真美「人気が無いからってひがむなよwwwww」 (428)

律子「亜美、仕事の時間よ」

亜美「うん!いってくるね真美!」

真美「いってらっしゃい」

P「真美、レッスンの時間だぞ」

真美「うん、わかってるよ」

P「ごめんな、仕事入ってなくて」

真美「いいんだよ……気にしてないから」

春香「おはよう真美」

真美「おはようはるるん!」

春香「他のみんなは来ないから始めよっか」

真美「うん……」

春香「ここ最近レッスンは二人でやることが多いね…」

真美「仕方ないね、みんな仕事で忙しいから」

真美(真美以外……)

P「春香、仕事の時間だ」

春香「あ、もうこんな時間!仕事いかなきゃ」

真美「いってらっしゃい」

春香「うん、真美も頑張ってね」

真美「わかってるって」

真美「………頑張ってるつもりなんだけどな……」

真美「~~~~♪」

真美「……もうこんな時間か」

P「お疲れ様」

真美「兄ちゃんいたんだ」

P「何となく来てみたんだよ
一日中練習してたんだな」

真美「ここは好きなだけ使っていいんだよね?他にやることもないしさ」

P「ごめんな、俺の力が足りないばっかりに……」

真美「謝らないでよ、もう」

P「……もう遅いだろ?送ってくよ」

真美「ありがと、でももうちょっとだけ練習していいかな?」

P「ああ、待つよ」

真美「~~~~♪」

P「………」

真美(なんで真美だけ売れないんだろう……
まあ、理由はわかってるけどさ)

真美「終わり!送ってって兄ちゃん!」

P「ああ、じゃあいこうか」

真美「………」

P「真美、実は新しい仕事が入ったんだけど」

真美「え!?本当に!?」

P「ああ、亜美と一緒にやる番組なんだがな」

真美「ああ、そう……」

真美(真美に入ってくる仕事はいつも亜美関係
真美個人の仕事はほとんど入ってこない)

真美「んじゃあ、頑張りますか!」

P「ああ、頼む」

真美(真美個人の仕事だって亜美の名前が必ずといっていいほどついてくる……
もうおそらく真美が売れることは無いんだろうな)

P「……ごめんな」

真美「謝んないでよ……仕事が入って真美嬉しいよ?」

P「………」

真美(こうなるなら亜美の名前でアイドル活動しなければよかった
今更言っても遅いけど)

真美「ありがと兄ちゃん!おやすみ!」

P「おやすみなさい」

真美「………」

P「どうしたんだ真美?」

真美「何でもないよ!」

真美(勝てないのはわかってるけど諦めたくない…)

真美「やっほーはるるん」

春香「真美!仕事終わったの?」

真美「うん、じゃあレッスンいこうか」

春香「あ、待って、他にも約束あるから」

真美「そうなの?」

春香「一緒にきて」

真美「うん」

千早「春香、真美、来たのね」

真美「千早お姉ちゃんもレッスンいくの?」

春香「そうだよ」

真美「じゃあ真美の練習付き合ってよ」

千早「いいわよ」

真美「~~~~♪」

真美「……どう?」

千早「正直に言っていい?」

真美「うん」

千早「かなりレベル高く完成してる
正直アドバイスすることは無いわね」

真美「えー!なんかあるっしょ!」

千早「いいえ無いわ、むしろどうして……」

真美「どうして?」

千早「いえ、なんでもないわ」

春香「じゃあもう終わりにしよっか」

真美「うん!」

千早「………」

春香「どうしたの?千早ちゃん?」

千早「……なんでもないわ、終わりましょう」

真美「………」コソッ

千早「何してるの?」

真美「おわあ!」

千早「練習は終わりにしたはずだけど?」

真美「えっと……忘れ物だよ!」

千早「プロデューサーから聞いてるわ、毎日遅くまで練習してるって
今日はもう終わりにしましょう」

真美「でも……」

千早「最近いつ休んでるの?このところ毎日来てるみたいだけど」

真美「………」

真美「真美はさ、頑張らないといけないの
いくら頑張ってもまだ足りないんだよ!」

千早「……それで倒れたらどうしようも無いわ」

真美「倒れてないし!じゃあ真美にこれ以上どうしろって言うのさ!」

千早「………真美………」

真美「………他に方法があるなら教えてよ……
真美だって限界を感じてるよ……」

千早「………とりあえず今日は帰りなさい」

真美「……わかったよ」

千早「……真美、私は何も出来ない、でも……仲間だから……相談程度なら……」

真美「………じゃあね、千早お姉ちゃん」

千早「真美……」

真美「………どうしよう」

真美(売れる手段が思い浮かばない……
………自分で営業に行ったりしたこともあったな……
まあ、そのときは中学生だから相手にされなかったんだけど)

テレビ『きみがくれたから~なないろボタン♪』

真美「………人気が無いからってひがむなよ、双海真美」

テレビ『おはようございます、今日は土曜日…』

真美「………ああ、そのまま寝ちゃてたんだ」

真美「……今日は仕事無いね、いや、今日『も』か」

真美「あれ?誰からかメールが入ってる」

『明日、たるき亭で待っている』

真美「……?これ誰だろ」

真美「……いってくるかな」

店員「いらっしゃいませ~!」

真美「……とりあえず来てみたけど誰なんだろ」

???「こっちだ」

真美「?……!お前は!」

黒井「よくきたな双海真美!」

真美「なんで…!?」

黒井「ここではなんだ、場所を変えよう」

真美「待って!なんで真美のメールアドレス知ってるの!?」

黒井「そんなものいくらでも調べる方法などある!さあいくぞ」

真美「待ってよ!話ってなに!?」

黒井「ふん、簡単に説明しよう、お前を引き抜きにきたのだ」

真美「真美を引き抜き…!?どういうこと!?」

黒井「これ以上は場所を変えて話そう」

黒井「さて、あらためて話そう」

真美「待ってよ!いきなり何を言い出すのさ!
大体961プロは、今まで765プロのこと妨害してたじゃん!」

黒井「ふん、細かいことをきにするやつだ」

真美「何を…」

黒井「貴様、売れたいとは思わないか?私の方に来ればいくらでもブレイクさせてやる」

真美「売れるって……」

黒井「貴様の話は知っている
よく聞くぞ、双海亜美の仕事に寄り付くハイエナとな」

真美「ハイエナって……」

黒井「ふん、聞いたことがないとは言わせないぞ
双海亜美が売れてから売り出した双海真美
実際のアイドルとしての登録も売れ始めた年、亜美の人気を貪っているとな」

真美「………それは」

黒井「そして同時に私は知っている
お前たち二人が本当は入れ替わりでアイドル活動をしていたことを」

真美「どうしてそれを……」

黒井「私を見くびるな、よーく見てみれば違いなどわかる」

黒井「さて、逆にお前は知っているはずだ
私の事務所がたくさんの人気アイドルを出し、売れていったことを」

真美「………」

黒井「お前たちの事務所は、確かに今売れている
しかし!お前はどうだ?
他のアイドルに差をつけられ、双海亜美にも越えられない壁を作られた
お前はとっくに気づいているはずだ
自分はもう売れない、と」

真美「………」

黒井「追い越したいと、越えたいと思わないか?
私ならそれができる!私の961プロならな!」

真美「………どうして真美に?」

黒井「私の目的は765プロを潰すことだ
貴様が来ればそれができる、それだけだ」

真美「真美がどうにか出来るとは思えないけど」

黒井「その質問こそ、お前の本心をあらわしているのではないか?
誰よりも売れたい、そのためにはどんな手でも使いたい…と」

真美「………でも」

黒井「潰したいだろう?他のアイドルを
越えたいだろう?双海亜美を」

黒井「お前にはそれができる、お前だからこそだ」

真美「真美は………」

黒井「なに、今すぐ答えを聞くものでもない、今日1日、考えてみるといい」

ガチャ

真美「おはよう」

小鳥「おはよう…って真美ちゃん!今日は休みのはずだけど?」

真美「……暇だから、来てみたんだよ」

P「おう、真美!まあ、ゆっくりしてて」

真美「……兄ちゃん……」

P「?どうしたんだ真美?なんか変だぞ?」

真美「兄ちゃん、真美売れるかな?」

P「何言ってるんだ真美!当たり前じゃないか」

真美「本当に?今売れてないのに?」

P「それは……だけど真美には才能あるし、頑張ってるじゃないか!必ず売れる!」

真美「………わかったよ、ありがと
……はっきりした答えじゃないんだね」

P「……真美?」

真美「ありがとう、じゃあね」

P「えっ!もう帰るのか!?」

バタン

P「………真美……?」

……その後、双海真美が961プロへ移籍することが決まった

春香「プロデューサーさん!これ本当なんですか!?」

響「自分嫌だぞ!」

雪歩「四条さんの時と同じで嘘ですよね!?」

P「………本当だ、真美を引き留められなかった」

真「どうして!しかもよりによって961プロじゃないですか!」

P「……961プロがなにかをそそのかしたんだろうな」

やよい「真美……どうして……?」

ガチャ

伊織「ちょっと!これどういうことよ!」

あずさ「落ち着いて…」

伊織「どうして真美が961プロに移籍すんのよ!」

P「亜美から聞くには、961プロの方が良いみたいだ」

伊織「そんなわけないじゃない!きっとなにか言われたのよ!」

千早「亜美は?」

律子「車よ、真美に電話してるみたい」

美希「とにかく961プロに話をつけるの!」

貴音「そうですね、直接話を聞いた方が早いです」

ガチャ

亜美「みんな!真美から話があるって!」

皆「………!」

亜美「………」

ピッ

真美『やっほーみんな元気?』

春香「真美!どうして961プロに!?」

真美『限界を感じたからだよ、765プロだと、真美はダメだからね』

真「それでも961プロなんて!」

真美『真美はこっちで楽しくやるし、みんなは心配しなくていいよ』

P「真美、戻ってくるつもりはないのか?」

真美『ないよ?あ、そうそう、気をつけてね?真美は手加減しないから
って言っても、本当は真美が手加減して欲しいんだけどね
あ、もうレッスンだからじゃあね!』

P「あ、おい真美!」

真美「…こんなもんかな…」

黒井「じゃあ真美ちゃん!レッスンを始めようか!今週の金曜日にやる番組で踊るダンスだ
そこで961プロアイドル双海真美が誕生するのだ!」

真美「明後日か……時間が無いね」

黒井「それを何とかするのが君だ」

真美「わかってるよ」

黒井「765プロを潰すための第一歩だ、頼むよ」

真美「………うん」

テレビ『765プロに所属していた双海真美ちゃんが移籍!?』

『竜宮小町の双海亜美ちゃんの双子の姉の双海真美ちゃんですが……』

『アイドルの仲間を強く強調している765プロですが……』

やよい「どこも真美の話題で持ちきりだね」

伊織「………そうね」

真「真美、どうしてなんだろう」

P「みんな!真美が出演する番組があるぞ!」

真「本当ですか!?」

P「今週の金曜日のMCステージらしい」

伊織「それって竜宮小町も出る番組じゃない!」

P「……おそらくわざとぶつけてきたんだ」

やよい「どうして竜宮小町にぶつけてきたんでしょう?」

P「おそらくもう765プロではないということをアピールするためだろう
それから竜宮小町がベストコンディションじゃないようにしたのかも」

真「なるほど……」

伊織「なんか嫌な予感するわ」

P「ああ、なにかしてくるかも知れない、充分気を付けよう」

テレレレ~

司会「さあ始まりましたMCステージ
今日歌ってくれるのはこの皆さんです!」

キャアアアア

真美「やっほー!」フリフリ

亜美「真美……」

伊織「亜美、しっかり前を向いて」


テレビ『キャアアアア』

美希「始まったの」

響「真美……」

貴音「これが、961プロでのはじめてのステージなのですね……」

春香「千早ちゃん……」

千早「気にしても仕方ないわ、静かに見ましょう」

司会「話は聞いてます、今回のステージが移籍後はじめてのステージとか」

真美「うんそうです!」

司会「どうして移籍したんですか?」

真美「765プロはよくしてくれたんだけどやっぱり自分には合わないと感じて移籍しました」

司会「アイドルの仲間達はどういう反応しました?色々もめたと思いますが」

真美「あまり話したくないですね」

司会「そうですか……今いらっしゃいますが亜美ちゃんとはどういった感じに?」

真美「軽くもめました、でも最後にはいいっていってくれましたよ」

司会「そうですか、それではそろそろ歌ってもらいましょう、準備お願いします」

テレレレ~

社長「気付いたかね?」

P「ええ、やられましたね」

社長「おそらくこのステージが終わったら765プロに電話が殺到するだろう」

P「完全に潰しにかかってますね」

律子「えっ?どういうことですか?」

社長「うちは仲間というのを売りにしているんだ
だけど今真美君が答えたのは…」

P「元々、女の子同士が仲がいいというのもあり得ないと、黒い噂が立っているんだ
そこに真美のあの回答の仕方、裏がある…っと思われます
ましてや亜美と真美は仲良しの双子で売っていたので……」

律子「どうなるんです?」

黒井「おそらく炎上するだろうふはははは!」

P「黒井社長!」

黒井「やあ弱小事務所の諸君!ご機嫌いかがかな?」

P「どうしているんです!?」

黒井「どうして?うちの最有力アイドルの様子を見に来て何が悪い!」

社長「黒井、お前は…」

黒井「ふん、どうだ良い様だ!
お前達が諦めていたアイドルがお前達を苦しめるのだ!」

律子「貴方が真美をそそのかしたんですね!」

黒井「最終的に選んだのは彼女だ、
それに見ているが良い、本番はこれからだ」

P「何を……」

テレレレ~

司会「それでは歌ってもらいましょう!



オーバーマスター」

真美「………」

「カッコ悪いわよ」


テレビ『スリルのない愛なんて~』

美希「格好いいの……」

春香「真美、こんなブラックな声出せたんだね……」

響「それだけじゃない、ダンスも凄いぞ……」

貴音「……まるでこれに命をかけているよう」

千早「………」

「試してみれば?」

真美「Good Luck To You!」

――黒井『勝つためには、とにかく目を引く必要がある』――

真美「………!」

グルン

P「えっ!?」

律子「バク宙!?」

黒井「ふはははは!どうだ!」

真美「………」スタッ

テレビ『真美『………』グルン』

美希「えっ!?」

響「凄いぞ!」

貴音「なるほど、これをより多くの人達に見られる状況でこのようなパフォーマンスを」

春香「すごい…」

千早「………それだけ真美は本気だってことね……」

司会「ありがとうございました、いやーまさかの一回転!凄かったですね!」

司会「では、続いては……」

P「まさかそんなことをしてくるなんて……」

律子「そんな!真美の身体能力じゃ……」

黒井「ふはははは!このところ、ずっとバク宙の練習をしていたのだ!
ダンスの部分は軽くやっただけだ
できるわけないというのが!お前達がどれだけ彼女を知らなかったか示しているな!」

社長「それはともかく、話題だけなら充分だ
765プロ移籍にあの年齢でしかも女の子のバク宙はとてつもないインパクトがある」

P「……なるほど」

黒井「ふはははは、楽しみだろうな!お前達が諦めていたアイドルが、どうなるか」

律子「っく……」

黒井「まあ、貴様達にとやかく言われる筋合いはないな!」

司会「本日はありがとうございました!また来週!」

テレレレ~



真美「………お疲れさまです!」

亜美「真美!さっきの……」

スッ

亜美「あっ……」

黒井「お疲れさま、頑張っただけあったな」

真美「うん!ありがとうね!」

P「真美!」

真美「兄ちゃん…」

黒井「おおっと、いこうか真美ちゃん!」

真美「うん…」

ブウウウウン

真美「………」

黒井「どうしたんだ?後悔してるの
か?」

真美「別にしてないよ……ただ、ちょっと疲れた……」

黒井「……ゆっくりと休むがいい
明日から、真美ちゃんが想像したこともないようなほど忙しくなる」

真美「………」Zzz…

黒井「眠ったか……ふん、恐ろしいアイドルだよお前は」

黒井(私の目論見だと、バク宙出来るところまでいくとは思っていなかった
ただ、765プロの人気を下げるための駒でしかなかったはずだ)

黒井「努力型……か……」

『テレビでバク宙!双海真美!』

テレビ『いやー凄かったですね!』

男1「昨日のテレビ観たか?」

男2「みたみた!ビックリしたぞ」

女「真美ちゃんカッコいい!可愛い!」

幼女「わたし、おおきくなったらアイドルになる!ぐるんってまわるの!」

“今週の検索ランキング”

一位 双海真美

二位 双海真美 バク宙

三位 双海真美 オーバーマスター

黒井「今日になって仕事がたくさん入ってきたぞ」

真美「本当に!?やったー!」

黒井「せいぜい頑張るんだな
せっかく入った仕事を無くすようなへまはするなよ?」

真美「わかってるよ!」

黒井「くくく、威勢はいいな」

真美「頑張るよー!」

『真美ちゃん人気だな』

『ダンスのあとにあれはびびった
しかもまだ中学生だろ?』

『あんな良いアイドル逃すなんて765プロ何やってるんだ?』

『それが、裏で酷いことしてたみたいだぞ?あんまり仲も良くなかったとか』

小鳥「むっかー!あることないこと言いたい放題!」

P「落ち着いてください
………今日も変な電話何件か入って来ました
それと同時に真美がいるかどうかの確認電話も何件か」

社長「ふむ……」

社長「完全に向こうの思いどうりだね」

P「社長……実は、アイドル達の仕事にも影響が……
レギュラーをやめさせたいという連絡も……」

社長「ふむ……おそらく黒井が関わっている部分もあるだろうが……
やはり影響はあるか……」

P「どうしましょう?」

社長「こういうときは地道に営業するしかないな」

P「はい!頑張ります!」

律子「ただいま戻りました!」

社長「おお、おかえり!どうだったかね?」

律子「それが、やっぱりレギュラーはなかったことに……」

社長「ふむ……」

P「まずいですよ、人気が下がったアイドルは元に戻るのは……」

社長「やはり作戦を立てる必要があるな………」

P「うちが出来ることなんて……」

社長「………それを考えるのだ」

P「にしても、黒井社長は次は何をしてくるのでしょう……
まさかこれで終わりだとは思えないんですが」

社長「その事なんだがね、真美君がどう発言するかにかかってると思うのだ」

P「真美が…?」

社長「そう、例えばアイドルがいじめをしていた……なんて嘘の発言をしたら、もううちは終わりだ」

P「真美はそんなことは言いません!」

社長「わかっている……わかっているが、考慮しておかなければいけないことだ
黒井がどんな手を使うかはわからない」

P「………」

真美「お疲れさまでした!」

D「お疲れさま!また期待してるわ」

真美「よろしくお願いします!」

真美「えっと、次は…」

黒井「やあ真美ちゃん迎えにきたぞ!次の仕事にいこうか」

真美「うん!」

ブウウウウン

黒井「あの話は考えてくれたか?」

真美「嫌だよ!これだけは譲れないね」

黒井「お前の発言で765プロを潰せるんだぞ?」

真美「真美潰すつもりなんて……」

黒井「ふん、どうせ今は一時的に人気が出ているだけだ
油断したらすぐにまた抜かされるぞ」

真美「心配してくれてるの…?」

黒井「仮にも私がプロデュースしているのだ、私に恥をかかせるな」

真美「わかってますって」

黒井「ついたぞ」

真美「ありがとね!」

黒井「ああそうだ、765プロに気を付けるんだな」

真美「なんで?」

黒井「人気が出たうちのアイドルを引き抜きに来るかもだからな」

真美「まさか」

黒井「ふん、どうだか
汚い765プロのことだ、人気になったとたんに戻ってきて欲しいと泣きつくに決まっている」

真美「さすがにそんなことはしないっしょ」

黒井「どうだかな」

真美「ありがとうございました!」

真美「今日はもう帰るだけか…」

P「……真美、話があるんだ」

真美「兄ちゃん!どうしたの!?」

P「いや、ちょっとだけ話があるんだ、いいか?」

――黒井『人気になったとたんに戻ってきて欲しいと泣きつくに決まっている』――

真美(まさか、ね)

P「どうだ?そっちでの様子は」

真美「絶好調も絶好調!人気バリバリだよー」

P「そうか……」

真美「そっちは?」

P「いや、問題ないよ」

真美「ふーん」

真美(人気が落ちてるって聞いたけどねー)

P「俺は、真美の才能を生かしきれなかった……
本当にごめんな」

真美「気にしなくて良いよ」

P「ごめんな」

真美「兄ちゃんって謝ってばっかりだよね!真美が売れなくて、ごめんなってずっとそればっか」

P「………」

真美「まあ、兄ちゃんのせいじゃないよ
仕方なかったんだ」

P「ごめん……」

真美「だから謝らないでって!」

真美「そりゃ真美は765プロだと人気出なかったけどさ……でも今は売れることができたんだ……
だから謝られても困るよ」

P「そうだな……」

真美「えへへ!じゃあ真美もう帰るね!」

P「あ!真美、ちょっと待った!」

真美「?なに?」

P「戻ってきたかったらいつでも戻ってきて良いからな?」

Pェ…

真美「!………それは、真美が売れたから?」

P「違う!俺達はいつでも仲間だ、だろ?」

真美「………ふーん」

P「まあ、戻ってきたかったらだが
いつでも待ってるからな」

真美「……戻らないけどね」

P「そうか……だけど来たくなったらいつでも来いよ
遊びに来るのもいいからな」

真美「………わかったよ、じゃあね」

P「じゃあな!」

真美「ただいま」

亜美「真美おかえり…」

真美「はあ、疲れたよ」

亜美「おつかれ!あ、真美!久しぶりにゲームしない?」

真美「しないよ、お風呂入ろっと」

亜美「あ……」

亜美「………真美……」

なんか外が騒がしいと思ったらこの風の強い日にご近所で火事だったの

誤爆ったの

サバー

真美「………」

真美(やっぱり売れたから戻れって言ってるのかな……)

真美(まさかそんなわけないか……)

真美「あ、新しい歌の練習しよっと」

真美「~♪」

真美『~♪』

亜美「真美楽しそうだね……765プロにいた頃よりずっと………」

真美「………」

亜美「寝ないの?」

真美「台本を読まないといけないからね」

亜美「………おやすみ」

真美「おやすみ亜美」

真美「………」ペラ

DJ「さて、今回紹介するのは人気急上昇中のこのアイドル!双海真美ちゃんだ!」

DJ「クールな歌に可愛い歌、カッコいい役から可愛い役までこなす、幅広い顔を持つアイドルだ!」

DJ「幅広い層に支持される彼女は、まさにオールマイティアイドル!」

DJ「彼女はなんと!今度は全国のアリーナライブも決まったようだ!」

DJ「爆進するアイドル双海真美に、今後も目が離せない!!」

お姉ちゃん…美希やってないの…こんなのってないの…

美希「真美すごい人気だね…」

春香「前の状況が嘘みたい……」



P「……」

社長「日に日に765プロへの風当たりは強くなっている……
更にアイドル達の仕事も目に見えて減ってきている
わかってるね?」

P「………はい」

黒井「正直ここまで売れるとは思わなかった」

真美「………」

黒井「………やはりな」

真美「はっ!なに!?」

黒井「もう限界が近いんだろう?一気に売れすぎて感覚がついてこない」

真美「そんなこと…」

黒井「今日はもうゆっくりと休むがいい、もう仕事はないからな」

真美「うん……」

しえん

真美(人気アイドル…双海真美……
いろんな層に支持されるトップアイドル候補……)

真美「なにこれ完璧じゃん」

真美(でも、いつまでも人気がある訳じゃない……)

真美(もし人気が落ちたら?またあそこに戻るの?)

真美「…………怖い」

真美(あの、誰も見向きもしないアイドル時代に…)

真美「嫌だよ……戻りたくない……」

真美(その為なら……)

ちょっとご飯食べてきます

むしろ黒ちゃんは正当に真美の魅力を引き出しただけっていう有能ぶり

黒ちゃん大勝利!

みんな「どうせ俺なんか…」

かわいいよな

P「真美、もう一度戻って…」

真美「うるさいよぉ!!」

P「っ…!」

真美「もう嫌なの!あの頃に戻るのは!
みんなお仕事もらってるのに真美だけ一人で
いつも鏡と向き合ってる!!だったらまだみんな
売れなかったあの頃の方がずっと楽しかったよ!!
みんなTVに出るようになって!
あたしが765プロを出るときも
みんなあたしのことなんか気にしてなかったんだ!!」

パシン!

亜美「真美…そんなこと言ったらダメだよ…。
兄ちゃんもみんなもどうにか真美に
戻ってきて欲しいって頭悩ませてたんだよ…?」

>>1ではなかろ

黒井「フンっ!ガキの戯言だな。」

「「黒井!!」」

黒井「真美、そんな奴らにつきそう
必要なんてない。行くぞ!」

真美「あっ…うん…。」

P「待っ…待ってくれ、真美!」
亜美「真美っ!!」

真美「ごめんね、兄ちゃん、亜美…」

社長「黒井君、君はアイドルを玩具にしている!
そんなことしたら傷つくのは真美君だぞ!」

黒井「ハッ、ふざけたことを抜かすな!
才能あるアイドルを放ったらかしにした
事務所はどっちだ!?」

社長「…っ。」

黒井「そういうことだ。今後も961プロ所属、
双海真美をよろしく頼むぞ。クックックッ。」

ガチャッ

伊織「あら、真美じゃない。」

真美「いおりん…」

外食しに行ったのかも知れんよ

大体展開が>>149から違いすぎるっしょ

ごめん、うっかり寝ちゃってた

また書き始めます

真美「おはよー!」

黒井「ふん、きたか………?どうした?」

真美「なにが?」

黒井「………いやなんでもない、いくぞ」

真美「うん!」

黒井(なにか様子が変だ……)

黒井「どうしたのだ?様子が変だが」

真美「なんでもないよ!」

黒井「……ならいいが」

アイドルのメンタル面まできっちり把握できてる黒ちゃんマジ有能
どっかの無能社長も見習えよ

真美「~~~~♪」

黒井(今日も完璧だ、だが……なにか変だ……)

黒井(いや、完璧過ぎるのだ)

真美「お疲れさまでした!」

黒井「今日の仕事はこれで終わりだ」

真美「えっ?どうして?まだ仕事はあったよね?」

黒井「全てキャンセルだ、今日は練習もダメだ、ゆっくりと家で寝てるんだな」

真美「………なんで?なんでキャンセルなんかするの!?仕事だよ!?せっかく入った仕事!」

黒井「いいから貴様は命令に従っていればいい」

真美「…………」

真美「せっかく入った仕事をなんで……」

真美「………練習しよう、練習ぐらいしかやることないし」

――黒井「練習もダメだ」――

真美「まあ、いいよね」


真美「~~~~♪」

真美(新しい歌……はやく完璧にしなくちゃ……)

真美「………」タンッ

真美「もうこんな時間……帰らなきゃ」

黒井「何をやっていたのだ?」

真美「おわあ!いつの間に!?」

黒井「さっきお前がダンスに夢中になっている時にな
……練習は禁止したはずだ」

真美「だって…」

黒井「ふん、どうせレッスンくらいしかやることがないとか思ってきたのだろう?」

真美「真美は……!」グラ

ドサッ

黒井「……おい、しっかりしろ!おい!」

仕事ドタキャンしても問題ない961プロの影響力凄すぎるだろ

大体逸材と思った響を社長直々に口説いて961プロに勧誘したりもするし
アイドルに対する情熱そのものは本物だと思う

真美「ここは…?」

黒井「貴様のうちの病院だ」

真美「あれ……なんで……」

黒井「疲労だそうだ、一日休めば治る
たまたま今日は休みだったから、また明日から仕切り直しだ」

真美「ああそっか、真美倒れたんだね……」

黒井「ふん、だから休めと言ったんだ
使えんやつめ」

真美「あはは、ごめんね」

黒井「仕事をし、頂点を目指すには、切り捨てることも必要だ
貴様はおとなしく私の言うことを聞いていればいい」

真美「その切り捨てるのが真美のダンスとか歌でも?」

黒井「そんなもの、後からいくらでも出来ることだ
結果今出来なくなるくらいならやめてまえ」

真美「………」

やめてまえて黒ちゃん急に砕けたなwwww

ごめん修正

やめてまえ→やめてしまえ

真美「よくわかんないんだ……どうやったら売れるのかとか、どうやったら今の人気を維持できるのかとか」

黒井「そんなもの貴様が考えることではない
そんなことは気にせずただ駒として動けばいい」

真美「でも、考えなきゃ売れなかった
考えても売れなかったけど」

黒井「765プロのプロデューサーは、貴様をどう扱ったらいいのかわからなかったようだな」

真美「………」

黒井「これは最近わかったことだが
お前の仕事の何割かは、双海亜美の方に流れていたようだ」

真美「えっ……?」

黒井「そして、お前の仕事の多くは、双海亜美ほかいろんなアイドルの宣伝にも使われていた
つまり765プロでお前が頑張っただけ、アイドルとしての差は開いていったというわけだ」

それはあかんやろ765プロ…

チャオ☆
真面目に765プロの子猫ちゃん達は961へ移籍を考えた方がいいと思うよ

真美「それはさすがに嘘しょ」

黒井「嘘だと思うなら思い直して見るがいい
お前の仕事の多くは双海亜美と一緒の仕事、それ以外もほかのアイドルと共演することが多かった」

真美「それは、真美が一人だと売れないから……」

黒井「更に、わけられるパンフレットには、必ずほかのアイドルの名前が入っていた
お前の仕事の場所でだ」

真美「それは、765プロはそうやって売り込むしかないから……
それにそれはほかアイドルでもやってたと思うよ?」

黒井「確かにそうだ、だが、貴様の場合はそれをやればどうなるか
ほかのアイドルに流れるに決まっている」

真美「亜美に仕事が流れてたって言うのは?」

黒井「一番の問題はそこだ」

黒井「もしお前たちがお互いソロで売ってたなら、この状況はあり得なかった
片方が売れても、レベルが同じなら、すぐにコストが安い方へいき、結果均等が保てるからだ」

真美「………」

黒井「しかしお前達は、片方がユニットを組む、そう、片方だけがユニットを組むという最悪のパターンだった」

黒井「結果竜宮小町には、仕事が沢山入ってきた
お前の方は一切仕事がなかった」

真美「………」

黒井「もうわかっただろう?竜宮小町を売り出すために、お前の仕事は、双海亜美のほうに流れたのだ」

真美「………」

黒井「更にお前はデビューが遅いことになっている
全て、双海亜美のせいだ」

真美「亜美は悪くないよ」

黒井「何故?お前が二人でアイドルなんてやらなければ、もう少しましな結果になったのに?」

真美「だってそれは二人で決めたことで……」

黒井「ふん、そうか?だったら何故お前は双海真美でデビューした
本当は、双海亜美という名前ではなく!もともと双海真美という名前で出たかったのではないのか?」

真美「………そうだよ、真美がステージに上がるたびに呼ばれる名前、双海亜美
それが嫌だったんだ
気付いて欲しかったんだ
私は双海真美だって」

黒井「なら、同じ目にあわせてやればいい」

真美「……真美に嘘の発言をしろ…と?」

黒井「嘘じゃない、全て本当のことを話せばいい」

真美「本当のこと……」

黒井「そう、全て765プロの自業自得なのだから」

黒井「765プロを、潰そう」

無能社長と無能Pが経営してる765プロならまぁ…ちかたないね
てか真美抜けただけで仕事なくなるとかほんとどんだけ無能だよ

社長「……これを見てくれ」

P「これって……」

律子「まずいんじゃないですか?」

小鳥「………」

『双海真美激白!入れ替わりアイドル!』

P「………」

社長「これは明日発売される週刊誌だ
うちはもう……」

律子「そんな………」

黒井(視聴者の心も掴んだ…計画通り…!)

社長「うちは信用からなっている…
その信用を崩されたら……」

P「緊急の記者会見を開きましょう
少しは抑える効果も……」

社長「うむ……」

律子「ちょっと真美に話をつけてきます」

P「やめとけ、これは本当の事なんだ、ただの八つ当たりにしかならないぞ」

律子「ですが……!」

P「真美には俺が話をしてくるよ」

社長「……よろしく頼む」

ピンポーン

亜美「はーい、って兄ちゃん!?どうしたの?」

P「真美はいるか?」

亜美「今日はレッスンだよ
なにか用があるなら伝えておくよ?」

P「いや、俺が直接話さなきゃいけないんだ
どこか知ってるか?」

亜美「えっと、たしか961プロのレッスン場だったと思うよ」

P「わかった、ありがとう」

亜美「待って兄ちゃん!
今日真美の様子おかしかったんだけど関係あるの?」

P「……どうせ知ることだ、これを!」

亜美「えっと…?」

P「じゃあいくからな!ありがとう!」

亜美「あ、待ってよ!亜美も行く!」

P「あ、おい!」

ブウウウン

亜美「そっか、言っちゃったんだ」

P「恐らく765プロはもう終わりだ
だから、最後の悪あがきをな、するんだ」

亜美「えっ?言っちゃっただけじゃん
そんな大げさなことなの?」

P「ファンの暴動は抑えられない
しかも今大ブレイク中の真美の発言だ
テレビとかで大きく取り上げられる……
765プロは潰れるだろうな」

亜美「なんとかならないの……?」

P「恐らくもう無理だ、だから悪あがきなんだ」

受付「おはようございます、
こちら961プロダクションです」

P「765プロのPです、面会を…」

黒井「おやあ?そこにいるのは765プロの無能プロデューサーではないか」

亜美「お前は……!」

黒井「おっと、お前もいたのか、双海亜美」

P「話があるんです」

黒井「ふんわかっている、きたまえ」

P「………」

真美「………兄ちゃん………亜美………」

黒井「さて、話を聞こうじゃないか」

P「あの雑誌、嘘だと会見してくれませんか?」

黒井「そんなことは無理だ
そんなこと、わかりきっているはずだが?」

P「ですよね、わかってました」

黒井「で、本当の用はなんだ」

P「うちが潰れたらアイドル全員引き取ってくれませんか?」

黒井「なんだと……?」

亜美「兄ちゃん!?」

黒井「お前達のアイドルの世話を私にしろと?」

P「はい、みんな才能がある子達ばっかりです
悪い話じゃないと思いますが」

黒井「ふん、なにが楽しくてお前達765プロを助けなくてはならんのだ」

P「そこをお願いします!俺はどうなってもいいんです!ただアイドル達は!なんとかしてやりたい!」

黒井「………わかった、いいだろう」

P「!ありがとうございます!」

黒井「アイドルがどういう反応をするかだな」

亜美「兄ちゃん……」

亜美「亜美嫌だよ!765プロじゃなきゃダメ!」

P「ごめんな、俺がダメなばっかりに」

亜美「うう……」

真美「………」

P「真美、ちょっといいか?」

真美「うん………」

P「すまなかった!」

ガン!

真美「兄ちゃん……顔を上げてよ……」

P「俺が、ダメだった!間違ってた!真美のことなにもできなかった!」

真美「兄ちゃん……」

P「こうなるのは当然だ……本当にごめん!」

真美「兄ちゃん……謝ってばっかりじゃん……やめてよ……」

亜美「そうだよ!大体765プロが潰れちゃうのも真美のせいじゃん!」

真美「………!」

P「亜美、俺がダメなだけだ、真美は悪くない」

亜美「でも!」

P「真美、ごめん!」

亜美「真美!絶対に許さないから!」

真美「………!ごめ……」

黒井「じゃあいこうか真美ちゃん、またライブのレッスンがあるんでね」

真美「………うん……」

ガチャ

バタン

真美「………」

黒井「………」

真美「あのさ、な」

黒井「どうにもならない、もう決まってしまったことだ」

真美「でも………」

黒井「一度やってしまったことは取り返しがつかない、そんなことはとっくに知っているだろう」

真美「………でも」

黒井「もともと765プロは潰れる運命だった
そう考えるんだ」

真美「…………」

その後、765プロは倒産、一部のアイドルは961プロに入ったが、
律子Pと竜宮小町を始めとしたアイドルは876プロに入った

終わり

>社長「こういうときは地道に営業するしかないな」

P「はい!頑張ります!」

軽視しすぎ

昨日の続きか、やっと追いつけた

終わってた…

飽きたんだろう、そうだろう?

飽きたというか

途中で送信しちゃったの…
>>1自身ここからどう収集つけていいかわからなくなったんだろ

これ以上は泥沼

完全に裏切った真美をアイドルが許せるはずもなく

もう二度とわかり会うことはない

その泥沼を書いてくれてもいいんですよ?

真美「………」

黒井「………」

真美「あのさ、な」

黒井「どうにもならない、もう決まってしまったことだ」

真美「でも………」

黒井「一度やってしまったことは取り返しがつかない、そんなことはとっくに知っているだろう」

真美「………でも」

黒井「もともと765プロは潰れる運命だった
そう考えるんだ」

真美「…………やだよ」

真美味

需要があるんだったら書こうと思うんだが、どうする?

書こうとしたがすでに先駆者がいた

黒井「何故現実を受け止めぬのだ!」

真美「……黒ちゃんにはなんにもわかってない!」

黒井「何をわかってないというのだね?」

真美「いくら無能なPや社長がいる最低最悪の事務所でも、真美を……私を育ててくれた場所が無くなるなんてやだよ!」

         }`Y{                /⌒ヽ
     γ⌒ヽ| 《》  _         _《》《》 {
     ⌒ア (マ^´     `丶  . ´     `}ヽ `ー- .
      {〃ミ 、|   ,イ   ’./     , ト、  |"ミ     `ヽ
       { 7 ヽ|イ//斗    1‘.   ,イ ト| ! 匕 }:}\__}    )
         '.i   ∨  レ|   l } !  | V__ヽ{`´,__i′_,ノ  /
        }x=ミ  x=ミ|//_  / |  {〃⌒  ´ {、 `フ /
         j   '     j/ a)んゞミ`ヽ   r:==┐从 (/
         八 マ三ヲ 〃⌒´V/  \}、 ` ¨´/ jノ
         \ _,,. //⌒ヽ|/⌒ヽ \/二´_
            / У/    /     `ー--マZ_
        〈  /〃☆ /       ☆*`ー-|〈
            〉/´   /`ヽ     /   ☆1!
         / { ☆ /    >-‐ く|       | !
          i |    \   く >     〉  ☆  ! ヽ
          | | ☆  \  /     /     |  |
          | |      У   /____|-‐┘
          | |       /   / \     {

黒井「たわけ!!!」

真美 ビクッ

黒井「この世界は弱肉強食だという事を忘れたか小娘!!!」

真美「…そ、それは…」

黒井「それはとはなんだ! ならば過去に囚われこの世界を去っていったアイドルの一部になるのか!!」

黒井「第一過去というものは人間にとって害のあるものにしか過ぎん!」

黒井「人間は過去の栄光に縋りつき堕落し破滅する!過去のトラウマに囚われ現在、未来さえ破滅する!」

真美「うっ……」

黒井「過ぎ去ったことなぞ、今後の自分に役に立つ情報以外全て捨て去り忘れろ!」

一方765プロ……
春香「なんだか凄い事になってきたよ……」

千早「いわゆる泥沼戦線異常アリってやつね」

春香「千早ちゃん、泥沼戦線異常アリって何?」

千早「今大人気のサスペンスドラマの名前じゃない!知らないの春香?」

春香「あっ…泥アリの事だったんだね!」

響 「そんな事より自分達の仕事が最近減ってきてるようだぞー?」

真 「きっと真美が原因だね」

無能P「しょうがない、最後の手段に出るか……」

これは最後までクズPな感じか

美希「ハニー、最後の手段ってなんなのなの?」

亜美「もし765プロが潰れたら、亜美達が961プロに行かなくちゃならないんだよ!」

春香「ええっ!! 嫌ですよ961プロに行くなんて!」

雪歩「961プロに行くぐらいなら組のみなさんと一緒に穴掘って埋まってます~!」

響 「そーだぞ!絶対961プロになんかいくもんか!」

貴音「なんとしても、それは阻止せねばなりません!」

無能社長「無能P君!君は正気かね!」

無能社長「無能P君!君は正気かね!」

クスッときた

無能P「皆……もう黒井社長には話をつけてあるんだ…」

765's「承諾したんですか!? あの黒井(さん)(ちゃん)(くん)(etc)が!?」

無能P「ただ、これは、皆がある計画が失敗してしまった時のための、君たちのセーフティネットだ」

春香「じゃあ、最後の手段って一体何ですか??」

無能P「………真美をこの世界から消し去る」

千早「消し去るって……一体どうするんですか…?」

無能P「この計画には亜美と雪歩が重要な役割を担っているんだけれども、亜美、雪歩、出来そうか?」

亜美「765プロが潰れないのなら……皆のために一肌脱ぐよ!」

雪歩「私に出来ることならなんでもします!!」

有能?P「じゃあ皆、今から説明するからよく聞いてくれ!」

亜美「765プロが潰れないのなら……皆のために服脱ぐよ!」

>>386

おまえら「な、なんだって!!」

Pは真美を売り出すの失敗しただけで人格までおかしいみたいな描写はなかったのに徹底的に悪者にしたいのか

一方961プロ

黒井「さて、ひとしきり泣いてすっきりしたかね、真美ちゃん」

真美「………うん」

黒井「例えどんなに愛してる人がいたとしても、ふとした事でこの世からいなくなってしまう、なんてよくある話だ」

真美「………うん」

黒井「いや、人だけでない、自分の愛するもの全てに言えることだ」

真美「………うん」

黒井「そういう時はね、おもいっきり泣いて、その場ですっきりさせて、次につなげていく。それが大事なのだよ」

真美「黒ちゃん……」

いつの間にこんな展開になってたんだ・・・
>>1にはがっかりなの

>>393 多分真美の移籍と765プロの崩壊とのプレッシャーで精神がやられたのだと妄想。

>>397
泥沼展開だからちかたないね

今の代行が書き終わったら俺も>>312から書こうかな

黒井「さて、ここでくよくよばかりしてちゃいけないぞ。今日はもう帰ってスッキリさせること。明日から忙しくなるからな!」

真美「……わかった黒ちゃん!765プロがなくなっちゃうのは寂しいけど、乗り越えてみせるよ!」

黒井「うむ、これで君は一歩強くなった。この先今回のような事があるかもしれんがそれだけ君は強くなれる!」

真美「うん!私、強くなる!どんなことにも負けないように!!」

>>400 期待

双海家

真美「ただいま。」

亜美「おかえり真美~♪」

真美「亜美……怒ってないの?」

亜美「…もう怒ってないよ♪」

真美「なんで…?真美のせいで765プロが「あのさ!」」

亜美「亜美ね、よく考えてみたんだ。」

真美「えっ…」

亜美「亜美達のお仕事が減ってるのはさ、真美自身のせいじゃなくて、兄ちゃんや961プロのせいだと思うんだ!」

真美「……」

亜美「だから真美はなーんも気にしなくてもいいんだよ!」

真美「亜美……私…」

亜美「だーかーらっ!もう怒ってないから、ね♪」

真美「うん……」

亜美「あっそうだ♪ 仲直りの印にさ、一緒にケーキ食べに行こうよ!お母さんからお小遣いもらったから!」

真美「…うん!」

亜美「じゃあ支度するから、亜美も準備して♪」

真美「わかった!」

亜美部屋

プルルルッ プルルルッ
亜美「もしもし、ゆきぴょん?亜美だよ→?」

亜美「…うん……うん、今からだと20分くらいかな→?」

亜美「……うん、わかった→!じゃあ後でね→!」




亜美「…………さてと、支度しなくちゃ♪」

まだ残ってたんだ……

ケーキ屋道中

真美「そういえば、なんでケーキにしようって思ったの?」

亜美「それはね……」

雪歩「………あんたら、やっておしまい!」

兵隊1「ハッ」

ガシッ パサッ

真美「……ゆき…ぴょ…ん…?」

兵隊2「よし、運ぶぞ!」

兵隊1「了解!」




亜美「……いいな、真美は……」

雪歩「計画第一段階終了ですぅ~」

>>412
お前がやらんで誰がやるんだよ

>>415
じゃあこの人が終わったらちょっとだけ書くよ

>>415 遅いな、先に投下するぞ

 ────数年後────

真美「ただいまー」ガチャッ

亜美「ん、おかえりー」ピコピコ

真美「もう、またゲーム?」

亜美「亜美の勝手っしょ→」ピコピコ

真美「そうだけどさ……」


 さあ、今週の特集は──!?


亜美「あ、そういえば今日のこの番組、昔の亜美達の特集するらしいね」

真美「……そういえば、黒ちゃんがそんなこと言ってた」

亜美「……懐かしいね」

真美「うん……」

 
 隠された真相、伝説の765プロに何があったのか!?


亜美「……」

真美「……」

亜美「真美、今までずうっと言うタイミング逃してたんだけどさ…」

真美「……なに?」


 双海真美の葛藤、そして──


亜美「ごめんね」

真美「っ!? な、なに、言ってるの亜美……」

亜美「…テレビうっさいね」ピッ

真美「う、うん……」

>>421 すまぬ

亜美「あの時はひどいこと言っちゃってさ→。亜美もまだまだ子供だったねー」


   ────真美!絶対に許さないから!────


真美「違う……亜美は謝ることなんてっ…真美が、全部……」ジワッ

亜美「亜美、真美のことなんも考えてなかった。
   考えてないってのはちょっと言い過ぎかもしれないけど、
   結局は、まだまだ子供だったんだよね」

真美「亜美は、謝らなくてもいいんだよっ……!」

亜美「確かに最後はイヤーな終わり方だったけどさ、
   もう……責任感じなくてもいいんだよ、真美」ニコッ

真美「っ、亜美ぃ……」

亜美「……」ナデナデ

真美「…もうっ、泣かせるなんてっ……ひどいよっ…」ブワッ

>>414続き

萩原組の屋敷

真美「ううっ……ここは…?」

雪歩「気がついた?真美ちゃん。」

真美「ゆきぴょん…なんでこんなこと……」

雪歩「それはね、765プロの皆のためよ。あなた以外のね♪」

真美「私以外の…ため……?」

雪歩「…これ以上真美ちゃんが知ることは一つもないわ。」

真美「えっ……?」

雪歩「真美ちゃんはこれから当分の間ここで生活してもらうわ。」

真美「なん「おだまり!!」」

雪歩「真美ちゃんの親御さんには連絡してあるから大丈夫よ。」

真美「そっ…そんな……」

雪歩「ここでの生活には不便がないと思うから、ゆっくりするといいわ。さぞ多忙だった事でしょうから。」

真美「っ、ひっぐ……っ、うっ──」

 ピロリーン♪

亜美「……んっふっふー。いい顔撮らせて頂きましたよ~」

真美「…ふぇっ?」

亜美「春香とかミキミキに送っとくYO!」

真美「ええええ!? な、なんでよっ!」

亜美「そりゃトップアイドルの涙なんてレアだかんねーっ!」カチカチ

真美「え、いや待って……みんなが真美のこと許してるわけじゃ…。
   そりゃ、961にいるみんなとはもう普通に話すけどさっ」

亜美「あ、そういえば言い忘れてた」

   
亜美「『みんな真美のことなんて責めてなんかいない、もちろん俺や社長もだ。 
    トップアイドルの道を迷わず進め』って、兄ちゃんが」


真美「それいつの話よ……言い忘れてたって亜美~…」

亜美「んー? 一週間前ぐらい……?」

真美「……えっ、一週間?」

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