アイリ「セイバー、朝ごはんよー」(129)

セイバー「おはようございます、今日の当番はあなたでしたか」

アイリ「違うわ、でも試したいことがあったから無理言って変わってもらったの♪」

セイバー「ぐぬぬ・・・抜かりました・・・」

アイリ「セイバー、もうできるから皆を呼んできてくれる?」

-道場-

キンキン!ドゴーン!

イリヤ「もうキリツグったら全然ダメじゃない」

切嗣「今のでもまずかったかい?結構意識してたんだけどなあ」

イリヤ「隙だらけだったのに攻撃しなかったでしょう?シロウはあの予備動作が克服点なんだからしっかり攻撃してあげなきゃだめ」

切嗣「そうは言ってもレバーはまずいと思うよ・・・立てるかい?」

士郎「ああ、ありがとう、今のでも充分きつかったけどな」

切嗣「士郎も強くなったから手加減が難しいんだ」

士郎「そんなお世辞言ったってしょうがないだろ」

イリヤ「シロウは切嗣に褒められるとすぐ照れるんだから」

士郎「そ、そんなんじゃないぞイリヤ、ただ俺はこの程度で・・・」

セイバー「おはようございます、朝食の用意が整いました」

切嗣「おや?もう朝ごはんかい?士郎がここにいるってことは朝食は・・・」

士郎「なんでも試したいことがあるって」

切嗣「そ、そうかだったのかい?あは、あはは・・・はあ」

-居間-

アイリ「見て、とっても美味しそうでしょう?特製の創作料理よ!」

士郎「基本がなってないのに創作料理・・・」

切嗣「なんだか全体的に赤黒いね」

イリヤ「内臓的ですごく美味しそうだわお母様」

アイリ「でしょ?味はともかくまず見た目から工夫してみたの、どうぞ召し上がれ」

切嗣「・・・」ジーッ

士郎「・・・」ジーッ

アイリ「まあ美味しい!味の方も完璧だわ!」パァア

イリヤ「本当!さすがお母様!」パァアア

キャスター「」ガタッ

セイバー「・・・」ジーッ

切嗣「士郎、食べないのかい?」

士郎「親父こそ・・・冷めちゃうんじゃないか」

切嗣「そもそもこれ温かいのか?・・・セイバー」

セイバー「・・・なんでしょうキリツグ」

切嗣「食べるんだ」

セイバー「・・・マスターより先に食べることは出来ません、キリツグが先に食べてください」

切嗣「いや毒見という言葉があってだな」

セイバー「随分とひどい言いようですね・・・ですが否定は出来ません」

切嗣「じゃあ先に食べてくれ」

セイバー「ぐぬぬ・・・シロウ!」

士郎「・・・食べるんだ」グッ

セイバー「最早ここまでですか・・・ふう・・・いざ!」モグモグ

切嗣「どうだい?」

セイバー「・・・無難に不味いです」

士郎「死にはしなさそうだな、鍛錬だと思って食べるか、うん不味い」

切嗣「まずっ・・・士郎、今後はアイリ一人でキッチンに立たせちゃいけないよ」

-遠坂家-

凛「おはよう・・・ふぁあああ」

桜「もう姉さんったら本当に朝弱すぎです」

凛「低血圧なのよ、ほっときなさい・・・」

桜「そんなんじゃ衛宮先輩の面倒は任せられませんね」

凛「な、なんで士郎が出てくるのよ!」

桜「赤くなった、血圧は上がりましたか?」ウフフ

凛「あんんたねえ・・・」

葵「凛?起きたの?顔を洗ってらっしゃい、桜は盛りつけてくれる?」

凛「おはようございますお母様」

桜「はい、このお皿でいいですか?」

葵「ええ、それと上の大きなお皿も・・・ちょっと高いわね」

ライダー「お任せを、サクラ、どうぞ」

桜「ありがとうライダー」

葵「ライダーさんは本当背が高くて羨ましいわ」

ライダー「いえ、背が高くて良いことなどありませんよ・・・」

桜「お母様!ライダーに背の話はダメだって・・・」

葵「あらそうだったわねごめんなさい」

時臣「やや、今日は和食なのかな?」

葵「はい、良いお味噌を頂いたので和食にしました」

時臣「ふむ、実に高貴な香りだ、さて私に手伝えることはあるかな?」

桜「ではお父様はお茶を淹れていただけますか?」

時臣「ではそうしよう」

葵「りーん!あの人も呼んできて頂戴」

凛「はーい・・・あいつらのことだからきっと」

アーチャー「呼んだかな?」

凛「うわっと来てたなら声かけなさいよ」

アーチャー「君があとから起きてきたのに随分ないい様だな」

凛「あんたみたいに毎朝日が昇る前から汗かく趣味はないのよ」

アーチャー「やれやれ、肉体を磨くことの大切さを」

凛「別に教えてもらわなくても結構よ、アンタみたいにムキムキになるつもりないし」

-教会-

カレン「♪」

ランサー「朝からこのパイプオルガンの音は重いぜ」

カレン「あらランサー、水やりはもう終わったのかしら」

ランサー「ああ、俺にかかれば水やりなんぞこの通りよ」

ギルガメッシュ「僕も手伝わされたんですけどね」

ランサー「チッ、余計なときに戻ってきやがって」

カレン「ほんとランサーったら見栄っ張り、小物臭がきつくて鼻が折れてしまいそう」

ランサー「小物とは何だ小物とは、俺様を誰だと」

カレン「噛ませ犬の槍使いでしょう?」

ランサー「なんだと!?いくらマスターでもそれは聞き捨てならねえ!!」ガタッ

ギルガメッシュ「はいはいどうどう」

綺礼「朝から騒がしいぞ、ここは教会だ静粛にしたまえ」

カレン「チッ・・・おはようございます」

綺礼「舌打ちとは随分な挨拶だな、そのような態度では私の教育が疑われてしますだろう?」

カレン「疑われて結構、それに舌打ちするのは貴方の前だけなのでご心配なく」

綺礼「父親に対してだけの愛情表現ということでいいのか?」

カレン「そのようなモノは持ちあわせておりません」

綺礼「クク、世の中にはツンデレというものがあってな」

カレン「あったとして一生デレは来ないのであしからず」

綺礼「デレが来たら吐き気で流石の私も昏倒してしまうかもしれんな」

ギルガメッシュ「はいはいどうどう」

バゼット「入りづらい」

アヴェンジャー「いや入れよめんどくせえ、いや入ってもめんどくせえけど」

ハサン「私なんか英雄王に水やり押し付けられてますからね、話題に上がりませんでしたが」

アヴェンジャー「で?終わったのか?」

ハサン「いや終わってませんけど」

バゼット「では手伝いましょう、アヴェンジャー貴方はあっちの方を」

アヴェンジャー「やだよめんどくさい」

バゼット「あなたは一度花を愛でるような生き方をしてみるべきです」

アヴェンジャー「花とかパズルで十分だし」

ハサン「あの、自分数いるんでやっときます・・・」

-間桐家-

臓硯「また体が腐ってきたやばい」

臓硯「・・・雁夜ぁ?」

雁夜「・・・」チーン

ランスロット「・・・ゴァ?」

臓硯「なんでお前実体化しとるんじゃ雁夜が死ぬじゃろうが」

ランスロット「・・・グォォ・・・」ホリョハイラナイゾ、ドウシ

雁夜「す・・・すごいぞバーサーカー・・・お前はゲームでも一位か・・・ゴフッ」

ランスロット「・・・」アナタノチームノカチデス!

雁夜「・・・あ、あれ?もう一回やるの?」

ランスロット「・・・」ビューティフォー

臓硯「・・・はあ何じゃこの家・・・死にたい、いや死にたくないけど」

-慎二の部屋-

慎二「僕しか跡取りいないのに全然魔術できない・・・」

慎二「知識ばっかり溜まってもどうしようもない」

慎二「弓道に現実逃避してたけど衛宮うますぎて俺がカス扱いだし」

慎二「っていうか僕あんまりいい性格じゃないから主人公格が来たらゴミ同然だし」

慎二「サーヴァントもいないし魔術もできないし弓道も衛宮にボロ負けで・・・」

慎二「こういう時可愛い妹とかいれば癒されるんだけどな」

慎二「何言ってるんだろう僕そんなことあるわけないのに」

慎二「死にたい・・・学校行こう」

-裏山-

龍之介「旦那ー!見てよこれスッゲー!!」ヒャッホォォオオ

キャスター「四つ葉のクローバーを見つけたのですか!さすがリュウノスケ!」

龍之介「これってすっげーレアなんでしょ?」

キャスター「それはもう、帰ったら押し花にしましょう」

龍之介「うん!またこれでコレクションがひとつ増えるよ旦那ぁ!」

キャスター「ふっふっふ・・・一つではありませんよリュウノスケ」

龍之介「へ?どういうこと?」

出たな元祖ほのぼの組その1

キャスター「じゃーん見てくださいウツボカズラです!!」

龍之介「?それってっすごいのか?旦那」

キャスター「それは凄いですよ、リュウノスケ、ちょっとここを触ってみてください」

龍之介「いいけど旦那、こんな草を触っても・・・!?」パク

キャスター「食虫植物といって虫を食べる草なのですよ!」

龍之介「すっげーきれい・・・すっげーよ!!すっげーっよ旦那ぁぁあ!!」ウッヒョオオオオオ

キャスター「まさに・・・?」

龍之介「最高に・・・・?」

龍之介・キャスター「Cooooooooooool!!!!!!!」ハイターッチ!

龍之介「旦那手の位置が高いってー!もう!」プンプン

キャスター「これはこれはすみません!」アッハッハッハ

ウツボカズラをハエトリソウと間違うキャスター可愛い

-柳洞寺-

葛木「裏山が騒がしいな」

キャス子「また虫取り少年かなにかでしょう」

葛木「ふむ、しかしキャスターこれは」

キャス子「は、はい?もしかして奥お口に合いませんでしたか?」

葛木「いや、上手くなったものだと思ってな」

キャス子「ほ、本当ですか!?」

葛木「さすが私の妻だ」

キャス子「宗一郎・・・様・・・やだもう宗一郎様ったら!!」バチコーン

葛木「はっはっはっ割りと力も強いのだな」ヒリヒリ

一成「宗一郎兄の棒読みの笑いは相変わらずだな・・・」

小次郎「人KONEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!」

-商店街-

ヘラクレス「♪」

リーゼリット「楽しそうだね」

セラ「楽しいもんですか、あのような者の使い魔のような真似を」

リーゼリット「でもイリヤにお願いされた」

セラ「ですから!仕方なく!商店街で!お野菜を・・・ってバーサーカー!!」

ヘラクレス「グオ?」

セラ「エネループはこの前買ったでしょう!?」

ヘラクレス「グオオオオアアアアア!!!」

セラ「わがまま言わない!お嬢様の言いつけを守りなさい!」

ヘラクレス「グググ・・・」

リーゼリット「セラ、ケチだね」

ヘラクレス「ゴア」

セラ「あああああもうこの二人とお使いは嫌ぁぁぁあああ」

-港-

ランサー「ったくあの教会はホンットろくな奴がいねえ!!最後の楽園、この港で」

子供1「あ、ギルギルだー!」

子供2「ギルギル釣りしよーよ」

子供3「アロハの人も赤い人もきてるよ釣りしよー?」

ギルガメッシュ「いいだろう雑種ども、ほら我の金の竿を貸してやるから自由に釣るといい!」

子供123「やったー!」

子供4「ギルー早くジャンプSQどこー?」

ギルガメッシュ「あれはお前にはまだ早い、サンデーでも読んでいろ」

アーチャー「騒がしいのがきたな」フッ

ギルガメッシュ「どこぞの贋作か、っと貴様、そのリールはス○ロングファイターⅤのゴールド!??」

アーチャー「気づいたか英雄王」ニヤ

ギルガメッシュ「貴様、それは我は宝物と名のつくものは我のものだと知っていてのことか?」

アーチャー「欲しければ俺より釣るといい」

子供5「でもそれ船釣り用じゃね?ここ防波堤だけど」

アーチャー「っせい!!!!」ビュオーーーーン

子供5「沖まで投げられるということか」

子供2「赤い兄ちゃんすっげー!!」

ギルガメッシュ「見てろよ我も・・・ッセイ!!!!」ビュオーーーン

子供2「ぎるぎるもすっげー!!」

ランサー「・・・うるせえええええ!!!」

子供7「お兄ちゃんうるさい」

ランサー「はい」

-マケドニア-

イスカンダル「ここがマケドニアで良いのだな・・・?」

ウェイバー「ああ、間違いないよここg」

イスカンダル「ついに!!!!ついに帰ってきた!!!民に余の帰還を知らせねばなるまい!!!」

ウェイバー「落ち着け落ち着けって!!今の時代でいきなりイスカンダルですけどとか言っても誰も信じないから!!」

イスカンダル「せっかく帰ってきたのに?」

軍勢「うおおおおおお!!故郷だああああ!!!」

ウェイバー「ちょっと!!王の軍勢漏れてる漏れてる!!!!」

イスカンダル「ああ、もともと心象風景を用意するのがきつい宝具だし故郷帰ってきたら自然に出るレベルだわ」

市民「きゃああああ!!?」

イスカンダル「王の凱旋であるぞ!!!!!!宴の用意をせーーーーい!!!!」

軍勢「うおおおおおおおおお!!!!」

ウェイバー「うわああああああ・・・・」

-裏山-

龍之介「殺人も楽しかったけどやっぱ押し花が一番だよなー!旦那!!!」

キャスター「ええそうとも!!押し花が最高にクールです!!!おや?」

龍之介「どうしたんだ旦那?」

キャスター「いえ、ちょっと、こんにちはー」

ケイネス「ああ、君たちか、今日も散策かな?」

龍之介「はい!今日は四つ葉のクローバーを探しに来てて!あ!もう見つけたんですけどね!」

キャスター「見せてあげましょうリュウノスケ!!」

龍之介「おじさんは今日もここでなにしてるんだ?」

ケイネス「妻は寝取られサーヴァントは離れて現実逃避をしに来ているんだよ」

龍之介「へー」

ケイネス「すっごいどうでもよさそうだね君」

キャスター「リュウノスケェェエエエエエエエエエエ!!!!!大変です!!!!!!!!」

龍之介「何があったんだ旦那ァアアアアアアアアアア!!!!」

ソラウ「ねえケイネス、車椅子だからって引きこもってちゃダメよ。
    そうだ今日は山の方へ散歩に行ってきたらどうかしら」

ランサー「我が主よ、このディルムッドがお伴しましょう!」

ソラウ「ランサーは私とお買い物に行きましょう」令呪キラッ

ケイネス「やはり令呪を渡すべきじゃなかった!」


こんな感じなんだろうな

キャスター「よつばのクローバーを落としてしまったようです・・・」

龍之介「なんてこったい!!!」

キャスター「私のせいです・・・私が・・・また大切な物を!!!こうして!!!敵の手に!!!」

龍之介「落ち着こう!落ち着こうよ旦那!また探せば」

キャスター「また見つけてもあの時の感動を秘めたクローバーはもう帰って来ません!!!」キェエエエエエ

ケイネス「・・・ヴォールメンハイドラグラム!!!」

水銀「はい」

ケイネス「彼らの四つ葉のクローバーを見つけてあげてくれ」

水銀「はい、ここらに3つほど見つけましたのですぐに」

ケイネス「違うんだよ!!!!!!!!」

水銀「は、はい!?」

ケイネス「いいか?新しいものを探すんじゃなくて失ったものを探すんだ」

水銀「ですが」

ケイネス「違うんだよ・・・頼む・・・さっきのクローバーじゃないと・・・失ったものは間に合ううちに取り戻すべきなんだ」

龍之介「すっげーおじさん!!ずっと前はただの鉄球みたいだったけど今じゃあどう見ても女の子じゃん!!」

キャスター「高度な魔術礼装ですね、しかしその女性はモデルはいるのですか?」

水銀「あ、はい、私はマスターの元」

ケイネス「言うな!!!!!」

水銀「・・・はい」

龍之介「なんだかわからないけどごめんな、おじさん」

ケイネス「いいんだ、それよりもほら、さっきのクローバーだ」

キャスター「おおお!!!」

龍之介「やったね旦那!!」

キャスター「なんとお礼を申し上げればよいか」

ケイネス「いいんだ、今の私には君たちを見ていることが幸せでね」

水銀「・・・」

ケイネス「行こうか・・・今の私に彼らはまぶしすぎる・・・」

水銀に……(´;ω;`)ブワッ

ケイネス「ここは確か・・・衛宮・・・ああ・・・アインツベルンの・・・いや・・・」

水銀「マスター?大丈夫ですか?」

ケイネス「ああ、彼らはあのあと何度か身寄りのない私に施しをくれた・・・」

水銀「今も放浪中ですけどね」

ケイネス「彼らはいるんだろうか・・・」ソー

-衛宮家-

切嗣「庭で焼き芋というのも乙なものだな!」

イリヤ「イリヤの分はまだー?ねーシロウったらー!」

士郎「待てって、この大きいのがほしいならもうちょっと待ってからだ」

イリヤ「はやくしてよねーもう」

アイリ「イリヤ、お姉さんでしょ?」

イリヤ「そーだけどシロウはお兄ちゃんだもん」

士郎「たしかにイリヤはお姉ちゃんって柄じゃないよなー」

イリヤ「もうシロウどういう意味よそれー!」

先生逃げろ!そこにいると優しくされるぞ!

ケイネス「庭のほうから声が聞こえるな・・・」

水銀「少し様子を見てみましょう」

士郎「ほら、イリヤは見た目がこう・・・可愛らしいから!」

切嗣「(いいぞ!士郎!乙女の扱いも上手くなったもんだ!)」

イリヤ「可愛らしいって結局幼いってことでしょ?もうシロウってばホント口下手よね」

アイリ「士郎くんは乙女の扱いが下手くそなのがいいんじゃない?」

イリヤ「たしかに一理あるわさすがお母様」

切嗣「僕ももしかして鈍感なのかな」

士郎「主人公だし仕方ないよ」

アイリ「でもキリツグのそんなところも含めて私は愛しているのよ」ダキッ

切嗣「おいおいアイリ、今の僕は幸せモードなんだからそんなことをされると素直に照れちゃうよ」

イリヤ「私だってシロウと幸せになるんだから!!」ダキッ

士郎「おいイリヤ!?くっつくなってー!」

ケイネス「・・・」

ケイネス「うわあああああああああああああああああああああああ」

ケイネス「あ・・・あああああ・・・・ああ」

切嗣「おや?お客さんかな?」

士郎「あ、お久しぶりですケイネスさん」

ケイネス「あ、ああ、うん・・・」

士郎「見てください先生の魔術礼装、俺投影できるようになりました!」ヴォールメンハイドラグラム!

ケイネス「すごいね・・・私の最高傑作だったんだけどね」

切嗣「士郎はホント投影魔術得意だからなー!」

士郎「でも俺これしかできないから・・・」

イリヤ「また照れてるー!」

士郎「違うって!」

アイリ「ケイネスさん、今日はいかがなさったんですか?良ければ上がっていってください^^」

ケイネス「しかし・・・」

士郎「また旅の話聞かせてよ先生!」

ケイネス「・・・」

水銀「マスター・・・」

一見何の変哲もない幸せなSSに見える
しかしその正体はケイネス先生の受難の人生を画いた感動の物語であった

駄目だ先生!ここで断らないとなし崩しに夕飯までご馳走になってしまう!

「でもあの先生理屈ばっかで実際の切った張ったは無理っぽいよねーwww」とか陰口叩かれたんだろ

ケイネス「私の最後のアイデンティティの魔術までこうも・・・」

士郎「先生?」

ケイネス「いやいいんだよ、他にも何かできるようになったのかい?」

士郎「疲れるんですけど固有結界とかエヌマ・エリシュ投影とかですかねー」

ケイネス「ワロス」

士郎「あと一瞬ですけど人物も投影できるようになったんです!」

ケイネス「すげーなもうお前一人fateでじゃん」

士郎「ただその近くに聖遺物のような縁のものがないときついんですけどね」

ケイネス「聖杯でさえそうだからね、自由に出せたらヤバイよね」

士郎「投影開始!!」ズゴゴゴゴゴ

ケイネス「まさか私を題材に召喚を!?」



そのうち士郎戦争になるな

士郎「ディルムッド位なら出せそうっす・・・!!!」

ケイネス「やめてください死んでしまいます」

イリヤ「シロウは今日はもう魔力使いまくったから自重しなさい」

士郎「それもそうだな」

ケイネス「君たちが元気そうで何よりだよ、それじゃあこのへんで」

士郎「先生、もう日も暮れてきたんで泊まってってくださいよ!」

ケイネス「しかしだね」

切嗣「構いませんよ、士郎も先生に久しぶりにあえてはしゃいでるんです」

ケイネス「そ、そうなの?」

アイリ「部屋ならたくさんありますから、お食事は和食でも構いませんか?」

ケイネス「あ、はい・・・ではお世話になるよ」

士郎「また魔術のこと教えて欲しいんだ先生!」

ケイネス「もちろんだとも」

水銀「マスター」

ケイネス「ああ、心が満たされるよ、たとえ一時のことと知っていてもね」

-教会-

カレン「駄犬ども、今日は外食よ」

アヴェンジャー「やったぜー!」

バゼット「牛丼がいいです牛丼」

ランサー「おっさんくせえな、俺は焼肉が食いてえ」

バゼット「貴方も十分おっさん臭いじゃないですか」

綺礼「私は麻婆豆腐が食べたいのだが」

カレン「麻婆豆腐以外の何かを食べに行きましょう」

綺礼「麻婆豆腐に関してはあまり私を怒らせないほうがいい」

カレン「御黙りなさいダニ神父」セイガイフー

ギルガメッシュ「僕はなんでもいいんですけどね、やっぱりワインは飲みたいです」

カレン「さてどうしましょうか困りましたね」

アヴェンジャー「じゃあファミレスでよくね」

カレン「じゃあガ○トにしましょう」

綺礼「せめてバーミ○ン・・・」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom