みゆき 「歴代プリキュアおさらいで、ウルトラハッピー!」(170)

みゆき 「はいはいはーい、みんなー、こーんばーんはー!」

みゆき 「わたしは、キュアハッピーこと、星空みゆきだよー!」

みゆき 「いよいよ新番組、スマイルプリキュアも始まり、ネット上では大盛り上がり!」

みゆき 「なので、ここでわたしの仲間たちと一緒に、歴代プリキュアシリーズをおさらいしたいと思います!」

みゆき 「ちなみにこのスレは>>1の主観等が多分に入り込んでくるので、そこら辺はご注意を!」

みゆき 「それから、ネタバレ等大いに含みますので、その点に関しても注意!」

みゆき 「おさらいのつもりなので、できれば全シリーズ観てきたおおきなお友達が見た方が楽しめるかも?」

みゆき 「もちろん、「今から全シリーズ観るとかだりー」 とか思ってるおおきなお友達が参考程度に見てくれてもオッケーだよ!」

みゆき 「あと、雑談等も適当にしてくれると、こっちもウルトラハッピー!」

みゆき 「それじゃあ、早速シリーズおさらい、スター――」

? 「――――ちょちょちょちょちょい!! 待ち待ち待ち待ち! うちらの紹介が先やろうが!」

みゆき 「あっ、あかねちゃん! みんな! ごめん、忘れてたよ!」

あかね 「忘れてたてあんた……。あ、」 オホン 「みなさん、こんばんはやでー」

あかね 「うちはみゆきのクラスメイトの日野あかねや。よろしくな! キュアサニーやで!」

やよい (とんでもなくパチモンな関西弁……)

やよい 「こんばんは。同じくみゆきちゃんのクラスメイトの黄瀬やよいです。キュアピースですっ」

なお 「みなさん、こんばんは。みゆきたちのクラスメイトの緑川なおです。キュアマーチに変身します」

れいか 「ごきげんよう、みなさん。みんなのクラスの学級委員と生徒会副会長を兼任しております、青木れいかです」

れいか 「一度で変身できるか大いに不安ですが、キュアビューティです」

あかね 「それから、もういくつか注意があるので聞いてなー?」

あかね 「>>1は関西出身やけどもうずっと関東におるから関西弁が危うい! せやからうちの口調については勘弁したってなー?」

れいか 「それから、それぞれの一人称、お互いの二人称に関してもまだ曖昧なので、少々おかしくてもご容赦ください」

なお 「な、なんか最初から言い訳がましくていやだね」

みゆき 「底が知れるってもんだねー、>>1の」

みゆき 「ともあれ、改めまして、プリキュア全シリーズおさらい、スタート!」

………………ふたりはプリキュア

やよい 「まずは最初から順当に」

なお 「大先輩の初代無印だな」

みゆき 「えーっと、おおざっぱに説明すると、タイプのまったく違うふたりの女の子が戦うお話だよね」

あかね 「あかん。おおざっぱすぎるわ……」

れいか 「少しだけ補足すると、ドツクゾーンという闇の勢力との戦い、ですね」

れいか 「キュアブラックこと美墨なぎささん。そして、キュアホワイトこと雪城ほのかさん」

れいか 「このお二方が力を合わせて、光の園という場所や、自分たちの住む世界を守るために戦います」

あかね 「えー、まぁそこら辺は公式サイトとかウィキペディアとかで確認してなー」

なお 「これはなんていうか……熱いよ。ふたりの女の子が正義のために拳ひとつで戦うなんて……うん。熱い」

やよい (あ、暑苦しいなぁ、なおちゃん……)

やよい 「でも、熱いだけじゃなくてかわいらしいですよね。ブラックなんて、おへそまで出してますし」

あかね 「ちなみに、>>1が友人の妹に聞いたところ、放送当時は圧倒的に女児人気はホワイトに集中していたらしいで」

あかね 「話には聞いとったけど、現実は残酷やなぁ」

やよい (あかねちゃん、NSでなぎささんに怒られたいのかな……)

やよい 「あと、先に言われてしまいましたが、初代と言えばやっぱり8話ですよね」

あかね 「せやなー。「いま、大事なお話中!」はたまらんかったなー」

みゆき 「これからどんどん深まっていくふたりの絆がこう、ぎゅーって凝縮されている感じで、ウルトラハッピーだね!」

なお 「み、みゆきの言いたいことはなんとなく分かるけど……とにかく、いいシーンだな。うん、熱い」

れいか 「ちなみに、プリキュアシリーズでは8話というのは毎度趣深い回をやることで知られています」

れいか 「つまり8話には、俗に言う 「神回」 が多いのです」

なお 「あ、あと……注目したいところといえば、ふたりの絆だけじゃなくて……恋、みたいなのもあるよね」

あかね 「ははーん?」 ニヤニヤ 「なおは乙女やなー」

なお 「なっ……/// そ、そんなんじゃない! 私は客観的に見た作品の魅力をだな……!」

あかね 「はいはい。べつに無理して取り繕わんでもええのに」

あかね 「なぎささんは藤P先輩一筋でめっちゃ乙女やし……」

あかね 「ほのかさんは敵の元幹部、キリヤ君との煮え切らない仲がたまらんかったなー……」

やよい (あかねちゃんこそなんだかんだで乙女だよね……)

やよい 「あ、あと……これはおおきなお友達限定だろうけど……なぎほの、なんていうのも……」

れいか 「なぎほの? 何ですか、それは?」

やよい 「えっ?」

なお 「? れいかも知らないことなのか。やよい、なぎほのって何だ?」

やよい 「えっえっ?」

あかね 「うちも分からんなぁ?」

みゆき 「わたしもー」

やよい 「えっえっえっ?」

ウルウルウル

やよい 「な、なんでもないですーーーー////」

あかね 「な、なんやぁ、いきなり泣き出して。よう分からん奴やな……まぁ、ええわ」

やよい (は、恥ずかしい。百合を普通だと思ってた自分が恥ずかしい……)

やよい (ちなみに、>>1も似たようなことをやらかしたことがあるので、みんなも注意してね!)

やよい (一般の方にとっては、百合なんてとっっっってもマイナーなジャンルです!)

なお 「何で涙目のままキメ顔してるんだ、やよい……」

なお 「あと、初代は前後半に分かれてるのもいいな」

なお 「飽きがこないというか、なんというか」

やよい 「レギーネさんかわいいよね」

みゆき 「えっ? でも、敵……」

れいか 「我々の1話だって、敵のウルフルンにほとんど全部持ってかれたわけですし……」

みゆき 「それを言わないでーーーーーーー!!」

あかね 「殺生な話やでほんま……」

………………ふたりはプリキュア マックスハート

なお 「語り足りない部分は大いにあるが、まぁそれはそれとして、次は二作目、マックスハート!」

れいか 「主人公のなぎささんとほのかさんは変わらず、ほとんど同じ世界観で物語が進みます」

れいか 「新しいプリキュアならぬ戦士、シャイニールミナスこと九条ひかりさんが仲間に加わり、」

れいか 「無印で倒したジャアクキング復活を阻止するため、そして光のクイーンを蘇らせるために三人の戦いが始まります」

あかね 「はい、解説ごくろーさん」

やよい 「とはいえ、基本的にルミナスはあんまり戦わないけど……」

みゆき 「必殺技要員……ってほどじゃないけど、戦ってもハーティエルバトン振り回してるだけって印象があるよね」

なお 「これは無印も含んでの話なんだが、このふたりはプリキュアの二部作は、」

なお 「日常に重きを置かれているのが特徴だと思うんだ」

みゆき 「日常?」

なお 「うん。ほら、しつこいくらい、なぎささんの部活の話とかやってただろう?」

やよい 「ああ……そういえば、少し食傷気味なくらいやっていましたね」

なお 「けど、今思えば、あれがなんていうか、プリキュアの戦いを引き立てていたんだよなぁ」

なお 「……熱い」

れいか 「日常といえば、見守ってくれている大人が多く登場するのも特徴ですね」

れいか 「たとえばなぎささんのご両親、ほのかさんのお婆さま、それから……」

あかね 「? なんやぁ? うちのこと見て?」

れいか 「……あかねと同じ名前の、タコcafeの藤田アカネさん」

あかね 「あっ……」

れいか 「担任の先生もそうですね。色々な大人がしっかり大人としての役割を果たしていて、」

れいか 「だからなぎささん、ほのかさん、ひかりさんは戦えるんだって、自然と理解できる気がします」

みゆき 「きっと、友達もそうなんだろうね!」

みゆき 「プリキュアとか、そういうのとまったく関係ないお友達」

みゆき 「ラクロス部のお友達であったり、科学部のお友達、クラスのお友達……」

みゆき 「そういう人たちがいるから、きっと三人は強くなれたんだろうね!」

………………ふたりはプリキュア スプラッシュスター

みゆき 「お次は、三作目のスプラッシュスター!」

あかね 「SSなんて呼ばれたりするなー。前二作とはまるっきり関係ない世界観でお話がスタートや」

れいか 「今度の主人公は日向咲さんと美翔舞さんです」

れいか 「おふたりは前二作とは違い、泉の精霊の力で変身します」

れいか 「今作のプリキュアは光の園の戦士ではなく、泉の郷の守護者なんですね」

れいか 「そこら辺の設定も、前二作とは完全に違うものになっています」

やよい 「ちなみに、なぎささんとほのかさん以上に、咲さんと舞さんの百合色は強いです!」

なお (やよいが何を言っているのか分からない……)

みゆき 「SSで一番ピックアップすべきことといえばやっぱり、」

あかね 「ま、霧生姉妹やろうなぁ。満さんと薫さんや」

あかね 「元々は敵の幹部なんやけど、緑の郷……ようは、地球のある普通の世界のことやな」

あかね 「その緑の郷、そして主人公である咲さんと舞さんに惹かれていって、」

あかね 「悩みながらも、敵のダークフォールを裏切るんや」

なお 「無印の元敵幹部、キリヤにも通じるものがあるけど、このふたりは待遇が圧倒的に良い」

なお 「ダークフォールとの最終決戦では、プリキュアとともに戦うんだが、とにかくそのシーンが熱い!」

なお 「元ダークフォールとしての力を使い切ったら自分たちが消滅してしまうことを知りつつ!!」

なお 「それでもなお、咲と舞を! そしてふたりが守りたい日常を!」

なお 「守るために戦うんだ!!」

やよい 「お、落ち着いてなおちゃん!」

なお 「光よ! 風よ!」

なお 「映画では二段変身が見所だが!」

なお 「私としてはぜひ、満さんと薫さんにプリキュアとして参戦してもらいたい!」

なお 「うおおおおおおおおおおおおおお!!」

やよい 「だからなおちゃんちょっと落ち着いて!?」

みゆき 「そうそう、満さんと薫さんって、最終的にはプリキュアっぽい姿になるしね」

みゆき 「かっこいいよねー。咲さんと舞さんも含めて、モデルの花鳥風月にぴったりの見た目だよ!」

れいか 「……みゆきが花鳥風月なんて言葉を知っていたことが驚きですが、それはさておき」

みゆき 「? れいかちゃん、何か言った?」

れいか 「いえ。さておき、なぜ満さんと薫さんがAS(プリキュアオールスターズ)で戦えないのか」

れいか 「……まぁ、単純にあのプリキュアみたいな姿に名前がないからでしょう」

れいか 「名前さえあれば、シャイニールミナスやミルキィローズのように、ASに参戦できたかもしれませんね」

あかね 「世知辛いなぁ……」

………………Yes!! プリキュア5

れいか 「えー、正直、>>1はSSが大好きなのでこれ以上は濃い話になるので話を進めます」

れいか 「次は、5と呼ばれるこのシリーズですね」

れいか 「残念ながら、SSは1年で終わってしまい、続いて始まったのがこのシリーズになります」

れいか 「SSの映画で咲さんが「だからプリキュアはふたりなの!」と叫ぶシーンなんかが象徴しているように」

れいか 「プリキュアは元来ふたりでしたが、このシリーズからは一気にプリキュアが5人に増えます」

れいか 「敵は会社組織のような存在、ナイトメア」

れいか 「何でも願いを叶えてくれるドリームコレットをめぐって、5人のプリキュアが戦います」

みゆき 「5人……って、なんか私たちと似てるよね」

あかね 「やっぱり、色々と意識してるんとちゃうかー?」

みゆき 「ちなみに、わたしに相当する役が、キュアドリーム役の夢原のぞみさん!」

あかね 「うちが、キュアルージュの夏木りんさんやな」

やよい 「わたしが、キュアレモネードの春日野うららさん」

なお 「私はキュアミントの秋元こまちさんで」

れいか 「……私が、キュアアクアの水無月かれんさん」

れいか 「…………」

れいか 「……私はババアではないですよ?」

やよい 「でも、色で単純に分けましたけど、結構キャラが違いますよね」

みゆき 「ああ……そういえばわたしも――」

なお 「――いや、みゆきはそのままでいい」

みゆき 「(´・ω・`)」

なお 「私なんかが顕著だろうな。こまちさんと私は、だいぶ違う気がする」

あかね 「なおはかなりりんさんの要素が強い気がするなぁ」

あかね 「フットサルとサッカーやし、蹴り技使うみたいやし、弟妹おるし、隠れ乙女やし」

なお 「あかね、最後は余計だよ」

やよい 「わたしもちょっと違うかも?」

なお 「いや、ピカピカぴかりんじゃんけんポンと弾けるレモンの香りだけで共通点は十分だ」

やよい 「(´・ω・`)」

れいか 「さて、5の見所と言えば……」

やよい 「ココとナッツ!」

なお 「何の話を始める気か知らないけど、嫌な予感がするからやめよう」

やよい 「そんなぁ……百合と薔薇は1セットなのに……」

みゆき 「じゃあ、ブンビーさん!」

れいか 「それもちょっと濃くなるからやめましょう」

みゆき 「……わたし好きなのに」

れいか 「簡単ににおさらいすると、ココとナッツというのは今回のプリキュアのパートナー……いわゆる妖精です」

れいか 「イケメンに変身します」

れいか 「そしてブンビーさん。敵の中間管理職です」

あかね 「5は、全体通して、かなり少女漫画チックやなぁ」

なお 「そうだね……あんな世界、憧れるよねぇ……///」

なお 「私もチョウチョを追いかけていったら、イケメンさんに……ドンって……きゃーーー!!」

やよい 「捨て置きましょう。話を進めます」

れいか 「先ほども少し触れましたが、前三作……「ふたりは」シリーズとまとめてしまいますが」

れいか 「ふたりはシリーズは、かなり日常に重きが置かれた作品でした」

れいか 「しかしながら、この5の舞台になるサンクルミエール学園は……」

あかね 「……ぶっちゃけ、現実ではありえへんような世界やなぁ」

れいか 「日常からして非日常的な空間を作り出すことで、実際に女児人気は獲得しましたが、」

れいか 「大人はやや食傷気味のひとが多かったようです」

なお 「私は少女漫画な世界、いいと思うけど……」

みゆき 「わたしもわたしもー! 絵本の中みたいで素敵!」

やよい 「それから、5ってプリキュアの数が多いから、どうしても仲間内の関係性が強いんだよね」

みゆき 「五人の信頼関係が段々深まっていくのがすごくいいよね!」

れいか 「ただし反面、周囲の人間がほとんど出てこないことによって、また日常の非日常化が強くなります」

れいか 「ぶっちゃけ、学校いらないよねこれ、というくらい学校生活が出てきません」

あかね 「せやなぁ。五人とココナッツミルクがいるだけなら、ナッツハウスで十分やしな」

れいか 「ナッツハウスというのは、いわば五人のプリキュアの秘密基地のような場所ですが、」

れいか 「そこでの場面が非常に多く、五人以外の学校関係者は一部を除いてほとんど出てきません」

みゆき 「そうそう! なんだっけ……あ、そうだ! 上から読んでも下から読んでもマスコミカ! の人!」

あかね 「みゆき、それだいぶちゃう」

なお 「周囲の大人や友達がほとんど出てこないことで、この五人はプリキュアのために集まっているって感じがしたな」

れいか 「そうですね。その点が、「ふたりは」の三部作とはおおきな違いです」

みゆき 「そういえば、家族もほとんど出てこないしね」

やよい 「あ、そういえば……」

れいか 「つまり、この5という作品は、5人の少女+αがいかにして問題を解決していくか、」

れいか 「ということに重きを置いた、かなり攻めの強い作品だったと言えるかもしれません」

なお 「あ、あと……さっきも少し触れたけど、すっごい少女漫画だよね」

なお 「のぞみさんとココの恋愛とか……こまちさんとナッツさんの淡い関係とか……」

なお 「……あと、ミルクを守るかれんさんも、騎士みたいでカッコ良かったし」

やよい 「あと、ココナッツもね!!」 フンスフンス!!

やよい 「それから、かれミルに萌えるって、きっと素養あるよなおちゃん!」

なお (時々この子が分からない……)

あかね 「……せやけど、娘と一緒に見とったお父さんは複雑やったやろうなぁ」

あかね 「年上のイケメンとの恋愛推奨アニメて……」

れいか 「それを言ったら5gogoのアニメはもっと……いえ、これは後ほどにしましょう」

れいか 「5は、恋愛要素も前三作よりかなり強くなった作品と言えるでしょう」

………………Yes!! プリキュア5 GoGo!!

あかね 「さて、次に移ろうかー。これはマックスハート以来ふたつめの、いわゆる “続きもん” や」

やよい 「前作に続いてココナッツはホモホモしいです!!」

なお 「前作に続いて恋愛要素強いよ! 映画ではチューもしちゃうよ!」

あかね 「あんたら相互に突っ込みあえよめんどくさい……」

みゆき 「5でもそうだけど、のぞみさん、かっこいいよね……憧れちゃうよ」

れいか 「それが、のぞみさんが“教主様”なんて呼ばれて尊敬されているが所以ですね」

れいか 「鋼のメンタルの持ち主、それがのぞみさんなのです」

れいか (果たして、この子にその素養を継ぐことができるのでしょうか……)

みゆき 「?」

れいか 「えー、今作は、前作でナイトメアとは和解のような形で決着がついたあとの話です」

れいか 「留年でもしたのか、また春から物語がスタートします」

あかね 「……また新しいイケメンでおったで」

やよい 「シロップ! シロップ総受け本は正直たまらなかった!」

なお 「シロップは憎い奴だよなぁ。うららさんとラブラブしてるかと思えば、」

なお 「やっぱりのぞみさんとも絆を深めているし、」

なお 「なんだかんだで一番理解し合えたのはくるみだろうし!」

なお 「シロップが物語の後、誰にモーションかけるのかが楽しみでしかたない!」

れいか 「えーっと、ちょっとふたり、説明させてもらっていいですか?」

やよい 「ホモホモホモーーーー!! のぞくる!! のぞくる!! 百合百合ーーーー!!」

なお 「ああ……でも、くるみはココ様のことが……でも、のぞみが……////」

れいか 「……捨て置きましょう」

あかね 「せ、せやな……」

みゆき 「わたし、ブンビーさんの話していい!?」

れいか 「……作品について、説明させてもらっていいかしら?」 ギリリッ

みゆき 「ヒッ……」

みゆき 「こ、怖かったよぉあかねちゃぁん……」

あかね 「おー、よしよし……」

あかね (れいか……説明したかったんやな……)

れいか 「……」 オホン 「……今作は、新たな敵、エターナルとの戦いが描かれます」

れいか 「ローズパクトというアイテムを手に入れた主人公ののぞみさんが、」

れいか 「フローラという女性に会いに行くために、キュアローズガーデンという場所を目指します」

れいか 「ちなみに、今作でもマックスハートと同じく、プリキュアならぬ戦士が追加されます」

れいか 「その名もミルキィローズ。謎の戦士という設定ですが、中盤あたりで正体が明かされます」

れいか 「六人で、ローズパクトとキュアローズガーデン没収をもくろむエターナルと戦います」

あかね 「物語のキーになるのが、そのローズパクトと、さっきちょっとだけ出たシロップやな」

れいか 「ええ。シロップはかつての記憶をなくしていて、その記憶を取り戻すためにプリキュアと同行します」

あかね 「……せやけどぶっちゃけ、結局シロップの正体って分からないまま――」

れいか 「――それ以上言ってはだめです、あかね」

あかね 「ああー……やっぱそうなんか」

みゆき 「ねえねえねえ!! ブンビーさんとスコルプさんの話していい!?」

れいか 「……まぁ、いいでしょう」

みゆき 「あのね、ブンビーさんは前作でナイトメアだったんだけど、今度はエターナルに入社(?)してるの!」

みゆき 「で、スコルプさんっていう人と同僚になるんだけど、段々仲良くなっていくの!!」

みゆき 「それでね、それでね……」

みゆき 「…………」

あかね 「? みゆきー? どないしたんやー?」

みゆき 「うっ……うわああああああああああん!! スコルプさーーーん!!」

あかね 「なっ、なんやぁ……?」

れいか 「まぁ、不憫ではありましたね……」

れいか 「話の展開としては前作とほとんど同じです。悪い奴らからアイテムを守るというだけの話ですから」

れいか 「ただ、今作がすごいのが、ただそれだけだということです」

れいか 「前作のように、滅んでしまったココの王国など、そういう背景はほぼ0です」

れいか 「なので、大人の視聴者はこう思った人も多いでしょう」

れいか 「“いや、もうちょっとエターナルと話し合えよ” と……」

れいか 「ただ、最終局面ではやはり世界の危機が描かれます」

あかね 「たしか……キュアローズガーデンの薔薇は世界の可能性とかだったかぁ?」

みゆき 「枯れちゃうと世界が滅んじゃうんだよね!」

れいか 「いきなりでびっくりした人も多いでしょう。>>1もびっくりしました」

あかね 「それで最終的に、敵の目的が……単純な恋愛感情っぽいものっていう……」

あかね 「しかも敵の幹部のアナコンディっちゅう女の人も救われんし……」

れいか 「5gogoは、恋愛に終始していたと言えるかもしれません」

れいか 「先ほども少しふれた、5gogoの映画でのキスシーンは、多くのお父様に気まずさを与えたことでしょう」

れいか 「後々に重なってくるので、少しだけ補足をしておきます」

あかね 「今さらやけど、主観が多分に含まれるから注意やでー」

れいか 「この作品では、五人と一人の戦士にとって、帰る場所というのは「仲間の元」なんですね」

れいか 「そこもまた、日常が非日常化している一因です」

れいか 「普通に考えて、女子中学生というのは友達より家族に重きを置くものでしょう」

れいか 「それが、彼女たちの帰る場所はそれぞれの家庭ではなく、ナッツハウスなのです」

れいか 「それは冒険活劇のようなワクワク感をもたらしてくれますが、」

れいか 「反面、不安が駆り立てられます」

れいか 「特に、前作中盤で五人が捕らわれたときだったり、」

れいか 「今作終盤で五人が石にされてしまったり、」

れいか 「日常からして非日常の延長線上なので、不安感が半端ではありません」

れいか 「子どもも若干怖かったんじゃないかな-、とは>>1の勝手な想像です」

れいか 「そこら辺も、やはり前三部作と今二部作との大きな違いでしょう」

あかね 「はい、長々代弁ご苦労さん」

………………フレッシュプリキュア

なお 「ふぅ……」

やよい 「ふふ……」

あかね 「あ、戻ってきたで」

れいか (邪魔にならないといいですけど……)

みゆき 「次は、フレッシュプリキュアだね!」

れいか 「これは、かなり異色な作品です」

なお 「まず、敵の服装からしてすごいよね。イースさんとか……」

やよい 「ひゃっ、少し……露出度高すぎじゃないですか?」

れいか 「そこら辺も含めて、限界に挑戦した作品なのかもしれないですね」

れいか 「今作はまた世界観がガラッと変わり、四つ葉町という街が舞台となります」

みゆき 「桃園ラブちゃんがキュアピーチ。蒼乃美希さんがキュアベリー」

みゆき 「それから、山吹祈里ちゃんがキュアパイン!」

れいか (何でベリーだけさん付けなのですか……)

あかね 「まぁ、色々とネタに事欠かない作品やな」

なお 「そうだね。けど、そのネタにばかりとらわれて、この作品の良さを無視する輩が多いのはいただけない」

やよい 「そうですね……」

やよい 「やれプリキュアがえろいだの、やれ敵がえろいだの、やれミユキさんだの……」

みゆき 「えっ? わたし!?」

れいか 「それでは、そこら辺も含めて説明を始めますね」

れいか 「四つ葉町に暮らすラブさん、美希さん、祈里さん」

れいか 「この三人が、妖精のタルト・シフォンと一緒に管理国家ラビリンスと戦う物語です」

れいか 「ラビリンスが繰り出すナケワメーケという怪物が人々を不幸にし、」

れいか 「ラビリンスはその不幸をとある目的のために貯めています」

れいか 「三人は、その目的を阻止するために、プリキュア・レジェンドとして戦います」

みゆき 「ちょっとかっこいいよね、プリキュア・レジェンドって」

あかね 「たしかに……横文字にしただけだけど、せやな」

なお 「それで、ミユキさんというのは……」

やよい 「……四人目のプリキュア……の、ブラフ要員ですね」

みゆき 「えっ? ブラフ?」

れいか 「要は、プリキュアに選ばれたはずなのに、気づかれたら他の子がプリキュアになっていたという不憫な方です」

みゆき 「……か、かわいそう」

れいか 「ただ、そのネタだけでミユキさんを見るのは大きな間違いです!!!!!」

みゆき 「うぉ! びっくりしたぁ! なんやいきなり!?」

れいか 「……すみません。つい、感情的になってしまいました」

れいか 「世では、ミユキさんはネタ要員として不憫不憫と言われていますが、そんなことはないのです」

れいか 「彼女はプリキュアを一番近くから見守る大人なんです」

れいか 「三人の両親より、後ほど説明するカオルちゃんより、商店街のおとなたちより」

れいか 「そんな温かいおとなたちの誰より近くで、プリキュアを支え続けたのがミユキさんなのです」

れいか 「安易にネタにするひとはまずミユキさんを正しく見て欲しいというのが、私の願いです」

みゆき 「そんなひとと同じ名前なんて、なんか照れちゃうな……」

れいか 「ええ。だから、みゆきはしっかりプリキュアをしてもらわなければなりません」

みゆき 「うん! みゆき、ミユキさんの分もがんばるよ!!」

あかね (まぁ、基本はネタキャラやけどな……)

あかね 「あと、ネタ色が強いといえば、やっぱりカオルちゃんやな」

なお 「フレッシュ界最強という呼び声も高いしなぁ」

やよい 「かっこいいですよね。普段がおちゃらけてて、いざというときしっかり支えてくれる近所のおじさんって感じで」

れいか 「そうですね。まさしく、そんなキャラでしょう」

れいか 「……ちなみにカオルちゃんというのは、ラブさんたちがよく行く公園のドーナツ屋の主人です」

れいか 「謎多きひとですが、彼もまたフレッシュ全体に温かみを与えるおとなの一人です」

れいか 「それから!! 美希さんことを気軽にネタにするな!!!」

れいか 「彼女の心の中にある、常に完璧でありたいという意志!!」

れいか 「けど自分が完璧じゃないことを知っている悲しさ!」

れいか 「だからこそ完璧を目指し、言い訳せぬよう常に「完ぺき」と言い続ける胆力!!」

れいか 「……美希ちゃんは多分、全プリキュア通して、一番等身大の子どもなんじゃないかなって、」

れいか 「私はそう思います」

やよい「あかねちゃんはなんJで大人気のプリキュアですよね。」
あかね「せやな。熱血キュアサニーやで!」
れいか「(なんJで公認されているのを嬉しそうに語るのは)いかんでしょ。」
あかね「いずれワイの猛虎魂見せたるで!ぐうかわキュアサニーよろしくやで!」

あかね 「あー……大丈夫か、れいか?」

れいか 「…………」

れいか 「……すみません、少し休みます」

あかね 「せ、せやな。それがいいそれがいい」

あかね 「……っちゅーわけで、話を本筋に戻そうか」

あかね 「フレッシュは、ネタにされることも多いけど、ほんまあったかいお話なんや」

あかね 「もちろん、ネタにされて愛されてることもわかっとるけど、そこら辺もしっかり、」

あかね 「知っておいてもらったら嬉しいなー、と、うちもそう思うでー」

あかね 「フレッシュは何度も言ってるとおり、回りの大人がほんまにあったかいんや」

やよい 「そういえば、家族が出てくる描写がとても多いよね」

あかね 「せやな。無印とマックスハート、SSに少し近いもんがあるかもな」

あかね 「せやけど、反面学校の描写はほとんどない。5とどっこいどっこいかもしれん」

なお 「なんてったって、三人の通う学校が違うからね……」

みゆき 「ラブさんはまだいいけど、美希さんと祈里さんはほとんど学校風景が出てこないよね」

あかね 「せやなー」

なお 「フレッシュは、プリキュアが増える初めてのシリーズなんだよね」

なお 「敵だったイースさんが、紆余曲折の後に味方になる……」

なお 「燃えるな。熱いな……」

やよい 「そして味方になったのが、キュアパッションこと、東せつなさんだね」

やよい 「変身シーンがカッコ良くて、色々と象徴してそうで、初めて見たときは泣きそうだったよぅ」 グスグス

あかね (泣いとるやん……あざといなぁほんま)

みゆき 「ピーチもすごいよね! これぞプリキュアって感じの大立ち回りで……」

みゆき 「敵であるせつなさんを救いたいんだな-、ってすごい気持ちが伝わってきて……」

あかね 「かっこいいひとやな、ほんま。せやから、ピーチさんは「兄貴」とか、敬意を込めて呼ばれたりするんやな」

あかね 「SSとフレッシュびいきの>>1がこれ以上荒ぶるといけないので、フレッシュはこれで終わりにしよか」

あかね 「フレッシュはほんまおとながあったかい。商店街のみんなや、家族や、色々な大人や」

あかね 「たとえば、路頭に迷っていた元敵のせつなさんを気軽に自分の家に泊めるあゆみさん」

あかね 「たとえば、しっかり者の娘をやや過保護なまでに心配するレミさん」

あかね 「たとえば、娘の守りたいもの(タルト)のために身体を張る正さん」

あかね 「そういった親がおるから、この子たちがおるんやなぁって思ったら……もう涙とまらへん」

あかね 「せつなさんがあゆみさんのことを「お母さん」と呼ぶシーンなんかほんま死にそうなくらい泣いたわ」

あかね 「……それから、個人的には、フレッシュを象徴しているのが、45話やと思ってるねん」

あかね 「シフォンが敵にさらわれて、助けに行きたい。せやけど、親は当然そんな危険なことはさせたくない」

あかね 「ここが「ふたりは」と似てるようで違うとこやな。「親に言ってから行く」っていう意志を持つプリキュアってすごないか?」

あかね 「子どもにとって大人の存在感って、当たり前に大きい。それをしっかり表しとって、たまらんかったわ……」

みゆき (め、めちゃくちゃ語ってて割り込めないよぅ……)

………………ハートキャッチプリキュア

れいか 「……すみません。落ち着きました」

あかね 「お、そうか。そら良かったわ」

みゆき 「今度はハートキャッチ! これも結構異色だよね」

なお 「作画とかは詳しく知らんけど、おジャ魔女のひとらしいからね」

やよい 「えりつぼが熱いです!」 (本当はラブ美希についても語りたかったけど……)

れいか 「物語の舞台は希望ヶ花市。そこに転校してきた花咲つぼみさんが、プリキュアの夢を見ることから物語が始まります」

みゆき 「転校って、みゆきと一緒だよね!」

れいか (そう……あなたは、色々な桃キュアの素養を詰め込んだ逸材なのです)

みゆき 「?」

れいか 「続けましょう。全世界の砂漠化と人々のこころの花を枯らすことを目的とする砂漠の使途」

れいか 「転校した先のキュアマリンこと来海えりかさんとともに、つぼみさんが戦っていきます」

なお 「ハートキャッチは、基本的に一話完結色がすごく強いんだよね」

なお 「毎話ゲストキャラが出て、そのゲストの悩みを解決しながら敵を倒す」

やよい 「だから、1話1話の完成度が高いとか言われたりしますね」

やよい 「おおきなお友達向けとか言われたりもしますけど……そんなことはないと思いますけどね」

やよい 「子どもも楽しめる作品になっていると思います!」

あかね 「それにしても……キュアマリンはすごい人気やで」

なお 「それに、追加戦士であるキュアサンシャインも」

やよい 「ちなみにキュアサンシャインこと明堂院いつきさんは、僕っ娘です。きゃー!!」

あかね 「……あざといでぇ、ほんま」

れいか 「そして、今作で初登場、高校生プリキュア、キュアムーンライトこと月影ゆりさん」

れいか 「……色々と不遇な方で、最後救われるかなー、なんて期待したら、見事に裏切られましたが」

れいか 「それでも最終場面で仲間と共に笑っていられたゆりさんは、本当に強いひとだと思います」

みゆき 「……妹さんみたいなひと亡くして、お父さんまで亡くしたんだもんね……かわいそう」

れいか 「そうですね……」

れいか 「ハートキャッチは、良くも悪くも他のプリキュアと比べづらい作品です!」

れいか 「相対的に比べるのはちょっと難しいので、おのおので絶対的な判断をしてください」

れいか 「ただ少なくとも、観て後悔するような作品ではないので、ぜひ」

あかね 「せやな……追加戦士に関しては、多分シリーズ中一番かっこいいと思うわ」

やよい 「パッションの初登場も感動的だったけど、かっこよさに関してはサンシャインとムーンライトがずば抜けてるね」

なお 「熱さではトップクラス! 拳の力もトップクラス! おしりパンチもあるよ!」

なお 「ぜひ!」

………………スイートプリキュア

あかね 「や、やっと最後やな……」

れいか 「スレ立てしたことをだいぶ後悔し始めているので、早く終わらせましょう」

れいか 「これは、我々の前作にあたります。賛否両論が凄まじい作品……のような気がします」

なお 「たしか、アンチスレが一番多いんだったっけ?」

やよい 「わたし、正直、アンチスレってよく分かりません」

やよい 「もちろん否定はしないけど……なんか……」

みゆき 「人が好きな作品をけなされるって、悲しいよね……見なければいいっていわれれば、それまでだけど」

れいか 「……そこら辺は荒れる話題だしプリキュアとは関係ないから、やめましょう」

れいか 「ハートキャッチはもしかしたら二期あるかも、なんて言われていましたが、なんてことはありません」

れいか 「スイートプリキュアのロゴが登録されて、次のプリキュアが決定しました」

れいか 「ちまたでは、ハートキャッチで新規開拓者が増えたために、」

れいか 「スイートの子ども番組っぽさについてこれなかった人が続出! なんて話がありましたが」

れいか 「実際のところどうなんだかは知りません」

あかね 「うちが説明するでー?」

あかね 「スイートは、異世界がメインのめずらしいプリキュアなんや」

あかね 「物語の開始は、異世界のメイジャーランド」

あかね 「そこにある幸福(しあわせ)の楽譜が取られ、楽譜についていた音符が世界にばらまかれてしまうんや」

あかね 「そしてここで登場するのが、人間界(実際にスイートでこう呼ばれる)の加音町に住まうふたりの女の子や」

みゆき 「それが、キュアメロディこと北条響さんとキュアリズムこと南野奏さんだね」

あかね 「せや。ふたりは、音符を追ってやってきた妖精ハミィと一緒に、」

あかね 「世界中を不幸にしようとするマイナーランドの連中と戦うんや」

やよい 「最初はふたり、喧嘩ばかりなんですよね……」

なお 「それで飽きられた……って話もあるな」

やよい 「けど、わたしは個人的にはあんまり序盤は気にならなかったんだ」

やよい 「ふたりが元々の関係性がいかに強固で、お互いをなあなあにしたくないんだって、」

やよい 「喧嘩を通じて伝わってくるような気がしたの」

やよい 「だって毎話毎話、しっかり葛藤が描かれていたでしょ?」

やよい 「本当は仲良くしたいっていうふたりの想いが根底にしっかり描かれていたから、」

やよい 「少しやり過ぎな感はあったけど、あの喧嘩続きは悪くなかったかな、って」

なお 「おお! やよい、よく考えてるんだなぁ!」

やよい 「えへへ……」

やよい (ひびかな! ひびかな!!)

れいか 「スイートと言えば、やっぱり」

みゆき 「一気に魅力を振りまき始めた、中盤以降のギャグ回!!」

あかね 「おお、小学生プリキュアより先にそっちかぁ。ま、ええけど」

やよい 「和音さんというブラフ要員――もとい、魅力的なサブキャラクターがいるんだけど、」

やよい 「その和音さんを、響さんが指笛で呼ぶ回以降のことですね」

あかね 「関西人として言わせてもらうけど、ギャグに関しては、フレッシュとどっこいくらいおもしろかったわ!」

あかね 「アフロとかアフロとかのシュールな笑いのフレッシュに対して、勢いのスイート!」

あかね 「……うん。あの回はほんま、おおきなお友達みんな目を剥いてたさかいになぁ」

れいか 「ここでまた日常と非日常の話になりますが、スイートはどちらかというと5寄りです」

れいか 「加音町という少し現実離れした場所を舞台に、敵との距離が近く物語が進みます」

れいか 「敵と普通に喋ったりと、敵との距離はフレッシュ並みに近いです」

れいか 「そのわりには、フレッシュほどの暖かさはあまり感じられません」

れいか 「フレッシュが周囲のおとなたちからの働きかけを受けている場面が多いのに対して、」

れいか 「スイートは5と同じように大人がほとんど排斥されてしまっているからです」

れいか 「そして唯一たくさん出てくる後述のアコちゃんの両親に関しては、」

れいか 「異世界の住人であり、現実的な日常の安心感を与えてくれるものではありません」

れいか 「スイートとフレッシュは似ているなどとよく言われますが、私はあまりそうは思いません」

れいか 「主観的な語り失礼しました」

あかね 「あと、スイートに関しては、個人的にどうしても納得できないことがあるねん」

なお 「お? 何だよ?」

あかね 「……響さんのおとんおるやろ? 団さん」

やよい 「ええ。あの指揮者で教師の?」

あかね 「ああ、そや。うちは、あのひとだけは許せへん」

みゆき 「えっ? な、何で?」

あかね 「序盤の響さんが音楽嫌いになった理由の話や」

あかね 「……普通に考えてみ? 遊園地を楽しみにしとった幼女がやぞ?」

あかね 「いきなり遊園地は後だ。ピアノを弾けと言われて、素直に音楽を楽しめるか!?」

あかね 「団さんは、音楽家としては一流かもしれんけど、親としては最低や!」

あかね 「……って、ちょっと言い過ぎかもしれんけど、あれだけは納得できへんかった」

なお 「うーん……よく考えてみたら、そうかも……?右

なお 「そして、最後に、スイートといえば、やっぱり初登場、小学生プリキュアの調辺アコちゃんだね!」

あかね 「三人目のキュアビートこと黒川エレンさんことセイレーンのことも忘れんであげてなー?」

やよい 「でも、三人目は黒ミューズの方なんじゃないですか?」

あかね 「えっ……ああー……あかん、頭こんがらがってきた」

やよい 「ま、ともあれ、美味しいですよね、小学生プリキュア」

あかね 「ああ、やよいと同じであざといで……」

やよい 「もうっ、あかねちゃんったらっ! わたしあざとくなんてないよっ、ぷんぷん」

あかね 「うわぁ」

やよい 「ごめん。さすがに冗談」

やよい 「ともあれ、美味しいよね、アコちゃん。というか、奏アコ」

なお 「!? そうだな……小学生のカップルというのは、どうしてこうときめくのか……」

れいか 「まぁ、一部では奏太爆発しろなんて言われてますが……」

なお&やよい 「「言ってる奴が爆発しろ」」

みゆき 「うわぁ……」

れいか 「ともあれ、全員救済という異例の偉業をなしとげたスイートはやっぱりすごい作品です」

れいか 「酷評しているひとがいても、ぜひ食わず嫌いせずに観てみてくださいね」

れいか 「ちなみに映画は1,2を争うくらい好きです、スイート」

れいか 「スイートでほとんど唯一と言っていいくらい、子どもを守ろうとする親が描かれているので、ぜひ」

あかね 「中盤の謎プリキュアとか、本当の敵とか、要素がいっぱいあってワクワクしたんやけどなー」

なお 「だからこそ、少し惜しい気がするんだろうね」

やよい 「(゚∀゚)o彡゚奏アコ(゚∀゚)o彡゚奏アコ」

みゆき 「…………」

みゆき (……メロディさんの服は、ちょっと恥ずかしくて着られないな)

みゆき 「……と、いうわけで、歴代プリキュアおさらい、いかがだったでしょうか!」

あかね 「おさらいっちゅーか、>>1の自分語りだったような……」

やよい 「ごめんなさい」

なお 「まぁ、もしこんなスレでプリキュアに興味を持ってくれた人や、改めて見直したいと思ってくれた人がいたら、」

れいか 「私たちはとても嬉しいです」

みゆき 「願わくは、プリキュアが10年と言わず、「まだ続くのかよ」と笑われるくらい続かんことを」

あかね 「個人的なお願いとしては、スマイルは家族や友達をたくさん出してほしいなー、なんてなー」

やよい 「でも、みゆきちゃん以外のわたしたち四人の関係性は確立されているわけですから、」

なお 「5みたいにお互いの関係性を丁寧に描く必要がないかもしれないから、」

れいか 「……もしそうなら、関係ない友達や、大人を出すことは十分可能ですね」

みゆき 「ともあれ、どんな作品であれ、子どものために一生懸命作られた作品であれば、愛せる自信はあるよ!」

みゆき 「みんなも一緒に、スマイルプリキュアを盛り上げていきましょう!」

「「「「「それじゃあ、今度の日曜日まで!」」」」」

「「「「「ばいばーい!!」」」」」

                      おわり

>>1です。
見てくださった方、ありがとうございました。

語り足りないことは数ありますが、満足です。

普段は書きためしかしないのですが、今回は久々に書きながらの投下でした。
ありがとうございました。

このスレのほとんどは>>1のミーハーな主観なので、そこだけは本当にご注意を。

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