れいか「な、なにを考えているのですか、私は！」

れいか「ただの幼馴染の体操服ではありませんか…」

れいか「…」

れいか「で、でもちょっとぐらい…｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ

誰も書かないならやるぞ？

れいか｢ｽｰﾊｰｽｰﾊｰ…」

れいか「(い、いい匂い…)」

れいか「(昔は良く抱きついていたりしたけれど…)」

れいか「(中学に入ってからはなかなかそういうことも出来なくなってしまった)」

れいか「久しぶりになおのにおい…｣ｽｰﾊｰｽｰﾊｰ

れいか「…｣ﾑｽﾞﾑｽﾞ

れいか「だ、だめっですわ/////｣

あかね「れいか、さっきからなにやってるん？」

れいか「！？」

れいか「」ｷｮﾛｷｮﾛ

遠くの声『ﾌｧｲｵｰﾌｧｲｰﾌｧｲｵｰ』

れいか「誰も、居ませんよね……」

れいか「」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

余計な世話だったな、どうぞ続きを

いや頼んだ

はよ

どっちだよｗｗｗじゃあ俺やるぞｗｗｗ

せっかくなので>>14から続き。

れいか「あああああかねさん！！」ﾜﾀﾜﾀ

あかね「うん～？　なに隠したんや～？　見してみい！」

れいか「ななななおの荷物番してるだけです！！」

れいか「ぶ、部活が終わったら一緒に帰ろうって！　読書ついでに！！」ｱﾀﾌﾀ

ミスってＣクリーンしちまったからレベル低い。そこは勘弁してくれ。


あかね「いや、そやったらなにをテンパっとんねん……」

れいか「はわわわ////」

あかね「まぁええわ……。れいか、ずっと教室おるん？」

れいか「ｺｸｺｸｺｸ」

あかね「そやったらウチの荷物も見ててくれへんかな？　今から部活やねん」

れいか「え？」

あかね「部室に置く場所なくってな、よろしく頼むわ！　ほなっ！」ｼｭﾀｯ

れいか「あ……頑張って下さい……」

れいか「……」

れいか「あかねさんの、体操服……」

れいか「……///」

れいか「…………ｯﾌ」

れいか「ダメダメ……何を考えてるんでしょう？　不純です」

れいか「そんな……でも、ちょっとくらいなら……」

れいか「……」

れいか「でも、あかねさん、おおざっぱな性格だから、お風呂入ってないかも……」

れいか「これは乙女として、お、お友達として、チェックした方がいいのでは？」

れいか「そ、そうこれは……お友達を思っての、かか、監査です」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

れいか「もしもあかねさんが、お、お風呂を怠けていたら、注意してあげないと……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

れいか「そう、そうですよね……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

ｺﾞｿｺﾞｿ

れいか「あ……」

れいか「あかねさんの体操服、まだ湿ってる……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

れいか「頑張ってましたもんね。体育は４時間目だったのに……」

れいか「でも、これはなおのよりも少し……」

れいか「あかねさん、多汗症なんでしょうか……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

れいか「冷たい……」

れいか「あかねさんの……汗びっしょり……」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

れいか「」ｷｮﾛｷｮﾛ

れいか「……で、では……いざ……」

れいか「……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

あかね「忘れもんしたぁ！！」ｶﾞﾗﾘ！

れいか「ぶほぉ！！！！」

あかね「？？　どないしたん？」

れいか「なっ！　なんでもないです！！」

れいか「ちょ、ちょっと今ちょうど、小説の主人公が面白いダジャレを……」

あかね「なに読んでんの！？　ちょっと見して！」

れいか「ま、窓から入ろうとしてはいけません！」

あかね「あぁ、ごめん！　ほなカバンの中にエアサロ入ってるから取ってくれへん？」

れいか「え、エアーサロンパスですか！？　もちろん！」ｺﾞｿｺﾞｿ

あかね「ヘイ！　パース！」

れいか「はーい」ﾋｮｲ

あかね「ありがと！　ほなな！」ｽﾀｽﾀ

れいか「はぁ……はぁ……心臓が止まるかと思いました……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

れいか「」ｷｮﾛｷｮﾛ

れいか「」ｷｮﾛｷｮﾛ

れいか「あらためまして……あかねさんの体操服……」ｺﾞｸﾘ

れいか「……」ｸﾝ

れいか「！！！」

れいか（こ、これは……）ｸﾝｸﾝ

れいか「あま、甘い……///」ｸﾝｸﾝ

れいか「ｽｩｩｩｩ……」

れいか「ﾊｧｧｧｧｧ……」

れいか「なんて……こんな……」ｳｯﾄﾘ

れいか「はぁ……香水として欲しいです」ｸﾝｸﾝ

れいか「まるで……お砂糖たっぷりのお菓子みたいな……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

れいか「あかねさん、なんて香りを……」ｸﾝｸﾝ

『れいか？』

れいか「！！」

なおの体操服『どういうこと？　れいか……』

れいか「こ、これは……違うんです！！」

なお服『私よりあかねの方がいいの？』ｳﾙｳﾙ

れいか「そんな！　そんなことはありません！」

なお服『でもさっきからあかねばっかり…』

れいか「な、なおの香りだってもちろん素敵よ？」

れいか「あかねさんがお菓子なら……なおは新鮮なフルーツみたい」

れいか「そう、とっても素敵よ？」

なお服『じゃあどうしてまだあかねに触ってるの？』

れいか「あぁ！　ごめんなさい！　ごめんなさいなお！」ﾊﾞッ

れいか「なお……」ｷﾞｭｩ

あかねの体操服『れいか？』

れいか「！！！」

あかね服『どうしてウチを捨てたん？　れいか……』ｳﾙｳﾙ

れいか「ち、ちがうの！　なおとはその……幼馴染で」

あかね服『そやな……砂糖なんか太るだけやし……』

れいか「待って！　話を聞いて！　あかねさん！」

あかね服『もうほっといて！　二人で仲良ぉやればええやん！』

れいか「あかねさん違うの！」ﾊﾞｯ

あかね服『なっ！』ｸｼｭ

なお服『きゃっ！』ｷｼｭ

れいか「二人とも大好き……私の大切なお友達……」ﾑｷﾞｭｩ

あかね服『れいか……』

なお服『れいか……』

やよい「れいかちゃん？」

れいか「ひぎゅぅ！！」

やよい「えっと、絵具が切れちゃって。何してたの？」ﾄﾃﾄﾃ

れいか「どどど読書ついでににに荷物番ををを……」ｺｿｺｿ

やよい「でも、誰かと話してたみた……」

れいか「読書中に！　声に出ちゃう時ってありますよね！！」

やよい「あぁ！　あるある！」

れいか「は、はずかしいです……」

やよい「なんだぁ、それだけか」ｺﾞｿｺﾞｿ

れいか「アハハハハ……」

やよい「あ、そういえば体操服持って帰らなきゃだね」

やよい「でも明日も体育あるしなぁ……」

やよい「う～ん、今日は荷物も多いよう……」

れいか「！！」

れいか（こ、これは……）

やよい「……えへへ、置いて帰っちゃおうかな？」

やよい「実は月曜日から置いたままなんだけど、大丈夫と思う？」

れいか（！！　熟成っ！？）

れいか（こ……これは……）ﾊｧﾊｧ

なお服『やよいもお友達だよ？　れいか』

あかね服『仲間はずれはアカンでぇ』

れいか（でも、そんな……）

やよい「ムリしてでも持って帰った方がいいかなぁ？」

れいか「……ｸｩ！」

4円

れいか「ふ、不衛生です！　持って帰って下さい！！」ｶﾞｸｶﾞｸ

やよい「えぇ……そんなぁ……」

れいか「清潔を怠ってはいけませんよ？　やよいさん」

やよい「ふぇぇ……もぉ分かったよぉ……はぁ」ぬぎぬぎ

れいか「！！　な、なんでカーディガンを脱ぐんですか！？」

やよい「え？　うん、あったかいから、今日は景色を写生してるんだ」

れいか「へ……へぇ……」

やよい「あ、れいかちゃん、ひょっとして教室に居る？」

れいか「え？　ええぇ……」

やよい「じゃあこれ、ここに置いて行くから、見ててもらえないかな？」

やよい「カーディガンなんて持って行く人居ないと思うけど……」

れいか「ｺｸｺｸｺｸ」

やよい「ウフフ、ありがとう。帰りに体操服と取りに来るから！」ｼｭﾀｯ

れいか「や、やよいさんちょっと！！」

れいか「そんな……せっかく誘惑に勝ったのに……」

れいか「」ﾁﾗ

やよいの体操服『　ゴ　ゴ　ゴ　ゴ　ゴ　ゴ　』

やよいのカーディガン『　ズ　オ　オオ　オ　オ　オ　オ　』

れいか「ぁぁぁ///」ﾍﾟﾀﾝ

れいか「ぬ、し、脱ぎたてと……たっぷり寝かせた未洗濯……///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

れいか「あぁ違う違う違う！！！」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

れいか「と、捕れたての果実と熟成したワイン……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

れいか「にゃぁぁぁ！！！」

あかね服『やってまえや、のうやってまえや……』

なお服『ここまでしたんだろう？　今更なにをためらってんの？』

れいか「だって、だってやよいさんは……」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

れいか「やよいさんは……」

れいか「……」

やよいイメージ『あははは！　うふふふふ！　うわーい！　れいかちゃ～ん！』

れいか「……」

れいか「どんな匂いがするのかなぁ？」ﾌﾗﾘ

れいか脳内『ｺﾞｰｺﾞｰﾚﾂｺﾞｰ!!』

れいか「はぁ……まずはカーディガンから……」ｽ

……ｽｩ

れいか「んっ……ｳﾌﾌ……」ｸｩ

れいか「ミルクみたいな香り……赤ちゃんみたい……」ｽﾝｽﾝ

れいか「はぁ……やよいさん……」ｽｩｩｩ

なお服『ちょっとれいか～？』

あかね服『いつまでやってんのぉ？』

れいか「ウフフ、ちょっとまってくださ～い」ｽｩｩｩ

れいか「はぁぁぁ……お友達って幸せ……」

れいか「やっぱりまだ、ほのかに暖かい……」

れいか「やよいさんの温もり……///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

れいか「はぁ」ｷｭｩ

れいか「……で、では」ｺﾞｸﾘ

やよい体操服『ふぇぇ……お風呂入ってないのにぃ……』

れいか「うふふ、それはダメですねぇ？　ダメな子にはお仕置きです」ｺﾞｿｺﾞｿ

……もあ

れいか「んっ！」

れいか「ほらもぉ、放っておくから、開けただけでこんなに……」

やよい服『はうぅ……ごめんなさいごめんなさい///』

れいか「謝っても許しません」ｸｽｸｽ

れいか「いただきま～す」ｽｩ

やよい服『ひぇぇぇ！！』

れいか「！！！」

れいか「んッ！　はぁ……あぁ///」ﾊｧﾊｧ

れいか「こ、これは……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

やよい服『くさい？　くさいよね？　あぁぁごめんなさいぃ！！』

れいか「いいえ？　違います……これは……んっ！」ｽｩ

れいか「なんて濃密な……深みのある……」ｸﾝｸﾝ

れいか「まるで……とっても高級なゆで卵を並べたような……」ｽｩ

れいか「はぁぁ……濃厚…」ｳｯﾄﾘ

あかね服『れいか～？』

なお服『まだ～？』

れいか「あぁ……お待たせしてごめんなさい……」ﾆﾍﾗｧ

れいか「みんな素敵……こんなお友達が私には３人も……」

れいか「３人……」

れいか「……」

れいか「さ、三人一度に遊んだら……どんなことに……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

れいか「あぁでもそこまでしたら！　私は本当にどこかダメな方に！！」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

あかね服『……れいか』

やよい服『……れいかちゃん』

なお服『……れいか』

れいか「みなさん……」ｳﾙｳﾙ

れいか「私……こんなごちそう……どうしたら……」ｶﾞｸｶﾞｸ

　　　　『『『　お・い・で　』』』

れいか「はぁい！」ｶﾞﾊﾞｧ

れいか（うふふ、まだ息はしない息はしない）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

れいか「はぁ……」ﾑｷﾞｭｩ

れいか「」ﾎﾟﾌ

なお服やよい服あかね服『『『　あんっ！　』』』

れいか「……」

れいか「」ｽｩｩｩｩ……

なお服やよい服あかね服『『『　んっ！　……ふぅッ！　』』』

れいか「」ｽｩｩｩ……

なお服やよい服あかね服『『『　やぁっ！　……はッ！　』』』

れいか「はぁぁぁぁ……」ﾄﾛﾝ

れいか「これは……ヤバいですぅ……///」ﾄﾛｰﾝ

へ、変態だ・・・

れいか脳内
みんな『『『『　アハハハハ！　ウフフフフ！！！　』』』』

れいか「もぅ……これは……」ｽｩ

れいか「幸せが……香りになって具現化したような……」ｽｩｩ

れいか「みんなぁ……」ｷｭｩ

……ｽｩｩｳ

れいか「んっ！　ふぅっ！」ﾌｩﾌｩ

れいか「あぁぁ……ふぁぁ……」ｽｩｽｩ

れいか「うふふふ///」ﾎﾟﾜ～ﾝ

れいか「私もうだめぇ……///」ｺﾞﾛﾝ

れいか「はぁぁ……///」ｽﾘｽﾘ

れいか「……うん」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

キャンディ「クルゥ？」

れいか「……」

れいか「イやぁぁぁぁぁあ！！！」

キャンディ「クルゥゥゥゥ！！！」

みゆき「悲鳴！　どうしたのキャンディ！？」ｼｭﾀｯ!

れいか「みゆきさん！！」ﾜﾀﾜﾀ

みゆき「オオカミさん！？　アカオニさん！？　今プリキュアに変身をぉ！！」

れいか「ち、違います違います！！　ただお互いにびっくりしただけです！！」ｷﾞｭｩ

みゆき「そうなの？」

キャンディ「びっくりしたクルゥ……」ｳﾙｳﾙ

みゆき「もぅ、だから一人で走り出すなっていったじゃない」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

れいか「あ、アハハハハ……」

みゆき「それで、一人で何してたの？」

れいか「ど、読書と……荷物番を……」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

みゆき「え？　ホント？　じゃあ私の鞄も置いて行っていいかな？」

れいか「え？」

みゆき「さっきそこにカワイイ猫ちゃんがいてさぁ！　追いかけるのに邪魔だったんだ！」

れいか「えぇ……」

みゆき「ありがと！　じゃあ遊んでくるね！」ｼｭﾀｯ！

キャンディ「キャンディも行くクルゥ！！」ﾖﾁﾖﾁ

れいか「……」

れいか「……みゆきさんの、体操服……」ﾊｧﾊｧ

みゆきの体操服『やめて！　開けないで！』

れいか「恥ずかしがらないでください？　怖くないですから」

みゆき服『だって私！　一度もお風呂に入ってないもん！』

れいか「！！」

みゆき服『今日ようやく持って帰って貰えると思ってたのに……そんなこと……』

れいか「……完・熟」ｼﾞｭﾙﾘ

みゆき服『ひぃぃぃ！！』

れいか「はぁはぁ……」ｺﾞｿｺﾞｿ

みゆき服『やめてぇ……ダメェ……』

れいか「ふふふ、大丈夫ですよ……」

あかね服『こっちこいや～』
なお服『みゆき～』
やよい『みゆきちゃ～ん』

れいか「さぁ……みんなで幸せになりましょう……」ｺﾞｿｺﾞｿ

みゆき服『ダメぇ！　出さないでぇ！』

れいか「出ちゃいましたっ」ﾌﾜｯ……

みゆき服『ダメェ……ダメダメェ！！』

れいか「」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

みゆき服『ホントにダメぇ！　だめだからぁ！！』

れいか「」ｽｩ

みゆき服『あぁぁ！！』

れいか「……」

れいか「」ﾊﾟﾀﾘ

・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・

・

アカオーニ「！！　凄まじいバッドエナジーを感じるオニ！」

アカオーニ「今すぐ行くオニィ！！」ﾋﾞﾕｰﾝ！

～～～～～～～～～～～～～～

アカオーニ「着いたオニィ！　さぁ世界よバッドエンドに染まるオ……」

れいか「」ﾋﾟｸﾋﾟｸ

アカオーニ「？？」

アカオーニ「大丈夫オニ？」ﾂﾝﾂﾝ

れいか「……」

アカオーニ「……」ﾎﾞﾘﾎﾞﾘ

アカオーニ「！！　ああもうこんな散らかして、仕方ないオニ……」ﾋｮｲﾋｮｲ

なお服・あかね服・やよい服・みゆき服「ｷﾁｰﾝ」

アカオーニ「これで良しオニ」

アカオーニ「誰のカーディガンか知らんけど、風邪引くオニ」ﾌｻｧ

れいか「……ｱﾎﾞ…ｶﾞﾄﾞ…」

アカオーニ「……」ﾎﾞﾘﾎﾞﾘ

アカオーニ「また来るオニ」ｼｭﾀｯ

end

終わりだよ。こんな時間までありがとうとでも言っておこうか。

乙

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