まどか「ほむらちゃんとの日々」(79)
適当に書いていきます
わたしがほむらちゃんとお付き合いし始めてから一か月。
思えば色々なことがありました。
例えば、告白されたときのこと。
あの日はとても暖かかったことを今でも覚えています。
さやかちゃんが上条くんと帰るようになってから、わたしはよくほむらちゃんと帰っていました。
時々仁美ちゃんもいたけど、習い事が忙しいそうだったからあまり一緒には帰れなかったけど。
わたしはあの時からほむらちゃんに憧れていました。
魔法少女だから、っていう訳じゃなくて、人間性に惹かれていたのかもしれません。
わたしは自然とほむらちゃんと時間を共にすることが多くなっていました。
一緒にいると落ち着いて、心が安らぐのを感じていました。
しかしわたしのほむらちゃんに対する気持ちは次第に分からなくなっていきました。
さやかちゃんに対するものでもなく、仁美ちゃんに対するものでもありませんでした。
今思えば、あれが恋する、ってことだったのかな。
あの日のほむらちゃんはちょっと変でした。
転校してきた当時のように口数が少なく、色々とぎこちなかったのです。
わたしがお顔を覗きこもうとするとふっと背けてしまって、会話も続きませんでした。
無言のまま歩き続けて、そのままいつもお別れする場所に到着しました。
お別れの挨拶を済まし、振り返ろうとしたその時、ほむらちゃんに呼び止められたのです。
わたしの手を取って、でもちょっと俯き気味のほむらちゃん。
いつもの毅然とした様子はなく、頬も赤くなっていました。
そして弱々しい声で一言。
わたしの耳には、確かに「好き」という言葉が届いていました。
その瞬間、わたしはほむらちゃんが愛おしくてたまらなくなりました。
わたしを一番大切に想ってくれる人。わたしの一番、大切な人。
ほむらちゃんへの恋心を自覚した瞬間でもありました。
「わたしも、だよ」――わたしはそう、返したのでした。
あと、こんな出来事も。付き合い始めの頃のこと。
それはほむらちゃんの家で、5人でお泊り会をしたときのことでした。
その時はわたしたちがお付き合いしてることは言えなくて、黙っていたんだっけ。
お付き合いっていっても手を繋ぐくらいのことしかしてなかったけど、それでもちょっと恥ずかしくて。
昼間にたくさん遊んで、夕方には皆でご飯を食べて、夜には皆で少しお話をして、そんな楽しいお泊り会。
杏子ちゃんはぐっすり寝てたから、それを見たさやかちゃんとほむらちゃんがいたずらして杏子ちゃん怒ってたっけ。
マミさんは意外と話すのが好きみたいで、面白い話をたくさんしてくれました。
皆が仲良く、笑い合ってるのが嬉しかったなぁ。
その日はとっても幸せでした。
そしてそれは…夜中のことでした。
身体が重い。
そんな違和感を感じてふと目覚めると、目の前にはほむらちゃんの姿。
パジャマ姿の可愛らしいほむらちゃんが、わたしの上に乗っかっていたのです。
腕、お腹、脚が密着していて、自由に動くことができませんでした。
わたしが「ほむらちゃん」と名前を呼ぶ前に、口を塞がれました。
――ほむらちゃんの、唇で。
それは、わたしたちにとっての初めてのキスでした。
ほんのりと温かいその初めての感触は、今でも忘れられません。
キスに味なんてないはずだけど、とっても甘く感じました。
唇が離れて、ほむらちゃんがわたしを見つめます。
何だか名残惜しくってわたしは目をつぶって唇を前に出しました。
それに気づいてくれたのか、また唇を重ねてくれました。
キスを続ける内に部屋には涎が弾ける音が響き始めました。
わたしとほむらちゃんはどんどん夢中になっていって、皆がいることなんて忘れていました。
どちらのものか分からないほど涎が溢れ、口の周りを濡らしていって。
それがわたしたちをさらに昂らせていきました。
全身が熱くなっていって、わたしはびっしょりと汗をかいてしまいました。
ほむらちゃんも珍しく汗をかいていて、微妙に濡れた長い髪をかき上げながらキスし続けてくれました。
頭がぼうっとしてきて、くらくらして。
唇で繋がってる、って意識するだけでどうかしてしまいそうでした。
その内にほむらちゃんは唇だけではなく、耳も舐めはじめました。
咥えられて、舌でぺろぺろと舐められて、つい変な声が出ちゃって。
ほむらちゃんのそれは止まらず、わたしは出てしまう声を必死に押し殺していました。
やめて、って言ったつもりだったけど出るのは変な声だけでした。
じゅるじゅると耳にいやらしい音が響いて、身体がぞくぞくと震えてしまいました。
その攻めもやっと終わり、ほむらちゃんが再びわたしを見つめます。
わたしの顔は自分でも分かるほど真っ赤で、きっとえっちな顔をしていたんだと思います。
再びほむらちゃんが近づいてきて、わたしの唇を舐め始めました。
舌と舌が絡んだらどうなっちゃうんだろう。
そう思ったわたしは舌をちょっとだけ出してみました。
するとすぐにほむらちゃんが舐めてきて、その感触にびっくりして思わず引っ込めてしまいました。
ん、とほむらちゃんがまた欲しがる様子を見せたので、もう一度出してみました。
ちょっとくっついた後、そのまま絡ませあって、舐めあいっこ。
はぁはぁと息を切らせながらも、それは続きました。
その甘い時間は舌がとろけしまいそうな錯覚さえ覚えました。
離れた後も、涎のみがわたしたちを結びつけていました。
その後もわたしたちは何度も名前を呼び合って、舐めあったりキスしたりされたりの繰り返し。
明け方まで続けたから疲れちゃって、そのまま抱き合いながら寝ちゃったから、その後の必死の言い訳もむなしく皆にばれちゃったっけ。
皆最初から関係を知ってたようだったけど、なんで分かったんだろ…?
あと、こんなことも。
ある日の放課後のこと。
日直のお仕事でちょっと遅くなっちゃった時のことでした。
空はすでに西日が射していて、ちょっとだけ暗くなりかけていました。
用事を終えて職員室から教室に鞄を取りに行くと、そこにはほむらちゃんがいました。
待ってくれていたらしく、座りながら本を読んでいました。
わたしに気付くと本を置いて微笑んで、お疲れ様、と声をかけてくれました。
優しいわたしのほむらちゃん。
細かい所まで気を使ってくれて、しかもさりげなくやってくれるから、大好き
待ってくれてありがと、って返して鞄を持とうとした時、ほむらちゃんが近づいてきて。
何も言わずにわたしを後ろから抱きしめてくれました。
外で運動部の人たちが声を張り上げるのが、少しだけわたしの耳に聞こえてきました。
それとは逆に教室内はとても静かでした。
鼻を押し付けて、すんすんと匂いを嗅ぐほむらちゃん。
ちょっと照れくさかったな。
でもわたしに甘えてくれるその姿がとっても可愛くて大好きです。
普段のほむらちゃんとギャップが違うからか、一層可愛く見えて愛おしく思うのです。
ほむらちゃんが離れると同時に、わたしもほむらちゃんに抱きつきました。
本来ならその日はほむらちゃんの家に行くはずでしたが、我慢できなくなっちゃっていました。
ほむらちゃんの感触。匂い。全部大好き。
ちょっとだけ背伸びして、軽くほっぺにキス。
夕日のせいか、それのせいか、ほむらちゃんの顔はいつもより赤くなっていました。
その後わたしたちは教室の隅っこに座って、身体を寄せ合いました。
下校時間のアナウンスが入って、先生が見回りに来るまでは少し時間がありました。
わたしの頭を優しく撫でてくれるほむらちゃん。
他愛もないお話をしながら、心地良い時間は過ぎていきました。
やがて下校のアナウンス。
立ち上がろうとするほむらちゃんに、待ったをかけて。
さっきとは違う方のほっぺに軽くキスをしました。
するとほむらちゃんもわたしのおでこに軽くキス。
二人で微笑みあって、最後に唇にキス。
幸せそうに微笑んでくれたのが、とっても嬉しかったです。
ネタ切れしました
風呂落ちします
よかったら何かネタをください
帰り道でこっそりキスとか、良いんじゃないでしょうか
すいません文が思いつかないので寝ます…
保守お願いします
保守ありがとうございます
>>42
放課後の帰り道。
わたしの一番好きな時間帯です。
ほむらちゃんとお話して、笑い合って。
学校では見せないその表情をわたしだけに見せてくれるのが嬉しいのでした。
いつからか、ほむらちゃんは手を差し出してくれるようになりました。
初めて手を繋いだ時は、すごくドキドキしました。
お外なのに大丈夫かな、とか手の汗が嫌じゃないかな、とか考えちゃったり。
ほむらちゃんも同じくらい緊張していたのかな。
ほむらちゃんの手は暑い日でもちょっとひんやりして、それが気持ちよかったです。
それからはわたしからも手を繋ぐようになりました。
指も絡ませちゃったりなんかしちゃって。
わたしの恋人さんなんだな、って思うとついつい照れちゃったり。
何故これをVIPでやるのか
別にいいけど
>>68
速報に移るべきですかね?
確かにちょっと無理がありますし
じゃ速報移りますわ
保守してくれた人本当に申し訳ない
勝手ですまぬ…
これからバイトあるのでまた保守続きそうですし
悪いので落としちゃってください
スレタイこのままで移ります
立てました
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