メイド「?いま何と?」
主人「ぱんつを見せなさい、と言った」
メイド「ご主人様」
メイド「何か嫌なこととか、悩み事でもおありなのですか?私でよければお話を…」
主人「いや、そうじゃない」
主人「心配してくれるのは嬉しいが、違うんだ。私はぱんつが見たい。それだけなんだよ」
メイド「死ねええぇぇぇい!!!!!」
主人「ぎゃあああああああああああす」
完
メイド「はあ…でもなぜ急にそんな」
主人「メイド、あれこれ詮索するのは感心できないな。主人の言いつけは絶対だ。違うかい?」
メイド「それは仰る通りです…が」
メイド「メイドにとって、ご主人様が幸せであることが一番大事でございます。ですがその…下着…を見せる、というのが本当にご主人様の幸せに繋がるのか、疑問でございます」
主人(こいつ…あれこれ理由をつけて、見せないつもりか)
主人(そりゃそうだよなー…やっぱり主人であるという立場上の権力だけでメイドのぱんつを見ようなんて…)
メイド「お悩み事があるのでしたら、えっちなコトで紛らわそうとするよりも、根本にある問題を解決するお手伝いを…」
主人(いや、しかし私は諦めない!諦めんぞ…!)
主人「…君はどうやら何もわかっていないようだな」ガタッ
主人「いいかね?君がこの屋敷に来てどれぐらい経った?」スタスタ
メイド「3ヶ月ほどになります」
主人「そうだ。3ヶ月前、前任の家政婦に暇を出した。親の介護の為と自ら申し出てきたんだ」
主人「新しいメイドが必要になった」
メイド「はい」
主人「この暮らしももう長い。メイドも今までに何人も雇ってきた。新しいメイド、というものに期待することなど無くなっていた」
主人「炊事、洗濯、掃除…基本的な仕事をこなしてくれればそれで良かった。実際、今までの…オバちゃんたちも良くやってくれていた」
メイド「…」
主人「そこにやってきた新しいメイドが、君だ。…どういうことかわかるかね?」
メイド「…いいえ」(ご主人様…なんか感情が昂ぶってきてるみたい…)
主人「…若くて可愛いメイド、そんなものは小説や映画の作り話にしか存在しないはずだった!」
メイド「へ…?」(若くて可愛い…わ、私のコト?///)
主人(いかん、もう止まらん)
主人「まず、なんだその可愛らしい顔は!んん?メチャクチャタイプだチキショーめ!」
メイド「ご主人様落ち着いt…」
主人「顔だけじゃない!なんて身体してやがる!特にそのおっぱい!分かってるのか?自覚はあるのか?」
メイド「あわわ…」
主人「3ヶ月だぞ3ヶ月!私がどれだけ後悔したかわかるか?」
メイド「…後悔?」
主人「ミニスカートではないにしても、せめて膝丈くらいのスカートさえ用意していれば…!」グッ
主人「高いところの掃除してる時とか、ちょっと屈んだ時とかにパンチラの一つや二つ、拝めたはずだろ!そうだろう?」
主人「わかってるさ!メイドは必要以上に私と関わったりしない。私が主人じゃなかったら目にも止まらない存在だって…」
メイド「ご主人様…」(泣きそうな顔してる…)
主人「だから私は…私は…」グスン
主人(お…終わった……全部ブチまけてしまった…これではご主人様どころか、完全に変態じゃないか)
メイド「…」
主人「もう…もういいんだ…私は、最低な男だ…」
メイド「…」
メイド「ご主人様は最低なんかじゃありません」キッパリ
主人「…?…でも私は聞いての通り変態で…」
メイド「でもじゃありません。それぐらい、3ヶ月も一緒に暮らせばわかります」
主人「メ…メイド…」
メイド「た、確かにその…ちょっと変態さんみたいなところがあるのは、今のでわかりましたけど」///
メイド「ご主人様はメイドの私にも気を遣ってくれる、優しいご主人様です!全然最低じゃありませんっ!」
メイド「だから…だからそんなに泣きそうな顔しないでください」
主人「…!」(ああ、そうか…やっぱひでぇ顔してたんだろうなあ……知ってる。今も泣きそうな顔してるんだ…でもこれは逆だ……感動してるんだ。こんな健気なメイドを持って私は幸せだ…)
メイド「私、3ヶ月前にご主人様に雇っていただくまではずっと、とあるお屋敷でお嬢様にお仕えしていました」
メイド「小さい頃から、お嬢様の遊び相手をさせていただきました。私にとってはお姉さまみたいな存在で…それからもずっと身の回りのお世話を……半年前にお嬢様がご結婚されるまで」
主人「それで…ここに来たと」
メイド「はい。ですから私、男の方のお世話をするのは初めてなんです…このお屋敷で、ご主人様と2人っきりで暮らすことになって私、どうしていいかわからなくて…」
メイド「お嬢様が前に仰ったんです。使用人と主人は、恋に落ちてはいけない、絶対に幸せになれないから…って」
メイド「でもご主人様優しくて、私…あんまり近くにいたら…」(好きになっちゃうかも…って…)///
主人(か…かわいい……こんなに可愛かったのか?いや知ってたけど、ここまでとは…)ゴクリ
メイド「だから…ご主人様がホントにお望みなら」///
主人「ん?…お望み?」
メイド「下着を見せるように、とのお言いつけでは?」
主人「ああ…うむ」(なるほど、そういえばそんな話だったな…すっかり忘れてた)
主人「見せてくれるかい?」
メイド「は…はい」///
主人(や、やった!ややったーー!ヒャッホーイ!)
主人(踊り出しそうだ…)
主人「う…うむ。では」ワクワク
メイド「かしこまりました。では少々お待ちください」クルッ スタスタ
主人「ちょ待っ…!ままま待ちなさい!」
メイド「…?はい、なんでしょう?」ピタッ
主人「何を君は…どこに行くのかね?」
メイド「私の部屋ですが?」
主人「どうして?」
メイド「?…下着を見せるように、とのお言いつけですので、その下着を取りに部屋に…」
主人「…」愕然
メイド「あっあの…なにか間違いでもございましたか…?」アセアセ
主人「間違い?あるよ!何?わざと?わざとなの?」ワナワナ
メイド「ご主人様落ち着いt…」
主人「君は何かね?今から部屋の?タンスにあるぱんつの一つをここに持ってくると?タンスかクローゼットか知らないが」
主人「そんなもの見て何が楽しいのかね?」
メイド「ですからご主人様の真意は私には…」(ご主人様怖い…)
主人「いいか?そんなことを言っているんじゃないんだ」
メイド「はあ…ではどうすれば」
主人「うむ。それはだな…その…今、履いている…だな、……履いてるだろ?今?ぱんつ」(急に恥ずかしくなってきた)
メイド「は…はい」///
主人「そう、それ。そいつを…見せなさい、と言っているのだ」
メイド「へっ…///そ、そんな…」カアッ///
主人(本当にわかってなかったみたいだな…顔が真っ赤だ。かわいい)
主人「それと、ずっと気になっていたのだが」
メイド「は、はいっ」
主人「“下着”ではなく、“ぱんつ”だ。そう呼びなさい」
メイド「…同じことではないのですか?」
主人「全然違う。いいかね、全 然 違 うのだよ…ちなみに“パンツ”でもない。ひらがなであることが大事なのだ」
メイド(ご主人様が何を言ってるのがわからない…)
主人「以後、気を付けたまえ」
メイド「か、かしこまりました。ぱんつ、でございますね…」
主人「うむ」
主人「それはそうと」
主人「早く見せてもらえないだろうか」
メイド「あぅ…でもそんな…急に…」///
主人「最初からずっとそう言っているのだが」
メイド「はぅぅ…」///
主人(さっきは盛大に取り乱してしまったが、逆にメイドが取り乱しているのを見ると冷静でいられる。不思議なものだ…)
主人(それにしてもかわいい…いつまでも見ていられるな、これは)
メイド「~~~」///
主人(しかしこんな近くでメイドをじっくり見られるのは、初めてかもな…)
主人「ううむ、けしからんな…」
メイド「うぅ…ごめんなさいぃ……」
主人「実にけしからんおっぱいだ」
主人「何カップぐらいあるんだろう…」
メイド「うぅ…えふカップですけど…」
主人「え…F!」(いつの間にか口に出していたか…しかし結果オーライ)
主人(しかしF…か。GやHあってもおかしくないと思ったが…形が良いからだろうか?)ジィィ
メイド「はぅぅ…そんなに胸ばっかり見ないでください…」///
主人「メイド」
メイド「は、はいっ」ビクッ
主人「また君は同じような間違いを…」
主人「“胸”ではなく、“おっぱい”と言いなさい」
メイド「はぁ…」(それも同じじゃないですかぁ…)
主人「いいかね、これは“ぱんつ”と同じか、それ以上に大事なことだ」
主人「以後、気を付けなさい」
メイド「はい…でもそう念を押されると、なんだか変に恥ずかしく感じてしまいます…」
主人「ふむ、そうか、では少し練習してみよう。私の後に続いて言うんだぞ」
主人「おっぱい」
メイド「おっ…おっぱい」///
主人「ぎこちないな…気持ちを込めなさい」
主人「おっぱい」
メイド「おっぱい」
主人「おっぱい触ってください」
メイド「おっぱいさわってくだs…ハッ」/////
主人「…」ニヤニヤ
メイド「なっ…ごっご主人様っ!///今のは、ナシですっ!ずるいです、えっちです~~////」ブンブン
主人「そうかそうか、おっぱい触って欲しいか~」(おもろかわいい…)
メイド「ちっ違います!あんなの…あんなの…ズルイし、それにえっちだし、……ダメですからっ!」///
主人「ズルくなければいいのかな?」
メイド「な…?どういう…」
主人(精一杯の爽やかフェイス)「おっぱいを触らせてくれないか」キラーン
メイド「…っっっ!」カァァ////
メイド「ぁ…ぅ…」パクパク
クルッ ダッ…タタタタタ
主人「顔を真っ赤にして走って行ってしまった…今日はそっとしておいた方が良さそうだな…」
主人「しかし可愛かったなあ…うん。いい子だし」
主人「…給料を上げてあげよう」
主人「…ぱんつを見せてもらうのを忘れていたな」
主人「まあいいだろう。お楽しみは次に取っておこう、うん」
ーおわりー
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