岸波白野「……最悪の聖杯戦争?」 (959)



意識が溶ける……


?「…………なさい……」


『俺』?……『僕』?……『私』?……は眠る……


?「……おきなさい……」


誰がが呼ぶ


月の聖杯戦争のイレギュラーである此の存在を



?「……起きなさい、岸波白野」


岸波白野「……お……」


月の聖杯戦争のイレギュラー、即ちこの存在どある岸波白野はこうして起きた。

ムーンセル「おはようございます。岸波白野」

岸波白野「おはようございます」

ムーンセル「さて。アナタはワタシが何者か解ってますね?」


岸波白野「はい。月の聖杯……ムーンセル……」

ムーンセル「宜しいです」




ムーンセル「では問いましょう。アナタの性別は>>3アナタの一人称は>>6ですね?」






SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1366324178

>>2

>>5



岸波白野「妾は女だ……」

ムーンセル「宜しいです。どうやら数多の可能性のなかでかなりアレな人格が出てしまいましたね」

岸波白野「……」


ムーンセル「さて。最弱にして消える事定められたマスターよ」











ムーンセル「貴女に百千万の可能性を与えましょう」


岸波白野「まって……妾は何が何だか……」

ムーンセル「成る程、貴女に対して貴女の説明をしなくてはいけませんね」


ムーンセル「貴女は集合体」

ムーンセル「数えきれない岸波白野の可能性の集合体」

ムーンセル「貴方はある時には赤き暴君を」

ムーンセル「貴女はある時には世界を救おうとした弓兵を」

ムーンセル「アナタはある時には悲しい狐を」

ムーンセル「あなたはある時には金色の最悪を」


ムーンセル「時には仲間として」

ムーンセル「時には友として」

ムーンセル「時には恋人として」


ムーンセル「戦い勝ち負け生きて消えた」



ムーンセル「貴女はそのたびに消され、強い願いを得た」



ムーンセル「その積み重なった塵芥の願いが私……ムーンセルの目に止まった」

ムーンセル「さて。岸波白野……貴女に月の聖杯たる私から頼みがある」









ムーンセル「トワイス、及びにBBという聖杯戦争のバグを殺し、月の聖杯戦争を止めて欲しい」







岸波白野「聖杯戦争を……止める?」

ムーンセル「はい。聖杯戦争を止めて下さい」

ムーンセル「詳しい説明さは後程」


ムーンセル「貴女のサーバントを決めます」



ムーンセル「ああ、その前に貴女のバグを治します」


ガガー

ピー

岸波白野「白野は女です!」

ムーンセル「うん……バグ修復完了!」




ムーンセル「貴女の聖杯にかける信念は、貴女の為?それとも誰かの為?>>20


ムーンセル「貴女の理想の在り方、一言で言うと?>>25


ムーンセル「貴女は此から最悪の聖杯戦争に赴きます」










ムーンセル「後武運を」

自分のため

自分の幸せを通して周りの幸せを実現





岸波白野「……白野の願い……」




岸波白野「白野のエゴイズム……」


白野は今、サーバントと契約するための空間に居る。

多分白野の願いはエゴイズム

傍目は綺麗

中身はエゴイズム

宝石の様な見た目の泥沼な願い





岸波白野「……」


願いを口にしろ

ムーンセルは白野にそう言って去った

白野の願いは醜い願い

こんな願いを口にしろ

ムーンセルは残酷だ









私は願いを口にする











岸波白野「白野は孤独なんて嫌だ!だから、誰もが笑う、甘ったるいまでのハッピーエンドを白野は願う!」




それは他人を道具とするエゴイズム

孤独なんて嫌だ孤独なんて嫌だ孤独なんて嫌だ孤独なんて嫌だ孤独なんて嫌だ孤独なんて嫌だ孤独なんて嫌だ孤独なんて嫌だ孤独なんて嫌だ孤独なんて嫌だ孤独なんて嫌だ!














?「面白い!」


声が響く


?「なんと云うエゴイスト!」


楽しそうな声


?「己が願いをエゴイズムと自覚し」


?「其でも尚、救いを求める!」


地震に溢れたギルガメッシュの様な語り口



?「その魂、価千金!」




瞬間、暗い空が金色に輝いた。


燃える様な金色、とは正にこのような金色だ。


?「さぁ、マスターよ。俺を見よ」




声が響く

白野は眼を開けます




?「問おう、お前が俺をキャスターのクラスで召喚したマスターか」

岸波白野「は、はい!」


其処に居たのは、金色の和服を纏い、豪奢な刀を差している男性だった。



キャスター「そうか……」


キャスター、と名乗ったサーバントは白野を見て……










ペチペチペチペチ





岸波白野「」



白野をお金で叩きました



ペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチ


無言で白野をお金で叩くキャスター


ペチペチ


キャスター「むう……万札で叩かれても不満、か。百ドル札で叩くか」



ペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチ



ムーンセル「この最悪の聖杯戦争は、全てのサーバントが『バグ』です」


ムーンセル「キャスターはギルガメッシュの代役」

ムーンセル「彼は彼で実在した英霊」


ムーンセル「しかし、今はギルガメッシュの代役なのです」


ムーンセル「この最悪の聖杯戦争は、代役の正体を見破らなくては勝てません」


ムーンセル「詳細はまた後程」


うに濁点ってどうするんですか?

社会の教科書にあった1円札を燃やすおじさんだろ…







岸波白野「って!いつまで白野をお金でペチペチと叩くんですかぁぁぁぁっ!?」



キャスター「ん?どうしたマスター?俺は唯単にマスターを元気にしようとしただけだが?」


岸波白野「お金で叩かれて元気になるのは凛ぐらいだぁぁっ!!」


キャスター「む……マスターは金銭欲が薄いのか?」

岸波白野「いやいやいや、白野もお金は大好きだけど、此は嬉しくない!」

キャスター「むう、マスターはツンデレか?」

岸波白野「」



何だろう、話が合わない……



キャスター「仕方があるまい、マスター。マスターに俺の嫌いな物を教えてやろう」


なんか言い始めたよこの金ぴか……ギルガメッシュの方が付き合いやすい気がするよぅ……

キャスター「俺の嫌いな物は……」











キャスター「質素倹約地味謹慎、後ついでに夭折だ」




岸波白野「」



何だろう……ギルガメッシュやネロ並に浪費癖なサーウ゛ァントな気がするよ……





キャスター「因みに好きな物は金銀珊瑚贅沢味噌そんで以て幻の黄金茶室だ!」


岸波白野「うわー!なんか癖強そうだぁ!助けてセイバー!アーチャー!キャスター(狐)!ギルガメッシュー!」


キャスター「む……何かマスターが情緒不安定だ……俺はどうすれば……」





黄金のキャスターの真名を当てよ







安価

敵マスター>>61

敵サーウ゛ァントは>>65のバグ

綺礼

李書文



了解です

李書文の代役、バグサーウ゛ァントが決まり次第再開します


それまで黄金のキャスターの真名当てに興じて下さい

う、に普通に濁点つければサーヴァント出るで

>>69


七年前の携帯じや出ないみたいです……orz


秀吉では無いですよ





岸波白野「……で、何でキャスターと話していた白野が此処にいるのかな?」


ムーンセル「すいません。しかし、貴女にはこの『最悪の聖杯戦争』のルールを教えなくてはいけません」


岸波白野「はぁ」




ムーンセル「其れでは、ルールブックを開きます」



ムーンセルの声と共に、白野の意思はムーンセルに落ちます












最悪の聖杯戦争 ルールブック

ルール

1 この聖杯戦争に登場するサーウ゛ァントは全てバグサーウ゛ァントです。

2 バグサーウ゛ァントは、既存のサーウ゛ァントと『根源』が似ているサーウ゛ァントです。

3 各バグサーウ゛ァントに勝つには、その真名を当てなくてはいけません

4 尚、貴女のバグサーウ゛ァントの名前を、五回戦までに当てなくては貴女は死にます

5 聖杯戦争の舞台は『ランダム』です

6 貴女の目的は、ピースマンとBBを倒す事です

7 トワイスとBBは、共にバグマスターを繰り出します。貴女が戦うのはそのバグマスターです。

8 バグマスターに勝つと、バグポイントが手には入ります。バグポイントが一定値を超えると、トワイス&BBと戦えます





岸波白野「ふぅん……とりあえず白野は一回戦を戦えばいいのね?」


ムーンセル「ええ、一回戦が始まるまでキャスターとだらだらしてください」





キュィィィィン






キャスター「む、マスターよ……俺を置いて何処に居た?」


岸波白野「ん?白野はちょっと黒幕の所にね」


キャスター「ふむ、そういえばマスターはムーンセルに雇われたマスターだったな」

岸波白野「うん。まぁ、あくまで白野は『億千万の岸波白野の残骸』の代表だけどね」


キャスター「そうか……味噌カツ丼くうか?」


白野の話を聞いたキャスターは、金箔が降りかかった味噌カツ丼を出して来ました。


岸波白野「……ねぇキャスター」


キャスター「どうした、マスター」











岸波白野「キャスターって……豊臣秀吉?」




白野は疑問を口に出します




キャスター「む……俺は豊臣秀吉では無い。確かに、太閤は藤原秀ひら、足利義満と並ぶぐらいに好きだが……」



岸波白野「全部黄金じゃねーか!!」


岸波白野「>>97(キャスターに対する質問)」


いつの時代の人間?



岸波白野「キャスターは何時の時代の人間なの?」

私はこの金ぴか味噌カツ丼を貪るギルガメッシュ以上にアレなサーウ゛ァントに問いかける。

キャスター「時代、か。秀吉の時代よりも後、貨幣が滞り、人が人である所以の向上心が民から奪われ、人の醜くも美しい焔の様な欲が消されていた時代の人間だ……」


岸波白野「……」

自らの時代を語るキャスターは、少し悲しそうだった。

岸波白野「人が人である所以の向上心……」

白野は気になったフレーズを呟く

キャスター「そうだ、マスターよ。覚えておくが良い。向上心無き事を自覚している人は豚にも劣り、向上心無き事を自覚して居ない人間は糞にも劣るのだ」


岸波白野「……」


堕落が嫌いなのか……


>>44


亀レスですが、その発想は無かったですwwwww




キャスター「堕落は悪だ。現状に満足するのは最悪だ。自堕落に堕ち、唯安寧を求める……虫酸が走る!」

キャスターは饒舌に語り捲し立てる。


キャスター「安寧停滞不変普通常識楽理想郷、全て纏めても駄犬に劣る!」



なんかトラウマを踏んだか?




キャスター「変化動乱狂乱享楽混沌野望失楽園此こそが人間の美徳よ!」


岸波白野「……」


どうしよう……人間の負の面大肯定のサーウ゛ァントだ……確実に反英霊だよ……白野困っちゃう……





キャスター「さて。マスターに捲し立てても始まらない。マスターも味噌カツ丼どうだ?」


岸波白野「ありがとう。白野嬉しいわ……というか、さっきからずーっとツッコミたかったんだけど、あんた和服よね?へーぜんと食べてるけど、あんたの時代に味噌カツあったの? 」


キャスター「ない。だが美味そうだったからマスターを待っている間に食ってたら美味かった」


……適応力たけぇ……

>>110(キャスターへの質問)



キャスター「美味い!ふむ、味噌カツ丼は現代の奇跡だ!」


キャスターは笑顔で味噌カツ丼を貪る


機嫌が良い今なら……


岸波白野「キャスター、あんたの宝具って何?」


キャスターは白野の質問に対してさらりと言う。


キャスター「ふむ、そうまでして俺わ知りたいか……ふむ。俺の三つの宝具の内、最も真名がわかりにくい宝具を見せよう」


そう言って、キャスターは唱える。






キャスター「魅せろ、黒黄金唐笠」





キャスターの衣服が変わる。


一面黒い服に、妖しげな黄金と朱色の飾り。


岸波白野「この宝具の効果は?」


白野は問う。






キャスター「周囲の人間の眼を、俺に釘付けにする」




岸波白野「」






今日は此処までです


明日また来ますが、それまでキャスターの正体について議論して待ってて下さい

乙したー

鯖の真名って普通じゃ分かりづらい?

>>115

友人達に聞いてみた所、結構わかりにくいらしいです


なんか時間空いたから二十後にまた来ます



岸波白野「いやいやいや、何なんですかその白野もびっくりなデメリットスキル宝具は!?」


キャスター「む、何だと!一応俺はキャスターた。敵の目線を一手に集め、術式を発動させれる」


岸波白野「ああ、成る程」



確かに、理に叶った宝具だ










キャスター「俺は殆ど魔術使えないがな」




岸波白野「」


岸波白野「いやいやいや、あんたキャスターですますよね!?」


キャスター「マスター、色々落ち着け」


岸波白野「落ち着けるかぁぁぁ白野は白野は大パニックぅぅぅ」

おバカコンビっぽくて和むww



キャスター「マスター……魔術が使えるだけがキャスターではないぞ?」


岸波白野「じゃあ何が出来るのよぉぉぉ!」


キャスター「剣術狙撃乗馬治世浪費だな」


岸波白野「セイバーかアーチャーかライダーに成っとけぇぇぇ!」


駄目だ、白野グレそう



キャスター「セイバー、ライダー、アーチャーは華が無い」


岸波「は?」


キャスター「いや、だからセイバーとかライダーとかアーチャーのクラスだったら俺には華が無くなる」

岸波「」


キャスター「華が無いのは耐えられん。だから俺はキャスターに成った」



岸波「アホぉぉぉっ!ど阿呆ぉぉぉぉぉぉっ!」


そんな理由でキャスターになられてたまるか!

岸波白野「……」


疲れた……白野は疲れた……

テレビでも見よう……




チャーンチャーンチャチャッチャチャーンチャーンチャーンチャチャッチャチャーン



テレビに映っているのは暴れん坊将軍だった。


キャスター「」ムスッ


後ろから殺気!?

白野がびくんと成った後に……










キャスター「マスター……この俺を悪役にしている低俗な箱を閉ざしていいか?」





かなーり不機嫌な声でキャスターは言う……




ん?



キャスターが悪役?




キャスター「そうだ、この徳川宗春を悪役にしている低俗な箱を閉ざせマスター」




真名ばらしちゃったー! さっきまで隠す気満々だったのにばらしちゃったー!



キャスター「そうだ、彼の時代を理解しえぬ低俗な箱!」


キャスター「襤褸布にも劣る!」


うわぁ……余程怒りのツボだったのだろう。

キャスターは金細工をくるくる回しながら凄い顔で睨む

顔文字で表すと大体こんな感じで→(-_-メ)





キャスターのステータス、一部開帳!






クラス キャスター

真名 徳川宗春

マスター 岸波白野

宝具 未開帳

キーワード 浪費と豪奢




筋力 B

耐久 B

敏捷 D

魔翌力 E

幸運 A





01 未開帳


02 未開帳


03 浪費と豪奢
徳川宗春が徳川宗春足りうる起源。此の世全ての富を民と楽しむために彼は浪費し、民に夢と喜びを与える為に彼は豪奢になる。

04 未開帳


05 未開帳




01 未開帳


02 黄金律(A)
人生に於いて金運がどれだけついて回るかの宿命。ランクAともなれば黄金に困ること無い……筈だが、このキャスターは後述のスキルによって、金に困ることがある。

03 浪費(A)
読んで字の如く。山積みの黄金さえも完全に使いきる浪費スキル。Aともなれば、その浪費に依って国が富むとも言われている。

04 陣地作成(EX)
自分に有利な陣地を作り上げる才能。彼は後述のスキルより、金回りが良ければ良いほど強くなるサーウ゛ァントである故に、陣地を金で作り上げる。此が彼がキャスターたる所以の一つである。

05 金銭強化(B)
自分の回りの金回りが良ければ良いほど強くなるスキル。

06 未開帳


07 未開帳



全て未開帳



全て未開帳


宝具一つ出てなかったっけ?


あの役に立たないやつ

>>142


とあるキーワードと共にマトリクスを出します

成る程そういうルールか


横槍入れて悪かった

>>144

いえいえ。疑問点が有ったら質問して下さい










白野オワタ\(^O^)/


オワタ\(^O^)/オワタ\(^O^)/オッワータァァァァァ\(^O^)/

オワタ\(^O^)/オワタ\(^O^)/オワタ\(^O^)/オワタ\(^O^)/オワタ\(^O^)/オッワータァァァァァ\(^O^)/オワタ\(^O^)/オワタ\(^O^)/オワタ\(^O^)/オッワータァァァァァ\(^O^)/オワタ\(^O^)/


いやいやいや! キャスターが不機嫌だからキャスターのステータス見てみると、キャスターなのな魔力E?



アババババババ


白野マジオワタ\(^O^)/



ちょっとギルガメッシュ思い出しながら部屋の隅で膝抱えてくる……


ごめんねキャスター……駄狐って呼んで……白野……貴女より弱いキャスター引き当てたわ……

ごめんねアーチャー……貴方が使いにくいって言って……白野……もっと使いにくいサーウ゛ァント引き当てたわ……

ごめんねギルガメッシュ……貴方が高慢だと思って……白野……貴方よりもっと高慢な金ぴか引き当てたわ……

ごめんねセイバー……貴女が我儘だと思って……白野……貴女よりもっと我儘なサーウ゛ァント引き当てたわ……



(注:この岸波白野は色んなイフを越えてきた岸波白野の残骸が集った者です。たまにこんな感じで嘗てのサーウ゛ァントを思い出します)




キャスター「どうした、マスター。まるで吉宗に殺された猪の様な顔をしているな」

どんな顔だよ……グスン


キャスター「どうした!?行きなり泣き出すだと!?」


岸波白野「五月蝿いぃぃぃっ!キャスターの癖に魔力Eの駄黄金!」


キャスター「」



もういやだぁぁぁぁぁ


なんてハズレサーウ゛ァントぉぉぉっ!








キャスター「」ムカッ


何かキャスターがムカッてしてるけど無視!



キャスター「」チャカッ


何かキャスターがチャカッてしているけど無視!




キャスター「」シャキン


何かキャスターがシャキンとしているけど無視!



ん?

シャキン?





キャスター「マスター……其処に直れ……」ゴゴゴゴゴ


キャスターが刀を構えていた。


岸波白野「ヒャァァァァァァっ!?白野は白野は白野は大ピンチィィィ!?」



キャスター「動くな、マスター。動くと死ぬぜ」ゴゴゴゴゴ


何か口調変わってるぅぅぅぅ!?


ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイギルガメッシュよりこのキャスターヤバイ



キャスター「其れでは……切り捨て御免!」



岸波白野「キャァァァァァ」













岸波白野「この人でなしィィィィィィィィィィィィ!!」




って、生きてる!!?

白野生きてる!?

キャスター「マスター、鏡を見ろ」


岸波白野「白野のロングヘアーが見事なショートヘアに!?」

キャスター「どうだ、マスターよ。俺の剣術は」

岸波白野「」

あぁ……ハズレサーウ゛ァント宣言が許せなかったのね……


攻略アンケート


明日の正午までに、言峰をタスクで攻略するか、SGで攻略するか話し合って下さい




第一回戦の舞台はコトミネ迷宮になりました






キャスター「さて、マスター。時は満ちた」


キャスターは真面目な顔で言う










キャスター「聖杯戦争開幕だ!」



白野達は光に包まれる




男の話をしよう


男は狂っていた


他人の不幸は蜜の味


自分の幸福は毒の味


狂った信徒は壊れて生きる


意味がある?







意味など無い





エピソード1

壊れた神父





キャスター「うおっ!?」

岸波白野「きゃっ!!」

ゲートから無理矢理私たちはでる。


其処には……


レオ「待っていました、岸波さん」

遠坂凛「待っていたわよ、白野」

ラニ�「待っていました、岸波白野」

ユリウス「待っていたぞ」

間桐慎二「よっ」

間桐桜「……」ニコッ

ジナコ「まってたっす」


岸波白野「え……皆?」


キャスター「マスターよ、知り合いか?」




岸波白野「知り合い?違うよ、キャスター」


私はキャスターに力強く言う。










岸波白野「皆は、白野の戦友だ!」



そう、白野の中にある何人かの『岸波白野』が体験した月の裏の聖杯戦争。

そこで彼らは白野の戦友だった。






レオ「さて、白野さん。一つお知らせがあります」

白野「ん?何?」










レオ「ガトーさんがコトミネ迷宮の第二層に囚われています」



岸波白野「へ、ガトーが!?」




岸波白野「何やってんのガトーはぁぁぁぁぁっ!」


レオ「行きなりコトミネ迷宮に入り込むと、『眼が、眼がァァァァァ』と言いながら捕らえられました」



岸波白野「」



何それ怖い……



今日は更新できませんでした

また明日



レオ「と言うわけで、今から岸波さんにはコトミネ迷宮に突撃してもらいます」

岸波白野「了解、レオ」

うう……いきなりコトミネ迷宮に突撃かぁ

キャスター「ふむ、マスターよ。そうと決まったら早めに行こう」

なんかキャスターがノリノリだ……


レオ「バックアップは全力で行います」

岸波白野「うん、じゃあ白野行ってくるよ」



はぁ、ムーンセルを怨みたくなる








ギィ









落ちる堕ちる墜ちる


白野は落ちる

白野は堕ちる

白野は墜ちる



言峰の心に落ちる/堕ちる/墜ちる


あの神父の心に落ちる


不思議な感覚


白野は……



岸波白野「よっと」

キャスター「むっ」


コトミネ迷宮に辿り着いた


さぁ、探索しよう! と思った瞬間。










ツゥゥゥゥン










岸波白野「眼が、眼がァァァァァァァァァァ!!」

キャスター「眼がァァァァァァァァァァァァァァァッ!」







岸波白野「うわぁぁぁぁぁぁっ!」

キャスター「ぎゃぁぁぁぁぁっ!」


白野達は悶えます


つーか眼が痛い!


レオ「岸波さん!?岸波さん!!」


遠坂凛「はくのん!?」

ラニ�「岸波さんの生命力低下!?」


ユリウス「何だと!?」

間桐桜「岸波さん!岸波さーん!?」

間桐慎二「岸波!?」


皆の呼び声で意識を保つ




チルン



直後、白野は転けた




ベチョ


何かが白野にこびりつく



岸波白野「いゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!痛い!!肌が痛いぃぃぃぃぃぃ!!」

ツルン

キャスター「ぎゃぁぁぁぁぁ!!痛みがぁぁぁぁぁぁ!!」





間桐桜「岸波さんとキャスターさんのライフ、残り1です!」

遠坂凜「はぁぁぁぁぁっ!?」

レオ「桜さん!」

間桐桜「わかってます!」










間桐桜「岸波さん、キャスターさん、強制ログアウト!」













白野の体が浮き上がる


痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い






岸波白野「うぅ……」

キャスター「ぐっ……」


凜、レオ、ラニ達が白野をみている……ごめん、白野には無理だ……


レオ「皆さん、白野さんに行ったこの現象を解明するために、今からコトミネ迷宮に入りましょう」


遠坂凜「ええ、一人ずつ入って、危なかったら桜にサルページして貰ったら良いわね」




レオ 突入



レオ「うわぁぁぁぁぁぁっ!!痛いぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!お母さんんんんんん!!」


間桐桜「強制ログアウトします!!」

キュィィィィン

遠坂凜「れ……レオがアへ顔ダブルピース!!」

ラニ�「おちんぽみるくらめぇぇぇぇぇぇっ!!って叫びそうな顔ですね」

ユリウス「れ……レオ」



ユリウス 突入


ユリウス「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁっ!眼が、眼がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」


間桐桜「ユリウスさん、強制ログアウトします!!」


遠坂凜「」

ラニ�「ユリウス氏でこれですか……」



間桐慎二 突入

間桐慎二「うわぁぁぁぁぁ痛いぃぃぃぃぃぃライダぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

間桐桜「慎二さん強制ログアウトします!!」

間桐慎二「」

凜「慎二……尊い犠牲は忘れないわ」



ガウェイン 突入


ガウェイン「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」



遠坂凜「まさかガウェインまで……」

ラニ�「恐ろしいですね……」





ジナコ&カルナ 突入

ジナコ「(`□´)(ノ>д<)ノ(^^)/▽☆▽\(^^)(>ε<)(ToT)(;□;)!!(@_@)(ノ゜O゜)ノ(´・ω・`)(≧▽≦)/(>_<)」チュドーン


カルナ「ぐわぁぁぁ」

間桐桜「ジナコさん&カルナさん強制ログアウト!!」


カルナ「此は……辛いな」

ジナコ「」(>_<)


遠坂凜「うわぁ……」

ラニ�「人間は全滅ですか……」





ラニ� 突入


ラニ�「」

間桐桜「ラニさん機能停止ですか!?」


遠坂凜「いそいでラニを回収宜しく!!」

間桐桜「回収完了!ラニさんは暫く休ませてあげましょう……」




遠坂凜 突入




遠坂凜「ん?あれ……これって……」

遠坂凜「」ペロッ






遠坂凜「ただの……激辛麻婆豆腐?」


遠坂凜「ちょっと山椒が利いてるわね」


間桐桜「凜さん大丈夫ですか?」

遠坂凜「ええ、私は大丈夫よ。辛いけど美味しい麻婆豆腐が迷宮にぶちまけられてますよ」


間桐桜「麻婆豆腐ですか……」




ガウェイン「貴女は化け物ですね」

レオ「ええ、ミス遠坂……あの辛味に耐えれるとは」

ラニ�「私も驚きます」


ユリウス「しかし、此は朗報だな。少なくとも我々が対処すべき敵が、『麻婆豆腐』という事が解った」

ジナコ「もう……二度と麻婆豆腐食べれないッス」

岸波白野「皆、よく生還出来たね」

キャスター「あれが清の料理か……」






レオ「それでは、岸波さん。タスクち発表します」





タスク

1 コトミネ迷宮第一層に隠された言峰のSGを探し出せ

2 コトミネ迷宮に蔓延る麻婆豆腐、これを解除、若しくは無効にする方法を『二つ』探せ (一つ解いたらクリア。二つ解いたらボーナスシナリオ)





レオ「それでは、岸波さん。タスクを発表します」





タスク

1 コトミネ迷宮第一層に隠された言峰のSGを探し出せ

2 コトミネ迷宮に蔓延る麻婆豆腐、これを解除、若しくは無効にする方法を『二つ』探せ (一つ解いたらクリア。二つ解いたらボーナスシナリオ)

麻婆がこの世の全ての悪を表してるとか?
けど凛が食べても平気なくらいの辛さだから……どうなんだろう?

そして無効にする方法とか洗い流すか全部食うしか思いつかん


>>200までに正解が出なければ第一ヒントを出します

>>210までに正解が出なければ第一ヒントを出します

ゲームやってない俺には何のことだかサッパリだぜ

>>210


つフェイトエクストラ&フェイトエクストラCCC

解説が必要なら答えます

SGについておしえてくださいませ

>>212


SGはシークレットガーデンの略

シークレットガーデンとは、少女の秘密の事

例えば、遠坂凛のSGは自意識過剰、拝金主義、隷属願望の三つ

此をとった後に、心のなかに入る

心の中でシークレットガーデンについて問い詰めると、問い詰められた方はアへ顔になり、イク


大雑把な説明おしまい

ま、まさかとは思っていたけど…ひょっとして神父のアヘ顔エクスタシーもやるんですか?((゜Д゜;)))

>>214


な ぜ や ら な い と お も っ た ?



凛の得意料理


アルターエゴ


ギルガメッシュ


>>222

冗談かと思ったらマジだった……

>>224


なん……だと?

麻婆豆腐を作って麻婆豆腐を愛する?

>>255


オールタスククリア



次の日……


間桐桜「岸波さん、私があの麻婆豆腐を解析する間、防護服を……」

岸波白野「うん」






コトミネ迷宮内






岸波白野「麻婆豆腐が防護服に浸透するぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?」


遠坂凛「はくのんんんんん!?」

間桐桜「岸波さん強制ログアウトします!」


岸波白野「いゃぁぁぁぁあ」

キャスター「ぐわぁぁぁぁぁぁぁ」




次の日


遠坂凛「解析の結果、あの麻婆豆腐はあらゆる防壁を破る麻婆豆腐だって解ったわ」


岸波白野「ナニソレコワイ」


間桐桜「あれは……とても恐ろしい防御プログラムです」

ラニ�「麻婆豆腐……恐るべし……」


間桐桜「とりあえず、対策としてメルトリリスをサクラ迷宮から捕らえてください」




キャスター「メルトリリス?」

キャスターが首を傾げる

間桐桜「はい、アルターエゴと呼ばれるBBの分身です」


間桐桜「メルトリリスは不感症のアルターエゴ」

間桐桜「クライムバレエを基軸とする最速のアルターエゴです」


キャスター「ふむ」


キャスターは何かを考え込む




キャスター「ふむ、マスターに俺の力を教える良い機会だな」


そう言うと、キャスターは札束を取り出す


凛「お金!?」

レオ「凡そ4000000000円ですね」

凛「大金!!!?( ̄□ ̄;)!!」


ラニ�「此は……」

ガウェイン「なんと……」

ジナコ「引きこもり放題ッスね」

驚く皆を尻目にキャスターは言う





キャスター「さて、皆皆よ、施しを与えよう……欲を出し、快楽に溺れ、野心を露にし、俺を強くせよ」


……そっか、キャスターのスキルは周囲の金遣いが荒ければ荒い程強くなるスキルだった……


キャスター「さて、マスター。此よりそのメルトリリスとやらを捕らえようか」

キャスターは堂々と胸を張り、サクラ迷宮に入る


白野も置いてかれないように着いていく





サクラ迷宮





キャスター「ふむ……いきなり敵、か」

キャスターはサクラ迷宮に入ると同時に、刀を抜く


メルトリリス「あら、まさか貴女が来るとはね」


メルトリリスはゆらりと立ち上がる

キャスター「……」


キャスターはメルトリリスをじっと見る

















キャスター「痴女……だな」










岸波白野「」

遠坂凛「」

ラニ�「」

レオ「」

ガウェイン「」

ユリウス「」

間桐慎二「」

ジナコ「」

カルナ「」

間桐桜「」





言っちゃったぁぁぁぁぁ

キャスター思いっきり言っちゃったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ


キャスター「扇情的な格好だな。何時でも性交がしやすい格好とは痴女の極みだ」


岸波白野「」

メルトリリス「」


やばい


やばいやばいやばい



このサーウ゛ァントやばい





キャスター「顔良し声良し脚良し、なんとそそるアルターエゴか」

キャスター「残念なのは胸が貧乳である事だが、駄肉より良い」


キャスター「まぁ、骨盤が狭そうたから仕置きが悪そうだか、その美脚を見る限り優良な子を孕みそうだな」


キャスター「凡そ閨に於いてはその扇情的な格好と、健康美により男を蕩かすのだろう」


メルトリリス「」///


ジナコ「やばいッス……このキャスターヤバイッス……」


間桐桜「」///


遠坂凛「思いっきりセクハラよね」



キャスター「ん?何故空気が凍りついているんだ?」


ガウェイン「キャスター殿……流石に今の発言は……」


キャスター「何を言うか、純白の騎士よ」


キャスター「人の営みは究極的には閨だ、英語で云えばセックスだ!!」


キャスター「セックス無しには人は滅ぶ」


キャスター「何故セックスを避けようとする!!」


キャスター「男は女を抱く為に争う。それによって歴史は動いた」

キャスター「セックス無しには欲望も向上心も無い」



キャスター「俺は欲望と向上心を愛し、堕落と停滞を嫌うサーウ゛ァントだ」


キャスター「そのような俺にたいして、貞淑を求めるな!」



キャスター「今だから言ってしまうが生徒会の面々は皆俺の性欲の対象中だ」

全員「」

キャスター「遠坂凛はその魂の在り方が性欲の対象だ」

遠坂凛「」

キャスター「ラニはこう……褐色娘は萌えるからヤりたい」

ラニ�「」

キャスター「ジナコはあの怠惰さがなんとそそる」

ジナコ「」

キャスター「間桐桜は組倒したい艶やかさだ」

間桐桜「」

キャスター「レオなど中々調教しがいが有る」

レオ「」

キャスター「カルナなどは俺の魔羅でひぃひぃ言わせたい」

カルナ「」

キャスター「ユリウスはあの陰りが最高だ」

ユリウス「」

キャスター「ガウェインも高貴さが堪らない」

ガウェイン「」

キャスター「間桐慎二など押し倒して喘がせたら最高だろう」


間桐慎二「」


キャスター「我がマスターなど最高だ!!魂は男前、肉体は美女!!孕ませたい!!」


岸波白野「」





やばい……こいつやばい



ジナコ「つーか男女区別無しッスか!!」


キャスター「ふはははは、俺は人間が大好きだ!!だからこそ老若男女区別なしで愛する!!」


愛しかたが間違ってると白野は抗議したいよ……

キャスター「因みに葛飾北斎は大好きだ」


キャスター「鉄棒ぬらぬらとかなんというネーミングセンスか!」

キャスター「そうだ、肉欲が世界を救う!!」














岸波白野「令呪を以て命じる!!去勢せよ、キャスター!!」













遠坂凛「大事な令呪使っちゃったぁぁぁぁぁぁっ!!?」

ラニ�「はくのんGJです」

間桐桜「」///

ジナコ「ちょっwwwwwww白野さんwwwwwww(^o^)」

レオ「」ヒュン

ガウェイン「」ヒュン

ユリウス「」ヒュン

カルナ「」ヒュン






キャスター「マスター!!なにハブワッ」グチャッ


メルトリリス「oh……」


悪は滅んだ……



生々しい音と共にキャスターは倒れた。




間桐桜「キャスターさんの去勢による傷を治癒します」


ピロピロピーン


キャスターはぬらりと起き上がる。







キャスター「済まない、マスター……こう、肉欲を暴走させ過ぎた」

岸波白野「解れば良いのよ、キャスター」


白野はキャスターに優しく声をかける。

やはりキャスターは少し暴走していたようだ。


カッとなって去勢した、ちょっと後悔してる。









?「何してるんですかぁぁぁぁ?」










綺麗な声と共に、綺麗な少女が現れた

メルトリリス「だ……れ?」


金髪碧眼のちっちゃい少女

アホ毛が印象的な髪型だ

どことなくセイバーに似ている










ガウェイン「…………………王?」










は?




?「あはは、忠義の騎士よ。そなたには私がアーサー王に見えるか」


白野やキャスター、メルトリリスを無視して少女はひらひらと舞い踊る。










?「私はムーンセル。岸波白野を助けるために、平行世界に於ける冬木の聖杯戦争に勝利したアーサー王の姿を借りただけだ」




岸波白野「あーっ!」

そうだこの声、ムーンセルの声だ!


ムーンセル「所ではくのん」


何故お前がその渾名を使う?


なんつーか、キャス狐と殺生院キアラの肉欲と赤セイバーの人間愛とバイセクシャルを三身合体させて男にしたような感じだなこのキャスターwいいぞもっとやれと言いたいw

某ジャンプ漫画のせいでキアラのことを殺生院さんと呼びたくなる俺。













ムーンセル「こ の せ か い の ど こ に れ い じ ゅ を つ か っ て き ょ せ い さ せ る ま す た ー が い る ?」







ムーンセルキレてる!?




ムーンセル「とりあえずはくのんの令呪とキャスターのちんぽは戻しときますね」


ガウェイン「王の姿でちんぽと言うなど……」









ガウェイン「最高です……」



あぁ……ガウェインが駄目騎士に……







ガウェイン「というか、昔から王は女装が似合うと思ってましたが……最高です!」



ムーンセル「おい駄目騎士。アーサー王はアルトリア、女性だぞ?」


ガウェイン「」










ガウェイン「男装の麗人……キャメロット始まりましたね……」


遠坂凛「」

ラニ�「本当に駄目騎士ですね」



ムーンセル「とりあえず駄目騎士は放置して……」










ムーンセル「キャスターのちんぽ生えろーはくのんの令呪一個増えろー」







キャスター「」ムクムク

岸波白野「」ピキーン




ムーンセル「とりあえずキャスターの性欲にリミッター掛けといたから、はくのんが『性欲解放』って叫んだらキャスターの性欲は解放されます」




メルトリリス「———っか、私を放置するのは止めてくれないかしら」


ムーンセル「あ、はくのんじゃああとは頑張って。私は生徒会に居るから」キュィィィィン



なんてフリーダムなムーンセルか……


今日の更新はおしまいです

また明日

>>295

禿同

再開はお昼からにします

まだー?

>>315

個人的な都合により更新遅れます



キャスター「マスター、構えよ。痴女の侵攻だ」


岸波白野「!」


白野がメルトリリスを見ると、メルトリリスは迫ってきた!










バァァン











メルトリリス「ひゃっ!?」


メルトリリスがいきなり吹き飛んだ


キャスター「ふむ、火縄銃は有効か」


岸波白野「」


こいつ……キャスターだよね?


キャスター「ふはははは!!久方ぶりに刀をとるか!」


キャスターは一気にメルトリリスに詰め寄る


メルトリリス「くっ」

ギャァァァァンと云う音が響く




キャスター「ふはははは!メルトリリスとやらよ、キャスター程度の接近戦に劣るとは、無様だな!」




ガウェイン「なんと!キャスター殿の剣技、おそらく私に匹敵します」


遠坂凛「ねぇ、あれマジでキャスター?」


メルトリリス「くっ……こんなキャスター認めない!」


キャスター「なんだなんだなんだ?もっと俺を楽しませろ!」





剣術、狙撃、格闘、凡そキャスターとは思えない身体能力により、キャスターはメルトリリスを追い詰める。


メルトリリス「宝具が……使えない!?」

キャスター「ははは、徹頭徹尾追い詰めよう」


キャスターは的確に、冷静に、メルトリリスを追い詰める。










キャスター「此にて俺の勝ちだ」












キャスターが投げた小刀が、メルトリリスの腹部に刺さる


>>139のマトリクスに追加


06 武錬の結晶(A)
武士の教養である武術がスキルまで昇華した物。如何なるクラスであろうと失われない至高の武術。徳川宗春は当初跡継ぎではなく、有り余った時間を巻狩りや火縄銃、剣術に費やしていたが故にこのスキルを得ている。故に、大名系列のサーウ゛ァントは殆どこのスキルを持っていない。このスキルの恩恵により、徳川宗春は自らの最強宝具を使用可能なキャスターでありながら、メルトリリスを圧倒する武術を披露できるのだ。







メルトリリス「こんなの……キャスターとは……認めない……わ……」


メルトリリスはパタリと倒れる


うん、キャスターに関する意見は白野も同意


っーか、こんなSAMURAIが普通にいた江戸時代ってヤバイんじゃ……




キャスター「マスター!下がれ!」


メルトリリスを回収しようとしたキャスターが叫ぶ。

白野は指示通りに下がろうとする










サクリ










キャスター「———」




え?


なにこれ?



赤い


飛沫?







岸波白野「くっ」





違う、幻覚だ

強烈な殺気を当てられた幻覚!







キャスター「マスターよ、大丈夫か!!」

キャスターはメルトリリスを大根のように雑に持ちながら、白野の前に立つ。


メルトリリス「キュゥ」


何か眼をぐるぐる回しているメルトリリスは無視して、キャスターは言い放つ。


キャスター「出てこい、暗殺者よ。貴様に少し仕置きをしてやろう」



キャスターの声には殺気が籠っていた。







「呼ばれて飛び出て天下むそーう!」






其れはいきなりだった。


まるでユリウスのアサシンの如く、其れは現れた


アサシン「よ、オレがアサシンだ。目に焼き付けやがれコラ」


キャスター「童……だと?」

確かに、現れたアサシンは子供だった

否、正確に言うと、木刀と刀を持った子供だ


宮本武蔵?

>>352


サーウ゛ァント真名タスククリア!





アサシン「きゃははっ、まーさか相手が浪費王とは……良いね良いなぁコラ、天下無双冥利に尽きる」


アサシンは楽しそうに笑う



白野には一人しか思いつかない


こんな人物は!









岸波白野「宮本武蔵……」







王って程じゃないだろ。
浪費大名じゃね?

>>360の指摘している部分ですが、「大名」ではなく「王」としているのには以下の理由からです


幕末、日本を訪れた外国人は大名を「地方の王」と認識していました

それ故に、英霊達は大名を王として認識する設定となっています


ゾクッ

アサシンの殺気が周囲を包み、空気が凍りついた

アサシンは一瞬怯み……






アサシン「あはは、なんと初見で真名を見破られるとは、小動物と思って油断してたぜコラ」




遠坂凛「み、みみみ宮本武蔵ぃぃぃぃぃぃ!?」


ラニ�「ミス遠坂、宮本武蔵とはそんなに凄いのですか?」

遠坂凛「凄いも何も、あれば化け物よ。なにせ一人で一流派を潰し、生涯負けなしの大英雄。西洋のヘラクレス、中国の呂布、アフリカのラムセス二世と並んでも遜色無いわ!!」


レオ「ミス遠坂……貴女はサムライを過大評価してませんか?」

白野もそう思います





キャスター「ふん、ツンデレ少女よ」

キャスターがそんな凛をみて言いはなつ




キャスター「嘗めるなよ、戦国の時代は『農民』でさえ英雄を打ち破ったそうだ。兄上から聞いたのだが、単純な強さだけなら宮本武蔵より強いやつはいくらでもいるぞ?尼子経久北条早雲三好長慶足利義輝伊達殖宗伊達政宗浅井長政松永久秀島津一門龍造寺隆信鍋島直茂山中鹿介毛利元就毛利三兄弟宇喜多直家織田信長森長可豊臣秀吉徳川家康本多忠勝上杉謙信武田信玄武田勝頼真田一族、みな宮本武蔵と並ぶか勝るかの強さだろう」








一同『どんだけ人外魔境なん(だ)(のよ)(ですか)』





キャスター「というか普通だろう?」

アサシン「ああ、デフォルトだコラ」


更新遅れます

 
岸浪白野「絶対人外魔境だよって白野は突っ込みを入れたい」

キャスター「マスター、一応マスターのご先祖もいるかもしれないんだぞ?」

岸浪白野「よく生き残ってくれた……よく生き残ってくれたよ……」

アサシン「でよ、コラ。そろそろオレはキャスターと戦いたいんだが?」

キャスター「マスターなしで戦うか……死しても文句はいうなよ」


そういうと、キャスターはいきなり500円玉を取り出した。





キャスター「それ——施しを与えよう」




キャスターが投げた500円玉は、雷のような音を立てながらアサシンに迫る。


アサシン「うをっ、キャスターらしく魔術も使えるのかよ!」

キャスター「何、金を投げつけるこの魔術しかできんがな」

500円玉は壁をえぐり、アサシンはそのつぶてを避ける。




キャスター「ほれ、今度はもっと豪勢だぞ?」

遠坂凛「ちょっと! 百ドル札に一万円札!?」

レオ「ミス遠坂! 目を$にするのはやめてください、キリ丸キャラになりたいんですか!?」


岸波白野「……」

うん、外野は無視するとして……


キャスター「ほらほらほら、さらにとどめに火縄銃! 容赦遠慮はせんぞ!」


アサシン「あんたほんとにキャスターかよ! さっきから全部キャスト(物理)ばっかじゃねーか」


うん、ごめんねアサシン……地のサーヴァントオカシイんだ……

キャスター「さて、それでは切り掛かるか」

キャスターは刀を抜く。



アサシンも木刀を静かに構えながら、札を避ける





ビリビリ、と緊張感が走る




キャスター「けぇぇぇぇぇぇぇっ!」

アサシン「やぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ」


刀と木刀が交差する、どうやらアサシンは二刀で戦うと不利である、という判断をしたらしく、木刀でひたすら打ち込む。

キャスター「さすが音に聞こえた武芸者よ! 貴殿の後の時代の日本人として、高揚を覚える!」

アサシン「ははっ! オレだって嬉しいぜ、なんせ大名ごときたかが豚と侮っていたら、その実竜だったとはな!」


撃ち合う打ち合う、キャスターとアサシンは何度も打ち合う。


しばらくして、アサシンはキャスターから離れる。






アサシン「ちっ。言峰ね……」







ボソリ、とアサシンがつぶやいた瞬間、アサシンは消えた。



キャスター「む、マスターに呼び戻されたか……」

キャスターはぽつりとつぶやいた。



おうふ……今から農業実習あるんでいってきます

続きはまた次回






旧校舎


キャスター「さて。この大根はそこら辺りに放置するとして」ポイ


メルトリリス「」キュゥ


キャスターはメルトリリスを放置したまま考え込む


キャスター「うむ……とりあえずあの宮本武蔵に対する対策を考えなくてはいけないな」


キャスターは頭を抱える


キャスター「マスターよ。レオの指示を仰ごう」


岸波白野「うん」


生徒会室


レオ「あ、岸波さんにキャスターさん。大根狩りご苦労様です」


間桐桜「大根は回収して、慎二さんが現在解析しています」

キャスター「そうか」









哀れメルトリリス……扱いが遂に大根になったよ……(´・ω・`)


レオ「さて、岸波さん。此の世全ての愉悦(アンリマユ/マーボー)の二つ目の対策がわかりました」

岸波白野「え!!」


なんと、メルトリリス以外に対策があったとは!!


レオ「その対策は……」


白野は唾を飲む












レオ「麻婆豆腐を愛する事です」











岸波白野「は?」



ワケガワカラナイヨ





レオ「桜さんの調査の結果、此の世全ての愉悦は麻婆豆腐を家族の様に、恋人の様に、親友の様に愛さなければいけないとわかったのです」



岸波白野「マジデ?」



白野もうワケガワカラナイヨ



キャスター「」プクク


なんかキャスター笑い堪えてる!?




レオ「と言うわけで、岸波さんには麻婆豆腐にまみれてもらいます」



岸波白野「は?」










遠坂凛「キャーッチ&ポーイ!!」


白野は凛に投げられ……


岸波白野「イャャャャャ!!」



落下地点にある麻婆豆腐の海をみて叫んだ……






唐辛子の痛み


此の世全ての愉悦とは違い、まろやかな痛み……辛味


白野の体は麻婆豆腐に溺れる


痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い


ああ、たゆたう豆腐は白野の肉


流れる麻婆は白野の血




痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い














「奏者よ、諦めるな!」


声がする



「マスター、しっかりするんだ!」



誰かの声だ


「マスター……頑張って下さい!!」



懐かしい声



「雑種、貴様は此の程度に屈するのか?」




白野の大事な人の声











そうだ




白野は



岸波白野は






諦めない!






ああ……










I love maaboo!











岸波白野「マーボーラァァァァァァァァァブ!!!!!!!」






キャスター「マスター!?」

レオ「麻婆豆腐の海から岸波さんが!!」


間桐桜「タスククリアです!!」


ラニ�「……マーボーの極地……」




岸波白野「悟った……マーボーは心理にして真理だと…マーボー」



キャスター「マスターよ、無垢の極地に至ったか」


間桐桜「岸波さんにメルトリリスの不感症ダウンロード同時に終了しました」


ラニ�「ナイスタイミングです」



頭が……フラフラする……





だけど、これで麻婆豆腐の中に入れる



レオ「岸波さん、此からコトミネ迷宮に突入します。僕らでサポートします」



岸波白野「うん……了解」



さぁ……此でコトミネ迷宮を攻略できる!





コトミネ迷宮



岸波白野「さて……キャスター。とりあえず言峰ボコるわよ」

キャスター「ああ、俺も頭に来た」


白野達は脚を進めて








キャスター「マスター、危ない!」




ギン





キャスターが刀で迫って来た麻婆豆腐を弾く


ラニ�「なっ……」


ジナコ「せ、迫り来るマーボー……」


間桐桜「気をつけて下さい!!コトミネ迷宮の麻婆豆腐、全て攻性プログラムに変わってます!!」


ジナコ「これぞマーボーの逆襲ッスね」

カルナ「ジナコ……何かが間違っている」

遠坂凛「何処のB級映画よ」

レオ「面白そうですね、ハーウェイの技術で映画化しましょう」

ユリウス「落ち着けレオ」

ガウェイン「主演は私が」

ムーンセル「皆で学園祭のノリで作りますか?」

糞、外野は暢気過ぎる!!


キャスター「あいつら……後で札で殴りたい」






キャスター「高々マーボーの分際で俺に歯向かうか!!」


キャスターは魔力を一気に放出し、麻婆豆腐を蹴散らす


ガウェイン「王と同じ魔力放出のブースター!!?サムライはどれだけ化け物なんですか!?」


ガウェインの驚きも尻目にキャスターは駆ける

キャスター「有象無象の麻婆豆腐共が!!俺を怒らせた償いを与えよう!!」


麻婆豆腐「シャァァァ」


ジナコ「キャァァァァァシャベッタァァァァァァァァァァァァァァァァ」


遠坂凛「何でもありね……あの麻婆豆腐……」


麻婆豆腐「シャァァァ」



キャスター「化け物が!!人ならざる物には容赦せん!!」


麻婆豆腐「シャァァァィシャッ」






キャスター「衆目よ、我が絢爛成る唐笠に見とれよ!黒黄金唐笠!」






キャスターは役に立たない宝具を発動した!?


どうするつもりだ?



麻婆豆腐「シャァァァ」



麻婆豆腐はキャスターに釘付けだった……






キャスター「名古屋の民よ、少しばかり魔力を借りるぜ」


瞬間、キャスターの回りの時空が歪む


キャスターは二つ目の宝具を発動している!?

キャスターの魔力がEからAに跳ね上がる











キャスター「邪な麻婆豆腐よ、退散せよ!!」









膨大な魔力の嵐


キャスターは暴虐な渦となり、麻婆豆腐を駆逐する


キャスター「さぁ、麻婆豆腐共よ。今宵は祭りだ」



麻婆豆腐は一気に消え去り……




間桐桜「キャスターさんの魔力低下、強制ログアウトします!!」




(名古屋よか尾張の方が良いのでは)

>>439

(理由はかなり後で出てきます)




キャスターと白野の体はログアウトする



キャスターは苦しそうに

白野は血塗れに






暗殺者は笑う








今日の二十二時までに、多数決を用いてメルトリリスと組ませるに値する人物を下記から選びます

選択肢

遠坂凛

ラニ�

レオ

ユリウス

ジナコ

間桐慎二

ガウェイン

カルナ






遠坂凛 1

ユリウス 1

ガウェイン 1

慎二 1



急に予定入って更新遅れます



タスクにより、メルトリリス×遠坂凛となりました

それではまた明日



間桐桜「岸波さん!」

間桐桜は慌てて走る


他の生徒会の面子も慌てて策を練る


岸波白野は血の海に横たわり、キャスターは消えかけていた










間桐桜「強制フリーズ!!」





今間桐桜に出来るのは、岸波白野を強制フリーズする事だけだった







レオ「岸波さんは大量出血、キャスターさんは魔術回路が崩壊寸前、ですか……」


ラニ�「大したものです、キャスターは気配を完全に遮断したアサシンに気が付き、はくのんを守るために魔力を一気に放出した……状況としては正しかった……」


ガウェイン「見事でした、キャスター……」

間桐桜「とりあえず二人はフリーズさせてますが……」











「協力しても良いわよ」











遠坂凛「メルトリリス!!?」


ラニ�「どうして!!」

レオ「なんと!!」


ユリウス「む……」


ガウェイン「罠ですか?」



ガウェイン達が驚き、引くなか、メルトリリスは良い笑顔(グッドスマイル)で答える










メルトリリス「慎二のお陰でいいフィギア手に入れたし、助けてあげるわ」




一同『』









その頃、職員室



ムーンセル「」キュゥ


間桐慎二「」キュゥ




ムーンセル「……間桐慎二……この私に100000体のフィギュアを作らせた対価、いつかはらってもらいます……」



間桐慎二「ああ……」





メルトリリス「とりあえず、サクラ迷宮に私と仮マスターが突撃して、私が片っ端から雑魚エネミーを溶かして経験値にする。其れを濃縮して疑似エリクサーを作る。流石に経験値9999999を流し込んだら回復するでしょう?」


レオ「しかし、そんなに都合よく経験値が稼げますか?」


メルトリリス「その点も大丈夫よ」


メルトリリス「慎二がサクラ迷宮内部に10000体のシンジタンクを配備しているわ」


一同『』



メルトリリス「とりあえず、一般プレイヤーと同じになってるガウェインでもカルナでもいいから、私の宝具を使う為に、誰かが仮マスターになれば良いわよ」


メルトリリスのオールドレインを利用したチート回復

だか、生徒会面子は理解している。



其れしか手がないと








遠坂凛「私が行くわ」






今日はおしまい


また明日



尚、フェイトエクストラ&フェイトエクストラCCCを見ていない方への解説


ジナコ 駄肉

カルナ 駄肉のお母さん

ガウェイン 変態白騎士

レオ 駄目王子

ユリウス チビアサシン

ラニ� パンツ はかせ ない


メルトリリス 美脚痴女



其れではまた明日〜


チートにはチートで対抗か。

>>466

カルナ 堕肉のお母さん→お父さんじゃない。

まあニートとお母さんの関係だけどさあ。
ばばあジャンプ買ってこいみたいね。

>>467

カルナは良い(ジナコの)嫁になると思ってます

バグサーヴァントはどうやって決めてるんですか?

>>469



ぶっちゃけノリとテンション

再開は深夜から



サクラ迷宮


遠坂凛「とりあえずありったけの宝石ばら蒔くわよ、メルトリリス!」

メルトリリス「とりあえずシンジタンクの足止め宜しくね」




遠坂凛とメルトリリスは作戦を開始する

キャスターの金で買ったトラック一杯の宝石を凛はばら蒔いていた

シンジタンクは動きを止めて、頭を垂れる。


メルトリリス「うふふ、とろかしてあげる」


メルトリリスのオールドレインがシンジタンクを経験値に変える

遠坂凛「宝石使い放題って、なんてユートピア!!」

メルトリリス「あら、貴女も楽しそうね」


遠坂凛「そりゃあね!!」










ジナコ「容赦無いッス……あかいあくまとあおいあくまッス」

カルナ「女性は……強いな」

レオ「いえ、カルナさん。あの二人はイレギュラーですよ……多分」

ガウェイン「否、レオ。女性は強いですよ……あの魔女も強かったですし」

ユリウス「モルガンか?」

ガウェイン「はい」

ラニ�「確かに、女性の執念は恐ろしい物がありますね」


間桐桜「……」






十二時間後




メルトリリス「流石にこれだけシンジタンクを溶かしたら良いかしらね」

遠坂凛「ヤバイ……宝石使い放題マジ楽しいわ」


メルトリリスと遠坂凛は蹂躙する喜びを二人で噛み締めていた




ジナコ「究極のSスッす」





さて


目線は再び


岸波白野に移る








今夜、岸波白野は夢を見ます。それらをヒントにキャスターの願いを当てなさい












夢を見る











其れは野心と向上心、快楽と喜び、生きざまと在り方が渦巻く町だった


金の鯱が見守る町




尾張名古屋



此はキャスターの過去?







童は駆ける

城を抜けて


童は見る

父の町を


童は知る

金の快楽を


童は味わう

女体の快楽を


童は願う

この快楽を万民へと













童の欲は身を焦がした

焔の如き情熱は、童の身を焼き尽くすまで消えることを知らなかった


童の向上心は身を痛めた


雷の如き苛烈は、童の自我を砕くまで収まる事を知らなかった





そんな童歌












岸波白野「ヒャン!!」




なんてすっとんきょうな声を上げながら白野は起きた










不思議な夢だった

セイバーとも、アーチャーとも、キャスター(狐)とも、ギルガメッシュとも違う夢だ


全てを肯定し、全てを愛した変わり種


白野のサーウ゛ァントは何を願うのか




分からない


解らない


判らない





レオ「岸波さん、体調はどうですか?」


生徒会室でレオは白野に話しかける

岸波白野「とりあえず大丈夫」

遠坂凛「お茶菓子有るけど食べる?」

岸波白野「ありがとう」モッキュモッキュ


お茶菓子を食べながら白野はリラックスする

ムーンセル「あ゛〜間桐慎二って本当に人使い荒いですね〜」



ガウェイン「……まな板も中々良いですね、レオ」

レオ「ええ、中々良いですねガウェイン」


岸波白野「……」


レオとガウェインはもう駄目かもしれない


ジナコ「はい、美味しいクッキーッスよー」
岸波白野「ありがとう、ジナコ」

ジナコが渡してくれたクッキー……美味い!









ジナコ「どうッスか、カルナさんお手製の『目で殺すクッキー』は?」




え、これカルナが作ったの?




ジナコ「ええ、カルナさん最近クッキー作りにはまってるッス」


……そんな太陽神嫌だなぁ



レオ「ガウェイン、カルナさんに萌え属性を与えるとするとなんでしょうか?」

ガウェイン「やはり此処はオカン萌えではないですか、レオ」





ジナコ「……」

岸波白野「……」


ジナコと白野は残念な物を見る目でレオとガウェインを見た





キャスター「マスター、とりあえずコトミネ迷宮に座する言峰のSGを奪わないのか?」


岸波白野「うん、とりあえず皆若干残念ひゃっはーに成っているけど無視して行こうか」


間桐桜「あー、とりあえず補助は私がしますね」

岸波白野「宜しく桜」


とりあえず先ずは言峰のSGを取らないと始まらない





廊下で、白野はキャスターに聞いてみる


岸波白野「ねぇ、キャスター」

キャスター「どうした、マスター?」












岸波白野「キャスターは何を聖杯に求めるの?」







答えてくれるとは思わない。


だけど……聞いてみたくなった







キャスター「『聖杯』には何も求めない」









ただ一言、其だけをキャスターは言った。


キャスター「マスター、その話は何れ教えよう。だから、今は気にするな」



キャスターは其だけを言って黙り込んだ






コトミネ迷宮に入り込むと、麻婆豆腐は消えていた。


言峰綺礼「歓迎しよう、岸波白野」


言峰綺礼は現れた

購買の店員だった神父

言峰綺礼「まさか、衛宮士郎にやられた後、生と死との狭間で月に迷うとは思わなかった」


岸波白野「衛宮……士郎?」


白野の疑問にムーンセルが答える


ムーンセル「あの言峰は、言峰と云うNPCの起源となった言峰綺礼……言わば、マジカル八極拳の真の使い手ね」



キャスター「マスターよ、あやつのSGを理解したか?」

白野は首を横にふる



キャスター「宜しい、ならば俺が指摘しよう」



キャスターは言峰と相対する





アサシン「おいマスター、コラ。あれは腐っても日本の頂点に挑んだ男だコラ。油断すんなよコラ」


言峰綺礼「わかっている、アサシン。五輪の書の作者は口煩い」

アサシン「マスターを気遣うのはサーウ゛ァントの基本だろうコラ」


言峰綺礼「ふむ、その好意、有りがたく受け取ろう」



キャスター「貴様のSGは……」


キャスターは冷静に告げる

言峰綺礼が隠す秘密を











キャスター「愉悦だ」










言峰綺礼「ぬ?」

左手が反応する


これは!







言峰綺礼「ぬふぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」








ジナコ「おっさんの筋肉がはち切れんばかりに輝くとか誰得ッスか!?」


遠坂凛「キモい、キモいわ!!」


レオ「ガウェイン!!高感度カメラを!!言峰神父のアへ顔などめったやたら見られません!!」

ラニ�「みたいんですか!?」

間桐桜「これは……ちょっと……」

間桐慎二「オェェェェェェェ」

ムーンセル「西欧財閥オワタ」










外野が終わっているけどとりあえずSG摘出だ!!


岸波白野「行くわよ」キラン



白野は駆ける




言峰綺礼「ぬほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」




とりあえず


言峰の


SGは




抜いてやる!










言峰綺礼「あひゃん」ドピュ





言峰綺礼のSGを抜いた直後、言峰は倒れた





パリーン、と云う音が響き、シールドが割れる





アサシン「ちっ……撤退か」


アサシンは去る

一つ目のコトミネ迷宮突破だ



誰得だよwwwwwwww

……次の相手は蟲爺にしようぜ?

>>523

>>525


BB「二つ目の迷宮は決まっていますので、頑張って三つ目の迷宮の核安価を取ってくださいね、先輩」


言峰綺礼のSG。

愉悦とは本来肯定的な事に対して当てはまるが、言峰の場合は違う。

他人の不幸は蜜の味。

彼は他人の不幸を愉悦とし、歪んだ愛情を持って味わう。

人として落伍者にして異端者。狂人にして廃人。

他者の不幸を望み味わう彼には、全うな生き方は出来ない。

其が彼に対する天罰である。



ジナコ「やっぱり言峰は攻めッスよ」

ラニ�「ジナコ、その場合受けは誰にすべきですか?」

ジナコ「そこはやっぱりアンデルセンきゅんッスよ」

遠坂凛「待ちなさい、言峰のBLとか誰得よ!!」

レオ「僕得ですよ、ミス遠坂」

ガウェイン「言峰氏がロリなら私も考えたのですが……おっさんですし」

間桐慎二「お前ら……」

間桐桜「///」

カルナ「なんでこんな不毛な会話を……」

ユリウス「その気持ちは良く解る……」


レオ「生徒会長として、あえての言峰受けを提案します!!」

ジナコ「それこそ誰得ッスか!!」










キャスター「マスター、こいつら大丈夫か?」


岸波白野「もう駄目ポ」




白野が少し怒って五分後



レオ「と言うわけで、岸波さんとキャスターさんにはコトミネ迷宮第二階層へと突入してもらいます」



岸波白野「了解」

キャスター「ああ、解った」


こうして、第二の地獄が始まる






果て無き荒野

地を覆う茨

流動する鮮血

動き無き骸

林立する十字架


コトミネ迷宮第二層はそのような場所だった


キャスター「麻婆豆腐地獄よりましだが……なんと陰鬱か。まるであの男の在り方のようだ」

キャスターがぼやく

赤茶黒が満ちた空間に、彼の黄金は少し眩しい








アサシン「殺るぞコラ」








血を踏み締めながら、アサシンは現れる

キャスター「ふん、アサシンめ。此度は奇襲無しか」

アサシン「かか、テメエが五輪の書を破りやがったから、気配遮断はもう使えねーよコラ」

朗報だ

姿が消せないアサシンは、戦略的に使えない!


キャスター「油断するな、マスター。奴は宮本武蔵、気配遮断等に頼らなくても、並みのセイバー位倒せるぞ」

アサシン「きゃは、御名答だコラ。こちとらアサシンなんつークラスは足枷なんだが……其でも剣士だコラ」


からからと笑うアサシン。

その有り様は嘗てユリウスが従えていたアサシンを思い出させる。






アサシン「やり合うぞコラ」



キャスター「マスター、一旦引くぞ。マスター無き状態で此を相手にはしたくない」


岸波白野「了解」


白野はリターンクリスタルをつかった





此の迷宮に於ける言峰のSGを当てよ



信仰

>>548



ムーンセル「あともう一歩頑張って!!」



間桐慎二「ムーンセル、誰に向かって喋ってるんだ?」


狂信



ジナコ「多分狂信ッスよー」

カルナ「恐らく狂信だな」

レオ「狂信ですね、多分」

ユリウス「狂信……だな」

ガウェイン「狂信以外に考えにくいです」

遠坂凛「はくのん、私も狂信だと思う」

ラニ�「私もです」



キャスター「やはりか」


岸波白野「だよね」


茨、十字架、鮮血、それらからは狂信しか導かれない


>>550


タスククリア

また明日ー

ご意見ご要望気軽にお書き下さい




コトミネ迷宮第二階層


キャスター「陰鬱な空間であるが、確かに救いを求める声に満ちているな」


キャスターは冷静に分析する

アサシン「来たかコラ」

声がする


来た!


キャスター「ふむ、救いを求める狂信者を守る天下無双か」











キャスター「良い、な」







キャスターは火縄銃をぶっぱなす



アサシン「ははっ、行くぜコラ」




また、二人はぶつかる






キャスター「おおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」


掛け声と共にキャスターは斬りかかる


アサシン「ちぇぇぇぇい!!!」


キャスターの重い一撃をアサシンは受ける


其れは当に正しく武の極み


打ち合い火花がはらはら散る




キャスター「あはは、あははははははは」


アサシン「くはははははははははははは」


二人は笑う

笑う笑う

楽しげに火花を飛ばし二人は笑う

戦う戦う


ガウェイン「……こいつらアサシンとキャスターでやがりますよね」

遠坂凛「ガウェイン、言葉遣いが乱れているわ」

ラニ�「気持ちはわかります」


レオ「セイバーレベルですね」



キャスターとアサシンは打ち合いを続けていた

永劫と思える武士の戦い

しかし、その戦いは思わぬ結末を迎えた







アサシン「ちっ、マスターめ……もっと魔力を用意しろコラ」




アサシンはぼやきながら去る



キャスター「魔力低下で去ったか……危ういな、今のは危うい。俺が追い詰められた……見事だ、宮本武蔵」


キャスターは楽しげに笑う


遠坂凛「はくのん、今のうちに追撃よ。あの神父のSGを追求して、迷宮を突破しなさい!!」

ジナコ「おっさんのアへ顔キター(^0^)」

レオ「ガウェイン、機材を!!」

ガウェイン「はい!」


終わり果てた外野を無視しながら白野はコトミネ迷宮の深淵へ向かう









言峰綺礼「ふむ……早いな」






枯れ果てた荒野の奥に吹き出る鮮血の泉、その中央から聳え立つ逆十字の上に言峰綺礼は座していた。




言峰綺礼「……さて、君はこの私の秘密が解ったのか?」



神父は投擲出来そうな武器を取り出し、降り立つ。












神の様に


悪魔の様に


救道者の様に


破綻者の様に


救世主の様に


破壊者の様に





神父は荒野に降り、茨を踏みしめる


そうだ


この鮮血は———











——言峰綺礼の苦しみだ







だから

白野は

突き崩す










岸波白野「もう——楽に成って良いんだよ——」





嘗て彼の隣に居た『誰か』の様に



語りかける









言峰綺礼「」ボロボロ



神父は涙を流す

鮮血は清流へと

荒野は草原へと

茨は森へと


十字架は教会へと




コトミネ迷宮の姿が変わる



言峰綺礼「……ぬ」



言峰綺礼は悶える

当たり前だ。狂信者は快楽を感じてはいけない


岸波白野「楽になっていいんだよ……」


白野は畳み掛ける



言峰綺礼「あっ……あはぁ」


言峰綺礼の顔が紅潮する



岸波白野「貴方はまともよ」

白野は考える


こんなよわい白野でも、言峰を救う事は出来る


言峰綺礼「おっ……あはぁん」



SGを出す一歩手前




言峰綺礼「ぬふぁ」

言峰綺礼の意識を砕くまであともう少し


岸波白野「大丈夫、貴方は救われる」


白野は、誰かが囁いた言葉を紡いだ









岸波白野「だって——ほら、貴方泣いてるもの」










パリンと音がした

















言峰綺礼「ピャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァイ!!!!!!!」






今だ、SGを抜き取れ!!




岸波白野「」キラン


白野は走る

さぁ……お仕舞いだ!!




言峰綺礼「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」ドピュ




こうして、二つ目のコトミネ迷宮は突破された





狂おしいまで神を信じる

狂いながら神を信じる

これ等が狂信である

己を捨てて神に仕える

苦痛を蜜とし神に捧げる

絶えずせめぎ合う己と信仰


このような苦しみ(あくまでも他人から見たら)に曝されている言峰綺礼を表したのが破滅の荒野であった

正気を失い在り方を見失った言峰にとって、岸波白野が放った或一言は彼の異常を打ち砕くには十分な威力であった


恐らく、消える前は言峰には——————————————————岸波白野がとある人物に見えていただろう










??「神は死んだ……」




??「小生は……」














??「その絶望——私が受け入れよう」







新たに動く



ムーンセルの裏の裏方








岸波白野「キャスター、このままコトミネ迷宮三層に突入するよ」

キャスター「了解したマスター」




此れからコトミネ迷宮三層に行こうとした時——










「BBーチャンネル〜!!」






これは——







——頭の中であのオープニングを再生してください——







BB「はい。暢気で小動物系な先輩を悩ませる強襲型バライティ。B——キャスター「マスター、パンツ丸見えの痴女だ!!」


キャスターはBBの言葉を遮り言い放つ




遠坂凛「」

ラニ�「」

レオ「」

ユリウス「」

ガウェイン「」

間桐慎二「」

間桐桜「」

カルナ「」

ムーンセル「」

ジナコ「——パねぇッス、キャスターさん色んな意味でパねぇッス——」



——言いやがった——このキャスター言いやがった——

誰もが敢えて話さなかった、誰もが敢えて指摘しなかったタブーを言いやがった!!








BB「」


BB「——」


BB「」シクシク






————プツン————








キャスター「マスター、痴女が去ったぞ」


岸波白野「……うん」

哀れBB

キャスターの一言に依って一言たりとも話すことなく去っていったよ——




間桐桜「あのBBを黙らすなんて……」

レオ「正直色々驚きました」

遠坂凛「KY此処に極まり、ね」


ジナコ「あれは怖いッス」



キャスター「何故か俺が馬鹿にされてる気が……」



外野とキャスターがぼやいて居るが、とりあえずもう少しでコトミネ迷宮三層に着く——

SGによるとBBは見えてないと思ってるらしい。

>>587



だからこそ照れる






BB「@〜〆仝$&」



トワイス「……まさか君は見えてないと思ってたのか?」

BB「〆��┼」コクコク

トワイス「——見せるためのパンツをあげよう」






岸波白野「——」ウプ

キャスター「——何……だと……」

遠坂凛「」

ラニ�「」

間桐桜「」

間桐慎二「」

ガウェイン「」

レオ「」

ユリウス「」

カルナ「」

ムーンセル「」

ジナコ「スゥイーツッスね」


……コトミネ迷宮三層は、甘かった





砂糖の大地

空にはハート

地には甘ったるい霧


何だ……このとち狂った迷宮は————



ムーンセル「なんでこんなにも甘ったるいんですかね」


ガウェイン「スイーツ迷宮……寧ろエリザベートに相応しいですね」



解らない


この迷宮のSGが……






コトミネ迷宮三層のSGは?






白野が頭を悩ませていると……










キャスター「マスター!!迷宮の壁はケーキに成っているぞ!!美味い!!」



岸波白野「……マジでKYサーウ゛ァント……」



あの駄金めが……






ムーンセル「かなり惜しい回答ばかりですね〜」モッキュモッキュ

ジナコ「あー!ムーンセルがボクのロールケーキ取ったッス!!」

カルナ「ジナコ、たまには甘味を抜け」

ジナコ「カルナさんが苛めるッスー!!」

ムーンセル「ロールケーキ美味しいです」モッキュモッキュ










ガウェイン「」ハァハァ





歪んだ愛

>>613


タスククリア!!





とりあえず砂糖の平原を白野とキャスターは進む



キャスター「……マスター!!どうやら此処が奥だ!!」



岸波白野「——これは——」











岸波白野「半裸の言峰のレリーフなんて誰得よぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」









レオ「僕得ですよ」


ガウェイン「私得ですね」


ジナコ「ボク得ッス」



こいつら……






キャスター「褌一丁とは——余程肉体美に自信があるのか……」



岸波白野「というか、半裸のレリーフだけ残して肝心の言峰は何処よぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」










言峰綺礼「良く来たな——岸波白野」





岸波白野「キャスター、あの半裸神父を去勢しなさい!!」



キャスター「了解した」


キャスターは刀を抜く












キャスター「その金玉——戴こう」













アサシン「マスターの金玉は奪わせねえよコラ」



最悪な激突——アサシンは木刀を軽やかに操りながらキャスターに迫る



アサシン「さぁ——行くぜコラ」

キャスター「来い——宮本武蔵!!」


刀と木刀の戦い



岸波白野「キャスター!!全力で奴等を潰して!!」



キャスター「応!!」



言峰綺礼「アサシン、全力だ」


アサシン「あいよ!!」


アサシンを退かせ、言峰のSGを奪う!!





キャスター「ははは!!楽しいな!!楽しいぞアサシン!!」




アサシン「俺もだコラ」



キャスターとアサシンはひたすら打ち合う

其れは武人の誇りを掛けた戦い










さぁ、言峰のSGを今のうちに——











岸波白野「全うに愛しやがれ半裸神父ーっ!!」








言峰綺礼「よふぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」




言峰の股間が輝く



岸波白野「白野の右手が白く輝く!!」


岸波白野「お前を倒せと囁きかける!!」



岸波白野「必殺!!」キラン











岸波白野「去勢SG抜き!!」









言峰綺礼「むふぁん」ドピュ







アサシン「ちっ——マスターが引きこもったぞコラ」

アサシンも去る

キャスター「マスター、追撃だ——敵に体勢を整えさせるな」


岸波白野「うん——あの筋肉達磨キョセイシテヤル!!!」







こうして——岸波白野は——言峰の心の中に——入り込む——








落ちる堕ちる墜ちる

落ちる堕ちる墜ちる






言峰綺礼「私は苦しい」

言峰綺礼の心の声

言峰綺礼「狂信は——」









キャスター「えぇい!!グダグダうるさぁぁぁぁぁぁぁい!!」




言峰綺礼「」



——もう嫌だこのキャスター








アサシン「——どうしてくれるんじゃコラ——マスターがいじいじしまくってるぞコラ」


言峰綺礼「」ズーン


……ごめんなさい言峰。

うちのキャスターがアレで——


アサシン「まぁ良いぜコラ——」


アサシンはいじいじしている言峰を無視して言い放つ












アサシン「天下無双、宮本武蔵——行くぜコラ」











キャスター「見事な名乗りだ宮本武蔵——良いだろう」


キャスターは一歩進み出る










キャスター「徳川宗春——豪奢に戦い美麗を描こう」











——剣激は喝采より尚派手やかに——


——闘志は雷撃より尚綺羅やかに——




二人の武士はぶつかり合う





キャスター「叩き切る!!」

アサシン「はっ——あめえぜコラ」



魔術師と暗殺者の打ち合いは激闘だった——

まるでセイバー二人の打ち合いのような戦い。


綺羅星なような英雄群像——











アサシン「——俺の名を響かせやがれコラ——天下無双!!」







打ち合いの狭間に、アサシンが宝具を解放した!!



このスレッドに関するスレッドをVipクリエイターの方に建てても良いんでしょうか?





アサシン「ヒャッハー!!良いぜ——此が天下無双だコラ!!」




アサシンは猛る

空間がおかしい?



何だこれは——不気味な違和感が白野を襲う


キャスター「——何だこれは!!」


攻めに移っていたキャスターも、不穏な雰囲気を悟り白野を守るように立った


アサシン「——来いよ、キャスター」



アサシンの口調が変わる——白野達の疑問に答えてくれたのは凛だった



遠坂凛「——冷静にきいて、はくのん」



凛はおそるおそる言った










遠坂凛「——あいつ、アサシンからセイバーにクラスチェンジしている」












誰もが驚き凍りつく


そんな白野達を見て——宮本武蔵は言う



宮本武蔵「感謝する、徳川宗春」


宮本武蔵「貴様は強い——」


淡々と語る

宮本武蔵「鎖鎌の使い手よりも——」

宮本武蔵「吉岡のクソッタレよりも——」

宮本武蔵「行く先々で戦った雑兵よりも——」

宮本武蔵「小倉の武士よりも——」










宮本武蔵「神速の一撃を放つ佐々木小次郎よりも」










宮本武蔵「——或いは、摂津柳洞寺に居たとされる一撃にて三撃を放つと詠われながら、俺が戦うこと出来なかった農民よりも——」







宮本武蔵「感謝する——」




冷徹に宮本武蔵は告げた


















宮本武蔵「今こそ我が大願叶う時——二天一流の真髄目に刻め!!」












キャスター「その覚悟——見事!!」ガシャン





宮本武蔵の口上を聞き、キャスターは刀以外の武器を地に落とす



キャスター「一介の武士として——武を収めた者として——徳川の一族として——」



キャスターは情熱的な声で告げる










キャスター「正々堂々参ろうぞ——」









金の王と武人の極みは向かい合う



ゴールドとマネーで金の玉に引っかけたのか



冷静な二天一流の剣士と——情熱的な黄金の王


互いに刀を固く握り——己が一撃に己の全てを注ぎ込む



宮本武蔵「——————!!」



キャスター「—————!!」



刹那の交錯——白野は悟った——決着は今の一瞬で決まったと














キャスター「良い一撃だった——」バタリ







キャスター「——良き太刀筋、天下無双に恥じぬ一撃であった——」ガタリ








キャスターは膝をつき——宮本武蔵は血だまりに沈む









宮本武蔵「——感謝しよう、マスター。お陰で良き夢が見れた」




天下無双の具現は、真っ赤に染まった体を起こしながら、言峰に言う


言峰綺礼「——何、私もだ」



——言峰が消えかけてる?

本来、何時もの流れならばPANISH TIMEが来るはずだが——





言峰綺礼はサラリと言った










言峰綺礼「——中年のアへ顔など誰も見たくないだろう?」


言峰綺礼「——私も嫌だ」








こうして言峰綺礼は消えた——






戦いが終わり、へたれこんでいたらキャスターがふらふらと来た


キャスター「——マスター、宮本武蔵のチップだ。どうやら、奴は己が記憶をチップにしていたようだ」


岸波白野「——チップ」


白野が触れた瞬間!!










バキィ













——天下無双









少年は熱に犯された


天下無双と云う甘美で蠱惑的な熱病に——




恋をしてた——恋を捨てた

友を作った——友を殺した

師に学んでいた——師に壊させた


群がる熱に犯された仲間達を斬り倒す


進み行くは遥かなる骸の道


佐々木小次郎——さえも天下無双の熱を満たさず



唯一人——噂に聞いた柳洞寺に居るとされた農民ならば——熱を収めると信じていた




しかし——ついぞ叶わず



故に願う



無双の武者との戦いを









アサシンのステータス開帳






クラス アサシン

真名 宮本武蔵

マスター 言峰綺礼

宝具 五輪の書 天下無双 二天一流

キーワード 狂奔 熱病

(アサシン時のステータス⇔セイバー時のステータス)
筋力 B⇔A

耐久 D⇔B

敏捷 A⇔B

魔力 B⇔E

幸運 C⇔E



01 天下無双
彼の在り方を宝具にした物——天下無双とは、世界に並び立つ者無しと云う称号である。しかし、それは同時に孤独への呪いでもある。宮本武蔵はこの名誉と引き換えに孤独を選んだのである——

02 狂奔
宮本武蔵の在り方。一人で一流派を壊滅させた彼の真髄。此のお陰で彼はアサシン、セイバー、キャスター、バーサーカーの適性がある。

03 熱病
天下無双——其れは戦国時代が産み出した熱病である。宮本武蔵は其れに魅せられ行きた英雄であった。





アサシン時、セイバー時共通

直感 (A)
危機を直感的に関知するスキル

勇猛な武錬 (A)
自らの筋力を上昇補正、相手の耐久を下方補正、自分、自分のマスター、相手、相手のマスター、全ての士気を上昇補正するスキル

アサシン時

五輪の書:暗殺者型(EX)
宝具に依って付加されたスキル。暗殺者として必要な気配遮断、自己改造、単独行動のスキルA〜C(最終ランクはマスターとの相性依存)に相当するスキル

セイバー時

五輪の書:剣士型(EX)宝具に依って付加されたスキル。剣士として必要な対魔力、仕切り直し、騎乗、心眼のスキルA〜C(最終ランクはマスターとの相性依存)に相当するスキル



——言わずと知れた国民的英雄

天下無双の栄誉を手にした、日本史上最高クラスの剣士——と言えたら良いのだが、宮本武蔵の本質は剣士では無いことを先に断っておく

宮本武蔵の本質は——戦闘者だ

剣士としても確かに一流であるが、彼が天下無双足り得たのは決して油断せず、卑怯な手段を用いても勝ちに向かう姿勢によるものだ

——真正面から戦ったら99%勝てる


このような状況だろうが、宮本武蔵は100%の勝ちを取りに奸計を巡らす


故にキャスターでありバーサーカーでありアサシンでありセイバーなのだ


どこぞのAUOの慢心と同じ程度に彼は勝利を渇望する——







01 五輪の書
宮本武蔵が書き記した兵法書。セイバーの時には剣士型、アサシンの時には暗殺者型、キャスターの時には軍師型、バーサーカーの時には狂戦士型へと変化し、スキル付与となる宝具。


02 天下無双
アサシン⇔セイバー、アサシン⇔バーサーカー、アサシン⇔キャスター、セイバー⇔バーサーカー、セイバー⇔キャスター、バーサーカー⇔キャスターのクラスチェンジを可能とする宝具。敵に合わせて変化出来るが——セイバーにクラスチェンジする時のみ以下の条件を満たさなくてはいけない。
:相手を全力放つべき敵と認める


03 二天一流
いかなる場合でも失われない宮本武蔵の戦闘術。あらゆる状況だろうが、貪欲に勝ちに向かう宝具である。





——旧校舎に白野は戻る


言峰綺礼との戦いを終わらせて、白野は皆と合流しようとする


すると——声がした















言峰綺礼「——どうやら、死に損ねたようだ——」











白野は言う——




岸波白野「——死に損ねたの?」






岸波白野「——なら力を貸しなさい——」








岸波白野「——言峰綺礼」







白野達は近づく


ムーンセルに座する彼らへと









エピソード1

壊れた神父



クリア






成果


メルトリリスが仲間に成った


言峰綺礼が仲間に成った


此のペースでクリアした場合:残り迷宮六個





——凛とかラニ�とかバタバタ死ぬシリアス聖杯戦争を書きたかったのにどうしてこうなった——



はい。と言うわけでエピソード1は終了です。


本当は『最悪の聖杯戦争』に恥じない、敵味方無関係にばったばった死ぬ聖杯戦争にしようとしていましたが——キャスター、ヌルヌル蠢いた結果こうなりました

言峰のアへシーンは書いてて『俺——なにやってるんだろう』と思いました

と言うわけで——エピソード2、及び、1の別スレである、あなた「聖杯戦争か!」(リンクあなた「聖杯戦争!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/1346630151/l20))もお楽しみ下さい







男の話をしよう


神は死んだ


——男は信じなかった


神はおはす


男は言い放った


神は消えたよ


神を信じるべき信徒は囁く


——男は悟る



神とは——








エピソード2


神に救いを今求めんと——




きっとキャスターの宝具に鬱展開ブレイカーとかそんなんがあるんだよ
そういえば、バグポイントは今回どんくらい手に入ったんだ?


バグポイント

残り85%





岸波白野「ガトー迷宮?」




言峰を連れ帰った白野の耳に、聞きなれない——嫌な予感しかしない単語が告げられる




レオ「はい——まさかガトー団長が迷宮の核にされるとは思いませんでした」

遠坂凛「正直驚いたわね」

ラニ�「あのガトーにSGがあるんでしょうか?」

ジナコ「つーか、ガトーのおっさんのアへ顔って誰得ッスか?」

ユリウス「——世の中にはガトーのBLだってあるかもしれない」


皆口々に談笑する中で——白野は思うんだ















——またおっさん迷宮かよ!!

いい加減おにゃの子のアへ顔見せろよ!!




って




>>663

イエスオフコース!!





??「——我がマスタよ、暫し絶望を和らげるために眠れ」










「——聖戦だ」







>>704
・BAD END主義者(ただし植えつけられたものであり、真実のSGは誰にも分からない)
・露出愛好家
・愛の為に。
こんな感じじゃないか?

>>705
『純愛』じゃね、どちらかというと
後は、『人間愛』とか、露出というより『開放癖』みたいな
極めつけは『偏屈』か
こんなところか?




レオ「と云うわけで、ガトー迷宮探索を宜しくお願いします」


言峰綺礼「ふむ——頑張れよ」

遠坂凛「サポートは任せて」

ラニ�「全力でサポートします」





キャスター「さて——ではマスター、行こうか」


岸波白野「だね」




ガトー迷宮に白野とキャスターは入り込んだ——瞬間、目の前が真っ暗に成った——そして!!


岸波白野「——っ!!」

キャスター「——!!」


急速に体が冷える——良く見たら、ガトー迷宮一階は夜の砂漠だ!!

キャスター「蝦夷地より寒い!!」

岸波白野「とりあえずリターンクリスタル!!」




白野達は逃げ出す





生徒会室

レオ「おかえりなさ」
白野とキャスターはレオを無視して歩む












岸波白野「桜——」

キャスター「ユリウス——」



間桐桜「はい」

ユリウス「どうした?」




白野とキャスターは告げる
















岸波白野「脱いで」


キャスター「脱げ」













>>697

宝具と云うより寧ろ性格?








———————空気が凍る———————



間桐桜「えっと——先輩?」


ユリウス「まて——俺を脱がせてなんの得だ?」


岸波白野「——問答無用!!」バッ

キャスター「つべこべ言うな!!」バッ










ヌゲー、イマヌゲスグヌゲハヤクヌゲー

イヤーッ。センパイィィィィィ


ハヤクヌゲ——イナ、ヌガス

アッー










間桐桜「——お嫁に行けない」シクシク


ユリウス「婿に行けない」シクシク




岸波白野「桜の白衣ゲットぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

キャスター「チビのコートゲットぉぉぉ!」


とりあえず此で迷宮に突入ダ!










岸波白野「寒いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」


キャスター「凍える!!!!!」





一時撤退撤退ー!!







砂漠の寒さを如何にして克服するか——考えよ



愉悦さん特製の麻婆豆腐を食べるor身体中に塗りたくる

>>722を実行した場合


言峰綺礼「——麻婆豆腐を全身で味わえ——」



岸波白野「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」



キャスター「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」





メルトリリス「——プログラムに対しての耐性を身につけてドボン、ね」

遠坂凛「はくのん——ご愁傷様」

ラニ�「尊い犠牲は忘れません」

レオ「」プーククク


ガウェイン「レオ、落ち着いて下さい」

ジナコ「乙ッス」

カルナ「麻婆豆腐——恐ろしいな」


岸波白野「」チーン

キャスター「」チーン





レオ……アトデキョセイシテヤル




体温を上げるプログラムをインストール

これは不感症無双ですか?

ホットドリンクを飲む

>>726&>>727


体温を上げた場合

遠坂凛「体温を上げるプログラム!!はくのん、行きなさい」


岸波白野「イェッサー」





アリーナ




岸波白野「魂が——寒い」


キャスター「良く見たらこれ無茶苦茶高度な魔術かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」






不感症ダウンロードの場合



メルトリリス「ワンスモア不感症!!」グッ


遠坂凛「——耐性が出来ているわ」

メルトリリス「」ショボーン




>>728




遠坂凛「ええい!!此処はモ●ハン風にホットドリンク!!」


ラニ�「無理だと試算します、ミス遠坂」



松岡修造(無茶振り)

んー…

寒さを無効化させるウィルスをダンジョンに流す

逆に全裸でいけば暖かく感じてくると思うよ

あ、ウィスキーとかの強めの酒を飲む

まさかのカルナさん(炎出せる)一人で迷宮攻略?

>>736
いすかんd亜んk留とか?

もっとたくさん厚着すればいいやん
ホッカイロとかもつけて

ガウェインを連れていく

>>731


松岡修造「熱くなれよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

キャスター「ウザイ」

岸波白野「ウザイ」


>>732



遠坂凛「——ウイルスファイアウォール!!?」

ラニ�「かなり堅いですね」


レオ「——なんと……」



>>734



キャスター「ウヒョォォォォ」ゼンラ




キャスター「」チーン



遠坂凛「全裸はだめね」

ラニ�「全裸は駄目ですね」

レオ「全裸は却下ですね」


岸波白野「当たり前よ!!」

>>735





岸波白野「ヒャッハー!!」


キャスター「ぶるぐわっ!!」

ラニ�「ぎはっ」

遠坂凛「きゃ!!」


レオ「——まさか岸波さんが酒乱とは——」


>>740

擬似太陽でも作れば良いんじゃないすかね(適当)

>>749>>757会わせ技で正解

聖剣集う円卓の暖房(要3分)を使う

>>760



タスククリア



>>745



岸波白野「」チーン

キャスター「」チーン



遠坂凛「厚着も無駄、ね」

ラニ�「はい」


ユリウス「本当に寒そうだな」









岸波白野「——聖剣集う絢爛の城発動させろやコラ」



思いつく限り最後の手段を、半ばキレぎみにレオに提案する


レオ「——嫌だと言ったら?」











岸波白野「今すぐ迷いなくキョセイシテヤル」ニッコリ










レオ「——解りました、聖剣集う絢爛の城を使用しましょう、ムーンセルさん」



ムーンセル「はい?」

レオ「僕とガウェインの魔力使用許可を」

ムーンセル「了解ー」



よし、此でやっとガトー迷宮に入れる!!






ガトー迷宮


ガウェイン「レオ、準備は?」


レオ「大丈夫です——ガウェイン」


凍てつく砂漠に立は至上の主従——


ムーンセル「早くね——BBに見つかる前に砂漠を焼き尽くして下さい」










レオ「聖剣集う絢爛の城——!!」






そして、聖剣集う絢爛の城は発動された——










——砂漠は焼き尽くされた——





岸波白野「——キャスター、一気に突破しなさい」

キャスター「ふん、塵芥に等しい有象無象程度——楽だな」




黄金が走る

現れた数多のエネミーは次々に打ち倒される

絢爛豪華な衣装に身を包んだ王は——生前より尚速く走る!!
















??「ふむ——我がマスターの安眠を妨げるとは、中々に困ったな」










キャスターの眼前に——『異常』が現れる











キャスター「——何だ、このオーラは!!」


敵なき砂原を走っていたキャスターは、鑪を踏んだ

ライダー「はじめまして——私はライダー、砂漠を駆ける稲妻の騎兵」


何だ——何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ




此は——何だ?



キャスター「貴様——相当名の知れた王と見る」

キャスターは問う


ライダー「否——私は王にして王に在らず——唯純朴なる神の僕」

キャスター「成る程——俺とは相容れないな」

ライダー「無論だ——民と共に快楽を極め、民を潤し、己が身を焼き付くした黄金の王よ」






ライダー「私は私を神に捧げ民に捧げ敵に慈愛を捧げた——貴殿と相容れぬ」







ライダーは馬に吊り下げた袋から何かを取り出す



ライダー「我がマスターのSGだ——今我がマスターは致死に至る絶望を癒している」



ライダー「——其れでは——また何れ」



ライダーは去っていった



レオ「岸波さん、一時帰投を」

岸波白野「うん」








神を学びすぎた男は孤独に身を凍らせる

然り——神学とは毒より尚辛い

然り——孤独とは死より尚辛い






ライダーの真名を当てよ



ダメ元でツタンカーメン

ヒント欲しいっす・・・

>>778

ライダーの台詞か地味にヒント




ガトー迷宮


ライダーの台詞


キャスター&はくのんの台詞&反応

出ればチートと噂されるサラディンさんじゃないのか

>>795



タスククリア!!



ガトー迷宮の奥



臥藤門司は迷宮の奥で眠る

お伽噺に出てくる姫の様に


ライダー「我がマスター、貴殿の深き絶望が癒えるまで——このサラディンが貴殿を守ろう」


ライダーは己のマスターに誓う














「ライダーさん?私はガトーさんと共に迷宮を守れ、と言いましたよね?」














嘗てイスラムを守った偉大な王は振り返る


ライダー「BB殿——私の在り方に不満でも?」

BB「ええ——どういう事ですか?」

BB「私に無断でSGを渡すなんて」




ライダー「無論——我がマスターの癒しを邪魔させない為に」





BB「——ライダーさん、私の命令が聞けないとでも?」




ライダー「私は神の僕にして他者を慈しむ——」



ライダーは殺気をBBにぶつける







ライダー「故に——貴殿の指示には従わぬ」


BB「——ちっ」


BBは去る——後に残るは救いを求める主従のみ




ガトー迷宮の後のシナリオを考えたいので早めに安価取ります



次の迷宮の核を>>812

バグサーウ゛ァントのモデルとなるサーウ゛ァントを>>819

ネコアルク

>>812


ちょっとエピソード2終わるまでにネコアルク学学んで来ます

アルク

>>819



……あのあーぱー吸血鬼のバグサーウ゛ァントorz



>>826
なんでムーンセルさんは真祖呼んでしまうん?(´・ω・`)

>>827


ムーンセル「そこに真祖が居るからです」






レオ「——ガトー迷宮、コトミネ迷宮より質が悪いです——」



ユリウス「——迷宮が砂漠なのはサラディンの影響だな」





凛、レオ、ラニの分析によって——恐らくあのライダーはサラディンであると推測された


——レオとユリウスの報告が頭の入らない



サラディン



其れはイスラム社会に於いて、深い意味を刻む名だ


シリアの稲妻——イスラムの盾にして矛——十字軍が唯一認めたイスラム教徒——



正直に言おう——キャスター——徳川宗春とは知名度が違う






キャスター「——マスター、しっかりしろ」





岸波白野「——っ!!」


キャスターの声で正気に戻る


遠坂凛「はくのん、疲れてる?」

凛が心配そうに話しかける

ラニ�「いいえ——ミス遠坂、はくのんが放心しているのは敵のサーウ゛ァントがサラディンである事です」


遠坂凛「ああー……そっか……」

ラニ�「サラディン——イスラム最高の英霊——かなりの強敵です」


ラニの言葉が重く生徒会を支配する







キャスター「であるな——故にたぎる」











キャスターの言葉に、生徒会室の面々は驚く

レオ「——自信がありますね」

キャスター「自信?違うな——此は高揚だ」


キャスター「強敵と戦えると云う喜び——ああ、認めよう」





キャスター「——其こそが武士の本懐だ——」








ガウェイン「——其れは脳筋ですね」

ラニ�「脳みそマッスル」

遠坂凛「ちょっとないわー」

ジナコ「——ゲーム脳乙」



キャスター「——何と!!なんだこの評価!!」






——いや。おまえ——脳みそマッスルだろ?

白野は密かに思うんだ



キャスター「むむ……強敵と出会いたぎる——其れは武人として当たり前だ」


——どんだけJINGAIが多いんだよ——日本には……



キャスター(駄狐)が日本のKAMIでヤバかったし、恐らくBUSHI、TAMIGUSA、DAIMYOU、NOUMINとかもヤバイのだろう——






BB「——何故私を呼んだんですか、ライダーさん?」

砂原にBBは降り立つ

砂が舞い、静寂が周囲を支配する

ライダー「——なに、貴様に頼みが有るのだ」

ライダー——否、サラディンは瞬時に殺気を沸き立たさせる


BB「——」


BBは危険を察知し、防御の構えをとる














ライダー「我がマスターの救済の為に——死ね」










ライダーは剣を抜き放ち、騎突を仕掛ける


BB「なっ——」


BBは防御のまま戸惑う——サラディンのこの行動に、ガトーの意思が入って居ないことは、ガトーの心に介入しているので、理解出来た


しかし、サラディンのこの行動は理解出来なかった


BBはサラディンに対して最大級の譲歩をした



ガトーの心傷が癒えるまで、ガトーを隔離する

ガトーのSGを摘出し、もしガトーの心傷が癒えてなく、岸波白野が自力でガトー迷宮を突破したら、第二階層までは岸波白野を突破させる



それだけこの大英雄には譲歩をした




だから——理解出来ない




サラディンのこの凶行を——






ギィ、という音が響く

BBがサラディンの一撃を反らした音だ


BB「——ライダーさん。貴方は何故私に牙を——」



BBの問いに、サラディンは答える










ライダー「——我がマスター、臥藤門司を——救世主とする」







其れは強烈な決意


嘗てイスラム社会の希望と成った王の——熾烈な覚悟だった






BB「——は?」


BBはすっとんきょうな声をあげる

臥藤門司を救世主にする——其れはBBにとって意味がわからない願望だろう


しかし——苛烈な意志を顕に、サラディンは告げる


ライダー「そうだ——我がマスター、臥藤門司は至高の悟りを得た、人を救うに値するマスターだ。故に——ムーンセルを乗っ取り、我がマスターが全てを救う為に私は動く」

BB「——無茶苦茶な……」


ライダー「愚かと笑うか——月の女王」


ライダーは告げる



ライダー「嘗て私が救えなかった者たち——嘗て私が守る事が出来なかった無念——私に付けられた呪念、これを我がマスターは、貴様に心を操作されて尚、その呪念から私を解放した」


BB「——救世主を救った、ですって」


ライダー「如何にも——マスターの一言は、私が己に課した呪縛を解き放ち、私に決意させるに十分であった」


BBは驚く——たった一言でサラディンを解放したガトーと、自らを救った者の為に世界を敵に回そうとしたサラディンに





BB「——ガトー迷宮、シャットダウン」


BBは呟いた

ライダー「なっ!!」


驚くライダーに、BBは告げる





BB「——先輩を倒したら、貴方と戦ってあげます」







こうして、幕間は閉じる






サラディンは誰のバグサーウ゛ァント?

カルナ?

>>859



ムーンセル「タスククリアおめでとうございます!!」ボリボリ



ラニ�「ムーンセル——寝そべりながらお菓子を食べるとジナコになりますよ」


ジナコ「ボクの扱いひどいッス!!」ガン

カルナ「いや、ジナコは駄肉だ」

ジナコ「カルナさん!!??」ガビーン






イベント——サラディンの苦難——発生


>>875が採用安価です。型月が作った鯖のなかで好きな鯖を書いてください

ギル



——斯くて刺客は目覚める



BB「——ふふ、サラディンさんに並ぶ大英雄——アーチャーさん、サラディンさんを討ってください」


BBの言葉に、闇から返答が来る




??「うむ」




歯車は回る






ガトー迷宮二層



キャスター「——砂丘か?」


岸波白野「砂漠だよ!?」

キャスターのボケにとりあえず反応してあげて——



岸波白野「っか、暑い!!」

キャスター「暑いな……」



そう。ガトー迷宮二層は昼の砂漠——暑いのだ







キャスター「マスターマスター、このエビ生で食べると美味いぞ!!」


岸波白野「キャスター、それは蠍だぁぁぁぁぁぁ」


レオ「蠍はフライにしたら美味いらしいですが——生は無いですね」


ジナコ「生は無いッスねー」


遠坂凛「そう?私はゲリラ戦の合間によく食べたわよ、蠍」

ラニ�「ミス遠坂は意外とワイルドですね」

キャスター「蠍うめぇ」


岸波白野「」ガックリ



何ぞ……これ





——砂漠を歩く


砂が舞い散り日差しが射す





キャスター「——にゃんと」


岸波白野「——ん?」

いまキャスター変なこと言わなかった?

そんな白野の疑問を口に出す前に、キャスターは白野の口を塞いで言う




キャスター「——マスター、ライダーが何奴かと戦っている」





白野はキャスターの指差す方を見る







ライダー「貴殿——BBの刺客か」

ライダーは向かい合うサーウ゛ァントに問う

アーチャー「如何にも——僕はアーチャーだ」

それは黄金のサーウ゛ァントだった


キャスターやギルガメッシュと同じ——君臨する黄金


アーチャー「全く、太陽足りうる僕が月の女王にこき使われるって苛つくなぁ」

しかし——黄金のサーウ゛ァントは言い放つ





アーチャー「まぁ、君の様な大英雄と戦えるのは光栄だね」





アーチャーは黄金の杖をライダーに向ける









アーチャー「太陽の輝きを知れ」









黄金の杖から獄炎の礫が放たれた







アーチャーの真名を当てよ







ライダー「——むん!!」

ライダーは獄炎の礫を剣で払う


アーチャー「へぇ、僕の矢を散らす——か」

アーチャーは楽しげに笑う


アーチャー「じゃあ此は?」




黄金の杖がくるくる回る







アーチャー「——大いなる太陽神の加護を受けよ」






杖が焔を導き出す




大いなる太陽の具現の一撃が現れた







キャスター「——何と、至極の太陽。太陽神では無いが、太陽神の加護を受けている——或いは同一視されている英霊か」




キャスターは若干興奮する



アメンかな?

あとはなんだろう?
神ならホルスとか?

マンコ・カパック




遠坂凛「はくのん——冷静にきいて」


凛から連絡が入る


遠坂凛「あのアーチャーの真名が解ったわ」


キャスター「なんと!!」


ラニ�「駄月——いえ、ムーンセルからの情報提供により、アーチャーの真名が解りました」


キャスター「ほう——それは興味深い。あの太陽は何奴か?」


キャスターの質問に、凛は答える
















遠坂凛「マンコ・カパック——インカの太陽王よ」










>>895



タスク正解




レオ「——卑猥ですね」

メルトリリス「マンコをカパック」

ユリウス「メルトリリス……自重しろ」


ガウェイン「マンコってなんですか?」

ラニ�「——デリカシーゼロ騎士……」


ジナコ「——確かに卑猥ッスね……」


カルナ「ジナコ、マンコとはそんなに卑猥なのか」

キャスター「——聖杯から与えられた現代知識にはないな」



ムーンセル「そりゃそんな言葉与えるわけ無いですよ」


ガウェイン「で、ムーンセル。結局マンコとはなんですか?」

間桐桜「」//










言峰綺礼「何故女性器の隠語程度でこんなに盛り上がるんだ?」












生徒会の面子が阿呆な会話をしている間も、ライダーとアーチャーの戦いは続く


アーチャー「——太陽を否定するか、イスラムの英雄よ!」

ライダー「否定はしない——ただ、貴様は我がマスターにとっては有害、故に排除する」


アーチャー「——ちっ」


アーチャーは太陽の熱を打ち出し、ライダーは空に浮くアーチャーを弓で射る

キャスター「——互角、か」

二人の戦いは本当に互角だった



イスラムの希望は、インカの頂点に勝るとも劣らず




キャスター「——好機だな、奴等の内どちらが残っても、残ったほうは弱体化する」


ごめん……めっちゃネタだと思ってたら、ちゃんとそういう名前のいたのね


遠坂凛「確かに某が最善の手ね」

ラニ�「——ですね」

ジナコ「此でライダー対策は何とかなりそうッスね」

ガウェイン「たしかに、彼のサラディンには私も勝てる自信がありません」

ユリウス「だな——俺のアサシンでもきつかっただろう」

間桐慎二「サラディンなんてマジもんのチートだしね」

メルトリリス「——相当強いオーラ出してるわよね」

間桐桜「とりあえずほっとしました」


生徒会の皆がそう言って居ると——










キャスター「だが——その好機を投げ捨てるもまた風情がある」










キャスターが口を開いた






——瞬間!!

キャスターの身体は跳ね上がる

黄金の礫の如く、キャスターは駆け抜ける


遠坂凛&ラニ�&レオ&ユリウス&ガウェイン&ジナコ&カルナ&間桐桜&間桐慎二&言峰綺礼&岸波白野『——っ!!!???』



誰もが言葉を失った

この状況で飛び出すなど——誰が予想するだろうか?

白野達が呆然とするなか——ムーンセルが詠う


ムーンセル「——あはは、流石武士——強者を見て、血がたぎり沸き立ったね」




うん。わかってた

……脳筋だし(ボソッ



キャスターは走り——アーチャーに斬りかかる



キャスター「はぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

アーチャー「なっ!?」


ライダーとアーチャーの争いにキャスターが割り込む——戦いは今、三つ巴となる








ライダー「キャスター!?」

アーチャー「——何故こいつが僕邪魔を?」

ライダーとアーチャーは共に戸惑う


そんな二人にキャスターは高らかに宣言する









キャスター「——中々に楽しそうな戦いだからな——混ぜろ」








アーチャー「」

ライダー「」


……うん、気持ちは解るよサラディンにマンコ・カパック。

白野もいまそんな気持ちだよ



BUSIには戦闘民族が多いんだねー(棒



呆れる二人に対して、キャスターは宣言した




キャスター「其れでは——徹頭徹尾戦い抜こうか——」




キャスターが刀を抜き、構える




アーチャー「こいつ……本当にキャスターか?本当はセイバーとかバーサーカーとかじゃ無いのか?」

キャスター「生憎——俺の宝具はキャスターでないと発動しないからな——俺はキャスターだ」

ライダー「——俄には信じられんな」

キャスター「そうか」


一通り語り終えた後、アーチャーは黄金の杖を構える。


ライダーは馬の頭を向ける



キャスター「乱戦混戦——持ってこいだ」





アーチャー「太陽よ、四海の敵を射て!!」


ライダー「聖地望む民の願い——我は背負おう!!」


キャスター「さぁ、貴様らは尾張の猪より強いか?」


アーチャーは火の矢を四方八方に——ライダーは光輝きながら突撃し——キャスターは火矢を捌きながら斬りかかる!!




キャスター「死に腐れぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」

アーチャー「——キャスターめ、あくまでも僕狙いか!!」

ライダー「くっ——キャスターとは思えぬ気迫!!」


キャスターは鬼の様な形相で斬りかかる


アーチャー「——太陽の怒りを知れ!!」


巨大な一撃をアーチャーはキャスターに放つ



キャスター「——獣に劣る一撃を食らわすか?」

キャスター「——侮るな!!」




遠坂凛「ちょっあれキャスターよね?」


ラニ�「はい、残念ながら紛れもないキャスターです」

凛とラニの発言はとてもキャスターに対する発言とは思えなかった



なのに>>1が書いてる別の月の聖杯戦争だと

自称・銃の技術しか取柄がなく、狂化しないと他の英霊には勝てないと言ってる明智光秀は一体…

>>927

理由書いときましたー

>>928

…………SENGOKUコワイ
バーサーカー化しない方が強いじゃないですかヤダー

別のってどれや

>>930
あなた「聖杯戦争!」ってのだよ

カーイコークシテクダサーイヨー
ネーネー ネーッタラー ヘルモンジャナイシー




凡そ三十分激戦が続いた——



砂漠はズタボロに切り裂かれた


アーチャー「一時撤退だ」

ライダー「一旦退こう」

キャスター「——戦い足りないが、戦えない——口惜しい」



三者三様で撤退した







キャスター「くはは——マスターよ、久方ぶりに楽しめたぞ——」


岸波白野「そう。で、勝てる算段は?」


キャスター「うむ——とりあえず未だ無い、が唯勝ちを願うべきだ」




白野達は一旦撤退する——


次なる激戦に向けて、白野は漸く登り始めたんだ——









この険しい聖杯坂を!!






とりあえず次スレ
岸波白野「——行くわよ、キャスター」キャスター「ああ、行こうかマスター」
岸波白野「——行くわよ、キャスター」キャスター「ああ、行こうかマスター」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/1368719350/l20)

に移行します



残りは雑談に使用して下さい


>>930

あなた「聖杯戦争!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/1346630151/l20)
です



>>124

この二人のイメージとして「はっちゃけた二人」でした



とりあえず締めくくりとしての後書き。


色んな意味ではっちゃけたスレッドになってしまったなー、としか言えないですね。

とりあえず下ネタ大量の聖杯戦争ですが、此れからもよろしくです。



残りは感想などで埋めてくれたら嬉しいです。




なんで男坂なんや…

>>954



アーチャー対ランサー対キャスターを書いてるとき、友達が男坂を読んでいたからですテヘッ



>>935


徳川宗春「何だ——開国したら金に成るのか?金に成らなかったらコロス」

山中幸盛「めりけんには武士は居ないのですか?」

聖徳太子「——とりあえずめりけんって隋より強いのか?」

尼子経久「ペリーよ、アメリカとやらに強い奴居るのか?」

宮本武蔵「ヒャッハー、めりけん斬り[ピーーー]の楽しそうだぜコラ」

明智光秀「南蛮の鉄砲」ジュルリ



ペリー「ニポンジンコワイヨー」

徳川家定「大丈夫ダヨー怖いのはSAMURAIとIKKIだけダヨー」





というわけでhtml出してきます

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