勇者「安価で旅に出ます」(57)

勇者「これまで数々の勇者達が魔王に挑んでいった」

勇者「しかし、誰も魔王城にすらたどりつく事が出来なかった」

勇者「そして今日は待ちに待った旅立ちの日、とうとうボクの番がやってきた」

勇者「ボクは、勇者として魔王を倒さなければならない」

勇者「それには皆さんの力が必要です」

勇者「どうかボクに力を貸してください!!」



行動安価
1、早速旅に出る

2、まずは村を探索

3、いや、旅は明日から

ミス
>>3

勇者の特権箪笥漁り

勇者「よし、ひとまず村を探索だ!」

勇者「もしかしたら重要アイテムが眠っているかもしれないぞ!」

勇者「この村でそんな物がありそうな所は…」




勇者「お邪魔しまーす」ガチャ

村長「む?…おお!勇者か、どうしたのかな?」

勇者「いえ、ちょっと上がらせてもらいますね」ズカズカ

村長「え?おい!何をやっとるんじゃ!」

勇者「え…漁ってるだけですけど」

村長「だから何故じゃ!何が目的でワシの家を漁るのじゃ!」

勇者「何か、やらなくちゃいけない気がして」

村長「いらん事に使命感を背負うんじゃない!」

勇者「…どうしてもですか?」

村長「どうしてもじゃ」フーッ フーッ

勇者「………随分必死ですね、なんか怪しいなぁ」

村長 ギクッ

勇者「!…あれ~?コレなんですか?タンスの奥から出てきましたけど」ヒョイッ

村長「そ、それは…!」

出てきた物

1、薬草などのお役立ちアイテム

2、銅の剣、皮の盾という序盤の定番装備

3、えっちな下着

何度もミスすいません

安価↓

勇者「……うわぁ」

村長「ち、ちがっ、違う!違うんじゃ勇者!」

勇者「明らかに焦ってるじゃん………えー」

村長「あ、焦ってなどおらん!全く焦っておらんよ」

勇者「っつー……ちょっとこれは無いわー…」

村長「う…」

勇者「小さい頃から親のように慕ってきて、仕事もできて信頼もある憧れの人だったのになー…」

村長「だ、だから違うと…」

勇者「あー認めないのかー、こんなえっちな下着が出てきたのになー、ショックだわー」

村長「………」

勇者「今年一番の衝撃だよ、何か魔王とかどうでもよくなっちゃったなー」

村娘「ただいまー…あれ?勇者君?」

勇者「あ、こんにちは」

村娘「旅に出たんじゃなかったの?」

勇者「いえ、何だかココに来なくちゃいけないような気がして」

村娘「へー…って!何持ってんのよ!?」

勇者「え?………ああ、なるほど、ハイ」スッ

村娘「ハイ、じゃないわよ!何で私の下着…!?」バッ

勇者「そこに入ってたんで」

村娘「私のタンスじゃねーか!!」

村娘「ハッ…いけないいけない、言葉遣いが汚くなっちゃったわ」

村長「それ見た事か、全く…ワシを疑いよって」

村娘「私の下着を見た責任、取ってもらうからね!」ズイッ

村長「散々ワシを非難した事、深く反省して貰おうかのう」ズイッ

勇者「…おーっとぉ、また強烈な使命感がぁ」ダッ

村娘「あっ!ちょっ、待ちなさい!!」





村長「…逃げ足だけは一流じゃの」

村娘「まったくだわっ!」プンプン

村長「それにしても…お前何て下着を…」

村娘「」

勇者「成果、村娘さんは意外と過激だった事が判明」

勇者「全く有力な情報は得られませんでした」

勇者「さて、次は何をしようか…」




1、いよいよ冒険の始まりだ!

2、いや、まずは一休みしよう

3、冒険は明日から、一先ず寝よう


>>13

1

勇者「よし!いよいよ冒険の始まりだ!」

勇者「最近の魔物はちょっとおかしいって聞いたけど、まあ神のお告げだし大丈夫だろう」

勇者「どんな冒険が待ってるんだろう…」

勇者「火を噴くドラゴン、空に浮かぶ島、水上都市………ワクワクしてきた!」

勇者「…っといけないいけない、まずは装備確認だな、冒険の基本だ」

勇者「どれ」



勇者 Lv3
頭  なし
体  布の服
右手 ひのきのぼう
左手 なし

勇者「うーん…我ながら酷い装備だ」

勇者「こんなんで魔物に勝てるのかなぁ」

勇者「…そうだ!装備を揃えに行こう!」

勇者「次の町へ行くには…3ルートあるみたいだ、それぞれ出てくる敵も違うみたいだし、慎重に選ぼう」




1、【怪しい森】植物系のモンスターが出てきます、怪しい匂いに要注意

2、【深い沼地】水生系のモンスターが出てきます、水溜りに気をつけて

3、【荒れた草原】虫系のモンスターが出てきます、罠にかからないで

>>16

1

勇者「うん、【怪しい森】にしよう」

勇者「ここは植物系モンスターが出るらしいけど、植物って何か弱そうだし」

勇者「だってそこら辺の草でしょ?余裕余裕」

勇者「まあウォーミングアップ程度にやってやるか!」

――――

――


【怪しい森・入り口】

勇者「………何か違う」

勇者「思ってたのと違うよぉ…」ガクブル

勇者「もっと童話みたいな森を想像してたよ…」

勇者「何ここ?樹海?」

アーッヒャッヒャッヒャッヒャッッヒャッヒャッ!!!!!

勇者 ビクゥッ!!!!!

勇者「…な、何今の声…いや十中八九魔物だろうけど…!」

勇者「…お腹痛い」

冒険スタート!

勇者「…どうなってるんだよ…くそぉ」テクテク

勇者「どこまで進んでも同じような景色…いや、進んでるのかも怪しいな」テクテク

勇者「まさに【怪しい森】…ってそんな事言ってる場合じゃない」テクテク

勇者「一刻も早くここから出なきゃ…!」テクテク

――――

――

勇者「ハァ…ハァ…どこまで来たんだ…?」フラフラ

勇者「いい加減お腹も減って来たし…」

勇者「…ん?…何か良い匂いが…」クンクン

勇者「………ぁ」ポーッ

勇者 フラフラ

――――

――

勇者「………!」ムギュッ

勇者「!?…こ、ここはどこだ…!?」

勇者「足元に何か…これは、花?」

勇者「…随分大きい花だなあ…それに、良い匂いも…」

シュルシュルシュルッ

勇者「!!?」ギュッ

勇者「…あぅ…!」ジタバタ

勇者「なんだ…これ……!?」

勇者「ツタが絡み付いて…動けないっ…!」

勇者「っ…ツタが、ぬ、滑ってる…ぁ」ヌルヌルヌル

勇者「くっ、は、話せよぉっ」

ジュウウウウウウウッ

勇者「!ふ、服が…溶けて行く!?」

勇者(ま、まずい!このままじゃ体ごとっ!)

勇者「ひ、火の粉魔法っ!」ポッ

!スルスルスルッ

勇者「!よ、よし、効いたぞ…今のうちに」タッ

勇者「ハァ…ハァ…」

うねうねうねうね

勇者「お前っ、魔物だろっ!」

「…そうです、私はラフレシア、この森の番人です」

勇者「!?し、喋れるのか…?」

ラフレシア「…ご存知無いのですか?魔王様のお力により、魔物達に知能が与えられたのです」

勇者「知能が…」

ラフレシア「あなたは…見たところ旅人ですか?」

勇者「な!勇者だ!正真正銘の勇者!」

ラフレシア「まあ…こんな少年が…フフッ」

勇者「…何が可笑しい」

ラフレシア「いえ、可笑しくて笑っているのではありません…楽しみなのです」

勇者「楽しみ、だと?」

ラフレシア「ええ、あなたを倒し、魔王様に認められる事が」

ラフレシア「…そして、あなたを滅茶苦茶にできる事が」ニヤアッ

勇者「っ」

ラフレシアが現れた! ラフレシアは余裕の表情だ

勇者「笑ってられるのも今のうちだ!」

勇者はどうする?




1、武器を使って接近攻撃

2、魔法で遠距離攻撃

3、会話

4、降参


※(バトル中の安価で勝敗が決まります。負けてもゲームオーバーにはなりませんが、今後様々な場面で不利になります)

>>25

降参と見せかけて不意打ち

勇者(うっ…またボクが考え付いてない選択をっ)

勇者(でもまともにやっても勝ち目は無い…よし)

勇者「ご、ごめんなさいっ」ドゲザッ

勇者は土下座を繰り出した!

ラフレシア「!?…??」

ラフレシアは慌てている!

ラフレシア「ど、どうしたんですか?さっきまであんなに威勢よく…」

勇者「うぅ…だって、ボクなんかじゃ勝てるわけないよ…グスッ」

勇者の泣き落とし!

ラフレシア「あらあら…困りました…」

ラフレシアは困惑している!

勇者(隙ありっ)バッ

勇者の攻撃!

ラフレシア「きゃっ!」

ボカッ

勇者「…どうだ?」

ラフレシア「………」

勇者「や、やった!勝った、ぞっ!?」シュルシュルシュルッ

背後から現れた無数のツタが勇者を襲う!

勇者「なぁっ!?」ギシギシ

ラフレシア「…痛かったですっ」ムスーッ

勇者「お、お前まだっ」

ラフレシア「やられる訳無いじゃないですか、ひのきのぼうでの一撃何かで」

勇者「くうっ…」

ラフレシア「私、怒ってます」

勇者「!?」

ラフレシア「だって不意打ち何かするから…私とっても怒ってますっ」

勇者(しまった…不意打ちは失敗だったか…!)

ラフレシア「………ぃですか」

勇者「…えっ?」

ラフレシア「何か言い残す事は無いですか」

勇者(言い残す事…もし、脱出できる可能性があるとしたら、今しかない!)

勇者「>>29

遺伝子レベルで一目惚れです。結婚して下さい

ラフレシア「何か言い残す事は無いですか」

勇者「遺伝子レベルで一目惚れです。結婚して下さい 」

ラフレシア「…え?」

勇者「だから、ボクはあなたに遺伝子レベルで一目惚れをしています。どうか、結婚して頂けないでしょうか!」

ラフレシア「なっ、え…でも………えぇ?…うぅ///」

勇者(これは…効いてるのか?)

ラフレシア「…本気、なのですか?///」

勇者「もちろん本気です!」キリッ

ラフレシア「わ、解りました。…ちょっと、考えさせてください」シュルシュル

勇者を縛っていたツタが解けた!

ラフレシア「あ、私一人で真剣に考えてくるので、それまで待っていただけますか?」

勇者「も、もちろんです。いい結果を期待しています」

ラフレシア「うぅ…///では、後ほど」タッタッタッタ

勇者(行ってしまった…)ポツーン

勇者(ラフレシアには悪いけど、今が絶好のチャンスだし…)

勇者(逃げようかな)

勇者は逃げ出した!

勇者(………ん?何か、聞こえる)

「…だからね、うん。…うん。私、大丈夫だと思う」

勇者(ラフレシア?)

勇者は聞き耳を立てた!

ラフレシア「もうっ…お母さんは心配症だなぁ」

なんと、ラフレシアはしわくちゃの今にも枯れそうな花に語りかけている!

勇者「………」

ラフレシア「…きっと、大変だと思う。生半可な覚悟ではやっていけない。」

ラフレシア「これまでもたくさんの仲間達が人に騙されて、命を落としてきた」

ラフレシア「…でも、私は大丈夫。だって勇者だもん、私を裏切ったりしないよ」

勇者「」グサッ

勇者の心がきりきりと痛む!

ラフレシア「…グスッ、うぇ、お母さん…私、とうとうお嫁さんになれるよぉ…グスッ」

勇者は瀕死の状態だ!

勇者(うわあああああああああ心が痛いいいいいいいいいいいいいいいいいい)

勇者(…ダメだっ、ダメなやつだこれ…)

勇者(滅茶苦茶良い子じゃないか!俺には無理だ…せめて極悪モンスターだったら…)

勇者(ああ、神のお告げよ…今一度ボクにそのお知恵を授けてください!)




1、こんな良い子を騙せない、本当に結婚してしまおう

2、いや、魔物は魔物だ、情けをかけず立ち去ろう…

3、そうだ、ボクが彼女に嫌われればいいんだ



>>34

すみません安価下で

1ですね、了解しました
少し用事があるので夕方頃再開します

ラフレシア「…きっと、勇者と幸せになるから…ヒッグ」

勇者「ラフレシアッ!!」ガサッ

勇者は、飛び出した!

ラフレシア「!えっ、ゆう、うぇ!?」

ラフレシアは、慌てふためいている

勇者「ラフレシア、ごめん!」

ラフレシア「?一体何の…ちょっと状況が…」

勇者「ボク、ラフレシアの事を騙すつもりだったんだ」

ラフレシア「!?」

勇者「嘘を付いて油断させて、その隙に逃げるつもりだった」

ラフレシア「え…嘘…そんな」

ラフレシアは、ショックを受けている

勇者「でも、今ラフレシアを見て思った」

ラフレシア「うぅ…?」

勇者「魔物にも良い奴はいるんだって」

ラフレシア「グスッ」

勇者「ボクは、ラフレシアと一緒に旅をしたい」

ラフレシア「………」

勇者「だから、こんなボクで良ければ…け、結婚してくれますか?」

ラフレシア「………」

勇者(…やっぱり、ダメかな…騙そうとしたんだしな)

二人は沈黙している

ラフレシア「………もぅ、後戻りはできませんよ」ボソッ

勇者「!!わ、解ってる!後戻りなんてする気無い!!」

勇者は、自分の本心を全力で伝える!

ラフレシア「…なら、良いです」

勇者「!!」

ラフレシア「許します」

勇者「ほ、本当に…?」

ラフレシア「…ええ、その代わり…私のツタはしつこいですから、どこまで逃げても捕まえちゃいますよ」

勇者「あ、ああ!ボクだってお前を逃がさないからな!」

ラフレシア「なっ///………もうっ」

ラフレシア、が仲間になった!!

テーテレーテーテーテッテレー


勇者 Lv3        ラフレシア Lv20
頭  なし         頭     怪しい花
体  布の服        体     葉のドレス
右手 ひのきのぼう     右手    なし
左手 なし         左手    なし

勇者「えーという訳で、無事ラフレシアと結婚したボクですが」

勇者「今回の事件で自分の無力さを実感しました」

勇者「なので、今後も是非お力添えをしていただきたければと思います」

勇者「早速ですが、次の行動はどうしましょう」




1、早速目的地(次の町)へ出発

2、ちょっと寄り道

3、今日はラフレシアと野宿



安価↓

了解です

すいませんが今日はここまでです
明日は少し書き溜めてから来ます

今からリレー式SSにしようぜwwww

勇者「ラフレシアここら辺でデートできる場所ない?」


ラフレシア「ありますけど?>>55

ものみの塔

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom