P「」モグモグ
亜美「たくさんあるから、欲しかったら言ってね→」モグモグ
P「…あー甘いものが沁みる…しかし本当大量にあるな、ポッキー」
亜美「んっふっふ→ この事務所で何日もつかミモノですなぁ」モグモグ
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販促イベントの出演依頼
その心ばかりのお礼にとメーカーさんから送られてきたポッキー
様々な種類のポッキーが事務所内に箱積みになっている
好きに食べて良いと通達してあったし、兄弟の多い高槻家には数箱届けたりもしたのだが
まだまだ数に余裕があった
P「さて…」カタカタ
亜美「さて…」ガラガラガラー
P「おやおや亜美さん?なにが さて… なのかな?」カタカタ
亜美「いやぁ~真美達帰ってくるまで暇だし、兄ちゃんと遊んでようかなと」モグモグ
P「律子の椅子でキャスター移動するんじゃない、倒れたら危ないぞ
それに見てわかるだろ?俺は仕事中だ」カタカタ
亜美「えーつまんなーい!遊ぼうよー」グイグイ
P「!? っちょおま、やめんか変なとこクリックしちまうだr(カチカチッ カチッ」
亜美「兄ちゃんが遊んでくれないからだよー!」
P「」
亜美「あれ?兄ちゃんどったの?」
P「…保存せずに終了しちまった…なんで見事に『いいえ』をクリックしちまうんだよ…」
亜美「あ~…ごめんね兄ちゃん…」
亜美「ポッキー食べる…?」ヒョイ
P「」パクー
亜美「おいちい…?」
P「うん…」グスッ
亜美「ホントにごめんね兄ちゃん」シュン
P「いいさ、ちゃんと謝って反省してるみたいだし、幸いやり直すにも
そう大変じゃない部分だったからな。ポッキーもうまいし」モグモグ
P(とはいえ、やっぱりちょっと面倒ではあるんだが…そうだ!)
P(ポッキーがこんなにあるじゃないか、これを使わない手はない)
P(ちょびっと懲らしめる意味もこめて、たまには俺が亜美にいたずらを仕掛けてやろうじゃないか)
P「よっし亜美、じゃあちょっとだけ遊ぶか!」
亜美「えっ!いいのー!?なにする?なにする!?」
P「ポッキーゲームしようぜ!!!」
亜美「ポッキーゲーム?って、どんなゲーム??」
P「こう、ポッキーが1本あるだろ?」ヒョイ
P「これの両端からふたりで食べていってだな、どちらが離さずに食べていられるかを競うゲームだ」
亜美「ふーん…って、うぇ!?」
亜美「で、でもでも!それって…///」
P(ククク、恥ずかしいか?恥ずかしいだろう!!)
P(さっきの保存ミスはまだしも、昨日のいたずらは効いたからな…)
P(まさか雪歩が掘った穴を落とし穴として再利用し、
さらに底には古くなった社長の健康サンダルが仕込まれていようとは)
P(とんだバンジステークだったぜ…ああいうの予期せず踏むと痛いんだよ)
P「ん?なんだ恥ずかしいのか?それなら亜美が早々に負ければいいんじゃないか?」ニヤニヤ
亜美「!」
P「ハハハ、いやぁ天下のゲーマー亜美様にも不得手があったとはなぁ」
亜美「ぬぬぬ」
P(おうおう考えてる考えてる)
P(実際やることになったとして、意地は張ってもさすがに接触は回避するだろうし、
俺としてもマズイからギリギリで回避する)
P(しかしこの様子だと、意外と亜美が耐え切れず早々に決着しそうだけどな!)
亜美「よーし、わかったよ兄ちゃん!勝負勝負~!」
P「! おう、コテンパンにしてやるぜ!」
亜美「んっふっふ→、亜美、ポッキーゲームは初めてだけどポッキー大好きだし、
ポッキーのジツリキを見せちゃうかんねー!」
P「ポッキーの実力はメーカーさんによるものでは…」
亜美「兄ちゃん兄ちゃん、座ったまま右足をこっちに寄せてー」
P「ん、こうか?右足だけ開くのか?」サッ
亜美「えっへへ~、お邪魔しま→す」チョコン
P(おっ 俺の右足に亜美が跨る感じに…)
亜美「あんまり離れてるとやりづらいかんね!
せくちーな亜美に座ってもらえて光栄に思いたまえよ、兄ちゃん君!」
P「(これはこれで…いやイカンイカン)んじゃ、ほら」ヒョイパクッ
P「ふぁふぁっへほい!!(かかってこい!!)」
亜美「うっうん、ぜ、絶対負けないかんね!」パクー
P「…」サクサク
亜美「…///」サクサク
サク サクサク
P(…やばいな)
P(お互い少しずつ、じりじりとしか食べてないからほとんど距離は近付いてないけど)
P(亜美がかわいい)
亜美「…!!」サク
P(絶対恥ずかしいんだけど、それでも簡単には負けたくないし)
亜美「///」サク
P(でもやっぱり恥ずかしい!みたいな亜美の顔を真正面から見るという)
亜美「…/// …/// …///」サク サク
P(しかも逸らしたら負けとばかりに、じーっと見てくる)
P(これはマズい。マズいですよ!)
P(このままではポッキーのポの字が、半濁音から濁音になってしまう!!!)
亜美「ん~…///」サク
P(幸い亜美も少しずつしか進めてないから、まだちょっと残りポッキーに余裕がある)
P(一気に距離を縮めてびっくりさせれば、勝負は決する!!)
P「ふぉらっ(そらっ)」ヒョイパクッ
亜美「!?」
チュッ
亜美「んんうあ!??!?」ガバッ
P「っはい俺の勝ちー!!!亜美もまだまだですな~」モグモグ
P(やべえ…)
P(触った?今触った?口に触れちゃった???)
亜美「…」
P(触ったよな確かに…やってしまった…)
P(亜美はびっくりした顔のまま固まっているが…どうしよう)
P(もしかして、っつか多分確実にファーストキスだよな?触れただけ、かすめただけとはいえ)
亜美「あ、あ~亜美の負けだよ~兄ちゃんもやりますな→…」
P「おっおう、まだまだ修行が足りんな亜美殿!(やべえよやべえよ)」
亜美「…」ゴソゴソ パキッ モグモグ
P(無言でポッキーを割っては、食べている…)
P(あんまり気にしてない、ってことはないよなやっぱ…女の子だもんな…)
P(謝るべきだよな…でも機を逸した今、どんな顔して言えばいいのか)
亜美「…」パキッ モグモグ
亜美「兄ちゃん兄ちゃん」
P「ん?」
ヒョイ
P「んむっ!?」パクッ
P(割って短くなったポッキーが─)
亜美「よいしょっと」ニジリニジリ
亜美「あ→ん」パクー
チュウウウウウウウウウウウウウウウ
P「」
亜美「っぷはー///」
P「」
亜美「えっへへ→、やっぱ亜美もオトメだしさ!初めてくらいはちゃんとしたいじゃん?
それに今のは亜美、逃げなかったから亜美の勝ちでいいよね!///」ニカッ
<タダイマー
亜美「あっ真美達帰って来た!おっかえり→」タタタ...
P「」
P「」
社長「♪~ …んん!?ど、どうしたのかねキミィ!なにを呆けているのだね!」
P「あま、かった、です」ボケー
社長「甘かった?おやこれはポッキーの袋…食べ過ぎて気持ち悪くでもなったのかね?」
P「気持ち?…ポッキー、気持ち、良かった、です」ボケー
社長「キ、キミィ!?なにを言っているのかね!しっかりしたまえ!!!」
おわり
11月11日か~ポッキーゲームしてみたいのは…亜美だな
と思って初めて書いてみました
亜美かわいい
HTML化依頼しておきます
読んでくれた方いたらありがとうございました
おつおつ!
>>19
ありがとう!
シンプルに亜美とイチャつく話が書きたかったので、楽しかったです
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