まどか「眠れないよほむらちゃん…」ほむら「はい、膝枕」(445)

まどか「ウェヒ…ありがと、ほむらちゃん」

さやか「残念さやかちゃんでした!」

まどか「………」

ほむら「睡眠は大事よ。あなたにもしものことがあっては困るもの」

まどか「うん…でもほむらちゃんがお泊まりしてるって意識してたら、眠れなくなっちゃった」

ほむら「気にする必要はないわ」

ほむら「安心して眠りなさい、まどか」

まどか「ほむらちゃんの膝枕ってなんか気持ちいいね」

ほむら「そう言ってもらえるなんて光栄ね」

まどか「すごくあったかくて、私がいつも使ってる枕よりも柔らかくて」

まどか「なんか…緊張して眠れなかったのが嘘みたい…ふぁ」

ほむら「いい子ね」

まどか「ねえほむらちゃん…」

ほむら「何かしら」

まどか「私は眠れそうだけど…」

まどか「これだと、ほむらちゃんが眠れないんじゃ…」

ほむら「私のことは気にしないで」

ほむら「魔法少女だもの、一晩くらい寝なくても平気よ」

まどか「そ、そんなの悪いよぉ…」

ほむら「気にしないでって言っているでしょう」

ほむら「それを気にしている時間があるなら、羊でも数えてなさい」

ほむら「英語で数えないと意味がないという説もあるようだけれど」

まどか「そうなの?」

ほむら「Sheepの発音が寝息の擬音語に似ているそうよ」

まどか「そ、そうなんだ…物知りだね、ほむらちゃん」

ほむら「大したことではないわ」

まどか「ウェヒヒ…ううん、ほむらちゃんはやっぱりすごいよ」

まどか「すっごくかっこいいな…」

ほむら「ぁ…」

まどか「?…どうしたの、ほむらちゃん…」

ほむら「…っ!なんでもないわ」

まどか「やっぱり足…痺れてきてるんじゃ…」

ほむら「そんなことはないわ」

まどか「つんつん」

ほむら「きゃっ!?」

まどか「わっ!?っと…ウェヒヒ、ごめんつい…」

ほむら「何をするのまどか…思わず飛び上がりかけたわ」

ほむら「まどかのこと、振り落としかけてしまった…」

まどか「ごめんねほむらちゃん…でも、痺れてきついなら素直に言ってね」

まどか「これでも保健委員なんだから…ね?」

ほむら「わかったわ」

ほむら「でも私は、あなたに膝枕するくらいで参るほどやわでもない」

ほむら「だから安心して眠りなさい、まどか」

まどか「うん…おやすみ、ほむらちゃん」

ほむら「…」ジー

まどか(うぅ…)

まどか(ほむらちゃんの視線が気になってねむれないよぉ…)

ほむら(…寝付いたかしら?)

ほむら(太ももから伝わるまどかのあたたかさ、呼吸…)

ほむら(まさに至福のひとときね)

ほむら(まどかが生きてるってすごく実感できる…)

ほむら(膝枕…なんて素晴らしいの…)ウルウル

まどか(…ほむらちゃん、私の髪を撫でてる)

まどか(どうしてかな)

まどか(今のほむらちゃん、なんかすっごく幸せそう…)

まどか(…もうちょっと寝たふりしてみよ…)

おはよ

ほむら(あぁ…予想はしてたけれどなんていい手触りなの、まどか…)ナデナデ

ほむら(ゆっくりお休みなさい、まどか…)ナデナデ

ほむら「…なんだか、私も眠たくなってきたわね…」

ほむら「…」

ほむら「…」コックリ

ほむら「…はっ、いけない!」

まどか(…かわいい)

ほむら(今私が寝てしまったら…まどかの上に倒れ込んだり)

ほむら(膝枕を崩してまどかを起こしてしまうわ…!)

ほむら(頑張るのよ、私…!)

まどか(ほむらちゃん…)

ほむら(そうよ…まどかの寝顔見てたら眠気なんて…)

ほむら「…」ジー

まどか(うぅ…)

ほむら「…」フニャ

ほむら「…」ウツラウツラ

ほむら「…!」ピシ

まどか「…くす」

まどか「ウェヒ…ウェヘヘヘ、ほ、ほむらちゃん…」

ほむら「まどか!まさかあなた、ずっと起きて…!」

まどか「無理はよくないよ、ほむらちゃん」

ほむら「…!」カアア

まどか「だから、ほら…」

まどか「ちゃんと一緒に寝ようよ」

ほむら「そ、そんな…」

まどか「ほら、横になって」クイ

コロン、ドサ

ほむら「あ…」

まどか「ウェヒ…ほむらちゃんと添い寝」

ほむら「だ、だめよまどか…」

ほむら「私まで眠ってしまったら、誰が眠ってるあなたを守るの!?」

まどか「心配しすぎだよほむらちゃん…」

まどか「私は、ほむらちゃんが寝不足になって魔女にやられちゃう方が心配だよ?」

ほむら「まどか…」

ごめんここでおっちゃん出勤するわ

まどか「だからほむらちゃん、ちゃんと横になって寝ようね?」

ほむら「え、ええ…まどかがそう言うなら…」

まどか「うん、いい子いい子」

ほむら「ちょっとぉ…」

まどか「ウェヒヒ…」

ほむら(まどか…こうしてるといい匂いね…)

まどか「すっごく眠そうだったよねほむらちゃん」

ほむら「そ、そこまででもないわ。魔法少女って…」

まどか「魔法少女でも、ほむらちゃんは普通の女の子だよ」

まどか「無理は…してほしくない」

ほむら「…」

まどか「それにね、ほむらちゃんの寝顔もとっても可愛いなって」ニコ

ほむら「や、やっぱりみ、みたのかしら」

まどか「うん…ごめんね」

ほむら「なんてこと…不覚だったわ」

まどか「そんなに恥ずかしがらなくてもいいよ、すっごく可愛かったよ」

ほむら「あなたには及ばないわ…」ボソ

まどか「え?」

ほむら「なんでもないわ、忘れなさい」

昼休み終了のお知らせ

ほむほむ

そういえばなんでウェヒヒなの?
作中で言ってたっけ?

>>146
悠木のテヘヘがそう聞こえる
あとティヒヒにも

>>151
なるほど
ありがとう

残業?

すまんな…別に残業でなくとも帰宅は22時頃がデフォなのだ

>>160
いたのか!
仕事がんばれ

ほむまど

微レ存?

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

(´・ω・`)

ぬるぽ

(`・ω・´)

_(:3」∠)_

保守

ほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほ
ほむほうほむほむほむほむほむほむほむぬるぽほむほむほむほむほむほむほむほむ
ほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほ

>>212
ガッ!

ぽるぬ

>>1はまだか

残っている…だと…

>>220
頑張ったよ!

まどか「ティヒ…ほむらちゃん、変なの」

ほむら「もぅ…忘れなさいと言っているでしょう」

まどか「うん、ごめんねほむらちゃん…でもこれだけは言わせて」

ほむら「何かしら」

まどか「ほむらちゃんの寝顔は私なんかより…ううん、世界中のどの女の子の寝顔より可愛いよ!」

ほむら「はぅ…///」

ほむら「か、からかうのはよして」

まどか「ううん、からかってなんてないよ」

まどか「だからね、私、ほむらちゃんと添い寝できるの、とっても嬉しいんだ」

まどか「ほむらちゃん一人暮らしだし、ほむらちゃんの寝顔はこの時点じゃ私だけのものなんだって」

まどか「そんなこと考えてたら…ドキドキして眠れなくなっちゃった」

ほむら「…っ」

ほむら「ば、ばかなこと言ってないで、ね、眠りなさいよ…」

まどか「うん…ほむらちゃんが手、繋いでてくれたら」

ほむら「仕方ないわね…は、はい…」ソーッ

まどか「わぁ…ありがとほむらちゃん!」ギュッ

ほむら「ぅぅ…これで満足かしら」

まどか「うん…ほむらちゃんの手、ちっちゃいね」

ほむら「そうかしら?あまり変わらない気がするけれど…」ドキドキ

ほむら(あああ…まどか…なんてあったかくて、優しさに溢れた手なの…!)

まどか「ちっちゃくて、あったかくて、そしてとっても…」

まどか「私のこと、大切に思ってくれてるの…伝わってくるよ」

ほむら「まどかぁ…」

まどか「ふふ、これでゆっくり眠れそうだよ…」

まどか「こんどこそお休み、ほむらちゃん」

ほむら「お、おやすみなさい、まどか」

まどか「すぅ…すぅ…」

ほむら(この体勢…)

ほむら(まどかの吐息が顔にかかって…)

ほむら(完全に目が冴えてしまったわ)

ほむら(最初の予定通り…まどかの寝顔を見ながら過ごしましょう)

まどか「すやすや…」Zzz

ほむら(いびきもかかなければ、寝言も言わない)

ほむら(さすがねまどか…お行儀がいいわ)

ほむら(…)

ほむら(…暇ね)

はよ

まどか「ふにゃ…ほむらちゃん…」

ほむら「!?」

まどか「すぅ…すぅ…」Zzz....

ほむら「まどか…夢で私と…?」

まどか「…ふみゅ」ギュー

ほむら(私の手をぎゅって…)

ほむら(まどかの夢の中の私…いったいまどかと何をしているの?)

ほむら(うらやましいわ…)

HP 0

まだ残っている…だと…?

まどか「うーん…ほむらちゃんのえっちぃ…」モゾモゾ

ほむら「!!!」

まどか「すぅ…すぅ…」

ほむら(あぁ…き、気になる…!)

ほむら(でも…)

ほむら(まどかの口元が笑ってる…そんなに嫌じゃないのかしらね)

ほむら(手も離す気配はないし…)ギュ

ほむら(も、もうちょっと…まどかに近づいても、いいのかしら)ソローッ

ただいま
いったい何がお前らをここまでさせるのか…

ほむら(こ、こんなに近づいてしまった…)

ほむら(脚なんて当たってるじゃない)

ほむら(まどか…もう、なんてあったかいの)

ほむら(…)

ほむら「抱き枕って…抱いて眠ると気持ちいいんですってね…」

ほむら「まどか…!」ジリジリ

まどか「うーん…」モゾッ

ほむら「!」

まどか「ふみゅ…」ピト

ほむら「あ…」

ほむら(まどかの方から…抱かれに来た?)

ほむら「まどか…」

ほむら「あなたが魅力的すぎるのが悪いのよ…」ソロソロ

ギュー

ほむら「~~っ!!」

まどか「ウェヒ…」

ほむら「あ…」

まどか「ほむらちゃん、つっかまえた」

ほむら「ちょ、ちょっと、起きているなんてずるいわ!」

まどか「なにがずるいのかな?ほむらちゃん」

まどか「こっそり近づいて、どうする気だったのかな?」

ほむら「そ、それは…!」

ほむら「まどかを…抱き枕みたいに…」

まどか「こう?」ギュー

ほむら「あ…」

まどか「ほむらちゃんあったかくて気持ちいいよ…」スリスリ

ほむら「ま、まどか!?」

まどか「それにね、ほむらちゃん、私の匂いが好きみたいだけど」

ほむら「うっ…!」

まどか「私からみたほむらちゃんもね、すごくいい匂いがするよ」クンクン

ほむら「か、嗅がないで…」

まどか「ティヘ…おあいこ」

ほむら「ねえまどか…」

まどか「なぁに、ほむらちゃん」スリスリ

ほむら「きゃっ…」

まどか「ほっぺたもつるつるだね、ほむらちゃん」

まどか「んっ」チュ

ほむら「ふあ…」

まどか「ウェヒヒ…やっちゃった」

ほむら「もう、まどかぁ…」ウルウル

まどか「あっ、ごめん、そういや何て言おうとしてたの、ほむらちゃん」

ほむら「…いいわ」

まどか「え?」

ほむら「確認したいと思ったことがあったのだけれど」

ほむら「もう確認の必要はなくなったわ…」

まどか「えー、気になるよぉほむらちゃん」

ほむら「い、言わせる気かしら…」

まどか「うん、言って欲しいな」

まどか「ほむらちゃんの口から、ちゃんと」

ほむら「わ、わかってるんでしょう?本当は?」

まどか「えー、わかんないよぉ言ってくれなきゃ…」

まどか「だって私、愚かだもんね」

ほむら「っ…あの時は悪かったわ…」

まどか「ううん、気にしてないよ」

まどか「でも、気にしない代わりに…」

まどか「言おうとしてたことは、ちゃんと言ってほしいなって」

ほむら「くっ…」

まどか「そんなに緊張しないで、リラックスだよほむらちゃん」

ほむら「ま、まどかはその…」

ほむら「わ、私のこと、好きでいてくれるのかしら…」

ほむら「私は…世界で一番、あ、あなたのことがす、す、好きなんだけれど…」

まどか「ウェヒヒ!やったぁ!」ムギュー

ほむら「く、くるし…」

まどか「うん、好きだよほむらちゃん…大好き!」

まどか「えい」チュ

ほむら「ま、またぁ…」

まどか「ほむらちゃんのほっぺた、ついついキスしたくなるんだよ?」

まどか「すべすべしてて、とってもきれいだよ!」

ほむら「まどか…その」

ほむら「ほっぺただけじゃなくて…」

まどか「うん…いいよ」

まどか「ん…」

ほむら「あ…ああぁ…」

ほむら「んっ!」

チュ

まどか「~~~っ」チュー

ほむら「~~~っ!」チュー

まどか「ぷはっ」

ほむら「ま、まどかぁ…」

ほむら「ありがと…ありがとぉ…」ポロポロ

まどか「ティヘ、よしよし」ナデナデ

まどか「なんか…ついに一線越えちゃったね」

ほむら「わ、わたしは、う、嬉しぐて…うええええん…」ギュー

まどか「あはっ…ほむらちゃん泣き虫~」ギュー

チュン・・・チュン・・・

まどか「あ…なんか明るくなってきちゃったね」

ほむら「ん…」ギュー

まどか「ウェヒ…甘えんぼさん」

まどか「結局、二人とも全然寝てないよ…」

ほむら「…まどか」

まどか「なに?ほむらちゃん」

ほむら「これ、夢じゃないよね…まどかに好きって言ってもらえて、それで…キスして」

ほむら「今眠って、次起きた時…これ、夢になってないよね…?」

まどか「ウェヒヒヒ…当り前だよほむらちゃん」

まどか「私がほむらちゃんのこと好きなの、絶対揺るがないから」

まどか「だから、安心して?」

ほむら「まどかぁ…ぐすん、ありがと…」

ほむら「ふぁ…」

まどか「ふぁ…」

ほむら「…うつったわね」

まどか「ウェヒヒ…ね、ほむらちゃん」

まどか「寝よっか、こんな時間だけど、今日はお休みだし」

ほむら「ふふ…そうね」

ほむら「でもこれだけは約束して…次起きたら、まどかも私の傍にいて」

ほむら「それで、それから一緒に遊びに行くの」

ほむら「絶対、守ってもらうわ」

まどか「お安い御用だよほむらちゃん…んー、眠い…」

ほむら「じゃあ改めて…」

まどか「うん、おやすみほむらちゃん」

ほむら「おやすみ、まどか」

まどほむ「すぅ…すぅ…」Zzzz......


知久「仲良く寝ているね…」

詢子「いいじゃんいいじゃん!はぁ…私も昔を思い出すわぁ…」

知久「ええっ!?」

詢子「しーっ、あの子たちが起きちまうだろ」

詢子「いいねぇ…仲良きことは美しきかな」

知久「うん、そうだね」

知久「なら僕らは美しいものを壊さぬよう、温かく見守ってあげるか」

詢子「ああ・・・さ、邪魔しちゃ悪いな」

バタン


おわり

改めて思ったけど、おまえらほんとまどほむ好きだな
それでは、機会があればまた会いましょう

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