れいか「はぁ…」なお「どうかしたの?」(173)
れいか「あぁ、なお」
なお「歯でも痛いの?」
れいか「…実はこの前みゆきさんの成績表が落ちてて…」
れいか「悪いと思いながらも中を見てしまったの…そしたら」
なお「そしたら?」
れいか「思った以上に酷かったの」
なお「えっ?」
なお「確かにそんなに頭良さそうな感じはしないけど」
れいか「まさかここまでとは…」
なお「そんなに酷いの?」
れいか「5教科で何とか200点を越えるくらいです」
なお「…平均40点か」
れいか「絵本が好きだから国語くらいは点数高いと思ってたのに…」
なお「何点だったの?」
れいか「56点。それが今回のテストで一番良い点数よ」
れいか「英語なんてあれだけハッピーハッピー言っておきながら書けないのよ」
れいか「ずっと『hapey』って書いてるの」
なお「…何でそれでハッピーって読むと思ったんだろうね」
れいか「小文字のbとdも書き間違えてるし」
れいか「それで不安になって他の人の点数も調べてみたの」
なお「へっ?調べるってどうやって?」
れいか「本棚からあかねさんややよいさんの部屋に行ってバレないように成績表を見てきたの」
れいか「……どっちも酷い点数だったわ」
っていうお話を読みたいと思いました
れいか「国語のテストで写真の人物は誰か答えなさいって問題があったでしょ?」
なお「あったね。確か与謝野晶子だっけ?」
れいか「あかねさんはその問題に『ちょっと痩せたうちのおかん』って書いてたわ」
なお「た、確かに似てなくもないかもね…」
れいか「何故か△貰ってたわ」
れいか「歴史のテストで伊達政宗について知ってる事を書きなさいって問題覚えてる?」
なお「うん。私はよく知らないからあんまり書けなかったよ」
れいか「やよいさんは…」
れいか「やよいさんは『伊達政宗は奥州筆頭で派手な人です。口癖はレッツ!パーリィー!!です。』って」
なお「…何それ?」
れいか「そんなの私が知るはずないでしょ!」
なお「ま、まぁまぁそんなに興奮しないで」
れいか「他にもあるわ。英語で『I like music』を訳しなさいって問題があったでしょ」
なお「あったね。そんなサービス問題」
れいか「それをあの3人は揃いも揃って『私はリケと音楽を聴きます』って…」
れいか「リケって誰よ!」
なお「ひっ!」ビクゥ
あかねもそんな馬鹿なん……?
>>26
知らない
でもあの2人よりは良いと思う
ごめん安価ミスった
>>27ね
歴代のプリキュアで頭良さそうなのが揃ってるのって何だろ?
フレッシュ?
早く誰か書けよ
>>32
ダントツでハートキャッチだな
約1名はよく分からんが
>>34
えりか「ほらぁ、言われちゃってるよつぼみぃ」
つぼみ「え」
れいか「なお!」
なお「は、はい!」
れいか「私達はプリキュアである前に学生です」
なお「そ、そうですね…」
れいか「ならば学生の本分である学業を疎かにしてはいけません!」
なお「お、仰る通りです」
れいか「なお、わたし決めました!」
なお「な、何を?」
れいか「次のテストが終わるまでプリキュアになる事を禁止します!」
なお「えぇ!そんな無茶苦茶な!」
れいか「みゆきさん達もここを卒業して高校、大学に進学し就職します。ですがこのままでは高校にすら進学できませ。だから私は心を鬼にしてみゆきさん達に勉強を教えます!」
なお「言いたいことは分かるけどその間にあいつらが攻めてきたらどうするのさ」
れいか「お黙りなさい!」
なお「はい!」
不思議図書館
みゆき「ねぇねぇ!今日は何して遊ぶ!」
あかね「せやなー、みんなでお好み焼きでもつくろか?」
やよい「えー。それならホットケーキがいい!」
みゆき「じゃあ両方作ろうよ!両方作ればウルトラハッピー!」
れいか「すみません。みなさんちょっとよろしいでしょうか?」
みゆき「どうしたのれいかちゃん?」
れいか「キャンディ。しばらくプリキュアを辞めたいのですが」
キャンディ「クル?」
キャンディ「えー!!」
みゆき「どどどどうしちゃったのれいかちゃん!」
れいか「あなた達もです!」
みゆき「へっ?」
れいか「みなさんこの間のテストの結果はいかがでしたか?」
みゆき「え、えーとどうだったかなぁ…忘れちゃったアハハハ」
れいか「あかねさんややよいさんはいかがですか?満足のいく結果でしたか?」
あかね「えーと、まぁボチボチやなアハハハ」
やよい「う、うん!」
れいか「ならばこの場で5教科の合計点数を言えますよね?」
あかね「うっ!」
ウルフ「世界よ!!最悪の結末、バッドエンドに染まれ!!」
ウルフ「……」
ウルフ「ある程度集まったし帰るか…」 シュン
か
誰か代わりに書いてくれ頼む
>>1はまだかね?
あかね「な、何でそんなん言わなあかんねん!」
やよい「そうだよ!プライバシーの侵害だよ!」
れいか「お黙りなさい!」
れいか「副会長としていえ、友達としてみなさんのテストをバッドエンドにはさせません!」
やよい「なおちゃん何とかしてよー!」
なお「こうなったらもう止まらないよ」
みゆき「で、でもれいかちゃん。プリキュア禁止って言われてもオオカミさん達が来たらどうするの?」
キャンディ「そうクル!キャンディは反対クル!」
れいか「それに関しては考えがあります」
あかね「ほんまに大丈夫なんか?」
れいか「ぬかりありません。なのでキャンディも協力して下さいね」
キャンディ「キャッ、キャンディは!」
れいか「協力して下さいね」
キャンディ「はいクル」
れいか「オオカミさんはみゆきさんで色仕掛けです!」
みゆき「わかった!」
れいか「それでは数学から始めます。次のテストの範囲はそんなに多くないので焦らずいきましょう」
れいか「分からない所があったら聞いてくださいね」
みゆき「あの…れいかちゃん」
れいか「何ですか?」
みゆき「今回のテスト範囲をやるのはいいんだけど…」
れいか「はい?」
みゆき「それって今までの内容を理解できてなくても大丈夫なの?」
れいか「!?」
れいか(そうでした!この方達は今までの内容を理解できていなかったら前回のテストも悪かったのでした…)
あかね「いま失礼なこと考えてるやろ」
れいか(ならば中学一年のおさらいからした方が良いのかしら)
れいか(いや待って!去年のおさらいからで本当に大丈夫なの?小学校の内容を理解してるって保証はないのよ!)
やよい「絶対に失礼なこと考えてるよねー」
れいか(よしっ!まずはひらがなの書き方から教えましょう!)
みゆき「なに考えてるか分からないけどそこまでバカじゃないよ」
れいか「それではみなさん。よーく見ていて下さいね」
れいか「これが『あ』です」
あかね「これツッコンだ方がええの?」
やよい「もー。れいかちゃんバカにしすぎー」
なお「緊張しすぎだよれいか。とりあえず去年のおさらいからしよう」
れいか「え!そ、そうよね!私ったら」
キャンディ(『あ』クル!覚えたクル!)
れいか「それでは始めます。まずは国語をやっていきます」
れいか「この方は与謝野晶子といいます。代表作にみだれ髪などがあります」
れいか「決してあかねさんのお母様ではありません」
やよい「あー、確かに似てるかも」
みゆき「うんうん!確かに似てる!」
あかね「ア、アハハ、確かにもう少し太らせたらうちのおかんに似てるわな」
あかね(なんで前のテストのことれいかが知っとんねん!)
あかね(ぐ、偶然だよね)
キャンディ(あかねのお母さんにそっくりクル)
れいか「伊達政宗は初代仙台藩の藩主です。小さいころに病気で右目を失明し隻眼となったことから独眼竜と呼ばれました」
れいか「ちなみに口癖がレッツパーリィーだったかどうかは分かりません」
あかね「れいかのやつ何言ってるん?」
みゆき「さぁ?」
やよい「ほ、本当にね!おかしなれいかちゃん!」
やよい(な、何でれいかちゃんがその事知ってるの?)
キャンディ(伊達レッツパーリィー政宗クルー)
なお「れいか!マジョリーナが攻めてきたよ!」
れいか「…来ましたか。それではみなさんちょっと出てきますので自習してて下さい」
みゆき「だ、大丈夫なのれいかちゃん」
れいか「大丈夫です。なので安心して勉強していて下さい」
れいか「あとやよいさん。ノートに絵を描かないで下さいね」
やよい「か、描かないよ!」
やよい(何でバレてるんだろ)
れいか「それでは行きますよなお!」
なお「うん!」
マジョリーナ「ひぃーっひっひ!バッドエナジーが溜まってきただわさ!」
ビューティー「お待ちなさい!」
マジョリーナ「ん?来たねプリキュア」
マーチ「行くよビューティー!」
ビューティー「待ってマーチ!」
ビューティー「聞いてください!今日はお話しがあって来たんです!」
マジョリーナ「お話しぃ?」
ビューティー「えぇ。無駄な争いはせず話し合いで平和的に解決しましょう」
ビューティー「なのでウルフルンとアカオーニも連れてきていただけませんか?」
マジョリーナ「嫌だわさ!今日は私の番だわさ!」
ビューティー「そうですか。それは残念です。美味しいお茶を用意していたのですが」
マジョリーナ「今呼んでくるからちょっと待ってるだわさ」
ビューティー「ありがとうございます」
マーチ「」
ウルフルン「ったく何の用だよ」
アカオーニ「そうオニ!今日は非番のはずオニ!」
マーチ(非番とかあるんだ)
ビューティー「実はもう少しでテストがあるのですが」
マジョリーナ「テスト?」
ビューティー「はい。私達の普段の勉強の成果を試す日です」
ビューティー「そのテストが終わるまでバッドエナジーを集めるのをやめて頂きたいのです」
ウルフルン「はぁ?」
マジョリーナ「そんなの無理だわさ!」
アカオーニ「そうオニ!俺達にはピエーロ様を復活させるという大事な指名があるオニ!」
マーチ「なっ!あんた達はみゆきちゃん達がこのままダメ人間になってもいいっていうの!」
ウルフルン「かまいやしねぇよ」
ウルフルン「どんなにダメになろうと俺が引き取って面倒見ればいいだけだろ」
マーチ「……はっ?」
マーチ「何でみゆきちゃんとあんたが一緒に暮らさないといけないのよ!」
ウルフルン「あ?何だ何か文句でもあんのかよ」
マーチ「大有りだよ!あんたら敵同士でしょ!」
ウルフルン「だから何だってんだよ。恋愛小説とかども出会いこそは最悪でも最終的には結ばれてハッピーエンドになるだろ」
マーチ(世界をバッドエンドにしようとしてる奴が何ハッピーエンド目指してんのさ!)
マーチ(っていうより何で恋愛小説なんか読んでんのよ!)
ビューティー「ウルフルンの言うことも最もです。あなたはもっと本を読みなさい」
マーチ「えっ?私がおかしいの?」
ビューティー「確かにふざけた申し出だと思います。しかし受け入れて下さればそれ相応の事はさせて頂きます」
ウルフルン「何?」
ビューティー「例えばここに修学旅行の時に撮ったみゆきさんの写真があります。こちらを差し上げましょう」
ウルフルン「なっ!マジか!」
ビューティー「そしてみゆきさんの成績が上がった暁には1日みゆきさんと過ごせる券を差し上げましょう」
ウルフルン「1日中シンデレラについて語り明かしてもかまわないってのかよ」
ビューティー「ご自由に」
ウルフルン「チッ!最近調子が悪いからしばらく俺は休ませてもらうぜ」
マジョリーナ「何言ってるだわさ!」
アカオーニ「そうオニ!ふざけるなオニ!」
ビューティー「アカオーニにはこれを差し上げましょう」
アカオーニ「ん?何だオニ?」
ビューティー「キュアピースとじゃんけんができる券と生乾きのアカオーニ専用のパンツです」
アカオーニ「おぉう!これは良い湿り具合オニ!しかもピースちゃんとじゃんけんできるなんて夢のようオニ!」
マーチ(あれってそのうち乾くよね?)
マーチ(ピースとは会うたびじゃんけんしてるからいらないよね?)
ビューティー「さて、残りは…」
マジョリーナ「あたしはそう簡単にはいかなかいだわさ!」
ビューティー「しかしウルフルン達は簡単にいきましたよ」
マジョリーナ「それはあいつらがバカだからだわさ!」
ビューティー「…そうバカなんです」
マジョリーナ「ん?」
ビューティー「このままあなた方がバッドエンドにしてしまったら人々は無気力になり勉強をしなくなるでしょう」
マジョリーナ「そ、それが何だわさ」
ビューティー「そしたらウルフルンはおろかアカオーニよりも頭の悪い人々が大量発生します。そうなれば納豆餃子飴などの嗜好品もこの世から消えてなくなります」
マジョリーナ「なっ!そ、それは困るだわさ!」
ビューティー「ならほんのちょっとでいいので協力して下さい」
マジョリーナ「きょう…りょく?」
ビューティー「はい。悪いようには致しませんから」
マーチ(なんか悪徳商法してるみたい)
マジョリーナ「わ、わかっただわさ!」
マジョリーナ「お前ら!今日は帰るだわさ!」
ウルフルン「そ、そうだな!なんか体調悪いし」
アカオーニ「じゃ、じゃあプリキュア!次会うときを楽しみにしてるオニ!」
ビューティー「……ふっ、チョロイですね」
マーチ「」
れいか「ただいま戻りました」
みゆき「あっ!れいかちゃん!なおちゃん!」
やよい「2人とも大丈夫だった!」
れいか「はい。なんとか」
なお「うん。余裕だったよ」
れいか「それでみなさんはどうでしたか?」
あかね「バッチリや!もう連立方程式もマスターしたで!」
れいか「凄いじゃないですか!よくできましたね!」
みゆき「うん!キャンディに教えてもらったの!」
キャンディ「クールー」
れいか「」
なお「」
れいか「えっ?キャ、キャンディにですか?」
みゆき「うん!」
キャンディ「この『きょうかしょ』っていうのに詳しく書いてあったクル」
なお「まぁそういうものだしね」
れいか「そ、そうですか。」
れいか(まさかキャンディよりも頭が悪いとは…)
2週間後
みゆき「れいかちゃーん!」
れいか「どうしたのですか?」
みゆき「れいかちゃんのお陰で成績上がったよ!」
あかね「うちもや!」
やよい「私も!」
れいか「それは良かったですね!」
あかね「まぁ、うちが本気出したらこんなもんや!」
やよい「もー!あかねちゃんったら調子良すぎ」
放課後
なお「へー。じゃあみんな成績上がったんだ」
れいか「えぇ。これで一安心」
なお「お疲れ様。じゃあ帰ろうか」
れいか「そうね。」
れいか「あっ、そういえばなおはテストどうだったの?」
なお「……」
なお「」ダッ
れいか「あっ、なお!ちょっと何で逃げるの!なお!」
終わり
あとはお前らに任せた
まだ行けそうに見えるが・・・・
>>172
よしいけ
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