※注意
このSSは以前書いていた
ジャック「…フン。ここが何でも屋と噂の万事屋か!!」
ジャック「…フン。ここが何でも屋と噂の万事屋か!!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1367733609/)
を改めて書き直したものです
あらすじ
5D'sで遊星のライバルであるジャックが、クロウに急かされネオドミノシティを離れ各地で職を求めていく中…色々な人との出会いを通し成長していく物語
※5D’sの時間軸はダークシグナー編終了後
所々決闘を挟みます。その際、各キャラに多数オリカを使わせる事がありますがご了承下さい。 ※オリカは基本説明をいれますが、疑問に思ったりしたら気軽に言って下さい。
それでは、始めたいと思います。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1383438663
ネオドミノシティ(遊星達のガレージ)
遊星「ふぅー…」
クロウ「よっ遊星!D・ホイールのメンテナンスの方は順調か?」
遊星「まぁまぁ…と言いたいところだが、思ったよりダメージがでかい…直るにはまだまだ時間がかかりそうだ……」
クロウ「まぁそりゃそうだわな…」
遊星「配達は終わったのか?」
クロウ「おうよ」
遊星「その仕事…随分様になってきたんじゃないか?」
クロウ「まだ慣れちゃいねーよ…けど、結構、遣り甲斐はあるぜ?」
クロウ「『ブラック・バード・デリバリー』はいつでもどこでもお客にお荷物を最速でお届けがモットーだかんな!これ程、クロウ様に似合った仕事はねぇーよ」
遊星「正式に採用が決まればいいな」フフッ
クロウ「それは、まだ時間がかかんじゃねーか?俺、マーカー付きだしよ…」
遊星「平和になったとは言え…まだ、ネオドミノシティとサテライトの隔たりが完全に無くなったわけではないからな……」
クロウ「ってか、第一!俺、バイトで入ったんだから正式採用なんて無理!無理!!」
遊星「分からないぞ?もしかしたら、近い将来…お前の事を認め、後ろから後押ししてくれる奴がいるかもしれない」
クロウ「いるかねーそんな奴…?」
遊星「あくまで可能性の話だ」
クロウ「ま、これからホイールの修理にも膨大な費用がかかるからな…寝る間を惜しんででも、働いて稼がなきゃなんねーし!」
クロウ「…今、仕事があるだけでも幸せだと思って大切にしなきゃいけねーなっ!」
遊星「その調子だ」
クロウ「所で…ジャックの奴を見かけねーが、アイツどこ行った?」
遊星「何でも、行きつけのカフェを見つけたとか何とか…」
クロウ「昼間っから優雅にカフェでコーヒーってか?働いてないのによく行けるねー」
遊星「ジャックはあれでも、表向きはトップス出身とされ、ゴドウィンの元で数多の相手と戦いキングの座を勝ち取った正真正銘の絶対王者なんだ…貯金位あるだろ」
クロウ「流石、元キング様は庶民と金銭感覚が違うねぇー」
クロウ「ちっとは、こっちの身にもなれってんだ…」
遊星「フフッ」
ジャック「遊星はいるかっ!!」
クロウ「おっ噂をすればってやつか!どうしたよ」
ジャック「どけっ今は、貴様にはようはない!俺が用事があるのは遊星だ!」
クロウ「はぁ!?」
遊星「どうした…そんなに慌てて……?」
ジャック「俺の口座の貯金が…空っぽにー!!!」
遊星「何!!?」
クロウ「おいおい…カフェでの支払いは済んだんだろうな!!?」
ジャック「店員に俺のファンが居たらしく、後払いで…何とか通してもらった……」
クロウ「マジかよ…」
遊星「不味いな…このままだと、ジャックは本当のニートになってしまうな」
クロウ「ってか、なってたからっ!!」
ジャック「このままではあの優雅なコーヒータイムも楽しめぬではないかっ!!」
遊星「落ち着けジャック」
クロウ「いい機会だ…こいつにも、働いてもらおうぜ!」
ジャック「何!?」
遊星「あてはあるのか?」
クロウ「無い…とりあえずは、自分で探してもらう」
ジャック「…ック…『ブルーアイズマウンテン』の為だ!いいだろう。自分で飲むコーヒー代位自分で稼いで来てやる!!」
前置きが長くなった…
前回の最初まで行くのに後もうちょっとかな?
ジャック「ついでだ…。お前たちを養える位の金も稼いで来てやろう。大船に乗ったつもりで待っていろ!」バタン
クロウ「行っちまいやがった…」
クロウ「ってか、俺たちを養える分位稼ぐって…アイツ一度も働いた事ないのにどうやって大金を稼ぐつもりなんだ?」
クロウ「…まさか、盗みに入ったりしないだろうな!!?」
遊星「…アイツもそこまでバカじゃないだろ」
1店舗目 弁当屋
店員「とっとと出ていけー」
ジャック「っく…」スタスタ
ジャック「(なぜ、オレの考えた特性シンクロ弁当が採用されない?」
2店舗目 本屋
店員「クビだー!」
ジャック「うぅ…」スタスタ
ジャック「(分からん。俺の特集雑誌を何故入荷せんのだ…)」
3店舗目 洋服屋
店員「クビだー!」
ジャック「」スタスタ
遊星達のガレージ
クロウ「そういや、遊星。配達してる時によ。風の噂で聞いたんだが…」
遊星「ん…?」
クロウ「何でも相談にのってくれるっていう万事屋が巷で有名になってきたって話だぜ」
遊星「万事屋か…」
橋の上
ジャック「分からん奴らだ。どいつもこいつも頭の固い奴らばかり…」バーン
ジャック「…俺の才能をまるで分かっていない。(凡人には俺の価値が分からんのか?)」
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