男「少女が裸で水浴びしてる」(129)

男「やっぱ田舎の空気はおいしいな」

男「セミの鳴く声しか聞こえてこないし」

男「道行く人だって一人もいないし」

男「ほどよい暑さの陽射し…のどかだ」

男「お、きれいな川があるな。足だけ入ってみよう」


パシャパシャッ

男「ん?魚でも跳ねてるのかな」

パシャッ、パシャパシャ

男「こっちの…草むらの陰だな」

ガサガサ

男「…あ」

少女「…あ」


男「ごっ、ごめん!!人がいるとは思わなかったんだ」

男(お…女の子が水浴びしてるなんて…!不意打ちすぎるだろ…)

少女「ご、ごめんなさい。今、服を着ますから」

男「いや、心行くまで水浴びを楽しんでください」


ガサガサ

少女「…もう大丈夫です。服を着ました」

男「そ、そのまま裸でもよかったんだけどな…」

少女「お兄さん、よその女の子の前でそーゆうこと言わない方がいいですよ」

男「ご、ごめんなさい…」

少女「まあ、私は平気ですけど」


男「それより、一人で川で遊んでたのか?そりゃ危ないぞ」

少女「大丈夫ですよ。この川は浅いし、私は泳げるし」

男「いや、そうじゃなくてさ」

少女「?」


男「盗撮とか……変質者に襲われたりとか」

男「君、けっこうかわいいし」

少女「あ…ああ、そうですね。お兄さんを見てたら、ここが田舎だとしても、
その危険がとっても身近にあったことを感じます」

男「どういう意味だよ…俺は自分から襲ったりしないぞ。やるなら合意の上でだ」


少女「私とでも、合意の上ならいいんですか?くすくす」

男「ん……き、君さえよければ……」

少女「本気ですか?……冗談のつもりだったんですけど…」

男「あ、ご、ごめん!変なこと言って」


少女「くすくす…別に怒っていませんよ。ただ、お兄さんがけっこう変態だなあって」

男「いやいや、健全な男だからね。君くらいの年下の女の子だって気になるさ、もちろん性的に…」

少女「ほら、やっぱり」

男「うわ、また言っちまった…!」

少女「変態。お兄さんのロリコン」

男「あぅあぅぁ…変態でごめんなさい…」


少女「くすくすくす……暑くなってきましたね。お兄さんもいっしょに水浴びします?」

男「ぜひ、喜んで!!」

少女「あ、やっぱりやめます。男女が裸でじゃれあってるとこ人に見られたら確実に誤解されます」

男「そ、そんな…せめて先っちょだけでも…下着着てていいから…」

少女「お兄さん、目が怖いです」


少女「…じゃあ、私の秘密基地に涼みに行きますか?」

少女「お兄さんがよければ、ですけど」

男「秘密基地に?どこにあるの?」

少女「あそこの山…人気がなくて落ち着くんです」

男「ぜ、ぜひともお願いします…かわいい娘と二人っきり…うへへへ」

少女「お兄さん、顔が怖いです」


少女「ここですよ。よいしょ」

男「これが?ボロボロの廃車じゃないか」

少女「お兄さん、窓から入るの手伝って」

男「踏み台になれって?望むところだぜ…ぐへへ」

少女「そんな趣味まであるんですか…?」

男「あぁ…ごめん、嫌わないで…」


少女「別に嫌いだなんて言ってないですけど」

男「…ツンデレ?」

少女「帰りますよ?」

男「わかった、わかったよ、持ち上げればいいんだね!?それっ!!」

少女「ひゃ!ちょ、ちょっとお兄さん、なんで膝下抱えて持ち上げるんですか?」


男「意外と軽い…柔らかい…」

少女「早く降ろしてくださいよ!誰か来たら、下着バッチリ見られちゃうじゃないですか」

男「わ、悪い、車の中に降ろすよ」ストン


少女「ふー。まあお兄さんにはもう裸見られてるんですけど」

少女「お兄さんも入っていいですよ」

男「おぉ、意外と広い。しかも涼しい」

男「カーテンとか本とかお菓子もあるな」

少女「私だけの秘密基地ですから、自分好みにしました。
よくここに来てるんです」


ミーンミーン…

男「セミの声が遠く聞こえる…これは落ち着くね…」

少女「今はお兄さんがいるせいで、緊張してますけどね。もちろん犯罪的な意味です」

男「だから襲ったりしないって…じゃあどうして俺を入れてくれたの?」

少女「……ちょっと、一人は寂しかったので。お兄さんなら入れてもいいかなって」


男「君の友達と来ればいいのにな。君なら友達いるだろうし、楽しいだろ」

少女「……」

男「?どうかした?何だよその自虐的な笑み」

少女「いえ…お兄さんは残酷だなあって…」

男「え?おい…ひょっとして」

少女「私、友達いませんよ。一人も…」


少女「今日だって、みんなは町のプールへ遊びに行っているから、子どもが少ないんです」

少女「私はもちろん、誘われもしませんでしたから、
一人いじましく川で水浴びをしてました」

少女「そこをお兄さんに見られて…ってわけです」

男「そ、そんな…かわいい君が俺と同じぼっちだなんて?」


少女「あ、やっぱりお兄さんもですか。最初からそんな気がしてました。変態ですし」

男「俺も誰からも遊びの誘いなんて来なくて…人ごみに行きたくないからこの田舎に来たんだけどさ」

男「夏休みに誰とも遊べないのは辛かったけど…」

男「そのおかげで君みたいなかわいい娘と会えて、しかも話せたから幸せでいっぱいだよ!」

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少女「幸せのハードルが低いですね…私、かわいくなんかないです…」

男「君、鏡見たことないの?普通にかわいいよ。正直食べちゃいたい」

少女「でも……クラスの中心になってる女の子は、私のこと気持ち悪いって…」

男「そんなの嫉妬に決まってる。自信もっていいと思うよ」

少女「あ…ありがとうございます。女の子をはげますなんて、お兄さんもいいとこありますね」

男(気持ち悪いってのは、敬語口調のことだと思うな…)


ミーンミーン…

男「…」ソワソワ

少女「さっきから何そわそわしてるんです?盗撮ですか?」

男「違うって!別に…」

少女「じゃあ…私の裸思い出して、目の前の私と重ねて妄想してるとか…」

男「…」

少女「図星ですか?」

男「…はい」


少女「はぁ。つくづく最低な変態さんですね」

男「ごめん…つい」

少女「…そんなに……したいなら……しますか?ここで…」

男「えっ」

えっ


少女「変態なお兄さんのせいで…なんだか私も変な気分になってきましたし」

少女「このままじゃスッキリしないんで、責任とってもらえます…?」

男「いや…いいの?俺なんかと…」

少女「なんだか…ああもう言わせないでくださいよ、恥ずかしい」

男「そ、そう…君さえよければ…」

少女「私も、あなたさえよければ…」


少女「……なんて展開を期待してました?」

男「はっ!?」

少女「くすくす。いくらなんでも初対面の人といきなり、なんて…」

男「ち、ちくしょおおお!!!完全に雰囲気にのまれてた!これじゃ俺がバカみたいじゃんか…」

少女「そうですよ。気づいてなかったんですか?」

男「うがああああああ!!!!」


ミーン…ミーン…

男「あぁ…したいなあ…こうなったら力ずくで…」

少女「いつまで引きずる気ですか?私、ビッチじゃありませんし当たり前です」
男「でもさー…こんな狭い車内で二人っきりなんだから、もっといい雰囲気になったって…」

少女「…」

男「そ、そんな目で見ないでくれ…それに、さっきからチラチラ下着が見えてるんだから、仕方ないだろ」


男「君がえっちなせいで下半身がみなぎってるんだよ!どうしてくれる!」

少女「…もー。しょうがないですね」

男「え?もしかして…」

少女「このままじゃ身の危険を感じるからですよ。目を閉じててください…見られてると怖いです」

おっ


男「わ、わかったよ…」スッ

少女(うう…なんで私、こんなことを…)

少女(いくら流れだからって…こんな…えっちなこと…)

少女(…仕方ない!)

スッ

少女「ズボン…と、パンツ…脱いでもらえます?」

男「は、はい!」パパッ

割とマジでキタ
支援

男「いや、心行くまで水浴びを楽しんでください」

男「君がえっちなせいで下半身がみなぎってるんだよ!どうしてくれる!」


ギンギン

少女(お、男の人のおちんぽ、な、生で見たの初めてかも…)

少女「……ぱくっ」

男「うっあ!!?」ビクビクン

少女「んっ……ふっ……むぅ…」ジュップジュップ

男「こ…これが口の中…あったかくてヌルヌルしてて、気持ちよすぎる…!!」

少女「むぅ、むっ、ふぅぅ……」チュプチュプ


少女「んむ……ひもひいいれすか?」チュプチュプ

男「良すぎ……ああ、そんな感じ…先っぽ舌で舐めて…」

少女「ん…」チロチロ

男「っく……く、くわえこんで!喉に付くくらい…!」

少女「む……ぅぷっ…」

男「う……!喉、すげえプニプニしてる…もう…うっ!」

びゅっ、びゅびゅ~~っ

少女「んぐっ…!?ごっ、ごほっ!!げほっげほっ!!」

男「……はぁ……」

支援


少女「げほっ……ふぅ……いっぱい出しましたね……」

男「ああ…ありがとう、今までで最高にスッキリしたよ」

少女「…せいえき、あんまりおいしくないですね」

男「え…の、飲んだの!?」

少女「ちょっとだけ……どんな味かなって」

男「なんだ、君もしたかったの?この淫乱娘め!」

少女「ち、違います!口でするくらいなら問題ないかなって思ったからしただけで……」


少女「それ、早いとこしまってくださいよ」

男「あ、ああ。ありがとうございました」

少女「私……男の人の…しゃぶったのかあ…」

男「もしかして……後悔してる?」

少女「…いえ。いい経験が出来たなって…」

少女(かなり興奮しちゃったし……なんか、下が濡れてるけど……まあいいや)


男「じゃあ、今度は俺がなにかお礼をしないと…」

少女「だ、だめですよ。さすがに本番は…」

男「そんなことしないって。今抜いてもらったばかりで元気ないし」

少女「じゃあ…何ですか?」

男「ちょっとだけ、目をつぶっててくれる?」


少女「10秒だけですよ」

男「本当にいい?何しても怒らない?」

少女「嫌な予感しかしないですけど…私のさみしい一日に付き合ってくれたお礼です」

少女「…はい、今から10秒…」


少女(うう、目を閉じたらけっこう怖い…)

少女(考えてみれば、山中の廃車の中で今日会ったばかりの人と二人きりなんて…)

少女(私の処女が危険かな…やめたほうが、よかっ…)

少女「…」

少女「…これって」

男「な、なでなでは…嫌だったかな…?」ナデナデ


男「ああ…女の子をナデナデしてる…幸せ…」ナデナデ

少女「…意外です。胸とか、もっと犯罪的なことしてくるかと思ってました」

男「嫌がりそうなことはしないさ…紳士だからな」キリッ

少女「ふぅん…」ナデナデ

少女(…けっこういいかも)


少女「…」ムギュッ

男「え!だ、抱きついて…」

少女「…嫌でした?」

男「いや、超嬉しいけど」

少女「なんだか落ち着きます……こんなに安心したの久しぶりかも…」

男「うへへへ…胸が当たって…」

少女「…」パッ

男「あっ、そんな…終わり…?」

男(それよりも…警戒心ないな、この娘…)


少女「セミも鳴きやんだし、日も沈みそうだし、そろそろ帰りますか」

少女「お兄さん、これからどうするんですか?」

男「そうだなー、日帰りのつもりだったけど…まだ自然を見足りないし」

男「明日、君にこの辺を案内してもらいたいなー、なんて…」チラッ

少女「お兄さん、泊まるお金持ってるんですか?」

男「あ…」

少女「はぁ…つくづくダメな人ですね。それなら、私の家で一泊しますか?
親は旅行中ですし、兄弟はいないし、一人じゃ心細いです」


少女「まあ、危ない人ではありますけど…」

少女「寝込みを襲うとかしちゃダメですからね?」

男「わかってるわかってる…うへへ…っと、いけない…」

男(こんなに喋ったのは久しぶりだぜ…しかもこんなかわいい娘と、あんな…ここに来てよかった……)

少女「…くすくす」

少女(お兄さん…私、お兄さんと仲良くなれて本当に嬉しいんですからね…?)



コレジャナイ感が消えないまま終わった

>>122
どのあたりから違和感出てきたのかな…?

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