5主人公「花嫁はベラがいいなぁ」フローラ・ビアンカ「だれ!?」(190)

ベラも選べたらよかったのにな…

ポアン様だな

サンタローズのシスター
ビアンカ
ベラ
ポワン
氷の女王
修道院の服着替えさせてくれたシスター
マリア
ヘンリー
フローラ
DSの新しい嫁キャラ
妖精の女王
お母さん

とりあえずこんな所?他は?

>>11
サンチョとルドマン

5主人公「結婚かぁ…どうせならベラと結婚したいなぁ」

ルドマン「何!?他に花嫁としたい人間がいるのかね!」

5主人公「え?あぁ…まぁ…」

ルドマン「ならば此処に連れてきたまえ!その子も候補に加えるといい!」

5主人公「ええええ!?いや、それはその…」


--妖精の村--

ポワン「…」

ベラ「…」

ポワン「水晶で彼の事を見ていたら凄い事になってますね」

ベラ「え、えっと…その…」

ポワン「…」

ベラ「あの…な、なんでポワン様怒ってるんですか?」

ポワン「なんでもありませんわ、ふふふ…」プルプル

こうですか?わかりませn

独身ルートもあって良いよ
勇者がいれば強いけど、いなくてもクリア出来ちゃうし

>>28
主人公「ふぅ…やっぱりスラリンは最高だな」

スラリン「ご主人の熱いのが僕の中にっ!!」ビクンビクン

一部だけ白濁色のスライムってどーよ

ポワン「あの可愛かったあの子が立派に成長して…今では素晴らしい青年になりましたね」

ベラ「そうですねぇ…私たちは全然変わらないから余計時間を感じますね」

ポワン「ふふふっ…早く此処に来てくれないからしら」

ベラ「久々に会いたいですもんね」

ポワン「そして私の婿に…ポッ」

ベラ「…」

ポワン「ふふっベラ、何ですかその顔は?何か言いたそうですね」グイッ

ベラ「あいたたた!ごめんなさい!ポワン様!だから耳を引っ張らないで下さい!」

ポワン「あらあら、謝ると言うことは何か思ってましたね?正直に言いなさい」

ベラ「わあああああ!何も思ってないです何も思ってないです!」

ベラ「いたた…」

ポワン「それで、貴女はどうなんですか?ベラ」

ベラ「え?」

ポワン「彼をどう思っているのですか?」

ベラ「え?わ、私は別に…なんとも…」

ポワン「本当ですか?」

ベラ「は、はい…」

ポワン「…」

ベラ「…」

ポワン「彼が帰っていった後寂しそうに過してたのも、彼が辛い思いをして貴女も涙していたのも、修道女と仲良くしてるのにイライラしてたのも違うt」

ベラ「わあああああああああああ!!わああああああああああああ!何言ってるんですかあああああああ!」

ポワン「ふふふっ玉に私が居ないところで水晶を覗いてたのは知ってますよ」

ベラ「あぅ…」

(実はマリアのほうが好きだったなんていえない・・・)

ポワン「私が前々から目を付けていた彼を捕ろうなんて許されませんよ?」

ベラ「ポワン様本気なんですか!?歳をかんg」

グイッ

ポワン「何か言いましたか?」

ベラ「ご、ごふぇんふぁふぁい…」

ポワン「ふふふ、では彼に決めて貰いましょう」

ベラ「え?ど、どうやってですか?」

ポワン「彼を連れてきて下さい」

ベラ「…え?」

続きマダー

ベラ「ど、どうやって…」

ポワン「今彼はサラボナにいます、ここからサラボナはそう遠くない場所ですから前の能力が使えるでしょう」

ベラ(また適当なこと言ってるのかなぁ…)

ポワン「何か失礼な事を思っていませんか?」

ベラ「い、いえ!とんでもない!」

ポワン「…サラボナに行き彼を此処に連れてくるのですよ?いいですね」

ベラ「はい…というか彼は外で私の事見えるんでしょうか?」

ポワン「心が清らかなままならきっと…まぁそこは自分で何とかしてください」

ベラ「」

--サラボナ--

ベラ(サラボナに来たのはいいけど彼は私を見れるのだろうか…)

ベラ(…というかどこに居るんだろ?)キョロキョロ

ベラ「さっきの家かな…」スタスタ

ガチャ

ベラ「2階かな?おじゃましまーす」

ベラ(…うーんこっちの部屋かな)ソー…

フローラ「はぁはぁ…け、結婚したら殿方と一緒に暮らす…そしたらきっと一緒に寝て…あぁ!いけませんわそんなこと!」モンモン

バタン

ベラ(清らかな心の人って滅多に居ないんだなぁ…)

ベラ「居ないなぁ…」

ベラ「うーん…外かな…あ」

ガゥゥゥウ…グルルルウ…

ベラ「あ!あれって…」

ガァアアアアアアアアアアアアア

ベラ「あ、も、もしかしてゲレゲレ」

ゲレゲレ「…」クンクン

ベラ「もしかして見えてる…?」

ゲレゲレ「くぅぅん…ゴロゴロ…」

ベラ「あはは、良かった覚えててくれたんだ…前よりモフモフだなぁ」

主人公「ゲレゲレ、どうしたぁ?」

ベラ「あ!居た!!」

つーかゲレゲレじゃなくてプックルだろjk

主人公「…ん?」

ベラ(…み、見えてる?)

主人公「…」ジー

ベラ(…あぅ…そんな見つめられたら…)

主人公「…何か居る気がする」

ベラ(やっぱ見えないんだ…)

主人公「…ベラ?」

ベラ「!?」

もうムリだよぉ…わからないよぉ…誰か書いてよぉ

正直ゲレゲレは一番無いよな
エチケット袋ゲロゲロみたい

5大好きな俺が来ました
>>1無理なら俺書いてもいい?

ベラ「わ、私が見えるの!?」

主人公(以下トンヌラ)「ベラ、いるの?」

ベラ「き、聞こえてるなら返事を!」

トンヌラ「え、ええっと……はい」

ベラ「き、聞こえてる……んだ?」

トンヌラ「うーん……なんか聞こえるような聞こえないような……もやがかかったような感じ」

ベラ「あう……やっぱり、もうトンヌラも大人だもんね……」

トンヌラ「よくわかんないけど……ベラ、いるんだよね?いるんなら姿見せてよ」

ベラ「姿を見せてって言われても……」

トンヌラ「……無理、なの?」

ベラ「無能な妖精でゴメンナサイ……」

トンヌラ「でも、声は聞こえてるよ。別にベラが謝ることじゃないってば」

ベラ「うん……ありがとう。トンヌラ、久しぶり」

トンヌラ「うん、久しぶり。何か、また困ったことでも起こったの?」

ベラ「え?あ、うーん……困ったことが起こったとも言えるような、くだらないことのような……」

トンヌラ「?」

ベラ「ポワン様がね、トンヌラを妖精の村に連れて来いって言ってて」

トンヌラ「えっ」

続けろください

ベラ「こ、困るよね?急にそんなこと言われても」

トンヌラ「そりゃ、ね……あ、でも好都合かも」

ベラ「え?」

トンヌラ「ちょっとね、成り行きで僕が結婚するって事になって、それで……」

ベラ「あ、その辺の事情は私も知ってるよ。ずっと、見てたから。トンヌラの事」

トンヌラ「ずっと?」

ベラ「うん。なんせトンヌラは、妖精の村の危機を救った英雄だからね。困ったことがあったらすぐにでも力になろうっていうのが村の総意で……」

トンヌラ「困ったこと、ね……」

ベラ「………」

トンヌラ「今は別に困っては……いや、困ったと言えば困ってるけどさ」

ベラ「フローラさんとビアンカさん、だっけ?トンヌラの嫁候補の人たちは」

トンヌラ「うん。そう言われても……正直、どっちもそういう対象として見れないっていうかなんて言うか……」

ベラ「二人とも美人さんなのに、トンヌラは面食いなんだね」クスクス

トンヌラ「あはは……そりゃ、確かに二人とも綺麗だけどね。でも、ビアンカは僕から見たら姉みたいな存在だし、フローラさんは出会って日も浅いし……」

ベラ「まだ、結婚とかは考えられないって感じなの?」

トンヌラ「ははは……ルドマンさんの家宝の盾ってのがちょっと気になってね。それで、まぁ、指輪を持ってくるってのが条件だったからとりあえず集めちゃおうかなって感じでさ」

ベラ「うわー、最低だね」

トンヌラ「バッサリ言うね、ベラ……自覚はあるつもりだから許してよ……」

5のバギは強かったよ…うん…

ベラ「でも、そっか。あの日から、もうそんなに経ってるんだ……」

トンヌラ「そう、だね。僕も、ホントに大変だったよ」

ベラ「あの時はトンヌラ、まだ私より背が低かったよね」

ゲレゲレ「ゴロゴロ……」

ベラ「ゲレゲレも、子猫ちゃんみたいだったし……今となっては、立派なキラーパンサーだね」

ゲレゲレ「くぅぅん」

ベラ「あれから、もう10年かぁ……」

トンヌラ「………ベラ?」

ベラ「っ……ゴメンね。なんか、ちょっと……涙が……アハハ……」ポロポロ

トンヌラ「……」

ポンッ

ベラ「っ!? と、トンヌラ!?」

トンヌラ「泣かないでよ、ベラ」

ベラ「み、見える、の……?」

トンヌラ「涙を流してる女の子の事が見えない男なんて、最低でしょ?」

ベラ「っ……ふんだ、とりあえずで他の婿候補を出し抜いて指輪集めたクセに」

トンヌラ「痛い所を突いて来るね、ベラ……」

ベラ「あー、でも、うん。ありがと」

トンヌラ「………」

ベラ「トンヌラの手、あの日から随分と大きくなったね……」

トンヌラ「そりゃ、10年も経てばね」

ベラ「あの頃のトンヌラは無邪気で可愛げがあったんだけどなぁ……そういう優しさで、一体どれだけの子に気を揉ませたんだか」

トンヌラ「そんな罪作りみたいに言わないでよ!?」

ベラ「えーだって、奴隷にされてた時にも女の子には優しくしてたし」

トンヌラ「うっ……」

ベラ「あそこから脱出した時に一緒にいた女の子の気持ちだって、気付かなかったわけじゃないでしょ?」

トンヌラ「マリアの事まで知ってるんだ…」

ベラ「それに、トンヌラすっごいカッコよくなったし。行く先々で、女の子にひと目惚れとかもされたんじゃないの?」

トンヌラ「そんなことは……ない、と思うけど」

ベラ「自信を持って言い切れない時点で有罪!」

トンヌラ「うぐっ……」

ベラ「それに、ポワン様も……」

トンヌラ「え?」

ベラ「何でもない!」

トンヌラ「あはは、よかった。昔のベラに戻ってくれたね」

ベラ「戻るも何も、妖精は人間と違って寿命が長いの!そんな簡単に変われたら、苦労なんてしないよ」

トンヌラ「そうじゃないよ」

ベラ「え?」

トンヌラ「僕が変わっちゃったから、かな。なんかベラ、すごい寂しそうにしてるような気がしたんだ」

ベラ「っ……」

トンヌラ「ずっと……僕の事、見ててくれたんだっけ」

ベラ「わ、私だけじゃないよ!?ポワン様も、ルナも一緒に」

トンヌラ「それじゃ、さっき僕の発言も、聞いてたんじゃない?」

ベラ「え?」

トンヌラ「ベラと……その……」ゴニョゴニョ

ベラ「ぅえ!?あ、ああああああいやいやそれはソノなんと言いますか」アワアワ

トンヌラ「その反応で、聞いてましたって答えてるようなもんだよベラ……」

ベラ「う、うぅ……」

~~~

妖精の村―――

ポワン「ベラ……ふふふ……」

ルナ「あの、ポワン様?手になにやらものすごい力が加わっているような気がするのですが……」

ポワン「どうやら彼女には、きつ~いお仕置きが必要みたいですね……」ピシッ

ルナ「ああっ!?す、水晶にヒビがっ!!ぽ、ポワン様落ち着いて!」

ポワン「私は落ち着いていますよ、ルナ。しかし、怒りを覚えているのもまた事実」

ルナ「あわわ……」

ポワン「黙って連れてきてくれればいいのに、フラグを立てようとするなんて……あの時ベラをお供に付けさせたのは失敗だったかもしれませんね」

ルナ(ベラ~!それ以上は危険だってば~!!)

ポワン「ふふふふふふ……」

~~~

サラボナの街―――

トンヌラ「まぁ……これが、その、僕の正直な気持ちです、ハイ」

ベラ「あ、あぅ……」

トンヌラ「異種間での結婚って、やっぱり大変なのかな?」

ベラ「ぜ、前例がないわけでもないけど……あ、でもあれは異例中の異例でもあるか……」

トンヌラ「え?前例があるの!?」

ベラ「もう、何百年も昔の話だけど、ね。魔族の青年と、とある妖精の女性が結婚したってケースがあるの」

トンヌラ「ま、魔族の青年!?」

ベラ「うん。だからまぁ、出来ないことはない、と思うけど、その……」

トンヌラ「じゃあっ!」ガシッ

ベラ「と、トンヌラ!?」

トンヌラ「ベラの姿って、他の人にも見えるの!?」

ベラ「ど、どうだろ?基本的には村の外では子供にしか見えない、と思うんだけど……」

トンヌラ「じゃあ、村に行けばいいんだね」

ベラ「えっ」

トンヌラ「明日、ルドマンさん達を連れて村に行こう!」

ベラ「ほっ、本気なのトンヌラ!?」

トンヌラ「そりゃもう!」

ベラ(た、大変な事になってきた……!!)

トンヌラ「まずは、もう夜だし。僕はルドマンさんが取ってくれた宿に戻るけど、ベラはどうする?」

ベラ「え、あ、私は、うーん……この馬車で寝ても、いい?」

トンヌラ「うん、構わないよ」

ベラ「それじゃ、私はここで。明日の朝……だよね」

トンヌラ「うん。場所はわからないから、案内してね?」

ベラ「りょ、リョーカイ!」

トンヌラ「それじゃ、おやすみベラ!」タッタッタ

ベラ「………どうしよ。とりあえず、もう私も寝よっかな」

ゲレゲレ「Zzz…」

ベラ「ゲレゲレ、一緒に寝よ……スゥ……」

妖精の村―――

ポワン「」ガタッ

ルナ「ポワン様っ?」

ポワン「今、彼、明日にここへ来ると言っていましたね?」

ルナ「え、えぇ、そうですね」

ポワン「こうしている場合ではありません!私達ももう寝ますよ、ルナ!」

ルナ「えっ」

ポワン「寝て起きたらもう明日なのです!さあ、寝室に急ぎますよ!」

ルナ(ポワン様怖い)

翌日―――

ルドマン「さて、トンヌラ。昨日言っていた新しい嫁候補、連れて来たかね?」

トンヌラ「ええとですね。まずは、移動したいと思うんです」

ルドマン「ん?どこかへ行くのかね」

トンヌラ「ベラ、いい?」

ベラ「う、うん」

ルドマン「ん?もうその女性はここにいるのかね?」

トンヌラ「妖精の村の場所を頭に思い浮かべて……」

ベラ「りょ、リョーカイ……よし、いいよ」

トンヌラ「よし……ルーラ!」

妖精の村―――

スタッ

ルドマン「こ、ここはどこかね!?」

ビアンカ「あ、もしかして、前に言ってた妖精の村?」

トンヌラ「うん。そして、この人がベラ」

ベラ「こ、こんにちは!初めまして!」

ルドマン「ほう……この子が……」

ポワン「待っていましたよ、トンヌラ!」

トンヌラ「ぽ、ポワン様!?」

ルナ「お久しぶりです、トンヌラさん」

トンヌラ「ルナまで……」

フローラ(さすがトンヌラ様ですわ!妖精のお方の知り合いが既に三人も!)

ルドマン「ご、ゴホンっ!それで、トンヌラ。これで役者は揃ったわけだね?」

トンヌラ「は、はい……」

ルドマン「では、改めて。ビアンカさんかフローラ、ベラさんのウチ、誰と結婚したいか。心に決めた女性にプロポーズするのだ!」

ポワン「そのプロポーズ、ストップです!!」

ビアンカ・フローラ・ベラ・ルドマン「!?」

ポワン「私も、嫁候補に立候補します!!」

トンヌラ「え、えぇっ!?」

ポワン「トンヌラ、いいですよね?」

トンヌラ「ちょちょちょちょっと待ってください!え?」

ルドマン「と、トンヌラくん!これは一体どういうことかね!?」

ルナ「あ、あわわわ……」

フローラ(たくさんの女性に慕われるなんて、素敵ですわトンヌラ様!)

ビアンカ(うわー……なんか大変なことになってきた……)

ベラ(うぅっ……だから村には来たくなかったのに……)

ビアンカ「……」

フローラ「……」

ポワン「……」

ベラ(居心地悪すぎる……逃げたいよぉっ……!)

ルドマン「………トンヌラくん?」

トンヌラ「はい」

ルドマン「こうなった以上、わたしは何も言わん」

トンヌラ「は、はい」

ルドマン「では、フローラ、ビアンカさん、ベラさん、ポワンさん。この四人でいいのだね?」

ポワン「よろしいです」

フローラ「覚悟は出来ていますわ」

ビアンカ「もうなるようになって……」

ベラ(大いに意義ありなんですけど……言い出せない)

ルドマン「キミは?いいのかね?」

ルナ「え?」

ルドマン「様子を見ていると、どうやらキミもトンヌラくんと面識があるようだったが……」

ルナ「わ、私の事はお構いなく!」

ルドマン「……まぁ、いいだろう。ではトンヌラくん。フローラ、ビアンカさん、ベラさん、ポワンさん。この四人のウチ、キミの心に決めた女性にプロポーズするのだ!」

トンヌラ「は、はい……」

ポワン(さあ、トンヌラ。私のところへ来るのです!私の方はいつでもオッケーですよ!ええ、オッケーですとも!)

フローラ(トンヌラ様……どうかわたくしのところへ……!)

ビアンカ(トンヌラ……)

ベラ(すっごい複雑な気持ちなんですけど……逃げたい……)

トンヌラ「………」タッタッタ

トンヌラ「ベラ」

ベラ「は、はいっ?」

トンヌラ「僕に、ついてきてくれる?」

ポワン(と、トンヌラあああああああ!!?)

フローラ(……まぁ、わかっていたことですわ)

ビアンカ(私達完全にピエロよね、これ。なんでこんなとこまで来たんだろう……)

ベラ「………そ、その、私なんかでいいの?」

トンヌラ「なんかって……はは、そもそもここまで話が大きくなったのはベラがいたからだよ?」

ベラ「………」

トンヌラ「もう一度、言うよ。僕に……ついてきてくれる?」

ベラ「……うん!」

ポワン「」

ルドマン「ベラさんで、いいんだね?」

トンヌラ「はい」

ポワン「あ、あははは……」

ルナ「ぽ、ポワンさま!お気を確かに!」

フローラ「おめでとうございます、トンヌラ様、ベラ様!祝福致しますわ!」

ビアンカ「おめでと、トンヌラ。幸せに、ね」

トンヌラ「ビアンカ、フローラさん……ありがとう」

ルドマン「うむ!一時はどうなるかと思ったが、丸く収まったようで何より!」

ポワン「ルナ。きつーいお酒を持ってきなさい」

ルナ「こっちはちっとも丸く収まってませんよおおおおおお!!」

ルドマン「さて、式を執り行いたいのだが……先程サラボナにいたときは、ベラさんの姿が見えなかったね」

ベラ「え、あ、はい。私達妖精は、人間にはこの村でしか姿が見えないんです」

ルドマン「ふむ。ならば、ここで盛大に式をあげようではないかね!」

ベラ「え?でも、ポワン様……」

ポワン「もう好きにしていいですよお~ベラ~」グイー

ルナ「ちょっ、そんな急に煽ったら倒れちゃいますってばポワン様!!」

ルドマン「では、トンヌラくんにはシルクのヴェールを持ってきてもらうとしよう!その帰ってくるまでに、式の準備を終わらせておこうではないか!」

トンヌラ「は、はい」

ベラ「気をつけてね、トンヌラ」

トンヌラ「うん、大丈夫。すぐ帰ってくるからね、ベラ」

ベラ「う、うんっ!」

一時間後―――

トンヌラ「………うわぁ」

ワイワイガヤガヤ

トンヌラ「どうしてこうなった」

ベラ「あ、トンヌラ!」タッタッタ

トンヌラ「ベラ!」

ベラ「あはは、ポワン様の一声で、まるでお祭りみたいな事になっちゃって……」

ルドマン「おお、待っていたぞトンヌラくん。さあ、花嫁にヴェールを被せてあげなさい」

トンヌラ「あ、は、はい!」

ファサッ

ベラ「……トンヌラ」

トンヌラ「綺麗だよ、ベラ」

ベラ「あ、ありがとう……」

「ひゅーっ!お熱いねぇ!」

トンヌラ「!? え、ヘンリー!?」

ヘンリー「まさかトンヌラにこぉんな可愛い人がいるなんてなぁ!」

マリア「とってもお似合いですわ、二人とも」

トンヌラ「え、なんでここに!?」

ヘンリー「ああ、なんかルナさん?って人に連れられてな」

ルナ「トンヌラさんの親友ですからね、およびしたんです」

トンヌラ「ありがとう、ルナ!」

ヘンリー「俺たちはひと足先に式場に言ってるからな!」

トンヌラ「ああ!」

式場―――

ポワン「ちくしょーう!私はどうせ一人身ですよーだ!」

ルナ「ポワン様、落ち着いてくださいってば!もうすぐ式始まるんですよ!」

ルドマン『えー、ゴホン!それでは、新郎新婦、入場!』

ベラ「……っ」

トンヌラ「緊張する?」

ベラ「そ、そりゃ、ね……長い間生きて来たけど、こんなことは初めてだし……」

トンヌラ「大丈夫だよ」ギュッ

ベラ「トンヌラ……」

トンヌラ「さ、行こう?」

ベラ「うんっ!」

神父「えーではこれより、式を執り行います」

神父「汝、トンヌラはベラを生涯の妻と定め、健やかなる時も病める時もその身を共にすることを誓いますか?」

トンヌラ「はい、誓います」

神父「汝、ベラはトンヌラを生涯の夫と定め、健やかなる時も病める時もその身を共にすることを誓いますか?」

ベラ「はい、誓いますっ!」

神父「では、誓いの証を!」

トンヌラ「ベラ、行くよ……」

ベラ「ど、どうぞっ……」

チュッ

神父「おお神よ!今ここに新たな夫婦が生まれました!どうか末長く見守りくださいますよう!アーメン」

そういえばラインハットに居た乞食の子供たちはどうなったんだ…

ポワン「トンヌラああああ、ベラあああああああ!!幸せにねええええええ!!!」

ルナ「おめでとう、ベラ!」

ヘンリー「幸せになれよ、トンヌラ!」

ビアンカ「おめでとう、二人とも!」

フローラ「おめでとうございます!祝福しますわ!!」

ルドマン「本当に大した男だ!わたしはお前を気に入った、トンヌラ!」

トンヌラ「ありがとう、みんな!」

ベラ「えへへ、トンヌラぁ!」ダキッ

トンヌラ「べ、ベラ……」

ベラ「これからは、ずっと一緒だからね!」

トンヌラ「ああ、一緒だ」



終わり

ごめん、終盤グダッた気がする

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