怜「あー、ごめんな。インハイの時の印象が強くて……えっと、宮永さん？」

照「何だか、今さらそれもくすぐったい。照でいい」

怜「じゃあ照って呼ばせてもらうわ。ウチも怜でええから」

照「うん」

怜(下の名前で呼び合うってことは友達になった……ってことでええよな？)

照(友達できた……？あとで菫に自慢しよう)

怜「……」ｸﾞﾃｰ

照「……」ﾍﾟﾗｯ

怜「暇やなあ……」

照「うん」ﾍﾟﾗｯ

怜「……お腹すいたなあ」ｸﾞｰ

照「……学食で何か食べる？」

怜「学食かあ。実はウチ、まだ行ったことないねん」

照「私も……うるさいとこ苦手だから」

怜「人多過ぎやねんな。病弱なウチにはハードル高いわ……」

照「病弱？」

怜「あー、ウチ病弱キャラやから。あんまり騒がしかったりするのはちょっとな」

照「そう……」

怜「……」ｸﾞｰ

照「……じゃあ、うちに来る？」

怜「えっ？」

照「私の家。大学のすぐ近くだし、何か食べるものくらいは出せると思う。怜の予定がなければ、だけど」

怜「チャンピオンの家とか興味あるなあ……。今日はもう講義ないし、お邪魔させてもらおかな」

照「またチャンピオンって呼んでる」

怜「ごめんごめん」

DQN1「おいｗｗｗｗチャンピオンｗｗｗｗｗあれやってよｗｗｗｗｗｗ」
照「えっ…でも…」
DQN2「でもじゃねーよ！さっさとやれ！」
照「ひいっ！わ、分かりました…」
照「コ、コークスクリューツモ！」
DQN「で、でたーｗｗｗｗｗｗｗｗｗ畜生チャンプのコークスクリューツモｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
照「うぅ…」

照「ちょっと待って。帰る前に菫にメールしておく」

怜「あ、ウチも竜華にメールしよ」

照「……」

怜「……」

照『友達を家に呼ぶことになったから、先に帰る。あとで家に来て』

怜『友達の家に行くことになったから、行ってくるでー。授業終わったら連絡ちょうだいな』

照「よし。じゃあ行こう」

怜「うん、楽しみやなー」

ﾃﾞｱﾙｶﾗｼﾃｰ

菫「……」ｶｷｶｷ

ﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

菫「……ん？照からメールか。珍しいな」

菫「……」

菫「あいつ友達いたのか……？変な奴に騙されたりしてないよな……？」


竜華「あ、怜からメール」

竜華(寂しなったのかな？も～、しゃーないなあ怜は♪)

竜華「……」

竜華「い、いきなり友達の家にお呼ばれ……？あかん、あかんで怜！」

照「ここが私の家」

怜「へえ……本当に近いなあ。大学から徒歩で5分もかからへんし」

ガチャッ

照「散らかってるけど、どうぞ」

怜「お邪魔しまーす……おおっ」

怜(散らかってる言うけど、本が少し散乱してるだけで綺麗な部屋やん)

照「座ってて。何か食べるもの探してくる」

怜「うん、ありがとな」

怜「……」ｷｮﾛｷｮﾛ

怜「よう見たら殺風景な部屋やなー……必要最低限な家具しか置いとらんし」

怜「ん？あれは……」

照「お待たせ。冷凍パスタがあったけど、これでいい？」

怜「食べさせてもらう立場やし、何でも喜んで頂くでー。それより照、これって……」

照「全自動卓がどうかした？」

怜「いや、ええなあと思って。さすがに一人暮らしでこれはなー……高くなかったん？」

照「まあそこそこ……卓があると安心するし」

怜「いつもこれで打ってるんか？」

照「…………うん。だいたい菫と二人打ちだけど」

怜「あ……」

照「……」

怜「な、なんかごめんな？」

照「……別に謝られるようなことじゃない」

怜「えっと……ウチも今度混ぜてもろてええかな？照とはまた打ちたいと思っとったし」

照「え？あ……」

怜「ウチが竜華連れて来れば四人になるし……照が迷惑やなかったら、やけど」

照「……いつでも歓迎する」

怜「ふふ、ありがとな」

怜「たまには冷凍食品も悪くないなあ」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

照「……」ｼﾞｰｯ

怜「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

照「……」ｼﾞｰｯ

怜「えっと、ウチの顔になんかついとる？そんなじっと見られてたら食べづらいんやけど……」

照「ご、ごめん」

怜「いや、別にええけど……ぷぅ、ごちそうさん。美味しかったでー」ｺﾞﾛﾝｯ

照「わっ」

怜「あっ、しもた。ついいつもの癖で……」

照「いつもの癖？」

怜「ウチって病弱やから、よく竜華にひざ枕してもろとるんよ。気持ちええでー」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

照「気持ちいい？」

怜「ん～……竜華ほどじゃないけど、照のひざ枕もええ感じやな」

照「……喜んでいいのか分からない」

怜「自信持ってええって！ウチはひざ枕ソムリエやし」

照「ふふっ。何それ」

怜「この程よい肉付きが……ええなぁ…」

照「怜って変態…？」

怜「もう変態でええよー」

照「そう…」

怜「…」

照「…」

照（なんか気まずいな）

怜（膝枕落ち着くわぁ…）

照「そう言えば怜って…一巡先が見えるんだよね」

怜「ああ、言っちゃうか」

照「もしかしたら私にも出来ないかな…と思って」

怜「照が一巡先見えたら強さ的にアカンやろ」

照「そうか…」

怜「それに真似なんて出来ひんと思うで、病気になったら自然と出来るようになってたんや」

照「目に意識を集中…で見えるようになるのかと思ってた」

怜「ほなら・・・次は照の番やで」

照「ん…？」

怜「アレやコークスクリュー、アレのやり方教えてーや」

照「私のも…自然と出るようになったから…」

怜「そうか…」

照「やってみる…？」

照「打点を少しづつ上げていく打ち方をしていけば出るようになるかもしれない」

怜「わかった、やってみるわ」

照「私は適当に上がらずに進めてるから…」


怜「ツモ、２４００」

照「そう、その調子」

怜「何か出てる気がするわ…」

照「本当に出来たんだ、だんだん風は強くなっていくから」

怜「わかったわ、じゃあ次行くで」


怜「流局してしまったわ」

照「すぐには出来ないか…」

怜「風は確かに出てたんやけどなぁ・・・」

怜「あっ、メール来たわ」

照「私も来てた…」

怜「場所教えるのも面倒やし、校門で待ち合わせでええか」

照「そうだな、麻雀打つなら買い出しもしとかないと」



加治木「今日の講義は楽なものばかりだな」

竜華「え…」

菫「ん？竜華には難しかったか？」

竜華「いや…ほとんど理解出来なかったで」

久「でも、あの先生は後で頼めば単位は出してくれるわよ」

菫「おっと、他の友だちと待ち合わせだから私はここで」

加治木「そうか、お疲れ」

竜華「あっ、私もや」

ひさ

ミス

菫「おっと、他の友だちと待ち合わせだから私はここで」

加治木「そうか、お疲れ」

竜華「あっ、私もや」

久「お疲れー」

加治木「蒲原も終わりらしいから乗せてもらおう」

久「便利よねあの子」

加治木「便利だな・・・」

久「いつもテンション高いしね」

加治木「最近ドラマとかJ-POPの話に詳しくなったしな」

久「まあ、乗せてもらえるなら何も言わないけど」

菫「照！大丈夫か？」

照「大丈夫・・・って何が？」

菫「お友達ってどんな奴なんだ」

竜華「怜！無事か？何もされてない？」

怜「竜華…どないしたん…」

菫「ん？竜華、どうしてここに…」

竜華「あれ？怜の友達って…菫の友達か」

菫「何だ、だったら心配ないな」

竜華「安心したわ、変な男に誑かされたのかと」

照（よかった・・・怖い人だったらどうしようかと・・・）

怜「竜華、このあと時間あるか？」

竜華「ああ、あるけど」

怜「これから照の家で麻雀しようと思うとるんや、一緒にどうや？」

竜華「おお、ええで、っていうかチャンピョンやんか」

照「その呼び方はやめて！」

近所のスーパー

菫「今日は４人だし自炊するか？」

照「そうする…」

怜（せっかくの機会だし、ビールでも飲んではしゃごうかなぁ）

怜「菫さん、これも買ってもらっていいですか？」

照「なっ…私達まだ・・・」

怜「そう固いこと言わんといて、一気コールとかせえへんから…」

菫「で、何でビールを私に買わせようとしたんだ？」

怜「いや…それは…一番背が高くて…」

菫「そうか、私は一番老けて見えるんだな」

照宅

竜華「えっと…それじゃあ乾杯でも」

菫「照、乾杯の挨拶だぞ」

照（えっ…）

照「…」

照「えーみなさん４人の出会いを祝って乾杯しましょう」ｴｲｷﾞｮｳｽﾏｲﾙ

怜「ぷっ…何やその顔…」

菫「照の持ちネタの一つなんだ」

竜華「うあーっ、ずっと麻雀ビリッケツやんけー」

怜「チャンピオンがずっと一位や」

菫「次は席変えてもう一局やるか」


菫「次は怜が隣りか」

ストン

怜「えへへー菫っちの膝枕～♪」

菫「な…何だいきなり…」

照「完全に酔っ払ってるな」

竜華（アカン）

竜華「怜、起きーや」

怜「んー邪魔すんなや」

竜華「何で怜は誰彼構わず膝枕するねん」

怜「んー気持ちいええんやから仕方ないやん」

竜華「膝枕なら私がいくらでもやったるわ」

菫「おー、熱いカップルだな」

蒲原車内

久「明日の講義は午後からだし、今から飲みに行かない？」

美穂子「いいですね」

加治木「私の友達が居酒屋バイトやってるから安くしてもらおう」

蒲原「ワハハー場所はどこだ？」

加治木「駅前にある」

蒲原「ワハハーそうか…駅前かー」

蒲原「おっ、有料駐車場に空きがあったぞー」

加治木「いや、駅前で降ろしてくれるだけでいいぞ」

蒲原「私も飲み会に参加したいぞ」

久「え？参加するの？」

美穂子「車乗ってたらお酒は飲めないし…やめといたほうが…」

蒲原（無理やり参加して嫌われても嫌だし…ここは一人で帰るか…）

蒲原「ワハハーそうか…それじゃあ私は帰るぞ」


久「送ってもらってありがとうね」

加治木「いつもありがとうな」

蒲原「ワハハー、また呼んでくれ―」

ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛ

蒲原「お、佳織かーいまどこにいるー？」

照「そろそろいい時間だな」

怜「なあ、今日は泊まっていっていいか？」

照「あ、泊まるのか…まあ歓迎だが」

怜「今日はオールしたい気分や、竜華と菫もええよな？」

竜華「私も問題はないけど・・・・」

菫「４人でアパートの一室は狭くないか？」

竜華「あっ・・・なら寝るときはセーラの部屋行くか、同じアパートやし」


竜華「あっ…セーラか？…うん…うん…」

竜華「なっ、そうなんか…わかったわ…ほんじゃまた…」

怜「どうやった？」

竜華「何かもう既に６人居るから無理やって」

菫「むちゃくちゃだな」

怜「問題無いで、寝るときはくっついて寝るから」ｷﾞｭｰ

菫「ひ、ひっつくな」

竜華「ひっつくなら私にせえよ」

照「とりあえず泊まるなら、風呂入る？」

竜華「入りたいわ」

照「着替えは・・・私のでいいなら」

菫「サイズはちょっと小さいが問題ないか」

怜「それじゃあみんな、風呂入るか」

菫「え？みんな？」

照「うちの風呂は狭いぞ」

怜「関係あらへん、４人一緒に入ろうや」ﾆﾔﾆﾔ

竜華「アカン、完全に壊れとる」

怜「ほら、早く入るで・・・嫌ってなら・・・ビール一気飲み行こうか」

菫「まあそうだな、一人づつだと時間かかるし４人同時に行こう、な」

照「菫は何でそんなにノリがいいんだ…」

竜華「せ…狭あ…」

照「座れない…」

怜「照…私が体洗ったるで」

怜「照…胸はないが腰は引き締まってていい身体やなぁ…」

菫（私、照の体触ったことないのに…怜はもうこんなに接近して…）

菫「照、私も照の体洗ってあげよう」

照「い・・・いや・・・いいって・・・」

怜「竜華も参加せえよ」

竜華「ええ？」

怜「麻雀で負けてたやろ、奉仕するのは当然や」


ちょっと抜けます

落ちてたらまたいつか何処かで会いましょう

５時に戻る

怜「あっ、笑った。照が笑うとこ見んの初めてかも」

照「そう？」

怜「いつも無表情やん。テレビや雑誌ではにこやかやったから、別人かと思うとったで」

照「……むう。普通にしてるつもりなのに、みんなそう言う」

怜「あはは、気にしてんの？ごめんごめん、でも照って笑ったほうが可愛いで？」

照「か……かわ？」

怜(あ、ちょっと照れた)

照「……からかうのはやめて欲しい」

怜「別にからかってへんけどな……ふわあ」

照「眠い？」

怜「ん～、照のひざ枕が気持ちええから少し眠くなってきたかも」

照「寝てもいいよ」

怜「いや、それは申し訳な……ふわああ」

照「目が閉じてる」

怜「あかん、本格的に眠気が……。竜華の講義が終わるまで30分くらいか？やっぱりそれまで寝かせて貰ってええかな？」

照「うん……ゆっくり休んで」

怜「ほなお言葉に甘えて……」

照「……」

怜「……ｽｰ」

照「……」

怜「……」

照「……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

怜「……んっ」ﾋﾟｸｯ

照「……可愛い」ｸｽｯ

ピンポーン

怜「……ん？」

ピンポーンピンポーン

怜「チャイムの音……ってあれからもう二時間経っとる！？」

照「すう、すう……」

怜「て、照も寝てしまったかんか……。照、誰か来とるで！起きな！」ﾕｻﾕｻ

照「ん……あれ？」

ピンポーン

照「あ……もうこんな時間……」

怜「どうやら二人して寝過ごしてしもうたみたいや。それよりお客さん来とるからはよ出んと……」

照「うん……」

ピンポーンピンポーン

怜「……」

照「……」

怜「……どしたん？」

照「足が痺れて立てない……」

怜「あちゃ～……ウチのせいか、ごめんな」

照「怜のせいじゃない。それより私の代わりに出てほしい……たぶん菫だから」

怜「わ、分かった！」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

ガチャッ

菫「おい照！自分で家まで来いと言ったくせに出ないとかどういう了見……」

怜「ど、ども……」

菫「……えっと」

菫「なるほど、照の言っていた友達か」

照「うん。怜、こっちが弘世菫。知ってるとは思うけど、私と同じ白糸台出身」

怜「インハイではお世話になったからよう知っとるでー。ウチは園城寺怜や、よろしゅう」

菫「ああ、よろしく。……で、照。何であんなに私を待たせることになったんだ？」

照「……寝てた」

菫「寝てた？照がこんな時間に寝るなんて珍しいな」

照「怜をひざ枕してたら、私も眠くなってしまって……」

菫「ふうん……ひざ枕、ねえ」ﾁﾗｯ

怜「え、えっと……ほら、ウチ病弱やし？」

照「病弱アピールやめて」

怜「えー」

菫「……ふふっ、仲のいい友達が出来たんだな。よかったな、照」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

照「うん……」

怜(……お母さん？)

菫「ところで園城寺さんはこれから時間あるかな？今日は照の家で何か作って食べようと思っているんだが、よかったら一緒に……」

照「うん、食べていって。麻雀もしよう」

怜「ぜひ……と言いたいとこやけど、ちょっと待ってくれへんか？」

照「……どうしたの？」

怜「新着メールが12件、着信が7件……どうやら竜華がウチを泣きながら探しとるみたいや。連絡出来へんかったからなあ……」

照「それはいけない。早く連絡してあげないと」

怜「竜華は心配性やからなあ……すぐ近くにおるみたいやし、直接竜華に会いに行くわ。えっと……」ﾁﾗｯ

照「大歓迎」

怜「……うん、じゃあ竜華連れて戻って来るわ。弘世さんもええかな？」

菫「照がいいって言ってるんだ、否定する理由はないさ」

怜「おおきに。ほな行ってくるで」

照「うん。行ってらっしゃい」ﾌﾘﾌﾘ

竜華「よかったぁ……怜ぃ、心配してたんやで……」ｸﾞｽｯ

怜「心配かけてごめんな、竜華」

竜華「怜が無事ならええねん……えっと、宮永さん？怜がお世話になったみたいで、ありがとな」ﾍﾟｺｯ

照「お礼を言われるようなことじゃない。その、怜とは……友達だし」

怜「……分かりにくいやろうけど、ちょっと照れてるで」ﾋｿﾋｿ

竜華「……ほんまか？無表情にしか見えへんで」ﾋｿﾋｿ

照「むう……」

菫「ははっ、照の表情は分かりづらいからな。でもこう見えて感情表現豊かな奴だから、よろしくしてやってくれ」

竜華「こちらこそ。怜の友達やったら私も友達やで！」ﾆｺｯ

怜「夕食の時間まで時間あるし、早速やけど一局打たへん？」

照「うん……負けない」ｺﾞｯ!

菫「こらこら、いきなり本気を出すな。まずは軽くだ軽く」

竜華「へっへー、インハイの時のリベンジさせてもらうでー」

怜「りゅーかあ、ひざ枕～」

竜華「はいはい」

怜「あ～、やっぱり気持ちええわ……」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

竜華「ふふっ、怜はしゃーないなあ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

照「……」ｼﾞｰｯ

菫「何だその目は。やらないぞ私は」

照「むう……」

竜華「怜、始まるでー」

怜「よしっ！負けへんで、照！」

照「ふふっ、受けて立つ」

終わり

書きたかった分は終わったので、あとは好きにして下さいなー

残ｗｗｗｗｗｗｗってるｗｗｗｗｗ

ｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━━━━━━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)(ﾟ∀ﾟ)(ﾟ∀ﾟ)(ﾟ∀ﾟ)(ﾟ∀ﾟ)━━━!!
ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━━━━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!
ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)(ﾟ∀ﾟ)(ﾟ∀ﾟ)(ﾟ∀ﾟ)(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
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あらすじ>>181

怜「ほら竜華、照の背中流したってや」

竜華「うう・・・・背中なら・・・失礼します・・・」

怜「どや？照、感想は・・・？」

照「感想って・・・狭い、それだけ」

菫「んん？こんな女の子三人に囲まれて嬉しくないのか？」

照「私も女だし、菫、お前酔ってるんじゃないのか？」

怜「菫さん、うぇーい」

菫「うぇーい」

竜華「アカン、菫さんが陥落してもうたわ・・・」

怜「それじゃあ流すで」

竜華「もう・・・どんなテンションやねん・・・」

怜「竜華、見て見て」

竜華「何や」

怜「飲精」ツー

竜華「ぶっ・・・怜、何口にシャンプー入れてんねん、ていうかネタが下品や」

怜「竜華もやってや」

竜華「いやや、シャンプーがもったいないやろ」

菫「竜華、私達が体洗ってあげるから」

竜華「いやや、話してや」

怜「ほな、ボデーソープかけるで」ビュッビュ

竜華「ひゃっ」

菫「おお・・・胸にぶっかけか・・・いい画だな」

怜「むっちゃエロエロやで」

菫「怜、照が湯船に浸かってるぞ」

怜「おっ、なら私達も入らんとなぁ」

照「それじゃあ私は・・・」

怜「いやいや、遠慮せえへんで、入ったままでええで」

菫「それじゃあ私がお先に・・・」

照「ちょっ・・・・狭いから・・・お湯溢れてる」

怜「次、竜華入り」

竜華「無理やってコレ・・・入らへんよ」

怜「いいから押し込んでみ・・・」

竜華「痛たた・・・すまんなぁ・・・体重かかるで・・・」

菫「よしよし、ウェルカムだ」

照「も・・・もう出る・・・」

怜「アカン、私が上に乗るから動かんといて」

怜「ふう・・・やっぱ風呂は落ち着くなー」

竜華「落ち着かんわ！」

怜「日本酒持ってきたから飲むか」

菫「おっ、いいね」

照「こんな状況じゃなければなぁ・・・」

照「・・・というかさっきから胸をスリスリしてくるのは誰？」

怜「だ、誰や誰や！」

菫「犯人は自首しろー」

竜華「・・・どう考えてもあんたらやろ」

怜「おっぱいってええよな、他の肉と感触は一緒やのにあんなにも触りたくなる」

竜華「な、何言ってんのや・・・」

え？てるてるに胸なんｔ(ｔｙ

怜「ふう・・・酔いすぎて気持ち悪いわ」

竜華「始めてなのに飲み過ぎやで・・・」

照「えっと・・・着替えなんだけど・・・」

怜「下着も持ってきてーな」

菫「そうだな、下着も汚れてるからな」

照「そうか…もういいけど・・・変なことするなよ？」

怜「せえへんせえへん」

菫「しないから早く」

照「とりあえず今ある服持ってきた」

竜華「これは・・・」

怜「黒多いなー、それにこのロングコート・・・」

竜華「照ってそういうセンスなん？」

照「・・・」

菫「照は昔っから厨二だったよ、手からコークスクリュー出しちゃうしな」

怜「お、このDAIGOが付けてそうな手袋、私使うわ」

竜華「ぷっ・・・阿知賀のこけしみたいやで・・・」

照「・・・ん？」

怜「あーあーそう言うのあるなぁ」

菫「うんうん」

竜華「そーなんよー」

照「おい・・・誰だ、私のプリン食いやがったの」

怜「・・・え？」

食べた人>>342

怜

怜「ちょっ・・・何プリンでそんな怒っとるん？」

菫「はあ・・・食べてしまったか・・・」

怜「え？」

菫「照はな・・・プリンを食べられたら鬼のようにキレて、泣き叫ばせてその涙を舐めて
　　町中を全裸で走らされ３００メートル先の照に聞こえる声で謝るまで土下座させられるんだ」

怜「ひ・・・ひいい・・・」

照「そんなにはしない・・・だがそれなりの代償は支払ってもらう・・・」

怜「り・・・竜華や、竜華がやったんや・・・」

竜華「ええ？違うやろ」

照「怜・・・お前は菫の話を聞いてる間ずっと怖がってたよな・・・」

怜「あ・・・あれはただのリアクションで・・・」

照「怜・・・まずは麻雀でもしようか・・・」

照「さて、それじゃあ三巡先を見てもらおうか、もし内容が違ったら・・・」

照「さっき菫が言った内容を実行する・・・」

怜「わ・・・わかった・・・わかったから・・・」



怜「う・・・うう・・・」

照「もう一回・・・トリプルアクセル行こうか・・・」

怜「も・・・もう無理や・・・あれから医者にドクターストップかかってて・・・」

照「じゃあ・・・脱げ」

怜「うう・・・」


怜「三巡先に・・・菫さんが私に振り込みます・・・」

怜「も・・・もうあかん・・・寝るで・・・」

竜華「ええ？オールする言うたの怜やんか」

怜「でも・・・もうアカン・・・死んでまう」

菫「そうか、それじゃあ私達も寝るか」

照「狭い部屋でごめん・・・」

竜華「気にせんでええって」

怜「ベッドに４人入るのって無理かな？」

竜華「またそんなことを・・・」

照「下で寝ろよ」

怜「いやや、私みんなと寝たい」

竜華「ベッド壊れるんとちゃう？」

照「結局４人で寝ることに・・・」

怜「ああ・・・菫さんのおっぱい・・・いい枕や・・・」

竜華「ちょっ・・・そういうのやめ」

怜「竜華も後ろから抑えつけてーな、この両手に華状態がええんや」

竜華「はあ・・・まったく・・・」

怜「Zzz・・・」

翌日

怜「ふああ・・・よく寝たぁ・・・」

照「いい朝だな・・・」

菫「今日は街へ遊びに行かないか」

竜華「おっ、ええなそれ」

照「じゃあまってて、朝ごはん用意するから・・・ん？」

菫「なんかあの車、こっちに走ってきてない？」

ブロロロロロロロ

蒲原「ワハハー」

怜「く・・・来るなぁ！！！」

ガシャーン！！

竜華「うう・・・救急・・・車・・・」

ガクッ

この痛ましい事件により、３名が死亡、キッチンにいた宮永照は意識不明の渋滞となった

犯人は意味不明な言動を発していて、事件の３日後に自殺

私たちは忘れてはならない

こ　の　痛　ま　し　い　事　件　を

END

は？

はああああああ？？？？？？？？？

バッドエンド描いてみたかったんだ
許してくれ

じゃあ・・・>>358から・・・

蒲原「ワ・・・ワハハ・・・何てことをしてしまったんだ私は・・・」

蒲原「おい、君！生きてるか！」

怜「・・・」

蒲原「そんな・・・」

照「・・・・・う」

蒲原「生きてる！助けなくっちゃ！」

こうして蒲原は、一人の女の子を救うことができた

その蒲原の懸命な態度に裁判官は心を打たれて執行猶予となった

蒲原は残りの人生を思いっきり楽しんだ

そう、死んでいった３人の弔いのために

終わり