幼馴染「いちゃいちゃしたい」(226)
男「幼馴染、そろそろ起きないと学校に遅れるよ?」
幼馴染「ふにゃ…ふわあぁ…うーん、まだ眠いよぅ…」ムニャムニャ
男「幼馴染、起きて」ユサユサ
幼馴染「むー…じゃあ、起きるからちゅーして?」
男「……」
幼馴染「ほら、はやく、ちゅー」ンー
男「…まったく、もう」
グイッ
男「……」ンー
幼馴染「……」ンー
ガチャッ!
男「!」
幼馴染「!」
バッ!
幼馴染母「男くん、幼馴染のこと起こしてくれた?」
幼馴染母「…あら?今、幼馴染と何かしてた?」
男「い、いえ、何でもありません」
幼馴染母「そう?ならいいんだけど…」
幼馴染「お、起きたよーママ」
幼馴染母「幼馴染、あんたいい加減一人で起きれるようになりなさい。男くんに頼りっぱなしじゃダメよ」
幼馴染「わ、分かってるよ…」
幼馴染母「まったく…朝ごはんできてるから、早く着替えて、降りてらっしゃい」
バタンッ
幼馴染「……」
男「……」
幼馴染「…ちゅーしようとしてたの、バレてない…よね?」
男「…多分」
幼馴染「……」
男「……」
幼馴染「…ちゅー、する?」
男「……」
幼馴染「……」
グイッ
男「……」ンー
幼馴染「……」ンー
ガチャッ!
男「!」
幼馴染「!」
バッ!
幼馴染母「男くん、朝ごはん食べてく?」
幼馴染母「…あら?幼馴染、まだ着替えてないの?」
幼馴染「お、男が部屋から出ないから着替えられないの!」
男「あ、あの、僕朝ごはん食べてきたので、いりません」
幼馴染母「そう?分かったわ…幼馴染、早く降りてらっしゃいよ」
バタンッ
幼馴染「……」
男「……」
幼馴染「…ちゅー、する?」
男「……」フルフル
幼馴染「…だよね」
男「それじゃ、用意できるまで待ってるから…」
幼馴染「うん、ごめんね。ならべく早く済ませるから」
男「別に、気にしなくていいよ」
ガチャ、バタン
幼馴染「……」
幼馴染「……」
プチプチ
幼馴染「今日は男と、どれくらいいちゃいちゃできるかなぁ…」
プチプチ
幼馴染「……」
トテ、トテ
幼馴染「おはよう、パパ、ママ」
幼馴染父「おはよう、幼馴染」
幼馴染母「あ、やっと降りてきた。ほら、早くごはん食べちゃいなさい」
幼馴染「はーい」
幼馴染「いただきまーす」
カチャカチャ、モグモグ
幼馴染「…ママ、また今度、お料理教えてくれる?」
幼馴染母「別にいいわよ。男くんに作ってあげるの?」
幼馴染「!!」
幼馴染「そ、それは!…その…///」
幼馴染母「ふふっ、あなた男くん好きねぇ」
幼馴染「も、もうっ…」
幼馴染母「…ふふっ」
カチャカチャ、モグモグ
幼馴染「ごちそうさま」
幼馴染母「忘れ物ない?ハンカチ持った?ティッシュは?」
幼馴染「大丈夫。持ってるよ」
幼馴染母「ん。じゃあ男くん待たせても悪いから、早く行ってあげなさい」
幼馴染「はーい」
幼馴染「男、お待たせ」
男「ううん、それじゃ、行こっか」
幼馴染母「二人とも気をつけてね。いってらっしゃい」フリフリ
男「はい、いってきます」
幼馴染「いってきまーす」フリフリ
テクテクテク…
男「……」
幼馴染「……」
男「…幼馴染のお母さん、来てないよね?」
幼馴染「…うん、忘れ物もして無いハズだし、大丈夫」
男「……」
幼馴染「……」
キュッ
男「……っ///」
幼馴染「…えへへ」
男(幼馴染の手…女の子の手って、どうしてこんなに柔らかいんだろう…)
ぷに、ぷに
幼馴染「男、くすぐったいよー」
男「あっ、ごめん。つい…」
幼馴染「あ、そういう意味じゃなくて…もっと触ってくれてもいいよ」
男「…幼馴染がそう言うなら、遠慮なく」
幼馴染「…えへへー」
男「……///」ドキドキ
…ぷにっ
友「幼馴染ちゃん、男くん、おはよう」
男「!」
幼馴染「!」
バッ!
友「あれ?今二人で手つないでなかった?」
幼馴染「つ、つないでないよ!?」
友「そう?」
幼馴染「うん、そう」
友「…まあ、いっか」
男(ほっ…)
友「それより、さっき変なネコがチンゲン菜――」
友「それでね――」
幼馴染「へー、そうなんだー――」
幼馴染(うう、せっかくの男とふたりっきりになれるチャンスなのに…)
男「友さんってば――」
幼馴染(ああー!学校着いちゃうよ、もーっ!)
キーンコーンカーンコーン…
教師「よーし、お前ら席につけー」
友「それじゃまた後でね、幼馴染ちゃん、男くん」
幼馴染「うん、また後でね」
幼馴染(結局、全然男といちゃいちゃできなかった…)
教師「――――」
幼馴染(付き合ってるのがばれて、からかわれたりするのが嫌だから…)
幼馴染(知り合いの前では、ならべく一緒にいないようにする、ってことになってるけど…)
幼馴染「……」チラッ
男「……」
幼馴染「…はぁ」ジー
幼馴染(…やっぱり、淋しい)ジー
男「……」
友(幼馴染ちゃんが男くんのことすげえにらんでる…)
男(視線を感じる…)
幼馴染(ほんとはもっとお話したり、ごはん一緒にたべたり…)ジー
幼馴染(ちゅ、ちゅーしたり…したい、けど…)ジー
幼馴染(…は、はずかしい///)ジタバタ
教師「幼馴染、具合でも悪いのか?」
幼馴染「なんでもないです!」
教師「なら、静かにしてなさい」
幼馴染「は、はい!すいません!」
教師「まったく…」
幼馴染「…はぁ」
男(幼馴染…)
男「……」カリカリ…
教師「だから、つまり――」
幼馴染「…ふぅ」カリカリ…
キーンコーンカーンコーン…
教師「よし、じゃあ気をつけて帰れよ」
幼馴染(はぁー、やっと学校終わった…)
幼馴染(これでやっと、男と…)チラッ
男「……」ゴソゴソ…
友「幼馴染ちゃん、男くん、今日は一緒に帰れる?」
男「友さん、ゴメン。今日も幼馴染とおつかい頼まれてるから…」
友「そっかー…二人とも大変だね。毎日のようにおつかい頼まれて」
幼馴染「せっかく誘ってくれてるのに、いつもゴメンね。じゃ、また明日ね」フリフリ
友「うん、また明日ー」テテテッ
男「…じゃ、帰ろっか」
幼馴染「あ、あのさ、男…学校からちょっと離れたところに、小さな公園あるでしょ?」
幼馴染「帰る前にちょっと寄りたいんだけど…いいかな?」
男「ん、別にいいよ」
幼馴染「ありがとう、男」
テクテクテク…
男(…着いた、けど…うーん、あいかわらず何も無い公園だなあ…)
幼馴染「…あっ、あそこのベンチに座ろっか」
男「…うん」
テクテクテク…トスッ
男「…幼馴染、この公園に何か用事でもあるの?」
幼馴染「え、ええとね、公園に用事があるわけじゃないんだけど…」
男「…?」
幼馴染「そ、その…今日はまだ、あんまりいちゃいちゃできてないから…」
幼馴染「今、公園に誰もいないし…こ、ここで、いちゃいちゃしていけたら、なぁ…って思って…」
男「…外でいちゃいちゃするの、恥ずかしいんじゃなかったの?」
幼馴染「は、恥ずかしいけど…ガマンできなくなってきたんだもん…」
男「……」
幼馴染「お願い…ちょっとだけ、ちょっとちゅーするだけでいいから…」ウルウル
男「……っ」
男「…まったく、もう」
幼馴染「男…んっ」
ちゅうっ
男「…ちょっとだけだからね」
幼馴染「…うんっ!」
幼馴染「んっ…む、にゅ…うむっ…」
ちゅ、ちゅちゅ、ちゅちゅちゅちゅ…ちゅっ
男「むにゅう…ん、むにゅ…」
男「…お、幼馴染、そろそろ…」
幼馴染「…ん、そうだね…もうやめないとね」
男(結局、30分くらい延々とちゅーしちゃった…///)
幼馴染「ふー、やっと男といちゃいちゃできたよ…」
男「満足できた、幼馴染?」
幼馴染「…んー、まだ満足できてないかな」
男「あんなにちゅーしたのに…」
幼馴染「だって、今日はまだ…」
幼馴染「…ううん、最近ずっと、男といちゃいちゃできてなかったんだもん」
男「……」
幼馴染「あれくらいじゃ、足りないよ…」
男「なかなか、二人っきりになれる機会、なかったもんね」
ナデナデ
男「…でも、今はもうそろそろ家に帰らないと」
幼馴染「うん、わかってる」スクッ
幼馴染「…でも、手つなぐくらいなら、いいよね?」スッ
男「……っ」
…キュッ
幼馴染「…えへへー」
男「…じゃ、一緒に帰ろっか」
テクテクテクテク…
幼馴染「今日さ、国語の宿題出たでしょ?」
男「うん、そうだけど、それが?」
幼馴染「宿題、一緒にやらない?」
テクテクテクテク…
テクテクテクテク…
男「えっ?別に一人でやっても…あっ」
幼馴染「ううー…」ウルウル
男「…ご、ごめん。一緒にやろっか」
幼馴染「うんっ!」キラキラ
幼馴染「じゃあ、私が男の家に行くから」
男「ん、分かった。準備してまってるね」
幼馴染「準備!?ベッドの準備!?」キラキラ
男「な、何を言ってるの…」
テクテクテクテク…
男「まったく、もう…」
テクテクテクテク…
幼馴染「えへへ、えへへー」
幼馴染「…そろそろお家に着くから、手、離すね」
男「…ん、そうだね」
…パッ
幼馴染「……」
男(…なごりおしい)
テクテクテクテク…
幼馴染「お家、隣同士で良かったよね」
男「どうして?」
幼馴染「だって、こうやって一緒に帰っても、変に思われないから」
男「…うん、そうだね」
幼馴染「…じゃ、また後でねー」フリフリ
男「うん、また後で」フリフリ
ガチャ、バタン
男「……」
テクテクテクテク…
ガチャ、バタン
男「お母さん、ただいま」
男母「おかえりなさい、男」
男「今から幼馴染来るから」
男母「あら、幼馴染ちゃんが?」ニコ
男「うん、一緒に宿題するから…って」
男母「あらあら、そうなの」ニコニコ
男「…なんでニコニコしてるの?」
男母「なんでもないわよ~」ニコニコ
男「…そ、そう?まあ、別にいいけど」
男母「ねえ、男」
男「何?」
男母「幼馴染ちゃんと仲良いわねぇ」
男「…べ、別に…普通だよ」
男母「あら、そう?」ニコニコ
男母「でも、幼馴染ちゃんにまでそんな風に、そっけない態度とっちゃだめよ?」
男「な、何言ってるの…」
男母「幼馴染ちゃんかわいいんだから、他の男の子にとられちゃうかも…」
男「し、知らないよっそんなの」
テテテッ
男母「あらあら、男ったら」
男母「幼馴染ちゃんは大変ね…」
男母「……」
男母「それとも、大変じゃないかしら?」
男母「…うふふ」ニコニコ
男「まったく、もう…お母さんは…」
カタ、パタ…コトン
男「…ふう、片付けはこんなとこかな。後は…」
男(…ベッドの、準備…)
男「……っ///」フルフル
ピンポーン
男「!」
男ー!幼馴染ちゃんきたわよー!
男「い、今行くよ!」
男「……っ」イソイソ
ガチャッ
幼馴染「おじゃましまーす」
男母「幼馴染ちゃん、いらっしゃい」
トテットテットテッ…
男「幼馴染、いらっしゃい」
幼馴染「来たよー、男」
男「うん…その、もう準備できてるから、部屋来て」
幼馴染「ん」
トテトテ…
男母「…うふふ」ニコニコ
…バタンッ
男「…さて、それじゃあ」
幼馴染「いちゃいちゃしよっか!」キラキラ
男「宿題やるんじゃなかったの?」
幼馴染「えっ、宿題なんて別に一人でできるじゃん」
男「…まったく、もう」
幼馴染「だって…宿題一緒にやろう、なんて、ただの口実だもん…」
幼馴染「男と二人っきりになりたかっただけだもん…」
男「……っ」
グイッ
幼馴染「…男」
男「…いちゃいちゃ、しよっか」
幼馴染「…うんっ!」
男「……」ンー
幼馴染「……」ンー
ガチャッ!
男「!」
幼馴染「!」
バッ!
男母「幼馴染ちゃん、これお菓子とジュース」
男母「…あら?今、男と幼馴染ちゃん、何かしてた?」
幼馴染「し、してません!」
男「何もしてないよ!」
男母「あら、そう?」
幼馴染(うう…今朝と同じだ…)
幼馴染(そうだよね…二人っきりって言っても、下におばさんいるし…)
幼馴染(急に部屋に来るかもしれないって考えたら、あんまりいちゃいちゃできないよね…)
幼馴染(…はぁ。今日もこのまま、男といちゃいちゃできないのかなぁ)
男母「そうそう…男、あのね…」
幼馴染「…?」
男母「お母さん、今からちょっとお買い物行って来るけど、二人で大丈夫?」
男「…え?」
幼馴染「……!」
男母「多分一時間くらいで帰ってこれると思うけど…」
男「う、うん。別に大丈夫…」
幼馴染「はい!大丈夫です!」
男「お、幼馴染?」
男母「幼馴染ちゃんごめんなさいね。何もおもてなしできなくて」
幼馴染「いいえ!そんな、気にしないでください!」
男(幼馴染が挙動不審だ…)
男母「それじゃ、行ってきます」
男「行ってらっしゃい」
幼馴染「行ってらっしゃい!」ブンブン
バタンッ
男母(…幼馴染ちゃん、なんだか妙に元気だったわねぇ)ニコニコ
幼馴染「……」
男「……」
幼馴染「…もう、行ったよね?」
男「…うん」
幼馴染「……っ」
…ギュウウッ
男「…幼馴染?」
幼馴染「…いちじかん。おばさんが帰ってくるまで、一時間しかないから」
男「…うん、そうだね」
ギュウッ
俺「お腹すいた」
幼馴染「だから…ちょっとでも長く、ちょっとでもいっぱい…」
幼馴染「男と、いちゃいちゃしたいの」
ギュウウッ
男「……」
男(幼馴染…)
男(誰かに見られたりするのはすごく恥ずかしがるけど)
男(その分二人っきりだと、遠慮なく甘えてくるんだよね…)
幼馴染「んふー…」クンカクンカー
男(そういう所もかわいいよ、幼馴染…)キュン
ナデナデ
男「それじゃあ、お母さんが帰ってくるまで…」
男「いっぱい、いちゃいちゃしよっか」
幼馴染「…うん!」キラキラ
男(…幼馴染、かわいい)
…ちゅっ
幼馴染「…んっ、むう」
ちゅううっ
男「…んっ…ん、はむっ」
ちゅう、ちゅ、ちゅううう…
幼馴染「んむ…むっ、にゅう…」
幼馴染「…はぁ…ちゅー、良いよ…気持ち良い…」
男「幼馴染…」
幼馴染「あっ…ま、待って、男」
男「…何?」
幼馴染「ちゅーもいいんだけど、その…」
幼馴染「いちゃいちゃできるの、一時間しかないんだし…」
男「うん、そうだね…それが?」
幼馴染「だから、その、今のうちに…え、えっち…しない?」
男「!!」
幼馴染「最近、全然できなかったし、さ…」
男「……」
幼馴染「…ダメ?」
男「…ぼ、僕も」
幼馴染「!」
男「僕も、幼馴染と…え、えっち、したい」
…ぎしっ
男「幼馴染…」
幼馴染「来て…男…」
男(…ベッドの準備、しといてよかった)
男「……///」フルフル
幼馴染「んむ…にゅう…れろ…」
ちゅ、ちゅっ…ちゅうう、ちゅうううう…
男「ふあっ、ん、む…はむ、にゅ…」
男「幼馴染…幼馴染っ…」
ぎしっぎしっぎしっぎしっ
幼馴染「やっわっ、ふわああ…あう、んっ」
幼馴染「…むにゅ…う…むはっ…男…」
ぎしっ…ぎしっ…
男「幼馴染…あむっ…」
幼馴染「…ふう…流石に…ちょっと疲れた、かも」
男「うん、そうだね…そろそろお母さん帰ってくるし、もうやめよっか…」
幼馴染「んー、分かった」
男「…ねえ、幼馴染」
幼馴染「なにー?」
男「満足、できた?」
幼馴染「…うん。満足できた」
男「そっか、よかった」
ナデナデ
幼馴染「…えへへ」
幼馴染「あー…でも、満足したら…」
男「どうかした?」
幼馴染「…なんだか…眠く…ふあぁ…」ムニャムニャ
男「…まったく、もう」
男「…うーん、でも…僕も…眠く…」ムニャムニャ
ガチャッ!
男母「ただいまー」
男母「男ー、幼馴染ちゃん、二人で大丈夫だったー?」
パタパタ
男母「アイス買って来たけど、食べるー?」
しーん…
男母「…返事がないわねえ」
男母「宿題するのに集中してるのかしら…」
男母(…ちょっと様子を見てみましょう)
パタパタパタ…
ガチャッ
男母「男、入るわよ…あらっ」ニコ
男「……」zzZ
幼馴染「くぅ…くぅ…」zzZ
男母「二人並んで、ベッドでお昼寝なんてしちゃって…ふふっ、仲良しね」ニコニコ
男母「ノートはその辺にほっぽりだしてるし…」
男母「…きっと宿題もせずに遊んで、つかれて寝ちゃったのね」
男「…んー」zzZ
幼馴染「くぅ…くぅ…」zzZ
男母「…うふふっ。まったく、もう」
男母「しっかりしてるように見えても…」
男母「やっぱり、小学4年生ね」
男母「二人とも、まだまだ子供だわ」ニコニコ
幼馴染「んっ…男…だい、すきぃ…」zzZ
男「幼馴染…大好き…むにゃ…」zzZ
オワリ
このオチ前読んだことあるけどあれも>>1が書いたやつか?
>>157
うん
同設定でどうしてももう一本書きたくなったから書いた
でももう書かない
今から20レス程度のオマケ投下する
オマケ(3年後くらい、二人とも中学1年生になったころ)
幼馴染「…しょちょう、来ちゃった」
男「……」
幼馴染「……///」
男「……!!!?」ガタッ
男「しょ、しょちょう…って…!?」
幼馴染「しょちょうだって、初潮。ほら、保健体育の授業で…」
男「う、うん…分かるけど…分かるけど…うあぁ…///」
ジタバタ、ジタバタ
幼馴染「…うう」
幼馴染「だ、だからね…その…もう、そのままえっちさせてあげること、できないから…」
男「うん…そうだよね…うん」
幼馴染「…そのままえっちしたら…あ、赤ちゃん、できちゃうかも、知れないから…」
男(…赤ちゃん…僕と、幼馴染の…)
男「~ッ!!」フルフル
幼馴染「ご、ごめんね、男」
男「い、いや…別に幼馴染が謝るようなことじゃ…ないし…」
幼馴染「…その、それでね」
男「?」
幼馴染「…男に相談したいことがあるんだけど」
男「何?」
幼馴染「あのね…赤ちゃん…できちゃうのは困るけど…」
幼馴染「…え、えっちは、したいじゃない?」
男「……」
男「…うん」
幼馴染「だから…その、えっちしても、赤ちゃんできないように…」
男「…ああ…うん、そうだね」
男「こ、こ、コン…///」
男「…あれ、要るよね」
幼馴染「…うん」
幼馴染「だから…ね」
男「うん…何?」
幼馴染「…あれ、一緒に買いにいかない?」
男「……」
男「…え、ええ!?」
男「な、何で!?何で一緒に…」
幼馴染「だ、だって…一人で買うのは心細いし…」
幼馴染「それに…は、恥ずかしいよ」
男「確かにそうかもしれないけど…でも…」
男(二人で買うのも、恥ずかしいような…)
男(でも…僕一人で買うのも…ちょっと…ムリだし…)
幼馴染「……」
男(…それなら…一人よりは二人の方が…いい…かな?)
男「…うん、分かった。じゃあ一緒に買いに行こっか」
幼馴染「…うんっ」
ウィーン
店員「ッシャッセー」
男「……」キョロキョロ
幼馴染「……」ソワソワ
男(いつも行ってる…近所のコンビニ…)
幼馴染「あっ、これ…だよね」
男(なのに…なんだか妙に緊張する…)
幼馴染「…男?」
男「あ、ああ…うん。それじゃ、レジ行こっか」
幼馴染「…うん」
男「あの…これ…」
幼馴染「……///」
コトッ
店員「ッズカリッシャー…」
店員(…なん…だと…?)
幼馴染(…なんか、すごい見られてるような…)
店員(え?これ近藤さん?え?この子たち、え?)
男(って言うか、ひょっとして、これ…二人で…これ…買うのって…)
男(「今から僕たちえっちします!」)
男(…って言ってるようなものなんじゃ)
男(…うあー!うあー!何かすごく恥ずかしくなってきた!)
男(い、いや、実際は今からえっちするわけじゃないけど、今日は…これを買いに来ただけだけど…)
男(どのみち今更止めることなんてできないし…サッとお金払ってサッと帰るしか…うああ…)ソワソワ
幼馴染(男の様子がおかしい…恥ずかしいから?)
男(幼馴染は…気付いてないのかな…ああ、もう…早く終われー!)
ウィーン
店員「アリャシャッター」
男「……ッ///」ソソクサ
幼馴染「……///」ソソクサ
店員(…チクショウ…ウゼェ…リア充カップルウゼェ…)ボロボロ
男「…はぁ…ドキドキしたね」
幼馴染「うん…すっごく、ドキドキした…」
幼馴染「…でもこれで、せいりさえ終わればいつでもえっちできるね」
男「…う、うん」
幼馴染「…でも、ほんとは…」
男「…?」
幼馴染「ほんとは、こういうの付けないで、そのままえっちして…」
幼馴染「男との赤ちゃん、作りたいけど…」
男「…お、幼馴染…っ///」
幼馴染「……」
男「そういうのは、大人になって…結婚してから…」
幼馴染「大人になったら、子作りしてくれるのね!?」キラキラ
男「そ、それは…その…///」
男「…うん、するよ…こ、子作り」
幼馴染「……!」
ギュウウッ
幼馴染「えへへっ、えへへっ!」
男「幼馴染…」
男(幼馴染、すごくうれしそう…)
男(かわいいなあ…)
幼馴染「それじゃあ、大人になるまで…ずっと、私の事好きでいてね?」
幼馴染「私も、男の事ずっと好きでいるから!」
男「…まったく、もう」
男「そんなの、当たり前だろ」
男「今までも、これからも。僕はずっと幼馴染のこと愛してるよ」
オワリ
オマケのオマケ
幼馴染「お、男!男!こっち来て!」
グイグイ
男「ど、どうしたの幼馴染?」
幼馴染「いいから!すごいものがあったの!」
幼馴染「ほら、これ!」
バァーン!
男「これって…コンドームの自販機!?」
幼馴染「そう、そうなの!びっくりだよね!」
男「こ、こんな便利なものがあったなんて…」
幼馴染「これでもう恥ずかしい思いをしなくて済むね!」
男「そうだね!幼馴染のおかげだよ!ありがとう!」
ギュッ ギュッ
ワーイワーイ
モブ(…なんであの子たちはコンドームの自販機の前で抱き合ってるのかしら)
オワリ
これで本当に終わり
多大な支援と保守、ありがとうございました。楽しんでいただければ幸い
エロなくてよかった人ごめん。>147なんかしらんけどごめん
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