レオナ「世界中を旅していたあなた達を呼び出したのはそういうわけなの」
ポップ「それでダイは何処に!?」
レオナ「落ち着いてポップ君、私だって喜びたいけどそう簡単な話でもないのよ」
マァム「どういうことなの?」
メルル(ダイさんが見つかったってことは度は終わりなんですね……ポップさん……)
レオナ「ダイ君は今、魔界にいることがわかったわ」
ポップ「魔界だって!?」
レオナ「ええ、今クロコダインが先行調査に向かっているの」
ポップ「クロコダインのおっさんが……」
メルル「キャッ!? どうしてモンスターが……!」
おおめだま「……」
レオナ「ああ、彼はおおめだま、クロコダインが通信用に置いていったの」
ポップ「おっさんらしいな」
レオナ「魔界は人間にはいろいろ環境的につらいらしいから。まずは自分がいくから何かわかったら彼を通して連絡をくれる手筈になっているわ」
メルル「そうなんですか、あの、驚いてごめんなさい」
おおめだま「……」フルフル
メルル「ありがとう」フフッ
マァム「でもどうしてわかったの?」
レオナ「魔界から来た魔物が興味深い情報を漏らしたのよ」
マァム「興味深い情報?」
レオナ「ええ、大魔王バーンが倒れて以降も魔界の魔物が地上に来ることは珍しくはないわ」
マァム「そうね。決めつけはよくないけど地上に元々いるモンスターより好戦的で悪さをする奴も多いわ」
メルル「それに手強いですよね。ポップさんは難なく倒してましたけど」
ポップ「大魔王バーンに比べたらみんな大したことないさ」
レオナ「実際にダイ君と一緒に大魔王と戦ったポップ君だから言える台詞ね。で続けるけど」
レオナ「そういったモンスターは個人行動をしている者もいればグループ行動している者もいる」
レオナ「グループって言っても少数ががほとんどだけどね。バーンも言ってたけど魔界っていう環境を考えれば多数で群れるってことはあまりないでしょうからそれが普通だったんだけど」
ポップ「例外があるとすりゃ、絶対的強者、バーンみたいのが統率する場合だな」
レオナ「ええ。そのはずだったんだけど……」
メルル「何かあったんですか?」
レオナ「ええ、新たに発見された魔物の群れなんだけど、統率力がすごく良いみたいで」
ポップ「珍しいっちゃ珍しいけど、無いことでも無いな」
レオナ「それ1グループだったらそうなんだけど、いくつもあるの」
ポップ「そりゃ、ちょっと異常だな、バーンが倒れて以降は見られなかったケースだ」
レオナ「そう思って調査を進めさせていたら、その無数のグループは、どうやら全て同じ一派らしいのよ」
マァム「それって、少なくとも今、それだけの力と統率力を持った存在が魔界に居るってこと?」
レオナ「ええ、そう見て間違いないと思うわ。その強さがバーンほどではない、と思いたいわね」
ポップ「……で、そいつが誰かは調べがついてるんだろ?」
レオナ「流石ねポップ君、私も驚いたわ。相手は、冥竜王ヴェルザー、バーンがかつて。自分と魔界を二分にした男、と言っていた名前と同じよ」
マァム「なっ!?」
ポップ「……十中八九同一人物だろうな。でもヴェルザーは封印されているんだろう?」
レオナ「ここからが重要なの。その封印を解く方法を彼らが見つけたらしくて」
ポップ「なんだって!?」
レオナ「しかもその方法にはいくつか必要な物があって、その一つに神の加護を受けし竜の血が必要、と言っていたわ」
メルル「神の加護を受けし竜の血……まさか!」
レオナ「彼らは、既にその準備は整っていると言っていた。これが意味するのは……」
ポップ「ダイが奴等に捕まっている……!?」
おおめだま『……おおい! 聞こえるか?』
レオナ「っ! クロコダイン!」
ポップ「おっさん!」
おおめだま『その声はポップか! 久しいな。待ってくれ、今映像を繋げる。頼むぞおおめだま』
おおめだま「……」ブゥン
クロコダイン『どうだ、見えるか?』
ポップ「バッチリ映ってるぜおっさん! 相変わらずみたいだな!」
クロコダイン『お前も元気そうで何よりだ』
ポップ「それでダイは!?」
クロコダイン『ああ……』
クロコダイン『この目で見たワケじゃないが、ここに来た限り、ダイは間違いなくいると思っている』
ポップ「それじゃあ……!」
クロコダイン『だが敵の数が半端じゃない。これは少し骨が折れそうだ」
ポップ「何を弱気なコトを言ってるんだよおっさん! なんなら俺がすぐにでもそっちに……」
クロコダイン『それはダメだポップ! 魔界の空気は地上よりも淀みすぎている。障気と言っても過言じゃない。吸えばたちまち弱り、悪ければ死んでしまうだろう』
クロコダイン『ここは俺に任せておけ』
ポップ「でもよ!」
クロコダイン『フッ、お前に心配されるとはな。俺を誰だと思っている?』
ポップ「頼んだぜ、おっさん!」
クロコダイン『ああ、任せ……むっ、見つかったか!』
ポップ「お、おい、大丈夫なのかよ!?」
クロコダイン『しばらく通信はできそうにない!』
クロコダイン『ダイのことは任せておけ! また連絡す……な、お前は……!? ぐわああああああああああ!!!!!』
ポップ「おい!? おっさん!」
おおめだま「……」
ポップ「おい! おっさん! 返事しろよ!」
おおめだま「……」
ポップ「まさか、あのおっさんがやられたのか……?」
レオナ「まさか、こんなことになるなんて……どうしたら良いと思う? ポップ君」
ポップ「……おっさんには悪いが、俺は行くぜ。おっさんが死ぬとは思えない、けど一人じゃいくらなんでも無茶だ」
ポップ「相手がヴェルザーだってんなら尚更さ、バーンと肩を並べた相手に単独で挑むのはキツイぜ」
レオナ「良かった、聞くまでもなかったわね」
メルル「でも、魔界に人間は入れません。入れたとしても中の空気は人間にとって有毒な障気です。どうやって……」
マァム「それなんだけど……ブロキーナ師匠のところへ行ってみない?」
ポップ「どうしてだ?」
マァム「回復呪文を応用した薄い闘気を纏うことによって、私はかつて障気を防いだわ。これは武神流の基本の一つなんだけど、もしかしたら魔界でも通じるのかもしれない」
ポップ「! じゃあ……」
マァム「話を聞きにいっても損は無いと思うの」
ポップ「なら善は急げだ! 早速行こう! 俺につかまってくれ!」
マァム「ええ」
メルル「……」キュ
レオナ「私も……」
マリン「なりません! 姫……いえ女王はすでにその身は一人のものではないのです」
ポップ「えっ」
マァム「えっ」
メルル「えっ」
レオナ「ちょっと! 誤解を生むような言い方はやめて!」
マリン「しかし、女王になにかあれば国が、いえ世界が傾きかねません! これは大げさなことではないのです!」
レオナ「でも!」
マリン「なりません!」
ポップ「……姫さん、じゃなかった女王さん? ええいわかりにくいな」
レオナ「昔のままでいいわよ」
ポップ「んじゃあ姫さん、しかたねぇよ。背負うモンを背負っちまったんだ。とりあえず今は話だけだし俺たちだけで行ってくる」
レオナ「……ええ、わかったわ」
ポップ「よし、じゃあルーラ!」
ヒュン
ブロキーナ「ん?」
ヒュン
マァム「師匠! お久しぶりです」
ブロキーナ「おおマァムか。元気にしていたかね」
マァム「はい!」
ポップ「なんかビースト君のイメージが強すぎてグラサンのおっさん見てもピンとこねぇや」
マァム「ちょっとポップ!失礼なこと言わないでよ!」
メルル「あはは……」
ブロキーナ「それで今日はどうしたんじゃ?」
マァム「実は……」
ブロキーナ「なんと、そんなことが……」
マァム「ええ、それで、魔界でも私達は無事でいられるか、師匠の考えをお聞きしたかったんです」
ブロキーナ「むぅ、出来なくはないじゃろう」
マァム「本当ですか!?」
ブロキーナ「しかし、戦いとなると話は別じゃ」
マァム「!」
ブロキーナ「日常生活、歩行程度の運動量ならさほど気にはなるまい。しかしこと戦闘が混ざれば話は違う。すぐに消耗し、その状態を維持は出来まい」
マァム「そう、ですね……でもじゃあどうすれば……」
ブロキーナ「ふむ、そうじゃな……マトリフなら何か良い呪文があるかもしれん」
ポップ「師匠が!?」
ブロキーナ「ああ、自らも禁呪によって苦しむ身、そういったものの緩和させる呪文を編み出してもおかしくはない」
ポップ「なるほど。じゃあ早速行こう!」
ブロキーナ「これこれまちんしゃい」
マァム「?」
ブロキーナ「丁度良いところにきたのぅお前達、今お前さん等の仲間がここにおるんじゃよ」
メルル「仲間って……」
ヒュンケル「む、ポップか。久しいな」
ラーハルト「あの時の小僧か」
エイミ「あら、お久しぶりです」
マァム「ヒュンケル!」
ヒュンケル「みんな久しぶりだな」
マァム「丁度良かったわ! ヒュンケルにも手伝ってもらえば……あ」
ポップ「ヒュンケルは、戦えるのか……?」
ヒュンケル「? どういうことかはわからんが心配は無用だ」
ラーハルト「そうだな、この男は本当に不死身かもしれんぞ?」
マァム「えっ!? じゃあ治ったの!?」
ブロキーナ「いんや、彼の肉体は既に回復呪文を受け付けぬダメージを負っておる。日常生活ならともかく、戦いには耐えられないだろう。普通ならな」
エイミ「……本当に困った人」フゥ
ポップ「?」
ヒュンケル「俺に残されたのは闘気、だけだと思っていたのだが、ロン・ベルク殿が凄い物を作ってくれてな」
ラーハルト「正確には人間が、だが」
ポップ「ノヴァか!」
ヒュンケル「普段はペンダント型だが、アムドの発動で闘気の鎧を纏える。これを纏っている間は俺はかつてのように戦えるようになった」
ヒュンケル「闘気によって剣や槍も精製できる。飽くまで纏っている間のみで、俺の闘気を使い続けている間だけだが」
ラーハルト「常に闘気を放出しているからな。消耗は激しい。それを使ったら貴様の奥の手は使えまい」
ヒュンケル「難しいな、しかしやれないわけじゃない」
エイミ「……もぅ」ハァ
ヒュンケル「それで、お前達はどうしたんだ?」
マァム「ダイが見つかったの!」
ヒュンケル「何だと!?」
ラーハルト「ダイ様が!? 何処だ小娘! ダイ様は何処に!?」
ポップ「お、おい! マァム!」
マァム「何?」
ポップ「言って良かったのか?」チラッ
マァム「え?」
エイミ「……」ギロ
マァム「……」
メルル「えっと、ダイさんは今魔界で囚われてるらしくて」
ラーハルト「何だと!? すぐにお助けせねば!」
ポップ「待て待て待て! いろいろあるんだ!」
ヒュンケル「しかし、そうだな。それが本当なら一刻も早く助けに行くべきだ」
ポップ「魔界は障気が濃くて俺たち人間じゃ満足に息もできないらしいんだよ」
ラーハルト「ふん、脆弱な人間め。俺が一人で行く」
ポップ「……先行調査していたクロコダインのおっさんからの通信が途絶えたんだ、これが意味するところがわかるか?」
ヒュンケル「クロコダインが……」
ラーハルト「……」
ポップ「それで俺たちはマァムのお師匠さんに話を聞きに来たんだ」
ヒュンケル「成る程な。それで……」
メルル「マトリフさんに聞いた方がいいかもしれないってなったんです」
ヒュンケル「ならば俺も行こう」
ラーハルト「同じく」
ポップ「大所帯になったな。まぁ頼りになるから良いけど……う」
エイミ「」ギロリ
ヒュンケル「言ったはずだ。俺はキミの思いには答えられない。それにこれが俺の生き方だと」
エイミ「……わかりました」ハァ
名前欄にID変わったけど>>1ですって打とうとしたら書きこんじまったorz
ポップ「そういやヒュンケルななんでこっちに?」
ヒュンケル「闘気を纏って戦うにあたって、ブロキーナ師からのレクチャーを頂いていた。武器も使うが、今回の魔槍……いや闘鎧とでも言おうか」
ヒュンケル「これは拳、身体そのものに闘気を纏っているから全身が武器となる。そこで武道に通じる方の話を聞きたかったのだ」
ポップ「成る程。相変わらずなこって」
ヒュンケル「そういうお前こそたくましくなったのではないか?」
ポップ「……あんたほどじゃないさ」
ヒュンケル「しかしそういうことならヒムにも声をかけよう。あいつなら障気は関係あるまい」
ポップ「ヒム? あいつ今どこにいるんだ?」
ヒュンケル「ロン・ベルク殿のところだ。自身の身体、オリハルコンを提供する代わりに稽古をつけてもらっているようだ」
ヒュンケル「チゥもちょくちょく来ていたな」
ポップ「へぇ。まぁいいや、そこは後だな。まずは師匠の所へ行こう。ルーラ!」
ヒュン
まぞっほ「ふぃ~兄者は人使いが荒すぎる」
でろりん「やってられねぇよな、ほんと」
ずるぼん「逃げちゃいましょうよ」
へろへろ「うんうん」
まぞっほ「しかしなあ……」
ポップ「よっと」
まぞっほ「ん? お前さんは」
ポップ「あ、お前は……久しぶりだな!」
まぞっほ「ほっほ、良い面になったのぅ」
ポップ「へへっ、師匠はいるかい?」
まぞっほ「ああ、中にいるよ」
マトリフ「ポップじゃねぇか。お前のことだから俺が死ぬ時にしかもう顔を見せねぇと思ってたぜ」
ポップ「何言ってんだよ師匠。師匠はまだまだ生きるさ」
マトリフ「へっ、どうだかな。で、どうしたんだ今日は?」
ポップ「実は……というわけなんだ」
マトリフ「なるほどな、しかし魔界か……」
ヒュンケル「何とかならないものだろうか」
マトリフ「ブロキーナの見立ては間違っちゃいねぇが……しかし、うぅむ」
マァム「お願い! なんとかしてダイを助けたいの!」
マトリフ「おお、姉ちゃんにそう言われたら頑張ってやりたいのは山々なんだがな」スリスリ
マァム「キャッ!? この!」ズン!
マトリフ「……おぉぅ……」
マトリフ「おいポップ! 嫁のしつけがなってねぇぞ!」
マァム「誰が嫁よ!」
ポップ「いや、今の師匠が悪いよ、こいつはもはや全身凶器だぜ」
マァム「ポップ!」
メルル「あ、あの、よ、嫁とか……」キュ
ポップ「あ……」
メルル「///」
マァム「」イラッ
ポップ「あ、いや、なんだメルル。その……」
マァム「はいはい、離れて離れて。話を聞くのが先でしょ!」
マトリフ「ベホマかけてんのにまだ痛いぜ……」
マトリフ「そういう呪文になら心当たりは一つある」
マトリフ「まあ他にもアバンがやっていたように破邪の力でいくつかの呪文の威力を上げてやれば似た状況は作り出せるだろうが……」
ポップ「で、その魔法は?」
マトリフ「マジャスティスだ。これはあらゆる効果を打ち消しちまう呪文だ。だが気をつけろ。この魔法を使ったら補助系魔法は消えるし、しばらくは回復・補助系魔法は受け付けねぇ」
ポップ「! わかった、それでもいい!」
マトリフ「攻撃魔法や闘気は別だからさらに気をつけろよ」
ポップ「ああ」
マトリフ「じゃあ奥に来い。契約させてやる」
ポップ「サンキュな、師匠!」
マトリフ「へっ」
実際はマジャスティスは打ち消すだけでしばらく呪文受け付けないってのはこの場のオリジナルだよ
レオナ「なるほど、それでポップ君はその呪文を修得してきたのね」
ポップ「ああ」
レオナ「ヒュンケルの姿が見えないけど……」
マァム「今ロン・ベルクさんのところに行ってるの。ヒムにも協力をお願いして、あと出来ればロン・ベルクさんに魔界に連れていってもらえれば、と思ってね」
レオナ「なるほど、で、こっちなんだけど……」
マリン「」ジト
レオナ「私も行きたいけど、行かせてはもらえなさそうなの」
レオナ「だからポップ君、お願いがあるんだけど……こっそり私を連れ出してくれない?」
ポップ「悪いけど姫さん、それはできないんだ」
レオナ「え? ちょっとなんでよ!」
マリン「聞こえてますよ女王様」
レオナ「っ!」
ポップ「マジャスティスは対象が一人な上にだいぶ魔法力を食うんだ。できるだけ頭数を減らして少数精鋭で行きたい」
エイミ「」
メルル「……」ショボン
ポップ「ごめんなメルル」
メルル「いえ……無事に戻ってきて下さいね」
ポップ「ああ」
マァム(なんか面白くないんだけど)
レオナ「そういうことなら、しょうがないのか……うう、ダイ君」
ロン・ベルク「生きているとは思ったが魔界だったか」
ポップ「ああ、そうみたいなんだ」
ロン・ベルク「良いだろう。魔界までは連れて行ってやる。ただしそこからはお前達の仕事だ」
ポップ「わかってる。アンタはそう言う人だからな」
ロン・ベルク「フッ、ならいい。もっとも俺を人呼ばわりするのはどうかと思うがな」
ヒム「しっかし楽しみだぜ、ヒュンケル! これが終わったら戦ってもらうからな!」
ヒュンケル「お前は、相変わらずだな」
ロン・ベルク「メンバーはどうなってる?」
ポップ「俺、マァム、ヒュンケル、ラーハルト、ヒム。とりあえずこの五人を考えてる。マジャスティスが必要なのは三人。そくらいに留めておきたい」
ロン・ベルク「賢明だな」
ポップ「一応伝えられるところには伝えて貰うよう姫さんには頼んだし、アバン先生……アバン王? ええい先生でいいや。先生からも体力と魔法力を回復するアイテムをもらってる」
ロン・ベルク「そうか出発は?」
ポップ「今夜にでも」
ロン・ベルク「良いだろう」
ノヴァ「頑張ってくれよ」
ポップ「ああ!」
マァム「今行くからね、ダイ」
ヒム「腕がなるぜ」
ラーハルト「ダイ様」
ヒュンケル「ダイ……」
ポップ「いざ、魔界へ!」
キリの良いところで止め。
ごめん、今日はこれ以上書けなさそうだから、今度別スレ建てるかSS速報で書くわ。多分。
このあとちょっとダイの方に視点移動する予定だった。
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