市長「街を作ろうかな」市民「わーい」 (114)
市長「手始めに発電所を作るか」
市長「火力・風力・原子力・水力・太陽光」
市長「供給力が一番高いのは原子力だからこれにするか」ドドン
市長「さてと」
市長「次は住宅地と商業地」ドンドンドンドン
市長「少し放して、工業地」ドンドン
市長「これで少し待とう」
市長「ほうほうほう」
市長「着実に人口が増えてるな」
市長「100..300...500...1000.....1500.......2000....」
市長「おっ?」ピロン
市長「"あなたの村は[町]になりました"?」
市長「なるほど」
市長「発展して人口が増えると」
市長「この地域の規模の呼び方もグレードアップするんだな」
市長「せっかくだし、この町に私の家でも建ててやるか」デデン
市長「ん?」
市長「"市民たちがスタジアムの建設を要求しています"?」
市長「ふうむ」
市長「財政面は余裕があるし」
市長「それで発展するなら安いもんだ」デデン ワーワー
市長「そして、住宅地商業地工業地も増やしていくっと」ドンドンドンドンドン
市長「どんどん増えろよ~」
市長「おっ!!」ピロン
市長「"あなたの町は[都市]になりました"」
市長「私の村が・・・」
市長「都市になった・・・!」キラーン
市長「これで私の都市に銀行を招致できるようになったぞ」
市長「正直なところ建設ラッシュで財政が苦しかったんだ」
市長「早速銀行を建てよう」デデン
市長「"市民が空港の建設を要求しています"?」
市長「いいだろう」
市長「さっき銀行から2億を借りた」
市長「21回払いだがそれは問題ない」
市長「早く人口を増やして1円でも税収を増やせば」
市長「利子など関係ないわ!ふははははは!」
市長「さぁ、市民どもよ、その願い叶えてやろう!!」デデン ワーワー
市長「ついでに住宅地商業地工業地もどんどん建ててやるぜ!!!」ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン
市長「おお!」
市長「みるみるうちに人口が増えていく!」
市長「25000....30000....40000......50000....」
市長「んっ!?」ピロン
市長「あなたの都市は[首都]になりました」
市長「・・・!苦節10分・・・」
市長「長い道のりであったわ・・・!」
市長「この調子でさらに発展させていくぞ」
・・・・・・・
ジリリリリリ
ガチャ
市長「もしもし」
市長「・・・」
市長「はい」
市長「・・・」
市長「はい」
市長「えぇおかげさまで人口はあれからさらに急成長を続け」
市長「今では60万人に達しました」
市長「・・・」
市長「はい」
市長「なるほど、例の話ですな」
市長「我が都市の住宅は高層マンションになり」
市長「商業地は巨大デパートになり」
市長「工業地は一大コンビナートへと成長しました」
市長「これだけの用地があれば人口が減ったとしても」
市長「移民や新生児の誕生でまた回復するでしょう」
市長「・・・」
市長「いいでしょう」
市長「予定通り計画を実行します」
市長「60万人のうち、20万人を派兵しましょう」
市長「もちろん生かして帰す必要はありません」
市長「なんでしたら最前線に配置してくださっても構いませんよ」ハハハ
市長「優先順位は、1番目・犯罪者、2番目・ホームレス、3番目・ニート、4番目・生活保護受給者、5番目・リストラ対象者」
市長「それ以降は不要な人間や年上など、社会的貢献度の低い、不要な人間から優先して派兵させましょう」
市長「・・・」
市長「また、同時に都市区画内には特別公営風俗をいたるところに配置します」
市長「その風俗には年頃の未婚女性のみを入れ、避妊はさせません」
市長「そして従業員の風俗嬢が妊娠し生んだ子供は、公営の施設で育てます」
市長「・・・」
市長「人口減少分は風俗嬢に積極的に産ませ」
市長「公営風俗で一般市民男性からの利益を上げ税収を増やすことで」
市長「性犯罪も減り、さらなる都市の発展と税収が期待できることでしょう」
市長「・・・」
市長「はい、わかりました」
市長「それでは明朝より早速実行致します」ガチャ
市長「・・・」
市長「・・・」
市長「派兵で金儲け」
市長「公営風俗で金儲け」
市長「公営施設で育てた子供を里親に引き取らせて金儲け」
市長「・・・」
市長「・・・実にうまい・・・!!」
市長「・・・最ッッ高にうますぎるぜぇぇえええ!!!!」
市長「ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!!!」
・・・・・・・
市長「もしもし」
市長「えぇ、例の件ですが」
市長「・・・」
市長「あぁそうですか」
市長「それはよかった」
市長「・・・」
市長「ありがとうございます。今後ともごひいきに」
市長「では」ガチャ
市長「公営風俗と公営児童養護施設を建てて以降」
市長「いい感じに税収が増えているな」
市長「減った人口も着実に回復している」
プルルル プルルル
ガチャ
市長「もしもし」
市長「・・・」
市長「大丈夫ですよ」
市長「気にしないでください」
市長「もともと死んでもいい予定の人間たちだったのですから」
市長「それに最前線に送ってもいいと言ったのは私ですし」ハハハ
市長「それで、今回はなんですか」
市長「・・・」
市長「ほう、新型爆弾の試験ですか」
市長「・・・」
市長「わかりました」
市長「老人と障害者、非貢献労働者と成績不良者など」
市長「社会に必要のない人間を、30万人ほど用意いたしましょう」
市長「・・・」
市長「いえいえ」
市長「いつもお世話になっているのはこちらの方ですよ」
市長「・・・」
市長「プレゼント?」
市長「ははは・・・クリスマスにはまだ早いですよ」
市長「・・・」
市長「それで、いったい何をくれるって言うんです?」
市長「・・・」
市長「・・・」
市長「ほう」
市長「いいですね」ニコ
市長「じゃあ次は・・・」
・・・・・・・・・・・
市長「このあたり一帯の土地は」
市長「大都市と大都市のちょうど中間にある空白地だ」
市長「これだけの土地を未開発のままにしておくのはもったいない」
市民「」ソウダソウダー
市長「この地域が発展すれば」
市長「周辺の大都市との相乗効果が見込まれ」
市長「更なる発展と繁栄が期待出来るだろう」
市民「」ワーワー
市長「よって今日から」
市長「私がここの新市長になる」
市長「私がここに」
市長「新しい楽園を作ってやろうじゃないか」
市民「」ワーワー
市長「私ならこの荒れ地を」
市長「大都会へと成長させることができる!」グッ
市長「皆、私に力を貸してほしい!」バッ
市民「」ワーワー シチョウ バンザーイ バンザーイ
市長「新しい楽園を作るために・・・ね」ニヤリ
完
now loding...
続きを書き始めます...
書き溜めてないので遅くなりますがお待ちください...
~新しい町~
市長「この町では前の都市でのノウハウを参考にして」
市長「人間たち、つまりはシムを」
市長「一人の人間ではなく一匹の家畜として」
市長「効率的に飼育することを指標とする」
市長「これを」
市長「シム牧場化計画と銘打つ!」キリッ
市長「手始めに」
市長「いたって普通の都市発展を目指す」
市長「ここに住宅を建て」ドンドン
市長「ここに商業地を建て」ドンドン
市長「少し離して工業地」ドンドンドンドン
市長「まずはこれで様子見だ」
市長「"あなたの村は[町]になりました"」
市長「ふむふむ」
市長「ここまでは当然だ」
市長「すぐに街・都市・首都に育て」
市長「私の私による私のための牧場を作るのだ」ニヤリ
市長「お?」
市長「家畜どもがスタジアムを建てろを要求しておるのう」
市長「よかろう、恵んでやろうの」デデン ワーワー
市長「うるさい鳴き声じゃの」
市長「消防署?」
市長「消防署を建てろと要求しておるの」
市長「火を出さなければ」
市長「消防署なんか必要ないじゃない」キリッ
市長「自力で解決したまへ」プイッ
市長「警察署?」
市長「うむ」
市長「うむうむ」
市長「よかろう」
市長「だが」
市長「この警察署は」
市長「貴様らが羊なら牧羊犬」
市長「うぬらの生活を守るのではなく」
市長「まろの財産が妙な真似をせぬように守るのじゃ!」デデン
市長「愚鈍な家畜どもよのう」フォッフォ
市長「おお」
市長「ようやく町が都市になりよったわ」
市長「この都市にも桃銀行の支店を建てようかの」
市長「桃銀行の頭取とまろはじっこんの仲」
市長「利子はもちろん、上限額まで意のまま」
市長「手始めに50億借りようかの」チャキチャキチャキーン
市長「ん?」
市長「やはりここでも空港を欲するのか」
市長「うるさい家畜どもじゃの」
市長「だがいいじゃろ」
市長「空港を建ててやれば」
市長「家畜を空輸できるからのう!」クックック
市長「陸運・水運ではのろいからの」
市長「その要求応えてやるわ!」デデン ワーワー
市長「しかも一つではないぞ」
市長「大盤振る舞いしてやるぞ!!」デデンデデンデデンデデン ワーワーワー
市長「まだ20億あるのう」
市長「住宅」ドンドン
市長「商業」ドンドン
市長「工業」ドンドン
市長「警察署」デデンデデンデデン
ドンドンドンドンデデンデデンデデンデデンドンドンデデンデデンデデンデデン
ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンデデンデデンデデンデデンドン
市長「これくらいのよいかの」パンパン
市長「ん?」
市長「渋滞じゃと」
市長「家畜の分際で」ギリギリギリ
市長「高速道を作ってやる」ポチポチポチポチポチ
市長「貴様ら家畜の出荷を迅速に行うためじゃからの」
市長「未来への投資じゃ」ホクホク
市長「おっと」
市長「いつの間にか都市が首都になっておったわ」
市長「そろそろよいかのう」
市長「人口も増えた事じゃし」
市長「税率を60%に引き上げ、市境界線を鉄条網で封鎖してやるのじゃ!」デーン
市長「再確認させてやろうぞ」
市長「うぬら家畜が家畜であることをの!」ニタニタ
市長「境界には屈強な兵士がごまんとおるでの」
市長「脱走移住は不可能!」
市長「死ぬか出荷されるまで金を吐き出してもらうでの!」フォッフォッフォ
・・・・・・
市長「あれからというもの」
市長「暴動が起これば警察が即時鎮圧」
市長「捕縛した家畜は即時出荷」
市長「税収もたんまりたんまり」
市長「人口も増えまくるの」ニコニコ
市長「大都市に発展した今のこの都市」
市長「まさに楽園!」
市長「まろの!」
市長「まろの楽園!ユートピア!」プルプル
・・・・・・
市長「もしもし」
市長「・・・」
市長「えぇこちらの街でもうまくやっておりますぞ」
市長「・・・はい」
市長「では早速取り掛かりますぞ」ガチャ
市長「これより、ニート・ヒッキー・喪男を優先的に出荷する!」
市長「ブサメンも同様!」
市長「アニオタ・ゲーオタもじゃ!」
市長「この都市にくっさい豚はいらぬのじゃ!」
市長「連れてゆくがよろし!」バッ
市長「なんじゃその人形は?」
市長「ん?初回限定版のなのはたん?」
市長「豚には似つかわしくないのう!没収じゃ!」バッ
市長「」テクテク
市長「ん?」
市長「なんじゃその絵は」
市長「・・・嫁?」
市長「本気でその絵が嫁じゃと思っておるのか」
市長「口も利かぬその絵が」
市長「脳みそまでお花畑じゃのう・・・」ハァ
市長「没収じゃ!」バッ
市長「連れてゆくがよろし!」バサッ
市長「このようなものにうつつを抜かすとは」
市長「どこまで行っても豚じゃのう」プッ
市長「まあよい」
市長「これを市場に回し」
市長「食いついてきたオタ予備軍どもを立派な一軍にし」
市長「育ったところを出荷じゃ!」カッカッカ
ドウカ コレダケハ コレダケハ
市長「没収じゃ!」バッ
ソンナーシチョウサマー
コレガナイト イキテ イケナインデス ユルシテクダサイ
市長「没収じゃ!」バッ
イヤダァアアア セッカク ハタライテ カッタノニィィイイイイイ
市長「豚の鳴き声がうるさいのう」プークスクス
市長「そろそろこの街でも風俗と施設を建てるかの」
市長「セックスをしまくると脳が退化するという論文があっての」
市長「それは前の街でも垣間見た節があった」
市長「豚には豚相応の脳が似つかわしい」
市長「がっぽり儲けられ」
市長「孕ませて人口は増え」
市長「脳波退化して飼いやすくなる」
市長「これほど楽な都市経営はないのぅ!」クックック
プルルルル プルルルル
市長「もしもし」
市長「これはこれは」
市長「いつもお世話になっております」
市長「今日はどういったご用件で」
市長「・・・」
市長「・・・」
市長「・・・なるほど!」
市長「それは実に良いですな!」
市長「早速取り掛かりますぞ!では」ガチャ
市長「WHOの要請により」
市長「この街は生体移植対象特別管理都市となった!」
市長「どういうことかというと」
市長「外界で移植を待つ患者がいる場合」
市長「臓器・血液・体内組織を、本人の同意・存命如何に問わず」
市長「強制的かつ徹底的な摘出を行う!」バッ
市長「お前らは」
市長「パーツ取り車だと知れ!」ババン
市長「これまでは派兵と兵器・薬物の試験で出荷していたが」
市長「今度は外の世界で苦しむ一般市民の助けになるんじゃぞ」
市長「どうだ、嬉しいじゃろ」
イヤダー シニタクナーイ イキタクナーイ
市長「ちなみにの」
市長「移植適合者の条件は健康であること」
市長「健康であればどこかしらの部位が使えるからの」
市長「派兵適合者の条件は社会に必要でないこと」
市長「これが何を意味するか分かるかいの?」
市長「移植逃れで不健康になれば派兵対象になり」
市長「派兵逃れで感知すれば移植対象になるのじゃ!」
ザワ・・・ザワ・・・
市長「こうなることは見越しておった」
市長「うぬらが欲しがった空港はうぬらの空輸用に」
市長「うぬらが欲しがった高速道は高速陸送用に」
市長「うぬらが欲しがった警察は逃亡・暴動防止に」
市長「スタジアムは出荷対象検査場に」
市長「うぬらが欲しがったものを有効活用してやるまろは」
市長「実にやさしいじゃろう」ニカッ
市長「移植逃れで不健康になれば派兵対象になり」
市長「派兵逃れで完治すれば移植対象になるのじゃ!」
ザワ・・・ザワ・・・
市長「こうなることは見越しておった」
市長「うぬらが欲しがった空港はうぬらの空輸用に」
市長「うぬらが欲しがった高速道は高速陸送用に」
市長「うぬらが欲しがった警察は逃亡・暴動防止に」
市長「スタジアムは出荷対象検査場に」
市長「うぬらが欲しがったものを有効活用してやるまろは」
市長「実にやさしいじゃろう」ニカッ
フザケンナー ソレデモ シチョウカー ナントカイエー
市長「この街に移住し」
市長「この街に定住し」
市長「この街で成長したのは」
市長「うぬらの自由意志によるもの」
市長「こっちから住んでくれとは」
市長「頼んでないもんねぇぇぇえぇぇぇえぇぇぇええ」ドヤァァァァ
市長「っと言うわけで」
市長「これから全市民には」
市長「徴兵検査を受けてもらうでの」
市長「不健康だったら甲種合格で派兵対象」
市長「健康だったら乙種合格で移植対象」
市長「若くて好みの女がいたら丙種合格で風俗送りじゃ!」
市長「風俗送りになった女どもが妊娠しなければ出られないことは知っておるじゃろうの」
市長「風俗嬢以外の人間がこの街からいなくなったら境界線を解放し」
市長「新しい市民を受け入れる」
市長「もちろん」
市長「この検査や出荷制度・税率などのあらゆる機密を伏せてだ」
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