シャロ「今日はココロちゃんの誕生日ですー!!」
ネロ「へえ、そうなんだ」
コーデリア「おめでたいわね!」
シャロ「だから誕生日プレゼントをあげたいんですけどー…」
シャロ「ココロちゃん、何をあげたら喜んでくれるんでしょう?」
エリー「明智さんの喜びそうなもの…?」
コーデリア「明智さんが喜びそう、かつ、お金のかからない物…!!」
シャロ「うーん…」
ネロ「明智の馬鹿にプレゼント…>>5でいいよ>>5で」
シャロ
ネロ「明智の馬鹿にプレゼントねえ…シャロでいいんじゃない」ニヤニヤ
シャロ「あたし…そうか!ココロちゃんが欲しかったのはあたしなんですね!」
シャロ「……ってなんでですかー」ビシィッ
ネロ「いや、お金もかからないし明智も喜ぶと思うんだけどなぁ」
シャロ「…え」
ネロ「『ココロちゃん!今年の誕生日はあたしですー!あたしを貰ってくださーい!』」
ネロ「『へえ…じゃあありがたく貰っておくわ!今日からあんたの体は小衣のものよ!!』」
ネロ「『シャーロック、あんたは小衣の物なんだから…何されても逃げちゃだめなんだからね…』」
ネロ「『あぁっ…!ココロちゃんっ…!』」
ネロ「…みたいな?」
コーデリア「ちょ、ちょっとネロ!?」
エリー「はわわ…!!」
シャロ「…?ちょっと意味は分かりませんが、プレゼントにあたしをあげればいいんですね!?」
エリー「しゃ、シャロ…!?」
シャロ「早速ココロちゃんの所に行きますー!>>12にきっといるはずです!」
自宅
ネロ「明智の馬鹿にプレゼントねえ…シャロでいいんじゃない」ニヤニヤ
シャロ「あたし…そうか!ココロちゃんが欲しかったのはあたしなんですね!」
シャロ「……ってなんでですかー」ビシィッ
ネロ「いや、お金もかからないし明智も喜ぶと思うんだけどなぁ」
シャロ「…え」
ネロ「『ココロちゃん!今年の誕生日プレゼントはあたしですー!あたしを貰ってくださーい!』」
ネロ「『へえ…じゃあありがたく貰っておくわ!今日からあんたの体は小衣のものよ!!』」
ネロ「『シャーロック、あんたは小衣の物なんだから…何されても逃げちゃだめなんだからね…』」
ネロ「『あぁっ…!ココロちゃんっ…!』」
ネロ「…みたいな?」
コーデリア「ちょ、ちょっとネロ!?」
エリー「はわわ…!!」
シャロ「…?ちょっと意味は分かりませんが、プレゼントにあたしをあげればいいんですね!?」
エリー「しゃ、シャロ…!?」
シャロ「早速ココロちゃんの所に行きますー!>>12にきっといるはずです!」
シャロ「きっとココロちゃんはおうちにいるはずです!」
コーデリア「お家?」
シャロ「はい、ゴールデンウィークですから」
エリー「警察の人って大型連休あるのかな…?」
ネロ「さぁ…」
ヨコハマ市街
明智さんち
シャロ「ココロちゃんのおうち、久しぶりですー」
シャロ「ココロちゃーん!シャロですよー!!」ピンポンピンポーン
小衣ママ「はいはい…あら、シャーロックちゃん?」ガチャッ
小衣ママ「小衣に会いに来てくれたの?」
シャロ「はいですー!ココロちゃんにプレゼントを渡しにきました!」
シャロ「ココロちゃんいますか?」
小衣ママ「>>19」
ごめんなさい。今日一日仕事で忙しいって…
後で私が小衣に渡しておくわね。
小衣ママ「ごめんなさい、今日一日仕事で忙しいって…」
シャロ「そ、そうですか…お仕事じゃ仕方ないですよね…」
小衣ママ「シャーロックちゃんのプレゼント、後で私が小衣に渡しておくわ?」
シャロ「あっ、じゃあお願いしますー」
小衣ママ「まかせて!私が責任を持って…!」
シャロ「おじゃましまーす」スタスタ
小衣ママ「えっ?」
シャロ「今年のプレゼントはあたし自身なんです!」
シャロ「だから小衣ちゃんが帰ってくるまで責任もって、おもてなししてください!!」
小衣ママ「カレーでいいかしら」
シャロ「わーい!!」
ヨコハマ警察
G4執務室
小衣「はぁ…誕生日に出勤とか…」ドヨーン
小衣「しかも仕事が>>26とか…やる気でないわぁ…」
土下座
小衣「仕事が土下座とか…こんなのその辺の下っ端にやらせなさいよ…」ゲザァ…
小衣「IQ1300で今日が誕生日の天才美少女警察官明智小衣の仕事じゃないっちゅーに…」ブツブツ
マープル「話を聞いているんですか警察の方っ!!」クワッ
小衣「はい聞いてます超聞いてます」ゲザァ…
マープル「一度ならず二度もクラリス王女の脱走を許すとは…!一体どんな警備を…!!」クドクド
咲「動画してました」ゲザァ…
平乃「素振りしてました」ゲザァ…
次子「ねこ撫でてました」ゲザァ…
小衣「心ここにあらずでした」ゲザァ…
マープル「とにかくっ!クラリス王女を見つけるまで今日は絶対に帰さないのでそのつもりで!!」
小衣「ゲッ!?」
小衣「じょ、冗談じゃないわ!!G4出動!クラリス王女を全力で捜索よ!」
次子「でも、あの王女どこに行っちゃったんだろうな?」
咲「……>>37とかー?」
すでにいしr……いや、今日はやめておこう、誕生日だ
発狂ネズミー死ー
石流の家
小衣「仕事が土下座とか…こんなのその辺の下っ端にやらせなさいよ…」ゲザァ…
小衣「IQ1300で今日が誕生日の天才美少女警察官明智小衣の仕事じゃないっちゅーに…」ブツブツ
マープル「話を聞いているんですか警察の方っ!!」クワッ
小衣「はい聞いてます超聞いてます」ゲザァ…
マープル「一度ならず二度もクラリス王女の脱走を許すとは…!一体どんな警備を…!!」クドクド
咲「動画見てました」ゲザァ…
平乃「素振りしてました」ゲザァ…
次子「ねこ撫でてました」ゲザァ…
小衣「心ここにあらずでした」ゲザァ…
マープル「とにかくっ!クラリス王女を見つけるまで今日は絶対に帰さないのでそのつもりで!!」
小衣「ゲッ!?」
小衣「じょ、冗談じゃないわ!!G4出動!クラリス王女を全力で捜索よ!」
次子「でも、あの王女どこに行っちゃったんだろうな?」
咲「……>>37とかー?」
咲「発狂ネズミー死ーとかー?」
平乃「あぁ…あの刀凶ネズミー乱怒の隣にあるテーマパークですか…」
次子「王女は庶民の生活に憧れてたみたいだし、遊園地ってのはあるかもな!」
小衣「そうと分かればウラヤスに行くわよ!パトカー出して!!」
ネズミーリゾート
発狂ネズミー死ー
平乃「わぁー!咲さん見てください!マスコットキャラのミッ危ーですよ!」キャッキャッ
咲「すごー、耳から血吹いてるー」キャッキャッ
小衣「遊ぶなお前ら!」
小衣(…ったく、誕生日に遊園地とか…聞こえはいいけど仕事なのよね…)ブツブツ
小衣「さて、王女のいそうなアトラクションをしらみつぶしに当たるわよ!」
小衣「小衣は>>46に行ってみるわ!」
石流の家
石流の家
ヨコハマ米軍基地
石流の家
リアルミリタリーエリア
ヨコハマ米軍基地
小衣「本当は3時間待ちだったけど、警察手帳パワーですぐに入れたわ」スタスタ
小衣「ヨコハマにある米軍基地を忠実に再現したワイルド&デンジャーなアトラクション!」
小衣「一度も銃撃を受けずにゴールできたら限定タトゥーシールが貰えるらしいわ!」ワクワク
小衣「…仕事なんだけどね」ハァ
小衣「仕方ない、王女探すかー」
小衣「おーい!クラリス王女ー!!いないのー!?」スタスタ
小衣「王女ー!王女様ー!馬鹿王女ー!!」スタスタ
小衣(あ、あそこに誰かいる…!)
小衣「ねえちょっとそこのあんた…」
>>58「んっ?」
石流
石流
石流
シャロの格好をしたクラリス王女
石流
クラリス「あ、貴女は警察の…!」
小衣「あーっ!シャーロック!!」
クラリス「っ!?」ビクッ
小衣「小衣が休日返上して仕事してんのに…!いいわね、探偵は遊んでばっかで!」
クラリス(…あっそうか!私の事を名探偵と勘違いしているのですね!)
クラリス(念のために庶民の服を着ていて助かりました!)ホッ
クラリス(きっと彼女は私を連れ戻しに来たのでしょう…!でもここでバレるわけにはいきません!)
小衣「小衣だってネズミー死ーで遊びたかったのに、王女がまた脱走するから…!」ブツブツ
クラリス(わ、私の事ですよね…?)ギクッ
小衣「あーもう悔しいー!!…さっきから黙ってないで何とか言いなさいよ!!」
クラリス「え、あ、えっと…!」アタフタ
クラリス(め、名探偵は警察の方の事をなんて呼ぶのでしょう!?)
クラリス「えっと、えっと…!」
クラリス「>>71!!」
クラリス「ベリッ)石流「………私だ」
国家の犬が
クラリス「こ、この国家の犬が!!」
小衣「っ!?」ビクッ
クラリス「国家の犬は犬らしく休日も働くのが普通なんですー!頑張って汗水流して働いてください!」
クラリス(探偵と警察は仲が悪いと聞きました!きっと警察の方と名探偵も常日頃、こういう会話をしているはず…!)
クラリス「じゃあ私は引き続き遊ぶので、国家の犬は頑張って王女探しを…」
小衣「…小衣IQ1300ドリル…!ブレイクゥゥゥゥゥゥアァァァ!!!」ズガシャアアアア
クラリス「ぎにゃあああああああああああああああ!!!」
…
小衣「王女を確保したわ」
クラリス「ぐふっ…!」ドサッ
マープル「おぉ王女!…王女!?王女ッー!?」
クラリス「あばよ…ダチ公…」ガクッ
小衣「さーて、これで休日出勤も終わり…やっと誕生日を満喫できるわ」フゥ
小衣「どうしよっかな…>>78に行ってみようかしら」
石流の家
石流の家
ホームズ探偵学院に祝って貰いに行く
小衣「ホームズ探偵学院にでも行ってみようかしら」
小衣「いっつもミルキィホームズどもに迷惑かけられてるんだから誕生日の時くらいわがまま言いに行ってもいいわよね!」
小衣「そうと決まれば早速…!」
平乃「小衣さんとミルキィホームズのみなさんって意外に仲がいいですよね」
小衣「黙れ小泉!!」
平乃「!?」
ホームズ探偵学院
屋根裏部屋
小衣「うーっす、邪魔するわよー」ガチャッ
ネロ「あ、明智だ」
コーデリア「明智さん!お誕生日おめでとう!!」
エリー「おめでとうございます…!」
小衣「……!そ、そうよ!誕生日って言ったら普通こうよね!!」パアァ
小衣「次子も咲も平乃も何も言わないし…!挙句の果てに休日出勤だし…!」
ネロ「どうでもいいよ」
小衣「今日の主役は小衣なんだから!さっそく誕生日プレゼントをよこせー!」
ネロ「え?プレゼントならシャロが持って行ったんけど」
エリー「会ってませんか…?」
小衣「え?小衣は仕事で大使館にいたから…」
コーデリア「あらら、それじゃ会えないわよね…」
小衣「シャーロックはどこに行ったの?」
エリー「え、えっと…明智さんに会いに行くって言って…」
コーデリア「>>87に行くって言ってたわ!たしか」
石流の家
例の温泉
コーデリア「例の温泉に行くって言ってたわ!たしか」
ネロ「あぁ!行くって言ってたね、おそらく」
エリー「言ってました…きっと」
小衣「れ、例の…?どこよそれ…」
ネロ「さぁ?僕たちは『例の』としか聞いた気がしないし」
コーデリア「シャロが『例の』としか言わなかった気がするのよ」
エリー「明智さん…分かりませんか?」
小衣「え、えぇー…?」
小衣(例の温泉…?そもそも小衣は普段温泉なんて行かないんだけど…)
小衣(でもシャーロックはそこに行けば小衣に会えると思ってそこに行ったのよね?)
小衣(小衣がいつもいそうな…温泉…って?)
小衣「もしかして>>95の事…?」
ID:fdqUEKdrOの血風呂
>>95
おい
これから分かりやすいように名前つけて石流さん応援するわ
小衣「まさか…血の風呂のことかっ!?」ハッ
ネロ「血っ…!?」ビクッ
小衣「いや、この前シャーロックに話してやった怖い話のことよ」
小衣「実際にあった事件で…ID:fdqUEKdrOっていう、怪盗ストーンリバーのファンがいたのよ」
小衣「ID:fdqUEKdrOは熱狂的なファンで、ストーンリバーを追っかけまわしたりしてたんだけど…」
小衣「ある日とうとうストーンリバーの逆鱗に触れて、日本刀で滅多斬りにされて…」
小衣「その死体はID:fdqUEKdrOの自宅の風呂場に捨てられて、警察が発見した時は血の風呂になってたのよ…!」
エリー「ひいっ…!!」
コーデリア「それ、本当…!?」
小衣「いや、作り話に決まってるでしょ」
小衣「ただこれを…ヨコハマであった事件でG4が捜査したー、って話したらシャーロックが信じちゃってね」
ネロ「なんでそれが、シャロが血の風呂に行った話に繋がるんだよ?」
小衣「………よく考えたらまったく関係なかったか」
エリー「そうですね…」
小衣「仕方ないから自力で探すわ…きっとシャーロックの事だから>>104にでもいるでしょ」
石流の家
石流の家
自宅
ヨコハマ市街
明智さんち
小衣「ただいまー」ガチャッ
小衣ママ「あ、おかえりなさーい」パタパタ
シャロ「ココロちゃーん!!おかえりですー!!」
小衣「ココロちゃん言うなーっ!!」ドッガァ
シャロ「あうぅ…!」
小衣「ったく…シャーロックの事だから小衣の家に来てるかと思ったわ」
シャロ「あれ制服…?ココロちゃん、お仕事だったんですか」
小衣「公務員に休みなんてないのよ」
シャロ「でも今日のお仕事は終わったんですよね!?お祝いしましょうココロちゃん!!」
シャロ「プレゼントはあたしですー!あたしを貰ってくださーい!」バッ
小衣「はぁ!?」
小衣ママ「まぁ!」
シャロ「どうですかココロちゃん、喜んでもらえました?」
小衣「>>116」
「ベリッ)石流「………残念だったな」
「ビリィ)石流「…………残念だったな」
あんた、次子たちからプレゼント代貰ったって聞いたけど、あれはどうしたの?(怒)
もう寝る
誰が俺の意思を…………ついでくれる事を信じている
このまんまる地球に俺と同じ考えを持っている奴がいると信じて……………
小衣「プレゼントはシャーロック…」
シャロ「はい!」
小衣「だけ?」
シャロ「はい?」
小衣「あんた、次子たちからプレゼント代貰ったって聞いたけど、あれはどうしたの…?」ゴゴゴゴゴ
シャロ「え、えぇっ!?」ビクッ
小衣(そんな話聞いてないけど…一年に一回の誕生日だしちょっと遊んでやるわシャーロック!)
小衣ママ(誕生日まったく関係ないんじゃないかしら…)
小衣(ママ…直接心の中に…!?)ビクッ
シャロ(えぇー…!?そ、そんな話聞いてません…!)オロオロ
シャロ(あたしの知らないうちにみんなが貰ってたんでしょうか…?でもそんな風には見えなかったし…)
小衣「で?どうなのシャーロック、怒らないからいいなさい」ゴゴゴゴ
シャロ「うぅぅ…!ほ、本当に怒りませんか…!?」ビクビク
小衣「多分、きっと、おそらく、いいから言え?」ニッコリ
シャロ「>>129」
記憶にございません
シャロ「記憶にございません」
小衣「あぁ!?」
シャロ「き、記憶にございませんっ!」
小衣「……ふーん?」
シャロ「ほ、本当にないんですぅっ…!」グスッ
小衣「………ま、嘘だからいいけど」
シャロ「ごめんなさい…!でも本当に分から…えぇっ!?」ビクッ
小衣「あはははははー!やーい騙されたー!」
シャロ「こ、ココロちゃん!?ひどいですー!!」
小衣「ひどくなんてないわよ!小衣の誕生日プレゼントはあんたなんでしょ?」
小衣「貰ったプレゼントでどう遊ぼうが小衣の勝手よねー♪」
シャロ「そ、それは…そうかもしれませんけど…」
小衣ママ(うちの娘マジ外道)
小衣(あー…おかしい、次は>>136で遊んでやろうかしら)
ポケモン
小衣「よし!次は小衣とポケモンで対戦よ!」
シャロ「でもあたしDS持ってないですー」
小衣「大丈夫よ、小衣の二台目を貸してあげるわ!」
小衣「どっちのデータも小衣がちゃんと育ててあるからあんたは手持ちを選ぶだけ!簡単でしょ?」
シャロ「ココロちゃん…」
小衣「なによ」
シャロ「友達…いないんですか?」
小衣「………うるさい」
…
小衣「…………」カチカチ
シャロ「……あ、たおれちゃいました…」カチカチ
小衣「……小衣の6連勝目ね」カチカチ
シャロ(うぅ…!気まずすぎます…!!)カチカチ
シャロ(なんとかして場の空気を盛り上げないと…さみしい誕生日で終わっちゃいます!)
シャロ(よし、ここは>>145で空気を変えましょう)
ディープキス
シャロ(な、なんとか空気を変えなくちゃ…!)バッ
シャロ「こ、ココロちゃんっ!!」ガバァッ
小衣「なによ?さっさと次の対戦の準…うわあ!?」ドサッ
小衣「な、何のつもりよ!?さっさとどいて…」
シャロ「…んーっ!!」チュー
小衣「!?」
小衣(ちょ…!?い、いきなり何をっ…!?)ジタバタ
シャロ「ん、むっ…」チュー
小衣「あ…やだぁっ…!」ビクッ
シャロ「大丈夫ですよ、ココロちゃん…体の力を抜いて…」
…
小衣「…………」
シャロ「え、えっとエリーさんに借りた本で、誕生日にはキスするものだって書いてあったんですー」アタフタ
シャロ「それで、だから…えっとー…」
小衣「>>158」
ふざけるなよ、やっていいことと悪いことの区別もつかないのか
このダイソン扇風機
小衣「ふざけるなよ、やっていいことと悪いことの区別もつかないのか…このダイソン扇風機…!!」ゴゴゴゴ
シャロ「あ、あのーココロちゃん、キャラ違いません…?」
シャロ「っていうかこれは羽なし扇風機じゃありません!こういう髪型で…」
小衣「あぁ!?二つも輪っかぶら下げといて風も出せねえのかこのダメダメ!!」ガシィッ!
シャロ「ぎにゃー!?痛いですー!ひっぱらないでー!!」
小衣「乙女の純情を…よくも!よくもっ!!」グイグイ
シャロ「あああああああああ!!はげるううううううう!!」ギニャー
小衣「あ、あんなキスして…!どう責任とってくれるのよこの脳内ピンクダメダメ探偵!!」
シャロ「せ、責任…?あの続きですか…?」
小衣「え…っ」
シャロ「エリーさんに借りた小説では、あの続きもちゃんと書いてあったんです!」
シャロ「エリーさんは『大人になるまでやっちゃだめ』って言ってましたけど…ココロちゃんのためなら、あたし…!」
小衣(つ、続き…?続きがあるの?)
小衣「>>170」
ここまで堂々と無知を晒す度胸はないわぁ
小衣「こ、ここまで堂々と無知を晒す度胸はないわぁ」
シャロ「えぇっ…」
小衣「あんた…それがどういう意味か分かって言ってんの?」ドキドキ
小衣「小衣だって全部知ってるわけじゃないけど…どういう意味かくらい知ってるし…」ドキドキ
小衣「…本当に、分かってる?」ドキドキ
小衣「『知らなかったですー』じゃ、済まされないんだからっ…!」ドキドキ
シャロ「…………」
シャロ(えぇー…なんだか重い話になってますー…)
シャロ(エリーさんの小説じゃあ、この後一緒のお布団で寝て朝になったら鳥の声を聞くって予定なんですけど…)
シャロ(一緒に鳥の声を聞くってそんなに覚悟のいることなんでしょうか…?)
小衣「ど、どうなのよ」
小衣「……あんたが、ちゃんと分かってて言ってるんだったら」
小衣「こ、小衣は…その…!」カアァ
シャロ「>>183」
シャロ「ッハ夢ですか~」
シャロ「……分かって、ますよ」
シャロ「その…そういう事をするのがどういう事かってことくらいは、あたしも知ってます」
シャロ「で、でも…それでもあたしはココロちゃんと…っ」
小衣「……シャーロック」
シャロ「ご、ごめんなさい…!気持ち悪いですよねっ、こんなの…!」グスッ
シャロ「帰ります…!お邪魔しまし…」
小衣「待って!」ガシッ
小衣「…どこ行こうってのよ、あんたは小衣の誕生日プレゼントなんだから!」
小衣「勝手にどこか行かないでよ!あんたはずっと小衣と一緒にいるの!」
シャロ「小衣ちゃん…!!」
シャロ「好きです…!大好きですっ!!」ギュッ
小衣「…ふふ、最高の誕生日プレゼント、貰っちゃった…」
…
シャロ「……はっ!?」パチンッ
シャロ「夢ですかー」
コーデリア「おはようシャロ…って、鼻血でてるわよ!?」
シャロ「あ、あれ…?うわわ、止まりません」ボタボタ
ネロ「なんか変な妄想して寝てたんじゃないのー?」
エリー「へ、変な…!?」ドキドキ
シャロ「うーん…あんまり覚えてないですー」ボタボタ
コーデリア「ほらシャロ、上向いて…」
…
シャロ「よし!鼻血も止まったしちょっと出かけてきます!」スクッ
エリー「今日はどこに行くの…?」
シャロ「今日はココロちゃんの誕生日なんです!」
ネロ「へえ、そうなんだ」
コーデリア「おめでたいわね!」
シャロ「この日の為にばっちりアルバイトして…プレゼントも買いました!」
シャロ「早速このプレゼント…>>200を持ってココロちゃんのところに行ってきまーす!」
聖杯
ヨコハマ市街
明智さんち
シャロ「コっコロちゃーん♪シャーロでっすよー♪」ピンポンピンポンピンポーン
小衣「ココロちゃん言うなー!!」ガチャッ バタンッ!
シャロ「あうぅ…!」
小衣「で、なによ」
シャロ「…ココロちゃん!誕生日おめでとう!!」
シャロ「これプレゼントです!大切に使ってくださいね?」スッ
小衣「え…いいの?」
シャロ「もちろん!ココロちゃんのために買ってきたんですから!」
小衣「…開けていい?」
シャロ「どうぞどうぞー」
小衣「………」ワクワク ガサガサ
小衣「わ…綺麗な聖杯…!」
シャロ「ココロちゃん、こういうの好きかなぁって思って…」
小衣「……ま、まぁ大切にしてやるわ!」フンッ
シャロ「えへへ…」
小衣「それにしても、今日が小衣の誕生日だって今気づいたわ」
シャロ「えー?だめですよちゃんと覚えてないと!」
シャロ「今日はココロちゃんが13歳になった記念日なんですから!」
小衣「はいはい…で、あがってく?」
シャロ「え、いいんですか?」
小衣「家に誰もいないし…暇なのよね」
小衣「IQ1300で今日が誕生日の天才美少女警察官明智小衣が遊んでやるわ!」
シャロ「お、お手柔らかに…」
小衣「手加減はしないわよ、じゃあなにする?」
シャロ「じゃあ…>>215とか!」
桃園の誓い
シャロ「桃園の誓いを結びましょう!」
小衣「は?」
シャロ「知らないんですかココロちゃん、中国ではなかよしな人同士は姉妹になる契約を結べるんですよ」
小衣「小衣の知ってる桃園の誓いと違う」
シャロ「いいからいいから!ちょうど杯もあるしー」
小衣「はいはい…ぶどうジュースでいい?」スタスタ
シャロ「いいですー」
小衣(聖杯にぶどうジュースで義姉妹の契りって…完全に三国志じゃないな…)
…
シャロ「我ら二人!生まれし日、時は違えども!!」
小衣「姉妹の契りを結びしからは、心を同じくして助け合い…」
シャロ「すこやかなる時も、病める時も!愛しあうことを誓いますか?」
小衣「ん!?それ違う!!」ギョッ
シャロ「誓いますかー?」
小衣「………>>223」
ちか…電話だ!
シャロ「誓いますかー?」
小衣「うぅっ…!」
シャロ「……誓ってくれないんですか?」
小衣「ち…ちか…!!」
ジリリリリーン ジリリリリーン
小衣「あ、電話だ!ちょっと出てくるから!」ダッ
シャロ「あっ…またいいところで邪魔が…!」
シャロ「……ん?また?」
…
小衣(で、電話が来て助かったっ…!)
小衣「は、はいもしもし明智ですっ」ガチャッ
???「明智さんのお宅ですか?」
小衣「そうだけど…あんた誰よ?」
>>231「>>235」
アンリエット
シャロは渡しませんわ
アンリエット「……ホームズ探偵学院生徒会長、アンリエット・ミステールですわ」
小衣「アンリエット生徒会長?小衣になにか用でも…」
アンリエット「シャーロックは渡しませんわ!!」
小衣「!!?」キィーン
アンリエット「誕生日だからって調子に乗らない事ですわ…明智さん」
アンリエット「さっきだって!シャーロックとベッドインだなんて…!」
アンリエット「私のトイズで夢オチにしたから事なきを得たものの…今度は桃園の誓いですって!?」
アンリエット「とにかく、シャーロックは絶対に渡しません…宣戦布告ですわ」
小衣「いや…勝手にシャーロックが言い出したことで…」
アンリエット「何もしてないのにシャーロックとフラグが!?主人公なんですか貴女は!?」
小衣(これ小衣悪くなくない…?)
アンリエット「ともかく…これ以上シャーロックにちょっかいかけるなら貴女をただではおきませんからそのつもりで」
アンリエット「お分かりになったかしら」
小衣「>>241」
嫉妬だなんて見苦しいわねアンリエット生徒会長……いえ、アルセーヌ!
小衣「…嫉妬だなんて見苦しいわねアンリエット生徒会長……いえ、アルセーヌ!」
アンリエット「!?」ギョッ
アンリエット「ちちちちちちち違いますわわわわわ私アルセーヌなんかじゃあああああああああああ」ガタガタ
小衣「前から怪しいと思ってたのよ…!異常なまでのシャーロックへの執着!あんた達二人は余りにも似すぎている!」
アンリエット「川西能勢口、絹延橋、滝山、鴬の森、皷滝、多田、平野、一の鳥居、畦野、山下笹部、光風台、ときわ台、妙見口…!」ブツブツ
小衣「そのうろたえよう、図星だったみたいね!!」
アンリエット「今すぐ電話の電源をお切りなさい!!」
小衣「言われなくたって切るわよばーか!!」ガチャンッ
シャロ「小衣ちゃーん、どうしたんですかー?」
小衣「人知れずあんたを変態の魔の手から救ったわ、感謝しなさいシャーロック」フッ
シャロ「…?よく分かりませんけどありがとうございますー」
…
アンリエット「く、屈辱ですわ…!!」プルプル
アンリエット「報復ですわ!このまま生かしておけませんわ…!!」
アンリエット「明智小衣を…!>>250!!」
社会的に抹殺
アンリエット「インターネットに書き込みですわ!!ある事無い事書きまくりですわ!!」カタカタカタ
アンリエット「社会的に抹殺ですわ!明智小衣おおおおお!!」カタカタカタ
アンリエット『G4明智小衣は職権乱用の常習者』…!『明智小衣はIQ13』…!」カタカタカタ
アンリエット「『明智小衣の住所は実はトーキョー』…!『アイドルKOKOROは口パク』…!」カタカタカタ
ラット「なぁ…アンリエット様何やってんだ…?」ヒソヒソ
ストーンリバー「狂気を感じる…」ヒソヒソ
…
シャロ「よーし次は折り紙を…!」
小衣「望むところよ!覚悟…ん?メール?」~♪
小衣「ちょっと待って、なになに…?」カチカチ
From:咲
Subject:炎上なうー
小衣のブログが荒らされている件について
小衣「は!?」
小衣(絶対にアルセーヌね、なんて陰湿な…!)
小衣「いいわ…今度はこっちが攻める番よ!>>261で!!」
安価ミス
>>266で
…………もう>>261でいいです
シャーロックとのラブラブな写真をネットにうp
小衣「あんたがそう来るならこっちだって考えがあるのよ!アルセーヌ!!」
シャロ「アルセーヌ!?」ギョッ
小衣「シャーロック!写真撮るわよ!!」
シャロ「え…写真、ですか?」
小衣「せっかくの誕生日だし、友達と遊んでるところをブログに書きたいのよねー」
シャロ「と、友達…!撮りましょうココロちゃん!」
小衣(計画通り…)ニヤリ
小衣(ブログにシャーロックといちゃいちゃしてる写真をアップロードすれば、それは必然的にアルセーヌの目に入る…!)
小衣(それを見ればきっとアルセーヌの精神に大ダメージよ!)
小衣(これはネット回線を通した高度な心理戦!!)
小衣(IQ1300の力…見せてあげるわ!!)
シャロ「ココロちゃん、どんなふうに撮りますか?」
小衣「んー…>>271とかいいんじゃない?」
聖杯のぶどうジュースを2つのストローで一緒に飲んでる写真
小衣「この聖杯のぶどうジュースを、二つのストローで飲んでるところを撮るわよ!」
シャロ「えぇっ!?そ、それってちょっと恥ずかしいですー…」
小衣「……嫌なの?」
シャロ「い、嫌とかじゃないですけど…ブログってみんなが見るんですよね?」
シャロ「あたしとココロちゃんのそういうシーンをみんなに見られるのって恥ずかしいですー…」
小衣「いいじゃない、見せつけてやりましょうよ」ニヤリ
小衣「はいストロー、ブログに載せるんだからちゃんと笑ってよね!」
シャロ(うぅ…!ココロちゃんの顔が近いです…!)ドキドキ
小衣「はいっ、チーズ!!」カシャッ
…
アンリエット「『明智小衣の心臓を矢で刺すと死ぬ』…!……ん?新着記事?」カタカタ
5月1日 友達と誕生会!
今日は小衣の誕生日!友達が綺麗な聖杯をプレゼントに持ってきてくれたわ!
せっかくなのでその聖杯と友達と、小衣が写った写真をアップ♪
アンリエット「……………」ガシャアア ガクッ
ストーンリバー「アンリエット様!?アンリエット様あああああああ!!!!」
小衣「……よし、あとは警官隊を生徒会長室に突入させて…あいつのライフはゼロね」
シャロ「き、緊張しましたー…」ドキドキ
TV『緊急速報です、怪盗アルセーヌが逮捕されました』パッ
シャロ「えっ!?」
小衣「はやっ」
TV『ジーニアス4リーダー明智小衣さんの指示の下、ホームズ探偵学院に突入した警官は…』
シャロ「え、あれ!?ココロちゃん!?」
小衣「…そうよ!小衣がここにいながらにして警察に指示を出し!アルセーヌを捕まえたのよ!!」
シャロ「すごいですー!ココロちゃん、ネロのおじいちゃんみたいですー!」
小衣「あっはっはー!IQ1300の天才美少女安楽椅子警察官明智小衣にかかればこんなもんよ!!」
小衣(今日は最高ね…!家にいながらお手柄あげられるし、しかもアルセーヌ逮捕だし!)
小衣(誕生日プレゼントも貰えたし…)チラッ
シャロ「?」
小衣(こいつがいたから、アルセーヌを逮捕できたと言えなくもないわよね…)ジーッ
小衣「…ありがとねシャーロック」
シャロ「な、なんですか?突然…」
小衣「今日は、最高の誕生日だったわ」
小衣(主にアルセーヌを逮捕できた的な意味でね!)
シャロ「…なに言ってるんですかココロちゃん、まだ誕生日は終わってませんよ!騒ぎましょう!!」
小衣「……そうね!!」
5月1日 友達と誕生会!
今日は小衣の誕生日!友達が綺麗な聖杯をプレゼントに持ってきてくれたわ!
せっかくなのでその聖杯と友達と、小衣が写った写真をアップ♪
それに、今日はこの友達のおかげで大手柄もあげられたわ!(九割は小衣の実力だけど!)
来年の誕生日も、また一緒に過ごしてあげてもいいわよシャーロック!!
おしまい
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