のび太「ドラえも~ん公務員試験に受かる道具出して~」 (64)

    

ドラえもん「しょうがないな~」ドサドサ

のび太「え、なにこの本・・・」

ドラえもん「なにって公務員になれる道具だよ」

ドラえもん「この参考書の内容を全部覚えれば合格するよ」

のび太「そ、そんな~勉強なんてしたくないよ~」

ドラえもん「甘ったれるなよのび太!」

ドラえもん「みんな公務員になるために必死なんだ!君だけそんな楽していいと思っているのか!?」

のび太「で、でも~今から勉強したって間に合わないんじゃないの?」

ドラえもん「まぁ安心しろ。遅い人は民間企業に内定貰ってからもいるからな」

のび太「で、でも予備校とかは?みんな予備校とかに行くものでしょ?」

ドラえもん「あぁ・・・T〇Cや大〇のことかな」

ドラえもん「公務員試験の対策の本質は過去問集の繰り返し演習なんだ」

ドラえもん「予備校行くだけで満足してロクに過去問集をやらず落ちて金をドブに捨てる事も多々あるからね」

ドラえもん「だから別に行っても行かなくても実質的な問題はないよ」

のび太「本当に?」

ドラえもん「まぁうかる人のほとんどは予備校に行ってた人ってのは否定できないけどね」

ドラえもん「独学の場合は欲望や挫折に屈して勉強がままならないっていうのがほとんどだからね」

のび太「僕も不安だな・・・」

ドラえもん「まぁ、そこらへんはフォローするから安心して」

のび太「・・・本当に勉強するの?」

ドラえもん「当たり前だろだからこんなに参考書を用意したんだから」

のび太「わかったよ!やればいいんだろ!やれば!でどの本からやればいいの?」

ドラえもん「まぁ落ち着け筆記試験の説明からするから」

のび太「うん」

ドラえもん「公務員試験の筆記試験は教養試験,専門試験があるんだ」

ドラえもん「簡単に言うと教養は大学受験の内容,専門試験は文系大学が学習する内容なんだ」

ドラえもん「じゃあ初めに教養試験について説明しよう」

のび太「僕、大学は書類選考だったから心配だな・・・だって数学とか英語でしょ?」

ドラえもん「うん、でも公務員試験は全てを勉強する必要はないんだ」

のび太「そうなの!?」

ドラえもん「うん、適度に捨てて採れるところを確実に抑えるのが公務員試験の基本なんだ」

ドラえもん「まぁ当然無対策だと試験自体の点数が稼げず事実上必須科目があるけどね」

のび太「ふ~ん、そこらへん教えてよ」

ドラえもん「はいはい、じゃあまず【判断推理】【数的推理】だね」

のび太「推理?どういう問題なのさ」

ドラえもん「簡単に言うと数学かな」

のび太「えぇ~数学!?僕苦手だな・・・・・」

ドラえもん「そうも言ってられないぞこの科目は主題数が多く必須科目なんだ」

ドラえもん「まぁ数学と言っても難しい事はあまりしないから安心して」

ドラえもん「で、使う参考書はこの【畑中敦子の数的推理の大革命】【畑中敦子の判断推理の新兵器】かな」

のび太「このワニの本?本当に大丈夫なの?」

ドラえもん「この参考書は評判も良くテクニックも実践的なんだ」

ドラえもん「民間企業のSPI対策にも使えるかも優れ物だよ」

のび太「ふ~んならいいけど・・・・」

ドラえもん「あとは【解法の玉手箱】もオススメだよ」

ドラえもん「好きな方を選んでね」

のび太「は~い」

ドラえもん「次に【資料解釈】と【文章理解】だかこの二つも必須科目なんだ」

のび太「これはどんな内容なの?」

ドラえもん「【資料解釈】は算数と国語を合わせたような物かな」

ドラえもん「で【文章理解】はまんま現代文と英語だね」

のび太「うえ・・・英語か・・・僕英語苦手なんだよね・・・・」

ドラえもん「まあ、英語に関しては馴れていくしかないね」

ドラえもん「使う参考書はこの【クイックマスター】かな。これを現代文,英語一日一問解こう」

ドラえもん「英語に関しては馴れるまでは本文の和訳をするだけでいいよ」

ドラえもん「次に【資料解釈】だがこれはこの【畑中敦子の資料解釈の最前線!】かな」

のび太「また、ワニの本?」

ドラえもん「うん、この本が使いやすいからね」

のび太「へぇ~」

ドラえもん「畑中敦子シリーズは毎日一日3~4問は自力で解いてみてね」

ドラえもん「次に【数学】【物理】【科学】【生物】【地学】だね」

のび太「ちょっと!急にたくさんあげないでよ!」

ドラえもん「まぁこれらをすべてまとめて自然科学って分野だから我慢して」

のび太「わかったよ・・・でも数学か・・・・」

ドラえもん「まぁ【数学】はあからさま拒絶反応を起こすなら捨てていいかな」

のび太「本当に!?」

ドラえもん「あぁ、あと【物理】【科学】も大学受験で使わなかったり文系学生の場合は捨てていいかな」

のび太「なんか、あまり勉強しなくてもよさそうだね」

ドラえもん「いや【生物】【地学】は捨てちゃだめだよこれは完全に暗記科目だから」

のび太「えぇ~」

ドラえもん「使うテキストは【クイックマスター 自然科学Ⅱ】かな」

ドラえもん「あと、これだけではどうしても理解が進まないから高校の教科書も合わせて使おう」

のび太「僕、高校の教科書なんて持っていないよ」

ドラえもん「だったらこの【センター試験の点数が面白いほどとれる】の【生物Ⅰ】と【地学Ⅰ】を教科書替わりに使おう」

のび太「表紙の女の子が可愛いけど大丈夫?」

ドラえもん「うん、下手な公務員試験本のテキストよりは数倍マシだから安心して」

ドラえもん「次に【日本史】【世界史】【地理】【思想芸術文学】まとめて人文科学だね」

のび太「これも捨て科目あるの?」

ドラえもん「うん、まぁ捨てるというより山を張るっていう意味で【地理】の深入りは禁物かな」

のび太「じゃあ【日本史】【世界史】は勉強するの?」

ドラえもん「うん、この2つはただの暗記だからね使うのは【クイックマスター 人文科学Ⅰ】でいいかな」

ドラえもん「で、話は戻るけど【地理】だけどよく公務員情報本やサイトでは」

ドラえもん「地理は楽勝!底が浅い!って良く言われているけど全然そうじゃないんだ」

のび太「でも、地理って地図覚えればなんとかなりそうだけどな・・・・」

ドラえもん「いや、そんな甘い物じゃないよ。とにかく【地理】は大学受験で使わなかった人は極力深入りしない方針で行こう」

ドラえもん「で、山を張る場所は『地形』『気候』『産業』かな」

ドラえもん「【地理】に関してはこれだけ勉強しておけばとりあえずいいかな」

ドラえもん「使う参考書は【クイックマスター 人文科学Ⅱ】かな」

ドラえもん「【思想文学芸術】もこの参考書で勉強しよう」

ドラえもん「で、次に・・・」

のび太「まだあるの!?」

ドラえもん「次で最後だから」

のび太「よかった・・・」

ドラえもん「最後は【社会科学】だね。」

のび太「社会?さっきのも社会ぽかったけど違うの?」

ドラえもん「うん、社会科学はどちらかと言うと次に説明する専門試験の縮小版みたいなものなんだ」

ドラえもん「だから、専門試験を学習する学生にとっては特段対策する必要がない科目かな」

のび太「じゃあ無勉でいいの?」

ドラえもん「時間があれば【スーパー過去問ゼミ社会科学】を回したいけど時間がないからね」

ドラえもん「だから別に対策はしなくていいかな」

ドラえもん「強いて言うなら時事問題を絡めてくるから新聞を読めとしか」

ドラ「じゃあ、教養はこのへんかな、まぁ次に専門だけど・・・」

のび太「もう手一杯だよ・・・」

ドラ「まぁほら次専門だよ」

のび太「わかったよ・・・・」

ドラ「じゃあまず法律から潰していこう」

のび太「法律か・・・・僕法律勉強したことないからな・・・・」

ドラ「まぁ多少頭動かすけど大体は暗記だから」

のび太「わかったよ・・・」

ドラ「まずは憲法だね。法律は憲法から勉強していこう」

のび太「え、なんで?」

ドラ「憲法が他の法律の基礎で様々な科目に繋がるからだよ」

ドラ「使う参考書は【スーパー過去問ゼミ 憲法】かな」

ドラ「次に民法だね。民法は必須科目だよ」

ドラ「使うのは【スーパー過去問ゼミ 民法Ⅰ】と【スーパー過去問ゼミ 民法Ⅱ】かな」

のび太「あれ、なんで1つの科目で2冊使うの?」

ドラ「民法は条文が1000条近くあるからどうしても一冊は収まらないほど範囲が広い科目なんだ」

のび太「1000条!?そんなの覚えられるわけないだろ!」

ドラ「いや、当然全てを覚える必要はないよ。それに慣れれば簡単な科目だよ」

ふんッ!

パンパンパンパンパンパンパンパン!!

ドラ「うぁっ・・・♡のび太きゅん・・・っ!」

のび太「はんっ、いい締まりしてんじゃねぇか青ダヌキ!ケツヒダが絡みついて今すぐにでもイっちまいそうだぜ!!」パンパンパンパン・・・

ドラ「そんなっ・・・!そんなことっ・・・!ううっ!」

のび太「何だ!もうイキそうなのか、エロダヌキ!なら中にブチまけてやるぜ!」パンパンパンパンッ

ドラ「そんなっ・・・原子炉の中はダメっ・・・!」パンパンッ!「ひぐうっ!」

のび太「イくぜ・・・全てを受け止めなッ!!うっ、出るッ!」パンパンパンッ!

ドラ「ダメ!のび太君それはッ!・・・」パンパンパンッ!

のび太「とっても大好き!!」パァンッ!

ドラ「ドラえーもンンッーーー♡!!」ビュルルルルルルッ!!!

ドラ「まぁそれでも初学者にはキツイ科目だから理解が進まないなら【民法まるごと講義生中継】を読みながら進めていこう」

ドラ「で、次に行政法だが・・・これは専門試験の難所といっても過言ではないんだ」

のび太「え?なんで」

ドラ「主題数が多いくせ理解がとてつもなく進まない科目なんだ」

ドラ「専門試験で受かる人はこの行政法をしっかりと対策理解し落ちる人はうやむやにして逃げている人ばかりなんだ」

のび太「うわぁ・・・そんな難しいんだ」

ドラ「うん、だから初学者にはこの【スーパートレーニング 行政法】をお勧めするよ」

のび太「なんかスー過去と似ている名前だね」

ドラ「名前は似ていても出版社と内容はまったく違うよ」

ドラ「まぁスートレは初学者向きって考えていいかな」

ドラ「かといいつつこればっかやっていても得られる知識は限られているから基本的にスー過去推奨だけどね」

ドラ「次にミクロ・マクロ経済学だけどこれも必須科目なんだ」

ドラ「使う科目は迷わずスー過去だね」

ドラ「次に財政学だけどこれもスー過去だね」

のび太「ちょっと早いよ!そのなんたら経済学についての説明は」

ドラ「いや、ないよこれはただ過去問といて計算方法と学者のつまらない理論覚えるだけだから」

のび太「じゃあ財政学は!」

ドラ「財政学も同じ、計算法とつまらない理論覚えるだけ」

ドラ「まぁ財政学に関しては今年の予算と租税の変遷を覚える必要があるから」

ドラ「それはいずれ発売する26年度版の【速攻の時事】を買って覚えてね」

ドラ「次に行政学と政治学だけど・・・・」

のび太「またいきなり二つ?」

ドラ「まぁやる事一緒だからね」

ドラ「まずはまるごとパスワードで基礎知識を覚えてそのあとスー過去を解いていくって形かな」

ドラ「まぁスー過去に関してはまるパスで書いてある知識の問題だけ解けばいいかな」

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