あかり「えへへ、できちゃった♪///」(156)
あかり「もうすぐ、産まれるよぉ♪///」サスサス
3人「「「」」」
京子「え…っと、冷やし中華?冷やし中華平らげました?」
結衣「いや、どんだけ食ったらあんな腹になるんだよ!?」
ちなつ「あかりちゃん、いつの間に妊娠してたの!?ていうか、誰の子!?」
あかり「///」モジモジ
あかり「ちなつちゃんの子……だよぉ///」ポッ
2人「「え゛っ!?」」バッ
ちなつ「……」
ちなつ「…はっ?」
京子「ちなつちゃん、男の娘だったの!?」ガーン
ちなつ「んな訳ないでしょ!?」バンッ
結衣「どういうことなんだ、あかり!?」
あかり「あのね、この前ちなつちゃんとキスした時から生理が止まってて…///」
あかり「お姉ちゃんに産婦人科行くよう言われて、そこで検査したら…居たの///」
ちなつ「居たのって…」
京子「キスなんかで赤ちゃんが出来る訳無いじゃ~ん!」
結衣「あかり、男の人に乱暴されて頭が!?」ハッ
あかり「んもぉ~、本当にちなつちゃんの子だよぉ~」プンプン
あかり「ちなつちゃんが認めてくれなくても、あかりはこの子を産むからね!!」
ちなつ「勝手に産めよ!?」
あかり「帰ろっか、ちあかちゃん」サスサス
結衣「名前適当過ぎだろ…」
トテテ
ピシャリ
3人「「「……」」」
京子「え…っと、第2回あかりの今後を考えようの会~…」
ちなつ「わ~…」
結衣「いや、どう見ても手遅れだろ…」
ガンバレー
バンッ
櫻子「てへへ、失敗しちゃったん♪」
向日葵「終わったんなら、早くどきなさいよ」
櫻子「ムッ!!」
ちなつ「……」
あかり『ちなつちゃんの子…だよぉ///』
ちなつ(たかがキスでそんなこと、ある訳ないじゃない!)
ちなつ(そうよ。私は本当に無関係なんだし、もう考えるのよそ!)
向日葵「次、赤座さんの番ですわよ」
ちなつ「……」
ちなつ「…え゛っ!?」バッ
あかり「よ~し、あかり行っくよぉ~♪」トテテ
タプンタプン
ちなつ「ちょっとちょっとちょっとちょっとちょっとちょっとっ!!」
あかり「えい><」ピョン
ちなつ「あぁ~…」
バスン
あかり「やったぁ、初めて入っ……うっ!」コテン
シーン
……
キャー
ちなつ「あかりちゃあぁぁぁああんっ!!」ダッ
向日葵「先生、赤座さんがっ!赤座さんがっ!!」アタフタ
櫻子「ひゃくとうばんっ!ひゃくとうば~んっ!!」アタフタ
ワーワーワーワー
―――
――
―
ピーポーピーポー
あかり「うっ…うぅぅ……」ハァハァ
向日葵「赤座さん…」
櫻子「あかりちゃん…」
ちなつ「……」
あかり「ち…な……ちゃ………」ハァハァ
ちなつ「…えっ?」
隊員「喋らないで下さい、お腹に障りますよ!」
あかり「来て…お願い、一緒に……ちなつちゃん!!」
ちなつ「ハッ!!」
ちなつ「すみません、私も一緒に乗りますっ!!」
ブロロロロ…
あかり「」ハァハァ
ちなつ「あかりちゃん…」
隊員「手を握ってあげて下さい、気持ちがとても安らぎますから」
ちなつ「はい」ギュッ
あかり「」ピクン
あかり「…ぇへへ♪///」ニコッ
あかり「ぁかり…嬉しぃ……ぉ///」ハァハァ
ちなつ「!!」ドキッ
ちなつ「…あかりちゃん」
ちなつ「あかりちゃん!!あかりちゃん!!あかりちゃん!!あかりちゃーんっ!!」
ウー
―――
――
―
ちなつ「……」
タッタッタ
京子「ちなつちゃーん!!」
結衣「おいこら、病院で走るなよ!!」
ちなつ「京子先輩…結衣先輩……」
京子「着替え、持って来たよ!」
ちなつ「ありがとうございます…」
結衣「あかりは?」
ちなつ「まだ…」
結衣「そっか…」
3人「「「……」」」
ちなつ「…先輩方。私、決めたんです」
ちなつ「あかりちゃんのお腹の子を…赤ちゃんを……」
ちなつ「私の子だと、認めますっ!!」
オギャーオギャー
3人「「「!!!」」」
ダッ
ガチャ
2人「「あかりっ!!」」
ちなつ「あかりちゃん!!」
あかり「……」
あかり「…えへへ♪」ニコッ
ちなつ「!!」ブワッ
医者「元気な女の子です、抱いてあげて下さい」
ちなつ「は…はい!」
京子「ちぇ、私ら蚊帳の外かよ…」
結衣「ふふ、素直に2人を祝福してあげなよ」
ちなつ「ちっちゃくて可愛い、ちあかちゃん私がママよ♪」
京子「……」
京子「…赤ちゃんか」
― 数 日 後 ―
ちあか「だぁだぁ」
ちなつ「ちあかちゃん、よちよち♪」
あかり「えへへ、ちなつちゃん抱くの上手だよぉ♪」ニコニコ
京子「私もちなつちゃんに抱かれたい…」キラキラ
結衣「ちなつちゃん、私にも抱かせてくれない?」
ちなつ「えぇ、勿論!ちあかちゃんも喜びますよっ!!」
ちあか「うぅ~♪」
結衣「ははは、ほんとに可愛いなぁ」
モミモミ
ちなつ「な゛っ!?///」
結衣「ちょっ!?///」
京子「うわぁぁぁああ!!」
京子「結衣、なに幼児を誘惑してんだよ!?」
結衣「いや、してねーよ」
ちあか「だぁだぁ」
モミモミ
結衣「んっ///」ピクン
ちなつ「私だって揉んだこと無いのにぃ……じゃなくて、一体どうしたのよ!?」
あかり「あっ、そろそろミルクの時間だよぉ♪」
3人「「「ミルクの時間?」」」
あかり「ほら、ちあかちゃん。ミルクですよぉ♪」ヌギヌギ
3人「「「えぇぇ!?///」」」
ちあか「」チュッチュッ
あかり「たぁんとお飲み♪」
シーン
結衣「…あかり、それ本当に出てるの?」
あかり「うん、ちあかちゃんを産んでから出るようになったの」
ちなつ「へぇ、あんなに胸が小っちゃくても出るんだぁ…」
あかり「酷いっ!!」ガーン
京子「うぅぅ…」ウズウズ
京子「あかり、私にも飲ませろぉ~!!」バッ
あかり「ちょっと、京子ちゃん!?」ビクッ
京子「」チュッチュッ
あかり「はぅぅ…///」フルフル
京子「!!」
京子「…まずっ!」ペッペッ
結衣「おいこら、友達の母乳を勝手に飲むなよ!!」
ちなつ「そうですよ、ちあかちゃんの分が無くなったらどうするんですか!?」
京子「……」
京子「…ちぇ、何だよ。みんなして、ちあかちあかって」
京子「ここは私の娯楽部だぞ!もっと、私に構ってよ!!」
あかり「京子ちゃん…」
ちなつ「はぁ…。しょうがないですねぇ…」
京子「ちなつちゃん!!」パァー
ちなつ「あかりちゃん、2人で先に帰ろ?」
京子「」ズコー
京子「結衣ぃ…」フルフル
結衣「ここは、いつからお前の物になったんだよ?」
京子「へっ?」
結衣「あかり、ちなつちゃん。2人が出て行くこと無いよ」
結衣「私がこいつを連れて先に帰るから、2人は部室でゆっくりしてって」
京子「」イラッ
京子「…その子、本当にちなつちゃんの子なの?」
ちなつ「えっ…」
結衣「お前、いい加減にしないと…」
あかり「みんな、もうやめようよぉ~!!」アタフタ
京子「」キッ
京子「…分かったよ」
ちなつ「京子…先輩……?」
京子「その子が本当にちなつちゃんの子かどうか、私が証明してあげるから!!」
グイッ
あかり「きゃあぁぁぁぁぁああ!?」ビクッ
結衣「京子!あかりに何をする…」
チュッ
あかり「!?///」
京子「……」
結衣「ちょっ、おま!?」
ちなつ「ぎゃあ゛ぁぁぁ、あかりちゃんの唇がぁぁぁ!!」
京子「……」
京子「…ふぅ」
あかり「あの…京子ちゃん?///」
京子「これで、あかりが私の子を妊娠しなければ証明されるだろ?」ニヤッ
ちなつ「!!」ドキッ
結衣「京子…」
京子「あっはっは、どうだ参ったかぁ~!?」
京子(そうだよ、キスで赤ちゃんなんて出来る訳無いじゃん!)
京子(2人とも、あかりが目立つ為に利用されてるだけなんだよ!)
京子(見てろよ!いつまでも、あかりの思い通りになんかさせないからな!!)
ちあか「チュッチュッ///」
― 数 ヶ 月 後 ―
あかり「えへへ、できちゃった♪///」
京子「……」ポリポリ
京子「…えっ、何が?」
あかり「京子ちゃんの赤ちゃん……だよぉ♪///」ニコッ
京子「あぁ~…あれかぁ……」
京子「みんなとはとっくに仲直りしたし、別にいらないよ?」
あかり「えぇぇ!?」ガーン
あかり「いやいや、いるとかいらないとかじゃなくって!」
京子「ごめん、冗談冗談……冗談?」
あかり「んもぉ~、本当だよぉ~!!」プンプーン
あかり「ほら、京子ちゃん。あかりのお腹触ってみて!」ギュッ
京子「わわっ…」ピトッ
京子「……」
京子「わぁ~…すっげぇ、動いてる……」
あかり「京子ちゃんの赤ちゃんがね、あかりのお腹を蹴ってるんだよ」
あかり「えへへ、ちあかちゃんの時よりもず~っと元気で大変だよぉ♪」
あかり「…京子ちゃんに似たのかな?///」
京子「!!」ドキッ
京子「本当に私の子……なのか」
京子「私の…///」ドキドキ
京子「~♪」ニコニコ
結衣(ご機嫌だな。どうしたんだよ、京子?)
京子(別にぃ~?放課後になれば分かるよ)
結衣「?」
京子(へへ、早くホームルーム終わらないかな♪)
先生「…以上、では日記さん。号令を」
キリーツ
レイッ
サヨーナラーサヨーナラー
京子「来たっ!!」キュピーン
タッタッタ
京子「あかり、あかり、どこかな、あかり♪」
タッタッタ
京子「下には居ないぞ、どこかな、あかり♪」
タッタッタ
あかり「…あっ、京子ちゃん!」
京子「おっ、階段の上にあかり発見!」
京子「お~い、どうしてあかりが上に居るんだよぉ~?」
あかり「櫻子ちゃんと向日葵ちゃんのお手伝いで生徒会室に行ってたんだよぉ~」
あかり「京子ちゃんこそ、どうして下に居るのぉ~?」
京子「あかりを探してたんだよぉ~!ほら、早く部室行こうぜ!!」ウズウズ
あかり「うん、今行く…」ツルッ
京子「えっ…」
あかり「あっ……きゃあぁぁぁああ!!」
京子「あかりっ!!」
―――
――
―
あかり「……」
あかり「…あれ、どこも痛くない?」
京子「あかり、早くどけぇ~…」ピクピク
あかり「きゃあ、京子ちゃん大丈夫!?」バッ
京子「大丈夫じゃないよ。うぅ、腰痛い…」
あかり「ごめんね、ごめんね、京子ちゃんっ!!」
京子「はぁ…。私に謝るよりさ、お腹の赤ちゃんに謝れよ!」
京子「あかりが死んだら、ありすも一緒に死んじゃうんだぞ!!」
あかり「ハッ!!」
あかり「ごめんね、ごめんね、ありすちゃんっ!!」
あかり「…へっ?ありすちゃんって」
京子「その子の名前だよ、私が授業中に考えたんだ♪///」ニコッ
あかり「京子ちゃん…///」
トントン
あかり「あっ、ありすちゃんも名前気にいったみたいだよぉ♪」
京子「!!」ドキッ
京子「ありす…///」ジワワ
京子「わぁ~、早く会いたいよぉ~、ありすぅ~」ポロポロ
あかり「えへへ、焦らなくてももうすぐに会えるから♪」
京子「ありすぅ~、ありすぅ~」スリスリ
京子『その後、あかりは何事も無く超元気な女の子を産んだ』
― 数 ヶ 月 後 ―
ちあか「ゆい…しぇんぱい……」
結衣「へぇ、ちあかちゃん喋れるようになったんだ」
ちなつ「はい!ちあかちゃん、ママの名前言ってみてごらん?」
ちあか「ちな…ちゅっ……」
ちなつ「上手上手♪」スリスリ
あかり「じゃあ、お母さんの名前も言えるかなぁ?」ワクワク
ちあか「ちな…ちゅっ……」
あかり「んんっ!?」ガーン
結衣「ま、まぁ間違っちゃいないよな」
あかり「うぅ…ミルクあげてたのは、あかりなのに……」
京子「うはは、ありす高い高ーい!!」ブンブン
結衣「おいこら、それは高い高いじゃなくてジャイアントスイングだろっ!!」
ありす「キャッキャッ♪」
ちなつ「笑ってるし…」
結衣「はぁ…」
あかり「どうしたの、結衣ちゃん?」
結衣「あっ、いや、毎日小さな子と遊べて幸せだなってさ」
あかり「えっ…でも、さっき溜め息ついて……」
京子「!!」キュピーン
京子「分かった!結衣、自分の子が欲しいんだろぉ~!!」
結衣「な゛っ!?///」
ちなつ「そうなんですか、結衣先輩!?」バッ
結衣「ち、違っ、別に自分の子供なんて…」チラッ
ちあか「ゆい…しぇんぱい……」
ありす「だだだだだ♪」ハイハイハイハイ
結衣「うっ…///」キュン
あかり「結衣ちゃん…」
あかり「あかり、結衣ちゃんの赤ちゃん産んでもいいよ?///」モジモジ
結衣「うえぇ!?///」ビクッ
京子「よっしゃー!それ行け、ちゅっちゅっ!!」
結衣(あかりとキスなんて、そんなの…///)
ちなつ「そんなの絶対認めませんっ!!……と、言いたいところですが」ギュッ
ちあか「チュッチュッ///」
ちなつ「子供を授かる為ですもんね。それに、あかりちゃんだったらいいです♪」
結衣(最後の砦、ちなつちゃんにまで後押しされたっ!?)ガーン
あかり「結衣ちゃん…///」ウルウル
結衣「うわぁぁぁああ!!///」
結衣「待ってよ、みんな!そんな簡単に言うけどさ!!」スクッ
結衣「私の場合は今までと違って、もうキスで子供が出来ると分かってるんだ!!」
京子「それが?」
結衣「つまり、その…キスが子供を作る行為なら……それは………///」
2人「「ハッ!!///」」ボッ
京子「そ、そっかぁ…そういうことに、なるんだよな……///」チラチラ
ちなつ「やだ…私ったら、結衣先輩になんてはしたないことを……///」チラチラ
あかり「えっ?えっ?」キョロキョロ
結衣「ごめん。このことは墓の中まで持って行くつもりだったんだ、許して…」
結衣「とにかく、そういうことだから私は…」
あかり「結衣ちゃん、赤ちゃん欲しく無いの?」
結衣「それは…」
結衣(欲しい、私の子は欲しい)
あかり「それじゃ…あかりとキスするのが嫌なの……かな?」シュン
結衣「それも…」
結衣(構わない、ただし嫌じゃ無いだけだ)
結衣「あかり、これ以上私を困らせないでくれよ…」
あかり「結衣ちゃん…」ジワワ
結衣「!!」ドキッ
結衣「ごめん、私は先に帰るから!」
タッタッタ
あかり「あっ、結衣ちゃん!結衣ちゃーん!!」
ピシャッ
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