次子「安価で何人たりともあたしの前を走らせねえ!」(224)

小衣「なに熱くなってんの…?次子は」

平乃「それがですね…」

咲「スピード違反した車とチェイスを繰り広げて、逃げ切られたってー」

次子「あたしが速さで負けた…!くそっ!!」

次子「今度こそスピード違反した奴を逃がさねえ!」

次子「ミニパトなんかじゃだめだ!あたしは…!」

次子「>>5で最速になって見せる!!」

小衣「どーでもいいけど他の仕事もやんなさいよ!!」

トラクター

次子「もう誰もあたしを追い抜けない程に速くなってみせる!」

次子「そうだ…トラクターで!!」

小衣「はぁ!?」

平乃「トラクターって…畑とかにある?」

咲「あの、公道に出られるとめちゃくちゃ邪魔くさい…」

次子「そうだ!農業用トラクターだ!」

小衣「……次子、頭でも打ったの?」ヒソヒソ

咲「…かもねー」コソコソ

次子「も、もちろん普通のトラクターで…なわけないだろ!」

次子「これからトラクターをG4仕様に改造するんだ」

咲「またわけの分からないことを…」

小衣「なるほど!ならIQ1400の天才美少女!明智小衣が協力してあげるわ!」

咲「!?」

小衣「改造ね…>>11すればいいんじゃない!?」

大砲

小衣「大砲でも付ければ?」

次子「大砲?なんで?」

小衣「スピード違反なんかするクズはぶっ潰しちゃえばいーのよ!」

平乃「さ、さすがにそれは…」

次子「それだ!流石小衣!!」

平乃「えーっ!?」

次子「さっそく大砲を探しにいくぞ!」ダッ

小衣「咲!平乃!あとよろしく!」バタン



小衣「…といって外に出たのはいいものの」

小衣「大砲なんてどこにあるんだっつーの!自分で言っといてあれだけど!」

次子「大砲…大砲ねぇ…」

次子「>>18とかにありそうじゃない?」

小衣の眼球の奥

次子「小衣の瞳の奥に…あるんじゃないかな?」

小衣「はぁ!?なに馬鹿なこと言ってんのよ!」

次子「小衣の眼…すごく綺麗だよ、吸い込まれそうになる…」

小衣「うぅ…!褒めたって何もでないって…!」カアァ

次子「小衣…!」グイッ

小衣「あっ…!?」

次子「瞳の奥を覗かせて…そして、できれば君の心も…」

小衣「もう…次子だけ、なんだからねっ…?」ドキドキ



平乃「お二人共、外でなにしてるんでしょう…」

咲「本当に頭ぶつけたんじゃない?」カタカタ

次子「さーて、小芝居挟んだことだし行きますか」

小衣「そうねー、真面目にやるわよ真面目に」

次子「流石に警察の武器庫に大砲はないしなぁ…」

小衣「っていうか、どこの武器庫行っても大砲なんてないんじゃ…」

次子「さすがに古いかなぁ、最近のは全部ビームだもんなぁ」

小衣「…でも!一つありそうなところを思い出したわ!」

小衣「>>35よ!」

押収物の保管庫

小衣「押収物の保管庫よ!きっとそこになら…!」

次子「そっか!警察は持ってなくても…!」

小衣「犯罪者共なら持っていた可能性はある!」

次子「流石小衣ー!」

小衣「あっはっはー!IQ14000の天才以下略ぅ!!」

次子「そうと決まれば早速行くぜー!」ダッ


ヨコハマ警察
 押収物保管庫

次子「あった!」

次子「でも随分古いっていうか…年期入ってるなぁ…」

小衣「まぁ中古品だし、しょうがないんじゃない?」

小衣「でも威力はお墨付きよ!この前逮捕した海賊船のモノだからね!」

次子「船一隻沈めるほどの威力…!期待できるな!」

次子「よーし、大砲をトラクターにセットしたぜ!」カチャカチャ

小衣「これで少しは強くなったわね!」

次子「でも小衣…大砲なんて積んだからめちゃくちゃ重くなっちゃったんだけど…」

小衣「パワーがあるからいいのよ!パワーが!」

・現在のトラクター
スピード:かなり遅い
パワー:かなり高い
おもさ:かなり重い


次子「さて…次はどうしようか」

咲「こんなのはどう?」

次子「なにかいいアイディアがあるのか!?」

咲「>>46

平乃が引っ張りスピードうp

咲「平乃がトラクターを引っ張ってスピードアップなうー」

小衣「そんな漫画みたいな事、出来る訳が…」

平乃「できますよ?」

小衣「できるのっ!?」

平乃「はい!私の牽引段位は四段です!」ビシィッ

次子「そんな段位まで持ってるのかよ…」

次子「まぁいいや!頼むぜ平乃!」

平乃「任せてくださいっ!!」

・現在のトラクター
スピード:かなり遅い+平乃力
パワー:かなり高い
おもさ:かなり重い


次子「なかなかよくなってきたな!」

次子「でもやっぱり重いんだよな…」

次子「大砲積んでるから仕方ないけど、重すぎると平乃のスタミナがもたないし…」

咲「軽くする方法ね…」

平乃「あ、だったらこういうのはどうでしょう?」

小衣「車体を軽くする方法があるわけ?」

平乃「はいっ!>>57です!」

人間の軽量化

平乃「あのですね、人間を軽量化させればいいんです!」

小衣「つまり?」

咲「次子が痩せればいいってことじゃない?」

平乃「はい!車は機械ですから下手にいじったりできないですけど…」

平乃「乗っている人間のほうならちょっとダイエットすればすぐに軽くなります!」

咲「理にかなっている!」

小衣「よーし、次子!ダイエットよ!」

平乃「頑張りましょう!次子さん!」

次子「みんな…」

次子「表に出ろ」







小平咲「「「ぎにゃああああああああああああああああ!!!!!」」」

次子(こうして、あたしのダイエ…軽量化作戦が始まったのだ!)

次子「朝は早く起きてランニング!!」ダダダダダ

次子「朝ごはんはご飯とみそ汁!!」

次子「歩いて出勤!」スタスタスタスタ

次子「お昼は塩分控えめ!」

次子「夜はあまり食べすぎず!八時以降は何も食べず早く寝る!」

次子「どうだ!!?」

小衣「あんまり変わってないわ!」

次子「そういやあたし、普段からそういう生活だったわ」

咲「健康優良児なう」

次子「くっ…!どうやったらダイエ…軽量化できるんだ!」

小衣「こうなれば…>>75するしかないわね!」

裸になる

小衣「…次子!ちょっと裸になりなさい!」

次子「えぇっ!?」

平乃「はい、失礼しまーす♪」ガッシィ

咲「キャストオフなうー」ヌガセッ

次子「うわああああああ!?」

小衣「み…見事な、ないすぼでー…!」

咲「余分なお肉、一切なし…!」

平乃「これじゃあこれ以上軽くしようがないですね…!」

次子「へぶしっ!」クション

小衣「こうなったら…!着る物の重量で減らすしかないわ!」バーン

次子「はぁ!?」

小衣「今脱いだ制服と、それに付属している装備…!まぁそこそこの重量がある!」

小衣「この分を減らせば、軽量化ってことよ!」

次子「おいおい!それじゃあたしには丸腰…っていうか、丸裸で犯人捕まえろって言うのか!」

小衣「それもそうね…じゃあ>>88でも着ときなさい」

きぐるみ

小衣「しょうがないからこのきぐるみでも着てなさい」バサッ

きぐるみ「ハーイ、アタシツギコチャン☆ネラッタエモノハニガサナイ!ウフフ」

きぐるみ「…って!なんでだよ!?」

咲「新開発、軽量頑丈素材着ぐるみ…」

平乃「とってももこもこで軽いのに、銃弾だって防げちゃうスグレモノですね!」

次子「なんで着ぐるみなんだ…なんで…」

次子「はぁ…ま、全裸よりましか…くっそぉ…」


・現在のトラクター
スピード:かなり遅い+平乃力
パワー:かなり高い
おもさ:かなり重い-次子制服


次子「さぁて次はどういじろうかね」

小衣(そういやトラクターの改造してたんだっけ…忘れてた)

次子「でも、なんかアイディア出尽くしちゃった感あるよねぇ」

次子「仕方ない、>>100にでも聞きにいこうか」

怪盗帝国

次子「怪盗帝国にでも聞きに行こうか」

咲「正気?」

次子「だーってさぁ…じゃあミルキィホームズにでも聞きに行けって?」

小衣「ダメダメ探偵に聞いてもダメダメトラクターになるだけよ!」

平乃「ちょうどスリーカードの面々でしたら捕まってますしね」

次子「マジで?ナイスタイミングだなぁ」

平乃「地下の牢屋にいますよ」

次子「ちょっと行ってくる!」ダッ



ラット「なんでこんなところで捕まってんだよ!」

ストーンリバー「一生の不覚…いっそ腹を切って…!」

トゥエンティ「暗く冷たい牢屋に閉じ込められし美しき僕!まるで博物館の展示品じゃないかッ!」

トゥエンティ「さぁ見ろォ!!美しく価値のある僕と言う展示品を見学しろォォ!!」

ストーンリバー「切るか…」

ラット「展示品にはお手を触れないでくださいって書いてあったぜ」

次子「おい、お前ら!」

ラット「あぁん!?なんだよG4の銭形次子か…」

次子「お前らにちょっと聞きたいことがあってな…」

ストーンリバー「フン…国家の犬に尻尾を振るほど落ちぶれては…!」

次子「トラクターを改造して速くしたいんだけど、どうすればいいと思う?」

ラット「……は?」

トゥエンティ「展示品には実際にお手を触れて鑑賞するがいぃーーッ!!」バッバッ

次子「うるさい」パーン

トゥエンティ「ぐはぁっ!」

ストーンリバー「トラクターだと…?何故そんな遅いものに…」

ラット「もっと速いのに乗ればいいじゃねーかよ、バーカ」

次子「トラクターじゃなきゃ…ダメなんだよ!!」

ラット「は?意味が分からな…」

ストーンリバー「気に入った!!」

ラット「!?」

ストーンリバー「あえて自らを逆境の渦中におき、なお上を目指すその姿勢…!」

ストーンリバー「敵ながら見事…!見直したぞ」

ラット「お、おい…!ちょっとなに言って…」

ストーンリバー「ただの犬だと思っていたが…銭形次子、侍の魂をもっているようだな」

ラット「おい、俺を置いて話を進めるんじゃ…」

ストーンリバー「そうだ…!速きものに乗って速く進むのは誰にだって出来る!」

ストーンリバー「遅きもので速く進むというその苦行!乗り越える覚悟を確かに見た!」

ラット「いや、ちょっと待っておい…」

ストーンリバー「いいだろう…!教えてやる!疾風迅雷の我が奥義を!」

次子「へへっ…恩に着るぜ!」

ストーンリバー「貴様がその壁を超えるのを楽しみにしているぞ…!」

ストーンリバー「わが奥義…!>>121!」

ストーンリバー「機械であろうとこの奥義をもってすれば疾きこと風の如し!」

ラット「無視するんじゃねーーー!!!」

ポルシェのエンジンにスーパーチャージャー

ストーンリバー「我が速さの奥義!ポルシェのエンジンにスーパーチャージャー!」

ストーンリバー「これを持ってすれば、ポルシェなみの速さを出せるのだ…!」



次子「ってわけでエンジンとかもらってきたよ」

咲「機械じゃん…」

次子「細けえことはいいんだよ!早速改造だ!」カチャカチャ

次子「…できた!パワーとスピードを兼ね備えた、スーパートラクターだ!」

・現在のトラクター
スピード:かなり速い+平乃力
パワー:かなり高い
おもさ:かなり重い-次子制服


次子「これでどんな暴走車が出ようと敵なしだぜ!」

小衣「事件発生!ヨコハマ市内を車が暴走中!!」バッ

次子「なにっ!?」

小衣「車に乗っているのは怪盗>>132!お宝を盗んで逃走中よ!」

次子「よっしゃあいくぜ!出動だ!」

ストーンリバー

ストーンリバー「どうだ!誰もこの私に追いつけはしない!!」ビューーーン

次子「待ちやがれ!」ガタゴトガタゴト

ストーンリバー「来たか…!銭形次子!」

次子「奥義を教えてくれたと思ったら脱獄してお宝盗んで逃亡…早すぎだろ!」

ストーンリバー「フン…私を誰だと思っている?」

ストーンリバー「アルセーヌ様の忠実な牙スリーカードの一員にして、怪盗!」

ストーンリバー「そして…お前の師匠だッ!!」

次子「……!!!」

次子「そうだ…!あたしに速さを教えてくれたのはお前だった!!」

次子「行くぞ!怪盗ストーンリバー!!」

ストーンリバー「来るがいい!銭形次子!!」

次子「お前を…!」

ストーンリバー「いざ尋常に…!」

次子「逮捕する!!」

ストーンリバー「勝負だ!!」

次子「うおぉぉぉぉ!!!」ガタゴトガタゴト

次子(だめだっ…!どれだけアクセルを踏み込んでも、あいつの車に追いつける気がしない!)

次子(これ以上縮まらない、絶対の差が横たわっている!そんな感じだぜ!)

次子「平乃ー!もっとスピードでないのー!?」

平乃「こ、これ以上は…!はぁっ…無理ですぅ…!ひいぃ…!」ズドドドド

ストーンリバー「どうしたどうした!そんなことでは悪党の私一人捕まえることができないぞ!」

次子「うっせえ!そんな事分かってるんだ!平乃!」

平乃「無理です~!」ハァハァ

次子「くっ…!どうすればいいんだ!!」

小衣『何やってんのよ!次子!』ザーザー

次子「無線通信…!小衣か!」

小衣『さっさと大砲発射しなさいよ!木端微塵にして終わりでしょ!?』

次子「それは……できない!!」

次子「あいつには、怪盗ストーンリバーには…!」

次子「師匠には!速さで戦って勝つんだッ!!」

平乃「で、でも次子さん…!どうやって勝つんですかー…!」ゼェハァ

平乃「今は何とか付いていけてますけど…!このままじゃ…!」

次子(そうだ…!このままじゃいずれ平乃の体力が尽きる!)

次子(考えろ…なんとかストーンリバーに追いつく方法を!)

次子「…………よし!」

次子「>>152だ!」

サンダ―

次子「平乃!あそこのアイテムボックスを取るんだ!」

平乃「ひぃひぃ…!こ、これですか…!」ピロリロピロリロティーン

平乃「何か…イナズマみたいなのでましたけど…!?」

次子「よっしゃあ!サンダー!」ズドーン!

ストーンリバー「ぬおぉっ!?」ピシャーン!

小衣『ストーンリバーが小さくなった!?』

次子「どうだっ!今のうちに追いつく!」ギュイーン

平乃「ぜぇぜぇ…!死ぬ…!!」ガラガラガラ

ストーンリバー「見事だが…!甘いな!」

ストーンリバー「私の方が、貴様たちより先を走っていたのだ!」

ストーンリバー「つまり私もアイテムを持っているとは…考えなかったか!?」

次子「げっ!?」

ストーンリバー「くらえっ!>>165!!」

ラード

ストーンリバー「サンダーを喰らった時に落とした…!私のアイテム!」

ストーンリバー「ラードだッ!!道にばらまかれた!!」

ストーンリバー「フハハハハ!豚の脂にまみれて無様に転げまわるがいい!!」

平乃「きゃああーっ!!」ズルンッ

次子「わあああああ!!」ズルンッ

次子「踏ん張れ平乃ーーー!!」ギュキャキャキャ

平乃「無理ですーーーっ!!」

ドカーーーーン

次子「ぐ…くそぉっ…!」

平乃「もう走れませぇん…!」ガクッ

ストーンリバー「お宝は頂いていく!さらばだ!!」ズギャーーーン

次子「もうあんな遠くに…絶対に追いつけないじゃないか…」

次子「はは…そうだよな、トラクターなんかで車に追いつこうなんて無茶だったんだ…」

次子「…無線は、生きてるな」ゴソゴソ

次子「小衣に謝らなくちゃ…ははっ」

次子「無線…無線っと」ゴソゴソ

『…!……!!』ザーザー

次子「ん…?」

『まだだ!まだ終わってない!』

次子「!?」ビクッ

次子「あ、あんたは…!>>178!」

トゥエンティ

トゥエンティ『そこで諦めるなんて…美しくないな!』

次子「お前は怪盗トゥエンティ!どうして!?」

トゥエンティ『あまりにもレディが美しくないのでね…つい』

トゥエンティ『それよりも何故だ!?何故そんなにも美しくない!』

次子「そんな事…言われたって」

トゥエンティ『さっきまでの君はあんなにも美しかったと言うのに!』

次子「え…?」

トゥエンティ『明らかに実力の劣るマシンで…それでも必死に追い縋った姿!』

トゥエンティ『これを美しいと呼ばずになんと呼ぶ!?』

次子「………」

トゥエンティ『それなのに今のレディと来たら…一回転んだだけで諦めるなんて子供かい?』

トゥエンティ『僕は子供は嫌いなんだ!今すぐどこかへ行ってくれないか!』

次子「…あぁ」

次子「いいぜ、どこへだって行ってやる…!追いかけていってやるぜ…!」

トゥエンティ『…それでこそだ』

ストーンリバー「…何故、焚き付けるような事を言った?」

トゥエンティ「君だってそれを望んでいたんじゃないかい?ストーンリバー」

トゥエンティ「勝負はいつだって、美しくなければいけないだろう?」

ストーンリバー「…フッ、無論だ」

ストーンリバー「あのような幕引きなど認めん…!さぁ来るがいい!!」

次子「うおおおおおおおおおお!!!」

平乃「はああああああああああ!!!」

次子「へっ…!転んだ拍子にいろいろぶっ壊れて…軽くなったぜ!」

平乃「これでもう!あなた達に追い抜かれたりしません!」

ストーンリバー「さぁここからが本当の勝負だ!!」

次子「行くぞ!ストーンリバー!」

ラット「…何故、俺を会話に加えなかった?」

ストーンリバー「今こそ使おう我が奥義!疾風迅雷!!」ゴオッ

次子「くっ…こっちも!」

平乃「…次子さん、私はここまでです」

平乃「奥義を発動したら…流石に牽引できませんから」

次子「今まで…ありがとな!」

平乃「勝ってください!次子さん!」

次子「…エンジン全開!奥義発動!」ゴォッ

平乃「絶対に、絶対に勝って戻ってきてくださいねえぇぇぇぇぇぇぇぇ」ポイッ

次子「平乃ー!!」

平乃「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ…!!」

次子「…ドップラー効果!」

次子「速さは互角、ここからは…!」

ストーンリバー「お互いのテクニックの差が勝敗を分かつ!」

次子「おぉぉぉおおぉおぉおぉおぉ!!」ガガガガガ

ストーンリバー「ぬううぅぅううぅううん!!」ドドドドド

ラット「うわわわ!」

トゥエンティ「くっ…!車体は完璧に横並び!速さではもう決着はつかない!」

ストーンリバー「んっ…!?あれは…!」

次子「急カーブか!」

次子リバー「「あのカーブを決するものが勝負を決する!!」」

ストーンリバー「今こそ解き放つ!我が最終秘伝!」

次子「毎日毎日パトカーで鍛えられたテクニック…!舐めるなーーっ!!」

ストーンリバー「行くぞ!最終秘伝奥義>>203!」

次子「こっちだって負けるか!必殺>>207!」

溝落とし

ターンバック

ストーンリバー「最終秘伝、溝落とし!」ガリガリガリッ!

次子「こ、これはっ…!」

ストーンリバー「スピードが互角の時にのみ使える技だ…!」

ストーンリバー「車体を相手の車体に押し付け、タイヤを側溝に落とす!」

ストーンリバー「これをくらった車は溝にはまり、走行不可能となる!」

次子「くぅぅ…!お、落ちる!」

次子「…だけど、こっちだって警察なんだぜ!?」ギランッ

次子「それくらいの技…暴走族に何回も喰らってるんだー!!」ギュギギギ!

ストーンリバー「ブレーキ!?馬鹿な!」

次子「スピードを落とし、地面を滑り…!」ギギギギ

次子「…回転して!突き進み、抜ける!!」ギュンッ!

ストーンリバー「折り返して(ターン)…後ろに(バック)…!」

次子「そうだ!ターンバック!」

次子「溝に落ちるのは…お前らのほうだぜ」

ストーンリバー「うああああああああああああ!!!」ドガッシャーン

ストーンリバー「…見事だった、まさか私の技を利用するとはな…」

小衣「キリキリ歩け!」

次子「へへっ…でも、あんたも強かったぜ…!」

ストーンリバー「…………」フッ

ストーンリバー「また勝負しよう」

ストーンリバー「……次は負けん」ザッ

次子「………あぁ!」


こうして、あたしとストーンリバーの勝負は幕を閉じた
でも、まだすべてが終わったわけじゃない
この世にスピードを違反する奴らがいる限り、何度だって駆けつけてぶっちぎってやるぜ!


平乃「…まぁ今回一番スピード違反してたの次子さんなんですけどねー」

咲「免停なう」


おしまい

主要キャラ全員書き終わった
おしまい

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