由比ヶ浜「ヒッキー・・・やっぱり賢い子がタイプなのかな・・」 (13)

雪ノ下「どうかしたの?由比ヶ浜さん」

由比ヶ浜「うっ、ううん!!なんでもないよっ!」アセアセ

由比ヶ浜(部室ではヒッキーもゆきのんも、ずっと本ばっかり読んでるし・・・それに比べて私は・・・)

比企谷「うーす」ガララッ

雪ノ下「あら、今日も来てしまったのね比企谷君。」

由比ヶ浜(でも、ファッション雑誌くらいしか読むことないし・・・・最後に読んだ本は確か・・・「恋空」だっけ・・優美子も読んでたし。)

八幡「心から残念そうな顔するのやめろ。俺に植えつけるトラウマノルマがあったりするの?」

由比ヶ浜「(・・よ、よーし!私だってやればできるもん!こうなったら、ゆきのんに追いつけるように難しい本をいっぱい) 読むんだ!!!」

八幡「!!?」

雪ノ下「!?」

雪ノ下「由比ヶ浜さん、今日は様子が変だけど大丈夫・・?」

八幡「どうした由比ヶ浜。新しい挨拶でも思いついたのか?」

由比ヶ浜「ちっ、違うし!ヒッキー馬鹿にしすぎ!・・・・ゆ、ゆきのんも、大丈夫だから心配しないで!」

雪ノ下「そう・・なら良いのだけど・・・。」

由比ヶ浜「そ、それよりっ!私もゆきのんみたいに・・本いっぱい読んでみようかなーって・・」

雪ノ下「!!!??!」ガタッ

八幡「!?!?」ガタタッ

雪ノ下「由比ヶ浜さん、今日は帰った方がいいわ。体調不良の時に無理に部活に来てはだめよ。」

八幡「俺も同意見だ。それとお前は馬鹿じゃなかったみたいだ、悪かった。」

由比ヶ浜「えっ・・・そっ、そう?///・・・・って、大丈夫だよっ!どうしたの二人とも!?」

雪ノ下「いえ・・・ごめんなさい、あなたが『本を読みたい』と言ったように聞こえたものだから・・」

八幡「昨日小町の勉強手伝って夜更かしし過ぎたのがマズかったか・・・今日はマッ缶やめて早めに寝るか・・」

由比ヶ浜「あの・・・間違って無いよ?本読んでみようと思うんだけど、何から読めばいいのか分からなくって・・」

八幡「!!!????!」

雪ノ下「!!!??!!???!!?!」ドンガラガッシャーン

由比ヶ浜「ゆきのん!?ああっ・・・ティーカップが・・・紅茶も拭かなきゃ・・」

雪ノ下「大丈夫よ由比ヶ浜さん私は落ち着いているわ。そう、例えて言えば嵐の前の静けさ、それは邂逅、それは恋、つまり訳が分からないわ」ボトボト

八幡「落ち着け雪ノ下、取り乱すのはまだ早い。そう、これは巧妙な叙述トリック、ちょっとまって一回コマネチするわ。あ、駄目だ俺テンパってる」コマネチ!

由比ヶ浜「ちょっ・・・ゆきのんもヒッキーも落ち着いてよ!どうしちゃったの!?」

雪ノ下「・・・・・・・ごめんなさい、心の準備が出来ていなかったみたい。謝るわ」

八幡「お、おう。おう。読書、な?おう。」

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