苗木「女の子の格好をして、それが似合っている自分のことを好きなはずだよ」
不二咲「そ、そんなことないよ！」
苗木「じゃあ、なんで髪の毛をそんなに綺麗に手入れしてるの？」
不二咲「それは……バレないように必死で……」
苗木「違うよ。不二咲さんは楽しんでいるんだよ、女の子としての自分をさ」
不二咲「僕は……僕は……男らしくなるために大和田くんと一緒にトレーニングしてるんだ……だから」
苗木「それも違うよね？君は大和田くんに恋愛感情を抱いているんだ。一緒にいたいから男らしくなりたなんて嘘を言ってるんだよね」
不二咲「そんなこと」
ｶﾞｼｯ
不二咲「えっ？何？」
苗木「もういいや、別に学級裁判じゃないんだから不二咲さんがどう思ってるなんて大したことじゃないよね」
不二咲「手ぇ離してよ苗木くん……なんだか怖いよ」
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