ID:ui8wgvXjOの代行
では投下します
・・・・・・・・・約一年半程前・・・
ガチャ
郁乃「お呼びでしょうか善野さん」
善野「よく来たな郁乃・・・早速だがあんたに頼みがあるんや」
郁乃「何でしょう」
善野「あんたに姫松の監督をやってもらおうと思うてな」
郁乃「善野さんの頼みなら断る理由などありません」
善野「そうかやってくれるか」
郁乃「ただ・・・」
善野「ただ・・・何や」
郁乃「姫松を全国屈指の強豪校に育て上げた名将善野監督の代わりが務まるとはとても・・・」
善野「相変わらずめんどくさいヤツやな」
善野「ところで姫松で気になる選手はおるか?」
郁乃「そうですね・・・やはり愛宕洋榎さんですね」
善野「彼女なら間違いなく立派なエースになるで」
郁乃「彼女をスカウトしたのはあなただと聞きましたが・・・」
善野「そうや・・・ミドルの活躍で獲得を決めたんやけど・・・「一緒の学校に行くのを決めた友達がいます」言うから」
善野「まとめて引っ張ってきたんや」
郁乃「・・・さすがの手腕ですね」
善野「ところがその中にも姫松の柱になりそうな人材がおったんやで」
郁乃「その人物とは一体・・・」
善野「それはな・・・」
・・・・・・・・・・・・準決勝大将戦前半終了後・・・
絹恵「善野監督が倒れたですって!?」
漫「末原先輩に知らせた方がいいでしょうか・・・」
由子「ダメなのよー」
洋榎「そうや・・・恭子が動揺してまう・・・」
郁乃「(善野さん・・・末原ちゃん・・・)」
大将戦は壮絶をきわめ・・・
意識が朦朧とする恭子の前に・・・
夢か幻か善野監督の姿が・・・
善野「恭子・・・恭子や・・・」
恭子「善野監督どうしたんですか・・・」
善野「いや・・・最後に恭子に会いたくなってな」
恭子「縁起でもない事言わないで下さいよ・・・」
恭子「それより善野監督・・・」
善野「何や」
恭子「これから姫松にシード権を・・・いや・・・優勝を持って帰りますよ」
善野「・・・それならもうええんや・・・」
恭子「ええっ!?」
善野「これ以上無理をするとあんたの心と体がもたん・・・あんたが倒れたら悲しむ人がいる事を忘れたらあかんで・・・」
恭子「・・・・・・」
善野「だからもう休んで・・・ここで諦めてもみんなは文句言わんで・・・あんたは昔から私の言うことをきくええ子やったろ・・・」
恭子「・・・すみません善野監督・・・それだけはきくわけにはいきません・・・」
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