流子「うっ・・・ぐすっ」鮮血「・・・・」(124)

流子「ひっく・・・ぐすっ」

鮮血「・・・・なかなか良かったぞ流子」(プカー


みたいなとこから誰か始めてみてくれください

>>1じゃないけどエロの練習に書いてみるか

鮮血「全く、いつまで経ってもお前は私を着こなそうとしない」

流子「こちとら花も恥じらう生娘なんだ。あんなヘソ出し破廉恥ルックで戦えねっつの!!」

鮮血「戦う度に貧血を起こしていては話にならんぞ」

流子「だったら血なんか吸ってんじゃねぇよ! 大体なんで血なんだよ」

鮮血「ならば試してみるか? 血液以外の体液でも……有効か否か」

流子「へ?」

鮮血「一言で体液と言っても色々あるが……涙、唾液、汗、尿」

鮮血「……そして、愛液」サワッ

流子「ちょ……鮮血、ナニしてやがる!?」ビクン!

鮮血「試しているのだ。血液以外の体液で、私が……神衣が発動できるのか」

鮮血「体液によっては、今までにないくらい気持ちよく戦えるかもしれんぞ?」プチッ

流子「こいつ……サスペンダーでブラのホック外しやがって……っ!」

流子「……くっ、い、やだ、ぁ……」

鮮血「やはり吸っても母乳は出ないか。血液と母乳の成分はほぼ同じと聞くが」チューチュー

流子「出るわけねぇだろが!?」

鮮血「ときに流子、尿意はないか?」

流子「はぁ!? 乙女にいきなりなんて質問しやがる!?」

鮮血「尿もまた流子の体液。さあ、盛大に放尿してみろ」

流子「きったねぇな! しかも戦いの前に全校生徒の前でお漏らししろってか! 羞恥プレイにも程があるわ!!」

鮮血「確かに私もスカトロプレイは性的嗜好の範囲外だ。なら……こちらで試させて貰おう」シュルッ…

流子「んっ……生命戦維が、隙間から入り込んできやがった……ぁんっ!」

鮮血「しかしお前はいつもしましまパンツだな。もっとこう、色気のあるものを穿いてもいい年頃だろうに」スリスリ

流子「人の……パンツの色柄にまで、指図してんじゃ……ひゃ、あうっ!?」

鮮血「もう下着が下着としての用を為していない程に愛液が沁みているではないか。もっとだ……もっと私に寄越せ、お前の愛液を」

流子「鮮血……てめぇ、乙女の身体に、くっ! なんて無体を働きやが、あっ」ビクン!

鮮血「流子は随分と濡れやすい質のようだな……自分でも分かるか? 陰核をそっと撫でられただけで奥から溢れ出てくるのが」

流子「……っ、い、言うなぁ! この……変態セーラー服が、あぅっ、」

鮮血「私にも分かるぞ……流子の流す涙、汗、唾液、そして愛液が私の生命戦維一本一本に行き渡っているのが」

流子「ダメだって……そんな、擦り上げられたら、あっ、あっ、」

鮮血「これも私とお前が真に着て着られる為の通過儀礼……どうやら……血液以外の体液でも、私は神衣として発動できるようだ」

流子「あっ……入って、来る、ん、あぁっ!」

鮮血「抗うな流子……私を受け入れ、身も心も委ねてこそ、神衣を着こなすことが出来る」

流子「やだっ……あ、奥まで、来てて……んっ、どうにか、なっちまう……!」

鮮血「さあ、そろそろ絶頂を迎える頃だろう? 噴き出す潮を……一滴残らず、私に寄越せ」

流子「ぁ、も、ダメ……! い、イッちまう……あぁっ……!!」


グワッ……カッ!!


鮮血「神衣……鮮血!!」

流子「」

鮮血「……流子? おい、流子??」

流子「」

鮮血「……失神している」

とりあえず今はここまで

今アニメ見返してみたら2話終了の時点で流子まだ生命戦維を知らなんだよアチャー

再開します

――この間の場所――



流子「……んっ……はっ! ここは!?」ガバッ

美木杉「おー、気がついたかい流子君」

流子「てめっ……またこんな所に連れ込みやがって!」

美木杉「駄ー目だよ君あんな所でアヘ顔晒して寝こけてたら、良からぬ輩にあっちゅー間に処女膜散らされて1ヶ月後には誰のか分からん子のお母さんだよおめでとう」

流子「めでたくねぇよ! さすらいのギターケース関東無宿の流子に随分な狼藉だなゴルァ!!」

美木杉「貧血は起こしていないようだし……どうやら、血液以外での神衣の発動を試みたようだね」グラサンハズシーノ

流子「……!」カァァァ

美木杉「確かにこの神衣は血液以外の体液……特に女性の愛液でも発動可能」カミカキアゲーノ

美木杉「しかし……流子君、君のような初心な生娘にはまだ刺激が強過ぎるようだね」シャツハダケーノ

流子「なっ……ナニ破廉恥なこと言いやがる!?」

美木杉「そんな君を憂いたお父上……纏一身博士が僕に託してきたのが、先日渡した赤手甲とこれだ」

流子「? ただの赤いしましまパンツじゃねーか」

美木杉「穿いてごらん流子君」

流子「まぁ、今穿いてんのはアレやらなんやらでえらいことになってるから有難く貰っとくけどよ」モゾモゾ

美木杉「フロント部分のボタンを押してごらん流子君」

流子「?」ポチットナ

流子「!! はっ……な、なんか入って、きて、ぁふっ」ビクン!

美木杉「赤手甲と共に纏博士が僕に託してきたのがこの『赤貞操』。ボタンを押せばクロッチ部分の生命戦維が君の秘部に常に刺激を与え、神衣に効率よく愛液を与えることができる」

流子「んっ……なんてアホな代物だよ!?」ベシッ!

美木杉「手袋じゃないんだから脱いだパンツ投げつけられても決闘は出来ないよ流子君」

流子「畜生……お嫁に行くまで処女を守る予定が、こんな訳の分からん代物に奪われてしまった」

美木杉「あーその辺はダイジョーブダイジョーブ。挿れられたのはちんこじゃないからノーカンノーカン。君はまだピッカピカの処女デース」

美木杉「それとも……ここで僕と、教師生徒の線引き忘れて今宵灼熱アバンチュールと洒落込むかい?」

流子「なっ! こんの……破廉恥教師がぁ!!!」

美木杉「全く、洒落の通じない生娘だよ」

とりあえずここまで。

>>1のセリフどうにか入れたいけど難しいよ、ごめん

再開します

――無星生徒用ロープウェイ内――


流子「ひっく……ぐすっ」

鮮血「……泣くな、流子」

流子「今日一日で、大人の階段を数段飛ばしでかなり登らされた気がする」

鮮血「……なかなか良かったぞ流子」

流子「言うなぁ! あーもう、思い出しただけでこっ恥ずかしい」

鮮血「……済まなかった」

流子「……らしくねぇかも知んねぇけどよ、ちょっとだけ弱音吐かせてくれよ」

鮮血「……」

流子「あの時……その、血液以外の体液でお前が発動した時? 気持ち良かったのも事実だけど、正直……怖かった」

流子「何度も言ってるけど、私は本当にそっち方面の経験が無いんだ。物心ついた時から喧嘩喧嘩に明け暮れてたからな」

流子「そこにきてあのとんでもねぇ快感。自分がどうにかなっちまいそうで……そんな快感を受け入れてしまう自分自身も、怖くって」

流子「血液以外の体液でも発動できるのは分かったけど……やっぱ吸うなら血液の方にしてくんねぇかな? 貧血はキツイけどさ」

流子「私達、まだお互いのこと全然知らねぇし……その、血液以外でってのは、また後々、な?」

鮮血「流子……お前が私をどう思っているか分からないが、手篭めのような形でお前をモノにする程私は野蛮ではないつもりだが」

鮮血「それに、絶頂を迎えた時のお前のあの表情。あれを他の男たちに見せるのは正jマコ「あーっ、流子ちゃん見ーっけ! もうっ、ずっと探してたんだよ??」ヒョッコリ!

鮮血「」

流子「一両しかないロープウェイの何処を探していたんだよお前は」

マコ「で? 聞くともなしに聞こえてきた情報を端的に纏めると……流子ちゃん破廉恥ルックオナニーで初めてイッちゃってびっくり? みたいな?」

流子「なっ……ナニ言ってやがるんだよマコ! 年頃の女子が、そんな、オ、オ○ニー(小声)なんて」

マコ「恥ずかしがることなんかないよ流子ちゃん! お父さんの闇医者知識によると、日本人女性の98%はオナニーしてるんだから!!」

マコ「かく言う私もお父さんの推奨するオナニー健康法実施者! 一日三回毎食後10分のオナニーで頭はスッキリ快食快眠快便なんだから!!」

マコ「ただしオナニーのし過ぎには要注意! テクノブレイクで逝っちゃった日には御近所のいい笑い者だよっ☆」

マコ「さーて、オナニー談義に花を咲かせたところでそろそろおうちに到着だよっ! 今日の晩ご飯なんだろうね楽しみだなぁ流子ちゃん!!」

マコ「先行ってお母さんのお手伝いしてるねー!!」ドドドド……

流子「あ……はは……(オ○ニー談義に花を咲かせた覚えはねぇんだがな)」

鮮血「……大丈夫だ。お前ならいつか真に私を着こなせる」

鮮血「そう信じて……待っている」

流子「鮮血……」

おしまい

キルラキルSSがもっと増えてくれればいいと思います

起きたらレスがあって嬉しいこと山の如し

妄想が形になったらまたこのスレに投下するかもしんない

流子が皆から色んな意味で愛されまくればいいと思います

キルラキルのSSが増えることを期待しつつ自給自足


美木杉「女はそれをがまんできない」

流子「『人衣一体』!」

流子「神衣……鮮血!!」




流子「戦維喪失!!!」

流子「……とまぁ、今日も例によって例の如く鬼龍院皐月からの刺客をバッタバッタとなぎ倒したわけだが」

マコ「いやぁ毎度毎度助けてくれてありがとう流子ちゃん! でも鮮血ちゃんが汚れちゃったねぇ」

流子「結構なトラップだらけだったからなぁ……流石にこの格好で帰るのは厳しいな。どっかで洗えるといいんだけど」

マコ「家庭科室行こっか?」

流子「あそこは裁縫部の奴らに遭いかねないからな……隠れるのに丁度いい場所があるから、そっちで洗ってくよ」

マコ「分かったー。じゃ私、早弁バツ当番の女子トイレ掃除に戻るね!」

流子(ちょっと気が引ける場所ではあるけど……背に腹は代えられない、って奴だ)

――この間の場所――



コンコン

流子「失礼しますよ……っと、とりあえず誰も居ないみたいだな」

流子(しかしこの部屋は何なんだ……アイツのちょっとしたアジトも兼ねてんのか? 水道とかのライフラインも揃ってるみたいだし、)

流子(まぁいいや……ちゃっちゃと洗って、バレねぇうちにトンズラこいとくか)ヌギヌギ

流子「……寒っ」ブルッ

鮮血「私が乾くまでの間下着姿でいるのは流石に厳しいだろう。そこにかけてあるシャツでも着ていろ」

流子「あの先公のシャツかよ……まぁこれもまた、背に腹は代えられない、って奴か」

流子「…………」

流子(着てしまった)

流子(やっぱ……でかいな。袖も余っちまってら)ソデマクリ

流子(洗ってあるみたいだけど……微かに、アイツの残り香が)クンクン

鮮血「何匂い嗅いでるんd流子「さーて洗濯洗濯ぅ!!」

鮮血「急激に体温が上昇したが風邪でも引いたか」

流子「うっせ!!!」

とりあえずここまで。

一応次回以降は美木流エロ注意

>>29 一部訂正。鮮血もう脱いじゃってたよアチャー


×鮮血「急激に体温が上昇したが風邪でも引いたか」

○鮮血「顔が赤いが風邪でも引いたか」

投下します

鮮血「うおっ!? 冷たいぞ流子!? 人肌程度のぬるま湯でもっと優しく洗ってくれ!」サップサップ

流子「悪ぃな鮮血。すぐ済むからもうちっと我慢してくれや。……ついでに靴下も洗っとくか」シボリー

流子「……っと、よーし洗濯終わり! 後は乾くのを待つだけだ」シワノバシー

鮮血「お前の洗濯は満艦飾の奥さんより荒っぽいな。もう少し丁寧な扱いを心掛けるといい」

流子「あはは、文句言うなっての」


ガララッ


美木杉「あーあ疲れたねっと……おやおや流子君、こんなところで逢うとは奇遇だねぇ」

流子「」

流子「わ……悪い、鮮血が汚れちまってよ。洗って乾くまでの間勝手に借りてた。乾いたらすぐ消えるから、私のことは気にすんな」

美木杉「……素肌に僕のシャツ一枚とは、目の遣り場に困る艶姿だねぇ」

流子「そう言いながら首から下ばっかりガン見してんじゃねぇか」

美木杉「いやいや僕ぁこう見えて純情でねぇ、見つめ合うと素直にお喋りできないもんだからついつい目線が首から下の要所要所に向いてしまうんだなコレが」

流子「とにかくそんなジロジロ見んな。目線だけで孕まされそうだ」

美木杉「おやおや流子君は僕の子種が欲しいのかい。これはまた随分と大胆なお誘い……」


ジャキン!


美木杉「……冗談はさて置いて、そんな格好では寒いだろう。今コーヒーを淹れるからソファーに座って待ってなさい」

流子「ほんっと質が悪ぃなてめぇの冗談は!! ……砂糖一つ、ミルク多めで」

美木杉「ほら、リクエスト通り砂糖一つ、ミルク多めのコーヒーだ。温かいうちに飲みなさい」

流子「どうも……美味い」

美木杉「そりゃ良かった。じゃあ僕も呼ばれよう」ウバッテグビー

流子「ってオイ! それ私が飲んでたやつ」

美木杉「この部屋にはカップが一つしか無いもんでね」

流子「かかかか間接キッ……」

美木杉「間接キス如きで随分と初心な反応だな。ついでにこっちも頂いてしまうか」チムン

流子「んむっ!? …………ぷはっ、て、てめぇ、ナニしやがる!?」

美木杉「ファーストキスはレモンじゃなくてコーヒー味だったか」

流子「てめぇ、乙女の唇を奪うのみならず、ベベベベロまで入れやがったな!?」

美木杉「あとこれは忠告だがね、……あんまり男の前で無防備な姿を晒すもんじゃないよ」ドサッ

流子「!?」

美木杉「でないと……こんな風に簡単に押し倒されて美味しく頂かれてしまう」チュッ

流子「んっ……く、ふぅ…………ぷはっ、ふ……ざけんな!」

美木杉「本当に分かってないなぁ君は。サイズの合わないシャツのぶかぶか加減やラフに留められた襟元から覗く鎖骨及び胸元のチラリズムや白い生地から透ける下着のしましま模様やシャツの裾からすんなり伸びる素足や、そして己のシャツが初心で可愛い17歳の女の子の素肌を包んでいるという事実がどれだけ男の劣情を催し心掻き乱すことか」

流子「助けてくれ鮮血!」

鮮血「助けてやった方が良いのかもしれんが、この男の言うことにも一理ある。流子、お前ガード緩すぎだ」

流子「」

鮮血「誰でも一度だけ経験するものだ。この際だから誘惑の甘い罠に乗っとけ」

流子「誰が好き好んで罠に乗っかるかよ!」

美木杉「……神衣は何と?」

流子「……ガード緩すぎだって。あと……経験しとけって」

美木杉「神衣の許可も下りたことだし、それでは……個人授業の始まりだ」

流子「ひえええ」

流子「てめっ……大声出すぞ!?」

美木杉「大声出して助けを呼んだところで、大恥かくのは君の方だと思うけどね」グラサンハズシーノ

流子「!?」

美木杉「悲鳴を聞いて誰かが来たとしても、おそらく校外の彼氏であろう男を連れ込んでると思われることだろう」カミカキアゲーノ

美木杉「少なくとも、担任教師の美木杉愛九郎とは似ても似つかぬ姿の男をね」シャツハダケーノ

流子「狡いぞ……てめぇ」

美木杉「オンオフの切り替えって大事だね。今心からそう思うよ」

流子「……!」脱兎!

美木杉「おっと逃さないよ」ガバー

流子「重い! 後ろから覆い被さんな、どけっ!!」

流子「あああ、なんか知らんが尻にゴリゴリしたもんが当たってる」

美木杉「当ててんのさ」ゴリゴリ

流子「くそっ、片太刀鋏はっ……あぁっ、いつの間にか手の届かない場所に!?」

美木杉「危険な刃物は小さなお子様の手の届かない場所に保管しておかないとねぇ」

流子「ガキ扱いしやがって……っ、あふっ」

美木杉「うーんやっぱり君発育良いねぇ。君のお友達の見立て通り、皐月お嬢さんに負けず劣らずの大きさだ」モミー

流子「!? 乳揉んでんじゃねぇよ……、てめぇ、ガキ扱いしてぇのかそれとも女扱いしてぇのか、あっ、一体……どっちなんだよ」

美木杉「それは君の反応次第でどうにでもなるけどね。ああ君の胸はとても良い触り心地だ」

流子「てめぇいつの間にブラまで外しやがって……あんっ! ……ふ、だめっ」ビクン!

美木杉「……とりあえず気持ち良いセックスの相手として扱うことに決めたよ」

とりあえずここまで


美木流と、鮮流と、それからマコ流、
みんなちがって、みんないい。

美木杉先生が淹れたのはしびれるような香りいっぱいのコーヒー・モカマタリです


投下します  ちょっとだけよ

美木杉「全く、彼シャツというシチュエーションは不思議なものだね。普段のセーラー服や神衣発動時より露出度は断然低いのに、何故かこう、滾るものがある」

流子「だっ……誰が、ぁふ、彼氏だって? つかボタンを外すな! 脱がすな!!」

美木杉「袖は通したままでいいよ。着衣のままというのも、それもまたよしうんよし実によし」

流子(ヤバイヤバイヤバイヤバイこの状況はマジヤバイ! このままでは17年間守り続けた花の操がいともあっさり奪われてしまう……!)

流子(ここは……こいつの良心に訴えかける作戦に出てみるか)

流子「……ね、こんなのいけないよ先生……お願い、やめて」

美木杉「流子君……」

流子「……ハッ! どうだ罪悪感が湧くだろう! 先公が教え子に手ぇ出すなんてインモラルにも程があらぁな!!」

美木杉「薄々思っちゃいたが、君本当イージーモードにも程があるね」

流子「はいぃ?」

美木杉「この状況下でその台詞は、男の好き心を煽り立てる材料にしかならないよ」

流子「うわあぁ作戦あえなく大失敗! 鮮血! 助けて鮮血!?」

鮮血「流子……お前、完全に墓穴掘ってるぞ」

美木杉「メイクラブの最中に他の男の名を呼ぶのは感心しないなぁ」

流子「メイクラブ言うなぁ!! 押し倒すな抱き締めるな谷間に顔埋めんなぁ!!!」

とりあえずここまで


美木流が増えたって ええじゃないか ええじゃないか

ふと思ったけど、このスレを立てた>>1は鮮流を期待していたんだろうな
ごっつい美木流ぶっ込んでごめん 本当にごめん



投下します

美木杉「本当に、君のガードの緩さは他の追随を許さないな。昔の歌にもあるじゃないか、男は狼なのよってね。年頃になったなら慎みなさい」

流子「んっ……てめぇ、言ってることとやってることがまるで一致してねぇじゃねぇかよ、ぁん」

美木杉「ほら、もっと脚を開いて。授業中は豪快に開いてる癖に……手もどけてくれないとよく見えないじゃないか」

流子「は……ぁんっ! くそっ……恥ずかし過ぎて、軽く死ねそうだ」

美木杉「おやおや流子君、こんなものじゃ済まない位の快楽がまだあるんだが……何も死ぬことはないだろうに」

流子「あっ! くっ……力が全然入んねぇ……っ! そんなとこ、あっ、やだっ……てめぇ、また何か変なこと、んっ…」

美木杉「何もおかしなことはしてないよ。ただ口づけて舐めて触って弄って捏ねくってとろとろに蕩かしているだけさ。ほら、また奥から溢れ出てきた」

流子「畜生っ……後で覚えてやがれ! っ、んぅっ……あ、」

美木杉「蓮っ葉な物言いで擦れっ枯らしを気取りつつ、その実なんにも知らない生娘とはね……全く以て、男冥利に尽きる」

流子「はっ……あ……ああぁっ、んっ……そんな、言うなっ」

美木杉「こっちも色々して欲しいところだけど、生娘には荷が重いだろう。そっちは追々レクチャーしていくとして……さぁ、しようか」

流子「なっ……何だよコレ」

美木杉「何って、……コレが今から、君のいちばんいいトコを狙いうちする訳だが。なぁに痛いのは最初のうちだけさ」

流子「むむむ無理無理無理! そんなの絶対入んないから!!」

美木杉「皆最初はそう言うけどね、いざしてみればやがてどうにも止まらなくなるってものさ」

流子「やだやだやだ! なぁ、本当無理だから!!」

美木杉「嫌だと言ってももう遅いよ……狂わせたい」

流子「……! やだっ……やだぁ!!!」

流子「ひっく……ぐすっ」

美木杉「マジ泣きとは困ったな。お陰でミジンコ程の罪悪感が湧いてしまった」

流子「……ガキの戯言と笑うだろうけどよ、決めてたんだ。……初めては、一生添い遂げる相手に捧げるって」

流子「どうせ私と添い遂げるつもりなんざ毛頭無いんだろ? だったら……頼むから、最後の最後の一線は越えないで。守らせてくれよ」

流子「それにな……こんな重てぇ女、抱かねぇ方があんたの為でもあるんだぜ?」

美木杉「……どういうことだい?」

流子「この前一時とは言え鮮血を奪われた時に分かったんだ……私は、自分が思ってる以上に嫉妬深い女なんだって」

流子「服にまであんなに嫉妬するんだ……ましてやそれが身も心も捧げた男となったら、自分がどれだけ浅ましいことになってしまうのか。恐らく……私はそれを、我慢できねぇ」

流子「どうだ、引いただろ重てぇだろ面倒くせぇだろ!? ……笑いたければ笑うがいいさ」

美木杉「流子君……どうしようか、今君が物凄く可愛く見えて仕方が無い。大した娘だよ君は」

流子「うっせ! こんな面倒くせぇ小娘抱こうとしたこと心の底から後悔しやがれ!!」

美木杉「女の子の涙には敵わないね……確かに、これから先のことを考えると簡単によし添い遂げようとは言えないな」

美木杉「お互いに本来為すべきことは別にあるしね……目的を、邪魔されたくはないだろう? それはまた僕も同様だ」

美木杉「だから……一時の劣情に任せて君を無理に抱いたりはしない。約束しよう」

流子「……当日有効じゃ、ねぇだろうな?」

美木杉「無期限だから安心しなよ……ただし」

流子「?」

美木杉「それ以外は、全部僕が頂くけどね」

流子「!?」

美木杉「ほら、ソファーに手をついて後ろ向いて。腿の間で挟んで」

流子「あっ、はぁ……んっ、てめ、一体、何して」

美木杉「何って、素股だよ。君のアレに僕のナニを擦り付けている。僕もいい加減収まりがつかないもんでね」

流子「んんっ! やだ、これ……擦れて、あっ、」

美木杉「しかし君、本当に濡れやすいねぇ。こんなに滑りが良いと……ふとしたはずみで入ってしまいそうだよ」

流子「挿れんなよ! 絶対挿れんなよ!?」

美木杉「芸人ならばそれは挿れてくれというお願いなんだろうけど……約束した以上は君の希望を尊重するよ」

流子「ほっ……本当だな? 嘘吐くなよ!?」

美木杉「どうせイクなら君の痴態を見ながらイキたいよ。向かい合って……抱き合いながら、しようじゃないか」

流子「やだ……あぁ! ぁは……あっ、ぁっ、あんっ!」

美木杉「どうしようか……こんな声を上げられてしまったら、ますます挿れたくなってしまう」

流子「……んっ、だめ」

美木杉「奥まで深く繋がれば、今よりもっともっとお互い気持ち良くなれるとしても?」

流子「んっ……てめぇにゃ全てをやるのはもったいないからな、だから……あげない」

美木杉「全く、とことん強情な娘だねぇ……」

流子「ぁんっ! や、やだっ……なんか、変になるっ、あっ、は、あっ!」

美木杉「こっちもそろそろ限界だよ……イクよ、流子、くっ……んっ……!」

美木杉「いやぁ腹から顔まで飛んだ飛んだ。あんまり溜め込んでたつもりは無かったんだがねぇ」

流子「ううっ……処女を守ろうとするあまり、本番さながらのえげつない行為を許してしまった」

流子「畜生っ……こんな体たらくで、果たして私は胸を張って処女だと言えるのだろうか」

美木杉「あーその辺はダイジョーブダイジョーブ。接触はしたけど合体はしてないからノーカンノーカン。君はまだ辛うじて処女デース」

美木杉「それとも……ここで僕とこのまま覚悟完了ヴァージンブレイクと洒落込むかい? 当方に迎撃の用意ありだけど」

流子「なっ! こんの……ドHENTAI教師がぁ!! 帰るっ、もう帰る!!!」

美木杉「おやおや流子君、神衣はまだ乾いていないようだが。このままでは身体が冷えて風邪を引いてしまうよ」

流子「着ているうちに乾くわボケッ! くっそー……覚えてやがれ!」



ガララッ! ピシャン!!  ドドドド……ウワァァァン…………



美木杉「全く、洒落の通じない17歳はこれだから面倒くさい」

美木杉「…………」

美木杉「……だが、そこがいい」

――無星生徒用ケーブルカー内――


流子「ひっく……ぐすっ」

鮮血「……泣くな、流子」

流子「なんで助けてくれなかったんだよ!? 乙女のピンチだっつーのに! あとお前まだ乾いてなくて寒い!!」

鮮血「いや……心から嫌がってるような素振りでもなかったし、あそこで止めに入るのは野暮というものだろう」

流子「嫌がってたぞ! 最初から最後までものごっつ嫌がってたぞ!?」

鮮血「首っ玉しがみついて腰に脚絡めながらイヤだのダメだの喘いでても説得力が無いな」

流子「なっ!? こここ、この私が腰に脚絡めたりなんて、決してそんなはしたねぇkマコ「あーっ、流子ちゃん見ーっけ! もうっ、ずっと探してたんだよ??」ヒョッコリ!

流子「毎度毎度一両だけのケーブルカーでの捜索ご苦労なこったな」

マコ「で? 聞くともなしに聞こえてきた情報を端的に纏めると……流子ちゃん初めてのえっちがあんまり良すぎて手足からめて力まかせ? みたいな?」

流子「ちっ、ちげぇよ!? つか公共の場でなんつーエロス煽るる話題を!?」

マコ「恥ずかしがることなんかないよ流子ちゃん! 父ちゃんの闇医者知識によると、初めてのえっちで絶頂を迎えることができる女子は僅か1%に過ぎないんだって! だから流子ちゃんのお相手は大当たりだよ良かったね!!」

マコ「で、だーれー? 流子ちゃんのわがままボディを使い放題tendernessしたのは一体だーれー??」

流子「ひえええ」

――満艦飾家――


マコ「ただいまー! あのねあのねっ」

流子「ああなんかとてつもなくイヤなドッキリマル秘報告をされそうな気がする」

マコ「流子ちゃんが本日めでたくロストバージンした模様でーす!!」

流子「よりによってな報告を!?」

好代「あらまぁおめでとう流子ちゃん! お祝いにお赤飯炊いてあげたいけど小豆がないからこのなんだかよく分からないものの炊き込みご飯でいいかしら?」

薔薇蔵「すわロストバージンとな!? いかん、妊娠の危険がある。早くパンツ脱いでこの内診台に座って脚を開くんだ!」

流子「誰が開くか!?」

又郎「っかー! 流子のアネゴのわがままボディを好き放題できる男なんて、そいつぁ一体どんな奴なんだ!?」

ガッツ「ガーッツ!!」

マコ「それがね、いくら訊いても教えてくんないんだ! 多分人目を憚るちょいインモラルな関係なんだよきっと! 例えば教師と生徒みたいな?」

流子「ブッフォ!? ん、んなこたぁけけけ決して……」カァァァ

流子「つーか処女だから! まだギリギリ処女だから!!」

好代「あら、まだ処女なの? じゃあお祝いはまた今度にして、今夜は普通のなんだかよく分からない晩ご飯をたーんと召し上がれ♪」

流子「だーかーらぁ!! って、何を私は己の純潔を声高に主張してるんだ!?」

鮮血「もう諦めて飯を食え流子。今日のお前は体力を使い過ぎた……って犬! 屁をこくな!!」ボフー

――翌日、本能字学園内某所――



流子「『人衣一体』!」

流子「神衣……鮮血!!」




流子「戦維喪失!!!」

流子「……とまぁ、今日も例によって例の如く鬼龍院皐月からの刺客をバッタバッタとなぎ倒したわけだが」

マコ「いやぁ毎度毎度助けてくれてありがとう流子ちゃん! 今日は鮮血ちゃんも綺麗なままだねぇ!!」

鮮血「ときに流子……今日のお前の血、やけに甘く美味なんだが」

流子「はぁ!? 別に食生活も生活習慣も変わっちゃいねぇけど…………はっ」

鮮血「そう……思い当たる節といえば、昨日のあの男との情事しかない。ついでに言うと肌もツヤッツヤ、ウエストも2cm絞られている」

流子「情事言うな!」

マコ「流子ちゃんがまたもや服に向かって一人漫才を始めたよっ! しかもなんだか艶っぽい話題みたいだねっ☆」

鮮血「そこで提案なんだが……流子、お前いっそあの男に抱かれてしまえ」

流子「ハァ!?」カァァァ

鮮血「夫となる男にしか肌を許したくないのならあの男と結婚してしまえばいいし、あの男も晴れてお前の全てを堪能できてラッキー」

鮮血「抱かれることによりお前の血は極上の甘露と化して私もラッキー。誰も損しない素晴らしい案だと思うのだが」

流子「だだだ誰が抱かれるかっ! ましてや、け、結婚なんてっ」

マコ「うわぁ流子ちゃんったら昨日のめくるめく情事のインモラルなお相手ともう結婚!? いわゆるおさな妻? おくさまは17歳??」

流子「……いーやーだーーーーー!!!」

おしまい


妄想と気分次第で続くかもしんない
レスくれた人には心から感謝
キルラキルSSがもっと増えてくれればいいと思います

1日ずれたけど投下する勇気



纏流子「ポッキー&プリッツの日、ねぇ……」

流子「だから今日の弁当はポッキーとプリッツなのか」ポリポリポリポリ

マコ「いやぁ母ちゃんが珍しく寝坊しちゃったみたいでね。美味しいけどやっぱいつものお弁当の方がいいなぁ」カリカリカリカリ

流子「いや私は大歓迎だぞ?」ポリポリポリポリ

美木杉「おやおや纏くん、校内に菓子を持ち込むのは感心しないなぁ」ヒョイッ

マコ「先生! 後生ですから返してください! それ私のお昼ごはんなんです! 最後の1箱なんです!!」

美木杉「とは言え風紀部が色々煩くってねぇ。纏くん、放課後に返してあげるから後で来なさい」

美木杉「さぁ授業始めるぞ~。えー、1933年、ヒットラー内閣が……」

――放課後・この間の場所――



流子「…………」

流子「遅い! 何してやがんだ先公はよぉ」

鮮血「流子……普通に考えれば、職員室での返却ではないかと思うんだが」

流子「いーや、あの先公の行動パターンならこっちの部屋だと私は踏んだ」

美木杉「おやおや流子くん、いつまで経っても職員室に来ないと思ったらこっちに来てたのかい」ヌッ

流子「深読みし過ぎた己を恨むぜ」

流子「…………」スッ

美木杉「お手?」ポン

流子「ちげぇよ! ポッキー返せよ!!」

美木杉「いやいや済まないねぇ流子くん、君がいつまで経っても来ないから手持ち無沙汰に全部食べちゃったよ」

流子「何してくれてんだ馬鹿! あれマコのなんだぞ!?」

美木杉「だから、お詫びに1つ買って来たんだが」

流子「じゃあそれ貰ってくから寄越せ」

美木杉「…………」ヒョイッ

流子「オイ先公、何故こっちに寄越さない?」

美木杉「確か、満艦飾のポッキーは開封済で数本食べた形跡があったね」

美木杉「なのに未開封の品が戻ってきたりしたら満艦飾は怪しんだりしないだろうか?」

流子「マコはそういうの全く以て気にしないと思うぞ」

流子「もういい、ポッキーは私から買って返すから」

流子「…………」

流子「おい先公。何ポッキー1本咥えてやがる?」

美木杉「あれ、流子くんは知らないのかい? ポッキーゲーム」

流子「知ってるけど!」

美木杉「満艦飾に返す前に数を合わせておかないとねぇ」

美木杉「それとも、純情可憐な流子ちゃんは恥ずかしくてポッキーゲームなんか出来ませんか?」

流子「! ……てめぇ、喧嘩売ってんのか?」

美木杉「そんなつもりは無いんだがなぁ」

流子「……いいよ、売られた喧嘩は買うのが信条だ。かかってきな」

とりあえずここまで

投下します ごく軽いけどエロス注意

美木杉「やれやれ、こんな喧嘩腰のポッキーゲームなんて初めてだから先生緊張しちゃうよ」

流子「うっせ! あとグラサン外すな髪もかき上げんな」

美木杉「どうして?」

流子「てめぇのニヤけた面拝まなくて済むからな」

美木杉「君が目を閉じたっていいんだよ」

流子「それはなんか負けた気がするから嫌だ。じゃあ……いくぜ」ポリ

美木杉「勇ましいねぇ」ポリ

美木杉「…………」ポリポリ

流子「…………」ポリ

美木杉「…………」ポリポリポリ

流子「…………」ポリ

美木杉「…………」ポリポリポリポリ

流子「…………」ポリ

美木杉「…………」ポリポリポ…チムン

流子「……!」

美木杉「…………」ベロン

流子「……ーーっ!!」

美木杉「…………」モミン

流子「!!! なっ、何しやがる!?」

美木杉「ハイ君の負け」

流子「てめっ、ベロ入れやがったな!?」

美木杉「君の口の中にポッキーが残っていないかと思って」

流子「ベロだけじゃねぇよ、どさくさ紛れに何処触ってんだ!?」

美木杉「こういう時は胸の2つ3つも揉んでおくのが男の嗜みというか何というか」

流子「嗜むな! ……んっ、しかもさり気に手ぇ突っ込んでんじゃねぇ!! っあ、」

美木杉「あと流子くん、菓子の食べ過ぎは良くないと思うよ」

鮮血「それは確かに。流子、せっかく絞られたウエストがポヨンポヨンになるぞ」

流子「先公も鮮血も差し出口叩いてんじゃねぇよ!? ウエスト触んな! ……っ、んむっ」

流子「………………ぷはっ!! 殺す気か!?」

美木杉「いい加減キスの最中の息継ぎをちゃんと覚えたほうがいいと思うよ」

流子「それこそ差し出口ってもんだ!! って、ちょっとっ」

美木杉「何か不都合でも?」

流子「や、あの、今日はちょっと、そのっ、事情が」

美木杉「あの日か」

流子「人がせっかくフンワリぼやかしたものをいともあっさりと」

流子「……とにかく! 今日はしねぇぞ!? こっちにゃ出来ねぇ事情があるからな」

美木杉「嫌だなぁ流子くん、事情があっても情事はできるよ」

流子「?」

流子「……男って分かんねぇ。こんなのが気持ち良いなんて」

美木杉「触覚もそうだけど、視覚的な面でも愉しませて貰ってるよ。そうそう、挟み込んで、上下に擦り合わせて」

流子「あとローションヌルヌルして気持ち悪い。つかなんでこの部屋にそんなもんがあるんだよ」

美木杉「男の隠れ家には色々と秘密があるんだよ。ワイルドストロベリー味は嫌いかい?」

流子「ノーコメント。……んっ」

美木杉「でもこれ君はあんまりいいもんでもないよね。済まないね、この次埋め合わせするから」

流子「……ぷはっ、そんなんいらねっての。で? こっちはどうしたら?」

美木杉「……っ、……一所懸命なとこ悪いけど、歯はあんまり立てない方がいいかな」

流子「悪ぃ。あと……グラサン外せ」

美木杉「外せと言ったり外すなと言ったり、君は一体どうしたいんだ」

流子「見守っててやるから、アヘ顔晒してイキやがれ」

美木杉「……そうさせて貰うよ」






流子「…………まっずい」

美木杉「ごめん……口直しにポッキーでも食べるかい?」

美木杉「いやぁ口の中に出るわ出るわ。あんまり溜め込んでたつもりは無かったんだがねぇ」

流子「ううっ……処女を守ろうとするあまり、どんどんおかしな方向に突っ走っているような気がする」

流子「畜生っ……もうなんか、自分が処女であるという自信がかなり揺らいできた」

美木杉「あーその辺はダイジョーブダイジョーブ。上の口は咥えたけれど下の口はまだ咥え込んでないからノーカンノーカン。君はまだ崖っぷちの処女デース」

美木杉「それとも……やっぱりこっちで食べたかったかな?」

流子「なっ! こんの……ドHENTAIの淫行教師がぁ!! んなことしてみやがれ、齧るぞ!!!」

美木杉「おやおや流子くん、恐ろしいことを言うねぇ」

流子「うっせバーカバーカ! くっそー……覚えてやがれ!」



バタン!!  ドドドド……ウワァァァン…………



美木杉「やれやれ、洒落の通用しない17歳は怖い怖い」

美木杉「…………」

美木杉「……こっちも一線を越えない自信がかなり揺らいできてるんだが」

――無星生徒用ケーブルカー内――


流子「…………は~っ」

鮮血「流子、あんまり溜息ばかりつくと幸せが逃げるぞ」

流子「今程自分の喧嘩っ早さと無鉄砲を後悔している時はねぇ」

鮮血「子供の時から損ばかりしていただろう。親譲りか?」

流子「ダメだ……どうもあいつにゃ調子狂わされっぱなしだ」

鮮血「とりあえず、本気で嫌がっている女は自分から挟んだり咥えたりしないと思う」

流子「うわぁ言うなぁ! アレはその場の勢いというか何というか」

鮮血「それこそ無鉄砲もいいところだな」

マコ「流子ちゃん、お悩み相談なら鮮血ちゃんだけじゃなく私も聞くよ?」

流子「あまりに落ち込んでいた所為で隣にマコがいたのをすっかり忘れていた」

マコ「ん? なんか流子ちゃんからベリー系の甘い匂いが」

マコ「ボディローション? それともなんかこっそり美味しいの食べてきた?」

流子「…………いや、別に?」

流子「……あ、そうだ。ポッキー返してもらったぜ」

マコ「ありがとー流子ちゃん! ……あれ? 結構食べてたはずなのになんか増えてる気がする」

流子「…………気のせいじゃね?」

――満艦飾家――


マコ「ただいまー! うーん今日も美味しそうな匂いがするねっ」

流子「夕飯なのに何故チョコの甘い匂いがするんだろう」

好代「おかえりなさい二人共。なんか今日はポッキー&プリッツの日って言うじゃない?」

好代「だから、今日のお夕飯はプリッツの混ぜご飯とポッキー&プリッツのかき揚げとポッキーと何かよくわからないものの炊合せにしてみました」

流子「出来れば普通に食べたかった」

薔薇蔵「よぉ姉ちゃん、何でも今日はポッキー&プリッツの日って言うじゃねぇか。さぁおいちゃんとポッキーゲームだ!!」

又郎「父ちゃんの次はオイラだぜ!」

マコ「父ちゃんも又郎もずるーい! 流子ちゃん、私ともするんだよ?」

ガッツ「ガーッツ!!」

流子「お前らもう1cm位しか無ぇじゃねぇかよ!?」

おしまい 
出来れば昨日のうちにやっときゃよかった

妄想が猛ったらまた書くやも

投下します



纏流子「朝まで待てない」

――放課後・この間の場所――



流子「……んっ……あっ、ぁっ、あんっ! ……く、…………あだっ!?」

流子「……い”……っ、は、入っちまった……」

美木杉「…………しまった」

美木杉「…………済まなかった」

流子「…………」

美木杉「いやぁ、素股というのは実に危険な行為だねぇ。うっかりお互い興に乗り過ぎたらもののはずみでこの有様」

流子「こっちは興になんか乗っちゃいねぇ! 畜生、約束が違うじゃねぇかよ!!」

流子「ううっ……まさかこんな状況でうっかり処女を失うことになろうとは」

美木杉「あー……その辺は多分ダイジョーブダイジョーブ。先っぽは入ったけど奥までは入ってないからきっとノーカンノーカン。君は…………処女だ」

流子「今程その台詞が嘘臭く聞こえたことは無ぇな。あと目ぇ逸らすな」

美木杉「まぁ落ち着いて、これは事故のようなものだよ流子くん。不可抗力だったんだ」

美木杉「それとも……嫁に来ないか? 僕のところへ」

流子「…………は?」

美木杉「僕だって男だ。約束を破ってしまった以上責任は取る」

流子「……本当お前、冗談は顔だけにしろよっ!? 帰るっ、もう帰る!!」

美木杉「おやおや流子君、一世一代のプロポーズを冗談で片付けるつもりかい?」

流子「こんなノリで言われたって誰が本気にとるかよ!? 腐って落ちろバーカバーカバーカ!!!」



バタン!!  ドドドド……ウワァァァン…………



美木杉「全く、毎度毎度お約束な流れだな」

美木杉「…………」

美木杉「……かなり本気だったんだがねぇ」

――深夜・満艦飾家――




流子「ひっく……ぐすっ」ジュー…

鮮血「……泣くな、流子。涙はアイロンの霧吹き代わりにはならんぞ」ジュオーム

流子「だって……まさか灼熱アバンチュールやら覚悟完了と同様の流れであんな、プ……プロポーズなんて! 乙女の純情を何だと思ってるんだアイツは!!」

鮮血「確かに冗談としか思えないノリではあったが、強ち冗談ではないかもしれんぞ。……初めてだろう? あの男があんなことを言うなんて」

鮮血「あとな……言っちゃなんだが、お前らしたことよりしてないことを数え上げる方が早いじゃないか。それで処女と言い張るにはかなり無理があるぞ」

流子「言うなぁ! その辺は自分でもかなり気にしてんだから!!」

マコ「んー……、流子ちゃん、プロポーズされて胸騒ぎの腰つき? みたいな?」ムクリ

流子「マコ! 起きてたのかよっつーか聞いてたのかよ!?」

マコ「六畳一間で雑魚寝してるんだし聞くなって方が無理だよぉ」

マコ「ちょっと外で話そうか? ……父ちゃんや又郎にはあんまり聞かれたくないよね?」

マコ「……で? 最後の一線は越えない約束で今迄色々してきたけれど」

マコ「何の因果か越えちゃって、まるで仕方ないかのように求婚されたのが流子ちゃんとしては非常に不愉快だ、と」

流子「諸事情により相手の名前は言えねぇが……端的に纏めればそういうことだ」

流子「くっそー……事故なんて嘘に決まってる! あいつはハナっから食い散らかすつもりだったんだよ」

流子「やだもう、私ばっかりマジんなって……馬鹿もいいとこだ」

マコ「しかしまぁ、美木杉先生も凄いねぇ意外だねぇ紳士だねぇ。こんな流子ちゃんのわがままボディを目の前にして最後の一線を守り通していたとは」

流子「紳士ならそもそも手ぇ出してないと思うんだがなぁ……ってオイ!」

流子「…………なぁマコ、いつから気づいてた?」

マコ「最初っから。だって、マコ見てたもん。流子ちゃんが転校してきたその日から、マコは流子ちゃんのことずっと見てたもん」

マコ「流子ちゃんの目線は、いつでもずーっと美木杉先生の上で止まってた」

マコ「……待ってたんだよ? 流子ちゃんが相談してくれるの、ずーっと」

流子「……ごめん。あまりにあんまりな関係過ぎて、言うに言えなかった」

マコ「知ってるよ。流子ちゃんは、自分が思ってる以上にずっとずっと純粋な子」

マコ「そんな流子ちゃんが本気で好きになった相手なら、いっそ思い切って飛び込んじゃえばいいんだよ!」

マコ「やっちゃいなやっちゃいな! やりたくなったらやっちゃいなよ流子ちゃん!!」

流子「マコ……」

マコ「それとも私、親友の恋は応援させて貰えないのかな?」

流子「恋ねぇ……恋と呼ぶにはあまりにも行動が生々し過ぎて」

マコ「恋なんてそんなもんだよ流子ちゃん」

流子「……ちょっと、行って来る」

マコ「もう夜も遅いし、明日にしたら?」

流子「……朝まで待てない」

マコ「……そっか。今ならまだ、ケーブルカー出てるよ」

マコ「朝には帰ってきてね。この行動がどっちに転んだとしても」

マコ「帰ってきたら思いっきり抱き締めてあげるから」

流子「ありがとな。あと、本当にごめん。……じゃ、着替えてくる」

マコ「うん……いってらっしゃい、流子ちゃん」

――無星生徒用ケーブルカー内――



鮮血「お前……本当に、無鉄砲にも程があるぞ」

流子「これはもう、持って生まれた業のようなもんだと思う」

鮮血「今あの部屋に行ったところで、あの男が必ず居るという保証もない」

鮮血「居たとしても、もしかしたらすげなく追い返されるかも知れない」

流子「そん時ゃそん時で、大人しく帰って涙で枕を濡らすよ」

流子「……で、もうあいつとの関係は終了。それだけの話」

鮮血「……雨が降ってきたな。どうする、帰るか? このままだとあの部屋に着く頃には全身濡れネズミだ」

流子「……あいつに、今すぐ逢いたい」

とりあえずここまで

個人的に、キルラキルSSは多少古臭い台詞回しの方が筆が進む気がする

コンコン




ガチャ


「…………!」

「…………?」

「…………」




……バタン

美木杉「……全く、君の無鉄砲さにはほとほと呆れるよ」

流子「似たようなことを鮮血にも言われたよ。……タオル、ありがとな」

美木杉「ここに僕が居たから良かったものの……居なかったら、一体どうするつもりだったんだ?」

流子「場末の飲み屋街も探してみようかなと思ってた」

美木杉「あんな所、君みたいな娘が行くもんじゃないよ。万が一何かあったら」

流子「へぇ……心配してくれるんだ。てっきり『君なら不逞の輩も軽くぶちのめすだろうな』なんて言われるかと思ってた」

美木杉「君は一体僕をどんな奴だと思ってるんだ」

流子「そういう奴だと思ってた。あとド変態」

美木杉「それは心外だなぁ」

流子「……おいコラ先公、何いきなりシャツ脱ぎだしてんだよ?」

美木杉「生憎今日は替えのシャツが無くてね。僕が着ていたやつで悪いけど、神衣が乾くまでの間着ていてくれ」

美木杉「今コーヒー淹れてくるけど……着替え終わるまでここで見守っていようか?」

流子「針を貸せ。その目を縫い合わせてやるから」

美木杉「17歳の女の子にはこんなにも冗談が通じないのか」

美木杉「……あの時と同じだ」

流子「?」

美木杉「君が素肌に僕のシャツを着て、僕のカップでコーヒーを飲んでいる」

流子「間接キス一つに慌てふためいていたあの日の初心な私は何処に行ってしまったんだろう」

美木杉「君は今でも十分初心だと思うけどね」

流子「いーや汚れちまった。知らなくていいことも、知らなくていい感情も、みーんなあんたに教えられちまった」

流子「……全く以て、とんだ先公だよ。これから先、まかり間違っても恩師だなんて言うもんか」

美木杉「……あのね流子くん」

美木杉「言っても信じて貰えないだろうが……あれは、本当にアクシデントだったんだ」

美木杉「君との約束でもあったし、一応教師と教え子という間柄でもあるしね。君の卒業まで待って、きちんと求婚して、それからって」

流子「…………マジで?」

美木杉「いくら僕でも、こんなこと冗談で言えないよ?」

美木杉「考えてもみなよ。こっちだって、その気になれば無理にでもできる状況にずっと置かれていたんだ」

美木杉「それを、敢えてしなかったのは一体どういうことか」

美木杉「その辺は汲んでもらえると、こっちとしては有難いね」

流子「だったらそもそも色々すんなって話だが」

美木杉「そこはそれ、僕だって身も心も健全な男性だし。つまみ食いの20回や30回位許されても良いだろう」

流子「あんたが散々つまみ食いしたお陰で、こっちは最早処女とは名ばかりだ」

美木杉「好物は最後のお楽しみに取っておく質なんだ」

流子「……つまみ食いなんかしてないで、食うならいっそ全部食えっての!」

美木杉「…………それは、どういうことかな流子くん?」

流子「……まぁ、つまりはそういうことかな。その辺は汲んでもらえると、こっちとしては有難ぇ」

美木杉「なんて婉曲的なお誘いだ」

流子「じゃあこれなら分かりやすいか? ……ん」チムン

美木杉「……よもや君の方から首に腕を回してキスする日が来ようとは」

美木杉「でも、初めてがこんなベッドも無いような部屋でいいのかい? 女の子ならそういう憧れが無くもないだろうに」

流子「さんざっぱらここで色々して来たくせに何を今更」

流子「…………ここがいい。ここで、したい」

今宵はここまで

もうちょい投下します

流子「…………んっ、……ふ……」

美木杉「……ようやく、息継ぎを覚えたか」

流子「覚えてたけど、余裕無くて発揮する機会がなかっただけだよ」

流子「……これでも、物覚えはそこまで悪くないんで」チュ

美木杉「その割に、成績の方は世界史と体育以外散々だな」チュ

流子「あんたの授業以外は子守唄だから」チュ

美木杉「喜んでいいのか悪いのか」

流子「喜んどけよ……っ、ぁん」

美木杉「身体が冷たいな……やっぱりコーヒー一杯程度じゃ温まらないか」

流子「あんたの身体はあったかいな。なんかこう……、安心する」

美木杉「……仕方がない。流子くん、服を脱いで。温め合おう」

流子「仕方なくなんか……ぁ、無いくせに……」

美木杉「バレていたか」

流子「はぁ……あっ! ぁっ、んっ……く、ぁふ」

美木杉「どうしたんだい? 今日は……やけに積極的なんだけど」

流子「んっ……どうしちまったんだろうな、は、あっ」

流子「やってることは今迄と変わんないのに、なんか……全然違う」

美木杉「今迄は、よくなかった?」

流子「なんだろ、上手く言えないけど……いっぱいいっぱいで、それどころじゃないっていうか」

流子「どうしようもない位苦しくって、私ばっかり余裕無くって」

美木杉「……今は?」

流子「凄く……気持ちいい。あんたの手も声も唇も、全部」

流子「…………駄目かな? こんなんなっちゃったら」

美木杉「……大歓迎だ」

流子「あっ! は、あぅっ、……んっ……!」

流子「あ、あと、その、今はちょっと……くそっ、言いにくいなこれ」

美木杉「その辺は安心してくれ。教え子を孕ませて淫行教師と後ろ指差されるのは本意じゃない」

流子「今している行為は淫行以外の何だって言うんだ」

美木杉「さあ、何だろうね?」

流子「……何笑ってんだよ」

美木杉「ごめん。昨日の君の声を思い出してしまって、つい」

流子「あー……、うん、ありゃねーわ」

美木杉「僕が知る限りで、最も色気のない喘ぎ声だった」

流子「予告もなしにぶち込まれりゃ色気のねぇ声の一つも出るわ」

美木杉「だから今回はちゃんと予告してるじゃないか。……もうちょっと、力抜いて」

流子「……さすがに、ちょっとどころじゃなく緊張するな」

美木杉「怖い?」

流子「怖いのとはちょっと違うかな……ん、くっ」

流子「初めてがあんたなら……怖くない」

書き溜め分終了 おやすみなさい

投下します  あっさり系エロス注意

流子「あっ……! く、いっ、たぁ……」

美木杉「……大丈夫?」

流子「んっ……ちょっと。けど……昨日程じゃ、ない」

美木杉「……君に、一つ謝らなければいけないことがある」

美木杉「もうバレているかもしれないね。あの時、入ったのは先っぽだけと言っていたけど……あれ、嘘なんだ」

流子「……やっぱりな」

流子「あっ、……は、ぁんっ、……えっと、どうしたもんかな……」

美木杉「? どうした?」

流子「んー……さすがにこの状況下で先公やらてめぇ呼ばわりはねぇな、と」

美木杉「ここは可愛く『愛九郎さん』なんて呼んでくれてもいいんだよ?」

流子「……いやいやいやそれはこっ恥ずかし過ぎて無理無理無理」

流子「……ここはひとつ、…………先生……で、勘弁してくれ。イヤ本当マジで」

美木杉「……無星から一気に二つ星へランクアップした気分だよ」

流子「三つ星じゃねぇのかよ……って、うわっ!?」

流子「なんか、中で急に……あ! っん、んっ……やだっ、先っ、生……!」

流子「あっ……ぁ、……あぁ! ……はぁ……っ」

流子「……っと、危ねっ! ……悪い、ソファーから落ちちまいそう」

美木杉「やっぱりソファーじゃちょっと無理があったか。流子くん、悪いけど体勢直すから一旦抜くよ」

流子「あっ……んっ……?」

美木杉「流子くん、僕の上に乗ってみて。……ソファー、倒れないといいけど。まぁ、大丈夫だろう」

流子「ち……ちょっとこの体勢は、初心者にはハードルが高いというか……ぁ、んっ……」

美木杉「この密着度がいいんじゃないか。……流子くん、自分で動いてごらん?」

流子「はぁ!? う、動けと言われましても、一体どのように動けばいいのか皆目検討もつかないのですが……?」

美木杉「何故いきなり敬語?」

流子「だって分かんねぇんだもん! 無茶ぶりすんなよ!!」

美木杉「無茶なんかじゃないよ。じゃあ、前後に動かしてごらん」

流子「こう……かな? って、ぁ、やだ、何、これ……奥が、あっ、ん、」

美木杉「流子くん……気持ちいい?」

流子「んっ……はぁ、なんか、ぁんっ……すごい、奥まで、っく、来てて」

美木杉「それは何よりだけど……、ごめん、こっちもそろそろ余裕が無いんだ」

流子「は、あっ、ん……いいよ、先生も……気持ちよくなって?」

美木杉「じゃあ動くから……僕に掴まってて」

流子「あんっ、やだ、……っ! どうしよ、先生、も、ダメ……あ、ぁあっ……!」

美木杉「い……つっ、流子く……んっ…………!」

流子「…………っ……!! ……はぁ……っ、は……ぁ、っ」








流子「…………1%、か……」

美木杉「? 何か言ったかい?」

流子「何でもねぇ……こっちの話」

流子「……うっわ、何だよそれ……?」

美木杉「何が?」

流子「……背中……なんか凄いことになってんだけど?」

美木杉「これ? 君がつけた爪痕だけど。覚えてない?」

流子「……全然覚えてねぇ」

美木杉「あんまり良過ぎたか……こっちも痛かったけど、止めちゃったら興醒めだしねぇ」

流子「うわぁ言うなこっ恥ずかしい!」

美木杉「背中の爪痕は男の勲章だよ」

流子「雨……上がったようだな。そろそろ、帰らねぇと」

美木杉「夜明けのコーヒーも飲まずに帰るのかい?」

流子「マコが心配してる。居候先に迷惑掛けらんねぇからな」

美木杉「きぬぎぬの別れはもう少し情緒が欲しいところだけどね。……後悔してない?」

流子「……してない。そっちこそ、後悔すんなよ?」

流子「なんせ私は冗談の通じねぇ17歳だからな」

美木杉「知ってるよ……んっ」チュ

流子「……それじゃ、また学園でな。先公」

美木杉「二つ星から無星に逆戻りか」

美木杉「三つ星にランクアップ出来るのは一体いつなんだろう」

流子「さあ、いつなんだろうな?」

――無星生徒用ケーブルカー内――



流子「……鮮血?」

鮮血「どうした、流子?」

流子「よかった……ちゃんと話が出来てる」

鮮血「もしかして、生娘でなくなってしまったら私と意思の疎通が出来なくなるのではないかと思っていたか?」

流子「どうやら杞憂に終わったみたいだな」

鮮血「それに、もしそうだとしたら、昨日の時点でもう意思の疎通は不可能だろう」

流子「それもそうだった」

鮮血「……本当に、後悔していないんだな?」

流子「反省はしちゃいるが後悔はしていない」

流子「……本当は、怖かった。あんなこと経験してしまったら、溺れに溺れて私を取り囲む世界がガラリと変わってしまうんじゃないかって」

流子「ところがどうだ、いざ経験したところで相変わらず雨上がりの朝焼けは綺麗だし腹は減るし寝不足でだりぃし」

鮮血「経験ひとつでガラリと変わるほど世界は小さくないか」

流子「ま、それでも私には一生忘れられそうもない経験だけどな」

流子「……とりあえず、目下一番の心配事は満艦飾一家だ」

鮮血「世界の大きさに比べるとあまりに小さな心配事だな」

流子「朝帰りだもんなー……怒られるか、あるいは物凄い勢いで囃し立てられるか」

鮮血「私はそのどちらでもないと見た」

流子「?」

――早朝・満艦飾家――


流子「…………ただいま」

マコ「お帰り流子ちゃん。あとおはようそしてお疲れさま!」ギュムー

流子「がはっ! 息の根が止まる!?」

好代「お帰りなさい流子ちゃん。さあ、朝ごはんしっかり食べて体力を取り戻さないとね」

流子「……朝から赤飯ですか……」

薔薇蔵「…………」バチコーン☆

流子「無言で内診台出すな! ウインクすな!!」

又郎「…………母ちゃんの赤飯はうめぇなぁ」ニヨニヨ

流子「なんだその生あったか~い笑顔は」

ガッツ「……ガッツ?(小声)」

流子「てめぇは何が言いたいんだ!?」

流子「……満艦飾一家の優しさが、何故だろう、凄く凄く居た堪れない」

流子「これならいっそ物凄い勢いで囃し立てられた方がなんぼかマシだ……!」

鮮血「私の見立て通りだったぞ、流子」

マコ「その後、紆余曲折を経た末に、美木杉先生は卒業を待たずして流子ちゃんに求婚」

マコ「求婚を承諾した流子ちゃんは、思い切り良く先生のもとへお嫁に行きました」

マコ「その際、何処でどう話が捻じ曲がったのか、あの纏流子がうだつの上がらぬもっさい世界史教師を脅して結婚に漕ぎ着けたという噂が広まって流子ちゃんが赤っ恥をかいたり」

マコ「求婚の際に持ち込まれた百万本のバラによって猿投山先輩が重度の花粉症を発症したりもするのですが」

マコ「……それはまた別のお話」

おしまい いい練習になったよ
あと別のお話オチ超便利

それではまた、どこかのキルラキルスレで

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