サトシ「ここがパワフル高校か・・・」(173)

サトシ「さてと今日から俺も高校生だ」

サトシ「流石に母さんに泣きながら高校だけでも出てちょうだいなんて言われたら断れないなwww」

サトシ「まあいいか3年くらいすぐに終わるだろ」

サトシ「さて・・・俺の教室はっと・・・」

「危ない!」

コツーン!!

サトシ「痛たた・・・一体なんだってんだよ」

コロコロ

サトシ(なんだこれ?白いモンスターボールなんて初めて見た・・・)

パワプロ「ごめんよ大丈夫?」

パワプロ「矢部くん!だから廊下でキャッチボールは危ないって言ったじゃないか」

矢部「あれはパワプロ君が取らないから悪いでやんす!」

パワプロ「何をー!天井に当たるようなボール投げる矢部くんが悪いんじゃないか!」

矢部「違うでやんす!!パワプロ君が悪いでやんす!!」

ガミガミ!!

サトシ「・・・いや謝れよ」

サトシのやる気が1下がった

パワプロ&矢部「ごめんなさい」

サトシ「いやいいよ」

パワプロ「あっもしかして君もここの教室かい?」

サトシ「そうだぜ!俺はマサラタウンのサトシ!君たちは?」

パワプロ「俺はパワプロ。こっちは親友の矢部くんだよ」

矢部「よろしくでやんす!!パワプロ君とはさっき会ったばっかりだけどもう親友でやんす!!」

サトシ(なんか変な2人組だな・・・)

サトシ「そういや君達変わったモンスターボールを使うんだな。俺白いモンスターボールなんて初めて見たぜ」

パワプロ「?」

矢部「モンスターボールってなんでやんすか?これは野球ボールでやんすよ」

サトシ「やきうぼーる?なんだそれ?新しいモンスターボールの名前かなんか?」

パワプロ「もしかしてサトシ君は野球知らないの?」

サトシ「ああ・・・」

矢部「それは人生損してるでやんす!サトシ君は今すぐ野球をやるべきでやんす!!」

サトシ「その野球ってのは新しいポケモンに関する何かなのか?」

パワプロ「いやポケモンってな・・・矢部「そうでやんす!!ポケモンでやんす!!だから放課後グラウンドで待ってるでやんす!!」

サトシ「そうかわかったぜ!!」

そんなこんなで俺の高校初めての友達は変な帽子と服を常につけた眼鏡と特徴のない青年2人だった

サトシ「・・・いつのまにか俺もこの変な服装に」

サトシ「そしてこの棒はなんなんだ?」

パワプロ「それはバットって言うんだよ」

サトシ「ばっと?なんかズバットに似た名前だけど関係でもあるのか?」

パワプロ「ずばっと?まあ確かにピッチャーが投げたボールが良かったらそんな風に言ったりするかな?」

サトシ「へーこっちの地方はトレーナーの事をピッチャーって呼ぶんだな。勉強なったぜ。ありがとうパワプロ」

パワプロ「ど、どういたしまして・・・」

パワプロ(トレーナーとピッチャーってまったく別もんだよな。分からないサトシ君の考えが俺には分からない)

パワプロ(ああああああ分からない)

パワプロは不眠症になった

矢部「いいからとっとと始めるでやんすよパワプロ君!」

パワプロ「あっ!・・・ああ!」

矢部「じゃあサトシ君今からパワプロ君がボールを投げるでやんすからそれをそのバットでおもいっきり打つでやんす!」

サトシ「ええ!?モンスターボールをこのバットで打つのか!!」

サトシ「それって潰れたりしないかな?あれ精密機械だろ?」

矢部「・・・サトシ君ボールはそう簡単に潰れないでやんす」

サトシ「そうなのか?俺棒で打ったことないから知らなかったぜ!」

サトシ「そういやあのボール空なんだよな?流石に入ってたら可哀想だろ?」

矢部「ボールが空なはずないでやんす」

サトシ「は?」

サトシ「いやいや矢部待てってそれはダメだろ」

サトシ「そんな非道な事なんてロケット団すらしないぜ?」

矢部「ロケット団ってなんでやんすか?草野球チームかなんかの名前でやんすか?それより始めるでやんすよ」

サトシ「駄目だ!それは俺のトレーナーとしてのプライドが許さない!」

サトシ「そんなのいくらなんでも中のポケモンが可哀想だ!」

矢部「ポケモンなんて入ってないでやんす!!入ってるのはコルクでやんす!!」

サトシ「コルク?なんでそんなのボールの中に入れてるんだ?」

矢部「そんな理屈なんて知らないでやんす!」

サトシ「そもそもあれってポケモン以外入るのか知らなかったぜ」

矢部「ムキー!!入るに決まってるでやんす!!さっさと始めるでやんす!!」

サトシ「矢部ありがとう勉強になったぜ!」

パワプロ「・・・なんだろうこのマウンドでの疎外感」

パワプロのやる気が1下がった

サトシ「よしポケモンが入ってないなら気がねなく打てるぜ!」

パワプロ(まあ相手は初心者だしな最初は軽く投げようか・・・)

パワプロ「いくよ~!」

サトシ「おっとと・・・」

ぶぉぉん!!

パワプロ&矢部「!!!!!」

パワプロ(なんてスイングだ・・・)

矢部(とても素人の振りに見えないでやんす)

パワプロ(よく見てみれば引き締まった身体で無駄に肉など一切なく素晴らしい筋肉)

矢部(そして何よりこの体幹・・・あれだけのスイングをしたのに軸が一切ぶれてないでやんす)

パワプロ「・・・もしかしてサトシ君って何かスポーツしてたの?」

サトシ「してないぜ!でも10歳の頃から高校入るまで毎日歩き旅はしてたかな?」

矢部「ど、どれくらい歩いてたんでやんすか?」

サトシ「んー分からないけどまあオレンジ諸島とか色々行ったなぁ」

パワプロ&矢部(オレンジ?・・・海外までだと!!)

サトシ「しかし普段は投げるのがメインだから打つってなるとなかなか当たらないなwww」

パワプロ&矢部「なん・・だと・・・」

矢部「サトシ君は投げる方が得意なんでやんすか!!」

サトシ「?ああそりゃポケモントレーナー目指してるなら投げるだろ」

サトシ「こう見えても投げるのには自信あるんだぜwww」

パワプロ「矢部くん・・・」

矢部「・・・そうでやんすね」

パワプロ「サトシ君」

パワプロ「ちょっと投げてみてくれなかな?」

サトシ「いいぜどこにだ?」

パワプロ「俺に向かって投げて来てよ!」

サトシ「おいおいモンスターボールは
ポケモンをゲットするためであって人間に投げたら駄目だろ」

矢部「いいから投げてみるでやんす!」

サトシ「わ、わかったよ」

サトシ(そういや人間って捕まえられるのかな?)

サトシ(そういやこれどうしたらいいんだろ?そういやコルク入ってるって言ってたしな)

サトシ(よし!)

サトシ「コルク、君に決めた!!」

サトシのその独特かつ豪快なフォームが2人を驚愕させる

パワプロ&矢部(サ、サイドスロー!!)

ビシュ!!

ズバァァン!!

パワプロ(は、速い!!)

矢部(しかも構えた所に寸分狂いなく・・・)

サトシ能力

スピード148キロ
スタミナS
コントロールS

ミートG
パワーS
走力S
肩力S
守備G

サトシ「パワプロ、ゲットだぜ!」

サトシ「ってやっぱり人間にモンスターボールは使えないんだな」

サトシ「ゲットできなかった・・・」

パワプロ「矢部くん!」

矢部「パワプロ君!」

パワプロ&矢部「優勝できちゃうぞ!!」

~その頃~

あかつき高校

猪狩「誰だい君は?」

グリーン「お前こそ誰だよ」

んそうだシゲルって名前あったなごめん
シゲルっさで頼んだ

矢部「なんやかんやでサトシ君の入部が決まったでやんす」

パワプロ「よろしくサトシ君!」

サトシ「よろしく頼むぜ!」

矢部「パワプロ君!一つまだ大事な事を忘れてるでやんす!」

パワプロ「なんだい?矢部くん」

矢部「マ」

矢部「ネ」

矢部「ー」

矢部「ジャ」

矢部「ー」

パワプロ「!!」

パワプロ「そうだ!忘れてたよ矢部くん!ありがとう!!」

矢部「全然いいでやんす!高校生活をムフフにするのに必要でやんす」

サトシ「なんだマネージャー探してるのか?ならいいやつ知ってるぜ!」

パワプロ&矢部「!!」

パワプロ「ほ、本当かい!!サトシ君」

矢部「本当でやんすか?」

サトシ「ああ」

サトシ「なんだったら今から連絡つけようか?」

パワプロ「ありがとう!サトシ君は本当いいやつだ」

サトシ「おう久しぶりだな・・・タケシ・・・」

サトシ「ああマネージャーやってくれないか?」

タケシ「突然だし何よりちょっと待て。お前俺の年齢知ってるだろ?」

タケシ「そりゃ無理ってもんだ」

タケシ「考えてみろ俺はお前の5つ上だぞ?無理だな」

サトシ「なぁ~そう言うなよ」

サトシ「お前そういうの得意だろ?」

タケシ「無理だって俺はもう高校卒業してるし」

サトシ「・・・留年」ボソッ

タケシ「」ピクッ

んーぶっちゃけ叩かれると思ってたから書き溜めもしてないorz

すまん
寝てしまってた
保守ありがとう
頑張るよ俺

サトシ「タケシ俺は知ってるんだぜ」

サトシ「お前が旅に出たせいで出席日数がたりずに留年」

サトシ「しかもそれが原因でクラスに馴染めず退学までやっちまったんだろ?」

タケシ「」

サトシ「そしてお前が今パワフル高校の通信制に通ってる事もな」

タケシ「」

サトシ「なあタケシ・・・俺は今はやきうという新しいやり方でポケモンマスター目指してるんだ」

サトシ「でもそれは斬新すぎて俺は今どうしたらいいか分からない」

サトシ「でもお前がいれば俺はポケモンマスターになれると思うんだ」

サトシ「いつも一緒にいてくれたタケシお前なら」

サトシ「さあタケシ・・・俺と一緒にポケモンマスター目指そうぜ!」

タケシ「サトシ・・・」

サトシ「そんな訳でマネージャー連れて来たぜ!!」

カスミ「カスミです!よろしくお願いします!」

矢部「やったでやんす!美少女でやんす!


カスミ「美少女だなんて・・・そんなの分かってるわねメガネ君」

矢部「オイラは出来る人間でやんすから!」

パワプロ「え?さっきのタケシ君って人は?」

サトシ「なんかカスミ誘ったら「昔の仲間には今の俺は知られたくないんだ!」って言って逃げちまったぜ」

サトシ「で俺も考えたけどタケシかカスミだったらカスミの方がいいと思ってな」

サトシ「あいつ男だし」

サトシ「まあだから放置しとくよ」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの007さん   2013年11月13日 (水) 16:22:50   ID: XTwYGvrp

サトシ守備以外強すぎバイ

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