まどか「何かがおかしい」 (51)
たて
>>1 まどか劇場版、公開二日目にして初回推移が下落率6割 絶望の超初動型ならぬ超初日型か
さいたま 宇都宮 仙台 日吉津 亀有 川口 倉敷 伊勢崎 八尾 京都 つくば 三好 周南 柏の葉
土曜 504/504 504/504 383/383 *38/310 250/460 239/427 456/456 244/508 174/260 383/451 381/471 457/519 143/451 371/473
日曜 274/502 225/504 182/284 *20/310 *96/234 *55/427 178/456 *31/508 *72/260 108/451 *82/471 198/332 *59/452 153/473
合計 4527/6177 1733/5664 38%
二日目にして、この有り様 果たして累計であの花に勝てるかどうか… まどマギのスレを見にいったら「まどマギの本スレがけいおんスレ抜きそう!!!!」って 大騒ぎしてたわ…w これが現実逃避か
パート数自慢はアニプレックス公式だからね 売り豚を広げたのも化物語の時に他のアニメ叩きまくったからだし
マジでまどかオタは他の作品の事ばっかり気にしてるんだよな けいおんとかどうでも良いだろ
流出騒動で運営()がけいおんスレとまどかスレ行き来して対立煽ってるのがバレてたな
なんかつぶれ大福みたいなキャラでほんわかアニメと思わせて実はエグイ内容でギャップでびっくりさせるってだけのアニメ
ストーリーなんて分かりやすく言えば友達いない妄想ストーカー女が魔法を手に入れたので自分の思い通りにしようというだけ アホ信者がそいつに自分を重ねて感動してる
魔法少女まどか☆マギカ 前編
・動員ランキング
1位『アウトレイジ ビヨンド』、2位『踊る』、3位『ツナグ』、4位『神秘の法』、5位『バイオV』、6位『ロラックス』、
7位『まどか☆マギカ前編』、8位『ボーン・レガシー』、9位『新しい靴』、10位『ハンガー・ゲーム』、11位『最強のふたり』
・10/8の入り(数字は1館当たり 土日平均との比較
[ツナグ - 99.7%] [ロラックスおじさん - 131.7%] [アウトレイジ - 78.4%] [神秘の法 92.4%] [新しい靴をかわなくちゃん - 95.5%] [あなたへ - 169.7%]
[魔法少女まどか - 56.9%] ←←←←←←←←←←←←←←←
[TIGER & BUNNY - 88.5%] [バイオハザード - 99.7%] [天地明察 - 128.0%] [ボーン・レガシー - 86.0%] [踊る大捜査線 - 91.3%] [るろうに剣心 - 92.7%]
・MOVIX予約状況
さいたま 8日 10:15_168/502 13:05_*91/502 15:50_*87/502 18:30_*45/502 21:10_*50/502
三好 8日 10:30_*78/332 13:20_*54/332 16:10_*33/332 18:20_*13/228 21:00_*30/228
仙台 8日 10:10_*13/284 13:00_*25/284 15:50_*10/284 20:40_*10/284
つくば 8日 09:30_*26/471 12:15_*27/471 15:00_*29/471 20:20_*17/471
宇都宮 8日 10:30_125/504 13:10_*41/504 15:50_*15/504 18:30_*17/504 21:10_*17/504
倉敷 8日 09:20_*60/310 12:05_*43/310 14:45_*27/310 20:20_*32/310
――朝、通学路
まどか「おはよー」
さやか「おはよ~。ふぁ~……」
まどか「眠そうだね? 夜更かしでもした?」
さやか「いやー、楽しみで眠れなくって」
まどか「?」
さやか「今日は放課後恭介とコンサートデートだからね!」
まどか「ええっ!? いつの間にそんな……」
さやか「??」
まどか「上条くんとそんなに進展してたなんて聞いてないよ!?」
さやか「……それはもしかしてボケ?」
まどか「えっ」
さやか「一応ノっといてあげると、この件についてはまどかに一番相談乗ってもらってたんだからね」
まどか「(どうしよう、本当に憶えがない……。きっとさやかちゃんが勘違いしているんだな。
でもこのまま引き下がらないと雰囲気悪くなっちゃいそうだし……)」
さやか「まどか?」
まどか「ごめん、そうだったね。最近物忘れが激しくて」ティヒヒ
さやか「おいおい大丈夫かー?」
――学校
さやか「おはよー杏子」
杏子「おーっす」
まどか「……」
杏子「まどかもおはよう」
まどか「杏子ちゃん、その服……」
杏子「ああこれ? ……ってそのネタ何度目だよ!」
まどか「!?」
さやか「いい加減杏子が学校にいるのにも慣れなさいよねー」
まどか「え、だって、初めて……」
さやか「……」ジー
まどか「さやかちゃん?」
さやか「まどか、アンタほんとに大丈夫? 物忘れ激しいって言ってたけど、マジでボケ始めたんじゃないの?」
まどか「そ、そんなこと!」
杏子「新手のギャグか?」
さやか「あたしもそう思ったんだけどねー」
和子「はーい、席についてくださーい」
さやか「あ、先生来た」
杏子「じゃ、またな」
まどか「……」
まどか「(さやかちゃんと上条くんがデート? 杏子ちゃんが学校に?)」
まどか「(そんな大事なこと、忘れるはずがないのに……)」
まどか「(本当にわたしの記憶がどうかしちゃったのかな)」
まどか「(ううん)」
まどか「(それ以外にも、変なことがいっぱいある)」
ほむら「……」カリカリ
QB「やあ」ヒョイ
ほむら「(もう、授業中は話しかけるなって何度も……)」
QB「お腹が空いたんだよ。仕方ないじゃないか」
ほむら「(……今回だけだからね)」ガサ
QB「ありがとう、ほむら!」モグモグ
まどか「(ほむらちゃんとQBってあんなに仲良かったっけ? とか)」
まどか「(そもそもこの風景自体に違和感……)」
まどか「(どこが変って言えないんだけど、どこかこれじゃない感じが)」
まどか「(他にも)」
まどか「(先生の喋り方とか)」
まどか「(皆の見た目とか)」
まどか「(何かが変なんだよね……)」
まどか「(うーん……)」
――マミの家
マミ「どうぞ」
まどか「すみません。お邪魔しちゃって」
マミ「いいのよ。で、相談したいことって?」
まどか「わたし、結構変なこと言っちゃうかもしれないんですけど」
マミ「大丈夫よ。どんな内容でも真面目に聞くわ」
まどか「ありがとうございます。……ここ最近、何かが変なんです」
マミ「何かって?」
まどか「上手く言えないんですけど……。例えばマミさんの喋り方」
マミ「え?」
まどか「いや、その、変な意味じゃなくて、わたしの知ってるマミさんはこんな喋り方しないんじゃないかなーっていうか……」
マミ「??」
まどか「他にも最近のできごとの記憶がすっかり抜けてたり……。
わたし、杏子ちゃんが学校に通うことになったの、今日初めて知ったんです」
マミ「それはおかしいわね。その話が決まったとき、あなたもいたし、
佐倉さんが学校に来てからもう一ヶ月は経つもの」
まどか「ですよね……。どうも世の中がわたしの思っている姿からちょっとずれているというか、
よく似た別の世界に来ちゃったような、そんな感じで。やっぱりわたしがおかしいのかな?」
マミ「うーん……。ちょっとQBも呼んでいいかしら」
まどか「あ、はい」
~~
マミ「ということなんだけど」
QB「なるほど」
マミ「鹿目さんの記憶違いでないなら、魔法少女の力が何か関係しているんじゃないかしら」
QB[その可能性は大いにあるね」
まどか「どういうこと?」
QB「魔法少女は条理を覆す存在だ。彼女らに不可能はない」
マミ「誰か魔法少女の行ったことが鹿目さんの違和感の原因となっているとは考えられないかしら。
例えば、この世界が作り変えられたとか」
まどか「ええっ!?」
QB「相変わらずマミは想像力豊かだね」
マミ「でもありえなくはないでしょう?」
QB「まあ、確かにそう考えれば説明はつく。
ある魔法少女がこの世界を作り変え、なぜかまどかには前の世界の記憶が残っていて、
それが今の世界の記憶とごっちゃになって混乱のもととなっている……」
まどか「うーん……?」
マミ「今のところわたしたちに出せる仮説はそれくらいね」
QB「他のこじつけ方といえば、まどかがある種の病気を患っているとか、それくらいしかないね」
マミ「たいしたこと言えなくてごめんなさいね。鹿目さんの言うこと。わたしたちも興味があるから、
これからも何か気付いたことがあったら教えて」
まどか「あ、はい……」
――帰り道
まどか「何だか煙に巻かれたような……」
まどか「やっぱり面倒、っていうか意味不明な相談だったのかな……」
まどか「魔法少女が世界を作り変えた……」
まどか「それが本当なら、ここはその子が望んだ世界ってこと?」
まどか「なら、いい世界なのかな」
まどか「わたしも暮らしていて不満はないし」
まどか「このままでいいのかな……?」
――翌日、学校
QB「さて、まどか。そろそろ魔法少女になってくれる気になったかな」
まどか「うーん、どうしよう」
ほむら「やめなさい、まどか」
まどか「ほむらちゃん」
QB「また君か……。まどかを魔法少女にしたくないようだけど、そこまで僕の邪魔をする理由は何だい?」
ほむら「答える必要はないわ」
まどか「ほむらちゃん、何でダメなのか言ってくれたらわたしも考えやすくなるから、
差し支えないならその理由を話してくれないかな」
ほむら「……まどかがそう言うなら。魔法少女は……、あれ?」
劇場版のネタバレかな?
あの世界後って感じだけど
QB「どうしたんだい、ほむら。まさか理由を忘れたなんて言わないよね?」
ほむら「ま、まさかそんなこと……。えーっと……」
まどか「ほむらちゃん……?」
ほむら「まじょが……。そう、魔女が」
まどか「魔女? 何それ」
ほむら「……。魔女って何よ」
QB「そんなのこっちが訊きたいよ」
ほむら「……」
>>29
劇場版ではないです
たまたま内容が似ちゃってはいるけど
QB「……まどか、君が昨日話してくれたこと、結構深刻な問題かもしれない」
まどか「どういうこと?」
QB「これから話すことは憶測だよ? あとで裏は取るけど……。
ねえ、まどか。君は因果律という言葉を知っているかい?」
まどか「よく分かんないや」
QB「簡単に言うと、ある結果があればそれには必ず原因があり、逆にあるアクションは必ず何らかの結果を生むという、
言ってしまえば当たり前の法則だ。例えば君がその鞄を持つ手を話せば鞄は地に落ちる」
まどか「うん」
QB「そんな当たり前が壊れようとしているのかもしれない」
まどか「えっ?」
ほむら「……」
QB「君は昨日、杏子が学校に通うことになったのを知らなかったと言ったね」
まどか「うん……」
QB「君の言ったこと、あるいは正しいのかもしれない」
ほむら「どういうこと? 杏子のこと、まどかが知らないわけがないじゃない」
QB「『佐倉杏子は一ヶ月前から学校に通っていた』……。これは誤りで、
『佐倉杏子は、昨日、一ヶ月前から学校に通っていたことにされた』――これが正しいのかもしれない」
ほむら「過去の改変が行われていると?」
QB「そう。まどかにとって『佐倉杏子が学校に通っている』という事実は突然現れた。
何の原因もなしに。これが事実だとすると、大変なことになる」
まどか「大変なことって……」
QB「原因が結果を生まなくなり、何の原因もなく出来事が生じる。
そんなことがまかり通ってしまったら、いつか何の脈絡もなく世界が滅んでいた、なんてことにもなりかねない」
ほむら「……!」
まどか「ね、ねえQB。それが、誰か魔法少女がこの世界を作り変えた結果だとしたら、それは上手くいかなかったってこと?」
QB「上手くいかなかったというか……、下手なんだよ。
この世界が物語なら、その脚本家は恐ろしく腕が悪い」
まどか「脚本家……」
ほむら「まどか?」
まどか「何か、思い出せそうな……」
~~~~~~
まどか「(ほむらちゃんは独りでワルプルギスの夜と戦っている……。
このままじゃ、大丈夫だなんて思えない……)」
まどか「(わたしが何とかしないと……! でも、どうやって?
ちょっとやそっとじゃ解決しない問題だってことは嫌というほど思い知らされてきた)」
まどか「(何か、もっと大きな、世界を変えるくらいのことを……!)」
まどか「ねえQB」
QB「何だい」
まどか「この世界は、ある人が書いた物語だというのはどうかな」
QB「どうかなと言われてもね」
まどか「そう考えることはできるかと訊いているの」
QB「まあ……。君が、この世界はある作家の想像力が生み出したものだと主張したとして、
それを否定する術はないね。もちろん、肯定もできないけど」
まどか「それなら十分だよ。QB。わたしの願い、決まったよ」
QB「ついにかい。鹿目まどか、君はその魂を対価に何を願う?」
まどか「わたしの願いは、この世界の脚本家を替えてもらうこと。
こんな絶望を描かない、皆の幸せを望んでくれる脚本家に」
QB「!! ……そんな祈りが叶うとすれば、それは因果律を根底から否定する。
この世界の常識も、秩序も、全てめちゃくちゃになってしまう!」
まどか「わたしは皆の泣く顔を見たくない。脚本家が勝手に書いた絶望なんて、変えてみせる。壊してみせる。
さあ、叶えてよ。インキュベーター!」
~~
まどか「(思い出した……)」
まどか「(でも、何でわたしにだけ記憶が?)」
まどか「(わたしが作り変えた世界だから? わたしが主人公だから?)」
まどか「(恐ろしく腕の悪い脚本家……。いや、脚本家とも呼べない)」
まどか「(素人の落書き……)」
まどか「――っ!」
~~
さやか「そういえばさ、あんた今どこに住んでるの?」
杏子「マミんちに居候だよ。言わなかった?」
さやか「ふーん。学費とかその他諸々のお金は? まさかまだ盗んだりしてないでしょうね」
杏子「し、してねーよ! 金の方は……」
さやか「うん」
杏子「あ、足長おじさんが現れて百億円くれたんだ」
さやか「は?」
杏子「? ……?」
さやか「何、その突拍子もない話は」
杏子「あたしだって自分でも変だって思うけど……」
恭介「やあ、さやか」
さやか「あ、恭介。ね、今日の帰りCD屋寄ってかない?」
恭介「あー、ごめん。今日は先約があるんだ」
さやか「えー。誰よー」
恭介「志筑さん」
さやか「……え」
恭介「最近なかなかデートに行けてなくてね」
さやか「あ、あれ。あたしと恭介って付き合ってるんだよね?」
恭介「うん、もちろん?」
さやか「ひ、仁美とは……」
恭介「志筑さんとも交際を初めて結構になるよね」
さやか「あんたそれ二股ってこと!?」
恭介「二股? ごめん、さやかが何を言っているのか……」
~~
マミ「暁美さん」
ほむら「巴マミ」
マミ「今日も魔法少女としてこの街の平和を守りに行きましょう」
ほむら「……ええ」
まどか「ねえ、魔法少女ってそもそも何してるんだっけ?」
ほむら「この街の平和を守っているのよ」
まどか「具体的には?」
マミ「パトロールしたりとか……」
まどか「何から皆を守っているんですか?」
マミ「それは……」
ほむら「あれ……?」
QB「大変だ!」
まどか「QB、どうしたの」
QB「やっぱりさっきの話は正しかった。母星に調べさせたところ、
むちゃくちゃな歴史改竄の跡が山ほど見つかった! 既に色んなところでこの世界は矛盾をきたし始めている」
まどか「QBの星の科学ってそんなことも分かるの?」
QB「さあどうだったかな。分からない。でもそんなことどうでもいい!
このままいくと……」
まどか「あきた」
QB「……まどか?」
まどか「なんか色々つじつまが合わなくなってきたし」
QB「何を言っているんだい……?」
まどか「このままこじつけを繰り返しても面白くないし、そろそろやめる」
QB「……」
QB「眠いしね」
まどか「そうそう」
「マ」ミ
「そりゃ無理もあるって」
まどか
QB・杏子「だろうね」
虚淵弦か
さや「か」マミ「もともとだもの」
疲れた
おわり
まどか「じゃあ
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