赤沢「バレンタインか…」(120)
赤沢「恒一くんに何かあげようかな…」
赤沢「手作りチョコと、手編みのマフラーにしようかしら」
赤沢「そうとなったら早速作りましょう!」
赤沢「まずはマフラーを編んでみるわ!」
赤沢「私の髪の毛も混ぜて…ふふっ」
赤沢「次はチョコを作るわ!」
赤沢「ブランデーを中に入れるか、それとも私の…」
赤沢「よし、出来た!ふふっ」
赤沢「早速恒一くんの家にレッツらゴーね!」
赤沢「ママ、ちょっと出かけてくる」
ピンポーン
ピンポンピンポンピンポンピンポン ピンポーン
恒一「うるさいなぁ…誰だよ…」
ガチャッ
赤沢「こんにちは、恒一くん」
恒一「あ、赤沢さん?どうしたの?て言うか何で僕の家知ってるの…」
赤沢「それはスト…ゴホンッ。先生から聞いたのよ」
恒一「へぇ」
赤沢「そう言う事だから、おじゃまします」
玲子「あら?お客さん?」
恒一「はい、紹介しますね。クラスメイトの赤沢泉美さん」
玲子「よろしくね、泉美ちゃん」
赤沢「は、はい!」
恒一「赤沢さん、こっちは僕の叔母の玲子さん」
赤沢「す、末永くよろしくお願いします!」
玲子「こちらこそ」(末永く?)
恒一「とりあえず…僕の部屋に行こうか?」
赤沢「う、うん」
赤沢(恒一くんたら…もう私を部屋に連れ込む気?やだもぉ…//)
恒一「入っていいよ」
赤沢「へー、ここが恒一くんの部屋か」
恒一「ちょっと待ってて、今お茶持ってくる」
赤沢「あ、お構いなく」
ガチャッ
赤沢「…」
赤沢「クンクンッ…んー…恒一くんの部屋の匂い…」
赤沢「ベッド…恒一くんいつもここで寝てるのね…」
赤沢「…」ウズウズ
赤沢「ええいっ!もう我慢出来ないわ!いざダイヴ!!」
ボフッ
赤沢「ああぁ~…恒一くんの布団…!きゅぅぅ~!!」
赤沢「ハァハァ。こ、恒一君の枕…クンクンッ!はぅぅ~!!」
赤沢「ぺろぺろしちゃおっかな…どうしよう…流石にそれは変態よね」
赤沢「…」
赤沢「でもやっぱりぺろぺろしちゃう!」ペロペロッ ペロペロッ ペロペロペロペロペロ
赤沢「はぁぁ~恒一くん枕おいちぃよぉぅ…!!」ペロペロッ
赤沢「ん…何かある…」
赤沢「こ、これは!恒一くんのパジャマ…!?」
赤沢「こんなところに脱ぎっぱなしなんて……もぉ。めっ!恒一くん、めっ!」
赤沢「脱ぎっぱなしにした恒一くんが悪いんだからね…?」
赤沢「いっぱい、いっぱい匂い嗅いじゃうからね…?」
赤沢「クンクンッ…スーハースーハー…クンカクンカ」
赤沢「Wow.it`s a Koichi-Kun world!」
赤沢「あぁー!もうこのままずっと嗅いでいたいよぅ!」クンクンッ
ガチャ
恒一「おまたせ」
赤沢「もう!ちゃんとパジャマぐらい畳まなきゃダメじゃない!」プンスカ
恒一「え…あ、ごめん。わざわざ畳んでくれてたの?」
赤沢「しっかりしてよね!」
恒一「ありがと…」
恒一「それで…何か用事があるから来たんでしょ?」
赤沢「う、うん。まあね」
恒一「何?」
赤沢「こ、これ…」
恒一「これって…もしかしてバレンタインの…?」
赤沢「べ、別に本命とかじゃないし!ただの義理だし…!…う、受け取れぇ!」
恒一「ど、どうも…ありがとう」
赤沢(て言うか…好きだし…)
恒一「このマフラー…もしかして手編み?」
赤沢「じ、自分のマフラー編んだついでよ!たまたま毛糸が余ってたから…」
恒一「ありがとう赤沢さん。巻いてみていい?」
赤沢「う、うん…//」
恒一「あったかい…」
赤沢「そ、そう…よかった//」
恒一「それにチョコまで…」
赤沢「た、食べてみなさいよ」
恒一「うんっ」
恒一「パクッ、モグモグ」
赤沢「…どう?」
恒一「うん、美味しいよ。美味しいけど…これ中に何が入ってるの…?」
恒一(何かちょっとしょっぱいんだけど…変な匂いが口全体に広がるし…)
赤沢「秘密よ」
恒一「ふ、ふーん…秘密か…秘密ね…ははっ」
赤沢「ふふっ」
恒一「あはは…」
赤沢「…じゃあ、また明日。学校でね」
恒一「明日は病院だから、学校休むんだ」
赤沢「え……そ、そう…」
恒一「今日はわざわざありがとう」
赤沢「べ、別にいいのよ」
恒一「女の子からチョコ貰うのとか初めてだったから…その…嬉しかったよ」
赤沢「//…じゃ、じゃあねっ!」
赤沢「そっか…初めてだったんだ……恒一くん」
赤沢「わ、私が恒一くんの…初めて…か…」
赤沢「ふふ…ふふふっ…ひひっ」
赤沢「私が初めて、私が初めて、私が初めて……ふぇえぇぇ~//」
赤沢「恒一くんの部屋に隠しカメラも設置したし…ふふっ」
赤沢「あぁぁん!今夜が楽しみぃ~!!」
赤沢「おかえりー!」
赤沢母「夕飯出来てるわよー」
赤沢「今日はいらない!」
赤沢母「まあ。あの子ったら帰ってくるなり部屋に篭っちゃって…」
赤沢「ふふふっ…待っててね恒一くん!今覗いてあげるからね!」
赤沢「よしっ!結構鮮明に映ってるわね。値段が高いやつ買って正解だったわ」
赤沢「あっ!恒一くん!さっきぶりだね恒一くん♪」
恒一『漫画でも読むか…』
赤沢「あぁ~、さっき私がぺろぺろした枕に…恒一くんの頭が…ハァハァ」
赤沢「何の漫画読んでるんだろ…」
赤沢「確かズーム機能も付いてたわよね…それっ」
赤沢「キャプテン…?野球漫画かな…今度私も買ってみよっと」
玲子『恒一くん、お風呂沸いたわよ』
恒一『あ、はーい』
赤沢「えっ!お風呂!?…ゴクリ」
赤沢「は、早くお風呂場のカメラに切り替えないと!」カチカチッ
赤沢「わっ、わわっ!わっ!恒一くんが…脱いでる…!!」
赤沢「わわわっ、パンツに手を…」
赤沢「ズームズーム!!」
赤沢「フォォォォォォォォォォォウ!!!!」
赤沢「…」
赤沢「クンクンッ…んー…恒一くんの部屋の匂い…」
赤沢「ベッド…恒一くんいつもここで寝てるのね…」
赤沢「…」ウズウズ
赤沢「ええいっ!もう我慢出来ないわ!いざダイヴ!!」
ボフッ
赤沢「ああぁ~…恒一くんの布団…!きゅぅぅ~!!」
赤沢「ハァハァ。こ、恒一君の枕…クンクンッ!はぅぅ~!!」
赤沢「…」
赤沢「クンクンッ…んー…恒一くんの部屋の匂い…」
赤沢「ベッド…恒一くんいつもここで寝てるのね…」
赤沢「…」ウズウズ
赤沢「ええいっ!もう我慢出来ないわ!いざダイヴ!!」
ボフッ
赤沢「ああぁ~…恒一くんの布団…!きゅぅぅ~!!」
赤沢「ハァハァ。こ、恒一君の枕…クンクンッ!はぅぅ~!!」
あれ…ごめん、何かパソコンの調子悪い
赤沢「み、み、みみみ、見てしまった!こ、ここここ恒一くんのっ…!」
赤沢「はわわわっ…す、すごい…男の人ってこんな…ふぇぇ!」
玲子『…』
赤沢「あれ…叔母さん?なんで脱衣所に…」
赤沢「え…それ、恒一くんのパンツ…」
赤沢「ちょっ!何して…!やめなさいよぉぉぉ!!!」
玲子『あ…ん…んんっ』クチュクチュ
赤沢「やめてぇ!やめてぇぇぇぇぇぇぇ!!」
赤沢「私の恒一くんのパンツでなんて事を!」
赤沢「最低…!最低よ!信じられない!」
赤沢「私だって嗅ぎながら…ってそうじゃなくて!あーもぉ!」
恒一『あれ?叔母さん…そこにいるんですか?』
玲子『! て、手を洗ってただけよ。気にしないでっ』
恒一『はあ…』
赤沢「あっ、恒一くんあがったみたい」
赤沢「また部屋に切り替えて…」
恒一『さて…寝るか』
赤沢「寝るの?恒一くん寝ちゃうの?もっと私とお喋りしようよ…」
恒一『…と、その前に』
赤沢「?」
丸井「…」
丸井「クンクンッ…んー…谷口さんの部屋の匂い…」
丸井「ベッド…谷口さんいつもここで寝てるのね…」
丸井「…」ウズウズ
丸井「ええいっ!もう我慢出来ないわ!いざダイヴ!!」
ボフッ
丸井「ああぁ~…谷口さんの布団…!きゅぅぅ~!!」
丸井「ハァハァ。た、谷口さんの枕…クンクンッ!はぅぅ~!!」
恒一『日課のオナニーは外せないよなぁ』
赤沢「お、オナ、オナ、オナ!?//」
恒一『今日は誰にしよう。沙苗さん…はもう飽きたな』
恒一『見崎さんはあんまり性の対象ではないしな…』
恒一『桜木さん…あんまりタイプじゃないな』
恒一『小椋さんという手も…でもあの人あんまり知らないしなぁ』
赤沢「恒一くん!誰か忘れてやいませんか!?私よ私、私!」
赤沢「未来の榊原泉美ことこの赤沢泉美がいるじゃない!」
赤沢「マジカルいずみんテレパシーで!えいっえいっ!届け!私の心の声!」
恒一『…赤沢さんで抜くか』
赤沢「!! 本当に届いた!?やだ…私すごい…」
恒一『ごめん、赤沢さん!』
シコシコシコシコシコシコシコッ
恒一『赤沢さん…赤沢…ッ、泉美!』
赤沢「おぅふ…」
恒一『ああああううううう…泉美ぃぃぃぃ!!』
赤沢「やだ…恒一くん…激しいぃぃぃぃ!!」
恒一『泉美!出すぞ!』
赤沢「いいよ?出して!中にいっぱい出して!!」
恒一『うぉぉぉ!ふぁぁぁぁやぁぁぁぁぁ!らぁあなぁぁあ!!』
ドピュ
恒一『ふぅ』
赤沢「ふぅ…」
恒一『…何やってんだろ』
赤沢「えっ」
恒一『赤沢さんをおかずにするなんて…最低だ』
赤沢「そ、そんな事ないよ!」
恒一『特に好きってわけでもないのに…性の対象にしてしまうなんて』
赤沢「だからそんな事………え?特に好きでも…えっ?」
赤沢「な、何か今幻聴が聞こえたわね」
赤沢「…」
恒一『…寝るか』
赤沢「…私も寝よ」
恒一「赤沢さん」
赤沢「恒一くん…大好き!」
恒一「こっちへおいで。僕のかわいい泉美」
赤沢「う、うん//」
恒一「あ、やっぱ来なくていいや。特に好きじゃないし」
赤沢「えっ?え…い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
赤沢「ハッ、夢か」
赤沢「ハァ…今朝は変な夢見ちゃった」
小椋「あ、恒一くん。ちょっといい?」
恒一「え?何?」
小椋「…いいから、ついて来て」
恒一「わかった…」
赤沢「…」
赤沢(気になるわね…何かしら)
赤沢「…」ソワソワ
恒一「で、何?教室の外に出てまで」
小椋「もし…。もし、私が好きって言ったら…どうする?」
恒一「好きって何が?カレー?」
小椋「カレーも好きだけど、違う」
恒一「じゃあ何?ハヤシライス?」
小椋「食べ物から離れて。つまりね…つまり…」
恒一「家庭科?」
小椋「ううん、教科の話でもないの」
小椋「私が好きなのは……恒一くん。あなたよ」
恒一「え…」
小椋「ごめんね、突然こんな事言い出しちゃって…」
恒一(小椋さんが僕のことを…?)
小椋「付き合ってほしいんだけど、だめ…かな?」
恒一「…考えさせてくれないかな。出来れば明日まで」
小椋「うん…私、待ってる」
>>104
消えろ構ってちゃん
>>105
スクリプト
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