「嗚呼、何でよりにもよって今日、お前と戦わなくちゃいけないんだ」
マフラーを着用している10代後半の男性は、自分の後ろに立っている男に話しかけた。
「そぉ言うなよぉ~~ヘヘッ。お前にゃあ賞金が億単位で付けられてんだからよぉ~~」
そういい、何処からか隠し持っていたナイフを取り出し、刃を舌で舐め回す。
「………、言っておくけど、君は僕に勝てない。何故ならば、僕の能力は酷く使い勝手が悪いんだ」
そういい、男の顔を見る。男はキッキと笑っていた。
「話はもういいだろぉ?そんじゃあ、ま、死合しましょうや!!」
ナイフを構え、猛攻とマフラーの少年に突っ込んでいった。
「『世界(ザ・ワールド)』、時を止めた」
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世界は今、自分の手の中にあった。自分以外の者は全て動かない。
「この能力はね、『ジョジョの奇妙な冒険』の『第三部』、『スターダストクルセイダース』のラスボス『DIO』って言う男のスタンド能力なんだ」
淡々と喋りながら、ナイフを持った男に近づく。そして、男のナイフを取った
「だけど、この能力は9秒しか時を止められなくてね、ほら、こう喋ってる間にも、5秒、6秒、7秒……………」
取ったナイフで、男の首を切り裂いた。だが、血は噴出さず、あくまで時が止まっていた。
「8秒、9秒…………………そして時は動きだす」
「がっ!!」
男の首から血が噴出した。両手で血を止めようとしたが、あまりの出血で、ダラダラと血が流れる。そして男は、当たり前のように倒れた。
「冥土の土産、僕の能力を教えてあげる。能力名『死に生く者の墓(キャラングデッド)』」
「漫画や小説の『死んだ』と表示されている、またはそう明記されているキャラクターの能力を扱う事が出来る」
「ただし条件として、一つの原作につき一人固定しなければ能力を扱う事が出来ない。」
「能力を複数扱う事は出来ず、能力を発動している間は他の能力は扱えない」
「だけど最強、最高。この能力に敵う奴は居ない『僕が最強だ』」
【賞金首・26億8000万】
『〔原作者〕コウマ・ケイレーン』
「例えばさぁ、ミヤ、僕が捕まって拷問されたらどう思う?」
黒髪の青年が、眼帯の少女に話しかける。
「私も一緒になって拷問されるわ」
「じゃあ、例えば僕が人を殺したら?」
「私も一緒になって人を殺すわ」
「じゃあ、もし僕が死んだら?」
「私も一緒に死ぬ。当たり前の事聞かないで」
「ふーん、じゃあ、今からコイツ殺そうと思うんだけど、どう思う?」
と、新聞紙に載っている一人の大統領を指差した。
「いいんじゃない?私達の『以心相思伝心相愛〔アイリスト〕』の能力があれば、どんな敵でも殺せるわ」
【賞金首・1億4000万】
『〔相愛の彼〕ルカ・リバーシブル』
【賞金首・1億4000万】
『〔相愛の彼女〕ミヤ・リバーシブル』
「よぉ大統領。久しぶり、どうだ?元気にしてたか?」
小麦色の肌をした、元気の良い女性が、この国の大統領に会っていた。
「ふうん、まあ元気と言えば元気だがね、生憎私はキレているッ」
「おぉ、コイツは怖い。そんじゃま、さっさと仕事の話をしようか」
「うむ、実は最近、〔名無しの団体(ノーリスク)〕がまた新しい仲間を入れたそうでな、こちらも戦力を加えておきたい」
「成る程、それじゃあアタシは新しい〔七雄(セブンヒーロー)〕を揃えろって言うのかい」
「そういうことだ、後、いずれは第二、第三の勢力が出てくる筈だ、その根源となるリーダーを潰せ。いいな?」
「へいへい、分かりましたー」
【契約金・24億9000万】
『〔七雄・1席〕アイリス・メイビー』
【支持率99パーセント】
『〔大統領〕スターフィッシュ・ヴォトル』
「ドレにしようかな天の神様の言うとおり……………」
ビルの中、神様の言うとおりをしているのは、髪がボサボサの少年。
「よし、今日のご飯は冷やし中華だ!!早速川上さんを呼ばないとな。おーーい川上さん----!!川上さーーん、どこーーー!?」
屋上に上がると、川上と言う人間がいた
「かぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………………」
「波ぁああああああああああああああああああああああ!!」
「何も出てないよ川上さん」
「バカ野郎、こういうのは意気込みが大事なんだよ」
つか、川上さん、河童です。
【賞金首・8億2100万】
『〔名無しの団体・リーダー〕タダシ・サトウ』
【賞金首・3億4000万】
『〔神童〕カッパ・マジ・カワカミ』
これから始まる物語は、何も無い、ただの犯罪者の悪あがきです。
正義は勝つ。悪は滅ぶのみ。そんな常識の世界。
それでも、犯罪者は生き延びます。逃げ切ります。時に立ち向かい、死んで行きます。
それでもよければ、どうぞ見ていってください。
因みにオリジナルと言いましたが、よくよく考えたらパクリ入ってます。本当にすいません
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