赤沢「恒一くんぺろぺろ」(344)
恒一「……え?」
赤沢「ん?」
恒一「赤沢さん今なんて言ったの?」
赤沢(やば……もしかして声に出てたのかしら……」
赤沢(何も言ってないふりして誤魔化そう……)
赤沢「何も言ってないけど?」
恒一「そうかな……今赤沢さんが何か言ったような気がするんだけど……」
赤沢「空耳じゃないの?」
恒一「そうなのかな……」
赤沢(よし、うまく誤魔化せそう……)
見崎「……」
見崎「赤沢さん」
恒一「あ、見崎」
赤沢「どうしたの?」
見崎「赤沢さんぺろぺろ」
恒一「は?」
赤沢(……!)
恒一「え、ちょっとどうしたの?何言ってるの?」
見崎「榊原くんは気にしないで」
恒一「えぇ……」
赤沢(見崎鳴……!)
見崎「ちょっと赤沢さんに話があるんだけどいいかな?」
赤沢「え、えぇ……何かしら」
見崎「ちょっとここじゃなんだから屋上に行きたいんだけど」
赤沢「そ、そう。それじゃ行きましょうか。恒一くん、ちょっと行ってくるね」
恒一「うん、行ってらっしゃい」
──屋上──
赤沢「それで?話っていうのは……」
見崎「赤沢さんぺろぺろ」
赤沢「」
赤沢(く……こいつ、やっぱりさっきの聞こえてたんだ……!)
見崎「赤沢さん」
赤沢「なによ……」
見崎「恒一くんの事ぺろぺろしたいの?」
赤沢「……は?」
見崎「だから、恒一くんの事ぺろぺろしたいのかって聞いてるの」
赤沢(え、なんなの?てっきり脅されるのかと思ってたんだけど……)
見崎「ぺろぺろさせてあげようか?」
赤沢「……え?」
見崎「ぺろぺろ、させてあげようか?」
赤沢「ちょっと……あなたが何を言ってるのかわからないんだけど……」
見崎「今更とぼけなくてもいいよ、私は榊原くんの事ぺろぺろしたい」
赤沢「……っ!……変態なのね」
見崎「ふーん。そういう事言うの」
赤沢「だっておかしいでしょう。そもそもぺろぺろって何よ……」
見崎「さっき自分でも言ってたくせに」
赤沢「聞き間違いじゃないの?私はそんな事言わない」
見崎「」カチッ 赤沢「恒一くんぺろぺろ」 カチッ
赤沢「」
赤沢(な、なんなのよこいつ……!)
見崎「これ、榊原くんに聞かせてあげてもいいんだけどなぁ」
赤沢「……何が望みなのよ。私にどうして欲しいの?」
見崎「別に望みなんてないよ。ただ恒一くんの事ぺろぺろしたいのかって聞いてるだけ」
赤沢「……っし、したいわよ!悪い!?」
見崎「怒らないで、別に悪いなんて言ってないよ。でも良かった、ぺろぺろしたいんだね」
赤沢「えぇ……そうよ、したいわよ……ぺろぺろ」
見崎「じゃあ、させてあげる」
赤沢「……え?」
見崎「恒一くんの事、ぺろぺろさせてあげるね」
赤沢「いやいやいや、おかしいでしょ!なんであなたにそんな事決められるわけ!?」
見崎「恒一くん、女の子にぺろぺろしてもらうの大好きなんだよ?知らなかった?」
赤沢「」
見崎「でも知らないのも仕方ないよね、多分私しか知らないし」
赤沢「……どういう事なのよ」
見崎「」カチッ 恒一「女の子にぺろぺろされるの大好き」 カチッ
見崎「わかった?」
赤沢「」
赤沢(なんなのこれ……恒一くんがまさかの……変態……)
見崎「わかった?」
赤沢「……その音声はどこから出てきたのよ」
見崎「企業秘密です」
赤沢「く……」
見崎「とにかく、ぺろぺろしたいなら私が恒一くんとそういう状況になるようにしてあげるけど」
赤沢「……わ、わかった。お願い……するわ」
──翌日──
恒一「赤沢さん、おはよう」
赤沢「……おはよう」
恒一「どうしたの?なんかあんまり元気ないみたいだけど」
赤沢「別にそんな事ないけど……」
恒一「そう?何か悩み事あるなら一人で抱え込まないでいつでも相談してね?」
赤沢(はぁ……こうやって話してるといつもの恒一くんなのに……)
見崎「赤沢さん」
赤沢「あ……」
見崎「今日でいい?」
赤沢「あ、うん……」
見崎「わかった、じゃあ後でまたよろしくね」
赤沢「うん……」
見崎「榊原くん」
恒一「何?見崎」
見崎「今日学校終わったあと少し時間ある?」
恒一「うん。今日は特に予定もないし大丈夫だよ」
見崎「良かった。赤沢さんから伝言なんだけど、放課後屋上に来て欲しいって」
恒一「わかった、じゃあ放課後になったら屋上に行くよ」
見崎「よろしくね」
見崎「赤沢さん」
赤沢「あ、はい……」
見崎「うまくセッティング出来たから、放課後になったら屋上に行ってね。榊原くんいるから」
赤沢「お、屋上!?外でやれって言うの!?」
見崎「嫌なら断ってくるけど」
赤沢「いや……別にそういうわけじゃ……」
見崎「そう。良かった」
赤沢「それで屋上に行ったら私はどうすればいいの?いきなり二人にされてもどうしたらいいか……」
見崎「大丈夫だよ。近づいて、突然ぺろぺろしだしても」
赤沢「え、だってそんな事したら恒一くんも驚くんじゃ」
見崎「大丈夫。ちゃんと榊原くんには伝えてあるから」
赤沢「えっと……一応確認なんだけどそれで恒一くんは了承してくれたのかしら……」
見崎「女の子にぺろぺろされるのが大好きなのに、断るわけないでしょ?大丈夫」
赤沢「そう……じゃあ思いっきりぺろぺろしていいのね……」
見崎「うん。思いっきりぺろぺろしても大丈夫」
見崎「あ、そうだ。ちょっと言い忘れてた」
赤沢「なに?」
見崎「榊原くん、最近は色んなシチュエーションで楽しみたいみたい」
赤沢「え?それってどういう……」
見崎「お互いにぺろぺろしあったり、嫌がってる所を女の子に無理やりぺろぺろされたりとか色々」
赤沢「ふーん……」
見崎「でも、最初からそういうシチュエーションでって言っちゃうとあんまり楽しめないみたいで」
赤沢「なるほど……」
見崎「例えば無理やりな感じだったら突然ぺろぺろされて榊原くんは本気で嫌がるけどそのまま無理やり続けて欲しい、とか」
赤沢「わかったわ」
赤沢「私はどういう感じで行けばいいのかしら」
見崎「それは好きにしていいよ、榊原くん自信もわからない方が楽しめるだろうし」
赤沢「そうなのね。じゃあ、好きにやらせてもらうわ」
赤沢(と言っても、ぺろぺろしたいとは思っても実際にどういう風になんて考えた事なかったし……)
赤沢(とりあえずいきなりぺろぺろしてみて嫌がったらそのまま無理やりな感じでいいかな)
──放課後 屋上──
恒一「赤沢さんまだ来てないな……」
恒一「それにしても屋上に来て欲しいってなんだろ」
恒一「最近悩んでるみたいだったし、やっぱり何か相談でもあるのかな?」
恒一「わざわざ放課後に屋上だなんて他の人には聞かれたくない事だろうし」
恒一「……もしかして好きな人でも出来たのかな」
恒一「勅使河原とか……いやでも嫌い嫌い言ってるし、普段よく一緒にいる中尾くんかな?」
恒一「まぁ、赤沢さんが来ればわかるか」
PC画面に
http://i.imgur.com/Uyv5b.jpg
表示してる状態でいきなり親が入ってきて泣きたい
ごめんちょっとわんこもふもふしてた
続きます
──屋上 物影──
赤沢(恒一くんはもう来てるわね)
赤沢(……よし)
赤沢「……恒一くん」
恒一「あ、赤沢さん。屋上に来て欲しいって見崎から聞いたんだけど」
赤沢「うん」
恒一「どうしたの?何か相談?」
赤沢「……」スタスタ
恒一「うん?」
赤沢「……」スタスタ
恒一「えっと、ちょっと、ど、どうしたの……?」
赤沢(大丈夫。私は演劇部。やれる……大丈夫……)
恒一「えっと……」
イズミ「恒一くん」
恒一「は、はい……」
イズミ「ちょっと、目を瞑って欲しいんだけど」
恒一「うん……これでいい?」
イズミ「……」
恒一「……えと、何か、言って欲しいかなって……」
イズミ「……」スッ
恒一(顔を触られてる……)
イズミ「……」ペロッ
恒一「ひゃわっ」
イズミ「……」ぺろぺろ
恒一「わぷっ、え!ちょ、ちょっと!何してるの!?」
イズミ「いいから」ぺろぺろ
恒一「ちょちょ、ちょっと!突然どうしたの!?離してよ!」
イズミ「嫌よ。だまってぺろぺろさせなさい」
恒一(えっ何?なんなのこれ、なんでこんな事してるの!?)
イズミ「……」ぺろぺろ
恒一「く……わぷっ、ちょ、く、口に……」
イズミ「……」ぺろぺろ
恒一(あ……やばい……)
イズミ「恒一くん」
恒一「な、なに……?」
イズミ「あなた、こういう事されるの、好きなんでしょ?」
恒一「べ、別にそんな事は……」
イズミ「いいの、わかってるから。あなたは好きなだけぺろぺろされてなさい」
恒一「ちょっとやめてよ!何言ってるか訳わかんないよ!」
イズミ「ふーん……そんな事言うんだ……」
イズミ「じゃあ、そのズボンはどういう事?」
恒一「あ……えっと……これは……」
イズミ「ふふ……いいの。ぺろぺろされるの好きだから仕方ないよね?」
恒一「別に……そういう訳じゃ……」
イズミ「じゃあ、こっちはぺろぺろされたくないの?」
恒一「い!?な、何言ってるんだよ!てゆうか、赤沢さんどうしたの!?こんなのおかしいよ!!」
イズミ「私はおかしくなんかないけど?恒一くんの事ぺろぺろしたいからぺろぺろしてるだけ」
恒一「そ、それが……おかしいって……っ、だいたいぺろぺろって何!?」
恒一「赤沢さんが悩んでそうだったから!心配だったから屋上に来たのに、こんな事するなんて!」
赤沢「あ……ぅっ」
イズミ「……私は悩んでなんかいないわ」
恒一「……本当に?」
イズミ「……本当に」
恒一「今、ちょっと間があったよね?やっぱり、何かあってこういう事してるんでしょ?」
イズミ「うるさい。いいから大人しくしてなさい」
──教室──
見崎(そろそろかな……)
綾野「あれー?やっぱり泉美いないよ。どこ行ったんだろ」
小椋「うーん、見つからないし仕方ないよ。とりあえず先に部室行こ」
見崎(これは……)
見崎「赤沢さんなら屋上に行くってさっき言ってたけど」
綾野「あ、そうなの?じゃあちょっと屋上寄って行こうか」
小椋「そうしよっか。ありがと、見崎さん」
赤沢さんは変態じゃないんです
そうした方が恒一くんが喜んでくれると信じてそういう自分を演じているんです
──屋上──
恒一「や、やめてよ……」
イズミ「どうして?こんなに喜んでるのに」
恒一「喜んでなんかないよ!」
イズミ「じゃあ、これは何?」ギュッ
恒一「あぅ……」
イズミ「どうしてこんなに大きくしているの?」
恒一「そ、それは……だって……」
イズミ「……」ペロッ
恒一「ひゃうっ」
恒一「あ、赤沢さん……なんで……こんな……」
イズミ「まだそんな事言ってるの?こうされて嬉しいくせに」ぺろぺろ
恒一「あ、ああああ……」
イズミ「ふふ。ぴくぴくしてるよ?」ぺろぺろ
恒一「だ、だめだよ……やめて……」
イズミ「やめない」ぺろぺろ
恒一「だめだって!そ、その……」
イズミ「出ちゃいそう?」ぺろぺろ
恒一「……う、あ……」
イズミ「……」ぺろぺろ
イズミ「……」ぺろぺろ
恒一「う……」
イズミ「……」ぺろぺろ
恒一「あ、ああ……ま、待って、本当にもう」
イズミ「わかった。じゃあもっと激しくするね」ぺろぺろぺろぺろ
──ガチャッ
綾野「泉美ー?い……る……」
赤沢「え?」
小椋「どうしたの?」
綾野「あ!あははーいやー今見渡してみたけど誰もいなかったから早く部室に行こう早く」
小椋「え?ちょっと、ちゃんと見たの?」
綾野「見た!見た見たちゃんと見たから早く行こう!遅刻するなって怒られちゃうよ!」
小椋「なんなのもう……わかったからそんな急かさないでよ……」
バタンッ
綾野(見ちゃった!とんでもないの見ちゃったよ!どうしよう!どうするのこれ!)
綾野(まさかイズミとこういっちゃんが……いやイズミがこういっちゃんの事好きなのは知ってたけど……)
綾野(……)
小椋「さっきから様子がおかしいけど大丈夫?」
綾野「……」
小椋「ちょっと、聞いてるの?」
綾野「え?あ、聞いてる聞いてる!そうだよね~私もそう思う!」
小椋「聞いてないじゃん……」
赤沢「……」
恒一「あ、赤沢さん……どうしたの?」
赤沢「み、見られた……」
恒一「え?」
赤沢「ど、どうしよう!恒一くん!今、そこのドアが開いて見られちゃった!」
恒一「え、えぇ!?だ、誰に!?」
赤沢「彩……」
恒一「綾野さん……?」
赤沢「うん……」
恒一「え、えっと……」
赤沢「どうしよう、どうしよう……」
恒一「追いかけた方がいいのかな……」
赤沢「……そのままで?」
恒一「う……それは……ていうか!赤沢さん!」
赤沢「は、ひゃい!」
恒一「なんで突然こんな事したのさ!」
赤沢「えっと……恒一くんが、喜んでくれると、思って……」
恒一「僕は突然こんな事されても喜ばないよ!」
赤沢「だって……だって……うぅ」
恒一「あ、いや……ごめん、そんなつもりじゃ……」
赤沢「恒一くんは……気持ちよく、なかった?」
恒一「それは……その、気持ち良かった……けど」
赤沢「じゃあやっぱり恒一くんはぺろぺろされるのが好きなんだよね……?」
恒一「いやまぁ……嫌いじゃ、ない、けど……」
赤沢「そう……良かった。もしかしたら、本当にもしかしたらなんだけど」
赤沢「恒一くんはぺろぺろされるのが大好きな変態じゃなかったんじゃ、って、ちょっとだけ思ったの」
恒一「……え?」
赤沢「恒一くんはぺろぺろされるのが大好きで」
赤沢「全身あます事なくぺろぺろされたり無理やりぺろぺろされたり愛情を持ったぺろぺろされたりその……おちん……ちん……を、ぺろぺろされたりするのが大好きな変態さんなんでしょ?」
恒一「……え?」
赤沢「でも良かった。私は恒一くんをぺろぺろしたい。恒一くんはぺろぺろされたい、お互い幸せになれそうね」
恒一「あの……赤沢さん……?」
赤沢「なに?」
恒一「えっと……なんでそう思ったのかなって……」
赤沢「え?そう聞いたからだけど……」
恒一「誰にそんな事を……」
赤沢「見崎さん」
恒一「は?」
赤沢「だから、見崎さんにそう聞いたの」
恒一「……は?」
恒一「いやいやおかしいって!だいたいなんで見崎がそんな事を知ってるの!」
赤沢「だって、そう言ってたし……それに恒一くんがそう言ってるテープも聞かせてもらったんだけど?」
恒一「テープ……?」
──回想──
見崎「榊原くん、ちょっとこのセリフ読んでみてくれない?」
恒一「うん?なんだろ」
「女の子にぺろぺろされるの大好き」
恒一「……これを読むの?」
見崎「うん。だめかな?」
恒一「ちょっと……抵抗があるっていうか……」
見崎「そう……」
恒一「あ、いや、まぁ、読むだけ、なら……」
「……女の子にぺろぺろされるの大好き」
──回想おわり──
恒一(あれか……)
恒一「あぁ……なんか色々わかった気がするよ……赤沢さん」
赤沢「そう?それはなによりだわ」
恒一「はぁ、なんかどっと疲れて落ち着いちゃったな。赤沢さんも落ち着いたみたいだね」
赤沢「うん……そうね。さっきよりはまぁ……」
恒一「でも、僕ってそんな変態っぽく見られてたのか……ちょっとショックかも」
赤沢「え?変態さんなんだよね?」
恒一「……うん?」
恒一「いやいや、だからね?そのテープっていうのは────」
──事情説明中──
恒一「────っていう事があったんだよ」
赤沢「」
赤沢(え?何?じゃあ恒一くんは普通で、最初嫌がってたのも、そういう……ふりとかじゃ……なく、て……)
赤沢「あ、ああああの!忘れて!今日ここであった事は忘れなさい!」
恒一「え、えぇ?」
赤沢「いいから!今日は何も無かった!私は放課後部活に行ったし、恒一くんはまっすぐ帰宅したの!」
恒一「そんな事言われても……」
赤沢「なによ。女の子に恥をかかせる気?」
恒一(今更恥も何もあったもんじゃないと思うんだけど……)
赤沢「じゃ、じゃあそういう訳で私は先に帰るから!じゃあね!また明日!」
ダダダッ バタンッ タタタタッ
恒一(はぁ……どうしよこれ……)
恒一(とりあえず服来て帰るか……)
──翌日 教室──
恒一(あー……昨日あの事思い出しちゃって全然眠れなかった。眠い……)
望月「おはよう、眠そうだけど大丈夫?」
恒一「おはよう、まぁ大丈夫……かな。眠いけど」
望月「なんか眠そうにしてるって珍しいね、夜更かしでもしたの?」
恒一「そんなとこかな」
綾野「コ、コウイッチャン、オハヨー」
恒一(あ……そういえば昨日、綾野さんに見られたって……)
恒一「……」
恒一「お、おはよう……ございます?」
望月「あはは、何それ二人ともなんか変だよ?」
綾野「ソ、ソンナコトナイヨー普通ダヨー。イツモドーリダヨー」
見崎(……)
赤沢「こ、恒一くん、おはよう」
恒一「お、おはよう……」
綾野「……」
望月「えぇ?何、どうしたの?なんかみんな変だけど」
赤沢「なんでもないわ」
綾野「そうそう、なんでもないから望月くんは気にしないでねー」
恒一(そんな言い方したら逆効果なんじゃ……)
久保寺「で、あるからして……」
恒一(ああ、やばい。授業中なのに視界に赤沢さんが入ると思いだして……)
赤沢「」チラッ
恒一(あ!どうしよう目があっちゃった……っていやいや別に普段通りにしてればいいんだ、落ちつけ……落ちつけ……)
恒一(ふぅ……やっと休憩時間だ……)
王子「大丈夫?授業中なんか苦しそうにしてたけど」
恒一「あ、いや大丈夫だよ……はは」
王子「大丈夫ならいいけど、無理しないようにね」
恒一「うん。わざわざありがと……」
綾野「こういっちゃん!」
恒一「な、なに?綾野さん」
綾野「ちょっと……いいかな?」
恒一「うん……」
見崎(きたか……!)
──廊下──
綾野「あー、あのさ!」
恒一「……うん」
綾野「えっと……今日学校終わった後って空いてるかな?」
恒一「予定は無いけど……」
綾野「じゃあさ!放課後にちょっと話したい事あるから屋上来てもらってもいいかな?」
恒一「話なら今でもいいんじゃ……他の人に聞かれたくないなら今丁度誰もいないし」
綾野「うーん。そういう訳にも行かないんだよねー……ダメかな?」
恒一「大丈夫だよ。わかった、それじゃ放課後に屋上ね」
綾野「うん!ありがと、こういっちゃん」
──放課後 屋上──
恒一(綾野さんは……まだ来てないか。なんか昨日と同じシチュエーションだな……)
恒一(……いやいや、ちょっと頭を切り替えよう。こんな事考えてるとか綾野さんに失礼だし)
恒一(平常心、平常心……)
──ガチャッ
綾野「こういっちゃん!ごめんね?待たせちゃったかな」
恒一「あ、綾野さ……ん、と、小椋さん……・?」
小椋「え、えへへ……」
恒一(あれ?綾野さんに昨日の事聞かれるんだと思ってたんだけど……違うのかな)
綾野「あー、こほん。えっとね、こういっちゃん」
恒一「うん」
綾野「まぁ、人間だれしも隠し事の一つや二つあるよね!」
恒一(……うん?やっぱり昨日の事なのかな……)
綾野「そこで!私と由美でこういっちゃんの隠された欲求を満たしてあげようかなって思ったのです!」
小椋「うん、うん」
恒一「……え?」
綾野「まぁまぁ、とにかくそういう事だから!」
恒一「えっと……話が見えないんだけど」
小椋「まだわからないの?」
恒一「え、うん……ごめんね、小椋さん」
綾野「ごめんね、昨日泉美としてるとこ、見ちゃったんだ」
恒一「あ、あぁ……知ってるよ」
綾野「あ、やっぱり?こっちも見られちゃってたかー……」
ごめんなさい眠いので落としてください
>>1「なるべく早く戻ってきます。引きが引きなので...」
>>155
よし頑張ってくれ
ほ
ほ
赤沢さん見てるといつもちんぽ勃起勃起~
揺れるおっぱい揉みしだきたいよ赤沢さん~
いつもセックス~(いつもセックス)いつもオナニー(いつもオナニー)しててもきづかないよね~
夢の中なら~(夢の中なら~)2人の距離縮められるのにな~
ああ神様お願い~赤沢さんとのパコパコタイム下さい~
お気に入りのラブホ見つけて今夜も中出し~
パコパコタイム~パコパコタイム~パコパコタイム~パコパコタイム~パコパコタイム~
ほ
刹那、綾野さんが視界から消えた。
恒一「後ろかッ!?」
綾野「残念、上だよ!!」ザシュッ
恒一「ぐあぁあああああぁ、僕の、僕の左腕がぁあ!!」ボトッ
綾野「ペロ。ハァ、恒一君の血ホントにおいしい。さぁもっとペロペロさせてよぉ」
恒一「ちっ!こんなとこで見せるわけにはいかねぇが仕方ねえ!!
俺に本気を出させた事、あの世で後悔しろ!!
卍 解!!
王子「させないよ!!」
ガキンッ
恒一「うおっ?!」
綾野「ぺろぺろできるよ!」
小椋「やったねアヤちゃん!」
>>133
綾野「ま、そんな事はもうどうでもいいんだけどね」
小椋「そうそう。だってこれから……ね?」
恒一「えぇ……」
綾野「それじゃあ由美、はいこれロープ」
小椋「ほいきた」シュルシュル
恒一「え?……って、え!?なんで縛るの!?っていうか今の一瞬でどうやったの!?」
綾野「ほらほら、細かい事は気にしないのー」
小椋「そんな事気にしてたら女の子に嫌われちゃうよ?」
恒一(なんだこれ)
恒一(突然縛られたかと思ったら二人に左右から抱きつかれて身動きできない……)
綾野「ふふ……」ペロッ
恒一「ひゃうっ」
小椋「あはは、ひゃうっ、だって変な声~」ぺろぺろ
恒一「うぅ……」
恒一(あぁ……本当になんなのこれ……)
恒一(抱きつかれてるから体の色んなとこ当たってるし……)
恒一「あ、あのさ!」
綾野「んー?」ぺろぺろ
小椋「どうしたの?」ぺろぺろ
恒一「いや、あの、ちょっと……」
綾野「なにー?」ぺろぺろ
小椋「言いたい事があるならはっきり言いなよ」ぺろぺろ
恒一「なんでこんな事してるのかなって……」
綾野「え?だってこうされたかったんでしょ?」ぺろぺろ
恒一「別にそんな事思ってないよ!」
ID変わってるけど>>1です
小椋「まだそんな事言うんだ……じゃあ、恒一くんちょっといい?」
恒一「うん?……って、うわわ!」
小椋「恒一くんの上半身脱がせてみました!」
綾野「おー。ロープが邪魔で中途半端に脱いでる感じがセクシーだね!」
恒一「ちょっと……やめてって……」
小椋「やめませーん」ぺろぺろ
綾野「このまま続けまーす」ぺろぺろ
恒一(なんでこんな事に……)
小椋「恒一くん黙っちゃったね」ぺろぺろ
綾野「気持ちいいのかな?」ぺろぺろ
小椋「そうだよ、ちょっと息も荒くなってるし」ぺろぺろ
綾野「じゃあこのまま続ける感じでいいのかな?」ぺろぺろ
恒一「よくないよ!」
小椋「恒一くん」
恒一「な、なに……」
小椋「あんまりそんな事言ってると、こっちにも考えがあるよ」
恒一「なんなのもう……本当に……」
小椋「彩」
綾野「はいこれなわとび」
小椋「ありがと」
恒一「え?」
小椋「えい」ピシッ
恒一「いっ!……ちょ、何するんだよ!」
小椋「……」ピシッ
恒一「いたいって!本当に痛いからやめて!」
小椋「恒一くん」
恒一「……なに?」
小椋「ぺろぺろ、されたいよね?」
恒一「いや……僕は……」
小椋「……」ピシッ
恒一「痛いってば!」
恒一「うぅ……」
小椋「ぺろぺろ、されたいよね?」
恒一「ぅあ、はい……ぺろぺろされたいです……」
小椋「よろしい」
綾野「そうそう、最初から素直な方が可愛いよこういっちゃん!」
恒一(あぁ、夢だこれ……まだ寝てるんだな僕……)
──その頃 教室──
赤沢「見崎さん、昨日の事なんだけど」
見崎「うまくいった?」
赤沢「あなた……よくも……!」
見崎「どうしたの?」
赤沢「恒一くんに全部聞いたわ!あのテープも全部でたらめじゃない!」
見崎「でたらめじゃないよ」
赤沢「え?」
見崎「だって、榊原くんの事ぺろぺろしたかったんでしょ?」
赤沢「話がよくわからないわ……」
見崎「榊原くんも、女の子にぺろぺろされたかった」
赤沢「だからそれは見崎さんが言わせたセリフで……」
見崎「私はそんな事言わせたりしないよ」
赤沢「だって……恒一くんがそう言って……」
見崎「私、言ったよね?恒一くんはそういうシチュエーションで楽しみたいって」
赤沢「……え?」
見崎「演技」
赤沢「あ……」
赤沢(じゃあつまりあれは……そういうプレイだったって事!?)
赤沢(思い出してみれば見崎さんは確かにそんな事を言っていた!)
赤沢(どうしよう……彩に見られて動揺して、あのまま帰っちゃったけど……)
赤沢(……恒一くんに嫌われてないかな)
見崎「理解した?」
赤沢「……理解したわ」
見崎「どうするの?」
赤沢「どうって……どうしたらいいのか……」
見崎「私、恒一くんの居場所、知ってるけど」
赤沢「……え?」
見崎「行かなくていいの?」
赤沢「……っ、わかった、行くわ。それで恒一くんはどこにいるの?」
見崎「屋上ね、こうなると思ってうまく行くよう話も進めてあるから大丈夫だよ」
赤沢「見崎さん!……あなたの事、少し誤解してたみたい」
見崎「いいよ別に、気にしないで」
赤沢「ありがとう、それじゃあ行ってくるわね」
見崎「行ってらっしゃい」
──再び 屋上──
恒一(叩かれた所がヒリヒリする……)
綾野「あー、ちょっと赤く腫れちゃったね、大丈夫?」
恒一「う、うん……一応」
小椋「……」ペロッ
恒一「うわぁっ!」
綾野「暴れちゃダメだよこういっちゃん」
恒一「う……」
小椋「恒一くん、気持ちいい?」ぺろぺろ
恒一(やばい……痛い、けど、温かくて、なんだろこれ……)
綾野「こういっちゃん?」
恒一「あ……なに?」
小椋「気持ちいい?」ぺろぺろ
恒一「あ、あぁ……うん、良い、です……」
綾野「大丈夫そうだね、じゃあ私もー」ぺろぺろ
小椋「……」ぺろぺろ
恒一(あー……なんかどうでもよくなってきた……実際気持ちいいし)
綾野「こういっちゃん!」
恒一「は、ひゃい!」
綾野「ふふ、噛んじゃってるよ?へんなのー」
恒一「かんべんしてよ……」
綾野「それよりさ、これ、なに?」
恒一「あぁ……」
綾野「おっきくなってるよ?」
小椋「本当に気持ち良くなってたんだね、叩かれて、ぺろぺろされて」
恒一「あ、いや、僕は……」
小椋「変態」
恒一「え、う、あ……」
小椋「じゃあズボンも脱ぎ脱ぎしよっか、変態さん」
恒一「う、うぁ……」
綾野「わー。初めて見たけどなんて言うか……すごいね!」
小椋(これをぺろぺろ……うまく出来るかな……)
小椋(大丈夫……だよね?ここまでは上手く役に入りこめてたっぽいし……)
小椋(恒一くんも気持ちいいって言ってくれたし)
綾野「ちょっとこれぺろぺろする前に触ってみてもいいかなー?」
恒一「う……うん、いいけど……」
綾野「それじゃ失礼しまーす……」サワサワ
恒一「う、く……」
綾野(あったかい……)
綾野「……」ニギニギ
恒一「うぁぁ……」
小椋(恒一くん気持ち良さそう……)
綾野「これ……こうやって動かせばいいのかな」シコシコ
恒一「あ、ちょ……うぅ」
小椋「じゃあ、私は恒一くんの胸ぺろぺろしてるね」ぺろぺろ
恒一「あぁ……はぁ、はぁ……」
恒一(叩かれた所が……痛くて、気持ちよくて、下も、あぁ……)
綾野「鎖骨のところも腫れちゃってるね、じゃあ私はこっちー」ぺろぺろ
恒一「う……」ゾクゾク
恒一(ロープで縛られて、中途半端に上着脱がされて、ズボンも下ろされて……)
恒一(二人の女の子に抱きつかれて、胸と首筋舐められて、その、下も触られて……)
恒一「ま、待って!……その、もう」
綾野「んー?」ぺろぺろ シコシコ
小椋「どうしたのー?」ぺろぺろ
恒一「いや、だから、その……」
綾野「……出ちゃいそう?」ボソッ
───ガチャッ
赤沢「恒一くん!」
恒一「え?」
綾野「!?」
小椋「あ」
赤沢「……え?」
赤沢(何この状況……見崎さんはうまく行くよう話を進めてあるって……)
赤沢(……なるほど、恒一くんは色んなシチュエーションでって話だったわね)
赤沢(流石に複数でってなると私一人では出来ない……)
赤沢(彩と由美もってのはちょっと悔しいけど、致し方なし……か)
綾野「あ、ああああの!い、泉美!?」
イズミ「……」スタスタ
綾野「えっと、これは、その」
イズミ「いいから。そのまま続けて?」
小椋「え?」
綾野「いや、だってその、ねぇ……」
小椋「う、うん……」
イズミ「恒一くん」
恒一「は、はぃ……」
イズミ「恒一くんは、ぺろぺろされるのが好きなのよね?」
恒一「……うん」
イズミ「彩、由美」
小椋「?」
綾野「な、なんでしょうか……」
イズミ「二人は、恒一くんをぺろぺろしたいのよね?」
恒一「……!」
イズミ「私も恒一くんをぺろぺろしたい」
イズミ「彩と由美も恒一くんをぺろぺろしたい」
イズミ「恒一くんは女の子にぺろぺろされたい」
イズミ「何も問題ない、でしょ?」
綾野「あー……そうなる、のかな?」
小椋「問題ない、かも」
イズミ「ほら」
恒一(なんだこれ)
恒一くんはこの後3人にぺろぺろされたりされなかったり鳴ちゃんもぺろぺろしたりして
幸せな生活を送りました 完
赤沢「恒一くんがペロペロを拒絶にするようになった!?」
赤沢「どういうこと?ちゃんと説明しなさい」
小椋「昨日のお昼のことなんだけどね いつも通り屋上に呼んでペロペロしようとしたら……」
回想
小椋「恒一くぅん…まだぁかなぁ…」
ガチャ
恒一「ごめん待たせてちょっと話があるんだけど良いかな?」
小椋「なに?」ペロペロ
恒一「……あの…もうペロペロするのやめてほしいんだ…」
小椋「……えっ?もう一回良いかな?」ペロペロ
恒一「だからもうペロペロはやめてほしいんだ」
小椋「…………」ペろっ
恒一「最初はこんな可愛い娘たちにペロペロされるなんてなんて役得だとか思ってた」
恒一「だけど現実はそんな甘くなかった」
恒一「まずペロペロされると唾液が身体中に付着する 服が非常に着づらいんだ」
恒一「なによりベトベトでその後まともに動けない そしてすごく臭う」
恒一「怜子さんに何度問いただされたことか……勝手で申し訳ないけどもうペロペロは終わりにしてほしい」
小椋「……そんな」ぺろっ
続けて
恒一「じゃあこれで‥‥」スタスタ
小椋「待って恒一君!あなたはこれで良いの? ホントに後悔はないの?」
恒一「ごめん‥‥さようなら」
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回想終了
赤沢「なん‥‥だと?」
綾野「由美今の話ホント!?」
小椋「ホントよ残念ながら‥‥」
一同「‥‥‥‥」
赤沢「‥‥いや‥‥ちょっと待って」
赤沢「おかしいわ‥‥これには裏がありそう」
綾野&小椋「ど、どういうこと?」
赤沢「そもそも恒一君がペロペロを拒絶するなんてありえない‥‥うん」
赤沢「真っ当そうな理由を並べてたけどもどれも私たちのペロペロの誘惑を拒絶するには根拠として弱すぎる‥‥」
小椋「確かに‥‥」
綾野「私たちのあのペロペロは簡単には逃れられないもんね」
小椋「で‥‥つまりどういうことよ?」
赤沢「だからね‥‥」
赤沢「ペロ主を乗り替えたってことよ!!」
小椋&綾野「!?」
赤沢「これなら納得できるわ‥‥」
赤沢「恒一君の目の前に私たちより有能なペロラーが現れてその人のペロペロの虜になってしまった‥‥」
赤沢「そして恒一君はもう逃れられない ペロペロはドラッグみたいなもの 一度良いものを体験すると二度と戻れなくなる」
赤沢「これなら私たちはもう用済み 拒絶するのもいたしかたないわ」
小椋「でも私たちよりすごいペロラーなんて夜見北にいたっけ?」
綾野「3組の女子の容姿は高いからね 隠れペロラーがいてもおかしくないよ」
容姿のレベルな
赤沢「問題はそれが誰かってことよ 心当たりある?」
綾野「最近こういっちゃんと接触した人‥‥ 見崎さんとか多々良さんとか?」
小椋「有田さんは恒一君の事いつも尾行してる」
赤沢「じゃあその人たちに接触を図るわよ」
小椋「よs」
綾野「あ!? あれ」 ビシッ
小椋「あっ恒一君」
赤沢「‥‥」
赤沢「なんでまだこんな時間に学校残ってるのよ‥‥」
綾野「こういっちゃん怪しいな~」
赤沢「よし つけるわよ」
赤沢「どこにいくのかしら‥‥あそこは‥‥音楽室!?」
小椋「入っていったわ」
綾野「こりゃあ多々良しゃんかー」
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━━━
小椋「彩!顔出し過ぎ ばれる」ガシッ
綾野「うわっ」
赤沢「声聞こえないわね‥‥‥‥って!!??」
赤沢「ペロペロしてる!! ペロペロしてるわ!! やっぱりあの女だったのね~」イライラ
赤沢「もう我慢できない!!」 スタ
小椋「待って!!」グワッ
赤沢「うわっ‥‥何よ由美」
綾野「よーく見て様子がおかしい」
赤沢「多々良さんが泣いてる!?」
恒一「‥‥ごめん」
綾野「今こういっちゃんごめんって言ってたよね」
多々良「やだ ペロペロやめたくない‥‥」
小椋「なんか私の時と同じ展開ね‥‥」
赤沢「可哀そうに‥‥」
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━━━
赤沢「ということで多々良さんは私たちと同じ名も知れぬ恒一君の新しいペロ主の被害者になったわ‥‥」
綾野「‥‥‥‥」
小椋「ねぇもしかしたらホントにただペロペロが嫌になっただけかも‥‥」
赤沢「‥‥ いやそれは無い 必ず裏で恒一君を操ってる女がいるはずよ」
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3日後 -放課後-
恒一「ごめんなさい」
有田「いやだよー♪」ペロペロ
赤沢「これで11人目‥‥新しいペロ主の被害者がこんなにいたなんて」
小椋「まさか見崎さんも違うとわね‥‥」
綾野「こういっちゃんこんなにたくさんの女の子からペロペロされてたんだー」
小椋「さすがに人数が多すぎない? ホントに嫌になっただけかも‥‥」
赤沢「何を言ってるの? もしそうだとしたら今までの私たちの苦労は水の泡じゃない!」バン
小椋「で、でも‥‥」
綾野「あっまた動いたよ」
小椋「今度はどこに行くんだろう‥‥」
赤沢「!?あそこは面談室?」
小椋「‥‥なぜあそこに」
綾野「面談室って何ー?」
赤沢「あっもしや‥‥」
綾野「ねぇ面談室って何の目的であるの?」
赤沢「入った! 行くわよ」
ソローリ ソローリ
一同「!?」
赤沢「あ、あれは!? 三神先生じゃない!」
小椋「なんで先生が‥‥」
綾野「まさか‥‥」
恒一「怜子さんのために全員断ってきましたよ♪」
怜子「あら!恒一君偉いわねー じゃあご褒美に」ペロリ
恒一「あっ‥‥良い‥‥ もっとぉくださいよぉ~」
怜子「あー良いわー恒一君相変わらず可愛いわー」ぶちゅー ペロペロペロペロ
ゾワッ
赤沢「何!?今のペロペロは? 一瞬寒気がした」
綾野「‥‥」
小椋「‥‥私‥‥聞いたことがある‥‥」
赤沢「な、何を!?」
小椋「近親でのペロペロの中毒性は通常と比にならないぐらいものすごいものらしいと‥‥」
小椋「そう‥‥それは30人に一斉に全身をペロペロされるのと同じ快感を味わえる‥‥と」
赤沢「‥‥なん‥‥だと」
小椋「そしてそれはお互いの愛情が深ければ深いほど 何倍も増幅される」
綾野「‥‥恐ろしいねー」パシャパシャ
小椋「だから近親でのペロペロは犯してはならない禁忌‥‥とされていて滅多なことじゃ起きないはずだった‥‥」
赤沢「はずだった‥‥あっ!」
綾野「‥‥?」
小椋「そう あの時恒一君は家で怜子さんに何度も問いただされたと言ってた」
小椋「おそらくその時のペロペロによる残り香のせいね 軽い媚薬となって2人に襲いかかったのよ」
赤沢「つまり‥‥これは私たちのせい‥‥?」
小椋「残念ながら無能の謗りを受けてもいたしかたないわ 泉美」
恒一「あぁ‥‥良い‥‥気持ちいよお 怜子さん」
怜子「あぁ恒一君美味しい‥‥」ペロペロペロペロペロ ジュボジュボ
赤沢「‥‥ッ このままじゃ恒一君が 私の恒一君が‥‥」
小椋「落ちついて クラスみんなの力を合わせてこの不幸な事故を解決するの!」
綾野「このままでも面白いなー」
赤沢「よしわかったわ!! 近親ペロペロ対策係結成よ!」
おわり
もう思いつかない 誰かインスピレーション湧いたなら続き書いて
はよ
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