新一「変な薬飲まされてインポになった…」(185)


俺は年齢=童貞、工藤新一。
幼馴染で同級生の毛利蘭と遊園地へ遊びに行って
黒ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃した。
取引を見るのに夢中になっていた俺は、
背後から近づいてくるもう一人の仲間に気づかなかった。
俺はその男に毒薬を飲まされ、目が覚めたら・・・


チンコが縮んでしまっていた!



工藤新一がインポになったと蘭にばれたら
蘭の処女を奪えず、周りの男に蘭が奪われる危険が生じる。
阿笠博士の助言でインポを隠すことにした俺は、
蘭に「そろそろいいんじゃない?」と聞かれて、とっさに「まだ時期が…」と誤魔化し、
やつらの情報をつかむ為に、父親が男優をやっている蘭の家に転がり込んだ。

たった一つの真実見抜く見た目はイケメン、チンコは勃たない、
その名は、名童貞コカン!


【某時刻、阿笠邸】

阿笠 :「」シコシコ

阿笠 :「うっ!」ドピュドピュ!

阿笠 :「ふぅ…この年になってもオナニーはやめられんわい。」フキフキ

ピンポーン!

阿笠 :「だ、誰じゃこんな時に!?余韻に浸れんではないか!?」

ガチャ!


新一 :「おーい、博士いるかー!入るぞー!」

バタン!

阿笠 :「し、新一か!急いで処理しなければ!」ガサガサ

新一 :「博士ー!いたら返事してくれー!」

ガチャ!

阿笠 :「おー新一!どうした?ワシに何か用か?」

新一 :「ああ。ちょっと博士に相談したくてよ。」

阿笠 :「ワシでよければ何でも聞いてやるぞ、新一!」

新一 :「わりーな、博士。じ、実はあの日から相変わらずインポが治らねーんだ。」


阿笠 :「ふむ…ワシから受け取った特製バイアグラは試したかのぅ?」

新一 :「ああ。だけどちっとも勃たねーんだ。どうしてだよ、博士!」

阿笠 :「う~む。おそらく君は連中にインポグラでも飲まされたんじゃろ。」

新一 :「イ、インポグラ?なんだそれ?」


阿笠 :「その名の通りインポにしてしまう恐ろしい薬じゃよ。裏で出回っていると聞いとったが、まさか君が被害に遭うとはのぅ。まだ若いのに気の毒じゃのぅ…」

新一 :「…どうして俺がこんな目に遭わなきゃなんねーんだよ!」

阿笠 :「新一…」

新一 :「博士!どうにか治してくれよ!博士しか頼る奴がいねーんだ!」

阿笠 :「…わかった!ワシがなんとかしよう!」


新一 :「博士…。ありがとな!」

阿笠 :「なに、ワシが本気を出せばインポなんてちょちょいのちょいだわい!」

新一 :「ははは。…そうだ、ちょっとトイレ借りるな!」

阿笠 :「!?ちょ、ちょっと新一待つんじゃ!?」

新一 :「なんでだよ、いいだろうトイレくらい?」

ガチャ!


阿笠 :「(ヤバいのぅ…臭いでワシがトイレでシコっていたのがばれなきゃよいが…)

バタン!

新一 :「・・・」

阿笠 :「ど、どうした新一?怖い顔しおって?(ま、まさか…)」

新一 :「博士…トイレでシコってただろう?」

阿笠 :「な、何を言っとるんだね。ワシは」

新一 :「トイレがイカ臭かったぜ。シコってた証拠だ…」

阿笠 :「す、すまんのぅ…3日間ほどオナ禁していたからのぅ…」


新一 :「…50過ぎた博士がシコれて、まだ18の俺がシコれねーなんて…情けないぜ…」

阿笠 :「新一…」

新一 :「俺、このまま一生この体で童貞かもな…」

阿笠 :「…いつか治るじゃろう。心配するな、新一…」

新一 :「・・・」

阿笠 :「…ほれ、元気でもだすんじゃ、新一!」


新一 :「ああ。今日は話を聞いてくれてありがとうな、博士!」

阿笠 :「いつでも相談に来るがよい。ワシでよければのぅ!」

新一 :「ああ、頼りにしてるぜ!それじゃあ、俺帰るから、また今度な!」

阿笠 :「ああ。気を付けて帰るんじゃぞ!」

新一 :「わーてるって。じゃあな、博士!」

ガチャ!バタン!

阿笠 :「さて、もう一度抜くとするかのぅ…」シコシコ


【その頃、毛利男優事務所では…】

蘭  :「お父さん、今日も撮影?」

小五郎:「そうだ。」

蘭  :「今月で5本目じゃない?無理しないでよね?」

小五郎:「なに言ってんだ。この俺様を誰だと思ってる?平成の加藤鷹だぞ!」

蘭  :「はいはい。」

ピンポーン!

蘭  :「誰かしら?はーい!」


ガチャ!

目暮 :「おー、蘭君久しぶりだね。」

蘭  :「め、目暮監督!?どうしたんですか?」

小五郎:「これはこれは、監督殿!早くからご苦労さまです!」

目暮 :「今日は期待しているぞ!毛利君!」


蘭 :「あのー、目暮監督…そちらは…」

目暮:「あー、彼か!紹介するよ、新人男優の高木君だ!
    高木君、挨拶をしたまえ。」

高木:「初めまして!自分、高木渉といいます!先月から
    男優を始めました!」

蘭 :「初めまして。私は娘の蘭です。」

高木:「えっ!?毛利男優の娘さんですか?おきれいですね~!」

目暮:「これ、高木君!蘭君には手を出すなよ。」


高木 :「は、はい!すみません!」

目暮 :「高木君。毛利君にも挨拶したまえ。」

高木 :「は、はい!初めまして、毛利男優!お会いできて光栄です!」

小五郎:「ああ、こちらこそ。」

高木 :「いつも毛利男優のプレーを拝見しています!」

小五郎:「それは、どうも。」


目暮 :「毛利君。高木君も今日の撮影に同行させるが、いいかね?」

小五郎:「別に、構いませんよ。」

目暮 :「そうかね。毛利君にそういってもらえると助かるよ。
     高木君!彼のプレーをしっかり見て、勉強するんだぞ!」

高木 :「は、はい!しっかりと勉強させていただきます!
     あの寝取りの小五郎のプレーを間近で見れるなんて、
     夢のようです!」

小五郎:「ね、寝取りの小五郎?なんだそれ?誰がつけたんだ!」


蘭  :「私も初めて聞くわ。」

目暮 :「いやー、ここまで名前が売れると誰かが勝手につけてしまったんだろう。
     でも、いいじゃないか毛利君!よろこばしいことだぞ!」

小五郎:「はぁー、そうですかね。あまり聞こえがよくない気がするんですが…」

目暮 :「まあまあ、実際君は寝取って今の奥さんと結ばれたじゃないか?」

小五郎:「か、監督!?それは私と監督の秘密じゃないですか!?」

高木 :「そ、そうなんですか、毛利さん!?噂は本当だったんですか!?」

蘭  :「お父さん!本当なの!?」

小五郎:「あ、ああ…本当だ…」


高木 :「認めるんですね、毛利さん!?」

小五郎:「しつけーな、認めるよ!俺は英理を寝取った。
     当時は若かったからな、若気の至りってやつだな。
     ガッハッハー!!」

蘭  :「お父さん…笑えないよ…」

小五郎:「す、すまん…」

目暮 :「おっほん!まあーとにかく今日の撮影頼むよ、毛利君!」


小五郎:「任せてください!私が逝かせることのできない女なんてこの世にはいませんよ!」

高木 :「流石は毛利男優!」

小五郎:「ガッハッハー!!なんとでも言え!!」

蘭  :「目暮監督の作品出るのって初めてじゃない、お父さん?」

小五郎:「そうだ。監督殿には昔世話になったからな。俺を有名にさせてくれたお礼として監督の作品に出ることにしたんだ。」

目暮 :「はっはっはー、懐かしいな。君がまだ若いころ女優に中出ししてしまい、首になりかけた 所を救ってやったりしたな!」

小五郎:「懐かしいですなー!ところで相手は誰でしたっけ?」


目暮 :「引退した及川奈央君だよ。もう忘れてしまったのかい?」

蘭  :「えー!!お父さん、あの及川奈央とやったの!?」

高木 :「今の僕じゃ無理な相手だな…」

小五郎:「うーん、やった女の名前なんぞいちいち覚えてないからな…」

蘭  :「まーた、しらばっくれて!」

高木 :「今のは毛利さんだからこそ言える台詞ですね!」

目暮 :「ところで、蘭君。しばらく見ない間にいい女になったね。」


蘭  :「えっ!?そうですか?」

目暮 :「うむ。蘭君もAVに出てみないかい?」

高木 :「(さっき僕には手を出すなと言ったくせに…)」

小五郎:「なっ!?娘の蘭を!?」

目暮 :「うむ。スタイルは抜群で、おまけに巨乳ときた。これは一度出るべきだよ。 おそらくかなり儲けると思うよ。」

小五郎:「おい、蘭!お前も一度出てみろ!いい経験になるぞ!」


目暮 :「蘭君が出てくれれば、夢の近親相姦ものが作れそうだしな!
     どうだね?悪い話じゃないだろう?」

蘭  :「…一応考えときます…」

目暮 :「そうかね!蘭君にそう言って貰えるとうれしいよ。いい返事を待っているからね。」

蘭  :「は、はい…」

高木 :「あのー、目暮監督?」

目暮 :「なんだね、高木君?」

高木 :「もし蘭さんが出てくれた場合、お相手は僕d」

目暮 :「バカモン!馬鹿は休み休み言え、高木ー!お前にはまだ早い!」

高木 :「す、すみません…つい…」

目暮 :「すまんね、蘭君。」

蘭  :「いえ…」


小五郎:「別に怒らんでもいいでしょう、監督殿。
     彼でもそれなりにやれるでしょう。」

目暮 :「買い被りすぎだよ、毛利君。奴にはまだ早い。
     経験不足だよ。」

高木 :「はぁ・・・」

蘭  :「私は…別に、高木さんでもいいですけど…」

目暮 :「なに!?」

高木 :「えっ!?本当ですか、蘭さん!?」


蘭 :「出たらの話ですけど…」

高木:「あ、ありがとうございます!!」

目暮:「ら、蘭君、本当に高木君でもいいのかね?
    他にも男優はいるんだよ?」

蘭 :「候補の一人に入れておきたいと思います…」


目暮 :「ふむ、わかったよ蘭君。」

高木 :「(よし!)」

目暮 :「あくまで相手を決めるのは蘭君だ!
     くれぐれも勘違いをしないようにな、高木君!」

高木 :「は、はい!」


小五郎:「ところで今日の相手は誰ですか、監督殿?」

目暮 :「若手の有望株の由愛可奈君だよ。」

高木 :「(うらやましいな…由愛ちゃんとやれるなんて…)」

小五郎:「あー、あの若手の…」

目暮 :「どうした、毛利君?何か不満でもあるのかね?」

小五郎:「いやー、彼女の喘ぎ声、ちとうるさくはありませんか?」

目暮 :「おー、毛利君もそう思ってたかね!実は私もそう感じていたんだよ。
     私からも注意しておくよ。」


小五郎:「いやー、監督殿には頭が上がりませんなー!それでは、監督殿!行くとしますか!」

目暮 :「そうだな。じゃあ蘭君、また今度。」

高木 :「また会いましょう、蘭さん(撮影で!)」

蘭  :「はい。お父さん頑張ってね!」

小五郎:「おう!打ち上げがあるから帰りは遅くなる。お前は先に寝てていいぞ。」

蘭  :「うん、わかった!行ってらっしゃい!」

ガチャ!バタン!

蘭 :「よーし、今日は一日暇だし、新一と遊ぼうかな! 新一に連絡してみよーと!」

ピポパポ!プルルルル~!


【その頃、工藤邸では…】

新一 :「やっぱAV見ても勃たねぇな…。どうすればいいんだ…このまま一生童貞かよ…」

プルルル~!

新一 :「おっ、電話だ。蘭からだ!」

ガチャ!

新一 :「どうした、蘭!」

蘭  :「私だけど、新一今日暇?」

新一 :「ああ、暇だけど…」

蘭  :「ほんとー!!じゃあ、買い物にでも行かない?」


新一 :「いいぜ。じゃあ俺が蘭の家に行くからちょっと待ってろよ。」

蘭  :「うん、わかった。早く来てよねー!」

新一 :「はいはい。また後でな。」

蘭  :「うん。」

ガチャ!

新一 :「そんじゃあ支度して行くとすっか…」



【20分後、毛利男優事務所にて…】

蘭  :「もー、遅いよー新一!」

新一 :「わりーわりー。ちょっと服選ぶのに時間かかってよ。」

蘭  :「へー、新一もファッション気にするんだ。」

新一 :「バ、バーロー!あたりめぇだろ!」

蘭  :「ふーん。それじゃあ米花ショッピングモールにでも行こう!」

新一 :「あそこか…いいぜ。」



【米花ショッピングモールにて】

新一 :「(日曜だけあってカップルが多いな。どいつもこいつもヤッてそうだぜ…)」

蘭  :「新一、そろそろお昼にしない?あそこのお店おいしいって噂だよ?」

新一 :「パスタか…いいぜ。」

ガチャ!

店員 :「いらっしゃいませー!二名様ですね!ただ今満席ですのでちょっとお待ちいただくようになってしまうんですが…」

蘭  :「どうする、新一?」

新一 :「俺は別にいいけど。」

蘭  :「じゃあ、待ちます。」


店員 :「ありがとうございます!では、そちらの椅子の方にお座りになってお待ちください!」

蘭  :「噂通りの人気ね!」

新一 :「ああ。(ここもカップルだらけか…ハァ…)」

蘭  :「新一何食べるの?」

新一 :「俺はカルボナーラでいいかな。」

蘭  :「私もそれにしようかな?」

新一 :「好きなの選べよ。」

蘭  :「う、うん。そうだ、店員さんにメニューあるか聞いてくるね!」

新一 :「はいよ。」


新一:「(ほんと、カップルだらけじゃねーか。よく見れば隣の奴らもそうだな…)」

 男:「今日この後どうするよ?」

 女:「今日は親もいないし、暇だからな…」

 男:「それじゃ、ホテルにでも行くか?」

 女:「声大きいって!」キョロキョロ

新一:「(ああー羨ましい。俺もインポじゃなきゃとっくに蘭とヤッてるのによ…)」

蘭 :「新一、メニュー貰ってきたよ。」

新一:「それ見て早く決めろよ!」

蘭 :「ちょっと何怒ってんの?」

新一:「別に怒ってなんかねーよ。」


蘭 :「ならもっと優しく言ってよね!」

新一:「ああ、悪かったよ。(ついついイライラしてしまうな…)」

店員:「お客様!ただいま席が空きましたので、ご案内いたします!」

蘭 :「新一、行こう!」

新一:「ああ。」


【店を出る新一たち】

蘭 :「それにしてもおいしかったね!入ってよかったね!」

新一:「そうだな。」

蘭 :「この後どこへ行く?」

新一:「(本当ならホテルだけど…)暇だし、どこでもいいぜ。」

蘭 :「なら、ちょっと行きたいところがあるんだけど、いい?」

新一:「ああ、いいぜ。」


【とある場所】

蘭 :「やっと着いたー!」

新一:「ってここAVショップじゃねーか!?」

蘭 :「そうよ。私ここに来たかったの!」

新一:「な、なんでまた?」

蘭 :「今日ね、お父さんの仕事仲間の目暮監督にAVに出ないかって誘われたの。」

新一:「おめーあの目暮監督に誘われたのか!?」


蘭 :「そうよ。だからここで目暮監督の作品いくつか買ってみようかと思って!」

新一:「ってか、わざわざ俺をここまで連れてくることはねーだろ?」

蘭 :「えっ!?新一はAVに興味ないの?」

新一:「バ、バーロー!興味はあるけどネットで見れんだろー!」

蘭 :「新一、AV見てんだ。」

新一:「あったりめーだろ!」

蘭 :「新一、オナニーしてんだ。」

新一:「!?」


蘭 :「もしかしてしてないの?」

新一:「バ、バーロー!毎日抜いてるわ!」

蘭 :「昨日は誰をおかずにしたの?」

新一:「昨日は希崎ジェシカだったな…って、おめー!?」

蘭 :「ふーん、そうなんだ。もし、私がAVに出たら新一は私で抜いてくれるの?」

新一:「!?そ、それは蘭がでるんだったら見て抜くけどな。」

蘭 :「そう…」

新一:「って、なんでおめーそんなこと聞くんだ?」


蘭 :「…な、なんで新一はそこまで私のこと思っているのにまだしてくれないの?」

新一:「だ、だからまだ時期が…」

蘭 :「うそよ!」

新一:「う、嘘じゃねーよ!!」

蘭 :「新一、私に何か隠してない?」

新一:「えっ!?」

蘭 :「本当は遊園地に行ったあの日にヤれそうな雰囲気だったのに、
    新一あの日からずーと拒んでるじゃないの!何かあったの新一!?」

新一:「(わりーな、蘭…)だからなんもねーよ…」

蘭 :「じゃあなんで!?」


新一:「…そんなにしたきゃAV出るなり、他の男とヤりゃーいいじゃねーか?」

蘭 :「!?そ、そんな言い方ないでしょう!私は新一とヤりたいの!!」

新一:「俺だっておめーとやりてーよ!でも、まだできねーんだ…、わかってくれ…蘭。」

蘭 :「新一の馬鹿!」

タタタタタッー!

新一:「ちょ、ちょっと待てよ、蘭!らーーーん!!」


新一 :「…くそっ。なんでこうなっちまうんだよ…」

新一 :「俺がインポになったからか…はぁ…」

トボトボ・・・

【その頃、阿笠博士宅にて…】

阿笠 :「ふぅ…、やっぱりオナニーはたまらんのぅ。」フキフキ

プルルルル~!

ガチャ!

新一 :「博士!俺だ!」

阿笠 :「おー、新一。どうした?ワシに何か用か?」


新一 :「ああ。博士の力を借りたいんだが、今空いてるか?」

阿笠 :「ワシは大丈夫じゃが、どうした新一?」

新一 :「今から博士の家に向かうから、待っててくれ。じゃあ!」

ガチャ!

新一 :「博士しか頼れるやつがいねーな…」

タタタタタッー!!


阿笠 :「なんじゃ、新一のやつ…切羽詰っておったが…
     まあ、よい。新一がくるまでもう一回抜くとするか…」シコシコ

【10分後、阿笠博士宅にて】

ガチャ!

新一 :「おーい!博士ー!俺だー!入るぞー!」

阿笠 :「もう来おったか。これからだというのに。」フキフキ、ジャー

新一 :「博士の奴いねーな。まさか、またシコっているんじゃ…」

ガチャ!

阿笠 :「おー、新一!待たせたな。ワシになんのようじゃ?」

新一 :「博士…。まさかとは思うがまたトイレで…」

阿笠 :「ご名答じゃよ。君が来るまで抜いておったわい。」

新一 :「…今日何回抜いたんだよ!」

阿笠 :「そうじゃな…7回くらいじゃのぅ。ワシの息子もまだまだ元気じゃ!」

新一 :「はぁ…俺の身にもなってくれよ…」


阿笠 :「す、すまんのぅ…それよりワシに何のようじゃ?」

新一 :「実はさっき蘭とデートしてたんだけど…」

阿笠 :「ほぅ、蘭君とかね。」

新一 :「ああ…それで蘭と喧嘩しちまってよ…」

阿笠 :「どうしてかね?」

新一 :「蘭のやつ、まだヤってくれないことに怒ってんだ…」


阿笠 :「…無理もない話じゃ。」

新一 :「ああ…わかってる。だけど俺はインポなんだ。
     まだできっこねーよ…」

阿笠 :「君の気持ちもわからんでもないが…
     のぅ、新一?いっそのこと蘭君に話したらどうかね?」

新一 :「バ、バーロー!!んなこと話せるかよ!」

阿笠 :「どうしてかね?」

新一 :「そ、それは、蘭の奴悲しむだろう…俺がインポなんて知ったら…」


阿笠 :「…ふむ。仕方ないのぅ…ワシの新発明を試してみるかね、新一?」

新一 :「し、新発明!?博士何か作ったのか!?」

阿笠 :「ああ、さっき完成したんじゃ。インポの君のために作ったんじゃぞ!」

新一 :「お、俺のために!?もしかして俺のインポが治るのか!?」

阿笠 :「絶対とはいいきれんがのぅ。試してみるかね?」

新一 :「あったりめーだろう!早くみせてくれよ!」


阿笠 :「そう急かすのではない、新一。今持ってくるからちょっと待っておれ。」

ガチャ!

新一 :「ああ。」ワクワク

ガチャ!

阿笠 :「待たせたのぅ。これが君のために作った新発明じゃ!」

新一 :「な、なんだこれ?」


阿笠:「コンドームじゃよ!」

新一:「こ、これが!?ただのコンドームじゃねーよなー?」

阿笠:「その通り。これはただのコンドームじゃない。 ワシの新発明、その名も『ボッキ力増強コンドーム』じゃ!」

新一:「『ボッキ力増強コンドーム』!?」

阿笠:「そうじゃ。このコンドームをつければインポでも勃起し、射精ができるはずじゃ。
    どういう仕組か簡単に説明すると、これをつけるとペニスに微量の電流が走りペニスを刺激する。
    そして、これを頭につけるんじゃ!」

新一:「なんだこれ?」


阿笠:「そうじゃな、付属品とでも思ってくれ。それを頭につけることで、ボッキ力増強コンドームの刺激を脳に伝える。」

新一:「これ、つけなくてもいいじゃねぇか?」

阿笠:「馬鹿をいっちゃいかん、新一。射精のメカニズムは脳と密接に関係してるんじゃ!」

新一:「えっ!?そうなのか?」

阿笠:「そんなことも知らんのか、新一。私の古い友人のアダム徳永君も言っているじゃないか。」

新一:「あ、あのセックスの伝道師と友人なのか、博士!?」

阿笠:「ああ。時々会うのぅ。」

新一:「なんか妙に納得できたぜ!博士それつけさせてくれ!」



阿笠:「よいが、くれぐれも扱いには気を付けるのじゃぞ!」

新一:「わーってるって!早速試してみっか!」

阿笠:「そうじゃ、新一。それにボタンがついておるじゃろぅ?」

新一:「ボタン?ああ、これか?」

阿笠:「そうじゃ。そのボタンを押すと電流が走る仕組みになっておる。」

新一:「へー、なかなか凝った作りしてるじゃねーか。」

阿笠:「ワシを誰だと思っておる!天才発明家じゃぞ!」

新一:「ははは…(いつもはガラクタだけどな。)
    よーし、試してみるか!博士ー、トイレ借りるぜ!」

阿笠:「ああ、何かあったらワシに言うんじゃぞ!」

新一:「ああ!」

ガチャ!バタン!


新一:「…よーし上手く装着できたぞ。ここのボタンを押すんだな。」ポチッ!

新一:「なんだかヒリヒリすんな。んっ!?なんだかチンコが漲ってきたぜ!」ムクムク!

新一:「勃った!俺のコナンが新一になった!やったぜ、博士!!」

新一:「もしかしたら、シコれんじゃ…」シコシコ

新一:「…んっ!…あっ!…イクぅぅぅー!」ドピュドピュ!

新一:「ふぅ…射精もできた…これで俺もインポが治った!」フキフキ

新一:「…よかった…これで俺も卒業できる…」グスグス


ガチャ!

阿笠 :「新一…どうだった?」

新一 :「博士…勃ったぜ…」

阿笠 :「そ、そうか!それで射精の方はどうじゃった?」

新一 :「そっちも…問題ないぜ。」

阿笠 :「…よかった、本当に良かったわい…」

新一 :「これも博士のお蔭だ…本当にありがとうな!」

阿笠 :「なに、ワシは…天才発明家じゃからのぅ!はっはっはー!!!」


【その頃、毛利男優事務所では…】

蘭 :「新一…なんで私とヤッてくれないの…」

プルルルルー!!!

蘭 :「はい、もしもし。毛利男優事務所です。」

園子:「あっ、蘭!私ー!!」

蘭 :「そ、園子ー!!どうしたの?」

園子:「…ちょっと蘭と話したくてね~!」

蘭 :「えっ、私と?」

園子:「そうよ。最近蘭は新一君とどうなのよ?」


蘭 :「し、新一と?…別に…相変わらずだよ…」

園子:「ふ~ん、そうなんだ。」

蘭 :「園子の方こそどうなのよ?京極さんとは上手くいってるの?」

園子:「実はねー、そのことを蘭に話したかったのよ!!」


蘭 :「えっ!?京極さんと何かあったの!?」

園子:「そーねー、どこから話せばいいかしら~。」

蘭 :「もぉー、園子ったら!いいから教えてよね!」

園子:「あははー、ごめんごめん!私ね、一昨日京極さんとデートしたのよ!」

蘭 :「それだけで電話はしないでしょう!何かあったんでしょう!」

園子:「まあまあ、いいから聞きなさいって!あの日はなんだかいい雰囲気になっちゃって、
    朝まで京極さんと一緒にいたんだ!」

蘭 :「朝までって…まさか、園子…」

園子:「そのまさかよ、蘭!」

蘭 :「京極さんとヤッたのね、園子?」

園子:「あんた、ストレートすぎるわよ!言葉選びなさいよね、女なんだから!」

蘭 :「ごめん…」


園子 :「まあ、蘭の言う通り、京極さんとついにセックスしたってわけよ!」

蘭  :「園子の方こそストレートすぎるわよ…」

園子 :「ご、ごめん…ちょっと調子に乗りすぎちゃった…」

蘭  :「…仕方ないよ…そういうものだもの…」

園子 :「いやー、緊張したけど京極さんが優しくしてくれたおかげで、
     幸せだったわ!」

蘭  :「そう…」

園子 :「好きな男に抱かれるって悪くないね!」

蘭  :「そうだね…」


園子 :「蘭…元気ないけど大丈夫?」

蘭  :「えっ!?私は平気だよ?ちょっと風邪気味なだけよ。」

園子 :「そ、そう…ところで、蘭は新一君とは?」

蘭  :「えっ!?…まだだけど…」

園子 :「えー、意外!まだヤッてないの、あんたたち?」

蘭  :「う、うん…新一にヤろうヤろう言ってるのに、あいつヤッてくれないの…」

園子 :「えっ、何でー?」

蘭  :「まだ時期が早いからだって…」

園子 :「それは嘘よ!あんたたちどんだけ付き合ってるのよ!」

蘭  :「付き合ってからだいぶ経つね…」

園子 :「そうでしょう?おかしいって、絶対!何かあるよ!」

蘭  :「私も新一に聞いてみたんだけど、何でもねぇの一点張りだし…
     今日新一とデートしたんだけど、このことで喧嘩しちゃってね…」




園子 :「何でもないないてありえないわよ!おそらく、
     新一君何か隠してるわよ!」

蘭  :「うん…私もそう思う…」

園子 :「ねぇ、蘭?何か心あたりなにの?」

蘭  :「それが…まったく…しいて言えば、以前遊園地にいっしょに
     遊びにいってから新一の様子がどこかおかしい感じがするくらい…」

園子 :「それよ、蘭!おそらくその日、新一君になにかあったのよ!」

蘭  :「何かって?」

園子 :「あんたも鈍いね~。あんた以外に好きな人でもできたんじゃない?」


蘭 :「!?そ、それは…ないと思うよ…新一に限って…」

園子:「わからないわよ、男なんて!すぐに目移りするからね!」

蘭 :「うーん…新一はそんな男じゃないと思うけど…」

園子:「後考えられるのは…」

蘭 :「考えられるのは?」

園子:「新一君は蘭とヤりたくてもヤれない体なのよ!」

蘭 :「えっ!?ま、まさか…」


園子:「そうよ、蘭。新一君はEDの可能性があるわ!」

蘭 :「ボッキ…ショウガイ?」

園子:「なにも和訳しなくてもいいじゃないの?」

蘭 :「ご、ごめん…」

園子:「もし、本当に新一君がそうだとしたら、困るわね…」

蘭 :「…」

園子:「でも、新一君がそうだと決まったわけでもないんだから、
    元気だそうよ、蘭!」

蘭 :「そ、そうだね…」

園子:「そんなに気になるんだったら、新一君に直接聞いたら?」

蘭 :「そ、それはできないよ!」

園子:「そりゃそうよね…でも、新一君と二人できちんと話した方がいいんじゃないの?」

蘭 :「うん…話そうと思う…」

園子:「それでもし新一君がそれだったら、蘭のお父さんに相談すれば?
    その筋の話も知ってそうだし。」

蘭 :「うん…そうしてみる…」


園子:「とにかく元気だすことね!…ってもうこんな時間か!
    突然電話かけてごめんね!そろそろ寝るわ!」

蘭 :「そうね…電話ありがとね…なんだか気分が楽になったわ…」

園子:「そりゃよかった!じゃあ、また明日ね、蘭!」

蘭 :「うん、また明日学校で!お休み、園子!」

園子:「お休み!」

ガチャ!


蘭 :「新一…あなた…インポなの?…」

【その頃、阿笠邸では…】

新一:「これで俺も蘭と…」

阿笠:「もう、蘭君とヤろうというのかね?」

新一:「あったりめーだろ!インポ治ったんだし!」

阿笠:「…それはそうじゃが、君はまだ童貞じゃ。
    童貞の君の初相手が蘭君じゃ、蘭君も満足できんじゃろ。」

新一:「バ、バーロー!シュミレーションは出来てるって!」

阿笠:「ほう。」


新一:「インポになってても欠かさずAVだけは毎日見てたからな!」

阿笠:「ということはAVで身につけた知識で蘭君とやろうと言うんじゃな?」

新一:「そうだ!必ず蘭を逝かせてみる!」

阿笠:「…甘いのじゃないか、新一?」

新一:「えっ!?」


阿笠:「AV鑑賞は所詮疑似体験じゃ。生身の女を相手にしてはたしてできるじゃろうか?」

新一:「男優のやっていることを真似すればイくんじゃねえか?」

阿笠:「それが甘いんじゃ、新一!男優も女優も過剰な演技をすることで君のような童貞たちを勘違いさせているんじゃ!」

新一:「な、なに!?」

阿笠:「ワシに言わせれば演技で誤魔化しているようなもんじゃ。」

新一:「で、でも蘭の父親は…」

阿笠:「あのへっぽこ男優に何を吹き込まれたかしらんが、所詮はAV男優の言うこと。
    あてにしちゃ駄目じゃ、新一!」


新一:「じゃ、じゃあどうすればいいんだよ…」

阿笠:「ワシに任せるんじゃ、新一!」

新一:「えっ!?は、博士に!?」

阿笠:「そうじゃ。」

新一:「で、でも博士って…」

阿笠:「その先は言わんでよいぞ。その通り、ワシも君と同じく童貞じゃよ。」

新一:「…童貞が童貞に教えるって…」

阿笠:「新一。今ワシのことを馬鹿にしたじゃろ?」


新一:「そ、そんなんじやねーよ!?ただ…」

阿笠:「心配はご無用。安心せい。」

新一:「もしかして、博士が俺にテクを…」

阿笠:「ワシが教えるのはテクではない!」

新一:「じゃ、じゃあ何を!?」

阿笠:「その前にワシの質問に答えるのじゃ、新一!」

新一:「はぁ?先に俺の質問に答えてくれよ。」

阿笠:「そうはいかない。これも大切なことじゃからのぅ!」

新一:「ったく。わーったよ。なんだ?」


阿笠:「では、質問じゃ。君はどのAV女優で妄想しているのかな?」

新一:「ふざけてんのか、博士?」

阿笠:「ワシは大真面目じゃ!?」

新一:「…。そ、そうだな、原紗央莉かな?」

阿笠:「な、なんと!?では、朝河蘭はどう思うんじゃ?」

新一:「ああ、あの引退した…。割と抜けるな。」

阿笠:「ほう。石黒京香とかはどうかな?」

新一:「(マニアックだな…)それもいけるぜ。」

阿笠:「なるほど…」

新一:「一体何がわかったんだよ、博士!?」


阿笠:「新一。君はワシが思っていたより、違いの分かる男じゃな。」

新一:「へっ?」

阿笠:「君は黒髪ロングの女を好む。そうじゃな。」

新一:「ああ。」

阿笠:「そして君は黒髪ロングの女は清楚だと思っておる。」

新一:「ああ。」

阿笠:「合格じゃよ、新一!」

新一:「えっ!?何がだよ、博士?」


阿笠:「君は童貞ながら処女というものがわかっておる。ワシから教えることはなにもないわい!」

新一:「処女…。はっ!?そうだよ、博士!やっぱ処女に限るぜ!」

阿笠:「ははは。その粋じゃよ、新一!かくいう蘭君も黒髪ロングの処女じゃ!」

新一:「ああ…蘭の処女を奪うのはこれ俺だ!間違いない!」

阿笠:「処女をイかせてこそ一人前じゃよ!」


新一:「ところで、博士は童貞なのになんで処女がわかるんだ?」

阿笠:「当然じゃよ。よく言うではないか、30までに卒業しないと魔法使いになるとな…」

新一:「ってことは、博士!」

阿笠:「その領域に入ったのじゃよ。もうかれこれ20年たっておるわい。」

新一:「どうりで…」


阿笠:「とにかく、新一!明日にでも蘭君の処女を奪うんじゃ!」

新一:「明日って、急すぎねーか!?」

阿笠:「何を寝ぼけたことを言っとるんじゃ!ちんたらしていると
    他の男に奪われてしまうぞ、新一!それでもいいのかね!」

新一:「そ、そうだな…明日にでも蘭に声かけて頑張ってみるは!」

阿笠:「その粋じゃよ、新一!」

新一:「ああ!博士ありがとな!」

阿笠:「明日、頑張るんじゃぞ!」

新一:「ああ!それじゃあ、そろそろ帰るな!」

阿笠:「朗報を待っておるぞ!」

新一:「ああ!じゃあな!」

ガチャ!バタン!

阿笠:「頑張るんじゃぞ、新一…。さてもう一度シコるとするかのぅ…」シコシコ


【翌日、帝丹高校にて】

新一 :「(よーし!蘭に話しかけねーとな!)」

ガラ!

新一 :「みんな、おはよー!!(あれ、蘭の奴まだ来てねーみてーだな…)」

男一同:「おはよー、新一!」

女一同:「新一君、おはよう!」

新一 :「ああ…おはよう(休み時間に話しかけるか…)」

蘭  :「新一…おはよう…」

振り向く新一。

新一 :「ビクッ!?ら、蘭、おめーいたのか?」

蘭  :「今来たの…」


新一 :「そ、そうか…(よーし、話すか)」

蘭  :「新一?」

新一 :「な、なんだ?」

蘭  :「昼休みに体育館の裏にきて…」

新一 :「えっ!?な、なんでまた?」

蘭  :「ちょっと聞きたいことがあるの…」

新一 :「き、聞きたいこと?」

蘭  :「うん…また後で…」

新一 :「あ、ああ…(聞きたいことってなんだ?ま、まさか…)」

キーンコーンカーンコーン!!



【昼休み】

体育館裏に向かう新一。

新一 :「(そういえば蘭と朝話してから一度も口きいてねーな…
     どうしたんだ、蘭のやつ?昨日のことで何か話してーのかな?)」テクテク

新一 :「(おっ!蘭のやつもう来てんのか)おーい!らーん!」

蘭  :「…新一…」

新一 :「なんだよー蘭、話って?わざわざこんな所に呼び出してまで。」


蘭 :「…新一に…聞きたいことがあって…」

新一:「だから、なんだよ蘭?」

蘭 :「…新一、正直に答えて…」

新一:「えっ!?な、何を!?」

蘭 :「新一…あなた、インポなんでしょう?」

新一:「!?(な、なんで、バレた!?)」


蘭 :「どうなのよ、新一!?」

新一:「な、何言ってんだよ蘭!俺がインポのわけねーだろ!」

蘭 :「…ふーん、そうやってまた誤魔化す気なのね…」

新一:「まだ、おめー昨日のこと言ってるのかよ。
    昨日は俺が悪かったよ!ごめんな!」

蘭 :「昨日のことなんてどうでもいいわ!あなた、インポだから私とやらないんでしょ、新一!
    正直に白状しなさい、新一!」

新一:「(や、やっべー…)しょ、証拠はあるのかよ、蘭?証拠もないのに変なこというなよな…」

蘭 :「ふふ。…あるじゃないここに…」ズリッ!

ズボンを蘭に下される新一!

新一:「あっ、あっー!!(ばれちまったーー!!)」


蘭 :「ほら、御覧なさい!こんな小っちゃいの見たことないわ!」

新一:「だ、だから、これはだな…」

蘭 :「この状況でも勃たない所を見ると本当にインポだったのね!!
    信じられない!!」

新一:「バ、バーロー!こういう状況だから逆に縮んでんだよ!」

蘭 :「なら、ここで抜いてみなさいよ!」

新一:「バ、バーロー!場所を考えろよ!」

蘭 :「そんなの関係ないわ!いいから抜きなさい新一!」


新一:「(く、くそー…あのコンドーム持ってねーし…てかそういう問題じゃねーな…)・・・」

蘭 :「黙っているところをみると本当のようね!」

新一:「(もう隠せねーな…限界だ…)あ、ああ…俺はインポだ…」

蘭 :「…な、なんで、今まで隠してたの?」

新一:「…おめーを悲しませたくなかったからだよ…」

蘭 :「悲しませるもなにも、元にインポじゃない!
    もう、新一とは付き合えないわ!」



新一 :「インポなだけで別れるってのはねーだろ!?」

蘭  :「なに言ってるの新一?インポに何ができるっていうのよ…」

新一 :「(っく…言い返せねー!)そ、それは…」

蘭  :「とにかく、もうあなたとはごめんだわ…さようなら…」

タタタタタッー!!

新一 :「ら、蘭!!俺の話を聞いてくれー!!」


新一 :「…インポに何ができるの、か…蘭の言う通りかもしれねーな…」トボトボ

この日、蘭は結局一度も口を聞いてくれなかった…。俺に冷たい視線を向けてはいたが…。

このまま蘭との関係は…

【午後9時、阿笠邸にて】

ピンポーン!

???:「誰かしら…」

ガチャ!

新一 :「!?あ、あのー…」

???:「どちら様ですか?」

阿笠 :「おー、新一か!どうしたこんな時間に!」

新一 :「そ、それより…誰だ、この子?」

阿笠 :「そうか!新一は会うのは初めてじゃったな!紹介する、ワシの知り合いの
     宮野博士の娘さんの宮野志保君じゃ!」


志保 :「初めまして、宮野志保です…」

阿笠 :「志保君。彼はワシの隣に住む工藤新一君じゃ!」

新一 :「は、初めまして…(かわいいな、この娘…)」///

阿笠 :「ところで新一。ワシになんのようじゃ?」

新一 :「ちょ、ちょっと話してーことがあって…」

阿笠 :「そうか。取りあえず中に上がるんじゃ。」

新一 :「お、おう…」

バタン!


阿笠 :「何か飲むか、新一?」

新一 :「えっ!?じゃあ、コーヒーでも入れてくれるか?」

阿笠 :「わかった。志保君も飲むかね?」

志保 :「ええ。私も頂くわ。」

新一 :「(やべー、めっちゃかわいい…博士の奴まさか…)」

阿笠 :「ところで新一。ワシに話したいことがあるようじゃが?」

新一 :「あ、ああ…でも、今はちょっと話にくいかな…」チラッ!

志保 :「…」

阿笠 :「(また、蘭君のことじゃな…)そ、そうか…」

志保 :「ねぇ、博士?コーヒー飲んだら、先にお風呂に入っていいかしら?」

阿笠 :「えっ!?も、もちろんじゃよ!」

志保 :「ありがとう…。なんだか私邪魔みたいだし…」

阿笠 :「す、すまんのぅ、志保君…」


新一 :「(俺も一緒に入りてーな…)」///

阿笠 :「ほれ新一。コーヒーが出来たぞ!」

新一 :「お、おう。頂くとすっか。」ズズズ

阿笠 :「志保君もじゃ。」

志保 :「ありがとう、博士…」ズズズ

新一 :「(コーヒーを飲む仕草までかわいいじゃねーか!)」チラッ!

阿笠 :「…新一?心なしか顔が赤く見えるが風邪でも引いておるのか?」

志保 :「…」

新一 :「バ、バーロー!!風邪なんか引いてねーよ!」

阿笠 :「そ、そうか…でも気をつけるんじゃぞ…」

志保 :「…コーヒーご馳走様ね、博士。それじゃあ、先にお風呂に入るから…」

阿笠 :「ああ。ゆっくり浸かっておくれ!」

志保 :「ええ…そうするは…」タタタタ


阿笠 :「新一…彼女に見とれておったろぅ?」

新一 :「ギクッ!?あ、ああ…気づいてたか…」

阿笠 :「当たり前田のクラッカーじゃ!ワシにばれてないとでも思ってたか!」

新一 :「…そういう博士こそ、本当にあの娘知り合いなんだろうな?」

阿笠 :「な、なにを言っておるんじゃ、新一!志保君はワシの知り合いじゃよ!」

新一 :「まさかとは思うが…博士、援交したんじゃないだろうな?」

阿笠 :「バカモン!ワシはそこまで落ちぶれてはないわい!」


新一 :「じゃあ、本当に知り合いなんだな?」

阿笠 :「本当じゃよ。志保君はワシの所に何度も来ておるしのぅ。
     君が彼女に会うのが初めてなだけじゃ。」

新一 :「正直驚いたぜ。あんなかわいい娘が博士の家にいるからよ。」

阿笠 :「小さい頃からかわいいと思っておったが、久しぶりに会ったら
     えらいべっぴんさんになっておったわい!」

新一 :「へー、博士の所にはちょくちょく来てたんだ。」

阿笠 :「そうじゃな…前に来たのは8年前くらいだったかのぅ…」

新一 :「ところで、彼女っていくつなんだ?」

阿笠 :「今年で20になるそうじゃ!成人式の晴れ着姿を見たいのぅ…」

新一 :「彼女って今何やってんだ?」

阿笠 :「今は帝都大学に在籍しており、父親の宮野博士の研究の手伝いも
     しておる。そうそう、志保君は今日から3日間ほどワシの研究の
     手伝いに来てくれたんじゃ!」


新一 :「ってことはあの娘と3日間、同じ屋根の下で生活すんのかよ、博士!?」

阿笠 :「そういうことになるのぅ…楽しみじゃよ!」

新一 :「(羨ましいな…)博士…彼女に変なことすんなよ!」

阿笠 :「も、もちろんじゃよ!何を言っているんだ、新一!」

新一 :「何しでかすかわからねーからな、博士は。」

阿笠 :「志保君の入浴シーンを盗撮するとでも思っておったのか!?」

新一 :「ああ、博士ならやりかねないからな…」



新一 :「そういえば、あの娘を先に風呂に入れるなんて…博士、優しいじゃん。」

阿笠 :「当然じゃよ!なぜだかわかるかね?」

新一 :「さあ…」

阿笠 :「はっはっはー!!まだまだじゃのぅ、新一!」

新一 :「なにがだよ?」

阿笠 :「ワシがなぜ志保君を先に入れさせたか説明しよう!」

新一:「」ゴクリ!



阿笠 :「その理由は…志保君の浸かった残り湯をおかずにしてオナニーするためじゃよ!」

新一 :「はぁ?なにいってんだ、博士?」

阿笠 :「新一こそ何を言っているんだね?あの志保君の浸かった残り湯じゃぞ!?
     興奮しないのかね!?ワシなんかもう勃ってしまったわい!」ムクムク

新一 :「…残り湯をおかずにしてどうやってオナニーすんだよ!?」

阿笠 :「まず、残り湯の臭いをかぎ、いただくとする。」

新一 :「えっ!?飲むのかよ!?」

阿笠 :「あの志保君のなら何杯でも飲めるわい!ロマネコンティより価値はある!」

新一 :「流石に引くぜ…変態すぎるぜ、博士…」

阿笠 :「変態でもなんでも呼べばよい!この年になればなんて言われようときにせんわい!
     はっはっはー!!!!」

新一 :「(もうだめだ…コイツ…)」



阿笠 :「なんなら、残り湯をわけてやってもよいぞ、新一!」

新一 :「バ、バーロー!!いくらあの娘の残り湯でもいるかよ!」

阿笠 :「そういいつつも欲しいんじゃろ。素直になったらどうじゃ?」

新一 :「俺はそこまで落ちぶれたなねーよ!」

ガチャ!

志保 :「博士、出たわよ…」

阿笠 :「おー、もう出たのかね?もっとゆっくり浸かっておってもよかったのに…」



俺はその時天使をみた。風呂から出たばっかりのため顔は
ほのかに紅潮し、濡れた髪が妖艶さを引き出していた…
完全に俺の心はフル勃起していた…

新一 :「・・・」

博士 :「新一?どうした変な顔して?」

新一 :「博士…やっぱ残り湯くれ…」


阿笠 :「最初から正直に言えばよいじゃないか?」

新一 :「ああ…悪かった…」

阿笠 :「君もワシと同類じゃよ…」

新一 :「ああ…似たもの同士だな…」

志保 :「なにコソコソ話してるの、あなたたち?」

新一 :「な、なんでもないです!」

阿笠 :「そ、そうじゃよ、気にすんでない、志保君!」


志保 :「そう…そうだ、博士。お風呂は自分で溜めて頂戴ね。」

阿新 :「えっ!?」

志保 :「私、シャワー派だからお風呂には浸かってないの…ごめんなさいね…」

阿新 :「(な、何だってー!?)…」


阿笠 :「ああ、自分で溜めるとするわい…」ショボン…

志保 :「そうして頂戴。」クスクス

新一 :「(残り湯、残り湯、どうしてくれるんだよー!!!!)」

志保 :「新一君?博士との話は済んだのかしら?」

新一 :「は、はい!話は済みました!」

志保 :「そう…」

新一 :「おっ、もうこんな時間だ!僕は帰るんで、博士によろしく伝えといてください!
     お邪魔しましたー!」

志保 :「わかったわ。お休みなさい…」

新一 :「お休みなさい!」

ガチャ!バタン!


新一:「(はぁー…なにやってんだろう、俺…)」トボトボ…

【その頃、毛利男優事務所では…】

プルルルルー!!!

小五郎:「おーい、らーん!電話出てくれー!!」

蘭  :「はいはい!」

ガチャ!

蘭  :「はい、もしもし。毛利男優事務所です!」

園子 :「あっ、蘭!私~!」

蘭  :「そ、園子!?どうしたの?」

園子 :「今日、新一君と話したの、蘭?」





蘭 :「う、うん…話したけど…」

園子:「それでどうだったの?」

蘭 :「新一の下半身のこと?」

園子:「それしかないでしょう?で、どうだったのよ!」

蘭 :「…EDだったわ…」

園子:「マ、マジでー!?確認したの、あんた!?」

蘭 :「うん…ズボン下して確かめたわ…」

園子:「ズ、ズボン下したって!?あんたもよくやるね~!!」

蘭 :「だって…気になって仕方なかったんだもん…」

園子:「わかった、わかった。で、新一君とはこれからどうするの、蘭?」

蘭 :「…別れようと思う…」

園子:「えっ!?いくらなんでもそれだけで別れるってあんまりじゃない!?」

蘭 :「いい、園子!よーく考えてみて!もし、京極さんがEDだったらどうする?」

園子:「えっ、そ、それは…」

蘭 :「嫌でしょう!私ヤれないなんて、我慢できないもの!」

園子:「そりゃーそうだけど…」

蘭 :「もう新一にはコリゴリだわ…」

園子:「蘭…」

蘭 :「…だから、私AVに出てみようと思ってるの…」

園子:「えっ!?あんた、正気なの!?」

蘭 :「…うん!私は本気よ!」

園子:「…そのことおじさんには話したの?」

蘭 :「これから話そうと思う…」

園子:「そう…でも何だってAVなんかに?」

蘭 :「私は…早くヤりたいの!!」

園子:「」!?

蘭 :「淫蘭っていわれても仕方ないけど、私はそうしたいのよ…」

園子:「ら、蘭の気持ちはわかったわ…がんばってね…」

蘭 :「うん!頑張るわ!」

園子:「そ、そう…じゃあまた明日ね…」

蘭 :「また明日!」

ガチャ!

小五郎:「誰からだー?ヒック!」

蘭  :「園子からよ。」

小五郎:「ああ、あの小娘からか…ヒック!…」

蘭  :「ねぇ、お父さん?相談が…あるんだけど?」

小五郎:「なんだ?」

蘭  :「その…私AVに出ようと思うの…」

小五郎:「なに!?お前、本気なのか!?」

蘭  :「私は本気よ!」

小五郎:「そ、そうか。俺は別に反対しねーが…いいのか、本当に?」

蘭  :「私、決めたの!」

小五郎:「出るにあたって聞きたいことがあるんだが、いいか?」

蘭  :「何、お父さん?」

小五郎:「…蘭、お前は処女か?」

蘭  :「ええ、処女よ!」

小五郎:「そうか…」

蘭  :「それがどうかしたの?」

小五郎:「…処女をそんな形で失いてーのか、お前は?」

162 : コードネーム『山田錦』 : 2012/03/07(水) 21:53:57.69 ID:/d6vlLUP0 [29/32回発言]

蘭  :「そ、それは…」

小五郎:「…好きでもない男優とやってまで、処女を失いてーのかって聞いてんだ!」

蘭  :「わ、私はそれでも…」

小五郎:「ところで、あの坊主とはどうなってんだ?」

蘭  :「し、新一と?」

小五郎:「ああ。あいつとはまだヤッてねーのか?」

蘭  :「う、うん…それにアイツとはヤらないわ…別れるもの…」

小五郎:「別れる!?どうして、また?」

蘭  :「あいつ、インポなんだもの…」

小五郎:「イ、インポだってー!?ガッハッハー!!」

コードネーム「チェリー」……童貞だ…

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