですか…」

P「お前達に会って久々にワクワクしたんだ」

P「そんでどうせ首になるなら中途半端に手を伸ばすよりもワクワクをくれたお前達をプロデュースしようって」

伊織「……ふーん、そういうことだったの」

P「…聞かれたか」

伊織「ええ、薄々分かってはいたけど。もちろん他の連中も勘付いてたわ」

P「謝っておいてくれ。すまなかったって」

伊織「はぁ…まさかこんな最低プロデューサーだとは思わなかったわ」

ひかり「最低でも…それでも私にとっては大事なプロデューサーだから」

のぞみ「私達で社長を説得すれば…」

つばめ「うん、私達だけじゃなくて前みたいに皆をプロデュースするようにすれば!」

P「無理だよ。もう何回もチャンスを貰っていたからな」

ひかり「そんな…」

伊織「それにしても社長も社長ね。9人同時プロデュースだなんて不可能に決まってるのに」

P「うん、それは俺も思った」

伊織「あんたはあんたでアレだけどね…それでどうすんの?仕事は」

P「分からん…」

伊織「……あんたプロデューサー続けたくないの?」

P「正直新幹少女はこのままプロデュースしたかったよ。トップアイドルに」

のぞみ「……」

伊織「なら続ければ?」

P「は?何言ってるんだ?」

伊織「正直あんたがちょっと哀れになってきたから…」

伊織「こだまプロでならあんたを雇ってもらえるようにしてあげられると思うわ」

P「ほ、本当か!?」

伊織「あんた達はどうすんの?」

のぞみ「え?」

伊織「こいつはあんた達をプロデュースしたいみたいだけど」

ひかり「…私達もこだまプロに移籍する…って事?」

伊織「次のプロデューサーが12人プロデュースっていうバカみたいな事になっても困るから」

伊織「社長も限界は感じてるみたいだし」

伊織「それにのぞみは真の事で色々アレだし私としては出て行ってくれた方が助かるんだけど」

つばめ「……」

伊織「こだまプロもあんた達なら歓迎すると思うわ。まあ、どうするかは任せるけどね」

のぞみ「そんなの…決まってるじゃない」

ひかり「ですよね、プロデューサー?」

P「…そうか」

赤羽根P「これが噂の新幹少女か…あっ…あなたは」

P「初めまして、765プロのプロデューサーさん」

ひかり「私達がこだまプロでどれだけ力を付けたか見せてあげるわ」

伊織「どうかしらね?余計差が広がっちゃったかもしれないわよ」

P「相変わらず大した自信だな。伊織に感謝はしているが手加減はしないぞ?」

伊織「手加減なんてする余裕あるのかしら?まあ精々頑張って頂戴」




つばめ「ちょ!のぞみ、やめなさいってば!!」

のぞみ「真様ぁあああああ!!寂しかったよおおお!!」

真「久しぶりだね…ははは…」

終われ

スレタイから脱線ってレベルじゃねーぞ!
サーセンした

えっ?まだ何か書くことある?

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