鳴「今年の『いないもの』、私なんすよwwwwwwwww」(293)

久保寺「今日は転校生を紹介します」

恒一「榊原恒一です」

鳴「」ガタッ

勅使河原「」ガタッ

高木「」ガタッ


鳴・勅・高「「「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」」


恒一「!?なっ……?」

鳴「サカキバラwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「パねえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

高木「うえぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

恒一「」ウッ

鳴「マジサカキバラwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww?」

勅使河原「マジサカキバラwwwwwwwwwwwwwwwwwwww!」

高木「パネェガチサカキバラwwwwwwwwwwwwwwwwwww!!」

恒一「……!」

鳴「マジっすかwwwwwwwサカキバラさんすかwwwwwwwwwww?」

勅使河原「やっべwwwwwwwサカキバラさんなんすかwwwwwwwwww?」

高木「サカキバラさんチィッスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴・勅「「チィッスwwwwwwwww」」

恒一「(こいつら……!)」ハァハァ

久保寺「……榊原君」

恒一「先生……」

久保寺「いきなりどうしました?」

恒一「えっ?」

恒一「(なんだ、一体何が起こっているんだ……)」

恒一「(あの後、なんとか体調を崩さずにどうにかなったけれど……)」

恒一「(……先生は騒いでいる彼らをまるでいないものであるかのように接した……)」

恒一「他の生徒も……誰も彼らを止めようとしない……)」

恒一「(必死で彼らに耐えている風でもなく、むしろ……)」

恒一「まるで……いないものみたい扱っていた」

鳴「!?」

勅使河原「あわわわわわわわ」

高木「……ふんぬっ!」

恒一「!?なっ!?」

鳴・勅「「ふんぬwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」

高木「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴「ちょっいっくんwwwwwwwwふんぬっってなんスかwwwwwww」

勅使河原「空気読んでwwwwwwお願いwwwwwwwwwwwww」

高木「マジごめんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

恒一「なっ、なんで三人が!?」

鳴「ちょっwwwwwwwwwwこれ良いのwwwwwwwww?」

勅使河原「完全にアウトっしょwwwwwwwwwwwwwww」

高木「ちょっサカキバラさんマジ半端ないっすwwwwwwwww流石wwwwwwwwww」

恒一「……なんなんだよお前ら!!」

鳴・勅・高「「「!?」」」

恒一「人の事を馬鹿にしてきやがっ――鳴・勅・高「「「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」」
何が可笑しいんだよ!!」

鳴「落ち着いてwwwwwwサカキバラさん落ち着いてwwwwwwwwww」

勅使河原「やべえwwwwwwwこれ死んだわwwwwwwwwwww」

高木「サカキバラさん流石っすwwwwwww」

恒一「――人の話聞けよ!!」

久保寺「榊原君」

恒一「先生っ!」

恒一「(くっ……この人に相談してどうにかなるのか?さっきだって流して、
彼らを平然と無視するような教師だ……注意されたのだって……なんで僕だけ――)」

久保寺「こんなところで、独りで何をしているんですか?」

恒一「――えっ?」

鳴・勅・高「「「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」」

久保寺「早く教室に戻りなさい。もうすぐ、授業が始まりますよ」スタスタ

恒一「……?」チラッ

鳴「あwwwなんすかwww?何ガン見してんすかサカキバラさんwww!?」

勅使河原「おいメーちゃんwwwwww何サカキバラさんに喧嘩売ってんだよwwwwww」

高木「やべぇwwwwメーちゃん五月の死者な予感wwwwww」

鳴「サカキバラさんwwwwやるってんなら本気で行きますよwwww」シュルッ

勅使河原「ちょっwwwwwwww」

高木「パネェwwwwメーちゃんが眼帯外したwwwwww本気モードだwwwwサカキバラさんも現象さんも死ぬわwwwww」

鳴「さぁwwwwサカキバラさんwwwwどっからでも来てくださいよwwwwワンパンで沈めてやりますからwwwww」

勅使河原「メーちゃん調子乗り過ぎwwww死亡フラグビンビンwwwww」

恒一「なんなんだよ……」

高木「俺が説明しますよwwwwメーちゃんwww実は義眼なんすよwwww」

鳴「小っちゃい頃ママがくれたのwwww」

勅使河原「マwwwwwマwwwwww」

高木「メーちゃん可愛いwwwwwwww」

鳴「だろう?」キリッ

鳴・勅・高「「「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」」

恒一「……」

恒一「(それから、クラスで何が行われているのかを詳らかに聞いた)」

恒一「(夜見北中学の三年三組に一人だけ死者が紛れ込む現象と、それによって
三年三組内の二親等内の人間に災厄が訪れるということ)」

恒一「(そして)」


鳴「今年の『いないもの』、あたしなんすよwwwwww」

勅使河原「俺もwwwwww」

高木「HEY!OREOREOREMO!!」

鳴「ちょっwwwwいっくんwwwwww」

勅使河原「何ラップ刻んでんのよwwwww」

鳴「まぁそういうわけっすよwwww解かりましたかサカキバラさんwwww?」

恒一「うん……」

勅使河原「これで命だけは勘弁でwwwww」

恒一「別に……僕は人を殺したりしないよ」

高木「またまたwwwww」

恒一「……」

恒一「……明らかに人選ミスだろ……」フゥ

鳴「転校初日で赤沢さんdisるとか半端ないっすサカキバラさんwwwwww」

恒一「赤沢さん?」

鳴「あっやべっwwwww」

勅使河原「ちょっwwwメーちゃんwwwwwそれはまずいってwwww」

高木「wwwwww」

恒一「なっ、何が……?何か、そんなまずいの、その赤沢さんって……」

鳴「……えぇ、そりゃぁ……もう……」

恒一「(いきなり沈んだ)」

勅使河原「そっすね……うちのガッコで……サカキバラさんとタメ張れるったら……まぁ、赤沢さんくらいかなぁ?」

恒一「意味が分からない……」

鳴「……やばいっすよ、あの人は」

恒一「そんな……何が?」

高木「ぱねえっす。もしかしたらサカキバラさんも足元に及ばないんじゃ……」

勅使河原「おいいっくん!サカキバラさんの前だぞ!」

高木「やべっ!サカキバラさん嘘です!サカキバラさんの方がやばいから殺さないでぇ!」

恒一「……だから、僕は別に人を殺したりなんかしないって。ともかく、その赤沢さんって、どうやばいのさ?」

鳴「どうって……だって、ねぇ?」チラッ

勅使河原「えぇ……マジ、やばい」ウン

高木「そっす、赤沢さんは……」ウンッ


鳴・勅・高「「「チョー無能なんすよwwwwwwwwwwwwwwwww」」」

鳴「赤沢さんwwwwww対策係ってやってんすけどwwwwww」

勅使河原「あwwww対策係ってwwww現象で人死ぬの未然に防ぐ人のことなんすけどwwww」

高木「赤沢さん無能すぎてもう一人殺したんすよwwwwwwww」

恒一「……え?それ、本当?」

鳴「マジっすwwww」

恒一「……現象って、本当のことだったんだ」

勅使河原「ちょっwwwwサカキバラさん信じてなかったのwwww?」

高木「うわwwwちょーショックwwww」

鳴「んでまぁそんなわけでwwwww赤沢さんならサカキバラさんとタメはれっかなってwwww」

勅使河原「つか赤沢さんが本気だしたらメーちゃんの義眼とかうんこっしょwww?」

鳴「あwwww?義眼なめんなよwwww?下痢くらいにはなるわwwwww」

高木「びっちゃびっちゃメーちゃんwwww」

鳴「何それやらしwwwww」

恒一「……うん、まぁ……とりあえずその下らない仮定論争はやめてくれ」


鳴・勅・高「「「マジすいませんっしたっ!!」」」ドゲザ


恒一「おいっ!?なんでいきなり土下座なんだ!?」

鳴「調子に乗りすぎましたすいません命だけは勘弁してください」

勅使河原「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

高木「サカキバラさん!こいつらは悪くないんです!悪いのは全部俺なんです!だから俺だけ!」

鳴「いっくん……」

勅使河原「……素敵」

高木「へっ……だろ?」キリッ

鳴「調子のんなカス」

勅使河原「サカキバラさんやっちゃって良いっすよ?」

高木「ひでえwwwwwwwww」

鳴「へーいwwwww」パンッ

勅使河原「へーいwwww」パンッ

鳴・勅・高「「「うぇーいwwwwwwwwwwwwww」」」パパパパンッ


恒一「……」

見崎「やっべぇサカキバラさんキレてっぞ土下座土下座!」

高木「今やってる!!」カチャカチャ

勅使河原「ちょっwwwwいっくん何ズボン脱ごうとしてんすかwwwやるならメーちゃんでしょwwww?」

鳴「うっふーんwwww」チュッ

高木「うわぁ……」

勅使河原「……これは……」

鳴「えっwwww」

高木「なんていうか……地球ってフェアじゃないな」

鳴「どういう意味だおいwwwww」

勅使河原「サカキバラさんどう思います?」

鳴「ちょっwwwwww」

恒一「……ない」

鳴「」

鳴「うっ……ひっ……グスッ……」

恒一「えっ――えぇ!?」

勅使河原「あーあ!サカキバラさん泣ーかした!!」

高木「あららー……また豚箱ですか、サカキバラさん?」

恒一「いや、あの――ってまたってどういう意味だよ!?一回も入ったことねーよ!」

高木「えぇ!?」

勅使河原「マジかよ現役か……警察何やってんだよ……」

恒一「警察の世話になるよなこと何もやってねーよ!!」

鳴「またまた~」ポンポン

恒一「マジだよ!つーかお前当然のようになんで話掛けてくんだよ!
さっきまで泣いてたじゃねーか!」

鳴「嘘泣きっスサーセン」ペコッ

勅使河原「やべえサカキバラさんだまくらかすとかwwwwwww」

高木「メーちゃんマジ悪女wwwww」

鳴「うぇーいwwww」パンッ

勅使河原「うぇいwww」パパンッ

高木「うぇwwwwwいwwwwww」パパパパンッ

恒一「……はぁ」

鳴「ちょっサカキバラさん何疲れた顔してんすかwwwwもっと笑って笑ってwwww」

勅使河原「サカキバラさんに笑顔強要するとかメーちゃんマジパネェwwwww」

高木「うぇwwwwww――ってあれ!?サカキバラさん何処行くんっすかwwww?」

恒一「教室に戻るんだよ……そして僕も皆と同じように君たちをいないものとして扱う」

恒一「(こんな奴らに付き合ってられるか……)」

鳴「サカキバラさんに『いないもの』にされるとかwwwww」

勅使河原「死んでるじゃねーかwwww」

恒一「(……無視無視。僕には何も聞こえない)」

鳴「サカキバラさんチィッスwwwww」

恒一「……」

勅使河原「やべぇwwwメーちゃん早速嫌われてるwwww」

高木「可哀想wwww」

鳴「マジでwwwwえwwwサカキバラさん私の何が気に入らないのwwww?」

勅使河原「生きているからじゃねwwww?」

高木「ぶっwwwwwwww」

鳴「流石ッスサカキバラさんwwwwwwwwwww」

恒一「(囲まれた……何故僕の周りでくるくる回るんだ……早く教室に行きたいのに……)」

鳴「サッカキバラッ!」ヘイッ

勅使河原「サッカキバラッ!」ヘイッ

高木「サッカキバラッ!」ヘイッ

鳴・勅・高「「「サッカキバラッ!うぇーいwwwwwwwwwwwww」」」パパパパンッ

恒一「(ただでさえ雨で蒸し暑いっていうのに……全くどうしてこんな面倒な奴らに絡まれるのか……)」

ガラッ

恒一「(ん?誰かこっちに)」

鳴「あ、桜木さんチィッス」

桜木「あっ――ひぃっ!!」ビクッ

恒一「!」

鳴「挨拶無視っすかwwwww桜木さん委員長なのに不良wwww」

勅使河原「ばっかお前wwwwww俺ら『いないもの』だろうがwwww」

鳴「あwwwそだったわwwwやっべ忘れてたwwwww」

高木「鳴ちゃんいないものとして無能すぎwwww」

鳴「ちょwwww無能とかやめてwwww赤沢さんじゃないんだからwwwww」

勅使河原「てか桜木さんどしたのwwwwなんであんな走ってんのwwww?」

鳴「バッカお前www女にだってそういう日があるんだよwwww」

高木「メーちゃんがなんで女語ってるんだよwwww」

鳴「私女の子だよwwwwwwwww!」

勅・高「「ウケルwwwwwwwwwwww!!」

鳴「笑いごとじゃねぇっwwwwwwww」

ドドドドドンッ

恒一「!?なっ、なんの音……?」

鳴「ルフィっすよこれwwwwだってあいついっつもドンドンしてますもんwwww」

勅使河原「マジかwwwwルフィも夜見山にとうとう来ちゃったかwwwwww」

高木「てかまだそんなドンドンしてなくねwwwwwww?」


 それからしばらくして、階段から転倒した拍子に傘の先を首に貫通させて死んだ桜木さんが発見された。

赤沢「許さないから」

恒一「……」

赤沢「あんたも……」

鳴「wwwwwwwwwwww」

勅使河原「wwwwwwwwwww」

高木「wwwwwwwwwwwwwww」

赤沢「……くっ」クルッ

鳴「マジ赤沢さん半端ないわwwwwwwwwwwww」

勅使河原「いやwwwwやっぱ赤沢さんっすようちのトップwwwwwww」

高木「実際サカキバラさん大したことないっしょwwwwwwww?」

勅使河原「いっくんwwwwwww」

高木「だってサカキバラさん俺らと同じただの男の子ですからwwww」

鳴「ちょっと言われてますよサカキバラさんwwwwこいつもう一人の五月の死者にしちゃいましょうよwwwww」


恒一「黙れよっ!!」

鳴・勅・高「「「!?」」」

恒一「……なんで人が死んだのにそんな平気そうなんだよ」

鳴「いやいやwwwwww」

勅使河原「人はいつか死ぬもんすよサカキバラさんwwwww」ガシッ

恒一「だからって――だからって!! こんな若く死んで良いのかよ!?」グイッ

勅使河原「ちょっ顔近いっすよサカキバラさんwwwwうわサカキバラさんの二重ちょー綺麗wwww」

高木「ちょっサカキバラさんストップ!はいスットプ良いよーほら、サカキバラさん笑って笑ってー」

恒一「笑ってられるか――ふざけるな!!」

勅使河原「……」

高木「……」

恒一「……お前ら……最低だ……」パッ

鳴「……」

恒一「『いないもの』とか関係ない……もう二度と、話掛けないでくれ」

勅使河原「サカキバラさ――」

鳴「てっしー……」スッ

勅使河原「メーちゃん……」

高木「……」

恒一「……」スタスタ

鳴「……wwwwwww」

勅使河原「やべぇwwwwww」

高木「サカキバラさんちょー怒ってたwwwwwwwww」

鳴「やべぇ殺されるかと思ったわwwwwてかちょっとチビッたwwww」

勅使河原「メーちゃんwwwwww」

高木「俺漏らしたwwwwww」

勅使河原「いっくんwwwwww」

鳴「うはwwwwwwwww」

勅使河原「wwwwwwwwww」

高木「wwwwwwwwwwwwwwww」

鳴「!!!!!!!!!!!!!!!!」


















鳴「なによ!!!!!!!!!!!!!!!!」

恒一「(僕の警告など聞かず)」

恒一「(三人は幾度となく僕に話しかけてきた)」

鳴「サカキバラさんチィッスwwwwwww」

恒一「……」

鳴「うわぁwwwwシカトwwwwww傷つく」

勅使河原「メーちゃんどんまいwwww」

高木「ネバギバwwwwwwww」

鳴「おkwwwwwwwwwwww」


恒一「(僕だけではない。他の生徒に対してもだ)」


勅使河原「もっちーの絵やべぇwwwwwww」

高木「ぷはぁwww何これちょーこえwwwwwww」

鳴「はwwww?私の方が怖いから見てみwwwwwww」スッ

勅・高「「こええええええええええええええええええええええええ!!」」ガタタタッ

鳴「赤沢さんチィッス」

勅使河原「チィッス」

高木「YO!」

鳴「ちょっといっくんwwwwwwなんでラップwwwww」

勅使河原「無能沢さん相手に猛者すぎwwwwwwwwwww」

高木「だろwwwwwwww?ってお前wwwwwwwwww」

鳴「おらにげっぞwwwwww」タッタッタッタッ

勅使河原「待ってメーちゃんwwwwww」タッタッタッタッ

高木「wwwwwwwwwwwwwwww」タッタッタッタッ

赤沢「……」


恒一「(だが誰も彼女らに構いやしない。皆、本当に彼女らをいないものとして扱っていた。
それも完璧に、だ。どうしてそれができているのか、僕にも解かった)」

恒一「(僕自身もまた、彼女らをいないものとして扱うことに慣れたからだ)」

恒一「(だが)」


久保寺「皆さんは頑張ってください」ザシュッ


恒一「(順調に)」


三神「小椋さんはご家族にご不幸がありまして欠席です」


恒一「(災厄は)」



赤沢「お兄……ちゃん……?」


恒一「(続いた)」

恒一「(そのうちで、僕は現象というのが僕には切れない関係にあることに気が付いた。
僕を生んで間もなく死んだ母が発端の二十六年前の三年三組であったことと、十五年前の
三年三組に僕の叔母である怜子さんが在籍していたこと。それによって僕は怜子さんから謝罪を受けた。
彼女は何も悪くないというのに……)」

恒一「(僕はそれから現象を自分で調べ始めた。
三人から離れたことによってクラスメイトの望月が話し掛けてくれ、親しくなり、彼女のお姉さんの
つてで松永という人物の遺産を手に入れたこと、そして司書であり二十六年前の三年三組の担任である
千曳先生や、あくまで協力関係となった赤沢さんと共に現象そのものに対して深い憤りを抱きながら
向き合っていた頃)」

三神「今週末、お参りも兼ねて夜見山への一泊二日の合宿を行います。
ただしこれは強制ではありません。任意ですので、参加者はこの名簿に名前を
書いてください」

鳴「マジでwwwww行く行くwwwww」

勅使河原「わっほwwいwwwww」

高木「二人ともテンション高すぎwwwwwwww」

鳴「アロハシャツ来たいっくんにだけは言われたくないわwwwwww」

勅使河原「つーかお前何処行くつもりだよwwwwwwwwwww」

恒一「……」

望月「……」

赤沢「……」

赤沢「死者を――死に還す……」

恒一「あぁ」

望月「……」コクッ

赤沢「そうすれば、現象は止まる……」

恒一「その通りだ」

赤沢「……今更、ね」

赤沢「今更そんなことしても、ゆかりも、私の兄も、小椋の兄も、誰も帰って来ない……」

赤沢「……でも」

赤沢「私は死者を殺すわ」

赤沢「……そうでなければ、気が治まらない……!」

赤沢「……あいつらも……!」

恒一「……」

望月「……」

赤沢「……合宿というのが良い機会ね。こんな状態だけれど、皆の気分もそこそこは高揚するでしょう。
それを利用して、死者を探り当てる」

恒一「女子は赤沢、男子は僕と望月がやれば、すぐに特定できる」

望月「びっくりするほど、冷たいんだよね?死者って」

赤沢「そうらしいわね」

恒一「それじゃぁ……」スッ

赤沢「……」スッ

望月「……」スッ

恒一「……どう?」

望月「温かいよ?僕は?」

赤沢「温かい……私は?」

恒一「温かい……まずは今起きている現象が先だ……そして」

恒一「必ず、僕らは現象そのものを壊してみせる」

恒一「……必ずだ」

望月「……」コクッ

赤沢「今更言うまでもないわ」フンッ

~夜見山~

鳴「もう歩きたくないwwwwww」

勅使河原「ちょっwwwwメーちゃんしっかりwwwwまだ十分も歩いていないよwwww」

鳴「十分も歩いたんだよwwwwww」

高木「メーちゃん……体力……無さすぎ……」ゼェハァ

鳴「お前が言うなやwwwwwwwwwwwwww」

高木「僕……平気……」ゼェハァ

勅使河原「しっかりしろwwwwwキャラ死んでるぞwwwwしかたねぇなぁ俺の背中に乗れwwwww」

高木「ありがとう……」

鳴「いっくん死なないでぇwwwwwwwwwwwwwww」


鳴「ちょっwwwww此処になんか石ある石wwwwww」

勅使河原「丁度良いなwwwwwwww写真撮ろうぜwwwwww俺カメラ持ってるwwwww」

鳴「てっしー用意良いwwwwwwwサカキバラさんwwww一枚お願いしゃっすwwwww?」スッ

赤沢「……」ガシッ

鳴「ちょっwwwwww赤沢さんは呼んでないッスwwww一緒に写真撮りたいんすかwwwww?」

赤沢「……」ブンッ

鳴「あっ」

勅使河原「俺のカメラああああああああああああああああああああああああ!!」

鳴「あーあ……」

赤沢「行きましょう」ジロッ

榊原「う、うん……」

望月「……」ザックザック

勅使河原「俺の……俺のカメラ……」

鳴「……ちょっと探してくるわwwwwww先行っててwwwwwww」

勅使河原「あ、メーちゃん良いって!」

鳴「アーアアーwwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「なんでターザンなんだよwwwwwwww」

鳴「ハクーナマタタwwwwwwwwwwwwwwwww」

恒一「おい赤沢、良いのか、あれ」

赤沢「今更、貴方だって『いないもの』なんて意味がないのは分かっているでしょう?」

恒一「そうだけど……」

望月「だからってあんなことまで……」

赤沢「……あいつらが笑っているだけで腹が立つのよ。だから、良い、あれは良いの。
そう、……もう、全部お終い」

恒一「……」ゾクッ

望月「……!」ビクッ

赤沢「……今日、皆の気分を高める一つとして、私と、それから榊原君、貴女には皆に謝罪をしてもらうから。
言葉でも考えてなさい」

望月「謝罪って……赤沢さんも榊原君も謝ることなんて……」

恒一「望月、いいよ。解かってる、考えとくよ……僕は何も知らないとはいえ、『いないもの』に……
いや、……桜木さんが死んだのは……僕の責任だ」

望月「榊原君!違うよ、あれは現象が!」

赤沢「それが解かっているのなら構わないわ。でも覚えておいてね……私は何があっても、貴方を許すつもりはないから……
たとえ現象が消えたとしても、永遠にあなたを憎み続ける」

恒一「解かっているよ、そんなこと……」

望月「……もうやめようよ、こんなの、意味ないよ……」

赤沢「……」

恒一「……」

三神「料理はすべて、臨時で来てくださった千曳先生が用意してくださいました。
皆さん、先生にお礼を」

千曳「いえいえ、そんな料理は数少ない私の趣味ですから」

勅使河原「千曳先生wwwwありがとwwwwwwwww」

高木「結婚してくれwwwwwwwwwwww」

千曳「はは……皆さん……たくさん大変な目に逢われたでしょうが、どうかあきらめず、最後まで、頑張ってください……」

鳴「先生wwwwwww皆が私たちを無視するのwwwwwwwひどぉいwwwwwww」

バンッ!!

赤沢「……その前に、一つ良いでしょうか?」スクッ

三神「赤沢さん……どうしたの?」

赤沢「こんなことになってしまったことを、対策係としてお詫びします。皆、本当にごめんなさい」

勅使河原「赤沢さんは悪くないよwwwwwww」

高木「悪いのは現象だよwwwwwwww」

鳴「でも赤沢さんは頭が悪いよwwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「ちょっwwwwwメーちゃんwwwww」

高木「無能なだけwwwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「いっくんwwwwwwwwwwwwwww」

赤沢「……無能の誹りを受けるのも、決して吝かではないわ――だけど!!」

バンッ

鳴「無能さんテーブルバンバンしちゃだめwwwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「壊れちゃうwwwwwwwwwww壊れちゃうwwwwwwwwww」

赤沢「五月蠅い!!」

バンッ!!

赤沢「……お前たちが、殺したんだ……!」

勅使河原「えwwwww俺たちwwwww?」

高木「そういうのはサカキバラさんの仕事でしょwwwwwwwwwwww?」

鳴「先生wwwwww赤沢さんが人の所為にしてくるwwwwwwwwwwwwww」

赤沢「――いい加減にしろ!!」スッ

恒一「!?赤沢さん、落ち着け!」ガシッ

鳴「赤沢さんクレイジーwwwwww胸ポケットにナイフ忍ばせるとか中二乙wwwww」

赤沢「離せ!あいつが、あのチビが死者に決まってる!!」

赤沢「気に入らない!皆から嫌われた、最低の奴!いっつもヘラヘラして、他人の死を嘲笑っている
あいつが死者だ!!」

鳴「聞いたwwwwww?私死者なんだってwwwwwww」

勅使河原「マジでwwwwwwwwじゃぁ俺も死者かなwwwwwwww」

高木「俺シシャモかなwwwwwwwww」

鳴「いっくんwwwwwwwww」

赤沢「離せ榊原ぁ!!」

恒一「落ち着け――お前ら!今すぐ赤沢さんに謝れ!!」

鳴「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴「へ?」

鳴「サカキバラさんwwwwwwwww何言ってるのwwwww?」

勅使河原「冗談きついッスよwwwwwwwwwwww」

高木「笑えねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

柿沼「――謝ってよ!!私、見てたんだから!桜木さんのとき、あなたたちさえ、いなければ……!」

鳴「ちょwwwwwwwwwwwww」

前島「そうだ、謝れよ!!」

勅使河原「これはwwwwwwwwww」

綾野「謝って!」

小椋「謝れ!!」

高木「これが四面楚歌ってやつですかwwwwwwwwwwwwww」

望月「ふざけてないで謝ってよ!クラスで決めたのに、どうして『いないもの』の役割
を放棄したのさ!!」

鳴「もっちーがきれたwwwwwwwwwwww」

赤沢「……皆に謝れ……そしたら、言い訳くらい、聞いてやる……」

勅使河原「赤沢さん優しいwwwwwwwwwwwwwwwwww」

高木「テラ女神wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴「でもやだ♪」ペロッ

恒一「」

赤沢「殺す……――殺してやる、糞チビィ!!」

鳴「なんでぇ?私なんかしたぁ?」

赤沢「お前が居なければゆかりも、お兄ちゃんも皆……」

鳴「悪いのは現象でしょ?どうして私が悪くなるのwwwwwww」

赤沢「お前の所為だ!!」

鳴「やべえwwwwwwもう言葉通じなくなったwwwwwwwwwww」

勅使河原「はえwwwwwwwwwwwwwwwwww」

高木「赤沢さん流石wwwwwwwwwwwwwww」

赤沢「うあぁ!!」

恒一「お前ら!もう赤沢さんを煽るのは止めろ!」

鳴「だってねぇサカキバラさんwww皆も赤沢さんも私らの所為にするんだものwwwww」

恒一「それは仕方のないことだろ!!お前たちが、『いないもの』でありがなら、あんなことばっかりしていたから……!」

鳴「サカキバラさんも私らの所為だと思うのwwwww?」

恒一「それは……もとはと言えばその現象が……」

鳴「だよねぇwwwwさっすがサカキバラさんwwwwwwwwwwww」

恒一「――だけど!!今はそういう問題じゃ――」

鳴「じゃぁどういう問題なのぉ?」

恒一「……それは」

赤沢「離して、榊原君……!あいつは死なないといけないの……!」

鳴「私を殺したらどうなるの?」

赤沢「お前が皆殺したんだ!皆の仇を、私が!」

鳴「ふーん。満足したいんだね、赤沢さんは……流石無能」

赤沢「黙れ!!お前たちが黙って『いないもの』やっていれば誰も……どうして……
なんで……現象なんて……起きてほしくなかったのに……どうしてよ……なんでいないものを
してくれなかったのよぉ!なんで皆を殺したのよぉ!!なんで……どうして……」ポロポロ

鳴「……」

赤沢「答えてよ……なんであんなことをしたのよ……してきたのよ……現象を……どうしても防ぎたかったのに……
誰も死んでほしくなんかなかったのに……」

鳴「……」

鳴「……はぁ」

鳴「白けた」

鳴「はぁ……。良いよ、サカキバラさん。赤沢さん離してあげて。好きにさせてあげなよ」

恒一「はぁ……!?何言ってんだよ見崎!そんなことしたらお前、殺されるだろ!」

鳴「六月の死者ってことでテラワロス。それだけじゃないッスか。サカキバラさん的には
美味しいでしょ?」

恒一「だから、僕は人が死ぬのは好きじゃない!寧ろ嫌いだ!どんなに君を憎んだって、結局
君が誰も殺していないなんてことは分かっている、だから僕は……君も、ほかの誰かも殺そうなんて思っていない、
誰かがそれをしようとしているのも良しとなんかしない!
僕はもう、誰にも無暗に死んでほしくない……!」

恒一「僕らの敵は……現象なんだ……この三年三組に巣食う災厄の現象だ……だから赤沢さん……ナイフを下して、ね?」

赤沢「……」

鳴「やっべぇwwwwwwwwwww流石サカキバラさんwwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「赤沢さんに出来ないことを平然とやってのけるwwwwwwwwwwwwww」

高木「そこに痺れる憧れるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

赤沢「うがぁ!」

恒一「お前らぁ!!」

鳴「めんごめんごwwwwwwwww許してちょんまげwwwwwwwwww」

恒一「なんなんだよもう……本当に……調子の狂う奴らだ……」

鳴「やったぁwwwwwサカキバラさんに褒められたwwwwwww」

勅使河原「テラウレシスwwwwwwwwwwwwwww」

高木「俺たちもサカキバラファミリーに仲間入りだwwwwwwwwwwwww」

鳴・勅「「それは勘弁wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」

恒一「……」

恒一「(赤沢さん、離そうかな……)」

鳴「ちょっwwwwサカキバラさんから不穏な空気wwwwwwwww」

勅使河原「ついにwwwwwついにかwwwwwwwwwwwwwww」

高木「緊張してきたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

赤沢「……もう良いわよ、離して、榊原君……あんな屑どもなんて、殺す価値もないから」

恒一「あ……うん」パシッ

鳴「狂犬沢さんを解放するサカキバラさんマジパネェ死んだwwwwwwwwwwwwww」

赤沢「言ったでしょう?もうお前らなんてどうでも良いのよ。勝手に死ねば?
私は榊原君と現象そのものをどうにかしてやる……皆の仇は、私たちが討つ」

赤沢「絶対にね」

勅使河原「やべぇメーちゃんにライバル出現wwwwwwwwwwwwwwwww」

高木「強敵wwwwwwwwwwwっぽい無能だけど旦那が強いwwwwwwwwwwwwww」

鳴「やべぇwwwwwwwwサカキバラさん完堕ちしてるwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴「よぉしwwwwwwwwwwwwwwwwwそっちがその気ならwwwwwwwwwwwwwww」ダッ

赤沢「……逃げた?」

恒一「さぁ……」


五分後

鳴「タイムマシン出来たwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「うはwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

高木「メーちゃんまじパネェwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

恒一「」

赤沢「」

赤沢「……は?」

恒一「見崎……?何を言っているんだ?」

鳴「だからwwwwwタイムマシンwwww作ったのwwwww」

鳴「サカキバラさんwwwwwwwwwww褒めてwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「メーちゃんマジパネェwwwwwwwwwwwwwwwwww」

高木「一生付いていくわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴「サカキバラさん以外いらねーよwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

赤沢「あ、貴女……頭でもおかしくなったわけ?」

鳴「うはwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「赤沢さんからキチガイ扱いwwwwwwwwwwwwwww」

高木「これは来るwwwwwwwwwwwきっと来るwwwwwwwwwwwwwww」

赤沢「だ、黙れ!大体、タイムマシンなんて物自体何処にも……!」

鳴「さーてと時間を二十六年前に合わせて……」カチカチ

赤沢「左目えええええええええええええええええええええええ!?ちょっ、えっ、えぇ!?」

勅使河原「ナイフ沢さん五月蠅いっすwwwwwwwwwwwwww」

高木「メーちゃんの手元狂ったらどうすんのwwwwwwwwwwwwずぼって脳に指刺さっちゃうよwwww」

鳴「ちょっとそこ怖いこと言わないでwwwwwwwっと時間調整終わったwwwwwはい皆手を繋ぎましょうwwwww」ガシッ

恒一「えっ?」

鳴「ねぇwwwwww?」

勅使河原「メーちゃん真っ先にサカキバラさん行ったwwwww」

高木「これは返しあるでwwwwwwwwwwwwwwwwww」

赤沢「……」ガシッ

勅使河原「赤沢さん行ったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

高木「無能が見せた一時の有能wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

赤沢「あんた、一体何をするつもりなのよ」

鳴「それは来てからのお楽しみwwwwwwほらほらwwwww二人も私と手を繋いでwwwww」

勅使河原「おkwwww」

高木「俺だけ女の子と手を繋げてねぇwwwwww」

勅使河原「サカキバラさんに代わってもらえwwwww」

高木「いやぁwwwwww死ぬwwwwwww」

鳴「さぁて皆準備はそろったなwwwwwじゃぁ『せぇーのっ』で跳べよぉwwwwww」

勅・高「「おkwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」

恒一「わ、解かった……」

赤沢「早くしなさいよ」

鳴「あいあいよwwwwwwwwwwwwwwそれじゃぁせぇーのっ」

赤沢「……」ピョンッ

恒・鳴・勅・高「「「「……」」」」

赤沢「……!」カァ


鳴・勅・高「「「うぇーいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」」


赤沢「なによおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

シュタッ

鳴「さて、やってまいりました二十六年前の夜見山」

勅使河原「今から行く旅路の先には」

高木「一体どのような困難が待ち受けているのでしょうか」

赤沢「何……なんか、釈然としないんだけど、本当に此処、過去なの?」

恒一「さぁ……まずは何処かで新聞でも見てみないことには……」

鳴「それじゃぁ赤沢さん家行こうぜwwwwwwwwwwwwwwwww」

赤沢「え?」

勅・高「「うぇーいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」

赤沢「はぁ!?おいこら、待ちなさいよ!!」

恒一「とりあえず、付いていくしかないんだよなぁ……」

おはようございます遅筆行動を開始します

~夜見山~

鳴「やべぇwwwwwwwwwwwwwマジ此処何処よちょーファンタジックエンノスタルジックwwwwwwwww」

勅使河原「ばっかおめぇwwwwwww二十六年前の夜見山だろうがwwwwwwwwwwwwwww」

高木「マジかよ二十六年前とか俺まだ生まれてねぇじゃんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴「たりめぇだぼけwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwあれwwwwww道行く人皆私ら避けてねwwwwww」

勅使河原「メーちゃんガチモーセwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

高木「パネェwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

赤沢「あの三人と一緒に歩きたくないんだけど」

恒一「でもまぁ、それは仕方ないから……とりあえず二十六年前の夜見山の風景でも確かめようよ……」

赤沢「それもまだ信じられないのよ……」

鳴「新聞取ったどwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「やべぇwwwwwwwwwwwwマジで此処二十六年前だwwwwwwww」

鳴「おい信じてなかったのかよwwwwwwwwwwwwひでぇてっしーwwwwwwww」

高木「日本赤軍パネェwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴「マジだwwwwwwこれ災厄なんじゃねーのwwwwwwwwwwwwww?」

赤沢「嘘よ……だって……タイムトラベルなんてそんなこと実際に……」

鳴「ちょwwwwww無能の赤沢さんと一緒にしないでくださいwwwwwwww」

勅使河原「メーちゃん調子乗りすぎwwwwwwwwwwwwww」

高木「田中角栄パネェwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

赤沢「……こいつら殴って良い?」

恒一「まぁまぁ……」

鳴「ちょwwwwww私の家ないんだけどwwwwwww」

勅使河原「マジだwwwwwwブルーアイズ夜見山の黄昏ねぇwwwwww」

鳴「変な名前つけないでwwwwwww」

高木「イノヤもねぇwwwwwwwwwマックもねぇwwwwwwコンビニもねぇとか俺此処で生きられねぇwwwwww」

勅使河原「いっくんテラ現代っ子wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴「wwwwwwおっ赤沢さんの家あれじゃねwwwwwwwwwwwwwww?」

赤沢「なんで知ってるのよ!」

鳴「やった当たったwwwwwwよし走れwwwwwwwwwwwww」ダッ

勅使河原「なんでwwwwwwwwwww」ダッ

高木「メーちゃんそれ赤沢wwwwwwwwwww」ダッ

赤沢「おいこら何するつもりだ!?」

鳴「うはwwwwwwwwあwwwwwwwwwwwかwwwwwwwwwざwwwwwwwwwわwwwwwwwwwww」

勅使河原「すげぇwwwwwwwwww流石赤沢さんだwwwwwwwwww表札に『赤沢』って書いてるwwwwwwwwwww」

高木「無能じゃないんだねwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴「いっくんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「さっきからいっくん調子乗りすぎwwwwwwww」

ガチャッ

鳴「おっwwwwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「おやおやwwwwwwwwwww?」

高木「おやwwwwwwwwwwwwwwwwww?」

青年「……?君たち、僕の家の前で何を」


鳴・勅・高「「「あwwwwwwかwwwwwざwwwwwwわwwwwwwwwwwww」」」

鳴「パネェ流石赤沢さんwwwwwwwwwwwwwwwww赤いwwwwwwww」

勅使河原「赤沢さんチィッスwwwwww」

高木「チェケラwwwwwww」

鳴「いっくんwww」

青年「なっ、なんなんだ君たち……」

鳴「どうしたんすか赤沢さん何びびってんすかwwwwwwwwwwwwwwww」

高木「お父さんも無能なんすかwwwwwwwwwwwwwwwwwww?」

勅使河原「こらいっくんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴「いっくんマジ自重wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

青年「バカにしてるのか!?人の家の前で騒いで……警察を呼ぶぞ!!」

鳴「赤沢さん本気出したwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「やべぇいっくんから死ぬぞwwwwwwwwwwwwwwww」

高木「あwwwwwこいやwwwwww赤沢なんかに負けるかってwwwwwww」

青年「お前ら……!」

鳴「やべぇこれガチだwwwwwwww先に逃げるわwwwwwwwww」ダッ

勅使河原「ちょっメーちゃんwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ダッ

高木「ワンパンで沈めてやんよwwwwwwwww」ダッ

青年「あ、おいっ!……なんなんだあいつら……あの制服……確か……」


赤沢「あぁ……いぃ……つぅ……らぁ……!」プルプル

恒一「い、今は抑えて、ね?とりあえず追おうよあの三人をね?」アタフタ

鳴「ちょwwwwサカキバラさん遅いよwwwwww」

勅使河原「赤沢さんとデート気分ッスかパネェwwwwwwwwwww?」

高木「メーちゃんピンチwwwwwwwww」

鳴「赤沢さんより私の方が有能だよwwwwこっちおいでwwwww」

恒一「此処……夜見北だよね?」

赤沢「みたいね……今と全然違う……」

恒一「旧校舎が、普通に使われているから、なんだろうね……」

鳴「サwwwカwwwキwwwバwwwラwwwさんwwww!」ダキッ

恒一「うわっと!な、何……?」

鳴「赤沢さんなんかほっといて二人で行きましょうよwwwwwwwwねwwww?」

勅使河原「よしメーちゃんwwwww赤沢さんは俺たちに任せて先に行けwwwwww」

高木「ディナーでもいかがですか?」

鳴「いっくんマジ口説きに行ったパネェテラリスペクトwwwwwww」

赤沢「……」パンッ

勅使河原「赤沢さん容赦ねぇwwwwww」

赤沢「……此処が二十六年前だっていうのは、よくわかったけど……」

赤沢「色々訳わかんなすぎ……頭痛いわ……」

鳴「それ赤沢さんだけだよwwwwねwwwwサカキバラさんwwww?」

恒一「……なんとなくだけど、やることは、解かった」

勅使河原「さっすがサカキバラさんwwwwwwww」

高木「やっぱうちの頭サカキバラさんだわwww赤沢さんじゃだめだwwww」ジンジン

勅使河原「いっくんまたぶたれんぞwwwwww」

鳴「うっしゃぁwwwwじゃぁお前ら気合入れて行くぞwwwww」


鳴・勅・高「「「突攻じゃぁwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww!!」」」

ガラッ

鳴「チィッスwwwww」

三年三組「「「「「「「「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」」」」」」」

勅使河原「はよwwwww」

高木「おはようございますwwwww」

鳴「いっくん行儀良いwwwwww」

勅使河原「てかやべぇwwwww俺の席ねぇwwwwwwwwww」

高木「俺の席もねぇわwwwwwwwwwwwwwww知らない女子が座ってるとかマジ興奮するわwwwwww」

鳴「こらいっくんwwwwwww」

生徒「……一体なんだろうね、岬く――」

鳴「おっと失礼wwwwww」ドサッ

生徒「」

鳴「私の席だけ空いてて良かったわwwwww」

勅使河原「メーちゃん良いなwwwww」

鳴「お前ら地べたにでも座っとけwwwwww」

高木「メーちゃん鬼畜wwwwww」

千曳「――君たち!!」バンッ

鳴「やべぇキレられたwwwwwwwいっくん謝れ」

高木「えwwww俺だけwwwww?」

勅使河原「てかあれ千曳さんじゃねwwww?うわwww面影あるわwwwww」

千曳「君たち!いきなり教室に入ってきてなんのつもりだ!!学校は部外者の立ち入り禁止だぞ!!」

鳴「部外者じゃないッス此処の生徒ですwwwww」

千曳「此処の生徒だと――なら自分の教室に!」

勅使河原「俺たちこのクラスなんスよwwwwwwwwwww」

高木「生徒手帳見ますwwwwwww?」

千曳「……!?」

鳴「サカキバラさんと赤沢さんもほら来てよwwwwwwwww」

赤沢「……」スタスタ

恒一「……」キョロキョロ

勅使河原「てか鳴ちゃんそこ座って大丈夫なのwwww?」

鳴「えwwwww?多分wwwww」

高木「うちのガッコのラスボスメーちゃんのケツに負けたwwwww」

鳴「何それいやらしいわwwwwwwwていうかちょっとなんか体気持ち悪いから一回立つねwwww」

勅使河原「メーちゃんwwwww」

高木「メーちゃんでも現象には勝てなかったかwwwww」

鳴「ちょっち待ってwwww」シュル

鳴「うわ――いる!?ちょっwwwwなんか顔色悪い人此処に座ってるwwwww」

勅使河原「マジかよwwwwwwなんも見えないぞwwww」

高木「メーちゃん嘘乙wwwwwwwww」

鳴「嘘じゃねぇよwwwwwママから貰った義眼になんか映ってるんだよwwwww」

勅使河原「義眼さんマジ万能wwwwwwww」

高木「サカキバラさんも義眼さんには勝てないかwwwwww」

鳴「ばっかおめぇ最強はうちのママだからwwwwwwwwww」

バンッ

「いい加減にしてください!」

恒一「……あっ」

理津子「貴方たち、一体なんですか!?いきなり教室に入ってきて、好き勝手……夜見山君もいきなり
自分の席に群がられて迷惑しています!いますぐ出ていきなさい!!」

鳴「この席、私のなんすよwwwwwwwwほら此処に確かサインが――ってあれねぇ!?
ちょwwww私の『死者は誰』サイン消えたwwwww赤沢さんナイフ貸してwwwwwww」

勅使河原「メーちゃん怒られてるのに緊張感なさすぎwwwwwwwww」

高木「てかあの子サカキバラさんに似てねwwwww?可愛いwwwww」

勅使河原「お前サカキバラさん好きだったのかよwwwwwwwwwww」

鳴「いっくん見境なさすぎwwwwwwwwww」

理津子「くっ――貴方たちも、あの人たちの関係者なら今すぐ此処から――」

理津子「……っ……!?」

恒一「……」ポロポロ

赤沢「……榊原君……」

鳴「やべぇwwwwwサカキバラさん泣かすとかパネェwwwwww」

勅使河原「俺たち怒らせてばっかりだったからなwwwww生きているのが不思議wwwww」

高木「流石俺の嫁だわwwwwwwwwwwwwwwwこのガッコのトップ決まりっしょwwwww」

鳴「勝手に嫁にするなwwwwお前の嫁になったらサカキバラさん生まれないから勘弁wwwwwww」

恒一「……」スタスタ

理津子「あっ……ちょっと……」

赤沢「……」スタスタ

鳴「サカキバラさんちょっと此処座ってくださいよwwwwwwwwww」

恒一「……あぁ。解かった」

ポスッ











鳴・勅・高「「「いるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」」










鳴「パネェ榊原さん超居るwwwwwwwwwww」

勅使河原「てか体大丈夫なんスかサカキバラさんwwwwwwwww?なんかまずもんそこに居るんでしょwwwww」

恒一「うん……たぶん……」

高木「メーちゃんサカキバラさんちょっと危ないんじゃないwwwwwwww?」

鳴「サカキバラさんちょっち立ってwwwwwwww」

恒一「……解かった」スクッ

鳴「おkwwwwwwwwwじゃぁよっこらしょっとwwww」ボスンッ

鳴・勅・高「「「いるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」」

鳴「私いるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

高木「メーちゃんいるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「パねえ俺もwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴「おkwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴・勅・高「「「いるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」」

高木「てっしーどけwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴・勅・高「「「いるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」」

鳴「赤沢さんそんなところに何突っ立ってんですかwwwwwwwほら赤沢さんもwwwwwwwww」

赤沢「……やればいいんでしょ、やれば」ボスンッ

鳴・勅・高「「「いるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」」

鳴「赤沢さんいるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「パネェ流石赤沢さんだわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

高木「結婚してwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴「いっくんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「いっくんテラすけこましwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴「てかそこ私の席だから赤沢さんいい加減どいてwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

赤沢「あんたが座らせたんでしょうが……!」スクッ

鳴「めんめんごwwwwwwwついでにナイフ貸してwwwwwサインし直すからwwwwww」

勅使河原「俺にも貸してwwwwwwww」

高木「俺もwwww歴史刻むわwwwwwww」

鳴「いっくん何それかっけwwwwwwww」

恒一「僕も、借りて良い?」

鳴「サカキバラさんwwwwwwwwwwwwwwwwwww何おっぱじめるつもりですかwwwwwwww」

高木「流石うちの頭だわwwwwwwwwwwwwwもうサカキバラさんが現象だわwwwwww」

勅使河原「うちのガッコヤマタノオロチかよwwwwwwwwサカキバラさんテラスサノオwwwwwwwwww」

赤沢「貴方まで……!」

恒一「ごめん……でも、なんか色々吹っ切れたからさ……」チラッ

理津子「……!」グヌヌ

赤沢「……良いわよ別に。勝手に使えば良いじゃない」ポイッ

鳴「赤沢さんマジ有能wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」パシッ

勅使河原「すげぇ赤沢さんが役に立ったwwwwwwwwwwwwwww」

高木「現象さん死んだwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴「よぉしwwwwじゃぁ描いちゃうぞwwwwww」ザクザクッ

『死者はお前m9』

勅使河原「ちょwwwwwwwww何断言してんのwwwwwww」

高木「メーちゃん流石wwwwでもこれ見た奴皆死者じゃねwwwwwww」

鳴「本当だwwwww私死んだwwwwwwwwww」

勅使河原「俺もwwwwwwwwwwさぁて何書こうかなwwwwwwwwwwww」ザクザク

『照死我渦羅』

鳴「読めねぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

高木「てっしーwwwwwwwwwww昭和のヤンキーかよwwwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「今昭和だよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

高木「だったwwwwwwwwじゃぁ次俺ねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ザクザク

『アンフェア』

鳴・勅「「フェアじゃないwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」

高木「フェアなことなんて何一つないんだよwwwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴「いっくん何かっこいいこと言ってんのwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「哲学的wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

高木「じゃぁ次サカキバラさんいっちょお願いしますwwwwwwwwwwwwwwwww」スッ

鳴「始まるわwwwwwwwwwwwwwwやべぇ酒鬼薔薇さん涙目wwwwwww」

勅使河原「うちのサカキバラさんに喧嘩売った罰だわwwwwwwwwwww」

高木「サカキバラさん一生付いていくわwwwwwwwwwwwww」

恒一「……」ザクザク

『お前はもう死んでいるby酒鬼薔薇聖斗』


鳴・勅・高「「「北wwwwww斗wwwwwwww神wwwwwwwww拳wwwwwwwwwww」」」

鳴「ついに目覚めちゃったwwwwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「サカキバラさんガチこえぇwwwwwwwwwwwwwwww」

高木「これはアカンでしょwwwwwwwwwww世紀末過ぎwwwwwwwwwwww」

赤沢「……貴方って、案外やる人なのね……」

恒一「……こうでもしないと、僕自身が決着付けられないから。はいこれ」

赤沢「……ふん」

鳴「さぁてやって参りましたwwwwwwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「オオトリはやっぱりこの人wwwwwwwwwwwwwwww」

高木「待ってましたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴・勅・高「「「あwwwwwwかwwwwwwwざwwwwwwwわwwwwwwwさwwwwwwwんwwwwwwwwwww」

赤沢「五月蠅いわね!良いから黙っててよ……!」ザクザク

『赤沢参上』


鳴・勅・高「「「あwwwwwwかwwwwwざwwwwwわwwwwwさwwwwんwwwwじょwwwwうwwww」」」

鳴「パネェwwwwwwwwパネェわwwwwwwwww赤沢さん来ちゃったwwwwwww」

勅使河原「おい気を付けろwwwwwwww皆死ぬぞwwwwwwwwwwwww」

高木「誰も呼んでねえぞ無能wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴「いっくんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「いっくん赤沢さんにつめたいwwwwwwwwwwwwww」

赤沢「……もうやだ」ザクザク

鳴「あwwwww赤沢さん消しちゃ駄目ッスよwwwwwwwてか私にもっかい貸してwwwwwww」

赤沢「……はい」スッ

鳴「赤沢さん塩らしくなったwwwwww」

勅使河原「やべぇちょっとかわいいwwwww」

高木「渡さねぇぞwwwwwwwww?」

鳴「お前のじゃねーだろwwwwwwwwwwwwwwww」ザクザク

勅使河原「メーちゃんwwwwwwwwwww何相合傘書いてるのwwwwwww」

鳴「乙女だからだよwwwwwwそんじゃサカキバラさん横に名前書いてwwwwwwww」

高木「メーちゃん積極的wwwwwwwww」

恒一「……解かった」

『酒鬼薔薇』

鳴「そっちのサカキバラさんじゃないよwwwwwwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「なんかもぅサカキバラさんやばすぎwwwwwwwwww吹っ切れすぎwwwwwwww」

高木「もうサカキバラさんて呼ぶの止めるべwwwwちょっとこれはまずいわwwwwwwwwwwwww始まるwwwwww」

鳴「じゃぁコウイチくんって呼んで良いッスかwwwwwwwwwwwwwwww?」

勅使河原「メーちゃん積極的wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

高木「赤沢さん死んだwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

赤沢「……恒一君。いくらなんでも流石にふざけすぎよ。それくらいにしておきなさい」

勅使河原「張り合いだしたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

高木「赤沢さんちょー有能wwwwwwwwwww」

鳴「ちょっとこっちの相合傘青い稲妻落とすからwwwwwwこっちの新しい相合傘に名前お願いしますよコウイチ君wwwwwww」ザクザク

勅使河原「メーちゃんwwwwww食い下がるwwwwwwww」

高木「やっぱ赤沢さんじゃ駄目だわwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

恒一「……はい、書いたよ」

鳴「うれしいwwwwwwwwwwww『鳴』の横にちゃんと『恒一』って書いてあるwwwwww」

勅使河原「メーちゃん良かったねwwwwwww」

高木「すんげぇ笑顔wwwwwwwwwwwwwwwwwww」

赤沢「……」ザクザク

鳴「赤い稲妻が愛を攻めるwwwwwwwwwwww」

勅使河原「赤沢さんwwwwwwwwwwwwww」

高木「この赤沢さんは一味違うwwwwwwwwwwwww」

赤沢「か、勘違いしないでよ!?私は、こいつが喜んでいるのが嫌なだけだから!」

鳴「うわwwwwなにこれwwwwww惚れるwwwwwwwww」

勅使河原「会心の一撃wwwwwwwwwwww」

高木「有能沢さん流石ッスwwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴「ちょっと今授業中ですよwwwwwwwいちゃつかないでくださいwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「メーちゃんwwwwwwww」

高木「小物臭半端ネェwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男子生徒「おい……お前ら」

鳴「呼ばれてますよコウイチ君wwwwwwwww」

勅使河原「やべぇこいつコウイチさんに喧嘩売る気かwwwwww」

高木「コウイチさんワンパンで沈めてやってくださいよwwwwww」

男子生徒「ふざけるなよ!そこは岬君の席だ、今すぐ消えろ!!」

鳴「そうだよwwww私の席だよwwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「メーちゃん見崎君だもんねwwwwwwwwww」

高木「メーちゃん男の娘wwwwwwwwwww」

鳴「バカ野郎wwww付いてねーよ女の子だよwwwwwwwwwwwww」

男子生徒「馬鹿にしやがって――この野郎!」バンッ

鳴「ちょっとやめてwwwwwwwww机ドンってしないでwwwwww」

勅使河原「他の人たちの迷惑を考えて行動してくださいwwwwwwwwwww」

高木「メーちゃんの机に謝れwwwwwwwwwwwwwww」

男子生徒「……ごめん岬君でも――」

鳴「良いよ良いよwwww許してあげるwwwww」

勅使河原「メーちゃん心広すぎwwwwwwwwwww」

男子生徒「――お前らに言ったんじゃない!俺は、岬君に!!」

鳴「はいはwwwいwww私見崎君でwwwwすwwww」

勅使河原「きたwwwwメーちゃんの男の娘宣言wwwwwwwww」

高木「男でも俺は愛してるぞwwwwwwwww」

鳴「wwwwwごめんねいっくんwwww私コウイチくんに身も心も捧げているからwwwwwwww」

勅使河原「いっくん撃沈wwwwwwww」

高木「木端ミジンコwwwwwwwwwwwww」

恒一「此処に居るのは君の言うとおり見崎だよ。何も間違ってなんかいないじゃないか」

鳴「やべぇコウイチさん本気出したwwwww素敵wwwwwwww結婚してwwwww」

勅使河原「メーちゃん大胆wwwwwwww」

高木「コウイチさんになら抱かれても良いわwwwwww」

勅使河原「お前は節操持とうなwwwwwwwwwwwww」

男子生徒「……違うこいつは岬君じゃ……」

恒一「彼女が見崎だよ」

男子生徒「違う!こいつは岬君じゃない!違う、岬君はそこに居る、いるんだ!!」ズビシ

鳴「はwwwwいwww見崎でwwwwすwwwwww」

男子生徒「だからお前じゃない!!このっ――どけぇ!!」ガバッ

ドシュッ

男子生徒「あひぃっ――」

勅使河原「おぅふっ……」

高木「あっ……これはぁぅっ……!」

赤沢「……女の子に襲い掛かるのは、どうかと思うのだけど?」

鳴「有能沢さん容赦ねぇwwwwwwwww真っ先に金的狙ってったwwwwww」

勅使河原「死ぬ……」

高木「素敵……」

鳴「おいしっかりしろ男どもwwwwwwww何股間抑えて蹲ってんのwwwwww」

勅使河原「女には解からないこの痛み……」

高木「これは……フェアじゃない……」

鳴「コウイチくんはwwwwwwwなんともないのwwww?」

恒一「僕は……なんとか……」

勅使河原「コウイチさん女の子疑惑……」

高木「マジかよ結婚してくれ……」

鳴「いっくんもう元気じゃんwwwwwwww」

理津子「貴方たち!!」

鳴「やべぇ本命来たwwwwwwww」

勅使河原「マジでコウイチさんに似てるなwwwww」

高木「俺と結婚してくれwwwwwww」

鳴「いっくんいい加減にしろwwwwwww」

理津子「いい加減にしてください!本当に、お願いだからもう出て行って!」

鳴「コウイチさん嫌われちゃったwwwwwww」

勅使河原「コウイチさん好感度上げないとまずいっすよwwwwww」

高木「抱きしめろwwww抱きしめろwwwwwwwww」


恒一「……」ガシッ

理津子「!?」


鳴・勅・高「「「マジで行ったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」」

理津子「ちょっ、やめっ、離してっ!」

鳴「とか言ってwwww本当はwwwww?」

勅使河原「満更じゃwwwwwないwwwwwww」

高木「イケメンが憎い。本当に、憎い」

鳴「いっくんwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「俺の胸で泣いて良いぞwwwwwwwwwwwww」

高木「本当……?」

勅使河原「やっぱ駄目wwwwwお前目が本気wwwww」

高木「うぇーいwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「うぇいうぇーいwwwwwwwwwwwww」

鳴「うぇいうぇいうぇいうぇーいwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴・勅・高「「「うぇーいwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」」

鳴「さぁてwwwwww来週のサザエさんはwwwwww?」

勅使河原「カツオですwwwwww」

高木「ワカメですwwwwwwwwwwwwwww」

鳴「三人揃ってwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴・勅・高「「「キャリーぱみょらぱっなおがい……」」」


鳴・勅・高「「「うぇーいwwwwwwwwwwwwww」」」

鳴「赤沢うぇーいwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「赤沢さんうぇーいwwwwwwwwwwwwwww」

高木「無能うぇー」パンッ

高木「……」

鳴「……」

勅使河原「……」

赤沢「……な、何よ!あんたがいきなり悪口言うから……!」


鳴・勅・高「「「赤沢うぇーいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」」

赤沢「何よ!!!!!!!!!!!!」

理津子「くっ、離して!こんなことして良いと思ってるの!?これはもう立派な犯罪よ!!」

恒一「ごめんなさい……でも、お願いですから――」

理津子「私は絶対に許さないし警察に届けるわ!いえ、もうすぐ警察が来るでしょう!そうなったら
貴方たちのしたこと、すべて報告させてもらうから!」

恒一「そんなの構いません。痛くも痒くもない……」

理津子「くっ……この犯罪者!!」

恒一「それで良いです。もう……そんなことどうでも良いんだ……もうやだ……別れたくないんだ……」ギュゥッ

理津子「なっ……何よ貴方は……一体……!?」

恒一「夜見山岬は死んだ。もう此処にはいない――いい加減気付いてくれよ!!」

理津子「っ!?な、何を言っているの……よ。夜見山君はそこに……!」

鳴「赤沢うぇーいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「うぇーいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

高木「うぇいうぇいうぇーいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

赤沢「なんなのよ!!!!!!!!!!!!!!!」


理津子「……そこに居るのよ。だって、夜見山君は死んでいない。あんな良い人が死ぬわけ絶対……!」

恒一「……人はいつか死ぬ。でも、こんなに早く亡くなることなんてあっていいわけがない……それでも、
彼は死んだんだ。どうしようもない……何を言ったって、後悔したって彼は戻ってこない……もう、彼はいない……」

理津子「……居る。居るの……夜見山君はそこに……いる」

恒一「……いないよ、母さん……」

理津子「……っ」

恒一「……夜見山岬はもう、いない……」

恒一「貴方が今此処に、居てくれているんだ……」

1998年 夜見山

祖母「大変だねぇ、こんな時期に体を壊して。大丈夫かい?」

恒一「うん、もう大分ね」

祖母「早く学校に通えるようになると良いねぇ」

恒一「ははっ」

恒一「(進級の直前、僕は気胸を再発させた。二年前に起きたある猟奇的事件と
僕の名字による関係で、いじめというほどでもないけれど、心無い人たちから
冷遇を受けたときに追った物が、父親の転勤などで再発したのだ)」

恒一「(それによって、情報の多い東京の街よりも、母方の祖父母がクラスこの田舎町の方が空気なども
療養に適しているのではないかとして、一旦預けられることになった)」

恒一「……はぁ。しかし、やることがないなぁ。小説も読み尽くしたし……
学校か……田舎の学校ってどういうものなんだろう……」

恒一「(毎年此処には帰省しているけど、大抵涼みで本を読んでいるか、怜子さんのアトリエで遊ぶだけだったから、
どういう人たちが居るのか分からないんだよなぁ……)」


ガラッ

恒一「ん?」

鳴「だから今wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

恒一「」

勅使河原「一秒ごとにwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

高木「世界線を超えてwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴「君のその笑顔wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

勅・高「「守りたいのさwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」

鳴「そしてまたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「悲しみのないwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

高木「時間のループへとwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴「呑み込まれていくwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴・勅・高「「「孤独の観測者wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」」

鳴・勅・高「「「うぇーいwwwwwwwwwwwwwwwww」」」

恒一「君たち……」

鳴「ちわっすwwww三河屋でwwwすwwwww」

恒一「……」

勅使河原「おやおやwwwwwwwwwwwwwwwww」

高木「流石っすねサカキバラさんwwwwwwwwマジ半端ネェ殺されるwwwwwwwwwwww」

鳴「いっくんwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「いっくん調子乗りすぎwwwwwwwww」

恒一「……此処、病室なんだけど」

鳴「まぁまぁwwwwwww」

勅使河原「落ち着いてwwwwサカキバラさんwwwww」

高木「流石サカキバラさんこえぇwwwwwwwwwwwwww」

恒一「……」

鳴「やべぇだんまりされたwwwwwwwwwwwww」

勅使河原「おいいっくん謝れwwwww殺されっぞwwwwwww」

高木「死ぬときは皆一緒だべwwwwwwww?」

鳴「独りで死んでろwwwwww」

恒一「……別に僕は、人を殺したりしないよ」

勅使河原「またまたwwwww」

高木「そんなこといってwwwwww」

鳴「おいお前ら煽ってるwwwwバカwwww」

恒一「……はぁ。で、何しに来たんだよ?僕を不快にさせるためだけに来たのか?」

鳴「いやんwwww冷たいわぁwwwwww」

勅使河原「お見舞いッスよお見舞いwwwwwwほらこれフルーツwwwww」

高木「俺はこれwwww快楽天届けに来ましたwwwwwwww」

勅使河原「いっくん流石wwwww」

鳴「いっくん何それ見してwwwwwwwwww」

高木「触るな!!」

鳴「」ビクッ

勅使河原「メーちゃん……それだけは譲れないだ」

高木「……どうぞ、サカキバラさん」スッ

恒一「(なんだよこの空気……ていうか見舞いの品にエロ本って……)」

恒一「(……一応、断れない空気だから受け取っておくけどさぁ)」

鳴「……」

恒一「(一気に沈んだなぁ、この子……)」

勅使河原「……」

高木「……」

恒一「(二人も……なんでこんな重苦しい空気を病室に落とされなきゃいけないんだ……)」

高木「……ずん……ずんずん」

勅使河原「ずんどこ……」

鳴「き・よ・し・……」

高木「ずんwwwwwwwwずんずんwwwww」

勅使河原「ずんどこwwwwwwwwwwwwww」

鳴「きよしwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴・高・勅「「「うぇーいwwwwwwwwwwwwwwwww」」」

恒一「(なんなんだよこいつら本当に……)」

「失礼します。此処、榊原恒一君の病室で、良いかしら?」

恒一「あ、はい」

赤沢「……」

恒一「……」

恒一「……どうも」

赤沢「……えぇ」

恒一「榊原、恒一です」

赤沢「赤沢……泉美」

恒一「よろしく……?」

赤沢「……よろしく」

赤沢「ねぇ」

恒一「な、何?」

赤沢「私たち、何処で会った?」

恒一「……はっきりと解からないけど、小さい頃から何度も此処には来ているから、多分、何処かで会ったかも」

赤沢「……そう」

恒一「うん」

勅使河原「おやwwwwwwwwwwwww」

高木「おやおやwwwwwwwwwwwwwwww」

鳴「はいはい此処病室でwwwwすwwwwいちゃつかないでくださいwwwwww」グイッ

赤沢「なっ!?べ、別にいちゃついてなんていないわよ!!」

勅使河原「メーちゃんwwwwwwww」

高木「メーちゃんテラ小物wwwwwww」

鳴「ほらほら赤沢さんwwwwあそこの隅の椅子にでも座っててwwww」

赤沢「言われなくても、ふんっ!」スタスタ

鳴「良かったッスねwwwww赤沢さんああみえて無能ですからwwwwwもしかしたら
殺されちゃうかもしれませんでしたよwwwwww」

勅使河原「メーちゃん毒強すぎwwwwwww」

高木「でもあながち間違いじゃなくねwwwwwww」

鳴「だべwwwww?」

赤沢「何よ!!!!」

勅使河原「ちょっwwww赤沢さん病室では静かにwwwwww」

高木「流石無能wwwwwwwww」

赤沢「あんたら二人ちょっとこっち来なさい!粛清してやるわ!!」

勅使河原「やべぇ俺たち先帰るわwwwwwww」

高木「メーちゃんサカキバラさん襲っちゃ駄目よwwwww」

鳴「襲わねーよバカwwwww」

恒一「……」

恒一「出て行っちゃったね」

鳴「ねぇwwwwww二人っきりになっちゃいましたねwwwwwww」

恒一「君は、行かなくて良いの?」

鳴「それ遠まわしに出て行けって言ってんすかwwwwパネェwwwwwひでぇwwww」

恒一「いや……そんなつもりじゃないよ。別に、居てくれて構わない。どうせ暇だし」

鳴「うはwwwwテラ寛大wwwwww」

恒一「……ねぇ」

鳴「なんすかwwwww?」

恒一「僕らは、何処かであったよね?」

鳴「さぁwwwww私の可愛い半身が此処に入院してますからwwwそれでじゃないっすかねwwwww」

恒一「へぇ、そうなんだ」

鳴「マジすっげぇ可愛いッスよwwwwあwwwでも惚れちゃ駄目ッスwwwwwあいつはゼッテェ
私が護りますからwwwwww野郎なんかに渡さねぇwwwww」

恒一「仲良いんだね」

鳴「そりゃもうwwwww夜見山一の美人姉妹っすよwwwww」

鳴「三神さんところとタメ張れるッスwwwwww」

恒一「そうか……」

鳴「wwwwwwwwwwwwwwwwwww」

恒一「……」

恒一「左目」

鳴「気になりますwwwww?眼帯の中wwww実は義眼なんですよwwwww
しかも蒼wwwwwwうちのママパネェwwwwwwwwwwwwwww超オシャレさんwwwww」

恒一「それ、見えちゃいけないものとか見えたりしない?」

鳴「さぁwwwwwアンタの性癖がテラマザコンとかそんなのですかwwwwwww?」

恒一「まぁ、そんなのでも、良いけど」

鳴「うはぁwwwww最大の敵がママとかwwwww勝てる気しないわwwwww」

恒一「……頑張って。こっちも夜見山の美人姉妹だから」

鳴「それは負けらんねぇわwwwwwプライドが許さないッスよwwwwww」

恒一「此処って、何もないよね」

鳴「美人姉妹と薄暗い人形屋が名物っすからねwwwwww」

恒一「へぇ。他には?」

鳴「そんくらいッスwwwww」

恒一「……例えば、なんだけど」

鳴「なんすかwwwwwww」

恒一「……とんでもなく、回避不可能な呪いとか、災厄とか、そういうのは?」

鳴「ないっすねwwwww田舎に夢持ちすぎっすよwwwww」

恒一「だよね」

鳴「あwwwwwwww」

恒一「何?」

鳴「あったわwwww一つwwww怖いのwwwww」

恒一「……聞かせてくれないか?」

鳴「いやwwwwうちのガッコにwwww千曳さんって人が居るんですけどwwww」

恒一「……うん」

鳴「その人がねwwwwなんかねwwwww」

恒一「……うん」

鳴「wwwwwwwwwwwwwwwww」

恒一「……」


鳴「わたしらのこと『いないもの』扱いするんですよwwwwwwwwwww」


恒一「……へぇ」

鳴「テラワロス酷すぎwwwwwwだからもう修学旅行とか怖いわwwww座席とか部屋なかったらどうしようwwww」

恒一「やだね、それは」

鳴「それとかwwww学校行儀はまず入れてもらえないとかwwww受けたテストが返ってこないとかwww」

恒一「名前書き忘れたわけでもないのにね……」

鳴「てっしーはマジで忘れそうですけどねwwwwwww」

鳴「だから本当怖いですわwwwwww卒業式の時とか、座席無点呼も無
校長も組んで卒業証書無とかだったわら私泣きますよwwwwwそのときは
目一杯慰めてくださいねwwwww」

恒一「君は傷つきなんかしないだろう」

鳴「いやいやwwww流石に本番でされたら傷付きますってwwwwいますからねwww
私wwwww」

恒一「そっか……」

鳴「そっすよwwwww『いないもの』とかwwwテラごめんですからwwww」

恒一「……」

鳴「wwwwwwwwwwwwwwwwwww」

恒一「見崎鳴」

鳴「なんすかコウイチさんwwwww」

恒一「……呼んでみただけ」

鳴「コウイチさんデレたwwwwやったwwwww」

鳴「流石赤沢さんwwww無能乙wwwwww」

終わり

本当に長くなりましたごめんなさいこんなつもりじゃなかった
読み辛かったでしょうが付き合っていただいて本当に感謝しています
実は鳴ちゃんたちが夜見山君の席に群がってわいわいやるってところを
妄想したかっただけでした。蛇足、説明不足ばかりで本当に申し訳ない。

それじゃぁ失礼します

それと鳴ちゃんがどれだけ有能なのか
それを伝えられただけで満足です

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