幼馴染「私達の関係ってなんだろうね?」(765)

男「何って言われてもなあ、俺はお前とは兄妹みたいなもんだと思ってる、ずっと昔から一緒にいたし」

幼馴染「姉弟か、お互い一人っ子だけど、もし姉弟がいたらこんな感じだろうなってのは確かにあるよね」

男「それで、どうしていきなりそんなこと聞いてきたんだ?」

幼馴染「実は私達が付き合ってるのではないかという噂が流れましてですね」

男「あーいつも一緒にいたからか、もうすこし考えたほうが良かったかな、学校内でもずっと一緒にいたらそういう噂が流れてもおかしくはない」

幼馴染「それで友達に『二人は付き合ってるの?』って聞かれて『付き合ってないよ』って言ったら『じゃあ二人はどういう関係なの?』と聞かれちゃって、そのとき上手く答えられなくてさ」

男「そういうときは普通に『あいつとはただの幼馴染だから』とか『昔からの腐れ縁で』とか『兄妹みたいなもんだからもう異性としては見れないって』とか言っておけばいいんじゃないかな」

幼馴染「それじゃあ私がお前のことを好きみたいじゃないか、上のような台詞を言ったものの中で、その幼馴染が好きでなかった者を見たことがあるか?」

男「確かにないけど、ちょっと考えすぎじゃないかな、相手だってただ面白半分で聞いてるだけだしサラッと流せばその手のネタにはすぐ飽きると思うんだけど」

幼馴染「甘い、我々は幼馴染じゃないですか、つまり顔を合わせる機会が他の異性に比べて格段に多いわけです、そういう付き合ってはいないけどよく顔を合わせる二人的なシチュエーションがみんな大好きです」

男「はい」

幼馴染「なので本当になにもないのに『なんか進展あった?』とか締まりのない顔した奴らに聞かれ続けるんです」

男「そういうもんかなあ、相手にしなければいいだけだと思うんだけど」

幼馴染「その噂のせいでお互いずっと彼氏彼女ができないとしたら、と言っても同じ台詞を言うことができるかな?」

男「嘘だろ一番彼女が欲しいさかりに彼女ができないなんてそんな酷すぎるじゃないか、どういうことだ」

幼馴染「簡単な話さ、仮に私のことを好きになってくれた男子がいるとしよう、しかし彼はお前の存在に気付くそして思うんだ

想像上の男の子『ああ、あの子彼氏いたのか、しかも話を聞くとかなり昔から一緒にいる幼馴染同士だって言うし僕なんかが勝てっこない、諦めよう』

幼馴染「ってね、これは男子を女子にしても同じことが言える」

男「なんてことだ俺は自らのチャンスを潰していたとでもいうのか、それでもしかしてお前も彼氏欲しかったりするの?」

幼馴染「わかればよろしい、私は別にそんなに欲しいわけじゃないけど花の学生生活を幼馴染の世話焼き女房みたいな所帯じみた女だと思われたまま送りたくない、問題はこれからどうするかだよ」

男「とりあえず今考えられることはお互い少し距離を取ってみて75日ぐらい様子を見ることかな」

幼馴染「まず一緒に学校行くのやめて、一緒にお昼ご飯食べるのもやめて、あと一緒に帰るのもやめないとね」

男「えーあのお前の作る弁当があるからこそ学校に行っていたようなものなのに、あれ好きなんだよね」

幼馴染「えっ、もしかして掴んじゃってましたか私」

男「掴んでたって何を、まさか心とか言うなよ絶対ないから」

幼馴染「普通に胃袋をなんだけど、何勝手に想像しちゃってんの?『心とか言うなよ』とか言っちゃってさ、恥ずかしい奴だなあ」

男「冗談だよ」

幼馴染「じゃあ胃袋を掴んだ責任を取ってお弁当だけはアリにしてあげますね」

男「いやそれは逆にまずくねえ?」

幼馴染「なんだよ、自分がお弁当がどうのこうのって言ったから作ってあげようと思ったのに、で、まずいって何が?」

男「よく考えてみるんだ、今まで一緒に学校に来て、一緒にお昼ご飯を食べて、一緒に帰ってたような二人がいきなりその一切をやめ、お昼に手作りと思われるお弁当を渡しに来るだけの関係となる、それを見た周囲の人間はどう思うかな?」

幼馴染「それは変に勘ぐられてもしょうがないかも何か不健全な香りがするし、でもそんな小さいこといちいち気にしてたら身体がもちません、大丈夫周りにバレないように渡すから」

男「まて、今回の目的は妙な噂を消すことだ、名残惜しいがこれ以上変な噂が増えそうなお弁当作戦は却下とする」

幼馴染「じゃあもう何にも作ってあげない」

男「ちょっと待ってくださいよーなんでそうなるんですかあー」

幼馴染「私の料理がたかが噂に負けるなんて、深く傷つきました!」

男「話が逸れちゃってるから、料理の勝ち負けじゃなくて噂をどうにかするほうが先だろ、今までにないぐらいにお前から女を感じたわ」

幼馴染「えっ?」

男「『えっ?』じゃねーよ、何少し照れてんだよ、別に変な意味で言ったわけじゃねーよ」

幼馴染「冗談だよばーか」

男「別に弁当じゃなくてもたまに俺の家に来て飯作ってよ」

幼馴染「弁当は自分のも作るからいいけど、わざわざ人の飯を作りに行くのはめんどくさいからイヤ」

男「正論すぎる」

幼馴染「もしかして、幼馴染の飯を作るのが生き甲斐とでも言いたげなどっかの美少女キャラクターと私を重ね合わせちゃったりした?」

男「いやなんか会話の流れから、もしかして他人に料理を振舞うのがお好きなのではないかと勝手に思ってしまいましたすいません」

幼馴染「そんな他人に料理を振舞うのが好きな純粋で黒髪の少し幸の薄そうな顔の女の子なんてこの世にいるわけないだろ?」

男「なぜ俺の女の理想像を知っている」

幼馴染「もう何年の付き合いだと思ってるの、そんなしょうもない好みのタイプなんて昔から知ってました!」

男「えっ嘘、恥ずかしい」

幼馴染「それはいいんだけど、明日から作戦決行だから学校であんまり馴れ馴れしくしないでね」

男「はい」

男「おはよう」

女「おはよう、いつも一緒に来てる子はどうしたの?」

男「ああ、勘違いされるからって今度から一緒に来たり一緒に飯食ったりするのやめることにしたんだ」

女「勘違いって、じゃあ二人は付き合ってなかったんだ、噂になってたからちょっと気になってたんだよね」

男「そうだよ、付き合ってるわけないじゃん、なのに俺達が付き合ってると思われてたらお互いに彼氏彼女ができないよねって話しになって、それで一緒にいるのやめたんだ」

女「そうなんだー、ってことは今度からはいつも作ってもらってたあのお弁当もなしってことだよね、明日からは私が作ってきてあげよっか?」

男「えっ?」

はよ

女「だってお弁当がないときはいっつもテロッテロの惣菜パンばっかりじゃん、あんなのばっかり食べてたら体壊しちゃうよ」

男「まじでいいの?」

女「一人分も二人分も手間はそんなに変わらないからさ、それに私誰かに料理を食べてもらうの好きなんだよね」

男「なんていい子なんだ、聖母の生まれ変わりだとでもいうのか?」

女「そうだ、今度からお昼一緒に食べようよ、いつもあの子と食べてたっぽいけど今度からはそれもしないんだよね、だから私が変わりになってあげる」

男「うんいいけど、何で俺なんかにそんなに優しくしてくれるの?」

女「だって昔家で飼ってたうさぎのルイス・キャロルにそっくりなんだもん、笑ったときの顔が特に似てるの」

なんだこの独特なテンポ
素晴らしい

>>16
独特なチンポに見えたごめんなさい

男「ルイス・キャロルって、ルイスかキャロルの片方でもよさそうなのに」

女「今日は作ってきてないから私のお弁当食べていいよ、私は購買のテロッテロの惣菜パンを食べるから」

男「そんな悪いよ、俺が惣菜パン食べて唇をテロッテロにするから」

女「いいからいいから遠慮しないで、遠慮されるとこっちが困っちゃうから、素直に受け取って」

男「じゃあ素直に受け取ることにします、ありがとう」

幼馴染「昨日はあんなこと言ってたけどあいつなんだかんだで私のお弁当大好きだからなー、作ってきました幼馴染サプライズ弁当を」

友「ほうほう、それでそれで?」

幼馴染「みんなにバレないように隠れてこっそりお弁当の受け渡しをするのも結構スリルがあって面白いと思うんです」

友「なるほど、タイミングを見計らって渡しに行くと?」

幼馴染「うん、あいついつも私と一緒にご飯食べてたから今日はひっそりと一人で食べてると思うんです、体に悪そうなパンを屋上で、だから私がこっそりと行って誰もいないのを確認し、渡してこっそり帰ってくるという作戦」

友「いい作戦だね、作戦名オペレーション何にする?」

幼馴染「作戦名なんて今はどうでもいい、とにかくもうすぐ昼休みが始まる、それと同時に作戦開始だ」

友「面白そうだから私も付いていく、そのなんというか参謀ポジションとして」

女「どうかな?」

男「すごい美味い、こんな美味しい弁当は生まれて初めて食べたよ、ほんとうに料理上手なんですね」

女「そんなに褒められると照れちゃうよ、でもここまで喜んでもらえたら作りがいがあるかな、明日も頑張っちゃうからねっ」

男「でも俺こんな美味しい弁当をただで貰い続けるなんてなんか申し訳ない気持ちになるというか、何かお返しできないかな?」

女「そんな気にしなくてもいいのに、でもそうだな、そんなに気になるなら一つだけお願いしてもいい?」

男「俺にできることなら何でも言ってよ、いやできなくてもやってみせるよ!」

女「あのね、たまにでいいから撫でさせて欲しいんだ、だってモンゴ・メリ似てて可愛いんだもん」

男「さっきと名前変わってないか、まあそんなことでいいのならいくらでも」

女「じゃあここに寝て」ポンポン

男(膝上15センチだと!?)「でも大丈夫かなこんなところ誰かに見られたら」

女「大丈夫誰も見てないよ、リンゴ・スターは昔から私のここが大好きで、よくここに乗ってきてすぐに寝ちゃうの」

男「あ、もう名前とかどうでもいいんですよね、じゃあ失礼して」

女「この感じすごく懐かしい、よしよし大人しくていい子だね、よしよし」

男「なんか落ち着く、眠くなってきた」

女「寝てもいいよ、お昼休み終わったら起こしてあげるから」

男(色々やべえ)

幼馴染「色々やべえ」

友「どうしたんですか何かやべえものでも見えました?」

幼馴染「とりあえずここから逃げよう、今のここはまずい非常にまずい、何かこう桃色の空気的なものに汚染されている」

友「ちょっと私も見たい、見せて見せて」

幼馴染「いや見ないほうがいいあれは目に毒すぎる、いややっぱちょと見て、あれはいったい何をしているんだ?」

友「どれどれ、ふーんあれは彼と同じクラスの女の子じゃないですか、こんな人気のない屋上で二人、しかも膝枕的なことをされている、これは付き合いますね」

幼馴染「付き合うってどういうこと?」

友「いいですか、見てください、あそこに無造作に置かれた女物の弁当の箱があるでしょう、女の子は男の子と一緒にいるときああいうミスはしません、お淑やかに片付けます、なのであれを食べたのは今膝枕をされてる彼です」

幼馴染「昨日は私のお弁当が好きとかあんなに言ってたくせに、他の女のお弁当を!?」

友「はい残念ながら。そして膝枕というかなり密着した状態、これらすべてを計算するとあの二人は付き合います」

幼馴染「随分と参謀らしくなってきたなあ」

友「男性というものは手作りお弁当とボディタッチに弱いです、あんなことをやられれば何かモヤモヤしてきて今まで好きじゃなかった女の子でも好きなような気がしてきます、そしてそのモヤモヤを言葉として出したくてたまらなくなります」

幼馴染「モヤモヤってまさか恋心とか!?」

友「性欲です、本人は気づいてないかもしれませんが色々と昂ぶってきます、そして二人の間に会話がなくなった瞬間おもむろに『好きだ』とか言っちゃうわけです、落ち着いて考えると好きじゃない相手でもそのモヤモヤを恋心と錯覚するんですね男性は」

幼馴染「でも女の子が拒否したら二人は付き合えないでしょう」

友「普通嫌いな相手に膝枕する?」

幼馴染「なるほど」

友「なんか面白そうだから今日夜にでもあの子と付き合ったのか聞いてきてよ、幼馴染なんだからそういうのなんでも話せるんでしょ?」

幼馴染「えーなんか嫌だよ、いくら幼馴染っていってもそういうこと聞くのは気が引けるっていうか、私達の中では幼馴染じゃなくて兄妹ってことになってるというか」

友「でもよく考えてみなさいよ、これであの二人が付き合ってたらもう噂なんて気にしなくてもよくなるし彼氏作れたりするんだよ?」

幼馴染「うーん、まあ一応今日家に行ってみてそれとなく聞いてみるけどさー」

友「報告よろしく」

幼馴染「お邪魔しまーす」

男「来たのか、でもあれだな今日一日お前と離れてたけど意外と普通に生活できるもんだな」

幼馴染「私はいつもより負担がなくなったぶん生活しやすかったけどね、それでさー今日お昼ご飯とかどうしたの?」

男「どうって言われても普通だよ普通」

幼馴染「普通ってどういうことか分からないんだけど、誰と食べたとか、何を食べたとか色々言うことあるでしょ」

男「ひ、一人でテロッテロのパンを食べたような、あんまり覚えてないなあ」

幼馴染「へ、へえー」

男「でもなんでそんなこと聞くんだ?」

幼馴染「実は私の友達の友達がね、屋上で女の子といちゃいちゃしてるとこ見たんだって」

男「見間違いじゃないかなー、あそこあんまり人来ないから俺じゃない誰かがそんなことしてたんじゃないかなー、もしかして俺じゃないんじゃないかなー」

幼馴染「そんなわけないだろ、この弁当浮気舌軽野郎が」

男「弁当浮気?」

幼馴染「あの子といちゃいちゃしてたのはこの際どうだっていい、でも私の料理人としてのプライドがお前の弁当浮気を許すことができないと言っている」

男「って見てたのお前かよ、というかそんなに料理に熱心な人だったっけ?」

幼馴染「私だって友達の友達だろうが、私→友達→友達、じゃなくて、私→←友達、もありだろうが」

男「まあ自分も友達の友達だからね」

幼馴染「私は悲しいよ昨日あんなに『君の作る料理は世界一おいしいよ』とか散々甘い言葉を囁いたくせに今日になってみれば『こんな美味しい弁当は生まれて初めて食べたよ』とか他の女にまで同じような.甘い台詞を吐いていたなんて」

男「確かに好きだけどさ世界一美味しいまでは言ってねえよ、でもあの子本当に料理が上手で素直な感想が口から出たらああなった」

幼馴染「ってことは私は負けたのか?」

男「いや料理そのものはあの子の作ったやつのほうが美味しいかもしれないけど、俺はお前が作った料理のほうが好きだよ」

幼馴染「なんだそれならいいんだ料理人としてのプライドがさ、ところでその、付き合ってる?」

男「付き合ってるって何が?」

幼馴染「だからあの子と付き合ってるのかなーと思って、黒髪ロングで純粋系、まさに好きなタイプど真ん中だしあの子、それに私の友達があの二人は絶対付き合うとかなんとか言っててさ、まあ言いたくなかったらいいんだけど」

幼馴染「私のこと、どう思ってるの?」

俺「え?」


という5年前の冬を思い出させるスレだな

男「まだ付き合ってないけど」

幼馴染「まだってどういうこと?」

男「いやなんか口からぽろっと出ただけで深い意味はない」

幼馴染「もう何かする気まんまんやん、いやらっしわー今日も膝枕のそれも頭を縦にして寝るあれ、驚いたねあの傾奇者と同じ寝方をするなんて、あと一つ聞きたいんだけどさなんで最初嘘付いたの?」

男「いや普通に忘れてたっていうか、なんかぐいぐい聞いて来るなあ」

幼馴染「嘘だね、思春期の男子があんなこと忘れるわけないじゃん、どうせ寝る前布団の中で思い出すじゃん」

男「実際嘘だけどさ、なんか言い辛いじゃないですかそんなの、ほら俺達兄弟みたいなもんだとは言ったけど実の兄妹だって隠し事はあるだろ?」

幼馴染「まあ別にいいんだけどさ、あんまり隠し事とかやめてよね、私たちはなんでも話せるような関係だと思ってたから隠し事されてちょっと悲しかったよ」

男「ごめん」

友「それで昨日聞いてくれた?」

幼馴染「うん、二人は付き合ってないって、『まだ』とか言ってたけど」

友「えっまじで、盛りの付いた年頃なんだしあんなのもう付き合ってるでしょ、やってるでしょ、2時間で3回はやってるでしょ調子いいときは4回ぐらいやってるでしょ、彼へテロだよね?」

幼馴染「なんかガチん娘とかいうアダルト動画見てたしそっちの人ではないのは確かなんだけど、いやでも一回だけシーメールの動画を見ていたような」

友「それはいいんだけどさ奥手な男の子だね、今流行の草食系ってやつか、まあでもよかったじゃん二人が付き合ってなくて」

幼馴染「自分で聞いておきながらそれはいいって、でもよかったって何が?」

友「ほら幼馴染としてずっと一緒だった男の子が誰か別の女の子と付き合っちゃうてのは色々と複雑でしょ?」

幼馴染「いや別にそんなことないけど、それに私もあいつも将来的には誰かと結婚するんだし、いつかはそうなるから」

友「クールだなあ」

幼馴染「ま、あの子と付き合うにしろ付き合わないにしろ私たちには見守ことしかできませんって」

男「おはよう」

女「あーおはよう、今日は早いんだね」

男「うん、あいつと一緒に学校来るのやめたのきっかけに登校時間を早めてみたんだ」

女「へえー、そうそう今日はちゃんとお弁当作ってきたよ、お昼のときに見せてあげるね」

男「なんかごめん、じゃあ俺飲み物買うから」

女「ありがとう、じゃあ昼休み屋上で待ってるから」

友「青春だなあ」(遠い目)

俺「もう眠いよお」

お前ら1「おーおやすみ」

お前ら2「じゃあ俺が続き書くぜ!」

お前ら3「まじか期待www」

お前ら4「これは寝られないわwwww」

俺「これでぐっすり眠れるなあ」

俺「まじで限界、続き誰か頼む」

よし2時間だけ寝ていいぞ

>>65「頼む」

私「どうしよっかなー」

俺「>>66せめて6時間」

俺「>>67後生ですから」

俺「まあ落ちてもいいや寝るわ」

ええやないかと思ったら通学の時間だわ…
2時まで誰か保守を…

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 30分以内
04:00-09:00 50分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 20分以内
19:00-00:00 10分以内
新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 20分以内
02:00-04:00 35分以内
04:00-09:00 60分以内
09:00-16:00 35分以内
16:00-19:00 20分以内
19:00-00:00 10分以内

宜しく頼む

友「あれから一ヶ月ぐらいたったけどその後どうよ?」

幼馴染「どうって言われてもなあ、クラスも違うし校内でもあんまり顔合わせなくなったぐらいかな」

友「校内でもってことは校外でも会ってないの!?」

幼馴染「あのね、今までだって用があるときぐらいしかあいつの家行ってなかったし、その用ってのもほとんど学校関係のことだったから会う理由がないの」

友「そんな用がなくても会えばいいのに、今まであんなにベタベタしてたのに寂しくないの?」

幼馴染「うーん、私も最初は寂しくなるかなと思ってたんだけどね、あいつ結構世話かかるやつだからさ、でも案外いつも通りって感じ」

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!

友「へーそんなもんかー、あの彼も新しい世話係を見つけたみたいだしこれで本当にお役ごめんだね」

幼馴染「世話がかかりてそんな、でもあいつ女に依存しないと生きられないタイプの人間だったんだね、あんまりモテないやつだったのになあ、将来ダメ男になりそうで不安だわあ」

友「確かに、今の感じ見てると将来はエリートヒモ男子って感じする、ダメンズが好きな年上の女性とかが深みにはまりそう」

幼馴染「それリアルに想像できて笑えないんだけど、まあ私もそろそろいい男でもみつけようかな」

友「そんなこと言うなんて意外、そんなに男に興味なさそうだったのに、でもなんでいきなり?」

幼馴染「いやー興味なかったわけじゃないんだけどね、今まではそれどころじゃなかったっていうか、それになんか段々ムカついてきてさ」

友「ムカついてきたんですか?」

幼馴染「だって、私が今まで散々起こしに行ったりお弁当作ったりしたのに、それがなくなった途端似たようなことしてくれる女とすぐに仲良くなって私にはメールも電話もよこさなくなるし」

友「うーんなんかそれは複雑だね」

幼馴染「私が今まで都合のいい女だと思われてたと思うとね、どうしても腹が立ってきてやりきれんのですよ、世話をしてくれる人間なら誰でもいいんかと、それならお母さんにでもやってもらえと」

友「お母さんはいっぱい世話を焼いてくれるからなあ」

幼馴染「なんかそういうことされるとね、私そういうところしか価値がない女だと言われているようで、だからね、あいつが他に世話をしてくれる人間を見つけたなら私も私で色々やって青春を楽しまなきゃって思うんですよ」

友「これまでみたいに世話をやかないからって一切連絡しないのはひどいよね、うんうん、まかせて私がいい男紹介するから」

幼馴染「なに言ってんの、知り合いにいい男なんていないでしょう」

紫煙


友「話し聞いててなんかあの子が不憫で不憫で、もうここは私がガツンと言わなきゃダメだよね、別に面白そうとかそういう理由じゃなくて、あの子の友達として!」

先生「うん、まあわかったから一旦座って」

友「すいません」

先生「人の恋路を邪魔する人は馬に蹴られて死ねという言葉があってね、そっとしてあげたほうがいいよ」

友「でも先生、♂♀♀の三角関係の場合、一方の♀がもう一方の♀の恋路を邪魔しても馬に蹴られて死ぬべきなんでしょうか」

先生「あんまり難しいこと聞かないでください、先生公務員だからやんわりと受け流すことしか知りません」

友「さすが公務員の鏡は違うなあ」

先生「でもさっきの例の♀が恋路を邪魔するのは許されても、もう一人の傍観者であるXが三人の関係をかき回すのはよろしくないと思いますよ、先生は公務員なのであくまで一般論になってしまいますが」

友「私も将来公務員になろうかなあ、まあ何と言われようとガツンと言いに行くんだけどね、馬に蹴られても死にません、ギリギリで致命傷を避けます」

女「もうすぐテストだよね、ちゃんと勉強してる?」

男「うわーもうそんな時期になったか、実は俺ね、まったく勉強してないんだよまったく」

女「勉強はやっておかないとダメだよ、進路決めるときにとか勉強してないと色々困っちゃうからね、それに私、一緒の大学行きたいな」

男「えー狙ってるの国立のいい所じゃん、俺なんかが行けるわけないって」

女「またそんなこと言って、大丈夫だよこれから勉強すればまだ間に合うから、私が勉強教えてあげるから」

男「まじで?」

女「まじでまじで、とりあえず今日一緒に試験勉強しようよ」

男「サンキュー、今回はまじでヤバイと思ってたからすごく助かる」

女「どこでやろうか、図書室はこの時期人がいっぱいいるし、教室はあんまり集中できないし」

男「もしよければ俺の家でやろうよ、今日は親もいないから集中してできると思う」

女「えっ今日親いないの?」

男「あっそうかそうだよなゴメン、なんかそれだと変な風に聞こえちゃうよな、市立図書館でも行く?」

女「こっちこそゴメン、なんかカップルの会話みたいだなと思っちゃって少しびっくりしちゃっただけ、わざわざ図書館なんか行かないで家でやろうよ、私は全然いいから」

男「う、うん」

女「じゃあ放課後一緒に帰ってそのまま行く感じで」

友「ちょっと、酷すぎるよ!」

男「なにいきなり、ゴメンなんかよくわからないけどゴメン、次の授業が始まるから俺そろそろ教室行くから、それもゴメン、重ね重ねすいません、じゃっ」

友「ちょっとまてーい、謝ってすむのは電力会社と公務員だけなんだよ」

男「なんかそういう例えとかがもうメンドクサイですからね、そういえば最近あいつどうしてる?」

友「それだよ、そのことだよ、どうしてるって自分で聞けばいいじゃん、世話役をやめたからって一切連絡しないなんて酷すぎるじゃん」

男「もうメンドクサイやつだなあ」

友「そもそもうら若き乙女に世話役って、会社の偉い人でも葬式の人でもないのに可愛そうに、この毘摩質多羅阿修羅王」

男「さっきから聞いてたけど一切連絡しないってどういうことだ?」

友「まったく会ってないし喋ってないし、メールや電話もしてないって言ってたよ!」

男「だってあいつメールとかしても最近まったく返さないし、それに会っても俺のこと無視してすぐどっか行くし、酷すぎるって言いたいのはこっちのほうだよ」

友「そうなの?」

男「そうなんだよ、別に噂がどうこう思ってんなら学校ではあまり話さないようにすればいいだけなのに、それまで毎日のように家に遊びに来てたのに最近まったく来なくなったし、俺あいつに嫌われちゃったかも」

友「ぷぷぷ『用があるときしか家行かない』かあ、毎日用があったのかなあ、あんなにクールぶってたくせに」

男「?」

友「いえこっちのことです、でもそんなに気にしてたならそれこそ学校で話しかけるとか、直接家に行くとかすればいいと思うよ私は」

男「家には来るなって言われてるんだよ、それに学校で話しかけるのはあんまりしたくない」

友「なんでだよーあれか、あの最近仲良くしてる女の子に見られると色々困っちゃうからか、あー?」

男「いやそういうことじゃなくて、前みたいなのをやめようって言い出したのもあいつだし、学校ではあんまり馴れ馴れしくするなって言われたし」

友「だからなんだよー、もうはっきり言えよーおめー女かよ」

男「噂のこと気にしだしたり、馴れ馴れしくすんなって言うってことは多分そうだとまずいってことだろ、例えばあいつに好きな男ができたとか、そうだとしたらあいつの邪魔だけはしたくないんだ、これまで散々世話になったし」

友「あんたホンマもん男やで」

男「あーもーそういう関西弁のノリとか正直しんどいわあ」

友「兄さん何いうてまんねんな、わて昔っからこうやないですか」

男「はいはい、俺あいつから嫌われちゃった寂しいけど、今まで通りの関係を続けてたせいであいつが好きな男とかに誤解されて辛い思いするほうがずっと嫌だから」

友「何ちょっと良いこと言おうとか思っちゃてんの、それにそのキメ顔やめれなんかこっちが恥ずかしい」

ま だ か

友「自分で話しかけるタイミングとかないなら私が色々聞いてきてあげようか?」

男「えっいいのん?」

友「いいよいいよ、ほら私もここまで関わっちゃったからもう当事者と言ってもいいぐらいじゃん?」

男「それはない、でもありがとう、今までちょっとうざいと思っててゴメンね」

友「またまたそんな冗談いいから、で、何を聞いてくればいい?」

男「全く冗談じゃないんだなそれが、聞くのはなんで携帯出ないのかと、なんで家来ないのかと、俺のこと嫌いになったかと、あとなんで一緒に学校行ったりするのやめようとか言ったのか聞いてきて」

友「多いなあ、質問内容がほぼ実家に帰られた夫のそれじゃないですか、でも一緒に学校行ったりするのやめようってのは噂になったからでしょ?」

  ┃   ┃━┓                         ┃┃┃
┗┓━ ┃━┓ ┗━━━━━(゚∀゚)━━━━  ┃┃┃

┗┓━ ┗  ┃                         ┗┗┗
  ┗       ┃                    ┗┗┗

男「甘いな、幼稚園から一緒なんだぞ今まで噂が一回も立たなかったとでも思ってるのか、あいつは昔からそういうの気にしないやつのはずだったんだけど」

友「確かに今まで噂なかったとは思えないあの感じ、それがなんで今更そんなことをいい始めたか気になるってわけだ」

男「あ、言い忘れたけど恥ずかしいから俺から聞けって言われたって言わないでね」

友「乙女か」

男「ちゃんと全部聞いてこれたら俺がしょっちゅう行く駅前のケーキ屋のレアチーズケーキ買ってあげるから」

友「だから乙女かって」

幼馴染「やっと授業全部終わったねーもう帰ろっか」

友「うんうん、そうだねー」

幼馴染「えっいつもなら『家の方向反対方向なんだけどー』とか言って嫌がるくせに今日はなんか楽しそう、どうしたの?」

友「いやー色々と面白い話を聞いちゃってさ、帰りに聞かせてあげるから、ささ帰りましょう帰りましょう」

幼馴染「なんか怖いから一人で帰ります」

友「最近物騒だから、家までしっかり送るから、なんなら飼い犬の散歩を引き受けますから、送らせてくだせえ」

幼馴染「さっき少しだけ姿を消してたあの時間にいったいなにがあったというの」

友「知り合いから聞いた話なんだけどさ、あの幼馴染の彼いたじゃん、仲の良かった幼馴染からメールも電話も帰ってこないって泣き入っちゃってたらしいよ」

幼馴染「へえー、そんなに仲良かった覚えないけど」

友「『へえー』じゃないでしょ当事者でしょ、可愛そうだからちゃんと返してあげればいいのに、それにメールや電話よこさないって言ってたけど相手よこしとるやないか、なんで出ないの?」

幼馴染「んー最近ムカつくからかな、それに最初のほうはよこしてたけど無視してたら最近はまったく連絡してこないのは本当だよ」

友「ムカつくという理由で返さないのはいいとしても、来なくなったの無視してたからじゃん、まあ一つ目の質問はクリアっと、めもめも」

幼馴染「何やってんの?」

友「いえなにも、じゃあ次ね、知り合いから聞いた話なんだけどさ、あの幼馴染の彼いたじゃん、仲の良かった幼馴染が家に来なくなったって泣き入っちゃってたらしいよ」

幼馴染「だって行く理由がないし、それに前だってそんなにしょっちゅう行ってたわけじゃないから」

友「ぷぷぷ、なんか噂によると来なくなる前その仲の良かった幼馴染はほぼ毎日遊びに行ってたらしいんだけど」

幼馴染「それは次の日のお弁当何がいいとか、明日英語の授業あるから和英辞典忘れないでねとか色々用事があったから行ってただけで」

友「用事という言葉は随分と便利だなあ、それでなんで用事がなくなったんですか?」

幼馴染「んー最近ムカつくからかな」

友「またそれかよっ、まあムカついてたらちょっとやそっとの用事じゃ顔合わせたくないですわな、よしこれで二つ目クリアっと、めもめも」

幼馴染「だから何やってんのて」

友「いえなにも、じゃあ次ね、知り合いから聞いた話なんだけどさ、あの幼馴染の彼いたじゃん、仲の良かった幼馴染が俺のこと嫌いになったかもしれないって泣き入ってたらしいよ?」

幼馴染「雑いなあ、せめて導入部分を変えろよ」

幼馴染「嫌いになったも何も別に最初から好きじゃないし、家が近いだけで」

友「会ってもすぐ無視されるとか言ってるらしいよ、無視しないで『あ、こんにちは』とかご近所さんが交わす程度の挨拶してあげなよ」

幼馴染「イヤ、だって最近ムカつくから」

友「いやさっきからムカつきすぎでしょ、どんだけあの幼馴染の彼にムカついてるんだよ、でもしょうがないよねムカつく相手ってつい無視しちゃうもんだし、三つ目もいただきましたー、めもめも」

幼馴染「もうあえて突っ込まないけどさ」

友「じゃあ最後ね、なんで一緒に学校来ないようにしようとか言ったの?」

幼馴染「ゴメンやっぱあの導入を付けて、導入に出てくる知り合いの正体も薄々感づいてはいるけど直球すぎてなんか恥ずかしい」

友「噂が立つのだって今回が初めてじゃなし、そういうの全く気にしないやつのはずなのにそういうこと言うってことはもしかして好きな男でもできたんじゃないかって」

幼馴染「あ、もう家の前だからここまででいいやー送ってくれてありがとー」

友「マテ逃げる気かこのやろ」

女「こんにちは二人とも今帰りですか?」

男「よ、よう」

幼馴染「あ、こんにちは」

友「さっきのご近所さんが交わす程度の挨拶をそのまま実行するとはなあ」

女「私たちこれから勉強するんだけど、二人も一緒にどうかな、期末試験も近いし」

幼馴染「いえ、私たちはこれから私の家で遊ぶ約束をしていますのでけっこうです、おら行くぞ」

友「ちょっと待って、暗くなる前に帰ってこないとあんたみたいに可愛い子は襲われちゃうってお母さんが」

女「そっかー残念、また今度一緒に勉強しましょうね」

友「あー行くから行きますから引っ張らないでー乱暴にしないでーなんでも言うこと聞くからー」

女「じゃあ私たちもそろそろ始めようか、時間なくなっちゃうよ」

男「ゴメンちょっと待っててすぐ部屋片付けるから!」

友「一緒に勉強って部屋で二人でやるのかー」

幼馴染「やっぱ顔を合わせただけでムカつくわあ、早くお茶出してーお茶」

友「もう自分の家なのに客にお茶を淹れさせるな、でもあれは流石に無愛想すぎますぜ姉御、ムカつくのは幼馴染の彼で誘ってくれた女の子にはなんの罪もないんでやんしょ?」

幼馴染「んーでもなんか一緒にいるから共犯で」

友「わがままな子に育ったなあ、またそんな無茶なこと言って、でもずっとこのままでいいの?」

幼馴染「このままもそのままも、最初から何にもないから」

友「いやそういうことじゃなくて、ずっと仲直りしないつもりかどうかを聞こうとしただけなんだけど」

幼馴染「あいつがムカつく限りは仲直りしません、というかまず喧嘩してないし」

女「ここはこうでこうであの四次元的なアレとかの公式を代入すれば」

男「そうなのかー」

女「これで数学は完璧だよ、次は英語だね、とりあえずメタルグルーかスペースボールの英文をスライダーを使った英文に直して」

男「やっぱりT-REXはいいなあ、タイトルを繰り返すばっかりで」

女「これで一通りの教科は大丈夫なはず、ってもうこんな時間になっちゃった、私帰るね」

男「今日はありがとう、またわからないところがあったら教えてね」

女「うん、また明日学校でね」

男「淡々と進んだなあ」

男「それでちゃんと聞いてくれた?」

友「『ちゃんと聞いてくれた?』じゃないでしょー昨日家に女なんか連れ込んじゃってさーおうおう見せ付けてくれるねー」

男「あれは本当に俺に勉強を教えに来てくれただけで変なこととか全然ないから、範囲が終わったらすぐに帰ったよ」

友「ほんとかよーまあいいけど、さて本題に入りましょうか、聞いてきましたええ聞いてきましたとも、ここに詳細を全てメモしてあります」

男「見せてくれ」

友「はいどうぞ」

男「んーなになに、質問1ムカつくから、質問2ムカつくから、質問3ムカつくから、質問4未解答(事実上の肯定か?)か、なんか雑いなあ、ムカつくからって何!?」

友「なんかね、質問1~3を聞いたらね、ムカつくとしか言わなくて」

男「俺めちゃくちゃ嫌われてるじゃん、いやまてよ、よく考えるとこれは少しおかしいぞ」

友「おかしい?」

男「ああ、俺達の関係を知ってるだろ、俺達は兄妹みたいなもんでだいたいのことは話せる仲だ、だからあいつは今までムカついたら直接俺に言ってきてた『~するところが嫌い』だの『~は直した方がいい』だの、だが今回のような態度を取ったことは一度もない」

友「確かに、何年も一緒にいたらムカつくこともいっぱいあるもんね」

男「しかも最後が未解答なのも気になるところだ、やはり最近のあいつには何かあると見ていい」

友「はいはい質問」

男「おっ、なんだ言ってみ」

友「ムカつくっていっても何か理由があると思うんです、長年一緒にいたのにただなんとなくムカつくからという理由であそこまでしないと思います、ムカつかれてるのにはそれなりの理由があるのでは?」

男「なるほどいい所に気が付いたな、さすがは参謀ポジションだな」

友「なつかしいネタだなあ」

男「よしじゃあ次のミッションだ、俺がムカつかれてる理由を探ってきてくれ」

友「その前にちゃんと聞いてきたんだからしょっちゅう行く駅前のケーキ屋のレアチーズケーキ買ってよ!」

男「ごめん今マロングラッセしかない」

友「もうしょうがないなあ、次はちゃんと買ってくるんだよ?」

男「そんなにしょっちゅう行く駅前のケーキ屋のレアチーズケーキに食いつくなんて、俺たちもうスイーツ友達ってことでいいんだよね?」

友「ちょいちょい乙女になるのやめろ」

友「ねー今日も一緒に帰ろうよ」

幼馴染「ヤダ、なんか昨日一緒に帰ってからすごく運気が下がった気がするし、そのニヤニヤ顔がいやだから帰りません」

友「後ろから付いていくだけですから、決してお邪魔にならないように」

幼馴染「なんでちょっと必死なの?」

友「今日も一緒に遊んでや、うち家に帰っても暇やけん、連れてってくれんと私、泣くでー?」

幼馴染「ああもう好きにしてください」

友「あのー先輩一つ聞いていいですか?」

幼馴染「がっつり同年代ですけどどうぞ、一つだけですよ?」

友「昨日あの幼馴染のことムカつくムカつくって言ってたじゃないですか、先輩はそんな理由もなく子供みたいな怒りかたする人じゃないと思ってたっす、こんな子供っぽい先輩、自分初めて見たっす」

幼馴染「えっ、私そんな子供みたいな怒りかたしてた?」

友「先輩、ただムカつくからとか言って連絡無視したり、本人を前にしても無愛想だったり、ぶっちゃけ小2っす可愛いっす」

幼馴染「うわあ従兄弟のケンタくんとタメじゃんか、というかその先輩ってさっきから何なの?」

友「気分っす気分、やっぱぁー先輩のことだからぁー、そんな小2の先輩だけどぉムカついてるにもそれなりの理由ってのがあると思うんすよぉ、ちゃんと先輩に言われたパー券も捌いてるっすから」

幼馴染「その喋り方やめたら真面目に話し聞きますから、もうそれ以上道端でパー券的な紙バラまかないで」

幼馴染「ムカつく理由ねー、うーんなんかよくわからないんだけど腹の奥からこうモヤモヤとしたものが、はっまさかこれって性欲!?」

友「確かに前そんなこと言ったことあったけどさー、それは違うやつだと思うよ」

幼馴染「じゃあなんなのさ」

友「まあまあそれは一まず置いといて、ムカつくようになったのにいつから?」

幼馴染「ちょっとイラっと来たのが約一ヶ月前のあの日で、それから日を重ねるごとに段々と」

友「あの日ってけっこう重かったあの日?」

幼馴染「ちげーよ」

友「わかってるって、あれでしょ学校一緒に来ないとかの」

友「なるほど、大体の部分は理解した、私は元参謀ポジションで頭が切れる設定で出てきた賢い子だから、今は微うざキャラにクラスチェンジしたけど」

幼馴染「ほんともう切れ切れですよね色んな意味で、それで何をどう理解したか教えてよ」

友「なんて言えばいいかなーちょっと口で説明するのは難しいかもしれないんだけど、まあとりあえず知り合いの男の子呼ぶから今日はパーっと遊ぼう?」

幼馴染「なんでいきなりそうなるの、別にいいよ呼ばなくて、私結構人見知りするほうだから気遣うじゃん」

友「大丈夫だってー私みたいなノリのいい感じだから全然気遣わなくて大丈夫」

幼馴染「私はこれでもすごく気を遣ってるの、スベらないようにフォローするのとか」

友「またまたご冗談をー本当に冗談ばっか言いたがる冗談回し蹴りやさんなんだから、このこのその勢いでK1制覇ですかー?」

幼馴染「そうだね」

友「す、スベった!?」

幼馴染「気を遣わなかったバージョン」

友「いがいときづかいやさんだったんだなあ」

みつを

友「まあいいからいいから、あっもしもし今から来れる?」

幼馴染「本当に呼んでるし、私別にそういうのいいのに」

友「まあまあ、『私も彼氏作ろうかな』とか言ってじゃないですか、すぐ来るって」

幼馴染「もうこういうときは強引なんだから、どんな人なの?」

友「うーん一言で説明するのは難しい、ヘアメイクやったりしててすごくお洒落な人なんだー」

幼馴染「なんでそんな範囲に知り合いがいるのかはあえて聞かないけどさ、しかも電話一本ですぐ来てくれるってどういう」

友「ほら私参謀ポジションだから」

幼馴染「ポジション関係あるの?」

池面「ごめん待った?」

友「遅いよーまあいいけど、それにしても相変わらず無駄にイケメンですね」

池面「無駄にってーやめてよーこの顔色々と使い道あるんだからー、そっちの子は始めましてだよね?」

幼馴染「あ、どうも」

池面「ちょっとどうしちゃったの暗いよ、笑って笑って」

友「ごめんねー元々暗い子でさー、最近その暗さにさらに磨きがかかっちゃって」

池面「それはまずいよ、何がまずいってこんなに可愛いのに笑わなきゃもったいない、ちょっと今からケーキ食べに行こ、甘いもの食べると笑顔になるじゃん」

友「わぁーいいねーおごっておごって」

幼馴染「まさか私今まで暗いと思われてた?」

幼馴染は彼氏いますしおすし

池面「ここのケーキすごく美味しくてさーみんなにも一回食べて欲しいんだよねー」

店員「いらっしゃいま、うわっすごいイケメンが来たなあ」

友「店員さんそれ思ってても口に出したらいかんでしょうに、さあ接客を続けて」

池面「なんか食べたいのとかあったら言ってね、ほらこれとかオススメなんだけど」

幼馴染「は、はあじゃあそれで」

友「私はねーあの赤いやつ、ここは店内で食べれる珍しいタイプのケーキ屋なんだよ知ってた?」

幼馴染「まあ一応」


>店員「いらっしゃいま、うわっすごいイケメンが来たなあ」

無理やりすぎだろwwwwwwwwww

友「じゃあ私こっちー、二人はそっちに隣同士で座ってねー、おーこれはこれは画になる二人ですねー」

幼馴染「見合いババアか」

池面「こんな可愛らしい子と隣に座れるなんて嬉しいなー彼氏とかいるの?」

幼馴染「いないです」

友「もぐもぐ」

池面「まじでーそんな可愛いのに勿体無いよー女は恋をして綺麗になるからどんどん恋しないと、もしかして男に興味ない?」

幼馴染「そんなことないですけど」

友「もぐもぐ」

池面「じゃあ僕とかどう思うかな、これでも結構モテるんだけど、全く興味ない?」

友「もぐもぐ」

友「もぐもぐ」

池面←全然イケメンっぽくない

カランコローン

店員「イラッシャイマセー」

男「今日も駅前のケーキ屋のケーキは美味しそうだなあ、どうしよう苺のタルトもモンブランも食べたいけど二つも食べたら太っちゃいそう」

店員「毎度毎度乙女かって」

男「店員さんオススメはなんですか?」

店員「男は黙って苺ショートだと思うな、というか男がケーキ食べるなよ、もし私の彼氏だったら絶対食べさせないね、スイーツ男子とかホモっぽいし恥ずかしすぎ別れる」

男「店員さんはきびしいなあ、男でも全然ケーキ好きな人いっぱいいますって、」

店員「確かに最近多いよね、ついさっきも超絶イケメンが来たよ、しかも女二人連れで、でもイケメンでもケーキ食ってるからNG」

男「本当にきびしいなあ、さて約束のレアチーズケーキも買ったことだし帰ろうかなあ、あれ?」

幼馴染「すいません、まじで興味ないです」

友「聞いてよーもうこの子男子なら誰にでもこんな感じでさー、でもいきなり何聞いちゃってんの、もし興味あるとか言われたらどうするつもり?」

池面「いやー僕あれじゃん、初対面の女子見かけると一回は聞いちゃうじゃん興味本位で」

友「それ悪い癖だからねー、でも私もさーこんぐらいのイケメンだったらいつもの男子に対する冷たい態度じゃなくてデレっとした所も見られるかなーと思ったんだけど無理だったっぽいね」

幼馴染「全く話が見えないんだけど、元々暗い私を話に混ぜないことでさらに暗くさせる気?」

友「さっきの根に持ってるなあ、まあいいやガールズトークしよーよガールズトーク」

幼馴染「なに言ってんのボーイがいるじゃない」

池面「もー聞いてよ、会ったらこれ絶対話そうと思ってたんだけどさーずっと彼氏だと思ってて通い妻みたいなことまでしたのにさー『一回やったぐらいで彼女面すんなよ』だって酷くない?」

幼馴染「彼女?」

友「ほら彼ネコだから」

幼馴染「人間だよ?」

友「それは酷いねーいままで散々やることだけやっといて用がなくなったらポイするなんて考えられない」

幼馴染「やること?」

池面「そうそうもーどっかにいい男でも落ちてないかなー、ねえなんか知り合いに可愛い子いないの?」

友「ちょっといくら男に餓えてるからって高校生に手を出したら犯罪だよ、本当に顔はイケメンなんだけど性格がどうしてこうも残念なのか、よく残念なイケメンとか言われてそう、あっちの人って大体そうなの?」

池面「うーん性格が残念なのはもとからかなっ、犯罪なんだけどさーいいじゃん男子高校生、あの夏服のYシャツとズボンの間のYシャツを入れてるんだけどそこからYシャツが出かかって少しダブ付いてる部分をガッとつかみたくなる感じ」

友「本当に残念だなあ」

幼馴染「あーそれはちょっとわかるかも」

友「意外とニーズあるなあ」


カランコローン

池面「ほら今入って来た男子学生とか割とタイプー、ほらあんなに真剣にスイーツを選んじゃって可愛いじゃん」

友「やっぱり今日律儀にもレアチーズケーキを買いに来たんだなあ」

幼馴染「そういえばあいつがよく来る店だっけここ」

池面「あの子二人の知り合いかー紹介してよ?」

友「ダメダメよく見て、あれもどっちかというとネコだから」

幼馴染「だから人間だってば」


池面「それで何つながりなの?」

幼馴染「学校が一緒なだけです」

友「スイーツ友達です」

池面「それにしても可愛いわーでもあの店員ちょっとなれなれしくない?」

友「おっ、こっちに気付いた、手を振ってみよう、おーーーーーい」

幼馴染「いいよ呼ばなくて、今ガールズトーク中なんだし、男の人は入れまっせーん」

男「よ、ようこんな所で何してんの?」

友「ただお茶してただけだよ、今私だけ(制服フェチの会話に)あぶれて詰まんないんだもーん、どうせなら2:2にしようよ2:2に」

男「あぶれてるって、そこの男の人は?」

友「へへへーイケメンでしょー私の友達だよ」

池面「はじめまして、二人とは仲良くさせてもらってます、よろしく」

男「ああ、よろしく」

友「さあさあ座って座って、もう目の前でさー二人の感じ見せ付けられてたらどうもやってられなくてねー」

男「二人の感じ?」

幼馴染「あっ、ここにクリーム付いてるよ」ペロ

池面「まじで超恥ずかしいんだけど、ゴメンね」

幼馴染「でもこれ美味しいねー、一口ちょうだい」

池面「いいよあーんして」

友「この感じ」

男「いや俺はいいよ今日は早く帰らないといけない日だし、じゃっ」

池面「あー帰っちゃったー今度一緒にどっか行きたかったのになー」

友「それにしてもさっきの二人のラブラブっぷり、まるで台本あるかのようなベタな展開と台詞まわし、やるねぇっ!」

幼馴染「何なのラブラブぶりって、ただ普通にお友達とお茶してたときのワンシーンでしかないよ」

友「またまたーこの演技は女優が、あの彼がいるときだけこれみよがしにベタベタしちゃって」

幼馴染「だって私たち仲良しだもんねー、はい私のもどうぞ」

男「ちょいちょい」

友「んーどうした?」

男「なんかミッションを授けていたような気もするが今はそんなことどうでもいい、昨日一緒にいた男のことなんだけど」

友「あーあの人ね、気になる?」

男「いやそういうのマジでいいから、でもこれで全てが繋がったな、あいつはあのイケメンのことが好きだとしたら全て辻褄が合う」

友「えっ、いやちょっと待ってくださいよ、もしかしたら好きじゃないという可能性もあるでしょ、まだ自分にもチャンスがとか、絶対取られたくないとか思ったりしないの?」

男「本当になに言ってんのやら、前にも言ったけど俺はあいつの邪魔だけはしたくないんだって、それにチャンスがとか絶対取られたくないっておかしいだろ、俺達ただの幼馴染なんだから、それにあの人めちゃくちゃイケメンだしさ」

友「この打たれ弱さは計算に入れてなかったなあ」

男「まあお互いの道を歩み始めるその一歩ってことでさ」

俺「実は昨日そんなに寝てなくて」

>>295
寝てもいいけど落ちるかもしれんから落ちたら、同じスレタイで続き書けよ

俺「あと1レスで終わらせてから寝ますから」

俺「くそ改行が多すぎた2レスで終わる」

女「どうしたの凄く顔色悪いけど、トルストイとが死ぬ前みたいな顔になってる」

男「うんトルストイって例の兎のことだと思って話を進めるけど、なんか俺失恋しちゃったかも」

女「そうなんだー好きな女の子いたの?」

男「別に今まで好きとか思ったことなかったんだけど、こうあいつの彼氏を見た途端なんか言葉に言い表せないような気持ちが湧き出てきて気付いたんだ、俺昔からこいつを好きだったんだって」

女「そっかー今まで気付かなかったんだねーよしよし」

男「あーあーまあいいんだけどさ、こうリアルに直接見せ付けられると辛いものがあるよねー」

女「恋愛の傷を癒すには新しい恋愛をするしかないって、私そんな経験ないから他人の受け売りなんだけどね」

男「へえーそうなんだーモテそうなのに?」

女「私あんまり男子と話すの得意じゃないから」

俺「わかったこのまま寝る、でも一応女ENDっぽいのも投下したほうがいい?」

>>1の好きなように書け
書きたいように書け
他人の意見に任せるなよ

まだー

男「でもクラスが一緒になってすぐに俺に話かけてきたよね、それってやっぱりウサギに似てたからなの?」

女「うん、それもあるけど、なんかパッと見てビビビっと来たんだよね、この人なら話しかけても大丈夫そうって」

男「なにそれ、ちょっと抜けてた感じってこと?」

女「それとはちょっと違うかなー」

男「今日は少し寒いね、いつもよりもう少し甘えていい?」

女「いいよ、おいで」

友「これはまずいで、あの女抱かれるで」

友「あわわわわ、私が余計なことをしたせいで二人の関係がさらにめちゃくちゃになってしまった、もうこの腹搔っ捌いてお詫びするしかない」

先生「うん、まあわかったから一旦座って」

友「すいません」

先生「若い男女は些細なすれ違いが致命傷だからなあ、卒業するまでお互いギクシャクして卒業後もまったく連絡を交わさず」

友「致命傷は避けられなかったなあ」

先生「成人式ぐらいでやっと友人が『実はあいつお前のこと好きだったんだぜ』みたいなやりとりをしてすれ違いとしては解決するんだけどすでにお互い別の恋人がいる感じ」

友「先生今回はよく喋るなあ、もう私はどうすればいいんですか?」

先生「もう貴女にできることといったら『へっへー実はあいつお前のこと好きだったんだぜ』『えーこの子もだよ』←このポジションぐらいです、いい酒の肴になります」

友「先生過去になにが」

友「こうなったら私があの豆腐メンタル君に真実を教えた方がいいですよね」

先生「真実教えてもどうにもならないでしょう、そもそもお互いがお互いを本当に好きじゃないってことも考えられるんですから」

友「いや先生それはないです、あの二人のあの態度を見て私思いました、春やねって」

先生「学生の恋愛話は面白いなあ、教員採用試験受けてよかった」

友「でも確かにお互いの口から直接聞いたわけではないような、これは私の出番ですかね」

男「なんだよこんな所に呼び出して、言っとくけどあいつの話とか今はあんまり聞きたくないからな」

友「前は自分から聞きたがってた癖に、メンタル面の弱いやつだなあ、なんで聞きたくないの面白い話かもしれないよ?」

男「んー理由か、理由はなんかムカつくから」

友「こっちまで小2にクラスチェンジするなんて」

男「だって今思うと酷いだろ、自分にはあんまり隠し事するなとか言っておいたくせに、自分はあんなイケメンといちゃいちゃいちゃいちゃ」

友「女々しいなあ」

男「二人が付き合ってんのかなんなのか俺には関係ないけど、そんないい人がいるなら俺に少しは話してくれたってよかったんじゃねえのって思っちゃう」

友「完全乙女の怒りかたじゃん」

男「俺だってイケメンとイチャイチャしたいよ!」

友「」

友「ほら、これ飲んで一回冷静になれよケールとゴーヤの、おいしいよ」

男「ああ、サンキュー」

友「しかし君はある重要なことを忘れている、これはかなり大事なことだ、それに気付いたかな?」

男「重要なこと?」

友「ふっふっふ、兄さんが毎日屋上で女の子といちゃいちゃしてることやでーあんなことしといて忘れたなんて言わせませんでー」

男「あれはいちゃいちゃとかじゃなくて、ただお弁当を作ってもらったり撫でたりしてもらってるいわばペットみたいなもんで」

友「カップルより響きエグイは、そんな端から見たらいい関係の女の子がいるくせに、自分の幼馴染が他の男といちゃついてるの怒る権利あるのん自分?」

男「いや俺は別にあいつが他の男といちゃついてるから怒ったわけじゃなくて」

友「男ならもっとシャキシャキ答えんか!」

友「今の兄さんは言わば自分のことを棚に上げた棚の上のポニョや、『そんないい人がいるなら俺に少しは話してくれたってよかったんじゃねえの』とか『理由はなんかムカつくから』とかしょうもないこと言って逃げてないで言いたいことがあるなら直接本人に言ってこんかい!」

男「そうだよな、俺今まで自分は悪くないみたいな風に考えてたけどちょっとおバカさんだった、なんか見えた気がする、関西弁の流れほぼ全てちょっとうざいと思ってゴメンね」

友「またまたーそういう冗談いいから、今日はあの子すぐに家帰ったから、今なら家にいると思うよ」

男「冗談じゃないんだなそれが、でも君をスイーツ友達からスイーツ親友に格上げします、今度一緒にアップルパイ食べに行こうぜ!」

友「格上げって何様ですか、いいから早く行きなさい、まっさらな身体でな、あと私アップルパイ嫌いだからいらねー」

男「わかったじゃあ!」

友「ふぅーやっと行ったか、これで一まず安心かなあ、んーでもなんか性欲みたいなものが」

男「性欲?」

友「うわっなんで一回見えなくなったのに戻ってきちゃったの?」

男「そういえばお礼言ってなかったと思って、色々ありがとう、じゃあ本当に行くから」

友「本物の致命傷はこっちか」

俺「明日の夕方には戻るわ」

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

じゃなかったか?

h

毎日もしもしでSSスレの埋め荒らしに勤しむID:nca9u0VNOが書いた、
素晴らしいSS


兄「妹で抜いてみたい」
1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/03/13(火) 22:01:03.03 ID:T7NNizlCO [1/6回発言]
妹「ただいまー」

兄「お帰り」

妹「さてと、着替えよっかな」

兄「そのほうがいいぞ」

妹「だよね……」

兄「どうした?」

妹「どうしてお兄ちゃんもついてくるの?」

兄「いや、俺も部屋に戻るから。先に階段どうぞ」

妹「変なお兄ちゃん」トントントン

兄「ふむ、ピンクか……これで抜いてみよう」

10 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/03/13(火) 22:15:29.47 ID:T7NNizlCO [2/6回発言]
~兄の部屋~

兄「……っ……っ」シコシコシコシコ

兄「ううう……っ……」シコシコシコシコ

兄「だめだ、パンチラ程度ではやはり……」

妹「お兄ちゃーん」

兄「ちょっと待て」カチャカチャ

妹「入るよー」ガチャ

兄「どうしたんだ?」

13 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/03/13(火) 22:17:30.24 ID:T7NNizlCO [3/6回発言]
妹「別に、暇だから遊びに来ただけ」

兄「そっか……」

妹「漫画読ませて」

兄「いいよ」

妹「♪」ペラッ

兄「お前、なんかいい匂いするな」

妹「お風呂入ったからかなぁ」

兄「髪もいい匂いだ」

妹「あはは、そうかなぁ」ペラッ

兄「……」カチャカチャ

16 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/03/13(火) 22:20:34.84 ID:T7NNizlCO [4/6回発言]
妹「♪」ペラッ

兄「くんくん……」シコシコシコシコ

妹「お兄ちゃん、どうしたの?」

兄「いや、こっちのことは気にしないでくれ」シコシコシコシコ

妹「ふぅん、変なの」ペラッ

兄「た、確かにいい匂いだが……これでは」シコシコシコシコ

妹「ん~?シャンプーならいつもと一緒だよ?」ペラッ

母「ごはんよー」

妹「はーい」

兄「ちっ……」

22 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/03/13(火) 22:26:15.50 ID:T7NNizlCO [5/6回発言]
兄「妹のパンツを風呂場から盗んできたわけだが……」

兄「これならはたして……くんくん」シコシコシコシコ

兄「げほっげほっ」

兄「やはり1日履いた下着はちょっときついな……」

兄「これでも駄目となるとあとは一体」

妹「お兄ちゃーん」コンコン







以上です
やはり出来が違いますね
では今日も頑張って2chのスレを荒らしてください

女「あーまだ学校に残ってたんだ、今日も一緒に帰る?」

男「いきなりだけど、ちょっと話があるんだ」

女「話?」

男「うん、俺みたいなやつに優しくしてくれてありがとう」

女「そんな別にいいのに、でも急にどうしたの?」

男「俺、もう中途半端なことはやめようって決めたんだ、明日からは飯も自分で作ってくるし、一人で帰る」

女「そう、あの振られたって言ってた好きな人のところに行くんだね、行っておいで、それでダメだったら私のところに帰って来てもいいよ?」

男「そうしたらまた中途半端になっちゃうからもう帰らない、勝手なことばっかり言ってごめん」

女「別にいいよ、私が好きで始めたことだから、でも最後にもう一回だけ撫でさせてくれるかな?」

男「うん」

女「よしよし、君なら絶対大丈夫だから行っておいで、よしよし」

男「色々ありがとう、俺ちょっと行ってくる」

男「おーーい、いるか?」ピンポーン

幼馴染「うわっなんでいるの、というか私の家来るなってあれほど言ってたじゃん」

男「悪い悪い、いやー最近あんまり話す機会もなかったし、久しぶりにお前と語り合おうと思ってな、あがっていい?」

幼馴染「いいけど、ちょっと待ってて15分ぐらい」

男「もっと早く片付けてな」

幼馴染「もうあがってもいいよ、まだちょっと汚いけど」

男「なんで着替えたの?」

幼馴染「ちょうど着替えようと思ってたとこだし、それに掃除して制服汚れるの嫌だったから」

男「そうか、それにしてもお前の家入るの久しぶりだよなー、あっさり入れてくれてビックリした」

幼馴染「だってせっかく来たのに追い返したら可哀想だし」

幼馴染「それでどうしたの?」

男「とりあえず最近あんまり喋ってなかったし雑談しようぜ雑談、お前最近どうなの?」

幼馴染「どうって、特に普段と変わらずに過ごしてるけど、そっちはどう?」

男「俺も相変わらずダラダラと過ごしてるよ」

幼馴染「なんか言いたいことあるでしょ?」

男「バレた?」

幼馴染「ちょっと何か言いたそうだなーって思っただけ、本当に何かあったのかよって感じ」

【レス抽出】
対象スレ:幼馴染「私と付き合って、その後は私の旦那になればいいじゃん?」
ID:nca9u0VNO


74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/16(金) 12:50:23.39 ID:nca9u0VNO [1/5]
つまらん

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/16(金) 12:57:10.31 ID:nca9u0VNO [2/5]
口調が不自然

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/16(金) 13:41:33.86 ID:nca9u0VNO [3/5]
いいSSには荒らしは湧かない

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/16(金) 14:21:53.52 ID:nca9u0VNO [4/5]
できない

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/16(金) 14:33:04.59 ID:nca9u0VNO [5/5]
独白だろ

>>ID:nca9u0VNO
は死ねばいいと思う

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